はてなキーワード: 第二新卒とは
まず就職しよう。どこも引っかからなかったならバイトかインターンから始めよう。
未経験でもバイトなら募集してる制作会社は多くないけど探せばあるよ。もちろん新卒・第二新卒の募集もある。
増田が制作会社を目指してるのか、それとも他の業種を目指してるのかは知らないが
既卒で実務経験なしだとメーカーなんかはちょっと厳しいかもね。とりあえずデザインできるところに入れ。
バイトも落ちたりするけど気にすんな。あーそうすか、っつって次行けるくらい強くなれ。
その間に自分の実務でのポートフォリオをしっかり作り込め。忙しいだろうけど合間をぬって頑張れ。
そして、その自信作のポートフォリオを持って転職活動をするんだ。転活始めてもバイトは辞めるなよ?
相性のいい会社と悪い会社があるから、なかなかうまくいかないかもしれないけど
そんなときはバイトしてることが支えになるから。仕事が支障になることもあるけどw
まっすぐな道より遠回りになるけど、そうやってデザイナーとして仕事できてるヤツも大勢いるんだ。
みんながみんな美大出てすんなりデザイン職に就けてるわけじゃない。
あとな、ブスを上手くいかないことの理由にすんな。増田は絵が描けたりデザインやりたいと思ってるだけいい。
なんの取り柄もなくやりたいこともなくブサイクなだけのヤツもいるんだ。ブサイクなめんな。
確かにやさぐれる気持ちもわかる。生まれ持ったもので得してるヤツを見ながら生きて行かなきゃいけないんだもんな。
でもな、いいこと教えてやるよ。ブサイクだとな、顔だけが好きで寄ってくる人間っていうのがいなくなるんだ。
同性でも異性でもそうだけど、自分の近くにいてくれる人は増田の容姿が好きだとか
増田の容姿に目がくらんだとかそういうんじゃなく、増田本人そのものが好きで一緒にいてくれてんだよ。
そのありがたさに気付け。その幸せに気付け。
それから、ブスは過剰な期待をされない。そのぶん巧いことなにか功績をあげられたとき
「あのブス山さんが!」と思われるんだ。
そして「ブス山さんブスだけど凄い!」って思われたくないか?
「ブス山さんブスだけどブス山さんのデザイン好きだな」と思われたくないか?
ブス山、今がお前のがんばりどころだ。たかだか20代でブスに疲れたとか言うな。
お前は整形でもしない限り、そのブサイクな顔と共に生きねばならないんだ。
ブスが気にならなくなるくらいいかした人間になりゃいいんだ。
頑張れブス山。マジ頑張れ。
何度か面接に行って「女しか採らん」「土日休みは嘘」「この賃金表は残業代込みだから」「ウチじゃなく関連会社での就業だから」「正社員は募集して無くてバイトやパートならすぐ採るよ」「そんなことより派遣とか興味ない?」
こんなのばかりで求人票と全く違うよ、だから修正か求人出すの辞めてって職員に言ったら
良かったと思って、また色んな会社をデータ検索して行ってたけど
1か月もしたら元に戻ってた。
ハロワって行く人以上に相談乗ってる人達も全くやる気を感じられない。
最初に礼儀正しく必ず修正しますと言った職員がその翌月には素知らぬ顔でブラック求人を紹介してる。
わかものハローワークなんて新卒向けですらブラック求人を未だに置き続けてて
更に転職者向け(既卒、第二新卒、離職者、若年者、障がい者、在職者などなど)求人には、
未だに「ワタミの介護」とか「モンテローザ」とか「住友不動産販売」とかの求人が何ページにも渡って掲載されてる。
これらは何度か職員や室長にも確認して貰って入れて貰わないように言ったばかりだった。
先日、産経や朝日などでハローワークの有効求人の4割が「空求人」かあるいは「ブラック求人」だと報道されたばかりだが、
何のことはない。
そもそもハローワーク自身がブラック企業求人を修正する気が欠片も無くて
私は工場のアルバイトをしてるんだけど、年末年始なので短期アルバイトさんが沢山来て一緒に仕事をすることになった。
短期アルバイトの一人である若い男性と一緒に仕事をすることになった。その人は挨拶もろくに返さなくて感じが悪いなあ、と思っていたけど工場バイトだし特別珍しいことではない。
別の日に私とその人とおばさん(恐らく50代くらい)の三人で仕事をすることになった。
男性は14卒のフリーターらしく、正社員にはなったもののすぐにやめてしまったのだそうだ。よくあることだよね、再就職できればいいな、と心の中で応援していたら
「ええ! なんでやめちゃったの! 最近の若い人は我慢ができないんだねえ」とおばさんが大きな声を上げた。
男性は黙ったままだし、「ご両親が悲しんでるよ」なんて余計なことをぶつくさ言うし、思わず「新卒離職率はそこそこありますし特別珍しいことではないと思いますよ。第二新卒枠なんかもあるようですし」と口にしてしまった。
おばさんはそれ以上何か言うことはなかったが、こんなステレオタイプなおばさんに遭遇したのははじめてだった。
というか、フルタイムで非正規の男性も沢山いるのに、どうして彼はおばさんにアレコレ言われてしまったのだろう。大卒だからなのだろうか。ひょっとして現在の大学進学率を知らないのだろうか。うーんよくわからない。
ただ、周囲にもバブル期に就職活動をした親に「どうして正社員になれないの」「もっといいところないの?」と責められるという知り合いがいるし、なかなか理解されにくいのだろうな。
特にイケダハヤトなんかに影響を受けたような、意識高い系(笑)の若者はIターンなんかしないほうが賢明である。絶対に後悔することになるから。
首都圏・中京圏・近畿圏以外はとにかく仕事が無い。いや、厳密に言えば選ばなければ仕事ある。
例えば介護、ホテルや飲食、建設土木業などはどんな不景気な地方都市でも仕事はあるし、年間休日80日のブラック営業なんかの仕事はいくらでもある。
しかし意識高い系のやるような仕事、WEBとかIT系の技術者や広告代理店などはもちろん無いし、電機や自動車メーカーの工場の現地採用は給料のやすさの割に競争倍率が高く、とても就けるものではない。
あなたがまだ第二新卒でMARCHか駅弁大学を卒業したぐらいの学力の持ち主でコネがあれば、市役所や県庁、あるいは地方銀行や地方紙、ローカル局などに潜り込めるかもしれないが、それらがないならやめておいたほうがよい。大卒でも東京の高卒初任給レベルの給料で使われるのが落ちである。
イケダハヤトはクラウドソーシングなどを活用してフリーで仕事をとれというが、残念ながら東京の発注主は東京近郊在住のフリーランスにしか仕事をよこさない。あったこともなければ、いざとなった時にあうのに莫大なコストがかかる人物に仕事を頼むほど、世の中のクライアントは甘くないのだ。
さて、ある程度妥協してそれなりの仕事についたとして、今度は職場に不満を持つことになるだろう。こう言っちゃなんだが、地方というのは全体的に仕事のレベルが低い。
例えば仕事外部に発注するときに優先するのは、単価でもクオリティでも納品スピードでもなく、地縁やら血縁やらコネやらまず人間関係が優先される。たまに地方都市でコピー機やら光回線やら広告枠やらを飛び込みで売っている営業マンを見かけるが、彼らは首都圏の2/3ほどの給料を首都圏の1.5倍の苦労をしなければ稼げないのである。
そんな調子なので、仕事をしている連中のレベルも低くなる。地方のエリートが集まっているはずの地銀やローカル局ですら、いわゆる「都落ち」みたいな連中が多く、やたらエリートぶって威張るくせに仕事ができない連中がのさばっている事が多い。
「都落ち」以外では、いわゆる一度も地元から出たこともないような、本格的な世間知らずも多く、こいつらもはっきり言って仕事のレベルは低い。レベルが低い上に、他人の足を引っ張ることに情熱をす注ぐので、ますますレベルが下がっていく。彼らにとって仕事は何かを作るとか、何かを成し遂げるとか、そういう目的ではなくただ時間だけいて給料をもらう行為なのである。
エリートどころか、そこら辺のショップの店員のレベルもはっきり言って低い。注文したものを何日も連絡もされず放置されたり、間違えられたりなんてこともよくある。おかげでネットでしか買い物をしなくなるのだが、今度は配送員のレベルの低さに悩まされることになる。
Iターンを目的とする連中は、東京で疲れたとか田舎でのんびりとかそんな理由なんだろうけど、はっきり言って地方は給料が安い上に休みも少ない。下手すれば労基に引っかかるような求人がまかり通っていたりする。
あなたがもしIターンを画策していたなら、Iターン先のハローワークの求人をネットで見ることをおすすめする。一例として、とある県のバス会社の求人情報をここに引用してみよう。
求人広告内容 ・乗合路線バスの運転業務・就業時間内での6時間前後の運転(バスの運行時間により出退勤時間が変ります)*大型2種免許がない方でも養成いたします。*正社員登用あり(採用時45歳以下の方で、約1年半の期間を経て審査となります)※大型2種免許養成期間(9日~3週間)の賃金は時給675円となります
募集資格 保有資格:普通自動車一種運転免許(AT限定可) 経験について:不問 学歴:不問
勤務地 **県**市、**県**郡**町、**県**郡**町
勤務時間 変形 1ヶ月単位05:30~01:30の間の7時間程度(残業月10〜20時間程度)
休日 5働1休を基本とした勤務割*有給休暇は、入社2ケ月後より付与となります 年間休日:66日
給与 日給月給 a 基本給(月額平均)又は時間額150,400円~150,400円
b 定額的に支払われる手当a + b150,400円~150,400円
c その他の手当等付記事項拘束手当他20,000円~60,000円
勤務待遇 加入保険:雇用 労災 健康 厚生 通勤手当:実費支給 上限あり 月額:6,500円 マイカー通勤:可会社敷地内に無料駐車場あり 定年制・再雇用:なし 育児休業取得実績:あり 入居可能住宅:
上記の求人は大体月の休日が平均5〜6日(良くて隔週、下手をすれば週休1日)で、月の労働時間が残業が有った場合250〜260時間、手当を含めても手取り20万行くか行かないかというところである。ちなみにこのバス会社は去年事故連発で行政処分を何回も食らっている。
こういう、ウンコ見たいな求人が当たり前のように転がっているのが地方都市である。年間120日休めて、手取り300万円を超える仕事はないと思った方がいい。イオンに入っているようなショップで、年間休日105日で、手取り200万円代といったところか、これでもマシな方である。
もっとわかりやすい話をすると、北東北の県庁所在地のファストフードの時給は680円、東京都中央区のファストフードの時給は1200円である。
「そうは言っても物価は安いだろ」と思うかもしれないが、安いのは家賃と生鮮食品だけである。イケハヤなんかは一戸建てが1万円で借りられるぞとアジっているが、築60年で上下水道なし、10年ほど前に老夫婦が他界して以来空き家でほとんど廃屋なんて家にあなたは住みたいだろうか?そういう家に住もうとしてらリフォームが必要になるし、浅築物件だとせいぜい東京より2割安い程度の家賃になる。
更に地方は自動車必須になるので、自動車本体とその維持費がかかる。走行距離も伸びるので、保険料・タイヤ代・オイル代で大体年間40〜50万円ほど、もちろん車本体は別である。そのせいか、東京じゃまず見かけない2代目マーチや初代デミオ、5ナンバー時代のカローラやすでにモデル自体が生産されていないサニー、車検が通るかどうかも怪しい軽トラ軽バンが走っていたりする。
更に東北や北陸などの場合は、光熱費がかかるので結局家賃や食料品の部分で浮いた部分を引いても、生活費は東京と変わらないぐらいとなる。
イケハヤが「近所の人が野菜をくれる」なんて嘘を言っているが、よそ者にくれる野菜などもちろん無い。秋田県には上小阿仁村という、よそ者の医者を老害がいびって追い出し続けている、絵に描いたようなクソ田舎の無医村があるが、はっきり言って首都圏以外近畿圏以外の地方都市はあれよりマシという程度の排他性である。名古屋や京都ですらあやしい。
あなたが豊臣秀吉や田中角栄や水無灯里級のコミュ強で、地元の消防団に入団したり、知らないばあさんを病院へ送って行ったり、知らない爺さんの葬式に出たりすることが苦痛でなければやっていけると思うが、意識高い系には無理だろう。地元の消防団はマイルドヤンキーみたいなのがゴロゴロしてるし、ジジイやババアは不条理な存在である。
ちなみにドラゴン桜の三田紀房も、岩手県へのUターンに一度失敗し漫画家デビューして再上京している。
よく「何の能力もない人間は東京になんかこないで地方でおとなしくしてろ」的な言説を見かけるが、むしろ逆である。バカとブスは大げさかもしれないが、平凡な人間こそ首都圏で仕事して生活するべきである。確かにブラック企業や倒産寸前の零細企業の労働条件は、日本全国どこでもいいものではないだろう。それでも、首都圏では地方都市に比べればそういうハズレ会社に当たる確率は大幅に低い。少なくともウンコみたいな労働条件で、事故と行政処分を連発するようなバス会社は、東京では存在すら許されないのだ。
何も東京都港区や千代田区で生活しろということではない。埼玉県所沢市でも東京都町田市でも、神奈川県藤沢市でもいい。大都市圏にいる人は頑張ってそこで生活すべきだし、駅弁大学の若者は一度大都市圏で生活してみるべきだし、大学から首都圏に出てきた若者は、そのままそこで就職したほうがよい。国は地方再生など諦めて、都市化をもっと進めるべきである。
結構気合を入れて書いたのに、全然トラバもブコメもつかなかくてがっかりしてたらいきなりホッテントリ入りしてびっくりした。
いやいや、お前のほうがいい加減だろ。こっちは地方のハローワークの求人状況と家賃相場と公共交通機関のダイヤとか、人口動態統計ともろもろの地方経済統計データとかを調べながら書いたのに、そんな特殊な成功例を2個あげられてドヤ顔されても困る。島根県海士町とか徳島県神山町とかDMMとかそういう「地方で成功した企業」とか「成功した町おこし」の裏には、ウンコみたいな地方零細企業と失敗した役所の町おこしの屍が山のようにつまれてるんだから。
ちなみに県庁所在地レベルならITの仕事もなくはないが、技術レベルがアレなSIerか東京に本拠を置くWEB系企業のオフショアセンターみたいなのになる。もちろん薄給激務。技術も身につくかどうか微妙。そういうのも含めれば、無くはないといえる。
【半導体メーカーや家電メーカーの不振は化学メーカー、食品メーカー、素材メーカー、製薬メーカーの、機電系技術者採用のチャンス】
化学メーカーや素材メーカーで機電系の学生が志望してこないという話をよく聞く。
実際、生産技術に興味のある学生は少ないし、なにより化学メーカーや製薬メーカーが機電系採用をしているとしらないひとも多い。
個人的な意見であるが、家電メーカーや半導体メーカーが大規模リストラをしている今こそ、機電系採用のチャンスだと思う。
もちろん、化学プラントと家電メーカーでは大きな違いがあるが、
家電メーカーの生産のPLC制御と化学プラントには共通事項も多い。
また、半導体メーカーでも回路設計職であれば電気の基礎的なことは分かっているのである。
化学メーカーや素材メーカーで差別化のために生産装置を自前化するという取り組みは増えており
リストラをしており、入社すぐの第二新卒の層から、20年選手ベテランまで職探しをしている。
ライターなり社長なり東大卒なり技術なり「既に足場を持ってる人はのし上がれる」
ってのが周知なので、有名になりたいなら何か自分で作って持ってきてからにしてください。
おこぼれで何かいただこうとか考えても、この20年で成功した人はいません。「文章力と発想が!」とか言っても、そういう人は一瞬で好意的ブクマ500超えが続いて2年以内にコンテンツ企業にフックアップされるので、その次元にないならあきらめてください。
何の話か。
「はてな有名人」という言葉を所与のものとして疑いもせず、キャラクターを捧げ、第二新卒カードを捧げ、おまんこを捧げた。「評価社会」と言えば聞こえはいいが、捧げた相手は(どれだけ頭が良かろうとも)所詮ただのフリー編集者だったり、零細社長だったり、DTPエンジニアでしかない。
相手は生身の男の子なんだよ。
「身を捧ぐるほどの祖国はありや」と昔の人は言ったが、
「捧げたい」という欲望がありきで「でもネトウヨにもなれず、宮台あずまんにも乗り遅れ、絵師や歌い手や生主に行けるほど若くもなく、でも捧げて高次の存在に行きたい! しょうがないから身近でコンタクトできる年かさの頭の良さそうな人に捧げよう!」となってるだけに見える。
端的に言ってそれは魔道だよ。
んで結果は何かというと、手前勝手に高め上げた権威とともに、崖から真っ逆さまだ。
長年の付き合いで勝手ながら彼らと彼らの産むコンテンツに薄い親近感を抱いてた読者層もたまったものじゃない。鼻がきいてバランス感覚の有るオタクまとめ屋として、小金持ってるコミュ障の行動家として、私生活と仕事を犠牲にした高感度下衆アンテナ人間として、それぞれに需要はあったんだ。
「村長」やら「師」やらは多少の馬鹿にした感を含んだキャラ名であって、尊称では決して無い。
猫カエルとか、はまちちゃんとか、金髪とか、そういうもんと同じだったはずなんだ。
相手は生身の男の子なんだよ。あーあ。
つまり冗談も言い続けてると真に受ける馬鹿が出てくるから、あんまり過剰なアダ名は「いやいやw」と謙遜しとくべし、って陳腐な世渡り話か?
ビール飲みながら、BSスカパー無料放送のライジングサンの放送見てる。妻と子どもは、実家に帰ってる。明日迎えにいかなければならないが。
今、この毎日が幸せなのか。あらためて考えてみたのは、川上みえこのきみは赤ちゃんを読んだからか。確かに子どもがかわいいわ。うるさくて、わがままで、アンパンマンのびっくらたまご3つやるし、YouTubeの動画の影。イライラさせられることがおおいけど。それでも、毎日仕事行くのは、子どもいなかったら気持ちが萎えてるよ。別にたいした人生じゃないけど。転職したいし、辞めたいし、でもしないのは。今の生活に少しは満足してるからか。長男と釣りに行って、これが求めてたものかな。娘が大きくなったら。
ビールがなくなり。焼酎のお湯割りを。今日も14時まで仕事。帰宅してはからも仕事して。
公務員。中途採用。最終面接。平日で行けなかった。4年目のときも、第二新卒で転職活動して、最終面接が仕事の所要で受けれなかった。なんのために今、生きるか。仕事は嫌だ。あいつ。ああ、あのあいつね。消えて。とか思うけど。まあ、これから転職サイトを久しぶりに覗いて寝る。明日はまた、仕事の所用だし。
とはいえ、実務をやったことがないから選考できませんとも言えず、
選考と実務は別と考えて、取り組むことにした。まあ、そもそも拒否権などないんだけど。
ちなみに、当社は資本金1億円未満、非上場、社員数500人程度の中小(堅?)企業である。
ほんの半年ほど前までは、僕は転職活動中で、選考される立場だった。
面接したい候補者が見つかれば、上司に書類を見せて、承認されれば上司と営業課長と共に面接する。
限られた時間のなかで50人以上の選考をしていると、自分なりの基準ができてきて、
1人あたり数分で合否判定ができるようになった。
ただ、不合格の場合は、人材紹介会社にあまりに早く伝えると、軽々しいので、数日は温めてから返事をすることにしている。
肝心な選考基準は下記のとおり。
・とにかく体力・忍耐力がありそう
・人当たりが良くて人付き合いが得意そう
選考基準というのはもっと他にいろいろあるんじゃないの?こんなんでいいの?と
でも何度考えてもこの2つに落ち着いてしまう。
だって、採用してすぐ「キツイから」と言って辞められたらまた採用をやり直すことになるし・・・
人当たりが良くて人付き合いが得意じゃないと客先や社内でのやりとりに支障が出るし・・・
そのほうが一緒に働いていて楽しそうだし・・・
趣味に「読書」と書いてあったので「どんな本を読むの?」と聞いたら「自己啓発書」と応えた候補者も不合格。
学歴高いけど気難しそうな候補者も不合格。「前職では休日が少なくてキツイから辞めた」などの苛酷な環境を理由にするのも不合格。
前職の経験をのびのびと書いてあったり、楽しそうに話す候補者は合格。
上司は僕のセンスを見ているのかもしれなかった。だが、大体の場合、意見は一致した。
自分で選考を担当してみたら選考というのは意外とシンプルなんだな、と思った。
採用してみたら違った、となるかもしれないので、今回の選考が正しかったかどうかの検証はこれからだ。
ところで、僕が採用されたときの選考基準で重視していた点を、面接してくれた部長に入社後に聞いたら、
「とにかく精神力が強そうな人」だったらしい・・・管理系でもこれか・・・
この点は「資格たくさん持っている奴って経験上、仕事に集中しないで勉強ばかりしていたり、性格が変なやつが多いんだよね」と言われた。
国の方針として、衰退産業から成長産業への労働移動というのがあるけど
これは極めて難しい。
転職活動をしてみて本当にそう思った。
まず
20代前半:プレーヤーとしての成長期。第二新卒として異業種、異職種にも転職できる。
20代後半:プレーヤーとしての成熟期。異業種であっても、職種に共通点があれば転職できる。
30代前半:即戦力の期間。同業種、同職種として仕事が同じならば採用される。
30代後半:マネージメント経験が求められる。同業種、同職種として即戦力採用。
50代:有利な転職はほぼ無理。
こんな感じ。
衰退産業となっている半導体のプロセスエンジニアで特許を何十件も持っている40代の人を
[コネは案外きく]
・きく。特に社内より他社(資本関係や取引関係のある会社)からのコネはきく。「コネもひとつの能力だ」という理屈から。ただし、コネで入社した人間がコネを生かせない部署に配属されるのがお決まり(客からのコネで入社した人間は、その客に関連する部署には配属されない)。
そこは非常に納得がいかない。「コネという能力」を生かせないと思うんだけど。なんか理由があるのだろうか。
コネが非常に効くのは第二新卒や中途採用。なぜなら、新卒採用よりプロセスが簡略化されてるから、上に書いた「試験の仕組み」に穴があるカタチになるため。
・人事の面接官も、人事以外の部署の面接官も「コンプライアンス上聞いてはいけないこと」の箇条書きが回ってくる。家族関係や宗教関係や政治関係は絶対聞いてはいけない。
別に大企業でもないし人事担当でもないけどこれはそう思った。堂々とコンプライアンス違反してるので元増田のうさんくささがこれで一気にあがった。
・留年浪人どうでもいい。Fランはほとんど営業に回されるが、そこでエース級の活躍する奴もままいる。早慶でも早々にメンタルでリタイヤしてしまう奴もいる。結果としては、学歴よりも配属部署とそこの上長次第なので、最低限大学さえ出てればOK。
ただし、出世するなら別。Fランでなれるのは本社なら課長まで。地方なら部長まで。
[出来る人よりも失点のない人を]
・これはその通り。試験がペーパー→面接(人事によるもの、各部署から集めた課長によるもの、各部署から集めた部長によるもの、幹部によるものっていう4段階)と何度もある限りどうしても失点が少ない人が残る。
大学での突出した実績や、ペーパーでのダントツの成績、面接での突飛な答えによる一発逆転は、試験の仕組み上起こりにくい。
[コネは案外きく]
・きく。特に社内より他社(資本関係や取引関係のある会社)からのコネはきく。「コネもひとつの能力だ」という理屈から。ただし、コネで入社した人間がコネを生かせない部署に配属されるのがお決まり(客からのコネで入社した人間は、その客に関連する部署には配属されない)。
そこは非常に納得がいかない。「コネという能力」を生かせないと思うんだけど。なんか理由があるのだろうか。
コネが非常に効くのは第二新卒や中途採用。なぜなら、新卒採用よりプロセスが簡略化されてるから、上に書いた「試験の仕組み」に穴があるカタチになるため。
・人事の面接官も、人事以外の部署の面接官も「コンプライアンス上聞いてはいけないこと」の箇条書きが回ってくる。家族関係や宗教関係や政治関係は絶対聞いてはいけない。
今はブラックな面接はネットですぐにバレる。その時責任をとるのは人事なので、人事もピリピリしてる。
[意外と顔は重要]
・顔がいい必要はないが、不快なルックスのやつは落ちる。つまりブサメンでも短髪でおでこ出してジャストサイズのスーツを着てれば問題ない。清潔感大変重要。
当社では顔がいい女子は6割が本社の管理部門に配属されて、2割が本社・地方問わず営業に回され、あとの2割が開発。男子はほとんど営業。
したがって、地方の管理部門の残りカス具合が半端ない(地方の管理部門のイケメンはたいてい営業から異動になってきたやつ)。
あと、30代以下の男性営業のイケメン率が高い。営業のオッサン連中が野武士みたいな連中なのは、20年前くらいを境にして方針が変わったんだと思う。
・育児とか結婚は制度も整ってるが、全然活用されないので、面接で聞いたら大歓迎で対応されるし、マイナスされることもない。聞き方は重要だけどね。
職場でも育児や結婚を悪く言うのはタブーになってる(飲み会で独身の男性社員が「こんな時期に妊娠するなよなー」みたいなこと言っても必ず誰かがたしなめる)
結婚・育児の制度が利用されないのは「女の敵は女だから」というのがもっぱらの説。
・これはその通り。ただし、履歴書にどんな資格を書いたかは、配属後かなりの期間上長が認識しており、業務もまずはそれに応じたものが振られることが多い。
新人に振りたい業務はたくさんあって、現場としては順番に振っていって当たるまで本人の適性を試したいと思ってる。まずどれを振るか、という選択の参考にされるわけだ。
[社交性は重要なはずなのに]
・たまーになんか障害があるのかレベルのコミュ障がコネ無しで入ってくる。すげー声が小さいとか。あと、ここに並べるのも変だけど、吃音の新入社員もいるよ。盲目もいるし。
・だって面接する側にそれを図れる教養がないからね。読書アピールなら冊数とか速度とか教養がない面接官にもわかる指標が必要。
[尊敬する人=親、でも問題ない]
・親でも織田信長でも孫悟空でもルフィでもOK。理由による。あ、いま当社の営業課長の間ではワンピースが流行ってます。
就活戦士のみなさまの何かのお役にたてればいんですが、兎にも角にも就活は業界よりも会社によるし、入社後は会社よりも部署(とそこの上長)によるというのが転職経験ありのオイラの結論です。