2023-01-28

カタストロフィの日

とある公共インフラ系の施設の話。

昭和バルブや配管が今も現役且つ根幹的な箇所で現役稼働中

枝葉末節の部分は比較的新しく更新されているが、理由寿命が短いから。

10年どころか5年もたない機器類も多い。

年間の予算ほとんどそいつらに食われていく。

さすがに根幹部分もかなり危険状態で一刻も早い更新必要なんだが、なんと言ってもまず金がない。

更に大きな問題がある。

昭和設計は古くなったら別の場所に作れば良い、どんどん新しく作って古いのは廃止していけば良いという発想だったのだろう。

バルブ一つの交換の為に施設全体を相当期間止めないといけない構造になっていて手を入れられないんだ。

もう一つ言うと、施工時にその場のアドリブ設計を変えたりする事も多くまともな図面が少ないのも困っている。

子供が描いたようなフリーハンドの線が引いてあるだけの図面もザラにある。

しか昭和のモノはやたら丈夫で長持ちだ。

その為問題が先送りされてきたが、いよいよいつ崩壊してもおかしくない。

ある日全てが一斉に朽ち果てると思う。

ダイナマイトを使ったビル爆破とかあんな感じだ。

カタストロフィの日は近い。

何百万人のQOL途上国並みに下がり、国の状況を考えると二度と復活する事はないだろう。

実は中国侵略より来たるべき南海トラフ大地震より身近な場所で致命的な危機が迫っている。

  • そういう昭和後期バラックがあるなら 明治時代の建物は外国人が作ったことと 技術者が長期設計を学ばなかったことが分かりますね 明治の首都の建物は戦争ほぼ破壊され、自力で作っ...

    • 平成でもそうだけど作りっぱなしで後々のメンテナンスの事考えてないモノだらけだね。

記事への反応(ブックマークコメント)

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