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2018-11-20

[]【8】2018 晩秋広島博多別府

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anond:20181119232603




博多:うまかもんと民泊の宿


新幹線の中でこの旅行記を書いて、ふと現在位置をチェックすると、もう九州に入っていた。

乗車時間については聞いていたが、やはり驚くべき速さで、下関関門海峡も気付かずに通り過ぎてしまった。

また、速さ以外の感じるのは乗り心地の良さだ。

高速バスはもちろんのこと、国内線航空機比較対象に含めても、この余裕と安心感は飛び抜けている。

北海道新幹線時間費用航空機勝負になるのかという議論があるが、新幹線に乗っての感触は「札幌まで延伸すれば、これは勝負になる。

ちょっと時間が長くても、リラックス感が比較にならない」だ。


13:27

人生で初めての九州博多新幹線の到着ホーム空気が暖かかった。

同じ日本でも、ここまで南に来ればやはり気温が少し違うらしい。

博多の駅を降り、駅ビルを歩いていると目に飛び込んでくる福岡ソフトバンクホークスタイアップキャンペーン

昨日まで、水族館ですら広島カープ関連の掲示をたびたび見てきたので、日本シリーズのタイムリーさもあって面白かった。

それにしても、駅ビルから繋がるフードコートで、すでに豚骨スープ匂いがする。

フードコートを前にしているから当然なのだが、なんだか「ほれ、食ってけ食ってけ」という食べ物の圧が強い。

試食に誘われ、ゆで卵さつま揚げを買い求める。

美味い。

博多はどうやらイメージ通り、美食の街だ。


博多での宿泊民泊の宿を利用する予定だった。

民泊自体初めてだったし、宿泊施設から離れた事務所チェックイン手続きをするのも初めてなので「施設手続きハードコアな面がある宿だったらどうしよう」と少し不安になる。


少しだけ所在に迷った末にたどり着いたチェックイン事務所は、想像していたような「マンションの一室で鍵を渡される」という怪しげなものではなく、スマホアイテム売り場の様な今風のスペースで、20代前半と思しきスタッフPC画面やスマホを覗いてチェックイン手続きについて説明するライト雰囲気だった。

重苦しさもない代わりに重厚さも感じられない空間に、逆の意味不安になる。

チェックインについて説明してくれたのは、小柄でマッシュ金髪青年だった。

ホテルマン職業的柔和さのカケラもない伏し目がちの説明に「大丈夫かな?」と一瞬訝しんだが、説明不明瞭な点はなかった。

と、自分のすぐ隣で、別の宿泊客に対して、スタッフ早口韓国語宿泊システムを捲し立てている(様に聞こえる)。

ネイティヴでないとあり得ない流暢さだ。

民泊の宿は外国人に人気の様だが、そうか、この宿は運営韓国人スタッフによるものなのかもしれない。

金髪の彼も実は韓国人であるというなら、日本語の説明職業的ニュアンスがなくても何となく納得だ。本当のところはわからないが。

ともかくこれ以上は宿に行ってみないとわからない。

スマホで決済を済ませた後、彼から鍵の扱い方や諸々の注意をきき「はいよろしくお願いします」という別に意図したわけではないが実に日本的な挨拶をして部屋に向かった。


宿に到着し、実物をみて驚いた。

事務所での説明で聞いてはいたが、部屋はロフト付きワンルームで、バストイレ別、キッチン洗濯機である

1泊当たりは9,500円ほど。

昨夜の宿に比べれば2.8倍ほどのお値段だが、貸与された空間は5倍はあり、リラックス感については比較にならない。

いや、前の宿が悪いというより、今まで体験した全ての宿泊施設の中でも次元が違う気楽さと安心感だ。

色々勝手に動きたい自分にとって非常に性に合っている。

民泊について色々法的な難しさもあり、ここもそう言ったところにクリアなのかどうかは分からないが、この宿泊スタイル需要存在については確信めいた感覚を持った。


17:00

宿でシャワーを浴びた後、食事をする為に最寄りの繁華街天神に向かう。

宿泊施設とはいえ民家なので住宅街にあり、駅までやや遠いのだが、全く問題は感じない。

少し歩き、西鉄大牟田線の駅から天神行きの列車に乗る。

降り立った天神駅前は、仕事帰りのOLビジネスマン学生で賑わっていた。


天神では、BRUTUS 2018 7/15号 「福岡の正解」のレコメンドに従って、魚定食の「味の正福」で夕食を取ることにした。

少し探した後にたどり着いたそこは、写真では厳粛な料亭の如き写りようだったが、実際は素朴で親しみやすい小ぢんまりとした店だった。

写真にまさに写っていたカウンターに案内され、「銀だらみりん定食」を頼む。

広島博多では「機会あらば食ってやる」という気持ちで旅立ったが、地域名物巡りでありがちな炭水化物攻勢にやや疲れてもいた為、柔らかで滋味深い魚定食は有り難かった。

と、しばらく銀だらを突いていると、カウンターのなかで忙しく動き回る大将が、女性客の料理の味に関する素朴な疑問に、料理工程のコツを講釈する形で答え始めた。

曰く、だし巻き玉子は水分を入れすぎると調理が難しくなること、ふんわり仕上げる為に弱火はほぼ使わない事、返す時に卵の破れを防ぐ為に火を止めるなり遠ざけるなりした方が確実である事。

いい事を聞いてしまった。

今後活用していこう。

旅行でこの様な知識を得られるとは思ってもみなかった。


味の正福を出て、夜の天神の街でもう少しグルメを探そうかとも一瞬思ったが、まだ19:00前とはいえ定食で丁度いい具合に腹も膨らんだし、初日バス移動で悪化させたのか以前に痛打した肘が痛んできたので、ドトールで少しだけ甘いものを食べながらこの旅行記を書いた後、宿に戻ることにした。

半端な時間なので、夜遅くにまた腹が空きそうではあったが、コンビニによってカップ麺でも買えば大丈夫だろう。

旅行にいってホテルカップ麺を食べるというのはどうも侘しい感じがしないでもないのだが、何故かそれが行われるのがワンルームの部屋だと、むしろ癒しリラックスタイムの様に思える。

ひととき緊張感から解放されて、明日また、思う様 福岡の姿をこの目で確かめよう。


【9】2018 晩秋、広島・博多・別府 5日目|5日目 ほんとにひと玉でよかと? へ >>

趣味趣味を超えて基礎教養になる事はありえる

anond:20181120112238

ダイヤモンドとかおっさん向けビジネス誌ちょっと前まで良く、三国志とか戦国時代武将戦略ビジネス的に翻案したような記事載ってたじゃない? 新聞見出しでも「アパレル業界三国時代」とか、そういうのつくことって、あるじゃない?

それって三国志とか戦国時代歴史(実際の歴史ではなく人口膾炙したそれ)が、その年代ビジネスマン(というよりも、おそらく属性壮年男性)にとって基礎教養であって、例え話としてすごく便利で共感を集めやすいっていう背景があると思うんだよね。

別段そういうメディア現場じゃなくても、たとえば企業社内で自社の重役を評するときに「あの人は秀吉タイプ」とかいう短い表現で、いろいろな背景が伝わるってことはあるよね。「秀吉」という言葉に「引き立てられて出世」とか「コミュ力が高い」とか「上司が倒れたあと後継者に」とかい文脈付属している。つまりハイコンテクスト文化として、それが成立しているってことだよね。

それと同じように、サブカルがそういうハイコンテクスト文化の背景として成立するってことは十分あると思う。ドラクエとかガンダムあたりはその有力候補じゃないかな。まあ興味がない人にとってはキモいかもしれないけど。でも、三国志おっさんも、多分若い社員からは「なんか戦略家きどりでキモい」って思われてる(かもしれない)ので、そこはほら世代問題ってことで。つれぇわで済ませよう。

2018-11-19

anond:20181119114945

文学って科学の対極みたいなもんなのに、信じてんの?

 

お疲れ様ですは目上の人に使う言葉

 

ご苦労様ですは目下に使う言葉

 

陛下、大変ご苦労様でした。」(ビジネスマン陛下、大変お疲れ様でしたw)

山下さんから学んだことは沢山ありました、今まで社を支えていただき本当にご苦労様でした。」(ビジネスマン:今まで支えていただきお疲れ様でしたw)

「ご指導・ご鞭撻いただきありがとうございました。ご苦労様でした。」(ビジネスマン:ご指導お疲れ様でしたw)

 

ご苦労様の出自だが元々は家来が主君を労う言葉として使われていた古い言葉である

それに対してお疲れ様です、というの言葉芸能界テレビ発のペーペー歴史浅い言葉であることは多く語られることはない

 

ビジネスマナー浸食され続ける言葉文化がそんなに好きか

2018-11-17

anond:20181117043632

ゲーマー向けなのに、意外とコスパが良くてビジネスマンが買っている現実

それで売れていると勘違いしたメーカーが、さらおかしものを作っていく。

買う側は、安いから買ってるだけで余分な装飾は全然いらないのに、無駄に光りまくるPCが増えるわが社のオフィス・・・

2018-11-13

メトロレジデンスを利用してみた。外資の風が強すぎ.

2017年楽天から出資を受けたと少しばかり民泊業界ニュースになったMetroResidencesという会社

どうやら楽天からもらったお金日本にも進出していた。(本社シンガポール


彼らのビジネスモデルビジネスマンに特化した民泊というもの

空き家もってるオーナーが、メトロレジデンスに家を貸付。それをメトロレジデンスが客付けをする形。

メトロレジデンスはグローバル企業関係を構築していてグローバル企業従業員出張するときメトロレジデンスを使うんだとか。

基本は企業向けらしいが、どうやら個人でも使えるらしい。


会社概要ホームページ記載がなかったが調べた感じではこんな感じ。

会社名:MetroResidences Japan株式会社

設立2017年3月

資本金:2,500万円

所在地東京都港区赤坂9-6-30乃木坂プレース201

代表:Lester Kang

従業員数:8名

2018年11月現在


レビューを書いてるサイトがないか探したが、Google Mapクチコミ以外では見つからなかった。

Gooogle Mapレビューも5と1と両極端で悩まれる…

従業員による評判なども探したが見つからず。そりゃ8人でやってる会社だもんな。

ただ、常に求人採用を行っているようでこれもまた悩まれポイント。①拡大のために人を雇っている ②ブラックで人が常に辞めている のどちらか。


スタートアップなんてこんなもんかと思いながら試しに問い合わせをしてみた。

ちょうど東京で1ヶ月ほど仕事が入ったのでレオパレスアパホテルと迷ってメトロレジデンスにもメールをしてみた。


が、日経っても返信なし…

さすが外資だぜ…グローバル企業勤めじゃない人間には用はないってことか…


とは言え出張の日は近づいてきているので、電話をかけてみた。

営業担当の人がいないらしく、スーパーバイザーと名乗る男性が出た。

そこで一言


「俺は営業部署に移動してきたばかりだから知らない」


さすが外資日本サービスを展開しようとも外資姿勢を崩さない。



その後メールで2週間ほどかけて予約完了

メール日本語文面から従業員の方はおそらくネイティブジャパニーズではなさそう。

努力して日本メールを書いてくれた営業の方には感謝しかない。


金額の内訳はこれ。

賃料:22万

敷金11

週次清掃:2万/回×4回=8万

――――――――――――――

合計:41万


敷金はチェックアウト後に返ってくるとはいえ、なかなかの金額



そしてチェックイン

チェックインまではフロントデスクチームという人たちから丁寧な案内メールが来る。

いざ部屋に入ってみると、まぁ普通…。

悪くはないがマンスリーマンションと違うところがない。

1回2万円のお掃除サービスをつけたが、帰宅してみると私物がなくなってる(果物とかお菓子とか軽いもの)。

まぁホテルでもたまにそういうことはあるから仕方ないか。お皿と床は綺麗にしてくれてた。シーツも変えてもらってスッキリ



ここで事件

僕はとあるマンションの一室をサービスアパートメントとしてメトロレジデンスに案内されたのだが、

同じマンションの人とエレベーターで一緒になると「民泊で泊まってる人ですよね…?中央区民泊禁止なんですよ…」とこっそり言われる。

え、違法…?

しかしたら違法片棒を担いでしまたかもしれないと非常に不安に駆られる。

というかマンション住民からの白い目を背に帰宅しなければならないなんてチキン日本人にはきつい。


針のむしろのようなマンション生活も終わりが近づき、チェックアウトをしようとすると

フロントデスクチームの人から「鍵はポストに入れておいてください」というメールが届く。

鍵はポストに…?そういえばチェックインの時も宅配ボックスから取れと言われたな。ビジネス向けとは言え民泊から仕方ない。

ただポストに入れておいてその後誰かに鍵を取られてしまったらどうするんだろうか。僕に請求が来るのだろうか…。

とにかく、こうやってメトロレジデンスの人とは一度も顔をあわせることのないまま宿泊は終わった。

デポジット全額返ってきてよかったよかった。(チェックイン・チェックアウトどちらも立会いがなかったが、もし部屋がめちゃくちゃ汚れててもお金取らないのかな。)


総評すると、悪くはないけど色んな不安が常につきまといすぎてリラックスできなかった。レオパレスに比べたら高いけどもそこまで値段に見合ってるとも思えなかった。

あとはなによりレスポンスが遅い…!日本語が下手なのか、あまり丁寧ではない言葉を使われるので驚きもする。

旅行趣味から一度体験たかったけどこれならAirbnbでよかったな

2018-11-04

anond:20181103235637

なるほどそれはもっともだ

もっといえば「中」「大」でいいわな

 

たぶんあのデザインは、初めはそこそこ教養のあるビジネスマン系や勘違いOLを狙っていたんだろう

そしたら予想外にヒットして土方のおっさんとかヨボヨボのじいさんも買うようになった

それがあの妙に意識高いデザインの答えではないか・・・

2018-11-02

スーツリュック非常識だと主張する人がリュックに屈した理由

健康、以上。

これだけだと流石にわかりにくいだろうから経緯を書く。

その人は常日頃「スーツリュックなんてみっともない」と俺に向かって言っていた。

ただ、何かを強要するような非常識な人ではなく、「いい年なんだからキチンとしたビジネスマンらしい格好しろよ」って笑いながら言う程度だった。

その人自身はよく言われるビジネスマナーに沿って、手提げの革製の鞄をパンパンに膨らませて片手で持ち、どうしても重いときは肩掛けのストラップ?で斜め掛けしていた。

しばらくするとその人がリュック背負っててびっくりしたので話を聞くと「肩が痛くて仕方が無かったので病院に行ったら医者リュックを勧められた」と話していた。

それを聞いて初めて気付かされたんだけど、所謂ビジネスマナースーツに合わせるべきといわれる鞄って、すべての片手で持つモノばかりなんだよな。

その人は持つ手を変えたりいろいろ工夫したようだったが、医者に「左右均等に重量がかかるリュックがいい」と言われてリュックに変えたら楽で仕方が無い、と笑いながら言った。

「でしょ?」と俺が返すと「だからもっと荷物持ち歩けるようになった」って言いだしたのでそのうちまた体壊すと思う。

2018-10-17

イートイン

都会だと電車通勤ビジネスマンOLが使っているのかもしれないけど、田舎だと中高生が使っていてちょっとおじさんが使うのは恥ずかしい。

車移動だから、どうしてもすぐ食いたいときは車で食えばいいしな。

2018-10-05

ビジネスマンになれないまま

30代も半ばになってもビジネスマンになれない。

ビジネスライクに酷いことをしてくる相手仕打ちに何日も落ち込んでしまう。

プレゼンで大きな事を言わなきゃならん時にも、盛ったことを言うのが心が痛い。

金稼ぎが辛い。心が壊れそうになる。しかしどこにも行けない。死ぬしか無いのか。

2018-10-03

anond:20181003222554

ん? 広島大学出身って公開情報なん? 確かにy_hagiwaraさんはiPhoneとかApple商品宣伝するビジネスマンとして結構から活動していたような感じではあるけれど。

2018-09-21

anond:20180921162923

国家元首ホモ年収100万ドルオーバーホモビジネスマンゴロゴロいる国では

同性婚合法、至極当たり前の話やな

権力は力、決してお気持ちなんかではない

論理ではなく力の政治ってわけだ。嘗ての王政がそうであったかのように。

それで「弱者」とは笑わせるよね

2018-09-14

人を助けない人間論理

5~6年前の冬、どんよりした鉛色の空、地方都市車道だけは最低限除雪されていたが、歩道は膝下とくるぶしの中間くらいまで積もり、歩くのは難儀だった。特にこの季節は誰も徒歩で出歩かないので雪が踏み固められることもない。

 

地方車社会でこんな状況で郊外をとぼとぼ歩いているのは自分くらいしかいない。雪は一時止んでいたものの、横断歩道には轍ができてツルツルに固まってたり、水溜まりでびしょびしょになってたり。少し先の踏切遮断機下りていて、車が渋滞の列をなしていた。

 

二車線の小さな交差点横断歩道渡り終え、次に向かう横断歩道信号が青になるのを待っていた。ふと元いた場所を振り返ると、何と自転車にまたがった爺さんがいるではないか

 

この状況で自転車?! この時点で嫌な予感しかなかった。若者でもこの路面の状態自転車に乗るのは無謀だ。しかもせめて押して歩けばいいものを、爺さんはそのまま自転車を漕いで歩道渡り始めた。そして案の定歩道を半分もいかないうちに轍にハマったのか何か、盛大にコケた。しばらくしても位置的に一番近いはずの車からは誰も助けに出てこない。

 

そのまま立ち去ろうか迷った。はっきり言って自分人助けするような人間でもなかったが、周りには誰もいないし、渋滞してずらっと並んだ車窓から自分がどう行動するかを注視されているようだった。CX-5とかSUVとか、そういうゴツい車が目の前にあった。そういうのに乗れるくらいの経済的に余裕のある人間が降りて助けに行けばいいのに、何で自分みたいな困窮してる底辺が……と思ったものの、無言のプレッシャーに負けるような、半ば居たたまれない形で爺さんを助けにいくことになった。まったく気乗りしなかった。

 

まず爺さんのところに近づき、大丈夫ですか、と声をかけながら体を起こそうとすると、「ア゛~~、アレ、、」と呻き、倒れた自転車の方に顔を向けた。自転車は後でいいだろ、と思ったが爺さんの様子からして頑固そうなので、本人の意志尊重することにした。

 

そういう訳でいったん爺さんはそのままにして、先に自転車の方を起こし、辺りに散らばったカゴの中身を集め(この近辺で買い物してきたようだ)、道の脇までいったん退避させた。それから再び爺さんを起こし、肩を組んで歩道を少し歩き始めたところで30代くらいのスーツ姿の男性が駆け寄ってきた。

 

ボソッと「そっち(の肩を持って)……」と言われ、爺さんを真ん中にして二人で肩を抱えて運ぶ形となった。と言ってもも渡り終えてる状況だったので時間にして10秒もかからなかったと思う。正直なところ爺さんは思いのほか軽く、むしろ自転車を起こして脇によける方が大変だったので、この手助けはあまり有り難いとも思わなかった。もう少し早く誰か来て一人が爺さんを、もう一人が自転車をという風に分業できればよかったのだが。

 

男性自分とは特に口もきかず、そのまま後続の車の列に戻って行った。単なるアリバイ作りだったような気がしないでもない。まあ別にいいけど。それ以外の人たちはそれさえしなかったのだから。そう、最前列の車のドライバーたちは結局見ていただけだった。どんな奴が乗っているのか、よほど少し近づいて睨んでやろうかと思ったが、小心な自分にはそんな度胸さえなかった。

 

もし季節が暖かい時期で、もし倒れていたのが「可愛らしい小学生」や「か弱そうな品のあるお婆ちゃん」だったなら、むしろ我先に助けようと2~3人は真っ先に車から飛び出していただろう(そしてその事を誇らしげにSNSに書き込んだりするだろう)。

ももあなたが「いい革靴を履き、商談を急いでいるビジネスマン」で路面が「雪解けのびしょ濡れ状態」だったら、車を降りてまで「見すぼらしい底辺人間」を助けようとするだろうか?

 

爺さんは自分とは終始目を合わそうとせず、結局何のお礼の言葉も口にしなかった。爺さんの身なりは見すぼらしく、底辺老人というか、ホームレスというか、あるいはその中間だった。とても家族や親しい友人がいるようにも見えなかった。少し見ただけで他人にそこまで決めつけられたくないだろうが、そうとしか思えないオーラを放っていた。

 

穿った見方かも知れないが、いま思えば人を試そうとしていたのではないか人生も終盤になろうというのに、自分が誰から大事にされないから、あえて無理な状況で親切にされるかどうかを試すために無謀な行動をしたのではないか。この無愛想で、孤独で、見すぼらしい老人は何十年後かの自分自身だろう。そして今回とは違って、助ける人は誰もいないだろう。

 

 ※ ※ ※

 

地元新聞天地人みたいな欄ではしばしば都会の人の冷たさを指摘し、地元の人の温かさを礼賛している。下らない。地方からかい、都会だから冷たい、なんて関係ない。そのことがこの出来事で確定的となった。このときは周りの視線に負けて柄にもなく人助けなんかしてしまったが、この先もうこんな事をすることはないだろう。

 

自転車に乗った女性が赤信号無視した車に吹き飛ばされた。彼女が立ち上がろうとそうでなかろうと、それを横目に自分はそのままそっと立ち去るだろう。他人を助ける余裕なんて残ってない。自分自身さえも助けられないのに。

anond:20180914130714

じゃあマスコミが「与謝野と海江田一騎打ちです」と言っても自分で考えれば済むんじゃないの?

マスコミがまともな政治家しか取り上げないか泡沫候補平等に取り上げるか、

自分の頭で考える」有権者にとってはどちらも同じことだとして、

自分の頭で考えない」有権者のことを考えると、

カルト宗教家疑似科学ビジネスマンの「権威付け」に利用されない方向に判断を倒すのは当然では。

一種フールプルーフというか。

2018-09-07

高い授業料払ってもらって SES に持って行ってるなら、相当なビジネスモデルしか当人たちは「世界平和を実現するイノベーター集団」を自称してるって、本当に恐ろしい世界...

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2018-08-23

"侍エンジニア", "うざい" で検索したら出てきた。

「もちろん、うざくありません」って何だよ。


これ、いくら何でも、やりすぎだろ...

世界平和なんて実現する気、1mm もないだろ...

【侍エンジニア塾】がうざい!?どう、うざい??


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2018-08-16

気づけば社会人になって10年以上がたった

嫌なことはたくさんあるし、働く意欲は年々失われてくるし、まだ30年働くとおもうとげんなりするけど

社会人になる前に思っていた漠然とした社会へのこわさみたいなのは流石になくなったし(当たり前か)、

ポンコツ自分でも意外と戦えるなという実感は少しはもてた。

ぼんやりと夢見てたデキルビジネスマンとは程遠い現実だけど、いくばくかの金銭的な余裕もでてきたし

なぜかお酒は年々うまく感じるようになってるし、悪いことばかりでもないなとふと思った。

誰もほめてくれないからなんとかこの社会を生き抜いてる自分自分でほめてあげたい。偉いよ俺くん!

エンジニア邪魔すぎる...

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もし本当に世界平和を願ってるなら、みんなが邪魔だと思ってる記事を削除してほしい。


自分ビジネスを実現するために、質の低い記事SEO検索上位に来ることは構わないけど、それを善意偽装するのが許せない。


この偽装された善意は、プログラミングを始めたばかりの人にはわからない。どうか、この人たちの物語に飲み込まれないでほしい。

2018-08-07

anond:20180807163815

喩えが極端すぎんだよ。既にとんでもない数の旅行者ビジネスマンが行き来して民間交流が進んでる国と、国とも認められてないようなポッと出のテロ集団を同列に語るのは無理があるだろ。

2018-07-29

女が一人で街を歩けない社会の方がカップルは成立しやすいだろうな

https://twitter.com/8RcttQD7Y9Hirnz/status/1021726305732112384

こういう風に「若い女が一人で街中を出歩いていると悪い男に襲われるから危険」というのが常識だった時代の方が、女には保護者必要ということで男女カップルが成立しやすかったろうと思う。

逆に言えば、「日本安全な国で若い女が一人で街中を出歩いても危険は無い」というのが常識になった現代では、男の用心棒としての需要が無くなって男女カップルが成立しにくくなったのだろう。

いやね、「日本少子化の原因は主に非婚だ、そして非婚の原因は日本の適齢期の未婚男に恋人がいる割合20代男性童貞率が諸外国と比べて酷い数字結婚以前に恋愛すらしていないからだ」という統計エビデンスにした説明があるじゃない?

俺はこれ不思議に思っていて、というのは今の20代男の子って総じて物腰はマイルドで身なりは清潔感があって、どう考えてもオッサン20代より女の子に好かれそうな感じなんだよね。

そんな若い男の子彼女いない率や童貞率がオッサン若い頃よりも上昇し続けている理由があるとすれば、これも統計ではっきり出ているけど性犯罪含む犯罪率が近年激減したことで男の用心棒需要が無くなったかなのだろう。

昔なら街に出て買い物ひとつするのにも女は男にエスコートしてもらう必要があったのが、今はお一人様でアニメショップを楽しむのも当たり前になったわけだ。

外国大都市先進国でも女ならステディ彼氏が隣にいてくれないと怖くて出歩けない感じなんだよね。

男の俺でも一人で歩いてる時は、そこかしこでたむろってるガラの悪そうな男のグループと目が合わないように気をつけているぐらいなので。

いや、俺の知っている外国って北米東南アジア都市を少々って感じなんだけど、唯一、東京と同等以上に安全だと感じたのはシンガポールかな。

でも、あの国日本以上に少子化が酷い国なんだよね。

知り合った現地人の若いビジネスマンたちも稼いでいるわりに休日ゲームばっかりしてる感じだったし。

シンガの未婚男の彼女いない率とかがどういう数字なのかはちょっとググっただけじゃ見つからなかったけど、やっぱり治安の良さのせいで男の用心棒需要は無さそうだね。

そういや、あの国は女も普通に稼いでいるから男のATM需要も低いことになるのか。これは日本より少子化になるのも必然だな。

これから日本が貧しくなって移民も増えて、一人でいる女が最初引用したツイートのような性犯罪被害者になっても誰も驚かないぐらい東京治安悪化したなら、今彼女がいなくて泣いている男の子たちのうちのいくらかは救われるのかな?

2018-07-25

anond:20180725215916

人生で一番勉強するのは大学入試なのだから、いっそのこと、東大京大あたりの入試質量ともに博士候補生試験にしてしまえ。4年間で博士号をとる。博士をとれない奴は修士卒。

大学入試で変な枠をはめられた変態勉強時間と労力の無駄博士とったあと、適性のあるやつは研究者になればいいし、そうじゃない奴は官僚なりビジネスマンなりになればいい。

2018-07-23

仕事をつくって生きていく、ということ

私は間もなく45才になる経営者だ。

父親の立ち上げた会社を引き継いで7年が過ぎ、その間に売上は右肩下がり。自分自身が売上に貢献しているとは言い難く、それまでの蓄積と家族社員)の頑張りで、なんとか食いつないできている。ほぼ家族のみの小さな会社

業種は、小売でもなくメーカーでもなく、流通中間位置する卸売業地場産業品を海外に輸出するのが主業務で、一昔前はずいぶんと儲かった業種だったようだが、現在ではその大半を中国製品に置き換えられており、日本製品は主にコスト面、デザイン面で競争力を失っている。メーカー設備投資をする体力もなく、ジリ貧状態だ。当然、ウチの売上も激減している。

輸入もしていた。15年くらい前までは、中国製品の雑貨品が大変にもてはやされ、日本で作るのより大幅にコストが抑えられるということで、毎月コンテナで何本も輸入しては得意先に卸す、ということを行っていた。私がこの会社に参画したのもこのあたり。それまではプログラマをやっていた。やがて雑貨輸入も落ち目となる。雑貨のような軽工業品は、比較的誰でも取り扱うことができるため、参入障壁が非常に低い。すぐに価格競争になったために、現在ではほとんど行っていない。

自社製品を開発してメーカーとなろう、と息巻いていたころもあった。有名なブランドライセンスを借りて、ちょっと変わった製品コラボさせて、自社製品として売り出そうという発想だ。モノづくりの手配なら一日の長がある。たまたま関係することができた有名ブランドからライセンスを借りることができたため、無事に製品化にこぎつけた。これが市場ちょっとした話題になって、予想を少し上回って完売した。しかし、その後が続かない。そもそもマーケット需要があるような製品であったかどうかが疑わしい。価格も安いものではない。それでもある程度売れたのは、それくらい強烈なブランドだったからだったと理解している。ただ単に運が良かっただけだった。

先代社長は大変に有能なビジネスマンで、関わる人みんなからの信頼を取り付け、どんな不利なディールでも最後までやり遂げることができた。最初は親の借金を背負い(つまり私の祖父借金)、バッタ品を集めてそれを売り歩き、やがて輸出を始めた。時代背景もあって地場産業品はどんどん売れた。相当なハードワークをこなしてきたらしい。出張から痛風で飛んで帰ってくることもあった。やがて取引先の紹介で輸入も始めた。先述の通り、最初は大変に売れた。そして私が会社に入り、程なくして社長を引き継いだ。先代の始めた事業は、どれもものすごい勢いで下火になった。現在仕事はほぼゼロ。前期末で大幅な赤字が出た。

「何か新しいことをしなくては」

社長を引き継いだときから毎日毎日、寝ても覚めても、一分一秒たりとも、呪いのようにこの言葉が頭から離れない。何度か新しい取引先を作って、新規事業として立ち上げてみた。が、どれも事業としては育てることはできずに、フェードアウトしてきた。客先とメーカーをつなげる立場としては、究極的には中間業者は無いほうがコスト的には望ましい。私達は独自の強みを発揮することができず、淘汰されるのは必然だったというわけだ。

さて、こんな状況でどうやって会社を立て直して行こうか。

現在地場産業品の輸出に加え、雑貨輸入で培ったOEM精算業務を行っている。ただし、こちらも現在は引き合いが非常に少ない。

地場産業品については、取り扱う製品自体需要が減ってきているため、我々がこれをどうにかするのは難しい。たぶん、近い将来見切りをつけなければならなくなると考えている。

OEMについてはどうだろうか。ウチの場合雑貨を中心として、いろいろな製品を手がけてきており、頼まれれば割となんでも作ってしまえる。こんな世の中なので、どんな製品メーカーでも大抵は探せてしまう。そこを探し出して、クライアント要求通りに物を作るのが、我々の仕事の一つだ。ただし、なんでもできる、というのは、裏を返せば特に強みが無い、ということでもある。我々がアクセスできる情報なんて、その気になれば他の誰もが知り得る情報であり、クライアントメーカーと直接つながるケースも珍しくない。我々が選ばれるためには、何か特長が、強みが必要だ。

「何か新しいことをしなくては」

と、なるわけだ。これが毎回毎回、頭の中を駆け巡って、でも前進できずに毎日悶々としている。

もう、何から手を付けたら良いのかすらわからない。仕事作っていかんと、生きていけへんやん。

2018-07-21

anond:20180721005001

いい旅になるといいね

俺は30年くらいジャカルタに通ってる爺ビジネスマンだが、初めはそんな感じでワクワクしていた。

今もワクワクすることはあるが、増田のような新鮮さはもう持てそうもない。羨ましさしかない。何が羨ましいかと言えば、現在の方が経済格差が少ないことだ。たぶん現地の若者たちと、よりフラットに付き合える。いいなあ。

2018-07-17

anond:20180717082211

アメリカの優秀なビジネスマンなんかは性欲抑制剤飲んでるらしいよ

性欲は仕事集中力邪魔になるからだとかなんとか

日本ももっとカジュアルに普及すればいいのにな 性犯罪も減るかもしれんし

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