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はてなキーワード: 傍観者とは

2021-09-15

小山田圭吾 文春懺悔告白の要点

小山田のためにお金を使いたくない人のために重要な点を要約した

全裸にしてグルグルに紐を巻いてオナニーさしてさ〉

中学修学旅行とき上級生が部屋に入ってきて、

同級生の一人を裸にしたり、紐で縛ったり、自慰行為強要した

良くないと思ったが怖くて止めることができず、傍観者になってしまった

ウンコを喰わしたりさ〉

小学校の頃、何でも落ちているものを口にしてしま同級生がいた(蟻や枯れ葉など)

彼が下校している時に、道に落ちていた犬のウンコを食べて、ぺっと吐き出して、

それをみんなで見て笑っていたという話をしたら盛って書かれた

記事を事前にチェックできなかったので後悔した

最も問題になった「ウンコくわした上にバックドロップ」は

友だち数人(おそらく村田)とプロレスごっこをしていた話と

ウンコ食ってた同級生を笑っていた話を

勝手編集部が合体させたっぽい

〈実際に行ったイジメ

ロッカー同級生を閉じ込めて蹴飛ばし

小学生の頃、知的障がいを持った同級生に対して、

段ボールの中に入れて、黒板消しの粉を振りかけてしまった(毒ガス攻撃

〈なぜいじめ武勇伝として語ったのか〉

ポップなイメージを持たれていたのでアングラっぽいイメージに変えたくて露悪的に語った

本当に愚かなことをしたと思う

2021-09-13

プロミシング・ヤングウーマン』の絶賛されぶりが恐い

プロミシング・ヤングウーマン』観て、めっちゃもやもやする女性

私だけ!!!???

じゃないよね!!!???

似たような経験はあるし(回されたわけではないが)、

フェミ嫌いな私が歩み寄れるきっかけになるかもしらん……と思って観てきたが、

結果やはり理解することができないという感想しかなかった……

そもそもこの作品を、女性vs.男性映画として語ること自体がよくわからん

「女が男にひどいことをされる話」じゃなくて、「非対称な力関係によって起こされる加害と被害の話」じゃないの?

今の世なら、男性性的加害をする/したい女性だっているし。

(1ミリも信じられない人は鬼畜BLを読んでみてほしい…)

カサンドラという名前からもちろん意図的なんだろうけど

主人公当事者ではなく「被害者の友人」であり、彼女を崇拝し、同一化しているというところに対する言及が少ないところも気にかかる。

シスターフッドなんじゃない。共倒れからの加害を連鎖て、絶対回避したいやつじゃんか。


映画はとっても面白かった。

脚本すばらしくて会話はサイコーだし、美術ファッションも女心がびんびんになってしまう可愛さだし、音楽めっちゃクール

とてもいい映画だと思う。サイコスリラーとしては。

しかし、この映画を取り巻く言論空間が、どうしても気持ち悪くてしょうがない。

残念ながらチンコおじさんが絶えることはない。

チンコおじさんだけではない。

加害は絶えることはない。

そして当人にその罪業を心から理解させ償わせることは、だいたいできない。

私はできなかった。父親暴力を認めさせることも、むりやりホテルに連れ込んだ男を社会的に殺すこともできなかった。今もできる気がしない。


から、この映画から教訓を得るとしたら

男性すべからく傍観者含め―女性を害なす可能性があるチンコだ」

ではなく

チンコおじさんと飲酒の場を共にしようという成人女性は、自衛手段を持って臨むべきである

「傷を受けた者の役割は、傷の再生産を防ぐよう尽力すること、そして被害者を抱きしめることだ」

だと思う。



ヤリたくなけりゃチンコとは飲むな。

飲むなら「ホテルいこっか」のサインは3回くらいあるから見逃すな。

飲み代は男に払わせるな。

タクシー自分でつかまえろ。

おとななんだから自分を傷つける場所からは、自分の足で歩いて帰ろうよ。

2021-09-04

anond:20210904133041

テレビってアテンション最低レベル番組でも1%ぐらいの視聴率はあるからまあ100万人に見られてるわけで。

これだけ直接的な視聴者がいればそこから又聞きなどによる間接的な話題の波及もそれなりに期待できる。たとえば今やってるドラマを見てないけど話題ドラマ存在自体職場とかでほとんどの人に知られてるなんてことは経験してる人も多いだろう。

それが何?ブクマ5000だから?何って感じよ。直接的な閲覧者は一万人も見込めないだろう。たった一万人が全国にちりぢりという状態では二次的な波及効果も期待できんよ。こんなんじゃ傍観者なんか意識して論破したりしようとして体裁気取るなんてこともはや妄想だよね。認知度が小さすぎてそのなかでの悪名も評判も塵に等しい。

2021-08-17

孫の世話はできねえ

子育てはやるけど、自分の孫を預かってガッツリお世話は無理だわ

たまに会う孫ってかわいいよ

遠くに住んでてなかなか会えないとなるとよりレア度があがってますますかわいく思える

孫にたいして親レベルの子育てはやりたくない

かわいがるだけかわいがってお金あげたい

しつけなんかしたくない

とはいえ他人の子供だし

育児のつらいところは親自身ががんばって、祖父母は少し手伝いはするけれど基本傍観者でいたいわ

2021-08-07

anond:20210807212140

周囲誰も犯人を取り押さえないんだから同罪だろ

傍観者はいじめの教範

2021-08-04

anond:20210804181307

自分自身客観的に見れていないことこそ傍観者視点なのでは?

自分が画面の外にいる感覚というか

anond:20210804180141

はぁ~~めんどくせ

一般的腐女子傍観者立場をとってる人が多いじゃん

からそういう「何をどう見たって感情移入してる」っていうのが思い込みが激しいって言ってんだよ

2021-08-01

anond:20210801004610

たから見てどうなるか興味あるってことだろ

傍観者気取りってやつ

2021-07-28

僕勉の先生人気は想定外っつうより妥協の終着点

ぼくべんならうるか理系先輩すきだし

お前僕勉最初から読んでたか

理系文系スタートしたんだけどまあ見事にキャラ立てに失敗したんだよ

人類史レベル天才的才媛2人って設定だったんだけど

そんなの頭悪い漫画家には表現できないうえに、ラブコメ全然生かしようがねえときた。

 

それで二人ともなんか発達障害っぽい人格まで持ってた。

これ駆け出しの創作者(作者はオリジナル連載は初)がやりがちなやつで

キャラを上手く作れない時に「とりあえず理不尽発言繰り返す発達障害的な人格にしとけばもつやろ」みたいなキャラ立てをしちゃう

 

それ別に全然個性的にならずに面白くないだけ、不快なだけなんだよね。

主人公や周りが何言っても頓珍漢な悪態突くだけの奴を漫画に描いたって面白くなるわけない。

それ面白く出来るような奴は何でも面白く出来るのでキャラ無意味発達障害にしないしな。

 

とにかく文系理系ある意味で作者の創意が詰まってたけど走り出させてみたら全然ダメで。

このまま終わっちゃうかレベルのヤバさだった。

 

そこで急遽三番目に出してきたのが水泳部うるかで、これは素直なキャラだった。

バカスポーツ好きで主人公のことが好き。

わかりやすい。大人気。うるか時間稼いでくれたおかげで持ち直せた。

  

走りながら理系文系をチューンし直して、

理系うどんと言う個性を与えて口数少ないけど考えてることはわかりやすいやつに。

文系発達障害治してむしろ周りの心理を読みまくれてモノローグ常識的な察しや先回りをしまくる傍観者キャラに。

 

  

…でもそういう作者の苦心惨憺の結晶たる理系文系水泳より、

「外ではきりっとした女が家でポンコツ」という使い古されたベタテンプレ乗せた先生が人気出ちゃったの。

なんせもう何十回とお手本見たようなベタベタテンプレから

オリジナリティ捨ててテンプレなぞる覚悟を決めたら幾らでも出来る。

 

そんなのが創意工夫の文系理系水泳より人気出ちゃったのよ。圧倒的に。

そりゃそうかもしれない

作者が自分で1から作って走りながら思考錯誤してるキャラの動きはガタガタしてたり消費の仕方がわかりにくかったりする。

みんなが知ってるベタテンプレは作者も活き活き動かせるし読者も消費の仕方知り抜いてる。

 

そういう安手のアドバンテージはあるけど、そんだけで1位になる時点でな。

作者の愛娘たる理系文系水泳の出来はいまいちだぞと世間から残酷評価を突き付けられたようなもの

 

作者はもう志を捨てたのか心が折れたのか知らんけど全力で先生推しになった。

ベタに次ぐベタ

あしゅみー先輩は作者が連載に慣れてこなれながら作ったいい独自キャラだったと思うけど

うそういう消費し方を手探りで作って読者にも手探りしてもらう必要あるキャラをプッシュする気力がなかったね。 

 

から先生先生先生先生メインヒロインになりました。

先生人気は想定外と言うよりはむしろ当然の帰結であって

その安っぽい当然さに叛逆する気力がなかった作者の降伏宣言だったわけよ。

 

それにしたってうるかの扱いは悪かったなー。

打ち切り救ったのは間違いなくあいつなのにね。 

なんか作者は全然愛してなかったねうるか

 

うるかスキー。まだ増田にいたんだな。

人違いの放置はよくないから一応応答しておくけどぼく勉の話をここでしたのはじめてだし個人的にはあの中ならあしゅみー先輩が好きだしそんな感じでかいたつもり。

うるかについてはなんか功績の割に不遇だったねと。

 

途中の扱いはさておき、本編?ではうるかエンドになったし

自分アニメしか見てないんだが、確かに文系理系人類史天才的才媛という風には全然見えなかったな。ただギャルゲよろしく漫画分岐シナリオになったらしいが、それでも水泳がメインルート扱いだったのでは? 自民党の悪政 大人とは 世も末 老害 犯罪 これはひどい

ミ、ミーには分岐エンドにおいてもその試みを読者に説明するためのチュートリアルにされてるように見えた···

 

ていうかそのタグもしかして話題選ばず常につけてるのか、あん政治ニュースしか見かけなかったから気付かんかった

そのタグのまま普通にラブコメ漫画の話に参加するの気が狂ってるみたいで面白いな

 

それより理珠は脳神経系研究して心理やれよとか、文野は数式アレルギーなのにバリバリ数式の物理に行くより理系学問コミュニケータとかの方がいいだろうにとかの方が気になった。

本人の意思重要とはいえ人類最高レベル天才が向いてない別分野を頑張るっていうのは見ててあんまり乗れなかったよね。

そこに重要アイデアメッセージはなく、秀才主人公が教える立場になるためだけの深い考えのない設定だったように見えたのでなおさらanond:20210727083948

2021-07-26

いじめ傍観者も同罪らしいじゃん

からちゃんオリンピックに対しても声を上げ続けないといけない

2021-07-23

SSSS.DYNAZENON 怪獣優生思想キャラソンはどうしてドルソンになったのか


ダイゼノンキャラクターソング、出ましたね。アマゾンから来たメガジャケがマジででかくでびっくりした。

ガウマ隊のキャラソン言わずもがなほんとマジ最高で、特に夢芽のキャラソンは既に擦り切れるほど聴いているし、涙腺がガチで緩む。この前なんか「ユメエッしあわぜになっでなぁ!!!」と口走り後輩に「頭大丈夫ですか?」と心配された。大丈夫大丈夫と目元を拭いながらまた泣いた。ヤバいである

しかし今回話題にしたいのは怪獣優生思想の方のキャラクターソングである

4人のデュエット約束」だ。

爽やかで明るいナンバーとなっているが、タイムラインではこの曲の解釈の仕方に納得できない声も多かった。

というのも製作側の話を伺う限り怪獣優生思想一枚岩ではなく絆もガウマ隊ほどではないのだという。

 

「それを絆だなんちゃら歌うのは流石に原作を見てないんじゃないか?」

原作重視のファンからしてみれば不満な気持ちはあるだろう。実際そういう声も多かった。

自分もこれを聞いた時待て待てどうしてこうなった?急にアイドルグループみたいになったぞ!と思いしばらくネタにしていた。

ところでダイゼノンは素晴らしい作品だったと思う。みんな知ってるよね。

俺はもうなんか最終回では涙がボロボロになって画面見えなくなってよもゆめぇ!ちせえ!暦就職したんか!ガウマさんを姫とあわせてやれよ!とかそんな言葉を嗚咽と共に吐き出したことを覚えている。目が冴えて全然眠れず気づけば朝だった。

そして告白すると怪獣優生思想にはそこまで興味がなかった。

よくある倒される敵集団という感じである。ジュウガの告白ネタにしたくらいであとはムジナのグッズたくさん出るといいなあ、くらいの気待ちしかなかった。

怪獣優生思想被害者だ!という意見が流れてくることもあったがまあなんだかんだであいつら好きにやったし良かったんでない?という感じであまり気にしてはなかった。

しかキャラソンを聴いて思うようになったことがある。

怪獣優生思想ファンも、俺たちとおなじように嗚咽と共によもゆめぇ、したかったのではないだろうか?

いや本当によもゆめぇ!なわけではない、俺たちにとっては怪獣優生思想はわりとどうでもいい存在だ。しかファンにとっては違う。

怪獣優生思想は救いを求めていないかもしれないが、ファンには救いが必要なのだ


男女比率3対1。

ムジナが圧倒的人気を誇っているとは言えポジションとしては前作の新世中学生に近いだろう。つまり怪獣優生思想はどちらかといえば女性向けのキャラクター集団だ。

最終回当時のあの展開はわりと怪獣優生思想ファンをやっていたお姉様方にとっちゃショッキング出来事だったようでだいぶタイムラインが荒れていたことも覚えている。回ってくるツイートマジで女って怖えな…と思いながら目を細めて眺めていた。

しか女性特有の閉鎖感のあるファンコミュニティで、顔しか見ていないメンヘラというレッテルを貼られるとなればどうだろうか?

だがそのキャラ設定を今更覆すわけにはいかない。彼らは犯罪者だし、大量殺戮をしているのだから、そこは受け入れるしかない。

そこでつけ入る余地となったのが絆だろう。

犯罪者同士の間にも絆は生まれるし、そういったキャラがウケやすいことも経験上よくわかる。

それさえ否定されてしまったらどうなるだろうか?

言っちゃなんだが怪獣優生思想に悪役としての魅力はあんまりない。

モータジョーのように目的意識はなくジョーカーのようなカリスマ性もない、レクター博士のようにぶっ飛んでもいない。流されるままというキャラの特徴は魅力からはかけ離れている。

から悪役としての格がある、という推し方もできないわけだ。

しかし絆は別だ。

目的意識がなくとも、カリスマ性がなくとも、絆はそれに拮抗しうるくらいに強い属性になりうる。

アカのクソデカ百合感情という奴だ。さらに絆は売れる。六アカがどれほど売り上げに貢献してきただろうか?

女性界隈では布教という文化がある。詳しくは知らないが布教と言うからにはそれにもある程度の説得力がなければ困るのではなかろうか?

男性向けの同人誌実用第一の一方女性向けの同人誌関係性を描くと言われていることはよく知っているが、そうなるとないないづくしの彼ら彼女らを布教するにあたっては絆のようなものがないとかなり難しくなるのではないだろうか?

ただでさえ犯罪者推しているとならば自分人格まで疑われる可能性があるのだ。

ちょうどルックバックが公開されてそう思った。

アニメーション会社が襲撃されたという点もあって統合失調症殺人鬼に対する当たりは強い。もちろん犯罪はあってはならないことだがあの一件で犯罪者というものがよりオタク界隈でリアルな敵となったように思う。

昨今女性の自立が叫ばれる空気感の中、そう言った人格上の弱点と疑われるようなことがあっては、そのコミュニティで不利になるのではないだろうか?

本当に倫理観のある人間ならそんなキャラは好きにならないはずだ、と侮られるかもしれない。

言い過ぎかと思うのならばダイゼノン本編を見て欲しい。イジられキャラであった夢芽の姉は、平気そうに見えただろうか?


これはおそらく怪獣優生思想ファンである人間達に向けたせめてもの慰めなのだと思う。

怪獣優生思想に絆がないにせよサイコパス集団であるにせよ、それが示されたのは終盤も終盤で、それまで彼ら彼女らを追っかけてきた層に取っては彼らは人間的であって欲しいし、絆があって欲しいし、周りの人間にも彼ら自身尊重してもらいたい。

ファン解釈が欲しいのではなくプラス言葉が欲しいのだ。

キャラを、アイドル推している自分たちに対し、でも犯罪者じゃん、でも大して仲良くないじゃん、などという冷めたマジレスを送ってほしくはないのだろう。


「それは現実逃避だろ…女ってそんなんばっかかよ…」と思われる向きはよくわかる。

しかし残念ながらこれはキャラ商売である

既に怪獣優生思想はグッズも多数出ている。製作側としては人気がでないよか人気が出た方が助かるという気持ちはあるだろう。在庫の山を抱えたままでは次回作を作ることもままならない。

キャラソンという媒体を買う人は少ない。ただの歌であるリーズナブルな値段とは言え本編のファンでもない限り、サントラでもあるまいし手を出す人間は多くはない。

ゆえに少なくともキャラに入れ込んでない層はキャラクターソング複数購入などしないだろうし、待ちきれなくて配信で買うなんて真似もしない。

大抵の人はガウマ隊のグッズに手は出すが、という感じだろう。それでは商売上困るのだ。搾り取れるだけ搾り取らなければ社員を食わせていけない。次回作の質も上がらない。

とは言え傷の舐め合いには限界がある。

そしてそれに対して彼らは実はこうなんだよね、と外野が口出しするのも悪手だ。

対岸の火事に対して講釈垂れてるオッサンレッテルを貼られてしまう。ファンたちは現在進行形で辛いのだ。

そしてそのファンたちの心を救う上で大事なのは、やはり公式から言及だろう。

今回のキャラソンはそう言った視聴者に対するいわば手当て、治療薬、心の包帯のような面もあるのではないだろうか。


そんな奴はさっさとファンを辞めろ!という意見もあるにはあるだろう。俺だって一部の強いファンによって公式が歪められるのは本意ではない。

しかしこれは商売だ。

この曲の絆の部分のオーダーがトリガーから来たのかそれとも作曲者側がそう言った視聴者側、というかファン心理を汲み取ったのかはわからないが、下手に解釈を深めるよりいい結果になったのではないかと思う。

というのも大多数の人間はそこまで解釈に興味がないからだ。

字面通りにコンテンツを受け取りがちでそのコンテンツの受け取り方はディープな層から受け売りであることが多い。

多数の意見に流されがちな無垢視聴者は「良い」と言われたものにはそう言ったバイアスをかけがちだし、逆も然りだ。

実際検索をかける限り厳しめな意見が多かった怪獣優生思想へのツイートキャラソンの発売によって曲自体評価とその歌詞の明るさから好意的な方にスライドしたように思う。

こういう誤謬が広がることによって少しでもファンをとどまらせる目的もあったのではないか


商売シビアだ。

から次へとコンテンツが現れるこの時代、都合が悪いことが起こったらやーめよ、と他のコンテンツを楽しめてしまうのがこの世界だ。

そしてその数はSNS上で見るよりも遥かに多い。アカウントを取得したとしても実際に積極的発言する層はそこまで多くはないし、そもそもツイッターをやらずにアニメだけ見る人間も多い。そんな人間でもキャラグッズを買うのは珍しいことではないらしい。

自分立ち位置意識し、攻撃されないように流されるまま生きる。

そんな空気感世界に蓬はいた。

そしてそれに向き合った夢芽は傷つき追い込まれだんだんおかしくなっていった。

そんな彼女傍観者だった蓬が救う世界を、ダイゼノンは描いた。

キャラクターファンの心を救い、作品も汚さない。そう言った狙いがキャラクターソングには託されたのではないのだろうか?


もちろんただの製作側の一発ネタが良いように動いたという可能性も否定できなくはない。

けれど少なくとも作曲者側は売れるように書かないと次の依頼も望めないわけで、視聴者目線については意識するであろう。

どんな曲を顧客は求めているのか、そしてどんな曲ならば視聴者が受け入れ、話題にしてもらえるだろうか。プロである以上そこら辺は当然意識する。この解釈は受け入れられるだろうか?という問題考慮しないはずはない。

彼らはアマチュア集団ではない。モノを売っているのだ。

その結果生み出されたのがこの曲ならば、それにも意味があるはずだ。

作曲家が魂を込めたこの歌を軽んじたくはないと推しの子を読んで思った。GOAさんがんばれ。


もう次回作にはマジでマジで期待している。前作の期待を遥かに上回るダイゼノンがお出しされた今ハードルは上がるばかりである

しか市場至上主義の荒波にいる中、純粋作品を愛しているファンだけに接してはいられないだろう。今回獲得した新規客層がお金を落としてくれるよう、そして次回作がより良いクオリティになるようにその客層の目線に立って考えなければいけない。

そのためにも俺たちにはいくらかそういった媚びをゆるす鷹揚さが必要なのだと思う。

それは間違いなのだ断罪するのではなく、たとえ嘘や誤謬でも受け入れる鷹揚さが。それくらいでダイゼノンという作品の輝きは消えはしない。

監督は人気のために作品を歪めるほど、作品に対して真摯さを欠いていないはずだ。

アカを出せなくてもやってやると言ってくれた監督からこそ、そしてこの素晴らしい物語を作り上げてくれた監督からこそ、信用できる。


怪獣優生思想ファンが離れず、次のグリッドマンユニバースを楽しんでくれるよう、そのためにアニメーターを応援してくれる気持ち萎えないように祈るばかりである

2021-07-21

Quick Japan』95年3号 「いじめ紀行 第1回ゲスト 小山田圭吾の巻」 2

anond:20210721172728

小山田圭吾=いじめっ子

小山田圭吾といえば、数年前にアニエスb.を着て

日本一裕福そうなポップスを演っていた、

あのグループの一員だ。

ソロになった今でも彼の音楽は裕福そうだが、

そんな彼は私立小・中学時代いじめる側だったらしい。

ヤバい目つきの人だなあとは思っていたが。

全裸にしてグルグル巻きにしてオナニーさせて、

バックドロップしたり」とか発言してる。

それも結構笑いながら。

僕も私立中学高校エスカレーターで通っていたので、

他人事とは思えなかった。

僕の当時の友人にはやはりいじめ加害者傍観者が多いが、

盆や正月に会うと、いじめ談義は格好の酒の肴だ。

盛り上がる。私立って、独特の歪み方をする。

小山田さんは、「今考えるとほんとヒドかった。

この場を借りて謝ります(笑)」とも言っている。

だったら、ホントに再会したらどうなるだろう。

いじめっ子は本当に謝るのか?

いじめられっ子はやっぱり呪い言葉を投げつけるのか?

キドキしてきた。

対談してもらおう!

最終的にはいじめられてた人の家の中まで入った。

しかし結局この対談は実現せず、小山田さんへの個人インタビューとなった。

以下、この対談の準備から失敗までを報告する。

2月22日

*14時、太田出版で『QJ』赤田・北尾両氏と会う。

いじめ対談のことを話す。

面白いね、やってよ。和光中学の名簿探してみるから

――まず、いじめられっ子を探すことにする。

20時、ボアダムズライヴを観に新宿リキッドルームへ。

終演後、何と観客の中に小山田圭吾発見

運命的なものを感じる。何か挨拶しとかなきゃ。

しかし、カヒミ・カリィと一緒の小山田さんにいきなり

「昔、いじめっ子だったんですよね」

という訳にもいくまい。

とりあえず『月刊ブラシ』を手渡す。

ミニコミ作ってるんで読んでください」

「あ、ありがとう

この間、約二秒。

ちなみに僕は普段いつも自分ミニコミを持ち歩いている訳ではなく、

この日持ってたのは本当に偶然だった。

ますます運命的なものを感じる。

2月25日

当時の和光中学の名簿を思いっきり入手。

太田出版バイトたまたま和光出身の人が入ったらしく、

そのルートから運命的なものを感じる。

いじめられてた人の名前まで判明した。

西河原法夫さん(仮名)といい、

「学年を超えて有名」だったとか。

対談依頼の手紙を書く。

3月15日

原宿の西河原さんの自宅へ交渉に。

住所を頼りに昔いじめられてた人の家に行く、

しか自分全然初対面。

この時の気分はうまく説明できない。

現実舞台ファミコンやってるような気になってくる。

よくよく西河原さんと話してみると、

自分消しゴムを隠される程度のいじめしか受けていない。

(前出のように)ハードいじめられてたのは別の人ではないか

とのこと。

じゃあ、本当にいじめられてたのは誰なんだ?

3月23日

太田出版ルートでは、

「もはや誰が小山田さんにいじめられていたのかは判らない」

とのこと。

間抜けな話だが、小山田さん本人に聞くしかなくなった。

所属事務所「3-D」に電話

事前に手紙は送っているが、反応はよくない。

当たり前か。

next: anond:20210720235609

Quick Japan』95年3号 「いじめ紀行 第1回ゲスト 小山田圭吾の巻」 1

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追記:はてなブログにも同じもの投稿しました。こちらのほうが読みやすいかもしれません。

https://bibokj.hatenablog.com/

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僕は『月刊ブラシ』というミニコミ編集している。

インタビュー中心の雑誌で、二二の時に創刊して、もう二年が過ぎた。

今までにインタビューしたのは、爆弾製造青年

五年間顔を合わせたことのない隣人、

日本語学校の生徒、駆け出しの探偵、等々。

特に決まったジャンルとかは無いので、

今は閃いたことを全部やるようにしている。

インタビューをしてると、

相手が「マンガみたいな現実」を語ってくれる時がある。

例えば、爆弾製造青年高校の時に友達から

「不良にからまれから爆弾作ってくれ」って言われたとか、

探偵学校に潜入する時は用務員のフリをする」とか、

そんな話にはメチャクチャシビレる。

関係ないけど「スティービー・ワンダーは必ず綺麗な女を選ぶ」とか

ビーチ・ボーイズメンバー全員カナヅチだ」とか、

火葬場はやはり火事がおこりやすく、

職員が焼け死ぬことがよくある」とか、

そんなエピソードも大好きだ。

そんな僕にとって、"いじめ"って、昔から凄く気になる世界だった。

例えば

*ある学級では"いじめる会"なるものが発足していた。

この会は新聞を発行していた。

あいつ(クラスいじめられている男の子)と

あいつ(クラスいじめられている女の子)はデキている、

といった記事教室中に配布していた。とか、

*髪を洗わなくていじめられていた少年がいた。

かに彼の髪は油っぽかった。

誰かが彼の髪にライターで点火した。

一瞬だが鮮やかに燃えた。

といった話を聞くと、

"いじめってエンターテイメント!?"

とか思ってドキドキする。

だって細部までアイデア豊富で、何だかスプラッター映画みたいだ。

(あの『葬式ごっこ』もその一例だ)

自身学生時代傍観者で、人がいじめられるのを笑って見ていた。

短期間だがいじめられたことはあるから

いじめられっ子に感情移入する事は出来る。

でも、いじめスプラッターには、イージーヒューマニズム

ぶっ飛ばすポジティヴさを感じる。

小学校の時にコンパスの尖った方で背中を刺されたのも、

今となってはいエンターテイメントだ。

「ディティール賞」って感じだ。

どうせいじめはなくならないんだし。

去年の一二月頃、新聞テレビでは、

いじめ連鎖自殺が何度も報道されていた。

コメンテーター」とか「キャスター」とか呼ばれる人達

「頑張って下さい」とか「死ぬのだけはやめろ」とか、

無責任言葉を垂れ流していた。

嘘臭くて吐き気がした。

それに、いじめた側の人がその後どんな大人になったか

いじめられた側の人がその後どうやって

いじめを切り抜けて生き残ったのか、

これもほとんど報道されていない。

誰かこの観点いじめを取り上げないかな、と思っていたら、

昔読んだ『ロッキング・オン・ジャパン』の小山田圭吾インタビュー

思い出した。

next: anond:20210721172902

いじめ都市伝説だと思っていた

学生のころ、いじめなんてもの都市伝説だと思っていた

もしくは都会にだけある文化なのかな、くらいに思っていた

就職して、社会に出るようになって、数年たって、今、ちょうど取引先の新卒の子部署村八分にされてる場面に直面して、ようやく実感した

よその会社から内情を知らんし、もしかすると新卒の子が大層ヤベエ感じの子なのかもしれんし、村八分伝統文化として社訓にでもなっているのかもしれんし、そもそも村八分にされてるってのも勘違いかもしれないし、余所者の俺が口出すことではないよな、と思いつつ、これがいじめ傍観者というやつになるのか、とぼんやり考えていた

今日の昼飯はサガミのうな重弁当にしよう

2021-07-20

フィクションを真に受けた人たちによってキャンセルされる時代

コーネリアスの件で問題とされているクイックジャパンが発行されていた当時は、「電波系」の根本敬村崎百郎、「完全自殺マニュアル鶴見済活躍していた時代で、サブカルチャーカウンターカルチャー)として悪趣味世界観が消費される時代だった。


町山智浩

悪趣味カルチャー80年代のオシャレやモテ電通文化に対する怒りだった。カーディガン肩にかけ、ポロシャツの襟を立ててテニススキーしてホイチョイの「ヤレる店」読んでナンパして人を「ちゃん付けで呼ぶ」奴らにゲロ死体嫌がらせたかった。当時を知らない人にはわからないだろうけど。

https://twitter.com/TomoMachi/status/1417347576521629706


橘玲

私は傍観者でしたが、「自分も壊れているし、君も壊れているし、社会世界)も壊れているんだよ」というメッセージなのかなと思いました。

https://twitter.com/ak_tch/status/1417418603620491271


いま批判している人は、この時代を知らない若い人か、知っていたがそういうもの忌避していた人か、知っていてあえて無視しているのだと思う。


当時の自分クイックジャパンを読んでいたのだが、twitterで紙面のキャプチャを一通り読んで感じたのは、あのときの空気感だった。

小山田圭吾に関しては「あー言ってるな」と。

時代の空気をキャッチアップして、わざと露悪的な表現悪趣味を前面に押し出しているなと感じてた。

これはそういう時代性の発露であって、本当に起きたことなのかは定かではない。

個人的にはフィクション、もしくは一部が本当でも誇張されたものだと受け取っていた。

当時の表現がそうだったというだけ。

ノンフィクションですら描く人の主観が入ってフィクション化していく。

これが本当のことなのかどうかなんて当事者でなければ分からないわけだ。

anond:20210720190501

要は被害者の心情の問題だよ

「誰も助けてくれなかった」っていう怨嗟の声

それが「傍観者加害者だ」という理論

こればっかりは、いじめられて傍観された経験がないとわからんと思うわ

anond:20210720191259

加害者が少人数とはいえ集団内でその勢力がそこそこの権力ではあるからそれに誰も介入できないわけで

となれば傍観者傍観者であり加害者とは違う

anond:20210720190501

クラスほとんどが自らの意思いじめをやってるんなら、少数の傍観者に止められるわけないしそれで責められるのは気の毒だと思うけど、そんなパターン少ないでしょ

だいたいは一部の集団勝手ターゲット決めてやってるんだから、その他大勢傍観者ターゲットを除け者にしない、いじめとかダサくね?(笑)という雰囲気を作るなどすれば、いじめを止められるかどうかはわからんけど状況は変わるし、何より被害者の心が救われる

それを大半の傍観者は「自分が標的になるのが怖い」とか言って無視するんだろ

自分のその態度がそういう環境を作ってるとも知らずにな

いじめ傍観者加害者という風潮

じゃあ止められるかっていうと無理だし

警察とかも無理じゃん。チクるみたいで。

関わりたくないってのが正直なところで

傍観者加害者って言われちゃうとそれは違うでしょって思う。

いじめるやつがいなければ、いじめられるやつもいないわけで。

いじめるやつが100悪いよ。いじめるやつは100悪いけど傍観者も30悪いよみたいな風潮はおかしくね?

anond:20210720182807

いじめる側よりいじめられる側の方が数が多いなんてこと基本的にはないわけだから、世の中の人3分の1くらいはいじめ加害経験者だと思うよ

傍観者も含めたら大半になるんじゃない

そんな状況で「いじめ加害者は罪を償って生きるべき」とか「更生プログラムを受けさせるべき」と言ったってまぁ無理があるよな

実際、いじめ加害者ほとんどは何事も無かったかのようにその後の人生を生きてる

いじめ被害者からしたら全然納得できないけど、復讐が是とされているわけでもなし、加害者たちが普通人生を送るのを黙って見てるしかないんだろうなと思ってるよ

精神リョナ

エロス中心。社会風刺目的ではない。

https://twitter.com/decinormal1/status/1417082065032335363?s=21

私が考えたシチュでは、元ツイとは違い、見てるだけの傍観者存在する。

これを見てて思ったのだが、見て見ぬふりをする人は犯罪者という理屈を使えば、進学校に行こうとするために、大人しく傍観に徹した学生絶望させることができると思った。今まで努力してきたとしても、クラス全体の名前を公開して、それがさら拡散したら進学先は入れたくなくなる。だけど、残念ながら傍観者加害者だという理屈は強い。自分のために無視したこと事実ではあるのだ。ひきこもり、もしくはレベルが低いところに行って後悔することしかできない。最高や。エロい

2021-07-19

小山田問題が浮上する度に

小沢健二はその時どうしてたのか、

学生時代この事を知っていたのか、

傍観者だったのか、

知ってて一緒に音楽やってたのかが気になるわ。

利口だから絶対本人は触れないと思うけどね。

2021-07-16

anond:20210715230245

小山田圭吾インタビューなんて定期的に言及されてるのによっぽどコーネリアス知名度ないんだな

この件に関してなんやかんやいってる人たちもとにかく何か正義を振りかざしたくて仕方ないんだなとしかみえない

じゃあ君たちが彼らのクラスメイトだったときに今その振り上げた手でいじめられてる子を守ったか?ってちょっとだけ思っちゃう

加害者がやってる目の前できちんと被害者を守ってくれる人たちがどれだけいるんだろう、このネット文句言ってる人たちの中にね

旭川もそうだけどいじめ傍観者誰も守ってくれない

あいつらはなんてひどいんだ!人のやることだとは思えない!ふさわしくない!って後から言うだけなんだよ

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