はてなキーワード: 倦怠期とは
「お前がつまらない人間になっただけ」という返しがお約束ではあるのだけど、ダニング=クルーガーって誰でも起こりうる現象であって、
例えば、何かを学び始めた最初は驚きの連続だったりするので、理解できるたびに「俺は悟った!」みたいに思いがち。
そのあと倦怠期とでもいうか、理解したことが増えるにつれ驚きが減少して退屈になる。
仕事とかでもそう。
最初は知らないことを知ると、クソ仕事でも知らない世界を知ると楽しいこともあるんだけど、
覚えていくと本質は単なるクソなので、それしかフォーカスされなくなっていく。
ただ、倦怠期であっても進み続ければ、またグラフは上昇していき、今度は緩やかに面白くなっていくこともありうるのだから、
つまらないと思うようになったら、無理せず、だらだら続ける。
15年以上前から通ってた地元のゲーセンがコロナ休業で立ち行かなくなって閉店した
色んな人とあって色んな事件があった
そこであった大事件を一つ思い出した
…
…
高一の頃そこで知り合った同い年の三人と音ゲー友達になったんだ
三人は同高校で俺だけ違う高校だったけど、俺もギタドラ勢だったし学校帰りに行けば時間合うから凄い仲良くなってゲーセン外でも遊んだりしてた
なんだかんだ色々あって俺はCちゃんとノリで付き合う事になったんだけどA君B君には知らせてなかった
その後A君から「連絡取りたいって人がうちの学校にいるんだけど」って俺にメールが来たからメアド教えていいよって伝えたんだ
その相手は音ゲーマーじゃないどころかゲーマーですらないDちゃん
Dちゃんは言うわけだ
「Cちゃんから付き合ってるって聞いたんだけど、あの子小学生の頃から付き合ってる彼氏いるはずなんだけど」って
しかもDちゃんはこの日にCちゃんの家でデートするはずって情報まで持ってきた
Cちゃんにとって俺は結局二番手だったわけだけど、Dちゃんはそういうのが許せないから凸しようって言い出したんだ
俺も付き合って数日でそんなダメージもないしなんか面白いからそれでいいかwってことで当日Dちゃんと二人でCちゃんの家に凸したわけだ
…
とりあえずDちゃんと二人で乗り込んだのさ
リビングに四人で座ってて
Dちゃんは「こういうのおかしいと思わないの?」みたいに言い出したんだ
俺はもうノリで来ただけなので特に言う事もなくてニヤニヤしてた
そしたらもうビックリだよね、Cちゃんが「ちょちょちょちょっとこっち来て二人で話そう」ってDちゃん連れてどっか行っちゃったんだよ
気まずい空気だからずっと時計見てたんだけど5分くらい経ったら「俺の女…ボソ…ゴニョ…」みたいな事を言ってたんだけど
俺が「チッ 聞こえねーよ」って言ったら黙っちゃった
でも俺も元々そんな事言うような性格でもないので勢いってすげーなって思った
俺も彼氏もヒョロヒョロのモヤシっ子だったから多分お互いビビってたと思う
またその5分後にCちゃんDちゃん戻ってきたけどその間お互いこの一言ずつしか喋ってなかった
その日は結局Cちゃんは彼氏と倦怠期だったから浮気をしてしまった、本命は彼氏だから申し訳ないけど…って事で一応俺の敗北って事でその日は幕を閉じたんだ
Dちゃんとはそれ以来連絡はとってない
それからもCちゃんとはゲーセンで会ったけど友達としては普通に話してたんだ
むしろこの事件の事を笑ってネタにするくらいには円滑な関係だった
…
当然俺は「は?」ってなるわけじゃん
A君にこの前あった事件を話したんだよ
「俺も付き合ってたんだけど実は…」って
その後の彼等の間での詳しいやりとりは知らないけど、Cちゃんはまだ彼氏と付き合っていながら倦怠期を理由にA君とも付き合ってたとアッサリ認めたんだ
A君はもちろん別れる事にした
彼氏も「もうさすがに…」と別れる事にした
…
同じ学校に通ってるA君はこう言ってた
2つ悩みがある。
1つは、最近エロ絵を描いている度にフッと冷めて絵の仕上がりが悪くなった。仕事でやっていたりするので冷めるとヤバい。
一度冷めると3日位仕事にならんくらいにウンザリ状態が続く。その間に仲間の作家はどんどん絵を仕上げているというのに。俺は進まない。
2つ目は、特定タグの絵は評価が多いのに他の絵になると途端に興味を惹かれなくなりやる気が消え失せる。
主にデレステ関係の一般絵を描くんだが一度描けば半日で1万いく位の評価がもらえるのに、全然関係ない作品(でもメジャータイトル)を描いても千すら越えない評価で終わることがある。
例えば鬼滅の刃なんかは話題のタイトルだからと描くが、まったく興味を持たれない。エロ絵にすると速攻で1万近くいく。一般絵で興味をもたれたい。
正直な所、エロなんかはラフを描くだけで5~6000の評価はもらえる。ラフなのにだ。どんだけエロに飢えているんだよと思うことはある。
評価してくれるし嬉しいのは間違いないのだが、一般絵は興味を持たれない。デレステだけは一般絵を描くと高評価になる。一度ラブライブと艦これも描いたがあのへんも一般絵の評価は高い。
それ以外はエロじゃないと興味を持たれない。あー、俺はエロ以外じゃ評価されないんだなーと落ち込む。
もちろんこれだけ評価もらっているんだからありがたい。絵を描き始めた人や描いているがなかなか評価をもらえない人と比べればぜんぜん違うし、今頑張っている人も増えるよう頑張ってほしいと思う。
こんなふうに落ち込んでいる。
まあ…たぶん自分の中で一般絵で勝負したいという自分と、評価はもらえて当然という感じのグルメになった自分が戦ってるんだなあ。
エロってちょろいジャンルなんだよ。その反面で一般絵を描くなら身体の動きや質感を覚えるのに大事なものではあるんだが、これを仕事にすると前述したような悩みが生まれる。
フッと冷めるのは仕方ないと思ってる。倦怠期みたいなもんだから。
ただ…一般絵の評価は堪える。全然興味を持たれないのは辛い。ある意味で初心者の頃を思い出す。誰にも見てもらえない時のあの辛さを思い出すのは痛い。
「あれは確か数年前、いわゆる倦怠期での話ですが……」
マスターは惚気話だと思われないよう自嘲を多分に交えつつ、自身の結婚エピソードを語っていく。
それは如何にもありふれた、何気ない内容だった。
「ははは、さっきから愚痴ばかりじゃないですかマスター。奥さんが聞いたら怒られますよ」
「ええ、なので密に願います」
「いえいえ後悔はしていません。ただ独身時代の自分に未練を感じることがあるだけです」
「なんだよそれ、似たようなもんだろー」
仲間たちと共に茶化しつつも、この時のタケモトさんはマスターのことを内心“羨ましい”と思っていた。
結婚に後悔することも、独身に未練を感じることも、何はともあれ結婚しているからこそ出来る。
その是非を語れるほど、自分は結婚という事柄に真剣に向き合っていないと気づいたんだ。
「……結婚、ねえ」
思わずそう呟いてしまった自分に気づき、タケモトさんは眉と口元をへの字にした。
後にタケモトさんはこう語っていた。
「マスターと奥さんの出会いは、近所のお節介オバサンに紹介されたことがきっかけらしい。さしずめ、オレはお節介オバサンのもとへわざわざ出向いて、金まで払って“お節介してくれ”と頼みにいったわけだ」
いつも着崩していたスーツを調え、タケモトさんが向かったのは最寄の結婚相談所だった。
パソコンで場所を調べている時、なぜか妙に気恥ずかしかったんだとか。
「……よし、行くか!」
相談所近くまで来てみたはいいものの、足が重くて中に入ることができない。
「よ、し、行くっか」
ここに入るということは、“すごく結婚したいです”という看板を掲げさせられるのと同義。
ロクな出会いもなかった人間にとって、それは自意識を尖らせ、動きを鈍らせるものだった。
「へはっ……うわはは」
看板の予想以上の重さに変な笑いがこぼれ出る。
「……ふう、今日は吸わないつもりだったんだがな」
結局、それを弛めるためにタバコを数本消費し、タケモトさんは半ばヤケクソ気味に飛び込んだ。
諸々の事務的な手続きを終え、コンサルタントに相談する段階に入る。
「まあ、自分を選んでくれる人なら……」
そういう遠慮をする性格でもないだろうに、タケモトさんは言いよどんだ。
「タケモトさん、あなたは内定欲しさに面接を受けるとき、“自分を選んでくれるならどこでもいい”と言うんですか」
「うっ……」
「あなたは選ばれる側でもありますが、選ぶ側でもあるのです。何でもいいという姿勢は、かえって相手にも失礼です」
「そ、そうですね……」
それに対して、コンサルタントは坦々とした口調で説いていく。
タケモトさんみたいなタイプを何人も見てきたのだろう。
「条件を言って私にどう思われるか不安なのかもしれませんが、まずは正直に申し上げてください。話はそれからです」
「はい……」
タケモトさんは、まだスタートラインに立ったばかり。
しかし既に、完走できる体力が残っているのかと不安になっていた。
ただのポエムです。
仕事が手につかないので吐き出したくなった。
昨晩3時半まで語り合った。眠いし泣いたせいで目が腫れていてつらい。
話し合う余地があるだけお互いに気持ちがあると思いたいけど、一時期は本当に終わりかと思った。
彼の言い分はもっともで、
私は女のくせに(これは彼が言ったわけではなく一般論的にこんな言い方になる)、家事全般やりたがらない。
彼はさみしがりで尽くしてほしい人なので、もっと自分に構ってくれという言い方をしていた。
私はエンジニアでばりばり働いているので帰ってくるの遅いし、
帰ってきたらご飯お風呂済ませて洗濯機回しながら寝るまでの時間はゲームをしている。
彼は愛情深くて夜求められることも多いけど、もともとそんなに行為が好きではないこともあって、
なかなか応えられないことも多くて、我慢ばかりさせていた。
ここ2~3週間、上のことは改善してきた。
でもそれが逆に彼の心に障ったという。
「いままでやってきてなかったくせに」と言われて、「たしかにそうだ」と思った。
そこまで不満を溜めさせてしまった私がよくない。
たとえ一緒にいることが居心地よくても、ずっと一緒にいる以上、いつかは不満も出てくる。
彼は自分ではない。
だから分かり合うためには言葉が必要だし、お互いに譲ることも必要だと思う。
それはこの先、死ぬまで一生ついてくる。
1年目は遠距離で、彼と生きていくことを諦めようと思ったことは何度もある。
それでも、彼がいいと思って私はここにいる。
なぜそう思ったのかは正直なところ明確な答えがない。
結婚してるひとたちってどう乗り越えてきたんだろう。
一緒にいる時間を積むごとに、うまい方法を見つけていくものなんだろうか。
お互いに匙を投げない気持ちだけあったら、きっと乗り越えていけるんじゃないだろうか。
子供部屋もあるが、狭いながらも念願の書斎が手に入った。書斎というが、要は父親専用の個室だ(我が家は夫婦同寝なのでベッドは無い)
ちなみに趣味が模型なので、備え付けの机に工具や塗装道具も置いて、これからはバリバリ作るぞ!と意気込んだ。もう、リビングの端で折りたたみテーブルでちまちまやれば良いんだ!と喜んだ
まぁ、これが作らないんだよ。そもそも書斎に行かない。確かに一人になれる。逆に家族をまったく感じない。リビングだったら周りの音聞いて、なんとなく夕飯の時間かな?とか、子供が見てきたり遊んで欲しいって言ってきたけど、書斎じゃ夕飯は呼ばれるまで分からないし、子供も寄り付かない。集中は出来るけど、寂しさは積もる。入ったこと無いけど独居房の気分
結局耐えられなくなってリビングでプラモ作ってる。なんだかんだ家族を感じてるくらいがちょうど良い。書斎はそのうち納戸か、プラモを積む部屋になるのだろう
もしかしたら、もう少し日差しが良かったり、もう少し広かったり、ベッドも置いて完全に自室にしたら変わったのかもしれないが、それを家庭内別居と思ってしまう自分には無理だったのかも
ちなみに「奥さんは引っ込んでくれた方が喜ぶ」とか「奥さんの部屋はないのか?」って言われそうだが、部屋よりデカイウォーキングクローゼットを希望したし、そこまで倦怠期でも無い
ちゃんとした(?)彼氏を持つとこんな穏やかな気持ちになるんかと驚いてる
上京して夜遊びする友達がいなくなって強制的にクラブとか相席とかナンパと遊ばなくなって大人しくなったから?
とにかく前々回の彼氏と付き合ってる時はお酒を飲むたびに毎回泣きながら電話して会いたいと言って困らせるぐらいメンヘラになってたわたしが、
今の彼氏とはめちゃくちゃ穏やかに、相手のことを想えながら付き合えてる。
連絡なかったら前までだと負けた気分になってたけど、いまだと忙しいのかな仕事頑張れーって思うし
張り合おうとかいう気がなくなった
あ、歳か?w
わたしのために時間を作ってくれてるんだなってわかることってこんなにも幸せだったんだ
いままでのめちゃくちゃ不安になって友達に愚痴ってたときと違いすぎてびびる
いま愚痴とかほんとにない
嫁が悪いことにできないか?
・冷たくされる
・魅力がない
など言いがかりをたくさんつくり、嫌な嫁像を構築。誰も知らないのだから
増田が風俗狂いで、女遊びが過ぎることも都合の悪いことも全部封印。
増田で書きなぐる。
幸せな人のノロケなど興味のない倦怠期の30-40が多い更年期夫婦ばかりのはてな民は
奥さんの意見は誰もきかず。本人とは似ても似つかない人物にされる。
増田は良い人だが冷たい奥さんの仕打ちに耐えるいい夫というポジションをGET
不倫をそそのかす女は、優しい控えめな癒し女性として待つ女ポジションをGET。
はてなは更年期ヒステリーの子育てしんどい面白いことがない体形が崩れてきた夫婦の憩いの場である。
良かったね。
失楽園へようこそ。
別れてから数ヶ月、1人でもそれなりに楽しく生きていたつもりが、話を聞いてから丸1日はそのことしか考えられなくて、自分の中で彼とのことを消化できていないことに気づいた。それは本件について誰にも本音を吐き出せていないからかもしれない。彼に大切な人ができた今なら、私が何を語っても大丈夫だろうし、今まで何かが怖くて言語化してこなかった自分の気持ちを文字にすれば、これまた何かを供養できるんじゃないかと思い立ったので筆を執ることにした。
4年間という短くない期間を共にしたので、長文になるだろう。でも、文章にしてしまえばとても陳腐な話なのかな。書き終わる頃には少し楽になれてるといい。
一目惚れだった。内定先の会社で開かれた先輩社員との飲み会で隣の席になり、仲良くなれる気配を感じてSNSのアカウントを交換したのが始まり。
当時大学生の私にとって、たった2歳上でも社会人はものすごく大人に見えて。そのバイアスも多分に含まれていたとは思うけど、落ち着いた雰囲気ながらもユーモラスな彼はとにかくかっこよかった。ルックスも好みで、特に目元がゾウさんみたいにぱっちりでマツゲが長いところは、ずっと眺めていたいほど。背も高くて、大きな手が魅力的だった。
その飲み会では、彼に彼女がいるということを聞いて(周りの先輩達がわざわざその場で言ってくれるくらいには、私の好き好きオーラはバレバレだった)、ものすごく残念に思ったけど、私にも彼氏がいたので飲み会後は「入社が楽しみだな」という気持ちで帰った。
でもせっかく連絡先を交換したので、飲み会の後から頻繁に連絡を取り合うようになる。ライン上での会話のテンポや言葉遊びの感覚が非常に合って、話ははずんだ。最初は先輩後輩としての会話だったものが、だんだんプライベートな話までするようになっていき、私の好意はもちろん伝わっていただろうし、向こうもまんざらでないように思えた。
そして2ヶ月後には彼が大阪まで遊びにきてくれるという進展っぷり(私は当時大阪在住、内定先および彼は東京だった)。一緒に大阪の観光名所を遊び回って、電車の乗り間違えなんていう些細なことでも笑いが止まらないほどだった。この旅行での胸の高鳴りは今も忘れていない。
大阪旅行を経て、私は彼の恋人になりたい気持ちが強まった。当時の彼氏に別れ話をして、彼と付き合えるように準備を進めた(私が悪いので当然だが、別れ話はもめにもめた)。そんな中、彼からは決定的な言葉はなくて、まだ彼女とも別れていないようだった。スカイプでのテレビ通話中に不安を伝えると、無言になって部屋の中で何かを投げ始めて、びっくりした。どうやらイラついたらしい。そのような感情表現をとる人を見たことがなかったので本当に驚いた。これが最初の違和感。そのほか、お互いの恋愛観についてもいろいろと話をする中で「とにかく楽しいほうに流れたい。現状を変えるのは面倒」といった旨の意見を聞いて、このあたりにも少し不安を覚えたけど、恋は盲目だからそっと記憶の端に追いやった。
数ヶ月後、晴れて彼も彼女と別れ、私が正式に恋人となることができた。幸せだった。遠距離は寂しかったけれど、名古屋で会ったり彼の家に泊まりにいったりして、私が入社のために東京に引っ越すまでに5回ほど一緒に過ごしたのではないだろうか。私は時間を、彼はお金をお互いのために割いた。卒論は彼の家で書いた。
大学を卒業して、ようやく社会人になった私は極力彼の近くにいるようになった。彼の住む駅と同じ場所にアパートを借り、ほぼ私の家で一緒に過ごしていた。6畳のせまい家だけど、大好きな彼とやっと一緒にいられる楽しさで全然苦ではなく、べたべたとくっつく毎日。
けれど、頭の隅に追いやったはずの不安が少しずつ顔を出す。発端は彼が家事をあまりやらないこと。ありがちかよという感じだが、気になったのはそこではなくその後の対応である。家事の負担に対して私が不満気にしていた日、彼は「(私)が不機嫌みたいだから」と出て行こうとした。話をするのではなく去ろうとした。違和感その2である。私もただ不機嫌なのはよくないなと思い、家事の分担について話すと「俺のほうが疲れてる」「昔は文句言わなかったのに」と的外れかつ見下した返事をする。結局その後チャットでもう一度話して分担を決められたけど、この時のそこはかとない不安な感覚は鮮明に覚えてる。
それから、忘れられないのがその年の私の誕生日。彼はほぼ常に誰かしらの女の子と連絡を取り合っている人であったが、その時期特にはまっている相手がいて、私の誕生日にも目の前でスマホばかり見ていてかなり辛かった。出かけていたけど、悲しくなってすぐに帰ってきた。彼にとっては私の嫉妬がうざったかったようだが、それならそれでもう少し上手くやってほしいと願う。彼へのいくつかの不信感はこの後どんどん増大していく。
なんだかいきなり悪いことばかり書いてしまったけど、基本的にはすごく楽しい日々だったし、彼のことも尊敬している。私が配属先のことで悩んでいた時、彼の的確なアドバイスで希望通りに進んだことは感謝のしようがない。常に向上心を抱いていて、努力を努力と思わずストイックに進み続ける人。でも私にはどろどろに甘くて、一緒に歩く時は手をつないだり腕を組んだり、駅の階段を上る時は体力のない私を押してくれたり、そんな何げないシーンに幸せを感じていた、確かに愛されていた。1人では何もできなくなるんじゃないかと思うくらい甘やかしてくれた。シングルベッドと壁の間にぬいぐるみが挟まって爆笑したり、旅行して写真を撮ったり…このあたりの時期に撮ってもらった2ショットはその後3年間ずっと部屋に飾るほどの宝物だ。ここまで書いてやっと1年。ちょっと飛ばそう。
やはり6畳では手狭に感じてきたので、私が社会人2年目になる頃には広い部屋を借りて同棲を始めることに。さすがに同棲をするのに親に内緒というわけにはいかず、私の親に電話であいさつをしてもらった。2~3年後には結婚を考えていると電話口で言っていて、常套句ながら口元が緩んでしまったのを覚えている。
新しい1DKの部屋で、私は世界一幸せだった。夜、眠くなったら優しく寝かしつけをしてくれて、朝は私から行ってきますのキスをして、毎日ハグして、一緒にゲームして、くっついて寝て。手をつないでふらっとコンビニに行った。テレビを見てやいやい意見を言い合ったり、ばかみたいに妖怪ウォッチのダンスを踊ったりして笑顔が絶えない日々だった。ご飯を食べる時は、小食な私の食べ残しを彼が食べてくれることに強烈な愛情を感じていた。うれしくて、別にそこまでお腹いっぱいじゃなくても彼にパスしちゃってたな。私のドジで笑ってくれるのが愛しかったから、いっぱいドジした。大柄な彼の上にのしかかるのが好きだった。お互いの寝言について笑った。関西弁を使ってくれるのが嬉しかった。2人にしかわからない符号がたくさん生まれた。彼の好きなものを真似して、私にも好きなものが増えて、世界が広がった。彼の脱いだTシャツですらいとおしかった。彼に愛され続けるように、見た目も中身も、かわいくいようと努力した。
そんな幸せな日常の一方で、なるべく直視しないようにしていたものの、不安なことはいくつかあった。まず、お出かけを一緒に楽しめなくなっていたこと。倦怠期と言われればそれまでだけど、付き合いはじめの頃はどこに行くか、何を食べるか一緒に決めて楽しんでいたのが、だんだん彼が私についてくるだけになった。ついてくるというのは、本当に後ろをついてくるだけ。何食べる?と聞いても「どうする?」と言うだけ。目的地でも興味を示さずぼーっとスマホをいじっていて、それならむしろ1人で出かけたほうが気楽だからとそう言っても、ついてこようとはしてくれる。店員さんを呼ぶのも、席を探すのも、地図を見るのも私。前に出るのは苦手だったからかなり苦痛だった。友達とたくさん遊んでいる彼は、絶対友達の前ではそんな感じじゃないはずなのにね。甘えられてたのかもしれないけど、一緒に楽しもうとしてくれない人と出かけてもしんどいだけになってきたから、だんだんデートに誘わなくなった。最後の年の瀬、カレンダーを買いに行くと言ったらついてきてくれたけど、やっぱりずっとスマホをいじってるだけだったね。連れまわして機嫌が悪くなっても困るから、早く済まそうとして最初に入ったお店で全然趣味じゃないカレンダーを買ったときの虚無感は忘れられない。
不安なことの2つめは、彼が不機嫌になった時のこと。機嫌を損ねると無言になって話ができず、物にあたり、こちらを無視してどこかへ行ってしまうという癖があった。これは付き合う前に感じていた違和感その1と2で、どんどん膨れ上がっていた。もちろん私も黙って我慢していただけではなくて、話し合いをしたいときは、どういう話の持って行き方をすればいいのかを調べて試行錯誤したし、直接、無視するのはやめてほしいと伝えたこともあった。でも性格は簡単に直らないし、私の心もなかなか強くはならない。本当にもう無理と感じたのは、彼がケガの療養中に、少し出かけてみるというから一緒に行ったら、ケガが痛いようでみるみるうちに不機嫌になっていった日のこと。「帰ろう」と言っても「うるさい」と一蹴され、どうすることもできず黙って着いて行った。みじめだった。極めつけは、後になって「ごめんね。でもケガしたらわかるよ」と言われたこと。例えば私が生理痛であなたに当たり散らしたことが一度でもあっただろうか? ケガのせいではない、この人の性根がそうなだけだ。この人と、将来、何か問題が起きたときにうまく支えあっていけるのだろうか? 不機嫌をまきちらすこの人と。私はいつの間にか、彼の顔色を伺いながら無理におどけるようになっていて、どうにも元気が出ない日も、ドアの前で深呼吸をして笑顔を作ってから帰宅していた。できるだけ彼の機嫌が悪くならないように。そうすれば楽しい毎日が送れていたから。何度も傷ついて、もうあの空気になるのが耐えられなかった臆病者。
不安なこと3つめは、女性関係。前述の通り、彼は常に誰かしらの女の子と連絡をとっていて、時々会ってもいた。私が嫉妬するからと隠そうとしてくれるのはいいが、全然隠せていないから、結果として最悪な形で私に「女の子と会う」と伝えていることになっていた。男女入り混じったグループで遊ぶことはもちろんあるだろうが、2人でデートしたり、合コンに行ったり、ドライブしたり…これで嫉妬するほうが悪いというなら、恋人を作らないほうがいいのではないかと思う。愛されているという自覚はあったけど、彼が何を考えていたのかわからない。仕事のためだと言うこともあったけど、本当だとしたらどれだけ効率の悪いリクルーティングだろう。でも嫉妬しすぎて彼が不機嫌になったら大変だから、1人の時に泣いて消化していた。この家で不機嫌になっていいのは彼だけだから。それでもどうしても我慢できないことがあった。それは旅行。私とは満足にお出かけもせず、何にも誘わないのに、ほかの女の子とは自分で車を借りてホテルを予約して旅行するんだ。その扱いの差に耐えられなかった。出発の日には目の前で泣いてしまった。帰ってくるまで毎日涙が止まらなかったし体調も崩した。彼が帰宅後、我慢できずに口からこぼれてしまった日、彼は心底めんどくさそうにして、私と別れると決めたようだった。女の子と会うことよりも悲しかったのは「私が嫌だと感じていることを意に介さない」こと。例えば、本当に仕事なのであればそう説明するか、友達なら紹介してもらうとか、何かしら2人の間で納得できる解決策を見つけようとすることがなかったのが辛い。また思い出して泣けてきた。痛い。私の価値観が低次元とかそういうことではなく、歩み寄ろうとしてくれないことが何より悲しかったんだ。
でも彼のことは、心に顔が浮かぶだけで泣きたくなるくらい大好きだった。3年目にはもう頭の中はぐちゃぐちゃで、彼と結婚してずっと一緒にいたいという強い思いと、上記の不安がないまぜになって、自分でもどうしたいのかわからなくなる。彼は結婚というものに興味がなさそうだったので、私から、結婚するのであれば子供を不安なく産めるうちに、と逆算した結果を提示し、これくらいの時期に籍を入れたい、という話をしていた。彼も了承していた。でもその時期になっても彼は何も言わない。私たちより後に付き合い始めた友達カップルが結婚した。彼は何も言わない。彼は結婚してまで私と一緒にはいたくなかったのだろうか。うちの実家には来てくれたけど、その気がなくなったのかな。わからない。
結婚したい、してくれない、でもこの人と将来ずっと生きていけるのか、そんなことばかり毎日ぐるぐると考えているときに旅行騒動があったから、私の心はポッキリ折れてしまった。このままじゃ彼のことも自分のことも嫌いになって、笑顔でいられなくなりそう。自分の心を守りたかった。でもまだ寝顔ですら愛しいと思う気持ちは変わってなくて、「別れたい」という言葉は絞り出すように口にした。
そこからは早かった。「別れたい」「わかった」というやりとりをした1か月後には引っ越して、あっさりと同棲は終了。最後に会った彼は、あの飲み会で初めて会った時と同じ顔をしていた。
今私は初めてのちゃんとした一人暮らしをしている。彼氏はいない。4年間というのはとても大きくて、生活のそこかしこに彼のおもかげを感じてしまう。彼が好きなテレビ番組、食べ物、スポーツ、手をつないで乗った電車の中、駅のエスカレーター。彼に似た人が歩いているとつい目で追ってしまう。
彼には新しい彼女ができたらしい。
高校卒業後からずっと彼氏を切らさないようにしていたが、独り身になった途端これだ。きっと逆らえずに結婚するのだろう。私の人生は親の言うとおりだから。思えば、就職先だけは自分で決めた。そこで出会った彼に恋をして、4年間幸せに生きた。途中は恨み言ばかり書いたようになってしまったけど、上京・就職という精神的に不安定になりがちな時期を支えてくれて心の底から感謝しているし、夢のように幸せな時間だった。彼の腕の中で安心して眠った日のことを思い出して、この先強く生きていけるはず。今はまだ泣いてるけど。大丈夫。1人で階段も登れるようになる。
これを書いて、匿名ではあれ公開して、誰になんて言ってほしいのかわからない。別れてよかった、別れないほうがよかった? もし彼が見たらどうしよう、見てほしい?
始まりが不義理な感じだったから、上手くいっていないなんて誰にも言えなくて。自分から別れを切り出したのに、何で悲しんでいるんだと思われそうで。「何で別れたの?」って聞かれても一言では答えられなくて。でもここで吐き出せたら少しだけ気持ちが楽になる気がする。まだまだ書き足りない思い出も気持ちもあるけど、心の中でぐるぐる回っていたものをやっと少し言葉にできてすがすがしい。
面倒くさがりな彼がこの先、とんでもなく面倒な「結婚」ということをしてまで一緒にいたいと思う人を見つけたら、ちょっと悔しい。
でも、いつ死に別れても後悔しないように、私にできる精一杯で、全力で愛したと胸を張って言えるから、その結果がこれなら仕方がないかな。
どうやばいかはあまり具体的に言えないんだけど、俺みたいな下々の奴にもはっきりやばいと目に見えるやばさ。
みんながやばさを自覚してるはずなのに、誰も現状を変えない。
変えようとしてるけど変わらないのか、実は変えたくないのか、変える暇がないのか、これはよく分からない。社内の空気が悪い。
根本的に変えようと思ったらリストラか、経営陣の交代かしかないと踏んで、そんなの大変だから応急処置でしのいでるのかもしれない。
俺はこの会社でそれなりに足掻いてきた。入社して一ヶ月でなんかやばげな空気を察知した。じゃあ俺がこの会社変えてやると意気込みもした。
さすがにこの会社で定年まで働くつもりはなかったけど、その方が後々自分の為になると思ったから。
でもこれはやばい。ここまでくるとやばい。思ったよりずっと速くやばさが伝播してる。
ちょっと具体的な話をすると、ウチの社長は他の会社の社長も兼務してて、なかなかウチに顔を出さない。
数字でしかやばさを認識してない可能性がある。現場を知らない。
社員がどんな顔して働いてるか、商品を入れている倉庫がどんな使われ方をしてるか、定期的に見に来ることで分かることってたぶんたくさんある。
テレビ会議なんていくらやったってやばさは伝わらない。あれは体裁を整えてやるもんだ。商品は現場で作ってるんだから、現場は頻繁に見に来るべきなんだ。
現状、社長が来る日は特別で、ハレの日扱い、みたいになってる。そんなのおかしい。
俺ひとりでできることには限界がある。いろいろと嗾けてもみんな、倦怠期の夫婦みたいだ。
正直転職を考えてる。
https://twitter.com/RitsuAndGorilla/status/968455745258766337
どうせ賛同してる奴は未婚か浮気されてるかの余裕なしなんで分からないんだろうけど、なんで浮気するかって?
子供はカワイイ、妻も1番に愛してる。でも家族、恋人時代のドキドキは無い。いつまでも倦怠期の無い夫婦とか逆に恐い
そんな時に親しい異性の友人と仲良くしたり、合コン行っても何ら問題ない。一夜限りなら避妊必須で寝ても良い。家庭に持ち込まなきゃ存在しないと同じ
もちろん、自分や相手が本気になって家庭が崩壊したら最悪だけど、そうならないようにするのも浮気のテクニックでしょ
結婚して10年。付き合って14年。未だ倦怠期ってやつは来ない。なんなら新婚の時より仲がいいと思う。
嫁が好きすぎるので他の女になんて微塵も興味が湧かない。というかそもそも女に興味なんて元々無かった。産まれてこのかた女って存在は嫁にしか興味が無い。
だからモザイクが必要な映像や本を見たいって欲も無い。買った事も無い。芸能人にも興味が無い。キャバクラなんて行くなら嫁と話すし風俗も同じ。
嫁に不満が無いわけじゃないけどそれ以上に可愛いから用が無ければさっさと家に帰りたい。嫁の顔見たいし声聞きたい。
勿論これをストレートに外で言うわけじゃない。でも夫婦仲はどう?って聞かれたら良好ですって答える。愛妻家である事は隠さない。
そうするとなんでか知らないが自慢げに自分の妻に興味を持てない話をダラダラ語り出す奴、結構多い。
しかもそこそこ盛り上がる。年齢は関係無い。会社の飲み会でも同窓会でもこういう奴は必ず居る。お前もいつかこうなるんだよって諭される。
まるで子供が珍味を食べてマズい!と主張している時、大人の味なんだよと誇らしげに言う親戚のような顔つきで、自分の妻がいかに女としての質が落ちたかを語る。
そういう話で盛り上がってても水を差す事はしないけど、お前もそうだろ?って言われるとやんわり否定する。
すると「あっ……」って空気が流れる。で、やれやれって空気が流れる。お前まだそんなところに居るの?って感じ。
これ不思議な事に男特有の空気らしい。女性と話してると夫婦仲はいいに越した事は無いけどって空気を感じるのに対して男は夫婦仲は悪くなるものって空気がちょいちょい漂う。
嫁も夫婦仲がいい事は隠さない。特に同窓会とかそういう場面では隠さない方が女同士は面倒が無いらしい。
でもやっぱり男が水を差しに来るらしい。
勝手に俺が裏で不倫したり、変な店や風俗通ったりしてるって決め付けて話し出すそうだ。
気付いてないお前は可哀相だねぇ~とか言われる事も結構な割合であるそうで。
よく女は怖いとか、最近はマウンティングとか聞くけど、少なくとも嫁の周りではあまりそういうトラブルは起こらないらしい。
ネガティブな事を言いたい人はネガティブな人と集まるから、最初からポジティブを表明すればそういう人は近寄ってこなくなるんだそうだ。
女は共感の生き物だから、初めから分かり合えないと解ってる人には近付かないんだと嫁は言っていた。
でも男は関係無く近寄ってきて勝手に男代表を名乗ってお説教をするんだそうだ。むしろ言い負かしてやると息巻く奴も居るらしい。
お前は気付いてないだけで旦那は他の女に目を向けてるしお前の事なんてそのうち見向きもしなくなるんだ。男とはそういう生き物だ。だからお前の旦那もそうなんだ。って。
やっぱり自慢げに語るらしい。周りの既婚者はうんうんと頷くもんだから更に調子に乗って面倒臭いと。
皆嫁には言ってないだけで色々やってんだよ~。はーっ、知らないって幸せだなぁ~っ!!って感じで憐れまれるそうだ。
それが面倒だから男が居る場所で結婚生活の話はしたくないと嫁はため息をつく。
あれなんなんだろうなぁ。
朝、早く目が覚めたので、
娘や嫁が起きないうちに朝食を作る。
「お母さんを呼んでおいで」
友だちと買い物だという娘と、
昨日は結婚式の打ち合わせの後、
お酒を飲んでそのまま帰ったと聞いている。
まだ寝ているかな、と
彼女はもう起きていた。
片手で鍵を閉めながら、
空いた片手で彼女の腰を抱き寄せる。
9月にはこの部屋を引き払って、
あと数回で終わるのかな。
「もうすぐ結婚なのに、いいの?」
そう尋ねると、彼女は「いいの」と
甘えた声で顔を胸に埋めてくる。
ゴールラインが設定されたことで、
またじっくり堪能するようになった。
ひとしきりイチャイチャした後、
昼過ぎまでうたた寝。
軽くメイクを整えただけでも、
やっぱり彼女は美しいなと思いながら、
ビールを飲む。
16時過ぎに向こうの家を出た。
家に着くと嫁も娘も帰ってきていた。
嫁に「おかえり。どこ行ってたの?」と聞かれ、
と答える。
食後は、娘が買ってきた服を
次々に着替えて見せてくれた。
同じように躍った嫁の姿が、
次に、打ち合わせでウェディングドレスを
試着しているであろう、
彼女の美しく晴れ晴れしい姿が重なった。
その後、2年ほど疎遠になっている大学時代の友人に
メールを1通送り、
布団の中で読みかけの本をめくって
1時過ぎに寝た。
すごくわかる
俺も倦怠期だが、何もする気になれない
もう35なんだけどな
人に会いたくない。
心療内科にはもう何年も通ってる。
医師は何も言わないけど、
その頃から倦怠感に悩んでいたけど、
今は既卒3年目。
スキルと呼べるような代物じゃないけど、
イラレフォトショAE、InDesignとかのAdobeソフト使ったり、
Mayaいじって色々してたからその気になればCADとかもできるかもな。
そんな機会誰も与えてくれないんだけどね。
不動産業者への就職を勧められてたけど、俺の方が未来ないかもな。
だって倦怠期みたいな、何やっててもしんどい気怠い期間に入ると
全部うまくいかなくなるんだもん。
何年も同じことを回しながらやってく自信はないよね。
まず人と関わりたくないしな、めんどくさい、頭痛くなる。