はてなキーワード: Evangelionとは
アラン・デケイロス「サルは大西洋を渡った 奇跡的な航海が生んだ進化史」
下村智恵理「AN-BALANCE:日本非科学紀行」第S1話 スメルズ・ライク・イーヴル
下村智恵理「AN-BALANCE:日本非科学紀行」第S2話 ステアウェイ・トゥ・ワンダーランド
ルイジ・ピランデッロ 「ピランデッロ戯曲集I 役割ごっこ/作者を探す六人の登場人物」
アゴタ・クリストフ「第三の嘘」
下村智恵理「AN-BALANCE:日本非科学紀行」第S3話 シー・キャント・エクスプレイン
アゴタ・クリストフ「昨日」
マイケル・カニンガム「めぐりあう時間たち 三人のダロウェイ夫人」
日経アーキテクチュア編「危ないデザイン 建設設計や運用に仕える知見を事故に学ぶ」
池澤夏樹「ワカタケル」
M・R・オコナー「絶滅できない動物たち 自然と科学の間で繰り広げられる大いなるジレンマ」
特別展「毒」
「すずめの戸締り」
ボドゲ(クイックショット、マーダーミステリー・想いは満天の星に、ワードウルフ)
友人のブログで見かけた本や、別の友人から紹介された本や、旅先の十和田市の図書館で見かけた本を読んだ。アゴタ・クリストフは再読。昔は低く評価してしまったが、再読して正解。引越し先にも持っていきたい。
ビー・ウィルソン「キッチンの歴史 料理道具が変えた人類の食文化」
スティーヴン・J・ダブナー 、スティーヴン・D・レヴィット「ヤバい経済学 悪ガキ教授が世の裏側を探検する 増補改訂版」★
山下いくと「EVANGELION ANIMA 1」
山下いくと「EVANGELION ANIMA 2」
山下いくと「EVANGELION ANIMA 3」
山下いくと「EVANGELION ANIMA 4」
山下いくと「EVANGELION ANIMA 5」
繁田信一「平安朝の事件簿 王朝びとの殺人・強盗・汚職」★★★
「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」
「活字 近代日本を支えた小さな巨人たち」於・横浜市歴史博物館
特に平安時代に思い入れがあるわけではないが、何となく読んでいる。
千葉雅也はゲイコミュニティの様子が描写されていて面白い。ただ、作者がどちらかと言えばインテリ寄りなので、わかりやすく書いてくれているだけってのもあるだろう。
「EVANGELION ANIMA」は新劇場版に流れた設定があるだろうかと思って読んだ。とはいえ、シン・エヴァンゲリオンでいろいろな感情が成仏したため、考察を深めるにはいたらず。
ジャスティン・O・シュミット『蜂と蟻に刺されてみた 「痛さ」からわかった毒針昆虫のヒミツ』
尾脇秀和「氏名の誕生 ――江戸時代の名前はなぜ消えたのか」★★
ロブ・ダン「家は生態系 あなたは20万種の生き物と暮らしている」
ジャン=アンリ・ファーブル著、奥本大三郎訳「完訳 ファーブル昆虫記 第1巻 上」
ジャン=アンリ・ファーブル著、奥本大三郎訳「完訳 ファーブル昆虫記 第1巻 下」
「シン・仮面ライダー」
かつて友人に「最近はあまり文学が読めなくて困る」と愚痴ると、「おっさんになると政治経済歴史、生物学の本を読むことが増える」という返答が戻ってきた。
あまり感情を揺さぶられたくないと感じてしまっているのか、歳月がある程度風化させたものに関心が向かうのだろうか。
現に「ファーブル昆虫記」を読み始めた。最近は何が読みたいのかがわからなくなってくると、やたらと巻数のある本を読むことが多い。昨年も「旧約聖書」を通読したし、その前は「聊斎志異」「三国志」「西遊記」、その前は「ラーマーヤナ」や「ガラン版千夜一夜物語」を読んでいる。
下村智恵理「AN-BALANCE:日本非科学紀行」第3話 魔の山を走れ
ジャン=アンリ・ファーブル、奥本大三郎訳「ファーブル昆虫記 第2巻 上」
梅津和夫「DNA鑑定 犯罪捜査から新種発見、日本人の起源まで」★
ジャン=アンリ・ファーブル、奥本大三郎訳「ファーブル昆虫記 第2巻 下」
ジャン=アンリ・ファーブル、奥本大三郎訳「ファーブル昆虫記 第3巻 上」
ジャン=アンリ・ファーブル、奥本大三郎訳「ファーブル昆虫記 第3巻 下」
フレデリック・クレインス「ウィリアム・アダムス 家康に愛された男・三浦按針」
高野秀行、清水克行「世界の辺境とハードボイルド室町時代」★★★
「ルーヴル美術館展 愛を描く」展
高野秀行は定期的に読みたくなる。
ジャン=アンリ・ファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第4巻上」
スージー・ホッグ「5歳の子どもにできそうでできないアート 現代美術(コンテンポラリーアート)100の読み解き」★★
スージー・ホッジ「世界をゆるがしたアート クールベからバンクシーまで、タブーを打ち破った挑戦者たち」★★★
ジャン=アンリ・ファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第4巻 下」
ジャン=アンリ・ファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第5巻 上」
ジャン=アンリ・ファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第5巻 下」
堀越啓『西洋美術は「彫刻」抜きには語れない 教養としての彫刻の見方』
グレイソン・ペリー「みんなの現代アート 大衆に媚を売る方法、あるいはアートがアートであるために」☆
また、先月の鶏に続いて、食肉にまつわる本を読んだ。屠畜の現場についての本も読みたくなったのだが、関心がほかのテーマに移ってしまった。「昆虫記」を読んでいると、当時のヨーロッパの屠畜について書かれているのも興味深い。
ジャン=アンリ・ファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第6巻 上」
ジャン=アンリ・ファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第6巻 下」
渡邊大門「清須会議 秀吉天下取りのスイッチはいつ入ったのか?」
ジャン=アンリ・ファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第7巻 上」
武澤秀一『伊勢神宮の謎を解く アマテラスと天皇の「発明」』★★
ジャン=アンリ・ファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第7巻 下」
「マティス展」
「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ」
読書を休んだ日が多い割にはまあまあのペース。昆虫記は8月の中頃に読み終わるだろうが、旅行にまでに間に合うかはわからない。間に合わなくても構わない。
当時はそう書いていたのだが、なんだかんだで間に合っている。
こうしてみると美術展には毎週行っていることになる。旅行先で絵画ばかり見るのにはもう飽きたと口にしているものの、そうでもないのかもしれない。それとも、歴史や神話の知識で「読解」できてしまう西洋の古典絵画に飽きているのか? だから博物館の歴史的遺物により惹かれるのか。
【続き】
聞いてた評判と全然違うんだが?
宮崎駿の自伝的映画と聞いてつまらなさそうだな見ないでもいいかと思っていたけれど、いや普通に面白いよこれ
話も特段難しいわけでもない。千と千尋よりはわかりやすいエンタメ寄りの映画だと思う
話の展開も早くてアクションシーン多め。話の構成がうまくて序盤から引き込まれる。ポップコーン食べる暇がなかった
感情描写がジブリ映画の中で過去一繊細かもしれない。劇中3回くらい泣いた
セリフではなく表情のみの演技だし、セリフと心情が違う(キャラクターが嘘をついている)ので見誤る人もいるのかもしれないと
他の人の感想を見て思った
はてブでスター集めてた感想、それは読み誤っているだろと思ったものをここに書くよ
違うよ!ほんとうは主人公はお継母さんのことが好きなんだよ!でも言えないんだよ!!!
お継母さんが頬に手を差し伸べた瞬間の主人公の表情を見ろよ!動揺し混乱した表情を。そしてすぐに無表情の仮面を被るさまを。
自分のことを愛してくれるお継母さんが本当は好きなんだ。でも近づけないんだ。あまりにも似すぎていて産みの母と混同しそうになるから。
主人公は賢い子だから自分の態度が継母を傷つけていることはわかっている。継母が自分を愛してくれているのにそれを返せない罪悪感、でも本当は愛したいという気持ちが継母を追う原動力なんです
主人公は産みの母が亡くなったことを理解していると口では言いますが、本当のところは受け入れきれていません。だから何度も火事の夢を見るしアオサギにつけ込まれてしまうわけです。
「その人が好きなのか?」
本当は”好きだ”って答えたい。でも言えないんだよ!
継母がいってたでしょ!あの塔は一族のものを取り込むんですよ!
継母は「嫌いだ」といいながら泣き始めます。つまり嫌いというのは本心ではなく、自分を見捨てて帰って欲しいからそう言っているわけです
主人公はここではじめて「お母さん」って呼ぶんですよ・・・お母さん、お母さんって(号泣)
画面では明確には描かれませんでしたが、継母をだまして塔に連れ込んだのはたぶんアオサギです。
(主人公が「今日はアオサギを見なかった」と言っているので多分そう)
ちがーーーーう!そこのセリフで重要なのは「お前を守っている」だよ!
お前を守っているから壊すな(触るな)
ばあやたちが主人公を守っているという台詞は劇中3回くらいでてきたよ!
大叔父、継母、産みの母、主人公の四人は石との契約により神のような力を持ちます。彼らは外の世界の記憶を失っていません
一方、巻き込まれてしまったばあや(キリコさん)は記憶を失ってしまいます。自分はあの世界で生まれたと認識しているようです
大叔父は戦争に明け暮れる人類に絶望し理想の世界を創ろうとしています。でも創った世界もまた罪に汚れてしまいました。
主人公に続きを託そうとしますが拒絶されます。自分もまた罪に汚れている、そう言って額の傷を指し示します。
いじめっ子を陥れるためにつけた頭の傷。継母に嘘をつき悲しませた原罪。
自分の弱さを受け入れた主人公は現実に戻る選択をします。外の世界に戻り友達を作る努力をすると。
展開的にはEnd of Evangelion ですね。人類補完計画の拒絶。現実に戻ろう。
でも創生神になるのを拒絶する理由が「自分もまた罪に汚れた人間だから」
うおーーすっごいな。庵野監督と宮崎監督の違い!すっごいおもしろい!
あとアオサギよかったよ
じゃあな、友達
エヴァの例の戦闘曲とウィリアム・テル序曲のマッシュアップについて知りたくて
「エヴァ 戦闘曲」で調べてたら「デンデンデンデンドンドンの曲を集めた…」っていうタイトルのネット記事があった
それでわかっちゃうのが凄いなって思った
それほどあの曲が有名で頭にこびりついているってことだ
ちなみに例の曲のタイトルは「EM20」だ
エヴァの劇伴でタイトル覚えてるのが「マグマダイバー」だけだったので、こちらの超有名劇伴のタイトルがこんなんだって知らなかった
(BGM曲集とか聴いてるからタイトルだって見た筈なんだけど)
ほんと、鷺巣詩郎すげえなあ
EVANGELION INFINITY聴いてみよう。ほんで無駄に戦闘態勢になろう
パチンコ:175.9万台
パチスロ:54.4万台
合計:230.3万台
仮に1台1万円だと230億円、5000円だと115億円の収入
新世紀エヴァンゲリオン | 2005年9月 | (2.3万台) |
新世紀エヴァンゲリオン まごころを、君に | 2007年7月 | (9.9万台) |
新世紀エヴァンゲリオン 約束の時 | 2008年9月 | (9.0万台) |
新世紀エヴァンゲリオン 魂の軌跡 | 2010年3月 | (8.4万台) |
ヱヴァンゲリヲン 真実の翼 | 2011年3月 | (7.7万台) |
ヱヴァンゲリヲン 生命の鼓動 | 2012年2月 | (4.6万台) |
EVANGELION | 2013年2月 | (5.7万台) |
ヱヴァンゲリヲン 決意の刻 | 2014年2月 | (1.3万台) |
ヱヴァンゲリヲン 希望の槍 | 2015年6月 | (2.6万台) |
ヱヴァンゲリヲン 魂を繋ぐもの | 2015年12月 | (1.5万台) |
ヱヴァンゲリヲン 勝利への願い | 2017年2月 | - |
新世紀エヴァンゲリオン ~まごころを、君に~2 | 2018年2月 | - |
EVANGELION 30ΦMODEL | 2018年1月 | - |
パチスロ ヱヴァンゲリヲン AT777 | 2019年2月 | (1.4万台) |
新世紀エヴァンゲリオン 暴走400 | 2019年3月 | - |
エヴァンゲリオン フェスティバル | 2020年3月 | - |
※フィールズ株式会社の財務・企業関連データ 2021年3月期 第1四半期
https://www.fields.biz/ir/j/files/press/2020/press_20200806d.pdf
もちろんのようにネタバレを含むので、注意してほしい。
見終わった感想は、「本当に終わった」だった。
すごく丁寧に「伝える」ことに真摯に向き合っていると感じた。
それは描いていることだけではなく、描かれなかったことも含めて。
きちんと振り返り部分がある丁寧さが、この映画を象徴しているといっても良い部分。
復習して来いよ、ではなく、劇場でこれまでを振り返る。その丁寧さが全編にわたってある。
忘れてならないのは、これは劇場4部作ではなくて、エヴァンゲリオンの最終作ということ。
だから、題名からして「シン・エヴァンゲリオン劇場版」であって「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」でないところで主張してる。
そして、「まごころを君に」「世界の中心で愛を叫んだけもの」ときて、「未来からのホットライン」で落としているところに、本当に最後なんだな、という気概を感じる。
NOTでも(NOT)でもなく、今までの否定でも追認でも無い、終わりが来たんだなという予感は正しかった。
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版序破QはTVシリーズみたいなもんで、今回が劇場版」みたいな位置づけっぽくみえる。
冬月副指令側はネルフパリ支部を守る陽電子砲側で、ヴィレは侵略する側。
派手なアクションシーンであるとともに、赤いヤツって戻せるんだアレというのをこれ以上ないほど明確に見せる場面。
直接の描写が牧歌的なだけで、薄氷を踏むような生活というのが描かれずに表現されているように思う。
トウジは「医者の真似事」だし、ケンスケは「なんでも屋だが風車のメンテはできない」。
食事は配給制で、一軒家はトウジの医者という特権性に由来する特別扱いになっている。
綾波型初期ロットはそのトウジの客人ではあるが、農作業にわりとしっかり従事させられている。
そしてそこにいるのは老婆が中心。
若い男女や男性は、綾波型の心の触れ合いのような農作業には出てこない。
銭湯や図書館も牧歌的ではあるが、つまりは個別の風呂や嗜好品が持てない生活を、直接の描写なしに示唆している。
でも、並行複発酵である日本酒を飲める程度には豊かさがある。衣服も残ってる。(心の余裕はまず生活の余裕から)
でも、味噌汁に口をつけないことで激昂する大人がいる程度には食料に余裕がない。
たぶん、ココを受け付けるかどうかはその人のエヴァンゲリオンへの思いによる気がする。
第四話の「雨、逃げ出した後」だよねココ。
ひどい経験をしたシンジが家出をして、ケンスケとキャンプする。
TV版では、その後無理やり連れて帰られるけど、ネルフから出ていこうとして、自分の意志では電車に乗らなかったと言う流れ。
ケンスケの描き方はあの時からある意味で一貫している。自身の興味には忠実だが、相手の心情には過度に踏み込まず、黙って見守る。
「なんでみんな僕にやさしいんだよ」という嗚咽がほぼすべてだけれども、誰にも強制されることなく、しっかりと時間をかけてシンジだけで結論を出すのが良かった。
今までのシンジくんって、口ではみんな色々言うけど、それほぼ強制じゃんってのが多かった。
あなたが決めなさい、とか。それシンジくん考えられる状況か?その環境作るのが大人だろうっていう。
あの農作業をしていたのがシンジで、みんなの優しさに触れてこの村を守るために戦うんだ、だったらたぶん流石についていけなかったと思う。
で、今までのエヴァだったら絶対にあのアスカの「泣くだけ泣いてスッキリしたから家出は終わりか」みたいなセリフ入れなかったと思うんだよね。
その後の、ケンスケとの見回りと治水の管理で「基幹産業たる農作業を免除されてる」とか「池が村の生命線」とか言わなかったような気がする。
村が赤く浸食されてない理由とか、ニアサーも悪いことばかりじゃなかったさみたいなのは、察しろよ、みたいな描写になってたんじゃないかな。
プラグスーツを着ていないと体を保てない綾波型が、その短い生の間に、様々な感情を駆け抜けていったのも象徴的だったように思う。
その一方で、加持さんの子供がしっかりと「世界をもとに戻す」実験に従事しているというのも、良かった。
ミサトさんは、スイカの種を見るだけなんだよね。種をまいて育てるのじゃなくて、種を残す方。
あの村のシーンこそが、シン・エヴァンゲリオン劇場版の急所だと思う。
シンジに好意を持つように設計された綾波型が感情を受け入れるも、なお運命の通りになる。
シンジは誰からも放っておかれる状態で、本当に自分がかけたいだけの時間をかけて、やっと決断する。
最初こそアスカに無理やり食わされるけど、シンジくん自分でレーション食ってんだよね。そして食うことに対して泣く。
自分で食い、自分で泣き、自分で時間をかけて、最後に無垢な問いかけに返す形で結論を出す。本当に良かったと心から思った。
アスカが途中で言ってたけど、そんなシンジくんみるの相当しんどいと思う。
で、そこは委員長の異様なほど優しい言葉や綾波型初期ロットとのやりとりでカバーされてる。
TVシリーズだったら赤木博士に「村での摩擦は死に直結するわ。学習性無力感の一種ね」くらいは言わせたと思うんだよねマジで。
落ち着いた後で、トウジと会話をしてお前は十分やったって言われたり、ケンスケからは親父とは話しとけよって言われたり、加持と出会ったり。
時間計ってないけど、かなり丁寧に時間をかけてあの一連のシーンが描かれてたと思うし、相当な比重じゃなかったのかなアレ。
でもなあ、序破ときて、Qでのカヲルくんとのやりとりって、アレまんま洗脳だろ。そらシンジくんでなくても壊れるよ。
親しい人と引き離して孤独にし、信頼を得てから既存の価値観を壊し、そのショックが大きい間に新しい方向性を示す。
で、洗脳が解ける前に、信奉した教祖たるカヲルくんが自分のせいで目の前で死んだら、そら壊れるよ。
それをきちんと作品内で比重を置いて向き合って時間をおいてくれたの本当に良かった。
アスカのDSSチョーカーみて吐くシーンは象徴的過ぎてインパクト強いけど、マリもアスカも対爆隔離室内に自室があって爆薬増やされてるってことは、シンジくんと同じよね。
シトと一緒だからじゃなくて、エヴァに乗る適性がある人間に対しての強い警戒心。
あと、振り返って考えると「ワンコくんとの進捗どうだった」のあと、「年頃の男には興味ないか」みたいなことマリがアスカに言ってなかった?
そういや、冷酷っぽくふるまってるアスカが、劇中ほぼ唯一恥じらってるのがケンスケにカメラ向けられたときなんだよな。
シンジくんって、ヴィレ判定で精神的に安定してるって言われてるから、綾波型初期ロットとの直接のお別れを経験後なわけで、親父すでに超えてるんだよな。
たしかその前後で、冬月副指令が、「自分と同じ喪失を経験させるのも息子のためか碇」とか言ってなかったかな。
あと、どのシーンでもマリって劇中で誰かと相対するときには、相手のパーソナルスペース内に入ってんだよね。
破で、シンジくんの匂いを嗅ぐ、引きこもってるシェルター内のシンジくんを引きずり出す。
アスカには抱き着く、後ろに回って髪を切ってあげる。シンジくんの後ろから手を回してだ~れだって問いかける。
古今東西の書物を読み漁り、相手の懐に入り、どのタイミングでも余裕たっぷりなのは、イメージとしては「魔女」だよな。
アスカが死に装束でしょと返したスーツを着た後、シンジにわざわざ会いに行ったのはどう考えても最後だと思ったからで、
わざとだよなあの艦隊戦とあの曲。
そういや、エヴァで誰を殺せば世界が平和になるかって言ったら真っ先に冬月副指令だと思うんだよな。
Q以降、ほぼ単独で組織的な攻撃に対応してるのとか、そもそもの研究室の件と言い、このオッサンが元凶だろう。
舞台を整えるの全部やり切ってるしな。
セカンドの海の浄化、サードの大地の浄化だったら、フォースって空の浄化じゃないんかい。
あとゲンドウがきっちり葛城大佐、赤木くんって呼んで反論しててちょっと面白かった。
ミサトさんに息子の話をするシンジくんは、はっきりあいつのこと好きだよって言ってるんだよね。
自分が人を評して、それを他人に伝えることに躊躇しない最初の相手がミサトさんなのは結構グッと来た。
アレなニュアンスの旧劇ではなく明確に母親ポジションとして描かれているので安心した。
ゴルゴダオブジェクトの上で、マイナス宇宙でヒトが認識できる形を記憶からLCLが作ってるんだっけか。
きっちり旧劇っぽく親子喧嘩をメタっぽく描いてるのがエヴァだよねって感じで良かった。
よくよく考えると、わりと新劇場のゲンドウって、最初から甘いんだよな。
息子とは墓参りに行くわ、息子との食事会には行こうとするわ、わざわざ褒めるわ、本部壊すまで駄々こねた息子をギリギリまでやらせるとか。
聞けば答える、本当にコミュニケーションが苦手な親父として描かれている感が最初からあったけど、まあそうなるかなーという。
やるべきことを完全にやり切って、マリの必要なものも全部集めておいて、見届けずにL結解密度が高い中で無茶してLCLになる冬月先生。
やっぱこの人が完全に元凶な感じがしてならない。
ただまあ、ユイさんってこうサークラじゃないけど、なんだろうこのワールドクラッシャーな感じ。
ゲンドウが大人の理解力と表現力で、内面をきっちり吐露していくシーン。
「ユイと出会い、楽しかった、ユイだけが受け入れてくれた」みたいなところで、どの場面でもマリがちょっかいかけてるのに一切触れられてなくて草生える。
あの流れだけ見ると、昔ちょっと好きだったゲンドウくんの息子のシンジくんを迎えに行く女みたいになるんで、それはちょっとという気にもなる。
新しく作られたガイウスの槍のシーン、シュワッキマッセリーって流れてて、聖☆おにいさんを思い出しました。
ただ、ミサトさんの死と思いを受け取れるシンジくんはほんとにゲンドウじゃないけど、大人になったなって感じた。
最後に息子から歩み寄られて謝っておそらくは和解したゲンドウが、息子の中にユイを見出すの、
繰り返しになるけど、死を否定したり無かったことにするのではなくて、受け入れたうえで先に進もうとするメッセージ性を強く感じた。
狂言回し、なんだろうな。ゲンドウが降りたらもう確かに誰もその位置に立てないしな。岸辺露伴ポジション。
旧劇の場所でアスカに思いを伝えるシーン、マリが出てくるのバグってるっぽいなー
カヲルくんと加持さんが出てくるシーン、ゲンドウとシンジとの両方の位置にカヲルくんが居るんだよね。
シンジくんに依存しない世界でのカヲルくんの理想の世界は、加持さんと接してたところになるのかなー
加持さんは、ヒトの存続よりも種の多様性を残そうと尽力したって位置づけなんだろうな。神の使徒に愛される男。
時間も世界も戻さずに、エヴァに乗らなくて良い世界に書き換える。
時間の巻き戻しではなく、違うパラレルワールドでも無くて、継続したまま治そうとする。
たしか、マリさんも迎えに来るからって綾波に伝えて別れを告げる。
てことは、アノ世界はなかったことにはならずに継続したまま、シンジくんにエヴァを消された世界に作り替えられるけれども、シンジくんは戻れないってことだよな、と思った記憶がある。
あれだけゲンドウがユイの胸で泣きたかったって言ってたのに、母さんを送りたかっただけなんだねって納得するのは、シンジくんの理解力が大人で成長したなあと。
それを、アニメーションのセル画っていう低次(二次元)の存在に落としたうえで、マリに迎えに来てもらって元に戻すっていうのは、すごいな。
マリに相変わらずいい匂いって言われたあと、相変わらず可愛いよっていうシンジに対して、
いっぱしの口を利くようになってといって、DSSチョーカーを外すのって、あれシンジの主時間で時間経過してない表現だよな。たぶん。あれが入らないと、何年も経ってるように見えるし。
そのために甲板でDSSチョーカー嵌めたのかなあ、自ら進んで嵌めるって演出にも見えたんだけどヴィレ的には必然性ないよなアレ。
最後、シンジから手を引いて階段を昇っていくのが、ああ、終わったんだなって。
というか、ぶっちゃけると、シンジくんが緒方恵美さんの声から声変わりしていた瞬間の衝撃が強すぎて、あとは流れるように見ていた。
ハッキリと明確に、彼が大人になったと感じた瞬間だった。
ああ、エヴァンゲリオンのアニメーションとしての作品は終わったんだなと思った。
一人一人に引導を渡していって、最後にあまり知らないが好意を持ってくれる女と手を繋いで階段を昇っていく。
この先どうなるかはわからないけれども、しっかりと大人になったシンジを見て、ああ、本当に良かったと思った。
鏡を見ろ現実に帰れみたいな突き放し方じゃない、同じ意味でも伝え方の違うアニメーションの力。
加持さんは裏で我儘を通し切ってた。ミサトさんは意地を押し通した。ペンペンはきっと殖えてる。
S と M では
「僕は乗ります」I am a pilot for other injured soldiers
「僕が乗ります」I am the pilot of instead
the though that
複数のエヴァンゲリオンがあり複数のパイロットがおりそれぞれに状況がある
綾波はその例にあてはまる一人だ
「僕は乗ります」I, not Ayanami, will board.
i will board one of the evangelions
S 複数形のS some slave 副となるS
敵との対決が主目的であるが目的の遂行代行としての理由も加味されていることを含む
自身の行動が綾波を含め代行している対象に対して結果を得られるようにする
結果の還元は自分になされるようにすることで登場できなかったパイロットは
その役割と切断された状況にあっても役割の不達成を思慮しなくても良いように
私が乗る(私こそがパイロットだ:何のための=綾波の代わりの)
i must be pilot of evangelion
敵との対決が主目的であるがそれは彼女の目的遂行を代行することである
ネタバレ有
既に結末は二回描かれている。そして数多の二次創作によって様々なEVAが描かれ、消費されている。
この作品がシンジの成長物語でしかないのであれば、シンジは描かれる度に、「物語」に翻弄され、何度も何度も身を削られ、苦痛に顔を歪まされ、辛い思いをさせられ、凌辱され、蔑まされる。それはあたかも2000年以上も磔にされ続けている「彼」のようである。
「破」はその無限円環に続く原罪からシンジを救う物語であった。
10年前、シンジは全てを失い、その代償として、ここにいても良い理由を見つけた。失ったものは余りに大きく、観る者には不快感と絶望を与えた。庵野は観客からも全てを奪い去っていった。
TV版も劇場版も、共に「大きな物語」に翻弄される「弱い子供のビルドゥングスロマン」だった。
大人になると解る
「この世界には自分の為に用意されたセットなど何も無く、スポットライトすら無く、自らの居場所は自ら創りだし奪い取って行くものだ」
自愛から慈愛への転換。
真希波という新しいキャラクターは「幸せは歩いて来ない、だから歩いて行くんだね」と謡った。彼女は前作へのアンチテーゼとなっている。
その真希波に誘われるように新しい物語は進み、シンジは彼女の信条を転移したかのように、その意志で自らの道を歩み出した。大切な、かけがえのないものを守る為の自己犠牲という愛の形。
綾波の命が失われずに済んだのも、トウジの妹が退院し、トウジの片足が失われずに済んだのも、アスカがメンヘラーにならずに済んだのも、全ては「破」においてシンジが慈愛に目覚めたからである。
アスカは予告において、旧劇場版のラストシーンでTV版第一話の綾波と同じように「包帯」で巻かれた左目を、伊達公宜しく威風堂々たる「漆黒の眼帯」に変えて現れた。アスカは明らかに、前作よりもキュートに、セクシィに、力強く描かれている。
庵野秀明は、「誰も不幸にならない世界」を描こうとしているのかも知れない。稚拙かも知れないが、物語として、純粋に強度のある作品を創ろうとしている。最高のエンターテイメントを。
EVAは、日本製アニメーションには珍しく、海外での評価が低く国内、国外での温度差が激しい。理由としては、特にシンジの評価が低い点が挙げられる。庵野秀明のように才能のある作家の作品としては珍しい。
シンジは、最高のエンターテイメントを指向する際に、庵野自身にとって克服すべきハードルであった。
新劇場版で庵野は「破」において、既に数多描かれている「弱い子供のビルドゥングスロマン」を早々に切り捨て、新たなステージへ観客を誘っている。
乗るか反るか、観客は庵野に試されているとも言える。庵野が今までも、観客の期待を裏切り続けてきた事を鑑みると、私達は新劇場版を、数多のEVAとは全く異なるモノとして観る必要があるだろう。
次世代を担う若者へ、不安が支配するこの世界で希望を与える物語として、新たに書き換えられたエバの全く異なるもう一つの姿に、観客は堪えられるか。
私達の強度が試されている。
合計ランキングTOP200から、日本のアニメ、ゲーム関連のキャラを抜き出してみた(俺の解る範囲で)
N Character Games
22 Son Goku (Dragon Ball) 26274
44 Pikachu 18225
49 Naruto Uzumaki 16761
137 Doraemon 9125
139 Monkey D Luffy 9066
147 Haruhi Suzumiya (The Melancholy of Haruhi Suzumiya) 8762
149 Sonic The Hedgehog 8730
167 Ichigo Kurosaki (Bleach) 8253
168 Solid Snake 8224
171 Link (The Legend of Zelda) 8017
172 Light Yagami (Death Note) 8009
192 L. Lawliet (Death Note) 7447
合計ランク内では13/200と割と少ない。
ここ7日のTOP200からの抽出
N Character Games
6 Haruhi Suzumiya (The Melancholy of Haruhi Suzumiya) 4012
8 Son Goku (Dragon Ball) 3939
14 Yuki Nagato (The Melancholy of Haruhi Suzumiya) 3162
16 Hatsune Miku (Vocaloid) 3130
21 Pikachu 2844
30 Konata Izumi (Lucky Star) 2375
32 Reimu Hakurei (Touhou) 2341
37 Monkey D Luffy 2092
38 Rei Ayanami (Neon Genesis Evangelion) 2086
39 Marisa Kirisame (Touhou) 2076
42 Naruto Uzumaki 2049
43 Kagami Hiiragi (Lucky Star) 2048
44 Lelouch Lamperouge (Code Geass) 2037
49 Shana ( Shakugan no Shana ) 1908
50 Saber (Fate/Stay Night) 1907
54 Suigintou (rozen maiden) 1868
58 Suiseiseki (Rozen Maiden) 1784
61 Sakata Gintoki (Gintama) 1741
62 Sakuya Izayoi (Touhou) 1717
66 Louise Françoise le Blanc de la Vallière 1695
76 Nanoha Takamachi (Mahou Shoujo Lyrical Nanoha) 1543
79 Aisaka Taiga (Toradora!) 1497
80 Light Yagami (Death Note) 1496
83 Cirno (Touhou) 1478
84 Horo (Spice And Wolf) 1461
85 Sakura Kinomoto (Card Captors Sakura) 1459
86 Conan Edogawa (Detective Conan) 1454
87 Asuka Langley Soryu (Neon Genesis Evangelion) 1453
89 Fate Testarossa (Nanoha) 1449
91 Shinnosuke Nohara 1433
93 L. Lawliet (Death Note) 1420
100 Rena Ryuugu (Higurashi no Naku Koro ni) 1351
101 Ranka Lee (Macross Frontier) 1344
102 Edward Elric (Fullmetal Alchemist) 1337
103 Remilia Scarlet (Touhou) 1319
105 Jotaro Kujo (JoJo's Bizarre Adventure) 1315
109 Solid Snake 1289
110 C.C. (Code Geass) 1289
112 Cloud Strife (Final Fantasy VII) 1277
113 Yukari Yakumo (Touhou) 1273
116 Sheryl Nome (Macross Frontier) 1237
117 Flandre Scarlet (Touhou Project) 1230
119 Ichigo Kurosaki (Bleach) 1216
122 Tsukasa Hiiragi (Lucky Star) 1208
123 Nagi (Kannagi) 1203
124 Yuno (Hidamari Sketch) 1201
125 Patchouli Knowledge (Touhou) 1200
131 Mikuru Asahina 1128
133 Aya Shameimaru (Touhou) 1121
137 Youmu Konpaku (Touhou) 1106
139 Shinku (Rozen Maiden) 1090
142 Alice Margatroid (Touhou Project) 1076
144 Motoko Kusanagi (Ghost in the Shell) 1060
146 Yuyuko Saigyouji (Touhou) 1057
150 Furukawa Nagisa (CLANNAD) 1047
151 Abe Takakazu 1046
163 Hibari Kyoya (Reborn!) 980
168 Yotsuba 969
170 Chihaya Kisaragi (THE IDOLM@STER) 961
171 Setsuna F. Seiei (Gundam 00) 961
173 Kenshin Himura (Rurouni Kenshin) 955
174 Hanamichi Sakuragi 954
175 Kirby 953
177 Tomoyo Sakagami (Clannad) 944
178 Tohsaka Rin (Fate / Stay Night) 940
181 Nozomu Itoshiki (Sayonara Zetsubou-sensei) 935
188 Kyon (Haruhi Suzumiya) 904
190 Dio Brando (Jojo's Bizarre Adventure) 904
191 Link (The Legend of Zelda) 895
192 Roronoa Zoro (One Piece) 893
194 Kaiji Itou (Kaiji) 876
196 Sanae Kochiya (Touhou) 869
199 Kyou Fujibayashi (Clannad) 862
76/200にまで増えてました。
まあ、なんとはない。
の本日付朝日新聞の巽孝之による書評を読んだらば、これは久しぶりな「必」読書かと思って、近くのショッピングモール内紀ノ国屋に行ったらば、「カルチュラルスタディー」も「言語学」のコーナーもないので、あるはずもなく、とりあえず出て行ってタワレコ入ってみれば、
を見っけたので、何とはなしに購入。
でうろとろして帰宅せばいと徒歩すれば、突然老人が「○○○○はあとどれ位かかるのかねぇ」と徒歩では数時間かかる場所を尋ねてきて、「実家は誰もいーへん」だとか「100円玉が入っとる思ったら数十円しかなかった」とか言いやがって、どうしたいんだろうともわからず、この場から離れるために300円をこの老人のために渡してしまった。
故に、金銭感覚の非境界性、なのだ。