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はてなキーワード: 職能とは

2021-09-09

anond:20210909190157

弊社は職能制度からスキルよりは能力に支払ってるな

職能給って結局は年功序列なんだけどな

2021-06-20

未成年の性行為禁止するべきじゃないだろうか?

特に女性を守る意味でかなり重要だと思う。

まだ職能を身に付けないうちから妊娠した際のリスクは圧倒的の女性が負うことになる。

自由を重んじるリベラルには言い難い事かもしれんが現実直視しよう。

2021-06-18

労働は贅沢なのでは?

純粋に生きるために金を稼ぐのって、今の時代難易度高くないか

俺は、労働をしたいわけだが、どうも社会的には仕事を求められているようにう感じる。

例えば職を探すにあたって聞かれる質問として

「何をやりたいか?」と聞かれる。

そこは、

「何ができるか?」

ではないのか?

こちとら金が欲しいんだよ。

やりたいことは働いて得たお金で好きにやるよ。

やりたことで働くことが悪いとはもちろん思わんけど、やりたいを前提とするのは違くないか

ハロワ精神障害者向けの就労で感じたことだ。

後出しになるが、俺はIT職を経験しているので「何ができる」でジョブマッチする世界もそれなりには知っている。

それでも、いわゆる職能ベースや職域を広げるとかそんなのよりもっと前段階、なんで働くのといところだ。

2021-06-01

最低時給は撤廃すべき。という経営側の意見を聞いたことがあるか

昨今の流れに逆らって

最低賃金撤廃すべきである

という話。

最低賃金が上がれば自分給与があがる。と勘違いしてるかたがたくさんいるようですから

※あと私、40人くらいの会社経営していますが、ポジショントークをするつもりはありません。

単純に、最低時給上がるとこうなるよ。という話です。

とはいえ実際に雇用者側ですから、そのあたりを考慮して読んでいただくのがよさそうです。

最低賃金が上がった場合経営側の行動変化は以下になるでしょう。

・時給1500円以下の仕事しかできない人は雇わなくなる

最低賃金以下の生産性の人を雇ったら赤字ですから当然ですね

・既に働いている生産性の高い人材給与は下がる

➤既に雇っている1500円以下の人給与上げなきゃいけませんから、当然ですね。

・既に働いている生産性の低い人材給与は上がる

お国がやれっていうのですからしょうがないですね。

※結果として以下のような社会情勢になることが想定されます

・低スキル人材/新卒/未経験者/中卒/高卒 等が失業する

➤これは、想像できますよね

企業の未経験者に対する職業訓練機会の減少

➤低スキル人材を雇わなくなりますから、当然ですね。

失業保険/生活保護等の社会保障費の増加

失業者や生活保護受給者が増えますから、もちろん政府社会保障費は増えるでしょう

あんまり働かなくても、とりあえず収入が増える人が一定数発生する

あくまでも生産性が低い方に限られる。というのがミソですね。。

さて、誰が得して誰が損するのでしょうか。

この提案推し進めているのは、このルールができたら得する人なのでしょうね。

[補足] 

私は生産性が高くちゃんと働いてるのに収入が最低時給以下なのである

という方もいらっしゃるでしょう。

そういった方は、ご転職なさるとよいと思います。仮に転職しても給与が上がらなかった、あるいは転職活動をしても内定がでない。

という方はつまり生産性が低く自身生産性よりも収入の方が高い」という状態にありますからそのままでいるほうがおトクかと思われます

■一方で最低賃金撤廃された場合経営側の行動変化は以下になるでしょう。

・多少生産性が低くても、採用数を増やす

➤安く雇えますから当然ですね。

・既に働いている生産性の高い人材給与は上がる

生産性の低い(または単価が安い)仕事を他の人に任せられるし、生産性が低い人の給与にも余剰ができますからね。

・既に働いている生産性の低い人材給与は下がる

➤働いた分だけ給与がもらえる状態ですが、生産性が低いのでまぁ減りますよね。

※結果として以下のような社会情勢になることが想定されます

就業機会の増加

特に最低賃金に満たない生産性しか持たない人にとって就業機会が間違いなく増えるでしょう。

高齢者学歴のない方、障碍者等の社会弱者といわれる方々にも直接的な就業機会がやってくるでしょう。

収入は少ないでしょうが、まったくないよりいくらかマシそうですね。

・同一企業内における収入格差の増大

生産性の低い人の収入が減少すると同時に、生産性の高いひとの収入は増えるでしょう

GDPおよび税収の増加

➤働くひとが増えて、安い労働力も増えて、出来る人の収入があがりますから、当然ですね

生産性が低い人の生活困窮

仕事生産性収入に直結するルールなので、これも当然ですね。

■不足時給に社会保障を。

さて、改めて見直してみると。最低賃金が上がった場合デメリットだらけで得する人は一握りである一方で、

最低賃金撤廃した場合メリット沢山でデメリットは少な目に見えますね。

もし、最も重大なデメリットである”低パフォーマー生活困窮”に対して社会保障でお手当できれば、最低賃金撤廃したほうが社会全体にとっておトクに見えそうですね。

例えば、

実際の時給と基準時給1500円の差分社会保障として給付する。というのはどうでしょうか。

結構お金がかかりそうなものですが、時給1500円以下の人たちが全額生活保護雇用保険よりも、いくらかは足しになりそうですし、さら企業内で就業機会や教育機会を得られて一石四鳥くらいじゃあないでしょうか。

また、GDPや税収に対しても好影響があるでしょうから、減税とセットでできれば完璧ですね。

ということで、「最低賃金を上げよ」という議論は、大企業労働者が加入する労働組合推し進めることになったわけですね。

だって生産性低いままで給与増えるし、労働組合が強いから最低時給以下の働きだったとしても辞めさせられることはない、そんな安全圏にいるんだもん。そりゃ最低賃金あげろー!ってやりますよ。

ただ問題は、この報道に対してなぜだか「自分給与が上がる」勘違いしている方々、あるいは社会全体の富が増えると勘違いしている方々など、最低時給が上がったら損してしまう側の立場の人たちが最低時給アップに賛成してしまっているってことなんですよね。

■[追記]いくつかのご意見に応えておこうと思います

誹謗中傷個人攻撃も含めて、みんな見てくれてありがとう

賛否あれど、はてな民にも同様の問題意識があってすごくうれしいです。

ざっと見て、だいたいのご意見とその回答をまとめました。

・時給1500円も払えない生産性の低い企業は潰れればよい

社会に富を還元できない企業は滅びるべきであるという意見でしたら心の底から同意します。

しか問題は、潰れたことで失業者が発生し、そのうちのほんの一部に時給1500円以上の生産性を持たない方がいることなのです。

最低時給を設けることで、残念ながらその方々の転職は叶わないでしょう。

最低時給さえなければ低い賃金からかもしれませんが職にありつき自身労働資本を増やしていくことができたはずなのに。

最低時給は企業ターゲットにしているように見えて、実は弱者ターゲットになってますよ。ということです。

・時給1500円ってド底辺じゃないか、こんなんじゃ生活できない!

➤正直私もそう思うのですが、悲しいことに時給1500円以下の仕事もつけない方々が日本にはたくさんいるのです。

そういった方々も、しっかり働けて自身スキルアップに取組めるような社会になったらいいよねと思います

そのためには、時給1500円以下の労働力しか持たない人もちゃん就職できるようなルールにしたらよいのでないでしょうか。

そう、最低時給を撤廃するのです!

給料下げたら転職する人でるよね。優秀な人とか。

➤その通りだと思いますし、そうあるべきだとも思います

同時に雇用がより流動的であれば、企業間での競争によって生産性が高い方の収入は増えるでしょうから賃金雇用はより流動的である方が望ましいと思います

最低賃金があると、賃金格差を付けにくくなるわけですから賃金自由度が下がり生産性が高い方の給与をあげにくくなるでしょう。

・それは労働集約型(もしくは収益性が低い)ビジネスをやっているかダメなのだ

資本集約型であっても、収益性が高くても、賃金以下の働きしかできない方が雇用されることはないでしょう。

営利企業が、資本集約型ビジネスであることを理由にあえて収益マイナス人材採用することは考えられません。

一方で、最低時給がなければ、すくなくともそれらの方々を雇用教育するインセンティブははたらくのではないでしょうか。

※今回の投稿は私の会社について語っているのではなく、一般的な話をしているのです。ということだけお断りをしておきますね。

企業生産性経営者がなんとかすべきである

➤これはその通りですね。企業収益性を高め、働く人の生活/収入、あるいは能力を上げていくことは経営者の一番重要仕事だと思います

ところで、今回の投稿ですが「会社生産性の良しあし」ではなく「最低賃金アップによる経営判断の変化およびその影響」

といったところなのです。

さて、一般労働市場において、最低時給以下の労働力しか持たない方々はどのように自身労働力を売ったらよいとおもいますか?

時給1500円以上の価格で売らなくてはいけないという価格制限が付いてしまますから弱者に対して極めて非道ルールだと思いませんか?

賃金アップでマイルドインフレを起こし消費を増やすためにやるのだ

上記議論には全面的に賛成です!一方それを最低賃金で実現しようとするのは乱暴すぎやしませんか?

という問題提起なのです。最低賃金アップで割りを食うのは

1:最低賃金以下の生産性しか持たない方々

2:生産性の高いプレーヤー

3:最低賃金で雇うと収支が合わず潰れてしま企業

でしょう。3点目の社会に対して貢献できていない企業が潰れる分には問題なさそうですし、生産性の高いプレーヤー転職してくれ。という話になりますね。

一方で1番の「時給分の働きができない人は失業してくれ」というのはあまりにもヒドイ話です。

賃金アップによる消費の増加と"最低"賃金アップによる消費増加は分けて議論する必要がありそうです。

失業者をへらさずに労働者全体の賃金があがる政策には賛成です。

ところで、最低時給を撤廃したら今まで働けなかった人たちが職にありつけまから失業率が低下し賃金の総額は増えそうですね。

・頭数合わせの仕事は最低時給が上がればその分価格転嫁されみんなハッピーになれるのでは

➤他の方が指摘するように企業は高額な人件費を削ろうとして自動/IT/効率化を進めるでしょう。

それ自体はよいことなのでどんどん推進したら良さそうです。

一方、IT化によって職を追われた方々は、最低時給があるばっかりに新しい仕事に就けなくなってしまますね。

最低時給がなければ企業就職職能開発の機会を得ることができたはずなのに。

・そんなもの奴隷制度のようなものけしからん

➤以下のどちらの社会ディストピアでしょうか。

1:時給1500円分の働きができない底辺就職するべから

2:時給1000円(+給付金500円)で企業内で職業訓練が受けられる

ほんとうに1番の方が良いとお考えなのですね。悲しいなぁ。

企業個人生産性をそこまで測れるとは思えない

➤これはその通りですね。なので雇用もっと流動化し、簡単転職されてしまうようなルールと一緒に進めたい所ですね。

求職者自身を適正に評価してもらえる企業入社するインセンティブが働けば、企業もまた適正な評価をせざるを得ないでしょう。

なので雇用の流動化をセットで進めたい所です。

➤以下、追記記事です。

https://anond.hatelabo.jp/20210603190030

2021-05-31

拝金主義起源

いま住んでいる部屋は、トイレが極端に狭い。便器と壁の間が30cmしか離れておらず、座っただけで頭が壁につく。普通に立ち上がろうとすると顔をこすりつけてしまうので、体をひねりながら立たねばならない。こんな環境で落ち着いて用を足せるはずもなく、おかげで毎日便秘気味である

私は無職なので、不動産屋がまともな物件を紹介してくれない。ままよと契約を申し込んでも、保証会社審査で落とされる。諸事情のため引っ越さざるをえなくなったとき、かろうじて見つけたのがこの物件だった。ワンルームにしては居室が広く、10畳もあったが、6畳間の物件と同程度の家賃だった。暮らし始めてからその理由が分かった。

職がないことがそんなに悪いのか。金がないことがそんなに悪いのか。金がないだけで、なぜこんな思いをしなければならないのか。

そもそも人間が生きるのに金は必要ない。衣食住があれば十分で、金はそれを得るための手段にすぎない。それなのに、誰もが金を有難がる。金なしでは生きて行けないと思い込んでいる。なぜそんな思い込みが生まれるのか。

私は理由を知っている。それは、政府税金を取るからである。金を持っている人は政府に税を納めることができる。ゆえに、金は正義である

たとえば、江戸時代農民貨幣にとらわれない生活をしていたように見えるのは、政府が米を税として徴収していたかである。この場合、金を持っていなくても税を治めることができる。ゆえに、金は正義ではない。

では米が正義かというと、政府は他の形でも税を徴収していた。むかし王朝時代には租庸調という三種の税があった。租は穀物、庸は労役、調は特産品である百姓は米を納め、漁師海老アワビを納め、武芸に秀でた者はその技を納める。それぞれの職能に応じて、その生産物を納めさせた。このような制度によって、仕事多様性尊重されていたと言える。すべての労働の成果を貨幣という単一基準で量るのではなく、それぞれの仕事に応じて、その成果物評価した。これによって、仕事多様性のみならず、人間の生の多様性肯定されていたのである

貨幣は、あらゆる人間生活を塗りつぶして単一の色に染め上げてしまう。どんな仕事の成果も貨幣によって量られ、その固有の意味は失われる。

その弊害はすでに社会の至る所に現れている。貨幣に基づく税制は、古今未曽有の悪政である。我々は税制根本的な転換を求めねばならない。

2021-05-17

男女平等なわけない

女性営業の人から言われた話

重い荷物運ぶのは男性にやってもらわないと出来ない

遅くまで残業になって辛い

納品の日程とか色々調整しないといけなくて、男性みたいに思うように仕事ができないから大変

男性よりもハンディキャップあるから仕事で結果出すの大変

から営業から事務職職能変更したいとの訴え

事務職だったら楽だと思ってるのかな

やだな一緒に働きたくない

あなた営業職で採用されたんだから営業出来ないなら会社辞めればいいのに

営業成績も大したことないけど、女性から特に厳しく言われてないんじゃん

保険会社とか、納品で大きな荷物持たなくて済む業界転職すればいいのに

2021-05-15

文化少子化貧困

今の日本10代で妊娠すると貧困へかなり近づかね?

学歴的にも職能的にもキャリアを積む時期に子育て時間を使わけだからね。

まり文化的に早婚な地域地域全体が貧困に近づかね?

貧困を避けたかったら若い時期は子育てよりも学歴なり、職能なり身に付ける必要が出てくる。

そうした結果、貧困から脱出できるが子供の数は減るよね?

だって子供を産み育てる時間がぐっと減るわけだからね。

10から子供産む時代と比べたら10年くらいは減るんじゃないかな?

我々は貧困少子化の二択からいつになったら脱出できるのかね。

2021-04-24

anond:20210424062142

職能が劣るなんて言うがではお前はどれだけできるんだ?

少なくとも労働者として使役される側がそんな寝言いっちゃいかんでしょ

俺たちはn=1の世界に生きている

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20210423151119

こういう記事をみて、「n=1だけで何を言う」みたいなコメントを時折見かけるが、

俺たちはn=1の世界で生きている。

 

たとえ統計上の数字でどれだけ男性優遇されていようが、

"自分自身"がアファーマティブアクションとやら言う大義のために、

自分より職能の劣る女性ポストや昇進の機会を奪われて、不平・不満を抱くなと言われて納得できるだろうか?

女性管理職の数を〇人まで増やす必要があるから、君はしばらく昇進できないよ」と言われて?

 

社会全体最適のために、犠牲になってくれと言われているようにしか感じない。

それは君らの嫌いな全体主義と呼ばれるものじゃなかったのか?

 

そもそもリベラルクラスター活動は、

そういった全体のために生贄に捧げられる個人の、不満や悲しみに対する"共感"を源流にしているのではなかったのか?

 

保育園落ちた日本死ね」にも

「それってn=1ですよね」と冷淡な反応したのだろうか?

2021-04-20

顕性と潜性のはなし(優性と劣性の話)

たか。どうでもいい話だ。まあ、どうでもいいので、顕性と潜性になってもいいと思うよ。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1700955

みなさんが生活上どういう場面で優性と劣性という言葉出会うのかわからないが、仕事日常的にこれらの用語を用いている職業がある。遺伝専門医遺伝カウンセラーである。これらの専門家職能集団からなる学会が、「日本人遺伝学会」。「日本遺伝学会」ではない。わかりにくいな〜と思われると思うが、これは欧米にある同様の名前学会日本語訳だから(つまり優性or顕性と同じ問題だ)。

日本人遺伝学会は、The Japan Society of Human Genetics

日本遺伝学会は、The Genetics Society of Japan

英語にしてみるとなおのこと、「顕性と潜性」に勝るとも劣らないどうでもいい違いだが、しか所属している人間は丸々違うのである

日本遺伝学会静岡三島国立遺伝研が率いる学会であり、進化とか集団遺伝とか縄文人とか、そういったことをやっている(と思う)。生物学とか数学とか(遺伝学は割と数学が幅を効かせる学問)。世界的な遺伝学者であった故木村資生先生はこっち。一方日本人遺伝学会国内遺伝患者を診ているような医療機関(ほぼ大学病院)が持ち回りで運営している。病気寄りで、医者が中心。国際ヒトゲノム計画ときも、日本代表は日本人遺伝学会の榊先生だった。別に取り合いになったわけではなく、国立遺伝研は「そんな労働みたいなくだらないことに研究者を参加させるわけにはいかない」とかいうわけで参加を拒否したらしい。一方、日本人遺伝学会会員は比較的、労働的な研究を好むような気がする。次世代シーケンサーとか。

さてここで優性/劣性を、顕性/潜性と変えようとしているのが日本遺伝学会である

日本人遺伝学会はそうでもない。なんだかやる気のない声明文を出している。

https://jshg.jp/news/1269/

興味深いのは、ヒトを、遺伝性疾患を診ている日本人遺伝学会は大して興味がなく、サルとか縄文人日本遺伝学会必死に優性/劣性を変えようとしている、という構図である

基本的ハイコンテクストな話なのでしょうね。

実務的に見ると、常染色体劣性遺伝性疾患の患者さんが、「劣性」という言葉に強いコンプレックスとか別に感じていないように思われる。

なんなら、常染色体優性遺伝性疾患の患者さんが自分は優れているだなんて鼻にかけるなど微塵もあり得るはずがない。

そうである。単純な話、常染色体劣性だろうが、常染色体優性だろうが、伴性劣性だろうが、辛いものは辛いのが遺伝である言葉遊びはどうでも良い。

優性だから優生思想優遇されそうもないことは、ちょっと遺伝カウンセリングを受ければすぐわかる。

そう、優性疾患の原因バリアントは、劣性疾患よりも強い選択淘汰を受け、集団頻度が低いのであるほとんど全ての人間が、劣性バリアントをヘテロ接合体の形でたまたま持っているが、優性バリアントをたまたま持っている非遺伝子疾患の人というのは定義上いない(浸透率の問題はあるが)。

そしてまた、優性だろうが劣性だろうが遺伝性疾患には耐え難い精神的辛さがつきまとう。なぜならそれは遺伝する病気から。親が自分を責めずして誰を責めることができよう。そんな親に、自分を責める必要はないと伝えるのが遺伝カウンセラー遺伝専門医仕事である。優性とか劣性とかどーでもええわ!遺伝病そのもの差別対象であり、取り組むべきはスティグマとしての遺伝病という見方改善である。優性・劣性にこだわるのは実務を知らない人間たちである私たちには他に、もっと先に、もっと多大な時間をかけて解決しなければならない問題がある。

もちろん、世の中というのは実務者というブルーワーカーとは関係なく変わっていくので、いずれみんな特に迷いもなく顕性と潜性に変わっていくだろう。精神分裂病を統合失調症と言い換える、至極どーでもいい言葉遊びがきちんと定着したのと同じように。

統合失調症になって何か変わりましたか?誰かが救われましたか

まあどっちでもいいっすよね。

そんなことよりも実務家は、本当に深刻なことを防ぐために努力しなければならない。

それが、遺伝情報差別禁止法の制定です。

うつ病になりやす遺伝的因子を持っていたら、就業時に差別される・・・そんなことを許してはいけない。そんな社会にならないように、今すぐ動かねばいけないんです!私たちは実務家で、馬鹿から、優性とか劣性とかい言葉で誰が不幸になるのかよく知らない。しかし、遺伝情報差別禁止法がないために不幸になる人間は、今後きっと現れる。一刻も早く手を打つべきなんです。

くだらない言葉遊びはやめよう。本質的意味で、今のゲノム研究進歩危険だ。現代ゲノム研究進歩に基づき、社会倫理的にまずやらねばならないことは、遺伝情報差別禁止法だ。優性か劣性かの言葉遊びなんかじゃない。みんな目覚めてほしい。

2021-04-08

anond:20210408193215

働かない旦那を養う職能持ちの肝っ玉母ちゃん

昭和時代には結構いたんだよな

anond:20210406111251

「働かない旦那を養う職能持ちの肝っ玉母ちゃん」も高収入女性弱者男性を養うケースだよな

2021-04-07

男女の幸福度格差の正体と、それを解消する方法

俺はもっと家事をしたい。家事労働はヒトを幸せにする。掃除洗濯や修繕や調理を通じて、また、傾聴や会話やスキンシップを通じて、妻や子どもに尽くしたい。それこそがヒト(俺に限らない)の幸せに直結することだからだ。

幸福は「与えた」愛情で決まる

ヒトは群れで生活する動物だ。他の構成員ケアし、食べ物を分け合って一緒に食べることに幸せを感じる。これは本能だ。また、ヒトは子育てする動物だ。同じ性質を持った他の生物と同様、子育てに喜びを感じるようにあらかじめプログラムされている。

ベンジャミン・フランクリン効果(助けた相手のことを好きになるという認知的不協和)も無視できない。手がかかる子ほどかわいい、という結果は、手をかけたという事実が生むものだ。家族に尽くせばつくするほど、家族への愛着は深まる。

幸せというのは、受け取った愛情で決まるのではなく、与えた愛情で決まる。愛されているか幸福なのではなく、愛しているから、愛を表現しているか幸福なのだ。実際に手をかけて、家事をし、話をし、食卓を囲むことで、そのように愛情を行動に移した者の幸福度が上がる。家事はその担い手幸福にする。

男性家事育児事実上の制限を受けている

しか現実、俺の家事負担は小さい。週にわずか6回、土曜の昼食から月曜の朝食の調理(買い出しと後片付けを含む)を担当しているのと、家や家財や車や自転車などの修繕全般担当しているほかはすべて手伝い程度で、家事らしい家事は何も担当できていない。俺が長時間の賃労働に縛り付けられているためだ。

家事だけではない。育児限定的だ。子どもの世話をしたり、子どもとともに食卓を囲んだり、さまざまな話をしたり、勉強料理スポーツを教えたり、宿題を手伝ったりといった、育児にかかわる時間の大半を賃労働に奪われている。これもまた、俺のヒトとしての幸福を大いに損なっている。

本邦の男女には世界一幸福格差女性幸福度が高く男性のそれは低い)がある。これを男性視点説明するなら、賃労働負担の大きさと、家事参加の少なさという両面が原因だ。とりわけ家事の少なさは重大だ。我が国男性世界一家事をしない。多くの男性幸せを賃労働に奪われているのだ。

男性が恒久的に時短勤務やパート勤務をする道は狭い

我が家結婚当初は、夫婦両方がフルタイムで働きつつ、平等家事を分担し、夫婦の両方が幸福を感じていた。だが子どもができて夫婦で話し合った結果、俺がフルタイム労働さら残業を増やして家計を支える中心となり、妻はパートタイム労働兼業主婦になることにした。

俺がパート主夫になる案も真剣検討したものの、却下せざるを得なかった。理由は、当時30代前半だった俺が昼間にパートまたは時短で働けて、家から近い職場がないことだった。ジェンダー平等を実感したのはこのときだ。オッサン兼業主夫になるのは非常に難しい。

結果、俺は大半の家事を妻に任せ、ごく一部しか担当できなくなってしまった。うちの場合家事全般について妻より俺のほうが得意であるあくま自己評価だが)にもかかわらず、だ。逆に、賃労働能力は俺よりも妻の方が高い(と俺は思う)にもかかわらず、彼女フルタイム労働を失った。

俺は、この国のジェンダー平等を恨んでいる。俺を賃労働に縛り付け、家事子育て(つまり俺の幸福)を奪ったからだ。

また、ほどよく分担できていれば、家事労働はそれをする者を幸福にする。だが、過分に割り当てられてしまえばそうも言えない。俺の妻はそれほど家事全般が得意でないにもかかわらず大半の家事負担しており、せっかくの家事労働の多くが単なる面倒なタスクになりがちだ。これは幸せなことではない。

ジェンダーギャップ労働問題に過ぎない

ジェンダーギャップ幸福格差不公平家事負担、結果としての男女の賃金格差などはすべて、要するに労働問題だ。男女で賃労働家事を公平に担当しにくい現行制度に原因がある。なので以下のようなことを強力に推進すれば、諸問題はすべて(少なくとも我が家が抱えているものはすべて)解決する。

意識アップデートでは男女平等は実現しない

俺は「意識アップデート」だの「意識改革」だのというものには期待していない。そんなものに期待していたら、ジェンダーギャップ永遠に解消しない。なぜならジェンダーギャップは、制度的な介入をせずに放置していれば自然に拡大していく性質を持っているからだ。

これは良い悪いの話ではない。生物としての自然本能と、適応の結果に過ぎない。

まず女性上昇婚志向がある。これは世界中のどんな社会にもあるものだそうなので、生物としての本能と言える。より多くの資源を獲得する能力を持つオスに魅力を感じることは、生物としてまったく自然だ。そして、ヒトのオスがそれに適応しようとするのもまた本能であり、生物としてまったく自然なことだ。

ただし社会全体でこの本能適応すればするほど、ジェンダーギャップは拡大する。女性上昇婚志向適応した男性たちは、すべての資源男性たちだけで独占し、資源へのアクセス権を女性から剥奪する。前世紀まで、まさにそのような社会世界中で構築された。

このようにヒトの本能ジェンダーギャップを拡大し固定化する方向に作用するため、ジェンダー平等自然に実現することはない。相手無意識下の本能だ。意識改革では解決できない。制度改革しか実現できないものだ。

クオータ制による解決

現実的な解は、強制的なクオータ制の導入だ。繰り返すが、意識本能は変えられない。だから制度を変えるのだ。クオータ制は、結果平等観点で厳格なものであればあるほどよい。

政治家企業役員はもちろん、あらゆる職種で男女比が1:1なるように枠を設け、罰則付きで厳格に運用する。外科医も、看護師も、消防士も、保育士も、研究者も、レジ係も、漁師も、助産師も、土木作業員も、歯科衛生士も、自衛官も、すべて男女同数にする。当然、仕事内容も拘束時間賃金男女平等にする。

当初は各職業における職能水準の低下が問題になるだろう。しかしそんなものは、ほんの20年か30年もすれば解消される。学齢期や新卒時を見ればわかるとおり、平均的な女性能力は平均的な男性のそれを上回っている。クオータ制の導入で一時的に起きる職能水準の低下の問題は、ほどなく時間解決するだろう。

労働家事労働も、男女がどちらか一方に押しつけることなく、平等負担し合う。夫婦のそれぞれが週に20〜30時間ほどずつ賃労働負担し、あとの時間生物として家族としての幸せを追求できる世の中になるのが理想だ。

夫は兼業主夫、妻も兼業主婦だ。

こうなるともはや、主婦主夫)という概念崩壊だ。だがそんな概念産業革命以降にでっち上げられたもので、男性を賃労働で使い倒すための便利な、そして非人道的ジェンダー・ロールだ。こんなものは徹底的に破壊し、すべてのヒトがヒトとしての幸福を追求できる社会を目指したい。

男女がともに幸福を追求できる世界を望む

最後にもう一度強調しておく。家事労働制限されることは、幸福制限されているに等しい。より多くの賃労働負担している者は、幸福度において劣後する。

しかし、現行の制度の中で各家庭が個別部分最適化を進めれば、多くの家庭では、夫は賃労働奴隷、妻は兼業主婦、という形をとることになる。これは不幸なことであり、制度のものを改めるべきである。そして、ここまで述べてきた制度改革の過半は、すでにアイスランドなど北欧諸国において実施されている。

で、こういう男女平等を目指す社会運動ってある? あったら参加したいんだけど。

2021-04-05

anond:20210405201511

たとえばコロナ禍で完全リモート仕事が増えたけど、その職種募集する場合履歴書に年齢性別顔写真を載せて出させることを法律禁止する。

なんなら職歴禁止して、職能テストのみで合否を決める。

弱者男性のすべては救えないけれど、年齢や職歴差別される人(氷河期世代など)はこれでかなり救えるはず。

2021-04-04

anond:20210404112819

から女の下方婚あることはあるんだけど

「働かない旦那がいる職能持ちの肝っ玉母ちゃん

なんだよなあ

建前では褒められるけど決して「女の子の憧れ」にはならない存在

2021-03-29

鬼登沙知子

堺屋太一先生の『油断』の鬼登沙知子ってキャラがすこ

小松左京日本沈没』の中田を女にしたような野良博士データサイエンティスト(まだこの職能日本社会認知する何十年も前だよ)で、器用貧乏とか主人公に侮られながらむっちゃ賢く立ち回る

2021-03-12

anond:20210310120801

論点が定まらないこいつ自身、自頭の良さについての謎の幻想をもっている気がする

教科書的なパターンでなく自力で最適解を導き出せる応用力のことを自頭の良さとして評価しているのであってとんち出題とかは関係ない

公立学校入試教科書で教わるパターンで解けるものを出しているし、私立学校入試とごちゃ混ぜにしてないか

入社試験は教本の基礎レベルができていればOK試験もあるし、高度な職能を求める技能職などは解法と正解が一つでない課題を出す傾向がある

自分の頭の悪さを世間のせいにするんじゃありません

2021-02-21

弱者ってどんなことがつらいの

男女かかわらず教えて欲しい。

例えばワイも弱者やけど辛いのは手取り8万なことかな。

体が弱く職能がないので最低賃金時短バイトしてたらこうなった。

もう絶望だよ。

2020-10-31

anond:20201031115720

反応ありがとう

日本小学生について性差と科目を結びつける圧力がどのぐらいあるのかは、コミュニティにも依存しそうでちょっと判らない。個人的には、特に上位層に関係しそうなコミュニティではあまり違いを強調する育て方はしていないように見える。少なくとも、中学高校以降で見られるような何らかの選別(理数コースとか)があるというシステムにはなっていないように思う。

また国際的に見ても初等教育時点での能力差はあり(小学校は見つけられなかったけど15歳の参考↓)、特に算数の上位層では男子の優位性が顕著になるという傾向はあるように見える。逆に国語女子能力が高いが、その差は下位層で顕著であり、上位層になるにつれて減少する。

参考:Gender Gaps in PISA Test Scores

http://ftp.iza.org/dp6338.pdf

(なお上記の資料では、母親から娘への社会的影響重要という結論になっている)

あるいは、理由はともかく小学生でこれだけ顕著な差が現れているなら、対策をするならその段階以前から取り組むべきであり、大人職能集団レベルでなんとか辻褄を合わせろという圧力不毛だと思う。

男女の知的能力差 小学生時点における平均・分布・上位層

子ども中学受験を目指していて模試の成績表などを見ているのだけれど、小学生の時点でかなり明確に

国語社会 女子男子

算数理科 男子女子

の傾向が出ていて驚く。(サンプルはn=数千人程度で、受験者の比率としては男:女=55:45ぐらい)

正確に言うと、成績の分布自体は男女で重複しており、平均点も上記の傾向はあるにせよ、数点しか変わらない。ただ、上位層を見ると特に算数理科の成績について男女比に大きな偏りが有り、上位20%程度で男:女=75:25、上位2%程度では男:女=90:10ぐらいになる(両方とも有意差有り; p<0.0001)。

上記あくま小学生向けのペーパーテストの結果であり、将来的な能力全般代表するものではない。一方で、おそらく性別意識した社会圧力にそれほど曝されていないと考えられる小学生中学受験生)時点においても特に上位層でこれほど明確な差があるのは、集団として何らかの性質の差があることを示唆するものではあると考える。

この事実からは、全体の傾向としては男女の知的能力差なんてあるとしても微々たるものだ、一般的職能判断する場面で男女を分けることは無意味であり、結果に男女差があるとすれば何らかの差別的傾向が示唆される、という主張は成り立つとは思う。一方で、高度な専門的技能必要とされる職種(少なくとも人口の上位数%以内程度の能力がないと適性が見込めない/競合に耐えられないような専門職)においては、全く差別的待遇がなかったとしても9:1程度の偏りが生じることは自然なのではないか、とも考えられる。

能力問題ではなくてダイバーシティ重要なのだダイバーシティを確保するためには能力の低い個体も含めるべき)、とか、小学生は既に性的圧力の影響下にあるのだ、とする立場もあるとは思う。ただ、現実専門職集団で9:1程度の偏りがあるとして、それは差別であり人口比と同等(5:5)の"自然な"状態に導くことがその構成員責任だ、とするのは若干留保必要な主張にも思える。あるいは、集団性質をその能力で持って論じる際には、平均だけでなく分布全体や上位層の偏り等も含めて考慮する必要があると考える。

注:上記は昨今明らかになった医学部入試における男女差別のような、選考側の明確な不正正当化するものではない。ただ、厳密に知的能力選考・競合が行われたとしても、職能性質要求水準によっては男女の偏りは生じうるのであり、それ自体不正意味するとは限らないのでは、というお話

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