はてなキーワード: 札幌とは
へー自分も試しに行ってみようかと1人で訪れた。
芸術の森には野外美術館があって、森のなかに彫刻作品がたくさん点在している。
秋に行ったんだけど紅葉が見事でとても綺麗だった。シマリスと小鳥も居る。
私はアホなのでヒールを履いてきてしまい滅茶苦茶歩きづらかった。みんなはスニーカーとか歩きやすい靴を履いてこようね。
芸術はなるほどわからないが、自然の中に鏡で出来た大きな物体があるのはちょっと面白い気もした。
大きい卵型のドームのような展示(中に入れる)が狭い空間好きなので落ち着けてよかった。
閉館40分前にピクサー展を観に来た。
ピクサー大好きマンなのでこれは観に来てよかった。帰りにアートワーク集を買った。
美術館の周りの町並み、割と古いママの建物やお店が残っていてそっちも見応えがあった。
平日の昼間に行ったのでまあまあ空いてた。展示内容はなんだろ…雑貨展だったかな。
デザイン「あ」展行ってみたかったけど、死ぬほど並んでいたのでやめた。
展示を観るよりも人目が気になってしまって、「今、私は神妙な面持ちで展示を見れているだろうか?」とか考えてしまって駄目だった。
丸まんまの姿の柚餅子でおなじみ石川県輪島は「柚餅子総本家中浦屋」の
ニッキの風味たっぷりのしっとりした薄皮で練乳風味たっぷりの白餡をくるんだ和洋ミルク饅頭「高洲山」3個入り421円
いつもは石川県だけでしか売ってないものを初めて札幌で売るらしくて楽しみにしてたけどこれがまんまと物凄くおいしかった
シナモン風味の和洋菓子が大好きなんだけど餅生地と組み合わせたシンプルなものが多く意外とこういうタイプのお菓子が少ないので
掘り出しものに出会った気分で美味しく食べた 外側の生地には小麦粉だけでなく地場の米粉も使われていて
口どけがとてもよくミルク餡もさらっとしてきめ細やかで香りがよくてあーこれは何個でも食べたい
固型になったスパイス感控えめのやさしいチャイのような雰囲気の和洋菓子ですばらしい
ミルク饅頭はじめパイ饅頭、和素材のドーナツ等純然たる和菓子でも洋菓子でもない和洋菓子の世界は本当にすばらしい
職人のアイディアとバランス感がギュッと凝縮されて詰まっているよく考えるとユニークな存在で
この「高洲山」も本当にすばらしく楽しくおいしい和洋菓子でサイコーだと思った
石川には「生しばふね」という素晴らしい和洋菓子もあるしほんと石川県ヤベエな~~~ってならざるを得ない毎回
タイムズスクエアフレッシュロール(安価のわりにおいしく季節により種類が変わる)しか
食べたことがなかったのだけど数年前ここの和生菓子を初めて食べてそのおいしいことにあまりにも衝撃を受けて以来
というのも三八及び菓か舎は各スーパー等に必ずある銘店コーナーに必ず商品が置いてあるが直営の店舗はそう多くなく
道民にはあのタイムズスクエアのCMソングはまあまあおなじみとはいえ今ではしかしほとんどテレビで流れず
六花亭や柳月ほどは恐らく知名度的にもメジャーではなく北菓楼やきのとやほど菓子のバリエーションも多くないので
道外の人どころか道民にもそんなにその存在やお菓子のレベルの認知をされてないと思うからなのだけど
三八菓舗の和生菓子は個人の和菓子屋の少ない北海道において大手企業が運営する店舗で選べる中では
群を抜いて本当においしいと思うのでとりあえず知らない人に知ってもらいたいもらいたいと思いながら
でも具体的にどうしていいかわからないので一人で黙々と和生菓子を買っている おいしい
季節ごとに種類が変わる和生菓子は見た目のバリエーション素材の組み合わせも豊富で美しく
一つだいたい260円と札幌の中では価格が高い方だと思うのだけれど、
そもそも一般的な和生菓子の1.5~2倍くらいの大きさなので妥当な金額と思う 三八の和生菓子はでかいのだ
年寄りには一個完食することが結構キツいかもしれないと思う これも認知度に繋がらない原因かもしれない
そこにちょっといい意味で地方都市っぽい大味さを感じるが味は端正で甘すぎずどれもとてもいい
特に黄身餡が絶品でこの時期になると登場する「南天」というほろほろ崩れる食感のいい黄身餡のそぼろで
薄い粒餡の層をサンドした和生菓子が最高の最高で年末年始の間に10個くらい買って食べる
くどくなく、でも卵の風味がしっかりとあり香りよく少し洋菓子のような感じもあって紅茶にも合う すごくおいしい
歯触りはほろほろででも口どけはさらっとしてなめらかでもう最高本当においしい 三八の黄身餡が今まで食べた中で一番好き
あと「栗くわし」というものすごいボリュームのある名物和菓子もありこれは本当に食べごたえがある
道内産大納言小豆でごろっとした栗の甘露煮をくるんで型押ししてあるお菓子なのだがこのシンプルさで
外側と内側の食感の違いが3段階あり食べ飽きさせず満足感のあるお菓子なのだ
あと「かのう」という桃山なんかもあってこれもおいしい 紹介が雑になってきたがうまいのだ
おそらくだけどこれらの商品は本店とすすきの店(行ったことない)、札幌三越店でしか売っておらず
この細々感が恐らく認知度に影響してる気がする どうせデパートで買うなら京都や岐阜の和菓子にしたい、
と和菓子が好きな人は思うだろうし実際そうやって購入する人も多いだろう
でもあなたの街の三八の和生菓子も本当においしいんですよ~~と若輩者の私は声を大にして言いたい、
とデパ地下でこっそり思いながらきのうも「南天」を買って帰った やっぱりとてもおいしい
仕事終わりに足繁く通ってしまい毎度期間が終わるまでに3万くらい使っている気がする
だいたいどこのお店のどんなものを買っても外れたことがないような気がする
和菓子にしても海産にしてもその他の食べものにしても基礎の位置がそもそも高いというか
素材が良いだけでは決して太刀打ちできない完成度の高さがある気がする 何食ってもうまいってすごい
地元の人にしてみれば催事に出てるあの店なんか大したことないよ~って感じなのかもしれないけど
でもどこの菓子食っても本当にうまい 金沢に住んで太らないのってすごく難しいんじゃねーのって思う
これを生姜の効いた糖衣を載せてサラッとした餡子をくるんだ柔らかい生地のそのすべてが絶妙にマッチした
口どけのいいめっっちゃうまい和洋菓子「生しばふね」に仕立てた「清香室町」の職人マジ天才だなっていつも感心してる
あといがら餅ともえがら餅とも呼ぶあの生菓子すげえええええうまいんだけどほんと金沢の人たちがうらやましい
あんな和菓子文化の根付いた街なかなかないんじゃないか 島根も同じように羨ましいけどこちらにはなかなか来ないし
とにかく金沢のあの発信力すごいなってただの道民はただただ思いながら金を使いまくってる
そもそも北海道出身のローカルタレントがいるのかというのが気になった、
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20181219014921
オクラホマと同じくオフィスCUE所属の旭川出身小橋亜樹や札幌出身北川久仁子、
夕方の情報番組のアンカーも務めるDJの帯広出身GUCHYや同じく夕方情報番組を持つ江別出身ヒロ福地
それからUHBで情報リポーターをしている石井ちゃんこと札幌出身石井雅子さん
この辺りが日常的によく目にする活躍している道内出身のローカルタレントと言えるのじゃないかなあと思う
生まれも育ちも今も札幌に住んでいるが、かみむらしんやの所は本当に同意。あの人どこに需要があるんだ。
武井壮の番組はスケベ方面でも楽しめたから、何気に楽しみしてたけど終わって残念だし、こっち終わらせてまで、かみむらしんやの番組作る意味分からん。
藤岡みなみに関してもよく分からん人ではあるが、正直可愛いからいいわ。
北海道に住んでいるが、北海道にもそれなりにローカルタレントがいる。
大体は北海道出身で、そのまま北海道でタレントになった人たちなのだが、中には「なんで北海道出身じゃないのに北海道でローカルタレントに?」といった人たちもおり、北海道ローカルの番組やCMに出演しても違和感がある人達がいるので紹介したい。
お笑いと言っても、北海道に住む我々は漫才だのコントだののネタを見たことがなく、夕方の北海道ローカルワイドショーで地元の飯屋のリポートしてる様子か、深夜の大泉洋の番組にチョロっと出演している様子しか見たことがなく、よくわからない存在である。
北海道ローカルタレントなのに関西弁で喋っているので違和感バリバリで、なんでこの人達北海道のローカルタレントなの?と疑問を持ちやすいが
もともと二人共北海道大学の学生で大学時代は北海道に住んでおり、大学卒業後そのまま北海道でタレントになったそうである。
それならまだ納得がいく。
近年はHTBが朝から夕方まで北海道ローカルで情報番組・ワイドショーをやっており、毎日朝から夕方まで出ずっぱりである。
ほぼHTBのワイドショーでしか見ないことから、中学高校生にとってはお笑い芸人というよりもHTBのアナウンサーという印象しかない。
が、大泉洋の番組にチョコチョコ出演しており、半日はHTBに出演しているので知名度はそこそこある。
元祖はイモト、最近はブルゾンちえみ、みやぞんが日テレの番組にしか出演していない「日テレ専属芸人」となったように、HTB専属タレントといった印象である。
お笑いといっても、北海道に住む我々は漫才だのコントだののネタを見たことがなく、深夜のパチンコ番組、風俗情報誌一社提供のすすきのの夜のお店紹介番組で司会をやっている様子しか見たことがなく、よくわからない存在である。
北海道ローカルタレントなのに関西弁で喋っているので違和感バリバリで、なんでこの人北海道のローカルタレントなの?と疑問を持ちやすいが
もともと吉本興業で裏方として働いており、吉本が札幌に事務所を作るにあたって札幌吉本勤務となり、徐々に自分が表に出たいと思うようになり吉本から独立し、札幌で個人事務所を設立しそのまま北海道のローカルタレントとなったようだ。
よく北海道のローカル深夜番組に出ているのだが、上記のとおりパチンコ打ってるかすすきののキャバクラを紹介してるか札幌の飯屋で飯食ってるかだけで、お笑い芸人といった印象は全くない。
自身の事務所には一応北海道出身の芸人がおり、所属芸人と共に一時期深夜にドッキリ企画などをする「しんや家族」という純粋なバラエティ番組をやっていたが、そのクオリティがあまりにも低く、一切話題になることなく即番組終了となってしまい、また「パチンコ・キャバクラの人」になってしまった。
しかし、北海道の各テレビ局が深夜に放送している北海道ローカルのパチンコ番組・キャバクラ番組ですら東京から有名なタレント・芸人を呼ぶようになってしまい、北海道ローカルタレントを使わなくなり、ローカル深夜番組からも姿を消してしまった。
10年以上続いていた「よるたま」という、風俗情報誌一社提供のすすきののキャバクラやラーメン屋などの飲食店を紹介する番組をクビになり、武井壮とAV女優が「ケツで風船何個潰せるか」「視聴者の性の悩みを聞く」などのバラエティ企画をする「武井壮のよるたま」という、すすきの情報が一切ないただのバラエティ番組にリニューアルされてしまった。
武井壮がAV女優に下ネタ丸出しのセクハラ発言をしてはしゃいでいる様子は、北海道民に衝撃を与えた(番組内で武井壮自身も度々「この仕事は東京の人に知られたくない」とコメントしていた)。
しかし、またかみむらしんやメインの番組へと元通りになったが、即終了してしまい、現在すすきの紹介番組自体がなくなってしまった。
現在は徐々にテレビ出演も復活し深夜のパチンコ番組・ゴルフ番組をメインとしており、2017年からギャンブルもキャバクラも関係ない純粋なお笑い番組「しんや一族」という番組を深夜に開始したが、
その内容が「アスクゲート」という、近年北海道のビルを片っ端から購入して急成長している不動産・人材派遣会社の社長と共にかみむらしんやが北海道の飯屋を巡り、飯食ったあとに出演者同士でカードを引き、ドクロを引いた者が全員分を奢るというだけの絶望的につまらない内容で、飯食ってる最中のトークですら絶望的につまらなく、一体誰が見ているのか謎である。おそらくこの番組を見ているのは北海道で俺一人だけだと思う。
完全にスポンサーのアスクゲートの出たがり社長を接待しているだけの番組である。社長がテレビに出てくる意味が全くわからん。
もう20年近く北海道の深夜番組に出続けているが、北海道内での知名度は全くなく、「かみむらしんや」と言っても誰にも通じない。顔を見せても「…誰?」という反応である。
長年北海道のローカルタレントをやっていてそれなりにテレビ露出があるのに不遇すぎて可哀想になってくる。
丑三つ時のパチンコ・キャバクラ番組なんて誰も見ていないという証拠である
上記二組はまだ北海道でローカルタレントやっている理由はわかるのだが、まったくわからないのがこの人。
完全な北海道ローカルタレントというより、半全国区タレント、半北海道ローカルタレントといった立ち位置。
サンミュージック所属で、普段は東京でタレントやったりバンドやったりしていて、元々はカンニング竹山やダンディ坂野など、サンミュージック所属芸人のバーターとしてしかテレビで見ることは無かったのだが、
2010年代になり唐突に北海道のローカル番組に起用されるようになり、そのうち北海道ローカルCMなどにも出演、STVラジオで北海道ローカルの看板番組まで持つようになった。
自身の北海道ローカルラジオ番組「藤岡みなみのおささらナイト」はラジコで地方番組も聞けるようになった影響から2015年頃に全国的に話題になり、全国のラジオオタクが毎年買う雑誌「ラジオ番組表」のランキング「好きなラジオDJ・AM部門」で1位を獲得した。
この頃はJUNK・オールナイトニッポンなどでも「北海道に面白いラジオ番組があるらしい」と言及されるほどだったが、最近はあまり話題を聞かなくなった。
北海道出身でもなく、別に縁もゆかりもないのだが、何故か北海道を全面に押し出しローカル番組に出演しているので、違和感しかなく、また、北海道ローカルで活動するようになった切掛も全く謎な、謎しかない人である。顔は可愛い。
元・お笑いコンビ「タイムトラベラー」の人。タイムトラベラーとして、雷波少年「麺ロードの旅」出演。その後、オンエアバトルなどに出演するがパッとせずコンビ解散、2000年台後半は千葉県松戸のローカルタレント(松戸のケーブルテレビ限定)として活動していたようだが、2010年代になり唐突に北海道旭川市へ移住。旭川市限定のローカルタレントとなる。
旭川市は、北海道第二の都市といわれるが観光地など動物園しか無い田舎で、地元放送局などコミュニティFMと地元ケーブルテレビしかなく、旭川でタレント活動など無理がある。
しかし、その両方に出演し、旭川の焼肉屋「大手門」の広告塔となり、旭川のローカルタレントとして活動している。地上波では全く見ない。
東京出身であり、全く北海道と縁もゆかりもないのだが、何故北海道の、しかも札幌ではなく旭川に移住し、旭川限定でタレント活動しているのか謎である。
北海道でタレントとして食っていくなら地上波ローカル番組に出演できる可能性のある札幌に住むしかないのに。
どう考えても旭川でタレントだけで食っていくのは無理であり、普段何をやっていて、何で稼いでいるのかまったく謎である。
先月からYouTubeで自身のチャンネルをやるようになった。あまり面白くない。
旭川に住んでいても地元のコミュニティFMや地元のケーブルテレビ番組を見る人は少なく、北海道どころか旭川市内でも完全に知名度がない。
知っているのは北海道内でも俺一人だけだと思う。
ブログをやっているが、片っ端から旭川市内の飯屋を巡ってレビューしているだけ、
自身のウィキペディアページは本人が書いているのではないかと思うほど妙に活動経歴が詳しい。そして書き方がなってない。
旭川市の放送局はコミュニティFMとケーブルテレビしか無いと書いたが、
地元の旭川市の紙メディアはけっこうあり、旭川市限定の雑誌でも「グラフ旭川」「北海道経済」「メディアあさひかわ」と3誌もある。
しかも、その中でも「北海道経済」「メディアあさひかわ」は経済誌と言いつつも中身は地元ゴシップと醜聞記事ばかりであり、
「スーパー○○の社員が給料未払いと告発したところそのスーパーでしか使えない商品券を給料として渡された」「市役所の備品のデジカメに女性職員の裸写真、飲み会で破廉恥騒ぎ」「○○病院はヤブ医者ばかり」「○○高校の校長、不倫で校内分裂状態」(記事では全て実名記載)と怪文書オンパレードで、つまらない田舎を生き抜くにはちょうど良い暇つぶしになる。
役所の人間どころか一般人の醜聞・誹謗中傷を無責任に書き散らした雑誌が市内のコンビニ・スーパーのどこでも購入できるのがどうかしている。
旭川には「3・6(さんろく)街」と呼ばれる繁華街があるのだが、そこの店を「市民の憩いの場」と妙に持ち上げる記事も多く、地元ラブホテル・風俗の広告もやたらと掲載されており、
「3・6街にはある合言葉を言えばホステスをお持ち帰りできるパブがある。詳しくは言えないが読者諸兄は自身で探してほしい」などといったアホみたいな記事も載ってて最高に楽しいので、
この件についてはまた別途詳しく記述したい。
私は小中高と学校に通学している間、歴史には全く興味が持てなかった。
理由としては、私は生まれも育ちも札幌なのだが、私が興味というか憧れるのは戦国時代だとか飛鳥時代や平安時代といった時代。
基本的に幕末辺りから北海道が日本史に食い込んでくるわけだが、上記の様な歴史として面白い時代は基本的に本州や九州を中心とした土地が舞台となる。
となると、そういう何百年、何千年の歴史を身近に感じ取れれば少しは歴史に興味持ったであろうと思うが、北海道は基本アイヌがメインとなる。
もしくは、江戸時代や幕末辺りで松前とかそこら辺ぐらいしかないわけだけども、松前や函館は道民としてはそこまで惹かれないし、幕末にはあまり興味ないので尚更見向きもしなかった。
そういう経緯もあってか、まともに歴史に興味を持ち出したのは20代になってからだった。
歴史好きから見れば賛否両論あるようだが、歴史初心者としてはNHKのタイムスクープハンターとか歴史秘話ヒストリアはとても面白かったし、これが切っ掛けで日本史に興味持った。
今でこそ日本史に興味持ち出して、なんならここ最近はゴールデンカムイ等の影響もあってアイヌ文化にも興味も出てきたから、今更になってアイヌ文化が身近に触れられる道民で助かったと思う。
ただでもやっぱり、少年時代には序盤にも書いたような時代に縁のある土地や、神社や寺などに触れてみたかったと憧れる。
歴史好きからしてみれば「北海道(蝦夷)にまつわる歴史なんて○○あるじゃん」って思う人もいるかもしれないが、そこはまだ歴史興味持ち始めたばかりの若輩者という事でご容赦願いたい。
世界で初めて複数の衛星を利用して中継放送されたテレビ番組が「OUR WORLD」だ。日本も番組に関わっていて「赤ちゃん誕生」
というテーマで登場する。放送27分前に札幌にある北海道大学で生まれた新生児の出産が取り上げられた。
ここは北海道大学。この赤ちゃんは今から27分前に、自動車販売会社にお勤めの鎌倉さんご一家の長男として生まれました。体重は3050g。
(中略)
将来、この小さな足型が月の表面に再び着けられるかもしれません。
Wikipediaにはこう書かれている。
1967年6月26日、北海道札幌市生まれの鎌倉一さんは、日本の赤ちゃんとして世界で初めて放送されたテレビ中継に登場したというわけだ。
本人が知っているのか、物凄く気になった。おしまい。
新幹線の中でこの旅行記を書いて、ふと現在位置をチェックすると、もう九州に入っていた。
乗車時間については聞いていたが、やはり驚くべき速さで、下関も関門海峡も気付かずに通り過ぎてしまった。
また、速さ以外の感じるのは乗り心地の良さだ。
高速バスはもちろんのこと、国内線の航空機を比較対象に含めても、この余裕と安心感は飛び抜けている。
北海道新幹線は時間と費用で航空機と勝負になるのかという議論があるが、新幹線に乗っての感触は「札幌まで延伸すれば、これは勝負になる。
13:27
人生で初めての九州、博多駅 新幹線の到着ホームは空気が暖かかった。
同じ日本でも、ここまで南に来ればやはり気温が少し違うらしい。
博多の駅を降り、駅ビルを歩いていると目に飛び込んでくる福岡ソフトバンクホークスのタイアップキャンペーン。
昨日まで、水族館ですら広島カープ関連の掲示をたびたび見てきたので、日本シリーズのタイムリーさもあって面白かった。
それにしても、駅ビルから繋がるフードコートで、すでに豚骨スープの匂いがする。
フードコートを前にしているから当然なのだが、なんだか「ほれ、食ってけ食ってけ」という食べ物の圧が強い。
美味い。
民泊自体初めてだったし、宿泊施設から離れた事務所でチェックインの手続きをするのも初めてなので「施設や手続きでハードコアな面がある宿だったらどうしよう」と少し不安になる。
少しだけ所在に迷った末にたどり着いたチェックイン事務所は、想像していたような「マンションの一室で鍵を渡される」という怪しげなものではなく、スマホ用アイテム売り場の様な今風のスペースで、20代前半と思しきスタッフがPC画面やスマホを覗いてチェックイン手続きについて説明するライトな雰囲気だった。
重苦しさもない代わりに重厚さも感じられない空間に、逆の意味で不安になる。
チェックインについて説明してくれたのは、小柄でマッシュな金髪の青年だった。
ホテルマンの職業的柔和さのカケラもない伏し目がちの説明に「大丈夫かな?」と一瞬訝しんだが、説明に不明瞭な点はなかった。
と、自分のすぐ隣で、別の宿泊客に対して、スタッフが早口の韓国語で宿泊システムを捲し立てている(様に聞こえる)。
ネイティヴでないとあり得ない流暢さだ。
民泊の宿は外国人に人気の様だが、そうか、この宿は運営も韓国人スタッフによるものなのかもしれない。
金髪の彼も実は韓国人であるというなら、日本語の説明に職業的ニュアンスがなくても何となく納得だ。本当のところはわからないが。
ともかくこれ以上は宿に行ってみないとわからない。
スマホで決済を済ませた後、彼から鍵の扱い方や諸々の注意をきき「はい、よろしくお願いします」という別に意図したわけではないが実に日本的な挨拶をして部屋に向かった。
宿に到着し、実物をみて驚いた。
事務所での説明で聞いてはいたが、部屋はロフト付きワンルームで、バストイレ別、キッチンや洗濯機まである。
1泊当たりは9,500円ほど。
昨夜の宿に比べれば2.8倍ほどのお値段だが、貸与された空間は5倍はあり、リラックス感については比較にならない。
いや、前の宿が悪いというより、今まで体験した全ての宿泊施設の中でも次元が違う気楽さと安心感だ。
民泊について色々法的な難しさもあり、ここもそう言ったところにクリアなのかどうかは分からないが、この宿泊スタイルの需要の存在については確信めいた感覚を持った。
17:00
宿でシャワーを浴びた後、食事をする為に最寄りの繁華街、天神に向かう。
宿泊施設とはいえ民家なので住宅街にあり、駅までやや遠いのだが、全く問題は感じない。
降り立った天神駅前は、仕事帰りのOLやビジネスマン、学生で賑わっていた。
天神では、BRUTUS 2018 7/15号 「福岡の正解」のレコメンドに従って、魚定食の「味の正福」で夕食を取ることにした。
少し探した後にたどり着いたそこは、写真では厳粛な料亭の如き写りようだったが、実際は素朴で親しみやすい小ぢんまりとした店だった。
写真にまさに写っていたカウンターに案内され、「銀だらみりん定食」を頼む。
広島、博多では「機会あらば食ってやる」という気持ちで旅立ったが、地域名物巡りでありがちな炭水化物攻勢にやや疲れてもいた為、柔らかで滋味深い魚定食は有り難かった。
と、しばらく銀だらを突いていると、カウンターのなかで忙しく動き回る大将が、女性客の料理の味に関する素朴な疑問に、料理工程のコツを講釈する形で答え始めた。
曰く、だし巻き玉子は水分を入れすぎると調理が難しくなること、ふんわり仕上げる為に弱火はほぼ使わない事、返す時に卵の破れを防ぐ為に火を止めるなり遠ざけるなりした方が確実である事。
いい事を聞いてしまった。
今後活用していこう。
味の正福を出て、夜の天神の街でもう少しグルメを探そうかとも一瞬思ったが、まだ19:00前とはいえ魚定食で丁度いい具合に腹も膨らんだし、初日のバス移動で悪化させたのか以前に痛打した肘が痛んできたので、ドトールで少しだけ甘いものを食べながらこの旅行記を書いた後、宿に戻ることにした。
半端な時間なので、夜遅くにまた腹が空きそうではあったが、コンビニによってカップ麺でも買えば大丈夫だろう。
旅行にいってホテルでカップ麺を食べるというのはどうも侘しい感じがしないでもないのだが、何故かそれが行われるのがワンルームの部屋だと、むしろ癒しのリラックスタイムの様に思える。
ひととき緊張感からも解放されて、明日また、思う様 福岡の姿をこの目で確かめよう。