はてなキーワード: 水商売とは
あまりにもモテなさすぎてマッチングアプリに登録したものの、先程心折れて退会してきた者だ。
せっかくの体験を無に帰すのも勿体ないので、ここに使ってわかった現実を書き残す。せめてこれから登録しようと思っている増田達の糧になれたら幸いである。
特に今まで非モテだったものがアプリを始めた途端に恋人が出来ました、というのはよっぽどの幸運に見舞われない限りありえないことだから覚悟した方がいい。
さて本題だが、その前にマッチングアプリには大別して二種類あることを説明しなければなるまい。
一つは主に大手グループ企業等が長年運営している大規模マッチングアプリであり、SNSで広告がガンガン出ているのもこちらである。代表例はPairsやタップル、Omiaiなど。
もう一つはいわゆる出合い系サイトの系譜を継ぐ海のものとも山のものとも知れぬマッチングアプリである。代表例は某県知事の件で有名になったアレなどで、ググったときにすぐ「セフレ」だの「ヤレる」だのといった単語が出てくるのがこちらだ。
まずこの二つのウチで手を出すとしたら明らかに前者の方がいい。
というか後者はまずい。
大体登録と同時に可愛い女の子から次々とメッセージが届き、鼻の下を伸ばしてやりとりしていると「ホ別で2万ね♡」などといういかがわしい流れになり、それでもホイホイついていくと写真とは全く別人と対面することになる。いわゆる援デリというやつである。真っ当な風俗嬢なら普通に客が取れるはずなので、そもそもこんな営業してる相手な時点で色々と察するべきである。下手したら病気になるぞ。
という訳で真っ当な増田諸君は前者のアプリを選ぶのだろうが、こちらもこちらで中々の地獄を見せてくれる。
参考までに、ここでは一番分かりやすい地獄を提供してくれたタップル誕生 (以下タップル) を例に挙げよう。
タップルはサイバーエージェントの100%子会社であるマッチングエージェント社の運営する大規模マッチングアプリであり、公式発表によると現在の会員数は400万人を超えている。SNSや各種雑誌にも広告を出稿しており、典型的な”前者”型アプリだ。
この手のアプリは業者はほとんどおらず (いないとは言ってない) 、基本的に運営がサクラを雇うことも皆無なので、そういう意味ではまず安心だ。
では何が地獄なのか? 単純に出会えないのである。何故かを以下で説明していく。
タップルでは登録者たちは望む相手にマッチング依頼「いいかも」を送ることができる。依頼を受けた相手はその「いいかも」を承認するかしないかを選ぶことができ、ここで承認されればメッセージのやりとりが可能になる。
タップルではこの依頼権「いいかも」が1日20回分付与される (ちなみにこの「いいかも」は会員登録と同時に大量に付与されるし、課金でも買える)。
男性はこれをフルに活用すると考えた場合、仮に「ユーザー男女比が1:1」「全ユーザー間でもらえるいいかも数に偏りがない」という極めて有り得ない状況を仮定しても女性一人あたり1日20件のマッチング依頼がくることになる。
まず男女比だが、これが1:1ということは確実にない。直感的にわかると思うが、この手のアプリは常に女性不足男性過剰の状況に陥っている。
では実際にはどうなのか?
やや古いデータになるが、withnewsの調査によるとタップルの女性比率は2015年時点で28.62%となっている (https://withnews.jp/article/f0150915001qq000000000000000G0010901qq000012496A)。
すなわち男女比は2~3 : 1ということになり、女性一人が受ける「いいかも」数は1日50件程度となるということだ。
さらに「ユーザー間でいいかも数に偏りがない」というのも確実にありえない。
現実世界と同じく、マッチングアプリの世界においても年齢は若ければ若い方が、ルックスは良ければ良い方が人気のユーザーとなる。
いやむしろ相手の外見と簡単なプロフィールしか確認できないマッチングアプリにおいて、この傾向は現実よりもさらに顕著である。
実際の年齢や外見による偏りが指数関数的に急なのか、それとももう少し穏やかなのかはわからないが、普通の女性ユーザーなら1日あたりの「いいかも」数が100〜200程度なことは珍しくない。
身の程をわきまえず「可愛い彼女が欲しい!」などとほざこうものなら、相手の「いいかも」数は1日あたり500〜1000件を超えていると思った方がいい。
普通の人間が1日に100〜1000件のマッチング申請を受け、それを処理しきれるだろうか?
間違いなくNoである。
それを仕事にしているのならまだしも、余剰時間の片手間にやっているアプリでそんな処理をこなす女性はまずいない。
まずいないが、それでも敢えてこなそうと思ったらどうするか?
先程も述べたが、マッチングアプリにおいて最初に参照できるのは相手の顔と簡単なプロフィールくらいである。
2. とりあえず片っ端から承認して、その上で面白いメッセージを送ってきた人とだけやり取りを続行しよう。
逆に言えば、男性諸君に求められる能力は以下の二つのいずれかだ。
1. 外見、年収などが非常によい
非モテをこじらせてマッチングアプリに救いを求める男性が、このどちらかの能力を有しているだろうか?
間違いなくNoである。
というか、このマッチングアプリで生き残れるやつなら現実世界で普通に彼女ができる。
それではこの低い確率を生き残れるやつは一体普段どんな職についているのだろうか?
答えは「ホスト」である。もちろん全員ではないが、こういったケースがかなり散見される。
すなわち、マッチングアプリとは女性にとってですら、「水商売の男が営業をかけてくる場」なのだ。
こんなアプリにまともな女性が居座り続けるか? あまり期待しない方がいいのはすぐにわかるだろう。
そして忘れてはいけないのが料金だ。
タップルの場合登録までは無料だが、メッセージを送ろうとした場合は月額3900円の利用料金がかかる。
相手の人気度やメッセージの既読状況を知りたい場合は更にプラスで4800円がかかる。
よって非モテ増田に与えられる結末は、毎月1万円近くの課金をした結果、あまりまともな女性ユーザーがいない環境で、ひたすら申請を拒否され続ける日常である。
タップルは特にわかりやすく地獄なアプリだが、他のアプリも正直なところ似たりよったりであることは否めない。
例えば、やはり超大手マッチングアプリのPairsもApp Storeで確認できる公式の謳い文句に「毎日5000人以上が登録」とある。
これが正しいのならひと月の登録人数は15万人を超える計算となる。
ということはPairsで恋人を作ろうと考えた場合、単純計算で15万人中の7千人、トップ5%以下の勝ち組に入らないといけないのである。
ちなみにPairsの利用料金は月額4100円、プレミアムオプションはプラスで4100円、身バレ防止のプライベートモード機能は月額2500円である。
マッチングアプリは今群雄割拠の時代に入っており、さらにこれらの提灯記事がSEO対策万全の状態で跋扈している。そのため、中々利用者の生の声、特にネガティブな事が届きづらい。
例えアプリの欠点を挙げる記事があっても、それは結局他のアプリへ誘導するステマ記事であることは日常茶飯事だ。そんな中で、本当の利用者の声の一つとして参考にしていただけたなら幸いである。
最後に、私が上手くいかなかったのはアプリの使い方下手だからとか、自分のレベルより高望みしすぎだとか、そもそも根性がなさすぎるといった意見を持つ方もいるだろう。
Twitterで元記事が流れてきて、自分も同じような境遇だったからちょっと書きたくなった。
自分も両親がヤンキーで(父親は高卒で的屋の元締め、母親は中卒で水商売してた。)、教育に金を掛けるなんて発想は全くなかった。
父親はアル中でDV気味だし、母親はひたすら週刊誌を読んでるだけの人だから文化的に良い影響を受け継ぐこともできなかった。(というかそもそも無いし)
生まれた所は港湾労働者が集まる町で団地も多くて、小学校で運動会とかあれば金髪の父兄がひたすら飲酒しながら怒号をあげて応援しているような地域だった。
大卒なんてもちろん近所にいなかったから、自分は高校を出たら働くんだと幼い頃から思っていた。
でも中学校の時にすごく教え方の上手い数学の先生と出会って、その人のおかげで勉強が楽しくなった。
どうせ家に帰っても地獄だし、ずっと図書館で参考書漁りながら勉強してた。
そのおかげか高校は県内で一番の進学校に進むことができたんだけど、友達はだいたい工業高校か私立の誰でも入れる高校に行ったから新しく友達を作らないといけなかった。
だから入学してから色々な人に話しかけてたんだけど、みんなが当たり前のようにする話についていけなくてびっくりした。
習い事でピアノをするとか、海外旅行に行くとか、ほんとにそんな人いるんだって初めて知った。
でも、よく考えると目の前にいる恵まれた子たちも祖先の誰かが頑張って身を立てたから今があるんだなって思って、自分がその祖先になった気持ちで頑張ろうと思った。
そうやって惨めな気持ちがありつつもとりあえず頑張ることにしたおかげで、なんとかゴリラが現総長をしている大学に入ることができた。(当時はカレー好きの人が総長だった)
大学ではもっと上流の人たちがうじゃうじゃいて惨めな気持ちは加速したけど、色々と頑張ったおかげで学生生活を楽しいものにすることができた。
未だに実家に帰るたびにキツい家だなとは思うけど、努力したおかげでなんとか楽しい人生にはできた。
自分も「努力すれば解決する」価値観は無かったけど、とりあえずやってみたらどうにかなったし、やっぱり今までの諸々を赦した上で自分が何かを始めるしかないんだと思う。
今までの環境を赦すには本当に辛いものがあると思うけど、理想を持って信じて行動できるのが人間のいいところだよ。
多分ドリルとかの文物よりもランニングとかそういう身体的なものから入った方が話のネタにもできるし周囲と関わりやすいしオススメ。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181120/k10011717631000.html
このニュースを見て、震えるほど悔しくなったので増田に吐き出します。
21世紀を迎えた時、私は高校生でした。翌年、東京の有名私立大学に合格し、来る大学生活にたくさんの夢を乗せて期待に胸を膨らませていました。東京での一人暮らし。誰もが知る有名私立大学の学生として、充実した勉強、素晴らしい友人が私を待っているに違いありません。
その年、父が働いていた工場が閉鎖しました。父は日産系列の工場の社員でした。高校を卒業し、ひたすら真面目に働くだけが取柄だったけど、車と私たち家族が大好きな父でした。別の工場への転勤を打診され、単身赴任で引っ越していきました。
父の給料は増えるどころか減るばかりです。工場も、地元出身者はともかく、よその工場から来た人には冷たく、居心地は悪かったようです。
単身赴任はお金がかかります。有名私立中学に通っていた弟がいたので母は地元に残っていたのですが、弟の高校進学を機に父と同居することになりました。弟は地域の公立高校に進学し、母のパートも辞めざるを得ず、うちの家計が日々苦しくなるのを見守るばかりでした。
2年生の夏、母から電話がありました。「家計が苦しい。学費は出せるけど、仕送りは来月から出せない。」その日から、私のバイトだらけの日々が始まりました。毎日飲食店でのアルバイト、深夜まで働いても数千円、それでも食事代は浮きますし生活は助かります。キラキラした学生生活を送る同級生を脇目に見ながら毎日アルバイト漬けでした。
父は、本体の工場から地域の協力工場に移らされ、給料もさらに切り下げられました。学費も自分で払ってくれ、そう言われたのは3年生になる春でした。もう普通のアルバイトでは払えない額です。はたちも過ぎてましたし、水商売のアルバイトに手を付けざるを得ません。昼は飲食、夜はキャバクラ。でもお金が足りません。講義になんかちっとも出る余裕もなく、時に中年男性に肌を委ねることもしばしばでした。だいたい、私が初めてお付き合い(それをお付き合いと呼ぶのなら)した男性は、水商売で知り合った45歳の中小企業の社長ですから。男性の裏側、汚いところを嫌というほど見せつけられました。
そんなことをしていたら、大学の成績だって散々たるもの、まともな就職はできません。ちょうど就職氷河期、面接官の男性には「○○大学の子には珍しくお水ぽい、うちはそういうのはダメなのね」と言われ、有名企業の面接は全滅。結局、拾ってもらえたのは、何の因果か日産系の中小部品メーカーでした。
でも、それが災いの元。今度は、日産本体によるサプライヤーの整理再編の中、最初に勤めた会社はあっという間に倒産しました。転職しようにも特別なスキルがない私は、そのまま派遣で2~3年おきに企業を渡り歩いています。派遣先の男性に交際を誘われたりしますが、水商売時代の記憶で、どんなに表で良い顔をしていても、裏では何をやっているか想像がつのります。どうしても結婚する気にはなれません。
それでも、父が愛した日産が立派な会社になるのなら、亡き父のことを考えると一縷の救いもあろうかと思ったら、日産のお金は、ゴーンの贅沢に費消されていたとか。
こんなことが許されていいのか。
私の人生だけではなく、同じような話が本当に数万人の身の上に起きたはずなんだ。
こんなことがあっていいのか。
記者会見していた西川社長のつやつやした顔、あれだって同罪だろう?
何かがおかしいよ。
世の中はおかしいよ。
世の中は、弱い人はとことん虐げられるようにできている。
悔しくて震える。
悔しくて涙が止まらない。
俺がサービス残業をした事で俺の手に渡らなかった金は資本主義のシステムにより巡り巡って金持ち達の懐に入っていく。
俺はこれがどうにも許せないのだ。
もしこれがどこかのニートが生活保護で暮らすために使われているというのなら、まだ納得はできる。
真っ当に仕事をすることも出来ないクズを世の中に放たないためにしゃぶらせる飴を配るためにその金が使われているのなら、俺の手に渡らなかった金は俺の手を介さずして俺の生活を豊かにしてくれているとロジックを組み立てられるから。
でもなあ、どっかの金持ち達が水商売の姉ちゃんたちのケツを触るために使われているとして、それが俺の生活を豊かにするとはとても思えんのだ。
水商売の姉ちゃんたちの手に金が渡って、それが姉ちゃんたちの化粧品や生活費に消えて、そしてその姉ちゃんたちは夜の街と家とブティックを往復するわけだが、その過程で俺が豊かになることは全く持ってない!全くない!
そうなると途端に許せなくなる。
俺の手に渡らなかった金が俺の生活を全く豊かにしない!これを許せるほどの余裕は俺にはないんだよ!
なぜなら!その余裕がまさにその、俺が奪われ続けてきた金によって生み出されるはずだったからだ!
まず先に余裕があって、その上で奪われているというのならまだ許せたかも知れねえ。
腹一杯食える所をちょっとつまみ食いされても、腹八分目まで満たされるならそれで満足して寝息を立ててやることも出来るがよお!
そうじゃねえんだよ!
最初っから腹八分行くかどうかの量しかねえ所から奪われてんのよ。
巫山戯んじゃねえよ。
この怒りをどこへぶつければいいんだ?
国会か?
国会議事堂か?
それともトランプタワーか?
はてな本社か?
よっし!わかった!
NHKだな。
そうなんだな???
齢40にして驚いたババア増田。そういうことやってんのは水商売とか適性ありそうな1割くらいと思ってた。
結婚適齢期には打算でもうちょっと増えると思うけど、生涯の大部分は全く関係なく過ごしてる女が大多数でしょ。
むしろいかにブロックするか、職場や学校で対象になると面倒くさいことになるから、いかに対象外になるかに注意を払ってるんだと思ってた。
だって関係持てる相手って生涯で(多くても)数人だけど、会う異性は星の数ほどいるから、殆どの時間はブロックモードだよね。
いや、上司や上層部に媚とか、取引先に気に入られる努力くらいはするよ?(元ネタは小さい子だから、気前のいい親戚のオジちゃんに媚か)でもそれって、男同士だってやる程度のことじゃん?
関東圏でも関西圏でもない田舎で育って、田舎の大学に進学して、東京で働いている。
もう高校も大学も卒業してしばらくたったが、上京してからずっと私立コンプレックスをかかえている。
中学の同級生などは大学進学者自体が数えるほどしかいない。女は看護師か保育士か学校教諭か水商売かサービス業が大半である。
新卒で上京してからこれまで、いくつか渡り歩いてきた会社では、中高大の全てまたはいずれかが私立の人が圧倒的に多い。
都会では中高私立というのは特別ではなさそうだと頭ではわかっている。
でも都会だろうと田舎だろうと私立は国公立に比べて圧倒的にお金がかかる。
そもそも私立の生徒数の方が多そうだということもなんとなくわかっている。
でも、当たり前に私立に行って、留年や浪人をして、奨学金という名のローンも負っていない人が、過半数以上の職場ばかり見ていると、たまにドッと疲れる。
国公立で奨学金も一人で返済してることを認めてもらいたいのか。
親孝行だと言われたいのか。
私立に行ってた人は親の資金力という下駄を履かせてもらってずるいと思ってるのか。
女の私にお金はかけられないと言われ、自力で国公立に行く努力をしたことを褒めて欲しいのか。
一度、「俺も奨学金は自力で完済した」という国立出身の上司がいたけど、中高は私立だった。
貧しくは無かったけど私立を選ぶ選択肢がなかった私は無い物ねだりなだけなんだろうか。
だからといって人生やり直せたら私立に行きたいというわけではないし、学校では得難いものを得られたと感謝しているのだがずっともやもやしている。
お金がない。
どのくらいないかというと、扶養ギリギリまで稼いでいるのに貯金はゼロで、全財産が2080円と1000ウォンなくらいない。これはマジです。ちなみになぜウォンがあるのかというと、以前韓国に旅行した際なんとなく取っておきたくなり使い切らず持って帰ってきたからです。深い意味はないし、両替しても100円とかなので放置している。
毎月20日が給料日で、先月も滞りなく支払われたのにこのザマである。さすがにヤバい。わたしは比較的常にお金ないけど、今人生で一番貧乏だと思う。
なんでこんなにお金がないのか。原因は三つある、と思う。
まず一つ目は、大学の入学一時金?的なアレを自分の貯金から支払ったことだ。
こんなわたしでも、ずっと昔からこんなにだらしなかったわけじゃない。小さい頃からこつこつ貯めていたお年玉は、高校3年2月時点で20万円は下らなかったはずである。だがそのお金は大学に入学する権利を買うのに使ってしまった。
ご存知の方も多いと思うが、大学の入試には様々な方式があり、それぞれ日程はバラバラだ。わたしが受験生だった当時はなぜか偏差値の高い私大ほど入試や合格発表が遅かった記憶がある。そして、大学に晴れて合格すると、まだその大学に入学することを決めていなくても、その権利を保持するためにまあまあな額のお金を大学に納める必要がある。わたしの場合だと、受けた全ての大学の合格発表(2月末くらいだったと記憶している)の前に、滑り止めとしてセンター試験のみを利用して合格したあるN大学の一時金納入日があった。
さあここからが問題である。N大学の一時金納入日直前、わたしは他の大学に合格している自信が全くなかった。そして浪人する気も全くなかった。だから今の時点で合格しているN大学の入学権利はなんとしてでも保持しておく必要がある。
が、我が家は決して裕福ではない。ありがたいことに食べるものに苦労するほどではなかったが、4歳のときから母子家庭という由緒正しい貧乏である。先ほど浪人する気はなかった、と言ったが、これは「浪人できる金などなかった」の間違いであるのでお詫びして訂正いたします。大学に全落ちしたらキャバ嬢か自衛隊だな!とよく言われていたが、これが冗談ではなく大真面目な話なのである。余談だが、高校受験の時は高校落ちたら舞妓になるしか道はないと言われていました。
なので、高3の9月から通っていた塾(4月の時点ではそんな金はないから自力でどうにかしてくれと言われていたが、夏が終わってさすがに無理だと察したので超頭下げて無理して入れて貰った)の費用や大学の受験料(これすら払えないので受ける大学を減らしてくれ、と懇願された。4校しか受ける予定なかったのに)などで財産を殆ど使ってしまった我が家には、入学するかもわからない大学に払う、言ってしまえばドブに捨てることになるかもしれないお金なんて全く残っていなかった。だがそれを払わないと折角受かった大学の入学権をみすみす捨ててしまうことになるのである。
困った。超困ったし、めちゃくちゃ悩んだ。母に言うと、当然お金がないので「他の大学も一つくらいは受かってるんじゃない?」と返ってきた。超他人事である。
「いや、全部落ちてたら行くとこなくなるんだけど」
「でも何を言われてもお金は出せないよ、人に頼む前に自分でどうにかしたら?」
・・・というわけである。かつて母に「大人になって、ブランドもののバッグとか、そういう本当に欲しいものができた時のために取っておきなさい」と言われ貯めておたお金は、こうして一瞬にして消えてなくなったのである。ていうか「本当に欲しいもの」の例がブランドもののバッグなのって社会的にどうなんだろう。確かに欲しいけど。
二つ目は、基本的にわたしに浪費癖があることである。いや、浪費だとは思ってない。服や、靴、アクセサリー、おいしいごはん、飲み会、好きなアイドルのCDやDVDやコンサート、旅行、カフェ巡りや映画鑑賞、他人にとっては「もったいない」かもしれないこれらは、わたしにとって必要最低限の出費なのである。
よく母には一番出費の多いアイドルという項目に対して「アイドル追いかけるのいい加減どうにかしろ」と言われるしわたし自身早くやめたいんだけど、みんなかっこいいしかわいいしライブは最高だしでやめられる気配は今のところ全くないので、最近は明日全員引退しろと毎日のように思っている。ちなみに今わたしが好きなアイドルグループのうち二つが○○周年でやたら金がかかり(アイドルのおたくじゃない人の為に説明すると、アイドルの○○周年というのは、やたらめったらライブをしたりグッズを出すためとにかく出費が嵩むのである)、別のグループの推しが12月で卒業してしまう(アイドルのおたくじゃない人の為に説明すると、アイドルが卒業するときはやたらめったらライブをしたりグッズを出すためとにかく出費が嵩むのである。これを卒業商法と言います。あとシンプルにこれまでは我慢できてたグッズや公演も「これが最後だから」と言って抑えが利かなくなってしまう)ので出費額は右肩上がりである。
あと一つ、これは非常に短期的な理由ですが、今月パソコンを買ってしまったからです。でもこれはしょうがない。誰に何と言われようとこれは必要経費である。なぜなら就活と卒論執筆控えどう考えてもパソコン必須な未来が見えているのに、我が家のパソコンは10年以上前に母の会社が使っていたがもう古くなったから捨てるというので貰ってきたデスクトップ型パソコン(WindowsXP)その一台のみなのである。
購入には一部祖母やその他の方から頂いた成人のお祝い、から成人式の撮影や着付けやクリーニング代を引いた額、も使ったが、全額自分負担である。今月の給料の半分近くが一気に出て行ったのだから、そりゃ金もなくなるわな、という話である。
今後の話をしよう。給料日まであと約2週間、2080円と1000ウォンだけではどう考えても生活できない。それに今月はコンサートの入金締切があり、ということは遠征のための飛行機もさっさと手配しなければならない。ていうか普通の大学生はなにも贅沢なことなんてしてなくても2080円じゃ日常生活に支障をきたすし、何かあった時のことが怖くて外出れません。ざっと計算すると、次の給料日までに、最低でもパソコンを買うために使った費用まるまるくらい必要なことがわかった。ので、どうにかしてお金を得なければならない。ていうかそもそも大きな買い物をしなくても給料全額使っちゃうってどうなんだろうな。
わたしは考えた。こういうときは誰かにお金を借りるのが一般的だろう。だが、額が大きすぎる。いくら貧乏と言ってもわたしよりは計画的にお金を使う母はいざというときのための貯金があるし(その、いざ、は、ブランドもののバッグを買うときであって、娘の生活費のためではないと思うが)、1万2万なら貸してくれるだろう。恥ずかしながらこれまでに何度かそのくらいの額なら借りたことがある。だが、借りたお金は当然返さなければならないし、それは次の給料日に、ということになるだろう。借りたものはなるべく早く返す。当然のことだ。
しかし、来月のわたしにお金があるだろうか?というと、答えはノーである。このままだと扶養の限度である103万を超えてしまいそうだったため(それだけ稼いでいて貯金がゼロという現実をわたしは重く受け止めなければならない)最近バイトを控えており、来月の給料は相当少ないと予想される。これで借金を返したりしたら更にお金がなくなりまた借金、という自転車操業が目に見えており、それはさすがに人間としてダメな気がするので避けたい。
なぜガールズバーなのか。まず、日払いであること。先程から言っているように、わたしはお金はないのに出費の予定はあるので今すぐお金を手に入れる必要がある。引っ越しの日雇いとかでも全然いいけど、あんまり体力に自信がないので。かと言って人に自慢できるような見てくれでもないので面接であっさり落ちるかもしれないけど。そしたら引っ越し屋にするしかない。
そしてこれが最大の理由だが、水商売は扶養とか関係なく働けそうだから、だ。なんとなくその辺ってお水の世界はグレーゾーンな気がする・・・少なくとも引っ越しバイトよりはガバガバな気がする・・・。もちろんそうじゃなかったら即ちそれは死を意味します。
水商売は下へ下へと流れて行くから水商売というらしい。DESIREの合いの手も言ってるように、落ちたらように怖いのである、水商売は。わたしネット掲示板って2ちゃんねる(あ、今は5ちゃんねるっていうんだっけ?どっちでもいいけど)と糧くらいしか見ないんだけど、ヘルスとか超怖そうだよね。
今回お金がないのは怖いって身をもって学んだから、今後はちゃんと貯金したいなあ。これ以上支出が減る見込みはないので収入を増やさないといけないんだけど、ガルバって親にばれずに続けられるものなんですかねえ・・・?うち、門限12時、許可制で終電がデッドラインとかいう超絶厳しい家なんですけど・・・?
私の大学ではほとんどの学生が4年生の前期で卒業に必要な単位を全部取って後期の授業はゼロ、みたいな人が多い。
頑張る人は3年の後期でそれをやる人もいる。
卒研は授業みたいに時間が決まってるわけじゃなくて、やることさえやればいつ来てもいい感じ。
私はクラブでホステスのバイトをしていて出勤の日は帰宅が遅くなる。
それでも睡眠は確保したいから2時から8時寝ることにしているのに、何度説明しても母は7時30分に大声で起こしにくる。
昨日帰宅したときは同居の独身叔母に着替える途中のドレス姿を見られた。
叔母が母親に尾ひれをつけて話したのであろう。
今朝も母はぴったり7時30分に怒鳴りつける。
「アンタ!!変な仕事してないでしょうねえ!!!!!昨日の晩すっごい胸の空いた服着てたって?!?!?!ハイもう起きて!!!!!大学間に合わなくなるよ????そんな変な仕事してたらカタギの世界に戻れなくなるんだよ!!!」(クソ大声)(窓空いてる)(近所に丸聞こえ)
返事をしないとヒステリーが増長するのでベットに寝たまま寝ぼけた頭で反論しなければならない。
「変な仕事じゃないよ。大学は間に合うよ。8時に起きるって言ってあるよね。来年から内定先の企業で働くから今だけだよ。夜はそんなに甘い世界じゃないよ。」
毎朝この攻防が繰り返される様子を想像してほしい。
変な仕事と連呼されると、バイトが好きで誇りを持って仕事している私は少しずつ傷つくし、他の家族や聞き耳を立てている近所の人は「変な仕事…もしや風俗!?」なんて勘違いを起こすかもしれない。
(母と叔母にも本当にホステス?という疑惑の目を向けられている気がする。)
母も叔母も水商売をやめて欲しいと思っているだろうけど、来春から一人暮らしをするための資金作りだからやめるわけにはいかない。
バイト先には有名企業の重役やスポーツ選手も来店するから、接客していて知見も広がる。お給料もいいし私にやめるメリットがない。
この増田をプリントアウトして母と叔母に見せたところで彼女らの心には響かない。