はてなキーワード: ホームヘルパーとは
望んでペットを飼ったのにペットを飼うのは大変!!休みたいとか言ったらただのキチガイだろ
病気・怪我やペット飼育で長時間の外出が難しいのは普通のことなのに、
通院以外でどこでもベビーカー・喚くガキとかキチガイだろ
ただ残念なことに、基地外だろうが母親の権力は太古から現在に至るまでぜったいなんですね
殺されるのは女であって母親ではないんです
母親の子の暗殺未遂は太古から現代においても変わらず許され続けているし
もうこの話はどこまで言っても母ちゃんは絶対にしか理屈以外の面でならないので(どんなに露悪ぶっても母親は殆どの人にとって絶対)、
既婚未婚子あり子なしすべての人がプチ贅沢を出来る収入を得られるようにするにはどうしたら良いか?とするのが建設的だと思います
まぁ公費で殆ど自治体でベビーシッター雇えてお出かけの時間とか作れるはずだし、そもそもパートナーどういう基準で選んだの?って話なんですけど、
時短家電とかホームヘルパーとかママ様の望みのものにお金が使えるようにしたらよいんじゃないんでしょうか
富に偏りがあるのがいけないわけですしね
知的に社会的にアレしている元増田みてーなDQN夫婦に辛辣になる気持ちは非常にわかるが
だけどそれで被害を被ったり最悪死んじゃうのはペットじゃなくて人間の子どもだからな
運良く死ななくても社会化されてないDQNやメンヘラがまた世に放たれることになる
地域にある公費で利用出来るベビーシッター(東京は24/365)や育児ヘルパー、ホームヘルパーを積極的に利用し、
それらだけでどうにもならなければ、夫は、休職、離職して、必要なら生活保護を受けて妻と子どもの面倒をみるべきですね
でもその覚悟なさそうなんで養護施設が回収するのがほんとはベストよな
つか、子ども庁はこういう虐待や不適切な養育環境を匂わせる投稿を諸外国のように通報できる窓口作るのが最初のお仕事だと思うわ
地域にある公費で利用出来るベビーシッター(東京は24/365)や育児ヘルパー、ホームヘルパーを積極的に利用し、
それらだけでどうにもならなければ、夫は、休職、離職して、必要なら生活保護を受けて妻と子どもの面倒をみるべき
金銭面は、誰でも病気怪我するし、老いるし、賃金は平等では無いから、いくらでも公助に頼ればよく、べつに気にしなくていい
考えなきゃいけないのは、自分自身に子どもと家族を守り最優先する覚悟とそれを心から楽しめる気持ちがあるかどうかということ
だから、DQNじゃないメンタルに自信が無いおうちは子を持たない選択をすることが多いが、
知的に社会的にアレしている元増田(anond:20230519190800)みたいな人たちには無茶な期待よな
https://www.nhk.or.jp/heart-net/new-voice/bbs/52/2.html
上から目線、偉そう、お前のいる図書館には行きたくない、いきりオタクなど散々な言われようだった増田だよ!
せっかくなので司書資格の現状とその問題点について思うところをを書いてみるね。
いきりオタクがむきになってんじゃねーよwwwっていうのは百も承知なのでコメントあればそれ以外でどうぞ 。
#はてなだから文章も変だし引用記述もちゃんとしてないし引用の引用もしてるし数値は古いし用語の統制もしていないよ
#脚注のはてな記法使えなくてめちゃんこ不便だし、URL件数規制あったのでごそっと削った
今回の件について、自分の主張は
”非正規雇用(非正規職員)の待遇改善には同意するが、司書の専門性と非正規職員の待遇問題は切り分けて論じられるべき”
というもの。
以下、図書館職員の現状および司書資格の問題点について述べます。
平成27年度の社会教育調査より、全国の公共図書館の専任職員数(館長除く)10,305名のうち、司書有資格者は5,410名(52.5%)。
これに対し、非常勤職員(館長除く)19,177名のうち司書有資格者は9,593名(50.0%)である(指定管理者の職員数も別途あるが、指定管理者内での正規雇用も含まれるため割愛)。
正規職員および非正規職員(非常勤職員)それぞれの有資格者の割合はほぼ同じだ。
この数値から算出すると、単純計算だが、全国の図書館職員における非正規職員率は62.6%となった。
平成24年の保育士調査では保育士の非正規割合の平均は全体で45.6%、公営では53.5%となっている。
( ttps://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/s.1_3.pdf 保育士等に関する関係資料 他)
保育士よりは図書館職員の非正規職員率は高いが、司書には保育士のような必置規制がないなどの違いもある。
管理する対象など、図書館という公共サービスの性質を考えると図書館職員が特別に高いというようには思えない。
有資格者の非正規職員の賃金(時給)を比較すると、保育士は980円、幼稚園教諭は1,046円、福祉施設介護員は1,043円、ホームヘルパーは1,339円である。
署名運動を提議した彼女の時給は最低賃金+40円らしいので、全国平均で算出すると1,001円。
図書館職員がとりわけ低いというよりかは、有資格者であっても非正規職員の賃金は全体的に低いというのが現状である。
一方、専門能力を有する職員がその専門性を発揮して働くために、非正規職員の必要性が肯定される側面もある。
事例のひとつとして、自館では非正規職員は職責のない単純業務、正規職員はそれ以外と分けている。
自館の非正規職員には権限がないのでシステムの管理的な業務はできず、単純業務として配架や資料の整理、簡単な文献複写、来館者対応データ登録などを行っている。
図書館に限らず、あらゆる職務において非正規職員は必要とされる。
問題なのは、正規雇用の収入を必要としているのに非正規雇用で働かざるをえない人なのだろう。
なお、実態として、図書館員は、非専門業務に従事する職員であっても有資格者が多く雇用されている。
その原因としては、司書資格の取得者数が多いこと、司書資格の有無により司書の専門性が担保されていないことが考えられる。
その一因は、需要と供給、つまり司書資格の取得者数と図書館職員の求人数が乖離しており、市場の需要よりも多くの人が司書資格を取得していることにある。
司書資格の取得者数の正確な数字は不明だが、令和4年度の司書養成科目開講大学は193大学、司書講習は5大学で減少傾向にあるという。
平成18年頃の数値では、年間、司書課程の履修により約1万人、司書講習で約1,500人が司書資格を取得したとされている。
司書有資格者の専任職員(公共図書館)が全国で約5,000人しかいないのに、毎年その倍の人数の学生が司書資格を新たに取得していることになる。
そもそも論で司書資格を取得したからといって図書館職員になれるわけがないのだ。
(図書館職員の資格取得及び研修に関する調査研究報告書 第2章 公立図書館及び司書・図書館職員を取り巻く現状の把握 )
司書資格を取得する人数を減らせばいいのではないか、という指摘はもっともだが、それを阻む背景の一つに、国家資格を取得できることで学生を集めたい大学の経営的なニーズと、研究者の雇用の場を保持したいアカデミア側のニーズが合致していることがある。
司書資格の取得者数を減らすことは両者にとってデメリットしかなく、だからなのか薬剤師資格のように取得者数を規制しようとする動きはない。
ちなみに、 司書課程の教員の論文生産性を調べた研究では査読論文を年に0.07本執筆すれば大学教員になれる(日本の図書館情報学分野の教員の経歴と論文生産性 )そうで、他分野から見たら羨ましい限りである。
さらに、司書資格の取得者数と求人数の大きなギャップについて、「司書資格取得のために大学において履修すべき図書館に関する科目の在り方について(報告)」では以下のように述べられている。
一方で、図書館への就職は非常に厳しい状況が続いているが、司書資格取得者の就業の場としては、公立図書館以外にも、各種の図書館や行政機関、企業、民間団体等の資料関係業務や調査・情報提供業務などが考えられることから、これ らに関する情報の提供も望まれる。
司書資格取得者が図書館を利用する場合には良き利用者となることが期待され、また、図書館のボランティアや図書館活動の支援者となることも考えられる…
司書資格取得時に得る図書館情報学の知識は、図書館職員として働く以外にも、行政機関や企業等一般においても活用できる能力であることから、資格を取得しても図書館職員として就職できないことは司書資格の取得を阻害するものとは考えられていないのだろう。
司書資格は授業のみで取得でき、かつ取得者数も多いため、資格のみで図書館員の専門性を証明することは難しい。
近年、その成果が表れており、日本図書館協会による認定司書や日本医学図書館協会によるヘルスサイエンス情報専門員などの上級資格が創設されている。
図書館員の性質を鑑み、一定の経験年数や研修、論文執筆などの成果を元に審査を行い交付されるため、高度な専門性を有することを証明できる。
図書館員としてステップアップしたい人は、ぜひ挑戦してほしい。
もし例のあの人が専門性の高い司書であれば、具体的な職務の明示なく「図書館司書は時給2,000円貰って当然!!」なんて言葉は出てこないと思う。
非正規雇用の低待遇を肯定するわけではない。日々を暮らしていくために、待遇改善を主張することは普通のことだ。
しかし、そこに、司書だから、図書館員だからと付け加え、専門的職務や非専門的職務の検討もされないまま
「この事態を放置するのは知への怠慢」(http://twitter.com/sasakitoshinao/status/1563664160612909057?s=20&t=rdNKzrqSG7r6B7hqm9yqkQ)などの現状批判を始めると、本来検証されるべき司書の専門性がないがしろにされ、単純労働の非正規職員すら排斥する行為に繋がり、結果的に図書館への悪影響となりかねない。
初増田です。
今かなり悩んでいるので、もしよかったらアドバイスいただけないでしょうか。
もう2年くらいその方のお世話をさせていただいています。
個人情報なのであまり細かくは書けないのですが、要介護度はある程度ついています。
その方の性格は…良くも悪くも好き嫌いがはっきりしているというのでしょうか…。
嫌いなヘルパーさんだと、露骨に嫌がってケア中も嫌味を言ったりしてきます。
ケアマネも苦労されたみたいで、その方が気に入るヘルパーがなかなか見つからなかったんですね。
私も最初は嫌われていました。
でも毎回笑顔で挨拶して、なるべく丁寧に気持ちを込めてケアしていたら、段々とその方の態度が変わってきたんですね。
今は「私に身寄りはいないが、あんたの事は実の娘のように思っている。」とまでおっしゃってくださっています。
それからは私も楽しんでケアをすることが出来るようになりました。
その方のお住まいは、ある高級と言ってもよい住宅街にある一軒家なんですね。
旦那さん(もう亡くなってしまっています。)が会社の元社長で、資産はかなりある方なんです。
お子さんはいらっしゃいません。
身寄りもなく、介護度も上がってきたので、ケアマネが有料老人ホームをすすめていたのですが、集団生活が嫌いで頑として断っていたんです。
ヘルパーの利用もかなり渋々と認めたくらいなんですね。
1か月くらい前からでしょうか…私がケアに入っている最中にその方が「養女になって欲しい」と言うようになってきました。
「私には身寄りがいない。でも集団生活なんて大嫌いだから老人ホームになんて入りたくない。夫も亡くなったし、私もこのまま野垂れ死のうかと思っていた。でもあんたが世話しに来てくれるようになってから、生活が少しずつ楽しくなってきた。できれば一緒に住んでほしい。」という感じだったんですね。
そして「この際だから養女になることも検討してもらえないか。もし養女になってくれるのなら、遺産としてこの家を含む財産を全て相続できるようになる。おそらく軽く一億は超えるだろう。私には身寄りがいないから、うるさく言ってくる親戚連中もいない。悪いようにはしないから、どうか検討してくれないか。」とすがるような顔つきでお願いされたんです。
私はシングルマザーで、今小学校低学年の子を1人で育てています。
今はどこにいるのかすら分かりません。
カツカツというのでしょうか…、子供と2人で日々生きるのに精いっぱいです。
なのでこの方のご提案は、ある面では私にとってとてもありがたかったです。
でも、でも、「本当にOKしてしまって良いのだろうか?」という心の中のひっかかりが取れません。
もしここで養女になってしまったら、「越えてはいけない一線」を越えてしまうと言うというのでしょうか、倫理的に問題があるというのでしょうか、そういう否定的な感覚が私の中にずっと残っていて、「はい、お受けします。」とどうしても言えないんです。
私は元々ホームヘルパーとして、この方のお世話をするために「仕事」として来ているんですよね。
そしてヘルパー講習の時にも講師の方から「ケア中に利用者さんからお茶やお菓子などをすすめられるかもしれませんが、一切いただいてはいけません。」とも習ってきました。
そういうもんだと思いながら仕事してきました。
なので「お茶やお菓子」どころか「養女になって遺産」をいただくというのがどうしてもひっかかるんです。
何でも良いので、もし良かったらアドバイスいただけないでしょうか。
長文申し訳ありませんでした。
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追記です。
見ず知らずの私のために、こんなに助言をいただけるなんて思ってもいなかったので、読んでて涙がでてきました。
まずはAさん(利用者さん)を私が敬愛しているかについてですが、これは敬愛と言えるのかどうか分かりませんが、実際今ホームヘルパーとしてケアに入っている最中は、楽しく穏やかにケアできていると思います。
Aさんも私の事を信頼してくださり、落ち着いた状態で私に任せてくださっているような感じです。
またAさんご自身は「身寄りはいない。」とおっしゃっていますが、遠い親戚がいるのかどうかは分かりません。
ただケアマネによると、今のところ連絡のとれる親族はいないそうです。
遺言書の件についてですが、これについては書くのを忘れていました。
Aさんから「もし養女になれば、ちゃんと遺言書として相続の事を文書に残す。」と言われています。
ライン仲間からもメッセージでアドバイスをいただいたのですが、とりあえず養女ということは置いておいて、お試しに(息子を含めて)同居から始めてみたらどうかなと考えています。
同居になれば、また様々な問題が出てくるかもしれません。
もしかしたら「同居でこんなに大変なんだから、養女なんて無理無理!」となってしまうかもしれません。
今回の野党共闘には色々な政策があったが、最大の目玉は誰がどう考えても消費税減税であった。
https://kamiyakenkyujo.hatenablog.com/entry/2021/09/30/234500
そもそも日本の消費税は国民は国際的に見てかなり安い水準に抑えられている。
日本より消費税が安い先進国はたったの4ヶ国しかなく、台湾・カナダ(5%)、シンガポール(7%)、スイス(8%)だけである。
ヨーロッパの国の大半は日本より高く、20%前後が標準的な水準となっている。
国際的に見ても低率の消費税を更に下げよう(あるいは無くそう)と言っているのだから、かなりラディカルな政策提案・攻めっ攻めの内容であったことは間違いない。
しかしどうだろう、ブコメでは賛否両論であった。以下に人気ブコメから反対意見と思われるものを抽出した。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/kamiyakenkyujo.hatenablog.com/entry/2021/09/30/234500#bbutton
tamakky 消費税よりも社会保険料を下げろ、現役世代の負担割合をこれ以上増やすな、ジジババの消費にもきっちり課税しろ派なので、そもそも消費税減税に賛成しない。
UhoNiceGuy マス層のサラリーマンに取って消費税は不公平感のあまりない税なのよ。経費で節税とかやられるよりわ。消費税なくす代わりに所得税増やしますってのよりずっといい
natu3kan 「消費税は減税するけど、議会を通さずに上げ放題の国民健康保険料と国民年金保険料と介護保険料は爆増させて帳尻を合わせるね」とはできるのでなあ。
そう、これである。
既に多くの人が気がついているがそもそも現役世代にとっては消費税は他の税に比べて大きな負担ではない。
「消費税ゼロ」で日本は甦る! れいわ新選組・山本太郎が考えていること。 - 文藝春秋digital
https://bungeishunju.com/n/n7830b81c8b75
2014年の総務省の調査を基に試算しました。仮に、消費税が10%の場合、支払うと想定される消費税は約22万円。つまり消費税の逆進性の影響を受ける低所得者層では、約1カ月分の給料が消えてしまう計算になる。逆に言えば、消費税を廃止すると、約1カ月分の給料が私たちの手元に返ってくるのです。
山本太郎は「年に22万円=1ヶ月分の給料が返ってくる」と豪語しているが、この試算の根拠はかなり怪しい。
日本では様々な消費税非課税項目があり、その中で最も大きな影響があるのが「家賃(+敷金・礼金・更新料)」である。
単身者でも5万~10万円程度の家賃を払っている人がほとんどだと思うが、これらには消費税が課税されない。
そしてファミリーになれば次は教育費用(幼・小中高・大学)などが家計のかなりの負担になるはずだが、これも入学金から授業料に至るまで全て消費税非課税である。
他に大きな出費を伴うライフイベントとしては出産・埋葬などあると思うが助産費用(入院や検診)も葬式代も消費税非課税。
なんと介護費用(老人ホームやホームヘルパー)も消費税非課税!
ということで実は現役世代が被るであろう大きな出費というのはほとんど消費税非課税になるようにできているのである。
22万円も消費税で返ってこようと思ったら「上記以外」から年間220万円つまり毎月18.2万円も消費しなくてはいけない。額面年収500万円くらいないとキツいでしょ。それって低所得者じゃなくない?そして22万円は約1ヶ月分の給料じゃなくない?
というわけで平均的な現役世代なら消費税なんぞよりも所得税 + 社会保険料(年金と健康保険料)の方がよほど負担が重いことにとっくに気がついている。
ここの負担減を訴えてくれた方がよほど現役世代の票は取れたはずだ。
しかし野党連合はそうしなかった。もっと大きな票田を狙ったからだ。そもそも消費税が「主な」負担になるのが誰かって、そりゃ収入がないジジババである。
ここで重要なのはあくまで「もう引退したから収入がないだけ」であって、年収2000万円のエリートサラリーマンだって定年退職したらただの老人、年金生活の低所得者になるってことだ。(貯金はたっぷりあるけども)
彼らは社会保険料は負担する側ではなく貰う側、唯一払う税金が消費税(と死んだときの相続税)なのだ。そりゃ消費税減税大賛成だよねえ。
https://twitter.com/hst_tvasahi/status/1455175492576120832
比例投票先を年代別に見ると #10代 で43.5%、#20代 で41.0%が自民党に投票→一方60代では34.4%
▼また、70歳以上の24.8%が #立憲民主党 に投票しているのに対し30代では14.2%にとどまるなど、高齢層ほど野党支持の傾向も
繰り返すが、現役世代が一番負担させられているのは消費税ではなく社会保険料や所得税であって、生活を楽にするために負担減を願うならこの部分しかない。
■オマケ:金融課税は実は庶民の株取引がターゲットだよという話
ちなみに「じゃあ高所得者や法人からもっと取って消費税も所得税も何もかも全部減税したらいいんじゃね?」と思うかもしれないが、実はそんなことは既にやっている。
https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=3323
ではどの程度の税率引上げ余地があるのか。わが国所得税の最高税率は、地方税10%を加えて55%である。これをOECD諸国で比べると、なんと、スウェーデン、ポルトガルについで世界3番目の高水準にある。これ以上の引上げは、勤労意欲を阻害したり、必要な高度人材の海外流出につながったりする。引上げ余地は少ないというべきだろう。
法人税もフランス・ドイツよりは1%ほど低いが、それでもアメリカ・カナダ・イタリア・イギリスよりも高い。(もちろんシンガポールや東アジア各国とは比べ物にならないほど高い)
最近話題の「1億円の壁」も大嘘で、日本の最高所得者層は上場企業のオーナーがほとんどであるが、彼らの主たる収入源である配当からは遥か昔から累進課税で最高税率が取れるようになっている。
これは知らなかった人も多いのではないだろうか。
https://biz.moneyforward.com/tax_return/basic/2317/
配当金を受け取った人が大口株主(持株比率が3%以上の株主)である場合や、非上場株式の配当金を受け取った場合は総合課税となり、原則として確定申告が必要となります。
もちろん株式を手放した場合の差益は20%ちょいの課税なので「1億円の壁で税率が逆に下がっている!」と言い張れそうだが、
そもそもオーナー経営者は気軽に自社株を売ることなどできないし、売れたとしてもそれはその年1回こっきりの所得で「万馬券を当てた」ような話だ。毎年安定して得られる収入とはわけが違う。
壁を超えたように見えた人は、翌年以降はその壁の向こうに二度と現れないのである。
我が家は細々と農産物を販売する兼業農家で、20年くらい前から通信販売もはじめた。始めた当初は母が諸々の事務を担当し、8年ほど前に私にその仕事が私へ引き継がれた。
代金の回収は商品着後の後払い(郵便局かコンビニ)で、ほとんどのお客様は滞りなくお支払いしていただいている。
そんな中、本当に初期の頃からご利用いただいている、Aというおじさんがいた。
Aさんはいつも電話で注文をしてくれる。特にうちのブルーベリーを気に入ってくれていて、一箱は奥さんと食べるために自宅へ、あとは兄弟や従兄弟に送りたいから、〇〇県のB、△△府のCに同じ商品を送ってね、というように注文をくれた。
Aさんのご兄弟も我が家の商品を気に入ってくれて、兄の紹介で、と注文をくれたこともあった。
Aさんとは直接お会いしたことは無かったが、電話の話だと過去営業をやっていたとのことで、声にはハリがあり、大変はきはきと喋る。熨斗の確認などの際も、細かく指示をくれたので、15年の間にAさんに変化が訪れていたなど想像もしていなかった。15年。私はまだ学生だった頃だ、そのくらいの時間が流れたいたのに、気づかなかった。
ある年のこと、Aさんに商品と請求書を送ってから3週間が経過した。我が家では着後2週間以内のお振込みをお願いしているが、まあ土日や祭日に商品が届くこともあるので、入金漏れのチェックはおよそ3週間を目途に行っている。Aさんは今まで着後すぐに入金をしてくれるタイプの人だったので、家族でもあれ?という話になった。商品の追跡を確認したが、発送の翌日にはお受け取りいただいている。Aさんからの発送依頼で商品を送ったご兄弟の方々も同じくお受け取りは完了していた。
入金の確認がとれないまま、4週目に突入した。請求書の発行履歴はある、これまでにあったパターンだと、請求書を紛失した?でも、Aさんなら請求書を紛失したと言ってくるだろうし、となると何かあったのだろうか?
私はAさんの自宅へ電話した。
Aさん「はい、Aです!」
私「××の私と申します」
私「すみません、実は商品発送後、Aさんの入金確認がとれておらず、お電話させていただきました。商品とご請求書は届きましたか?」
Aさん「ああ、商品は届いているよ~ ごめんね、冷蔵庫に空きがなくて仕舞えてないんだ。早いところ食べないとね、請求書は、ちょっと待ってね、見たような気はするけど……」
私「あ、はい、あのもし紛失されたようでしたら、再送致しますが……」
Aさん「あ、あった、ありました、あれ?おかしいなあ、忘れちゃってたのかな。ごめんなさいね、今日は、え~っと、土曜日か! 週明けに至急振込みますので!」
そう言うなり電話は切られた。
「冷蔵庫に仕舞えてない」「土曜日」この二つの言葉に私はじわりと嫌な感じがした。
まず、この会話は商品を発送してから4週目に突入したころのやり取りなのだ。ブルーベリーはクール便で送ったが、その後少なくとも常温で20日以上経過している。傷んでいるだろうし、下手をすると腐敗している可能性もある。だが、Aさんはそれを食べないとねと言っていた。
そして、Aさんは土曜日と言っていたが、その日は普通の平日だった。
5日ほど経過した。もちろん入金はなかった。
私は家族に相談した上、経緯(食い違いがあるといった内容は書かず、何日に商品を送った、請求書の送付から何日が経過している等)を説明した手紙を同封し請求書を再送した。奥様がいると言っていたので、奥様に読んでいただければと思った。
再び5日ほど経過したが、何の連絡もなかった。
私は再度Aさんへ電話をかけた。
Aさん「はい、Aです!」
私「××の私と申します、先日お電話したブルーベリーの件で……」
Aさん「××(弊社の名前)さん! ブルーベリーね、昨日おいしく食べたよ」
嫌な予感が当たった衝撃。Aさんの嘘であって欲しい、本当はぐじゃぐじゃで食べられなかったけど、気を使ってくれただけだと。いや、でもAさんなら、もし食べてしまっていたら、今年のブルーベリーはおいしくないって正直に言ってくれるはず……Aさんの言った昨日がせめて、先日の電話の日であって欲しい……食べられる部分だけ食べたのだと……そんな日にちの感覚がずれているだけであって欲しい……。色々な考えが巡った。
私「請求書をお送りしたんですが……」
Aさん「んっ!? 請求書ね、ちょっと待ってね……妻が出て行ったから、持って行っちゃったのかなあ、申し訳ございませんね、今日は、え~っと、土曜日か! 週明けには至急振り込みますので!」
先日とほぼ同様のやり取りだ。
このままでは代金の回収ができないこともだが、Aさんの生活は成り立っているのだろうか、それが不安だった。奥様はお元気なんだろうか、家族のことに踏み込むのは失礼にあたるだろうが、Aさんが常温でずっと放置されたブルーベリーを食べるような生活を送っていることを知った上で、このまま見過ごしていいのだろうか。
もちろん、Aさんとは親戚でもなんでもなく、顔も知らないし年齢も分からない。遠い所に住んでいるお客様の一人だ。けれど見て見ぬふりをするのが正解、代金の回収も諦めてそのまま(大口の注文ではないので、できなくもないが)、と割り切ることもできなかった。
その後も、Aさんへの電話は続けた。逆に、Aさんから電話がかかってくることもあった。やり取りは同じようなことを繰り返すことになった。
Aさんの調子には波があるようで、ブルーベリーの注文をしたことすら忘れているとき、ブルーベリーを食べたことを忘れているとき、注文はしたけど届いてないよと言われるときがあった。奥様とは相変わらず連絡が取れなかった。
かかってくる電話は、早朝に来ることもあれば、夜にくることもあった。
家族と再度相談し、今回はやむなし、ということで、私はAさんのご兄弟のBさんに連絡をさせていただいた。過去ご注文をいただいたご兄弟の履歴が残っていたのだ。
経緯を説明すると、「お察しのことかと思いますが、兄は痴呆症なんです」「義姉(Aさんの奥さん)は既に他界しておりまして」「私も月に数度様子を見に行っておりますが」「日常生活や身の回りのことは大体出来ているので、あとはホームヘルパーを派遣したり、週に数度は兄の息子夫婦が訪ねたり」「息子さんは〇〇(大手企業)の役員をやっていて、その奥様が様子を見に行っているようですが、二人ともいい人なので、代わりに支払いを申し出て下さると思いますよ、私の方から経緯と事情を説明しておきますね、そちらの会社名とご連絡先も伝えておきます」
本来、私が心配しなくてはならないのは代金の回収だけのはずだし、私でも知っているような企業にお勤めの息子さんご夫婦が定期的に訪れているのだ、生活に困窮なんてしていないに違いない。どんな生活を送っているかなんてわからない。これ以上私などがAさんの心配をすることも、私にこれ以上できることもない。そうは分かってもなんだか、Aさんの老いや時間の流れや……何ともしがたいけれどつらい気持ちになった。
後日、Aさんの義娘にあたる方からご連絡があった。請求書の送り先の住所は、都内のマンションだった。3日もせず、入金があった。
私たち家族としてはとりあえず一件落着、と思っていたさらに数日後、なんと当のAさんから電話があった。
Aさん「ブルーベリーいただいたよね! 請求書を送ってくれるかな?」
Aさんへ請求書は4度ほど送った。送ったとだけ言うと、Aさんからまた電話がくるかもしれない。
Aさん「えっ? そんなことないよ、まだ支払ってないはずだって」
困った。少し押し問答になり、悩んだ結果、私はこのような嘘をついた。
私「ご請求書の件ですが、何度かA様宛に郵送したのですが、郵便事故でA様の所へ届かなかったようです。申し訳ありませんが今回だけ息子さんご夫婦の所へ郵送させていただきました。お支払いも息子さんご夫婦が代理で行って下さいましたよ」
Aさんはものすごく怒った。悪くなったブルーベリーの違いも分からなくなり、時間や曜日の感覚も失い、けれど息子に迷惑をかけたことを恥と感じ、こんなに辱められたのは初めての経験だ、客へ行う仕打ちではない、一体どんな会社の教育なんだと御叱りを受けた。私は謝罪した、10分ほど謝罪を続け、Aさんは怒りを納めて、また来年もブルーベリーを注文させていただきますと言い、電話は終わった。
翌年、Aさんにはブルーベリーの案内ハガキは出さなかった。Aさんからも問い合わせも注文も無かった。
Aさんの弟さん、息子さん夫婦、ここまでサポートされ、身の回りが出来ていると判断されていても、Aさんは腐敗した食べ物を食べている。でもそのことをBさんに伝えることはできなかった。そんなこと分かっていて、それでもAさんの性格や折り合いから付きっ切りなんてできないのかもしれないし、もしかしたら腐敗した食べ物を食べていることも知っているのかもしれない。
あるいは、Bさんに伝えたところで息子さん夫婦やヘルパーさんが叱られるだけで、でも手のつけようがないのかもしれない。
外野が出る幕でもなく、余計な心配だったのかもしれない。でもどうしたらよかったんだろうとブルーベリーの時期になるとぼんやり思い出す。
こうしたお客様は今後も出てくるかもしれないし、私もいずれAさんみたいになることもあるんだろうな、なんてぐじゃぐじゃした気持ちを、今も引きずっている。