はてなキーワード: 振り飛車とは
本気で信じられないと思ったので愚痴りたい
付き合ってた彼女が投了間際になって、居飛穴党であることを告白して、ムカついたからその場で穴熊から追い出した
だってさ、端歩も突き合った彼女が投了間際になってそれとか、普通に考えて詐欺やろ
俺は学生時代を藤井システム並の悲しき努力に費やし、大学で詰め将棋を頑張り、奨励会で年齢制限をストレスに耐えながら頑張り、勇気をもって昇段をして、ようやく26歳でフリークラスとして年収400万とかまで上り詰めたわけで
それを後から何の努力もしてない癖に俺の稼ぎや研究にタダ乗りしようだなんて、おこがましいにもほどがあるんだよ、これだからこういう奴は始末に負えない
別に俺は振り飛車党だから怒ってるわけじゃない、まぁマンモスみたいな挙動をしているのを見ていると薄々とは感じてはいたが、ずっと正直に何もかも包み隠さず言わずに俺と付き合っていたという、
その性根そのものがダメだという話だ、だからこういうポンコツとはかかわりたくねえんだよ
実家が千駄ヶ谷ってわけでもなけりゃあ、俺に見合う何か一つの特技や、愛想や性格がいい訳でもないし、将棋だって受け100%でいつまでたってもヘタクソな癖に、才能もないくせに努力もせずに穴熊で受け潰しを狙おうだなんて、そっちの方が極悪人だろ
20代も真ん中で若いわけでもないから、さらに子供が棋士になる確率倍率ドンなんだから、もっと若い女と結婚した方がいいに決まっとるわ
なんか向こうは師匠含めてゴチャゴチャいっててウゼエんですけど、今日も朝から着信30件くらい入ってるしよ
入玉するということは持ち駒含めた点数にまで責任を持たなきゃならないわけで、そんな大事なことを隠していたということは本局の勝敗に対してよりも、叡王戦第10局くらいまでいったら盛り上がるかもなんてゲスな願望のために、
千日手も一切辞さないという歪んだエゴイズムがあるということだろ?そんなもんもはや棋士と言わんし俺は認めん、ハッキリ言えば人の形をした畜生、ケダモノだ、人の形した畜生と深夜1時過ぎから先後入れ替えて指し直し局とか罰ゲームだろオイ
長すぎて読めない:AIの推奨手と解説聞きながら藤井SUGEEE!してればおk
(対象読者:駒が規定の動きに従って取ったり打ったりできるのは知ってるくらい)
かつて、電王戦というイベントがありました。故米長邦雄永世棋聖(ちんこにまつわるエピソードが豊富)の鬼手/奇手として遺ったそのイベントは、プロ将棋界に大きな爪痕を残しました。2013年、コンピューター(当時はAI=人工「知能」とは呼ばれていませんでした)に破れた最初の現役棋士、佐藤慎一五段(ギターと歌がうまい)のブログに多くの中傷コメントが寄せられたことに始まり、その後プロ棋士が泥仕合の末の引き分けを挟みながら連敗すると「コンピューターに負ける棋士達に偉そうに生きていく資格はあるのか?」という問いが投げかけられました。その後はプロ棋士も一時的に巻き返して勝ったり負けたりになりましたが、その勝ち方に対しても「コンピューターに対するハメ手」ではないかという意見が上がるなどしましたし、2016年3月にAlphaGoが囲碁のトップ棋士を破るに至っては、もはや二人零和有限確定完全情報ゲームで人間がAIに勝つのは不可能だろうと考えられました。実際AlphaGoに敗れた棋士は、2019年に「AIに勝つことができない」ことを理由の一つとして引退しています。2017年に佐藤天彦当時名人(ABEMAトーナメントの煽り文句が「おしゃれマスター」なのはひどすぎる)が番勝負を連敗で落とすに至って、「絶対に将棋で人間はAIに勝てない」という合意が形成されていきました。
藤井聡太二冠(初手を指す前にお茶を飲む癖があり、昨日の王位戦にはお~いお茶がスポンサーした)は、そんな2016年末、「プロの将棋棋士とか存在する意味ある?」という疑念がマッハな時代にプロデビューし、2017年度にまたがってあのデビュー後無敗で29連勝とかいう前後不覚、いや空前絶後の記録を打ち立てたのです。藤井二冠の将棋の魅力は色々に語られますし私も以下で色々に語っていきますが、当たり前であるが故にスルーされがちな第一の理由としてシンプルに「強い」ことが挙げられるでしょう。誰しも推しがしょんぼりしている姿は見たくないものですし、そこから逆照射して強い人を推しにするのも自然なことです。藤井二冠の強さは誰しも知るところですが、端的に説明するならば2018年に達成した記録4部門(勝率、勝利数、対局数、連勝数)独占が挙げられるでしょう(なお過去の独占者:内藤國雄、羽生善治、羽生善治、羽生善治、羽生善治)。今回の「二」冠についてもそうですが、レーティングや勝率など将棋についての数字で表せる強さに関しては、ほとんどすべての場合において現状藤井二冠に勝てる人はいないでしょう。そのことは世間に対する「わかりやすくすごい」というアピールに繋がっているのだと思います。駒の動かし方すらわからなくても、何かでデビュー後29連勝するのがとんでもなくすごいことだというのは誰でもわかりますからね。
さて、「数字に関して藤井二冠はすごい」と言いましたが、ではこれが「数字じゃない部分は藤井二冠は大したことない」という皮肉であるのかと言えば、そんなことは全くありません。まあ将棋が勝ち負けのつく勝負事である以上、どうしても「勝てば官軍」的な側面は存在してしまうのですが、それを抜きにしても多くのプロ・アマチュアの意見の一致するところとして「藤井将棋は華がある」というものがあります。
世の中にはプロ棋士に評価されるプロ棋士、されないプロ棋士、というものが実は存在します。その基準は将棋に対するそもそもの姿勢であったり、序盤の構想力であったり、終盤の鮮やかさであったり、あるいは元も子もなく勝率であったり、さまざまです。しかし、羽海野チカ先生(キラキラ系だと思ったら違ってむしろアコガレ側だというのを吉田豪のインタビューで知ってより好きになった)が『3月のライオン』で「信用」という言葉を用いて描いたように、それは確かに存在します。その言葉を借りて言うならば、藤井二冠は今棋界で最も信用を得ている棋士といえるでしょう。その源は何かと問えば5連覇中の詰将棋解答選手権に明らかな終盤力でしょう。「詰まないと思ったけど藤井くんが詰ましに行ったからまさかと思って調べてみたら詰んでた」というエピソードをどれだけのプロ棋士の口から異口同音に聞いたのか数えきれません。昨日も村山慈明七段(兄弟子の飯島栄治七段をトーナメントで負かしたのを忘れて「叡王戦どうされました?」と聞いた)がそれを言ってました。他方で、序盤力で羽生九段(って呼び方違和感あるよね)の若い頃と比較して、「新人の羽生の序盤は荒削りで終盤の豪腕で勝利をもぎとっていたが、藤井はそうではない」と度々評されてきたあたり、「序盤、中盤、終盤、隙の無い」という格言に当てはまる棋士のような気がします。ちなみに藤井二冠はコロナ前後の課題として中盤力を意識的に強化したようです。
さて、ここまで散々凄いことかのように言ってきたのですが、実はプロ好みのプロ棋士というのはさほど珍しくありません。何十人かはいるでしょう。しかし、「プロ好みで」かつ「アマチュアにも好かれる」棋士、しかも勝ちまくっている棋士といえば片手で十分なレベルでしょう。「プロ好み」「勝ちまくり」についてはすでに説明したので、以下では藤井将棋のどのような部分がアマチュア好みであるのかを解説します。アマチュアもまたプロに負けず劣らず基準が多様なのですが、結局は一つです。「オレが観てて面白いか否か」。以下では、その点について昨日の封じ手を中心に論じていきたいと思います。
さて、封じ手です。封じ手とは何でしょうか。大丈夫です。たまに先走っちゃうけど私は「駒の動かし方というものが存在する」レベルの知識の人にも分かるように書いてるつもりです。封じ手とは2日制の棋戦で用いられる作法で、どこかまで指して、じゃまた明日、となっては最後に指してない側の人が一晩考えられてあまりに有利なので、手番の人が誰にも見せず「封じ」て、翌日に開封するということでそれを相殺しようという試みだと私は理解しているのですが、実際は「お前それ同歩の一手やん」みたいな封じ手も多く、謎です。たぶん同歩の先に必然手順があってその先にある分岐を実質的に封じているのだとは思うのですが、封じ手やったことないし全く分かりません!誰か解説して!ともあれ、封じ手(NARUTOとかの技名っぽい)の瞬間にドラマチックなことが起こることはまれです。でもなー、そこで起こすのが藤井二冠なんですよ!
さて、王位戦第4局の封じ手は8七同飛車成でした。これは、一手前に木村王位(自ら将棋の強いおじさんと称するユニークな解説名人の称号は当分は奪われないでしょう)が飛車の前に銀を進め、飛車にお帰り願う手に対するものでした。お帰り願われては仕方ないので、飛車を逃げるだろうというのが大方のプロの見解でした。しかし。藤井挑戦者はここで30分以上の、当たり前の一手があるに場面しては長考を行います。まさか、と解説がざわめきます。飛車を切る手順を考えているのではないか。お帰り願った銀を飛車で食いちぎり、その飛車を金に取らせる手順を考えているのではないか。長考のまま封じ手の時間となった。解説では飛車を切る手順と逃げる手順の比較を行っています。解説の橋本崇載八段(金髪パンチパーマゴリラから一時期太ったがまた巻き返して爽やかになった)は「いやー同飛車成は指せないですね。いや指すには指せますけど。ただ封じ手でしょ?手が震えて紙に書けないですよ」と言う。それほど異色の手なのだ。
同飛車成について私の印象を言わせてもらうならば、「アマチュア5級~3級の人がやりそうな手」です。お帰り願われたんだけど、そのまま言いなりになるのも業腹なので、切ってしまう。飛車と銀の交換で、相手は最強の駒・飛車をどこにでも打てるのに対し、自分は飛車より弱い銀をどこかに打つ権利を得る。普通はそれでは勝てないが、相手が考えてない手を指した結果、相手の陣地は乱れ、時間も使わせることができる。お互いに強くないのでそこからごちゃごちゃっと泥仕合にして最後はなぜか飛車を切った方が勝ってしまう、というのはそのレベルの人たちの将棋ではありがちです。ムカついたからという理由で飛車を切り飛ばし、それで勝ってしまう。こうなると将棋はやめられません。もちろんそれはお互いに棋力が低いから成り立つ無茶で、相手が強くなっていくにつれてそうした手は通らなくなり、みんな普通の手を指すようになります。プロがよく言う「将棋は当たり前の手の積み重ね」「将棋は悪手を最後に指した方が負ける」という格言はそれを物語っています。ある程度強い人同士の将棋では、必殺技みたいなすごくいい手というのはなかなか出てきません。相手もそれを読んで必殺技を出させないようにするわけですから。しかし、です。藤井二冠にそれは当てはまらないようです。今回の同飛車成も、以前に指した数々の「AI越えの鬼手」も、いかにも無茶で派手な、必殺技的な手です。つまり3級~5級の頃にみんな指していて、今はもう出来なくなってしまった手です。将棋は一般に、2級と初段に壁があるといいます。2級になるためにはそうした無茶な手を捨てられるようにならなければならないし、初段になるには詰将棋や定跡を覚えなければならない。そうやって人は昔の無茶苦茶でありながら楽しかった将棋を失い、しかし強さを得ていきます。そうして強くなった人にとって、3級~5級の人の将棋というのは、少年期の懐かしい思い出のように映ります。昔は楽しかったな、でも今はあんな無茶はできないな。しかし、藤井二冠はその少年のような(というか少年なのですが)手を数々の大舞台で指して、そして強敵を破ってしまう。そりゃテンション上がりますよね。
さて、藤井二冠のデビュー前後でAIが棋士の地位を脅かしていたという話をしました。今もネット中継ではAIによる評価値や予想手が画面上に表示された状態で視聴者・解説者は将棋と向き合うことになります。そんな中で生まれた面白い解説の常套句があります。「これは人間には指せない手ですね」。初めてその言葉が使われたのはおそらく第2回電王戦のどこかだと思うのですが、最初のうちは否定的なニュアンスが多分に含まれていました。人間なら一目でもっと上手く指せるのに、コンピューターにはこんな変な手を最善手として示してしまう、と。しかし次第にその言葉は畏怖と諦観を込めて使われるようになります。AIはこの手を最善と示している、確かにそれは正しいのだろう、しかし人間にはそこまで深く読むことが出来ないから指せないのだ、と。現在の棋士はおおむねその諦観を受け入れているように見えます。AI的な最善よりも、人間の身の丈にあった答えを。ほとんど神話か寓話の世界の話ですが、その姿勢は間違っていません。人間が鳥の真似をしたところで、翼を焼かれるだけですから。しかし少数の棋士は、その諦観を受け入れません。その筆頭が藤井二冠でしょう。彼は徹底してAIの感覚を身につけようとし、かつ成功している人間であるように思われます。先ほど述べたように、「コンピューターのような」という言葉が蔑称として使われる時代はもう過ぎました。それは単なる時代的なドグマではなく、すでに述べたとおり実際に「面白い」のです。藤井二冠はきっと、ラジオの時代にポップスターがいたように、テレビの時代にプロレススターがいたように、AIの時代に生まれるべくして生まれた将棋スターなのだろうと思います。
将棋はきっとこの先永遠にAI=神様との比較にさらされ続けます。その中で、我々よりもずっと神様に近い人が諦めてしまう。きっとこの構造は人類史上普遍的なものだと思います。そして、その諦めは決して不幸とイコールではない。そのことは多くのプロ棋士が「コンピューターには指せない」=「人間に特有の」戦法や戦術を用いて証明してくれています。しかし、もし、人間が諦めずほんとうに神様を目指したとしたらどこまで行けるのか。その問いに対して藤井二冠の活躍は答えを出し続けてくれているように思います。私にはできない、あなたにもできない、困難な道を歩むことを彼は決めました。ならばせめて、その後ろ姿をずっと眺めていたいとは思いませんか。私は思います。というか散々述べたように後ろ姿を眺めるのが楽しすぎてやめられない状態にあります。まあ、私は振り飛車党なので実は推し棋士は別にいるんですけどね。
(2021/2/7追記)書きました anond:20210207093448
「一手目と二手目(お互いの初手)は飛車を動かす手でなくてはならない」ってルールを追加するだけでだいぶ面白くなるはず。
角換わりしか出てこない今のプロの将棋マジでつまらないし誰の将棋を見ても変わらない。初手で型を決めさせることでどういう対抗の関係にあるのか見ててわかりやすいし、棋士ごとに個性も出て面白いと思う。
後手は先手の手を見てから相性のいい場所に合わせられるから先後の差も減るはず。居飛車したいなら3筋か4筋に振ればいい。何ならその後2筋に戻しても振り飛車相手のハンデとしてはちょうどいい手損。
一間飛車というより、居飛車指したい場合。あとで2~4筋に戻す手損は前提だが、形を安定させて居飛車の駒組みを進められる。
袖飛車。初手から決め打ちすると速攻の仕掛けは厳しそうだが、居飛車が三筋に途中で振るのは珍しくないので先に振ってもそこまで違和感はないはず。
右四間飛車。攻めは強烈な戦法だが、初手から決め打ちすると速攻の仕掛けは作らせてくれないだろう。↑と同様の理由で悪いことはない。
中飛車。居飛車党で中飛車指す棋士も多く、玉の位置も左右どちらでもアリで汎用性も高い。一番強そう。
四間飛車。振り飛車といえばこれ。八筋からの攻めができない居飛車に四間飛車は強いはず。
三間飛車。実質0手で7筋に振れるため早石田系の速攻の攻めが見えて相手へのプレッシャーになる。相手の駒組みを制限しつつ普通に振り飛車を組める。
藤井七段の棋聖戦第2局の聞き手 山根ことみ女流二段 が かわいいと話題のようだ。
にわかファンがつべこべ言っててムカつくので「かわいい」「強く美しい」な女流棋士と「だいしゅき」をここに書き留める。
かわいいの筆頭は香川愛生女流三段だ。これが絶対だ。過去に触れてはいけないところも魅力だ。
竹俣紅さんも可愛かった。ただ棋士感がなく萌えなかったな。辞めちゃったし。
強く美しいのは
加藤桃子女流3段は男勝りな感じの棋風でとてもかっこいい。ゴリゴリの居飛車党。ラオウ。
西山朋佳奨励会3段は柳のようにしなやかな印象。柔軟な振り飛車党。トキ。
西山3段はもう少しで女流プロじゃなく本当のプロに成れそうなほど強い。(女性ではまだ0人)
どちらも一手指す毎に悶絶出来る。
それから一週間。
驚くべきことに、初心者向けのソフト相手に、まともに対局が成立している。
駒の動きなどは既に知っていたし、子供の遊びレベルでは指したこともあるので、
完全にゼロから学びはじめたわけではないが、それにしても長足の進歩だ。
多くの将棋初心者はこの段階にすら辿り着けず去っていくのだろう。
よって、かつて完全な初心者だった私が、いまだ完全な初心者であるあなたに、
将棋の何たるかを伝授しようと思う。
「1」はまあ頑張って覚えてくれとしか言いようがない。
ソフトで指せば、動けない場所にはそもそも動けないからわかりやすいはずだ。
「2」はいわゆる「囲い」というやつだ。
に大別され、
それぞれに「矢倉」「穴熊」「美濃」といった定番の囲いが存在している。
将棋の解説ページを読むと、矢倉や美濃にもいっぱいバリエーションがあって、
どうせ強くなるつもりも無いんだから何を覚えてもいいと思う。
「3」の中盤。ここがポイントだ。
はっきり言って「何をすればいいのかわからない」のだ。
囲いを組み終わったあと、
とりあえず全部の歩をひとつずつ前に進めてみたり、
よくわからないうちに負けるのが常だった。
将棋の極意を教えてあげよう。
それは「ひもを付ける」ことだ。
(角) | |||
---|---|---|---|
[角] | |||
[銀] |
こういう感じだ。
向こうの(角)でこっちの[角]を取られても、
こっちの[銀]ですぐに向こうの(角)を取り返せる状況になっている。
保険が効いている。そういうのを「ひもが付いている」というのだ。
を方針にすればいい。
それだけで中盤が「それっぽく」進行していくのだ。
先程の例なら「[角]を取られて(角)を取り返す」なのでプラマイゼロだが、
「(歩)で[角]を取られて(歩)を取り返す」だと大損だ。
「これは取ったほうが得だな」「まあ微妙に損だけど許容範囲か」
「4」の終盤について。
終盤というのは「いよいよ王将を取ろうとする」状況のことだ。
「これだけ駒を持っていれば王将も取れるだろう」と思っても
なかなか踏み込めないものだ。
だって王将を取りにいこうとすると、こっちの駒も取られまくるからな。
これはまだ俺もよくわかってないが、たぶん「詰将棋」をやればいいのだと思う。
「こうすれば相手の王将が取れる」というパターンを身につけるのだ。
以上だ。
在宅勤務で暇を持て余しているので将棋のネット対局で時間を潰しているわけなのだが
振り飛車相手に穴熊に囲ったら「3密に配慮して下さい」と対局相手に注意された
なるほど、確かに穴熊は「密閉・密集・密接」の3密を全て充たしている
いくらガチガチに囲ったところで金や銀、桂香が新型コロナに感染したら王様はイチコロだ
私は自らの迂闊さを呪うと共にすぐさま投了し、先ほどの相手に再戦を申し込んだ
通気性を重視するなら右玉かなと考えながら指していたら、今度は向かい飛車で一気に攻め潰された
焦って受け損なった腹立たしさもあり、終局間際悔し紛れに「そっちの片美濃も囲いとしては通気性悪くないですかね」
それ聞いたときはあ〜?って思ったよ。
私そのとき将棋なんて1ミリも知らんかったからね。職業的にはプロ棋士よりAIの方が親近感わいてた。
そのあと会社の先輩が酒の席で将棋を教えてくれて最近ずっと将棋やってる。
羽生さんの懐疑的っていうのは多分わかってないんだけど、一つ分かったのは将棋って本当面白いんだよね。
例えば野球で200キロだすピッチングマシーンとそれを場外まで持ってくバッティングマシーンが出来たとしたらめちゃめちゃ楽しい。楽しいけど、それ全然別の競技じゃん。正直そんなに楽しくないんだよ。すごい機械だなってなっちゃう。
人と人の将棋、めちゃめちゃすごいよ。
100メートルでビビるくらい早いやつとか、とんでもない筋肉のボディービルダーとか、人間じゃない動きするフィギュアスケート選手とか、そんな感じ。
あ、あと今のAIも奨励会が作ったようなもんだと思うんだ。作った人から怒られそうだけど…
それからね、AIで勉強すれば勝てるとみんな思うと思うけど、AIで勉強するってことがもはや希少な才能かも。手を読むとき、何百何千パターンあるんだよ。私のiPhone、ヒントだすために2秒かかるからね。あんな簡単な仕組みのゲームで2秒だよ。それを人間が計算できるわけないよ。
思うに、そのiPhoneの2秒を我々の2秒に変換してきたのが将棋の達人たちだったんだと思うんだよ。
その思考の方がよっぽど大変じゃない?限られたリソースでどう処理するか。
私のYouTube同期はプロ棋士いとしんの嫁ぴーだ。最近ピヨ将棋で一番弱いやつに勝てたらしい。私は勝てたぞ。毎日やってるからな!無職の特権じゃ。
手合割:平手
後手:ponponaporon(287)
手数----指手---------消費時間--
1 7六歩(77) ( 0:01/00:00:01)
2 3四歩(33) ( 0:00/00:00:00)
3 6八飛(28) ( 0:02/00:00:03)
4 4四歩(43) ( 0:01/00:00:01)
5 4八玉(59) ( 0:02/00:00:05)
6 4二飛(82) ( 0:01/00:00:02)
7 3八玉(48) ( 0:01/00:00:06)
8 6二玉(51) ( 0:01/00:00:03)
9 2八玉(38) ( 0:01/00:00:07)
10 7二玉(62) ( 0:00/00:00:03)
11 3八銀(39) ( 0:01/00:00:08)
12 8二玉(72) ( 0:00/00:00:03)
13 7八飛(68) ( 0:01/00:00:09)
14 3二銀(31) ( 0:00/00:00:03)
16 3三角(22) ( 0:01/00:00:04)
18 9四歩(93) ( 0:01/00:00:05)
19 7五歩(76) ( 0:01/00:00:12)
20 7二銀(71) ( 0:01/00:00:06)
21 6八銀(79) ( 0:01/00:00:13)
22 4三銀(32) ( 0:01/00:00:07)
23 7四歩(75) ( 0:02/00:00:15)
24 7四歩(73) ( 0:01/00:00:08)
25 7四飛(78) ( 0:05/00:00:20)
26 7三歩打 ( 0:10/00:00:18)
27 7六飛(74) ( 0:02/00:00:22)
28 2二飛(42) ( 0:04/00:00:22)
29 5八金(69) ( 0:03/00:00:25)
31 7七銀(68) ( 0:05/00:00:30)
34 2六歩(25) ( 0:04/00:00:28)
35 2六歩(27) ( 0:01/00:00:32)
36 2六飛(22) ( 0:01/00:00:29)
37 2七歩打 ( 0:01/00:00:33)
38 2五飛(26) ( 0:01/00:00:30)
39 7七桂(89) ( 0:05/00:00:38)
40 4五歩(44) ( 0:03/00:00:33)
41 6五桂(77) ( 0:32/00:01:10)
42 5二金(41) ( 0:10/00:00:43)
43 9七角(88) ( 0:03/00:01:13)
44 4二角(33) ( 0:06/00:00:49)
45 7五銀(66) ( 0:09/00:01:22)
46 4六歩(45) ( 0:07/00:00:56)
48 6五飛(25) ( 0:11/00:01:07)
49 7三歩成(74) ( 0:07/00:01:40)
50 7三桂(81) ( 0:06/00:01:13)
51 7四銀(75) ( 0:14/00:01:54)
52 7五歩打 ( 1:41/00:02:54)
54 4五飛(65) ( 0:09/00:03:03)
55 4六歩(47) ( 0:04/00:02:15)
56 2五飛(45) ( 0:06/00:03:09)
57 9五歩(96) ( 0:32/00:02:47)
58 9五歩(94) ( 0:05/00:03:14)
59 9三歩打 ( 0:02/00:02:49)
60 9三香(91) ( 0:07/00:03:21)
61 9六歩打 ( 0:22/00:03:11)
62 9六歩(95) ( 0:09/00:03:30)
63 9六香(99) ( 0:02/00:03:13)
64 9六香(93) ( 0:02/00:03:32)
65 9六飛(76) ( 0:02/00:03:15)
66 9二歩打 ( 0:26/00:03:58)
67 9三歩打 ( 0:02/00:03:17)
68 7一玉(82) ( 0:19/00:04:17)
70 7五飛(25) ( 0:04/00:04:21)
72 9五歩打 ( 0:44/00:05:05)
73 8六飛(96) ( 0:20/00:03:51)
74 2五飛(75) ( 0:13/00:05:18)
75 7三銀成(74) ( 0:03/00:03:54)
76 7三銀(72) ( 0:23/00:05:41)
77 7三香成(76) ( 0:03/00:03:57)
78 7二金(61) ( 0:08/00:05:49)
80 7三金(72) ( 0:34/00:06:23)
81 7三龍(83) ( 0:02/00:04:09)
82 6一玉(71) ( 0:01/00:06:24)
83 4一金打 ( 0:45/00:04:54)
84 2二飛(25) ( 0:22/00:06:46)
85 7二銀打 ( 0:05/00:04:59)
手合割:平手
後手:nihoncha(223)
手数----指手---------消費時間--
1 7六歩(77) ( 0:04/00:00:04)
2 3四歩(33) ( 0:02/00:00:02)
3 6八飛(28) ( 0:02/00:00:06)
4 4四歩(43) ( 0:01/00:00:03)
5 4八玉(59) ( 0:03/00:00:09)
6 4二飛(82) ( 0:01/00:00:04)
7 3八玉(48) ( 0:02/00:00:11)
8 5二金(41) ( 0:02/00:00:06)
9 2八玉(38) ( 0:01/00:00:12)
10 6二玉(51) ( 0:02/00:00:08)
11 3八銀(39) ( 0:01/00:00:13)
12 7二銀(71) ( 0:01/00:00:09)
13 5八金(69) ( 0:01/00:00:14)
14 7一玉(62) ( 0:01/00:00:10)
15 9六歩(97) ( 0:01/00:00:15)
16 9四歩(93) ( 0:01/00:00:11)
17 7五歩(76) ( 0:01/00:00:16)
18 4五歩(44) ( 0:05/00:00:16)
19 7八飛(68) ( 0:08/00:00:24)
21 8八銀(79) ( 0:01/00:00:25)
23 7四歩(75) ( 0:04/00:00:29)
24 7四歩(73) ( 0:03/00:00:44)
25 7四飛(78) ( 0:26/00:00:55)
26 7三歩打 ( 0:05/00:00:49)
27 7八飛(74) ( 0:02/00:00:57)
29 1六歩(17) ( 0:01/00:00:58)
30 1四歩(13) ( 0:02/00:01:11)
31 7七銀(88) ( 0:03/00:01:01)
32 6三金(52) ( 0:02/00:01:13)
33 6六銀(77) ( 0:01/00:01:02)
34 7四歩(73) ( 0:18/00:01:31)
35 7五歩打 ( 0:03/00:01:05)
36 7五歩(74) ( 0:04/00:01:35)
37 7五銀(66) ( 0:01/00:01:06)
38 7三歩打 ( 0:15/00:01:50)
39 7四歩打 ( 0:03/00:01:09)
40 7四歩(73) ( 0:03/00:01:53)
41 7四銀(75) ( 0:01/00:01:10)
42 7四金(63) ( 0:05/00:01:58)
43 7四飛(78) ( 0:09/00:01:19)
44 7三銀打 ( 0:08/00:02:06)
45 7六飛(74) ( 0:17/00:01:36)
47 7七角打 ( 0:03/00:01:39)
48 7七角成(88) ( 0:07/00:02:23)
49 7七桂(89) ( 0:01/00:01:40)
50 5四角打 ( 0:21/00:02:44)
51 8六飛(76) ( 0:06/00:01:46)
52 7六歩打 ( 0:10/00:02:54)
53 8五桂(77) ( 0:05/00:01:51)
54 8四銀(73) ( 0:16/00:03:10)
55 7三歩打 ( 0:47/00:02:38)
56 7五銀(84) ( 0:32/00:03:42)
57 7二歩成(73) ( 0:03/00:02:41)
58 7二金(61) ( 0:09/00:03:51)
59 7三銀打 ( 0:28/00:03:09)
60 7三桂(81) ( 0:25/00:04:16)
63 7二成桂(73) ( 0:31/00:03:43)
64 7二玉(71) ( 0:03/00:04:31)
65 7三金打 ( 0:04/00:03:47)
66 6一玉(72) ( 0:10/00:04:41)
67 6二金打 ( 0:03/00:03:50)
68 6二飛(42) ( 0:03/00:04:44)
69 6二金(73) ( 0:01/00:03:51)
70 6二玉(61) ( 0:02/00:04:46)
71 8六歩(87) ( 0:12/00:04:03)
72 7七歩成(76) ( 0:25/00:05:11)
73 6六桂打 ( 0:46/00:04:49)
75 4二飛打 ( 0:07/00:04:56)
76 5二金打 ( 0:19/00:05:47)
77 2二飛成(42) ( 0:06/00:05:02)
78 1二金打 ( 1:20/00:07:07)
79 7四桂(66) ( 0:04/00:05:06)
80 6三玉(62) ( 0:08/00:07:15)
81 7二角打 ( 0:40/00:05:46)
82 7四玉(63) ( 0:07/00:07:22)
83 5二龍(22) ( 0:04/00:05:50)
84 8六馬(87) ( 0:28/00:07:50)
85 5三龍(52) ( 0:13/00:06:03)
86 7五銀打 ( 0:50/00:08:40)
87 8三龍(53) ( 0:15/00:06:18)
88 6五玉(74) ( 0:05/00:08:45)
89 5六銀打 ( 0:06/00:06:24)
90 7六玉(65) ( 0:09/00:08:54)
91 9八銀打 ( 0:16/00:06:40)
93 7八歩打 ( 0:04/00:06:44)
94 7八と(87) ( 0:14/00:09:19)
95 5四角成(72) ( 0:03/00:06:47)
96 6五桂打 ( 0:04/00:09:23)
97 8七金打 ( 0:08/00:06:55)
98 8七馬(86) ( 0:18/00:09:41)
99 8七龍(83) ( 0:02/00:06:57)
棋戦:レーティング対局室(早指し2)
手合割:平手
先手:akihiko810(421)
後手:asdfghjkl1234(485)
手数----指手---------消費時間--
1 7六歩(77) ( 0:02/00:00:02)
2 3四歩(33) ( 0:04/00:00:04)
3 1六歩(17) ( 0:02/00:00:04)
4 1四歩(13) ( 0:05/00:00:09)
5 6八飛(28) ( 0:02/00:00:06)
6 4四歩(43) ( 0:05/00:00:14)
7 4八玉(59) ( 0:03/00:00:09)
8 4二銀(31) ( 0:02/00:00:16)
9 3八玉(48) ( 0:02/00:00:11)
10 4三銀(42) ( 0:02/00:00:18)
11 2八玉(38) ( 0:02/00:00:13)
13 3八銀(39) ( 0:02/00:00:15)
14 2二飛(82) ( 0:02/00:00:21)
15 7八飛(68) ( 0:03/00:00:18)
16 5二金(41) ( 0:04/00:00:25)
18 6二玉(51) ( 0:01/00:00:26)
19 7五歩(76) ( 0:01/00:00:21)
20 7二銀(71) ( 0:01/00:00:27)
21 7四歩(75) ( 0:01/00:00:22)
22 7四歩(73) ( 0:02/00:00:29)
25 9六歩(97) ( 0:04/00:00:27)
27 7六飛(74) ( 0:03/00:00:30)
28 7三歩打 ( 0:03/00:00:36)
29 6八銀(79) ( 0:02/00:00:32)
30 7一玉(62) ( 0:03/00:00:39)
31 7七銀(68) ( 0:02/00:00:34)
32 9四歩(93) ( 0:03/00:00:42)
33 8六銀(77) ( 0:02/00:00:36)
34 4五歩(44) ( 0:04/00:00:46)
35 3三角成(88) ( 0:03/00:00:39)
36 3三桂(21) ( 0:02/00:00:48)
37 7八飛(76) ( 0:16/00:00:55)
38 2六歩(25) ( 0:09/00:00:57)
39 2六歩(27) ( 0:02/00:00:57)
40 2六飛(22) ( 0:02/00:00:59)
41 2七歩打 ( 0:01/00:00:58)
42 2二飛(26) ( 0:10/00:01:09)
44 4四角打 ( 0:03/00:01:12)
45 4四角(66) ( 0:02/00:01:12)
46 4四銀(43) ( 0:02/00:01:14)
47 6六角打 ( 0:04/00:01:16)
48 4二飛(22) ( 0:03/00:01:17)
49 7五銀(86) ( 0:05/00:01:21)
50 4六歩(45) ( 0:04/00:01:21)
51 4六歩(47) ( 0:03/00:01:24)
52 5五角打 ( 0:02/00:01:23)
53 4五歩(46) ( 0:16/00:01:40)
54 6六角(55) ( 0:03/00:01:26)
55 6六歩(67) ( 0:02/00:01:42)
56 4五銀(44) ( 0:04/00:01:30)
57 7四歩打 ( 0:05/00:01:47)
58 7四歩(73) ( 0:17/00:01:47)
59 5五角打 ( 0:04/00:01:51)
60 7五歩(74) ( 0:05/00:01:52)
61 3三角成(55) ( 0:03/00:01:54)
62 6九銀打 ( 0:18/00:02:10)
63 7五飛(78) ( 0:04/00:01:58)
64 3六銀(45) ( 0:16/00:02:26)
66 4二金(52) ( 0:05/00:02:31)
68 4七歩打 ( 0:05/00:02:36)
69 4七銀(38) ( 0:07/00:02:27)
70 4七銀成(36) ( 0:03/00:02:39)
71 4七金(48) ( 0:01/00:02:28)
72 4六歩打 ( 0:04/00:02:43)
73 4五飛(75) ( 0:10/00:02:38)
74 4七歩成(46) ( 0:07/00:02:50)
75 4二飛成(45) ( 0:08/00:02:46)
76 3七と(47) ( 0:11/00:03:01)
77 3七桂(29) ( 0:11/00:02:57)
78 5二金打 ( 0:15/00:03:16)
79 3一龍(42) ( 0:13/00:03:10)
80 5四角打 ( 0:14/00:03:30)
81 7三歩打 ( 0:25/00:03:35)
82 7三桂(81) ( 0:14/00:03:44)
83 7四桂打 ( 0:15/00:03:50)
84 8一銀打 ( 0:16/00:04:00)
85 4五銀打 ( 0:22/00:04:12)
86 4七角打 ( 0:09/00:04:09)
87 5四銀(45) ( 0:07/00:04:19)
88 7四角成(47) ( 0:04/00:04:13)
89 5三銀成(54) ( 0:13/00:04:32)
90 5三金(52) ( 0:02/00:04:15)
91 2一飛打 ( 0:06/00:04:38)
93 1一飛成(21) ( 0:08/00:04:46)
94 5二金(53) ( 0:06/00:04:31)
95 5六香打 ( 0:23/00:05:09)
96 2六歩打 ( 0:07/00:04:38)
97 2六歩(27) ( 0:03/00:05:12)
98 3六銀打 ( 0:04/00:04:42)
99 3八金(49) ( 0:08/00:05:20)
100 3五桂打 ( 0:07/00:04:49)
102 5二金(61) ( 0:06/00:04:55)
105 5六歩(57) ( 0:09/00:05:53)
106 4七角打 ( 0:02/00:05:22)
107 4七金(38) ( 0:05/00:05:58)
110 4七桂成(35) ( 0:04/00:05:32)
112 5三香打 ( 0:25/00:05:57)
116 9二玉(82) ( 0:04/00:06:14)
117 9三金打 ( 0:02/00:06:41)
ジャンケンで先攻が決まるとかそういうのではない。
現代将棋は研究勝負である。相手がこうしたら、こうする…そういう「作戦」を大量に引っ提げて盤の前に座った時点で、勝負の半分は終わっている。
ところが将棋の戦形というのは無数にある。
大雑把に分けて、相居飛車、相振り飛車、居飛車対振り飛車(対抗系)。
相居飛車にも矢倉・相掛かり・横歩取り・角換わり・一手損角換わりとあり、それぞれにさらに無数の小分類がある。
全ての戦形について、無限に詳しくなることはできない。
棒銀ならこの人、四間飛車ならこの人、中飛車ならこの人。それぞれに得意戦法がある。
将棋の運の要素とは、「誰と当たるか」だ。
全ての戦法をちょっとずつ研究しても誰にも勝てない。人に勝てるレベルまで研究を進められる戦法は多くない。
自分がこれならいけるという戦法をぶつけて、相手がそれ以上に研究していれば?
もしくは、自分がこれなら研究してきたという戦法をぶつけたつもりが、相手に早い段階で脇道に入られて、相手がその脇道をめちゃくちゃ研究していたら?
もしくは、脇道に入って相手の得意戦法を潰したつもりが、実は相手のほうがその脇道だけをピンポイントで研究しまくっていたら?
アマチュアのネット将棋のマッチングだとこのようなことが頻繁に起こる。
さすがにプロ同士の将棋で脇道を知らないということはありえないが、それでも研究量の差というのは出る。
得意戦法どうしの相性というのも存在する。
これを、運の要素と言わずに何と呼ぶのか。
リーグ表:https://www.shogi.or.jp/match/junni/2018/77a/index.html
◎豊島
○広瀬
☆三浦
去年度は終盤に失速した豊島が◎。ここは固いところと思う。
棋聖戦・王位戦に挑戦するなど好調を取り戻しており、稲葉・広瀬・三浦戦など5局で先手番を引いたのも大きいと見る。
○は広瀬。順位戦PO進出、竜王戦1組昇級・1組優勝、朝日杯準優勝など堅実に結果を残しており、順位戦でも非常に安定している。
豊島との評価の差はあまりないのだが、豊島・稲葉・三浦戦など5局で後手番なので対抗とした。
注目どころは三浦。順位が8位なのもあり評価は低そうだが、去年度は5勝5敗と指し分け、特に最終局の渡辺戦は非常に強い内容だった。
棋聖戦挑決進出・竜王戦2組優勝など完全に騒動前の実力を取り戻しており、名人戦に挑戦した2010年から見ても衰えは見られない。期待を込めて☆としたい。
◎阿久津
○糸谷
▲佐藤康
A級順位戦は挑戦より降級に注目が集まることが多い。古くは大山が降級即引退を表明していたことで有名だが、近年でも森内、渡辺明の降級は大きな話題になった。やはり予想するのであれば降級も予想しなければ片手落ちというものだろう。
◎は阿久津に打った。やはり前回のA級順位戦で全敗したというのは大きなマイナスだ。去年度のB級1組でも昇級は叶えたものの終盤に3連敗と失速し、今年に入ってからの成績は5勝10敗と不調に陥っている。
昇級組が活躍するA級は面白い展開になることが多いので期待はしたいが、高い評価はしづらいところだ。先手番が4局、うち1局が振り飛車党の久保戦というのも痛い。
○は糸谷。佐藤天・稲葉・豊島・久保など近年昇級組が挑戦争いに絡むことが多い中で、阿久津・糸谷をそろって低評価するのは勇気がいるのだが、相対的に考えると順位差もあってこの評価になってしまった。
糸谷も今年5勝8敗と阿久津と同様に調子を落としている感があり、過去の順位戦も堅実だが圧倒的な成績という印象がない。猛者が揃うA級では厳しい戦いになるのではないだろうか。
▲は佐藤康。名人2期をはじめ順位戦での実績も十分で、去年度は6勝しPO進出した。
しかし順位戦以外では9勝13敗、各棋戦でもこれといった活躍は見られず、年々厳しい戦いとなっているのは否定できない。糸谷・阿久津戦がラスト2局に控えているが、そこが勝負となるのではないだろうか。
※以下の内容は【悲報】連盟サイトが改悪される 2 http://echo.2ch.net/test/read.cgi/bgame/1474089061/ の810、821、822、824、830、833、844から
※日本将棋連盟ウェブサイト http://www.shogi.or.jp/
色々と突っ込むわ。
将棋なら、相手玉を取ることが最優先の目的だと認識していないと、訳の分からない将棋を指すことになる。
長期的目標は
・将棋の普及。
これだろ。
ヘッドのメインメニューの一番右に連盟概要があるけど、こんなのはフットメニューやサイドメニューでいいわけ。
「よーし、連盟概要を読むぞ」と思って、サイトを見る人間が何人いるのかと。
気持ちは分かるけど、それ目当てでサイトに来る人間は何%なのか考えたか?
10回目にサイトを見たファンにとって、概要や指導員募集が一番目立つところにあると邪魔なんだよ。
もっと知りたいことがある。
「支部・指導員」の次が「棋士会館案内」、そして、「情報公開」だけどさ、そんなに会館の4階が対局室で、3階が事務室だという情報が、サイト訪問者にとって大事かね?
会館案内をクリックしたら一番上に、そういった情報があるけどさ。
次の「情報公開」もさ、「え?ここまで、概要に指導員募集要項に、会館案内と、ずっと情報公開しているけど・・・(戸惑い)」、となるよ。
それと、とにかく重いんだよ。
そして、ヘッドのメインメニューにマウスを当てたら、子メニュー一覧が出るようにしろよw
「財務処方」
「定款」
「活動報告」
概要も情報公開も、いちいちメニューをクリックして次のページに行かないと駄目だろ。
孫メニューまで作ると、これはこれで複雑になるからしなくていいが、メインメニューを親にして、子メニュー一覧が表示されるようにするのは基本だよ。
そして、繰り返すが、メインメニューの中身が、サイドメニューやフットメニューで問題ないモノが多い。
本当にこれを一番上のメインメニューにして良いのかね?
対局情報(終了した対局の結果、これからの対局スケジュール)とか、所属棋士情報(成績、勝率、棋風、キャリア等)とかさ、もっとメインメニューにするものがあるだろ。
メインメニューに「所属棋士情報」を作って、居飛車か振り飛車党か、攻め棋風か受け棋風か、年齢、キャリア、所属リーグ、成績等で検索できるようにするとかさ。
「30代男で居飛車で攻め棋風のプロ」で検索すると、条件に該当するプロが出て来る。
そのプロの棋譜をようつべのソフト将棋で見れるようにするとか。
左美濃急戦で検索すれば、その対局をソフトで再現したようつべの動画一覧が出て来るとか。
そうやって、「このプロの棋風いいね。ファンになろうかな」というふうになるんじゃないの。
ヘッドに重要度の低いメインメニューがあるわ、マウスを当てても子メニューが表示されないので、いちいちクリックして次のページに行かないと駄目だわ、
そしたら、次のページの表示がこれまた重いわ。
疲れているところに、メインメニューの下の画像の下に中央メニューがあるwww
またメニューかよw
メニューの基本は、
ヘッドメニュー → 重要度の高いメニュー ※数多くしすぎない。本当に重要なものだけを厳選する。
フットメニュー → 一番下までスクロールした人のために、ヘッドメインと同じメニューを置くと、いちいち上まで戻らずに済む。※これは下手くそなりにしている。
そして、重要度の低いメニューがあれば、それも置く。※サイドメニューを使わない場合とかに。
そうならない為のメニューだろ?
メニューを上手く構築できていないから、無駄に縦長のサイトになっている。
縦長トップページのど真ん中に、素人の書いたコラムがアイキャッチ画像付きで置かれている。
子メニューを作り、メインメニューにマウスを当てると一覧が出るようにする
アイキャッチ画像(サムネスクショみたいなもの)付きのボックスを、3つくらい並べて、今一番伝えたい情報を置く。※断じて素人の書いたコラムじゃないw
今だったら、羽生と糸谷の対局結果、対局に対するプロ棋士の論評、羽生と糸谷のインタビュー内容とか。
素人コラムとか、棋士会館の3階が事務室だとか、そういう重要度の低い情報はここに置かなくていいからなw
そして、サイドメニューに重要度の低い、概要や財務諸表といった情報を置く。これも子メニューつけてな。
最後はフットにヘッドと同じメニューと、それ以外の重要度の低いものを置く。
トップページはこんなもんでいいんだよ。
トップをゴチャゴチャしてどうするんだよ。
このゴミサイトは、素人コラムはど真ん中にアイキャッチ画像ボックスに置かれている。
これ、メインメニューの次に目立つわな。
そして、フットの一番下の方に、小さな小さな文字で、「プロ棋士・女流棋士へのお仕事依頼」のメニューがある。
あのさあ、棋士を売り込むのがサイトを公開する目的の一つなんじゃないの?
アマゾンだって「この商品をレジに入れる」ボタンは、目立つところに置いてあるだろ?
素人コラムは大きなアイキャッチ画像までついてど真ん中に置いているのに。
中継サイト一番も素人コラムより小さな文字だ。アイキャッチ画像も無し。
まあ、こういう中継サイト一覧をトップに置いているのも汚くて下手くそなんだけどね。
そういうのをヘッドメインメニューに「中継サイト一覧」として置かないと。
それと、サイトマップね。
一番上にあるけど、小さいわ。
そんなところにメニュー置かなくていいから、サイトマップをヘッドメニューに置けよ。
これは基本中の基本だぞ。
サイトマップは本て言えば目次な。
特に、こんなゴミサイトの場合は、もうサイトマップを見ないと迷子になるw
なんで素人の将棋コラムがど真ん中のアイキャッチボックスで、プロ棋士への仕事依頼やプロ棋士の対局中継一覧が下に追いやられて、しかも小さな文字なんだよ?
頭おかしいのか?
ハメ手にも、将棋の発展に貢献するものとそうでないものがあるわけで、
「こう指した先のここに落とし穴がある」
ということを共有できるようなハメ手は、それを知っている人の間では二度と指されなくなるという意味で
今回のは、「角を取るまでの手順」というのはコンピュータ将棋以外では出てこない上に、
もしAWAKEが定跡ファイルの中から居飛車ではなく振り飛車を採用していたとしたら
その時点で得意ではない振り飛車を指さなくてはならなかったというところで、
「勝ちの結果」を得る以外に何の貢献もないもの。
この件に関するはてブとかの意見を見ていると「勝負事は勝ち負けこそ全て」みたいなのが結構あるけど
大相撲で八百長が話題になった時、「将棋はそれとは全く無縁」っていうことをファンの中で誰も疑わなかったけど
八百長に対する監視とかのルールが全くない中でそれを疑わせるような空気すら作らせていないというのは、
よく冗談として言われる「将棋星人との対決で負けたら人類滅亡」というシチュエーションなら
結果以外は求める必要はないわけだけど、これ、そんなご大層なもんじゃないのは明らかなわけで。
だからこそ、「結果以外は必要ない」というシチュエーションにプロ棋士を追い込んでしまった
「結果だけを求める」という手を使うのが興行の世界で認められるのは、それが「弱者の戦術」と
広く認められているときだと思うけど、だとしたら「まともにやっては勝ち目はない」という構図を
明らかにしたうえで、この方法を取るべきだったんだよね。
みたいな感じ? まあ、調子とか、運とか、あるけどさ。
2ch名人 っていう将棋の2chまとめサイトにハマって2ヶ月のにわかなんだけど、こんくらいの認識やけど?
大地、中村、菅井、天彦 とかの若手強豪? あたりの実力はよく分からない。
一二三とか、教授(勝又)、森下、あたりの有名どころの現状の位置付けはよく分からない。
昔名前をよく聞いた、
あたりもよくわからない。
1位 森内(名人戦以外は勝率5割という名人らしからぬ成績だが、名人戦の7局だけでは他の戦いで隠していた研究手や手法を一気に解放のパターンで名人を羽生さんに渡さない)
3位 羽生(羽生マジック、序盤定石はずし、中盤無理責めから手が無くなって負け とファンタジスタ)
正直、定石を覚えるのがめんどうで将棋の魅力まったく分からなかったけど
①序盤
定石がいくつかあって、「横歩」「矢倉」「居飛車アナグマ」等々
覚えると、プロが、『新手』を指したとき興奮するし、どの戦法を出すかという『読み合いや、研究してきた隠し技、必殺技』の押し引き(格ゲーでコンボを覚えたあとにどこでコンボをだすか? 新しいコンボの瞬間を使うか? ってのに似てる)
玉の囲いにも、だいたいどの囲いがどれくらいの手数でどれくらい固いか?が分かっていて、その堅さが終盤の責め合いでの盾になる。 盾の堅さを取るか、相手の盾をはぐことに力をいれるか、盾放棄して責めるかがおもしろい。
②中盤
発想力、駒の損得、お互いの攻めの着想。
だいたい、これらを読み切った上で、「ミスが少ない手順」を踏みあう。 という形が多い。
③終盤
序盤作った囲いの堅さと、その突き崩し合い。
攻め手を潰しきったらほぼ勝ち。
このあたりは、「詰み」、「詰めろ」、「必死」、「詰めろ逃れ」などの合理的な読み合いになる。
中盤は3手先も分からないが、終盤では、「19手詰め」「35手詰め」などが発生するので、それらを合理的に読み切る。ここがプロはすごいw
今はソフトで、「あ、詰みが発生した」って分かるけど、本当に詰みなのか、分からない。 だが、プロは本当に19手詰めとか読み切ってるw
だいたい、19手詰めが始まって、13手詰めあたりになって、投了が発生する。(つまり、詰みが発生しても気づいていないことも結構ある、だが、詰み筋はちゃんと攻めている)
詰み逃しは、そこまで多く無い。
どーも、戦法はよく分からない。
若干、
「昔は居飛車アナグマでz(絶対に詰まない)をつくって、終盤有利に押す」→「藤井システムによって、アナグマが組まれる前に攻める手法によって、振り飛車側が有利に」→「居飛車側の対策が進んで藤井システムが下火」
「横歩取り戦法(角道を止めたはずの歩を取ることで、歩1枚の得を主張) は難しい」
「ゴキゲン中飛車 は強い」
「右四間 はアマチュアでは雑魚狩りで好まれるけどプロは使わない」
くらい?
最近は、囲いの堅さより、終盤の攻め合いで手順を決められるほうが有利っぽい? だから、攻める側(=攻めるタイミングを一方的に作れる)ほうが有利?
【将棋速報】 王座戦の三手目で将棋板騒然となってるけど何で?
http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51738005.html
という記事が多数ブクマされていましたが
ドラゴンボールでもガンダムでもなんとなくうまく例えられていないので騒然とした理由について軽く説明してみます。
騒然となった理由については、複数の要素が混ざっている上に基礎知識をどこまで説明するのか大変難しいですが。もう少し短くまとめる才能があればよかったです。
さて、件の羽生さんが飛車を振ったとは、正式には「角交換四間飛車」という振り飛車戦法を採用したことについての反応です。
将棋には、大きくわけて2つの戦法があり、1つは飛車をそのままの位置で使う居飛車、もう1つは飛車を序盤すぐに動かして使う振り飛車という名前で区別されています。
そして、羽生さんは、基本的に居飛車を採用している居飛車党と呼ばれる棋士ですが、
と同時にその時に流行している戦法を居飛車振り飛車問わずに採用するオールラウンドな棋士で、
1つの戦法にこだわらずその時その時の最新戦法に目を付け、いち早く指しこなすこと、それが長年にわたって活躍する羽生さんの強さの1つでもあります。
そのような事情もあり、羽生さんが採用した新しい戦法は、その定まらない評価にお墨付きがつくというような現象もしばしば起こることになります。
では、今回採用した「角交換四間飛車」とはどのような戦法なのでしょうか。
それには振り飛車という戦法の位置づけについてさらっと説明しなければなりません。
現代将棋において、振り飛車という戦法は、将棋の王道と言われている居飛車に比べて少し分が悪く、工夫を常にしなければ基本的にはやや苦しい戦法であると言われています。
それゆえ、革新的な戦法も生まれやすく、新しい振り飛車戦法が生まれて流行し勝ちまくると、しばらくして居飛車側が対策を出しその戦法が衰退するという歴史を何度か繰り返しています。
現在流行している振り飛車戦法である「ゴキゲン中飛車」に対しても、昨年ごろから優秀な対策が出されはじめ、
振り飛車党は、現在進行形で新たな戦法を模索し出しているところです(画期的な発明がなかなか生まれないように、振り飛車の新しいアイディアも簡単には生まれません)。
そこで、今年に入って新たな振り飛車党の主力戦法となるのでは?とささやかれているのが、今回羽生さんが採用した角交換四間飛車です。
この戦法は、昔からごくたまに指されてはいたのですが、その一見棋理に反するような構想とあまりよくない勝率もあいまって
良い評価を得られてはおらず、一方でゴキゲン中飛車などの勝てる流行戦法があったのもあり
振り飛車党にとっても好んで採用する戦法ではないとほとんど見向きもされていませんでした。ここ一番の奇襲戦法という感じでしょうか。
そんな中、いち早くその優秀性に目をつけ、そのアイディアを1つ1つ肉付けし、数年かけて一つの体系的な戦法に育て上げたのが
今回の王座戦の前に行われた王位戦で羽生さんと熱戦を繰り広げた藤井猛という棋士です。
しかし、産みの苦しみというものでしょうか、藤井さんが1局1局手順を工夫し1局1局その戦法を修正して行く中で
A級というトップリーグから2年連続の降級してしまったのもあり、特に勝率の良くない後手番において藤井降級の戦犯戦法と揶揄する将棋ファンもあらわれていました。
(もちろん、その一方で竜王戦2組優勝や2年前の王座戦挑戦、そして王位戦2度のリーグ優勝、今回の王位戦挑戦と
藤井さんがまたタイトル戦に絡むようになった原動力の1つともなっています。あくまで一部のファンの空気を説明する必要があったので書いてみました。)
そんな角交換四間飛車も昨年からのゴキゲン中飛車の苦戦の影響を受けて、
今年に入ってからは、このままゴキゲン中飛車がダメになったとすれば、
次に流行するのはこの戦法なのでは?という声が少しづつ聞こえてきはじめています。
そのような空気の中で振り飛車党の棋士の採用率も少しづつ増えて来ました。
先の王位戦では、藤井さんが手塩にかけて育てた角交換四間飛車を羽生さんが受けて立つという構図で
結果は羽生さんの4-1防衛、角交換四間自体も1勝2敗1千日手(後手番は1敗1千日手)でしたが
戦法としては面白い戦法なのではないかという感触が羽生さんにも得られたのかもしれません。
(実は、羽生さんは2年前の王座戦で藤井さんと戦った時も、次の棋戦で角交換四間を1度だけ採用しています。)
話はこれだけには終わりません。
渡辺さんは、初代永世竜王、将棋史上初の永世7冠がかかる竜王戦や20連覇をかけた王座戦など
これまで羽生さんの大記録がかかる重要な勝負に現れ、ことごとく勝ち続けるという、まさに天敵、羽生キラーの名をほしいままにしている棋士です。
それゆえ、将棋ファンにとって羽生vs渡辺戦というのは屈指の黄金カードでもあるわけですね。
そんな渡辺さんにもほんの少しだけ弱点があると言われており(ほんとにほんの少しです)、対振り飛車勝率が対居飛車勝率より少し悪いと言われています。
そして、これまで羽生さんと渡辺さんの重要な勝負は、居飛車対居飛車の戦いだけでした。
昨年20連覇がかかる中で渡辺さんに奪われた王座戦は、羽生さんにとって格好のリベンジの機会となります。
さて、ようやく小難しい話は終わりました。
「第1局は、また渡辺さんが勝った。羽生さんは第2局どうするんだろう。」
「渡辺さんは振り飛車が苦手。羽生さんもゴキゲン中飛車をやればいいのに。去年1回ゴキゲン中飛車で渡辺さんに勝ってるじゃないか。」
「いやいや、羽生と渡辺の戦いは居飛車に限る。お互いの真っ向勝負をみてみたいよ。」
「そうだよな。羽生さんはここ最近ほとんど振り飛車を採用してないし今回も居飛車だよ。」
↓
「初手7六歩、2手目3四歩、3手目2六歩、、、よしよし居飛車の将棋の出だしだ。どんな将棋が見られるかな。」
↓
↓
「まさかの!」
「まじかよwwwwwwwwww」(←一部では角交換四間飛車は戦犯戦法とネタにされていたりします)
「後手番の角交換四間飛車で勝てるのかよ!」
「王位戦で対戦してやってみたくなったんだな。実際、王位戦ではなかなか苦しめられていたし」
「藤井の戦法をどう羽生が解釈したかみてみたいな。羽生さんから新手は出るの?」
「研究の行きとどいてない振り飛車だと渡辺さん1発はいっちゃうんじゃないか、これ」
などと騒然となったのでした。
わかりにくかったでしょう。自分でもどう説明したらいいのか、あの空気をどうまとめていいのかわからなかったです。
とりあえず、将棋板やニコ生やtwitterが騒然となった背景には色んな立場から色んな理由があって、将棋好きにはたまらない瞬間の1つだったのです。
そして、ドラゴンボールやガンダムでどう例えるのが良いんでしょうw
最後に、王座戦第2局は序盤中盤終盤とお互いの持ち味が発揮された大熱戦となり、どちらが良いのかわからない難解な中盤戦を抜けだした羽生さんが144手で勝利しました。
羽生さんが採用したことで振り飛車の新戦法角交換四間飛車の評価にどのような影響がでるのか、それはまだ誰にもわかりません。
具体的な手はわからないけど、戦法の流行やそれをとりまく人間模様、ドラマを追う。将棋はこのような楽しみ方もできるかもしれませんね。
ちなみに、以前書いたフォロー記事です。
羽生の神の一手?について
こんにちは、レグスペマネジメントを専攻しているボナンザ嬢です。私は駒も盤も持っていませんし24の棋力は初心ですが、恋愛に関してはプロフェッショナル。今回は、モテる振り飛車党女子力を磨くための4つの心得を皆さんにお教えしたいと思います。
1. あえて2~3世代前の定跡書を飲み会に持っていく
あえて2~3世代前の定跡書を使うようにしましょう。そして飲み会の場で好みの男がいたら話しかけ、わざとらしく定跡書を出して読み上げてみましょう。そして「あ~ん! この定跡書本当にマジでチョームカつくんですけどぉぉお~!」と言って、男に「どうしたの?」と言わせましょう。言わせたらもう大成功。「定跡とか詳しくなくてぇ~! ずっとコレ使ってるんですけどぉ~! 藤井システム扱いにくいんですぅ~! ぷんぷくり~ん(怒)」と言いましょう。だいたいの男は新しい定跡書を持ちたがる習性があるので、古かったとしても1世代前の定跡書を使っているはずです。
そこで男が「新しい定跡書にしないの?」と言ってくるはず(言ってこない空気が読めない男はその時点でガン無視OK)。そう言われたらあなたは「なんかなんかぁ~! 最近ゴキブリ中飛車が人気なんでしょー!? あれってどうなんですかぁ? 新しい戦法覚えたいんですけどわかんなぁぁああい!! 私かわいそーなコ★」と返します。すると男は「ゴキゲン中飛車でしょ? 流石にゴキブリはないよ。本当に良くわからないみたいだね。誰の本が欲しいの?」という話になって、次の休みの日にふたりで定跡書選びのデートに行けるというわけです。あなたの女子力が高ければ、男が鈴木大介本まとめて買ってくれるかも!?
「困った」を「コマネチ」、「放っておく」を「ホットケーキ」などに置き換えて棋譜コメに入れると、棋戦を観戦している男性ユーザーは「なんかこの子カワイイなぁ」や「支えてあげたいかも」と思ってくれます。インターネット上では現実世界よりも笑いが増幅されて相手に伝わるのでダジャレを多用することによって、男性はあなたをユーモアがあって女の子らしいと勘違いしてくれるのです。そういうキャラクターにするとほぼ絶対に対局者に嫌われますが気にしないようにしましょう。
3. とりあえず男には「えー! なにそれ!? 知りたい知りたーい♪」と言っておく
飲み会などで居飛車党男が女性に話すことといえば角換わりや横歩取りの話ばかり。よって、振り飛車党女性にとってどうでもいい話ばかりです。でもそこで適当に「へぇーそうなんですかぁ~?」とか「よくわかんないですけどすごいんですねぇ」と返してしまうと、さすがの男も「この女、振り飛車党だな」と気がついてしまいます。振り飛車党女だとバレたら終わりです。そこは無意味にテンションをあげて、「えー! なにそれ!? 知りたい知りたーい♪」と言っておくのが正解。たとえ興味がない戦法でも、テンションと積極性でその場を乗り切りましょう。積極的に話を聞いてくれる女性に男は弱いのです。
いろいろと話を聞いたあと、「先手の腰掛銀には棒銀、新山崎流には5二玉なんですね! 覚えたぞぉ! ガジガジ!」とコメントすればパーフェクト。続けて店員にうな重を追加注文しつつ「ガジガジガジ! ガジガジガジ!」と言って、「どうしたの?」と男に言わせるのもアリ。そこで「私の細い攻めをなんとか繋げるイメージをしているのでありますっ☆」と言えば女子終盤力アップ! そこでまた男は「この子おもしろくてカワイイかも!?」と思ってくれます。私は居飛車に全く興味ありませんしハム将棋にすらなかなか勝てませんが、こういうテクニックを使えば棋力がない私のようなバカ女のほうがモテたりするのです。男は優越感に浸りたいですからね。
4. 対局中はカロリーメイトを食べられない女をアピールせよ
男と対局室に入ったら、真っ先にカロリーメイトなどの固形の栄養食を探して「あーん! 私これ食べられないんですよねぇ~(悲)」と言いましょう。するとほぼ100パーセント「どうして? 嫌いなの?」と聞かれるので、「嫌いじゃないし食べたいけど食べられないんですっ><」と返答しましょう。ここでまた100パーセント「嫌いじゃないのにどうして食べられないの?」と聞かれるので、うつむいて3~5秒ほど間をおいてからボソッとこう言います。「……だって、……だって、モグモグしてたら相手に気を使わせるじゃないですかぁっ! かわいそうですぅ! もう必至かかってるのにぃぃ~(悲)。参りましたとすら言いにくいんですよ……」と身を震わせて言うのです。
その瞬間、あなたの女子力がアップします。きっと男は「なんて優しい天使のようなコなんだろう! 絶対にゲットしてやるぞ! コイツは俺の女だ!」と心のなかで誓い、あなたに惚れ込むはずです。意中の男と付き合うことになったら、そんなことは忘れて好きなだけカロリーメイトを食べて大丈夫です。「食べられないんじゃなかったっけ?」と言われたら「フルーツ味だったから」とか「今の流行は冷えピタ」と言っておけばOKです。