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2024-03-24

anond:20240324083939

>八段を超えたらまずタイトルホルダー

大間違いやな

実際は勝ち数を積み重ねて昇段したベテラン結構いる

フリークラス昇段規定で上がる棋士もいる

現役の八段以上の棋士の中で、タイトル経験なのは半分くらい

2020-08-28

彼女が居飛穴党であることを隠していた

本気で信じられないと思ったので愚痴りたい

付き合ってた彼女投了間際になって、居飛穴党であることを告白して、ムカついたからその場で穴熊から追い出した

だってさ、端歩も突き合った彼女投了間際になってそれとか、普通に考えて詐欺やろ

俺は学生時代藤井システム並の悲しき努力に費やし、大学詰め将棋を頑張り、奨励会年齢制限ストレスに耐えながら頑張り、勇気をもって昇段をして、ようやく26歳でフリークラスとして年収400万とかまで上り詰めたわけで

それを後から何の努力もしてない癖に俺の稼ぎや研究タダ乗りしようだなんて、おこがましいにもほどがあるんだよ、これだからこういう奴は始末に負えない

別に俺は振り飛車党だから怒ってるわけじゃない、まぁマンモスみたいな挙動をしているのを見ていると薄々とは感じてはいたが、ずっと正直に何もかも包み隠さず言わずに俺と付き合っていたという、

その性根そのものダメだという話だ、だからこういうポンコツとはかかわりたくねえんだよ

実家千駄ヶ谷ってわけでもなけりゃあ、俺に見合う何か一つの特技や、愛想や性格がいい訳でもないし、将棋だって受け100%でいつまでたってもヘタクソな癖に、才能もないくせに努力もせずに穴熊で受け潰しを狙おうだなんて、そっちの方が極悪人だろ

20代も真ん中で若いわけでもないから、さら子供棋士になる確率倍率ドンなんだからもっと若い女と結婚した方がいいに決まっとるわ

なんか向こうは師匠含めてゴチャゴチャいっててウゼエんですけど、今日も朝から着信30件くらい入ってるしよ

入玉するということは持ち駒含めた点数にまで責任を持たなきゃならないわけで、そんな大事なことを隠していたということは本局の勝敗に対してよりも、叡王戦10局くらいまでいったら盛り上がるかもなんてゲスな願望のために、

千日手も一切辞さないという歪んだエゴイズムがあるということだろ?そんなもんもはや棋士と言わんし俺は認めん、ハッキリ言えば人の形をした畜生ケダモノだ、人の形した畜生と深夜1時過ぎから先後入れ替えて指し直し局とか罰ゲームだろオイ

これからもそうやって人を騙してセコい人生送るんだろうが、これから振り駒する人間が可哀そうで仕方がないわ

2020-07-19

2010年7月18日世代

anond:20200718090944

id:BigHopeClasicです(元増田ではない)

ブコメの中に「10年前はどうだったんだろう」というのがあったので、ちょうど10年前のを同じ基準レーティングトップ20+A級棋士)で作ってみました。

年齢別の方がわかりやすい面もあるのでそちら基準で(名前の横のカッコ内は順位戦クラスレーティング順位です)

年齢棋士
50高橋道雄(A級/31位)
49
48谷川浩司A級/15位)
47
46
45
44
43
42
41
40佐藤康光(B1/6位)
39羽生善治名人/1位)丸山忠久A級/4位)森内俊之A級/9位)藤井猛A級/12位)郷田真隆A級/14位)
38深浦康市(B1/7位)
37木村一基A級/18位)
36行方尚史(B1/16位)三浦弘行A級/17位)
35
34久保利明A級/2位)
33
32
31
30松尾歩(B1/11位)
29山崎隆之(B1/5位)
28阿久津主税B2/13位)
27
26渡辺明A級/3位)
25
24
23広瀬章人C1/8位)戸辺誠B2/10位)
22佐藤天彦(C2/20位)
21
20豊島将之C1/19位)

タイトルホルダー

この当時の七大タイトル保有者は次の通りです。

羽生善治名人棋聖王座三冠なので不調と半ばマジ気味にネタにされてた時代ですね)/深浦康市王位:ちょうどこの時期広瀬章人王位戦を戦い広瀬が初タイトルを獲得します)/渡辺明竜王:敵なしの6連覇中)/久保利明棋王王将

アラフィフ

十七世名人谷川については多くを語る必要もないですが、50歳でA級を堅持していた高橋道雄については説明を。

昭和55年度(1980年度)は、今とはシステムが違うとはいえ1年度で8人もの棋士が四段に昇段し、かつその中で5名ものタイトルホルダー(高橋道雄、中村修島朗南芳一塚田泰明)を輩出するという将棋史上でも空前のビンテージイヤーとなりました。そこでついた名前が「55年組」です。ただ、彼らとほぼ同じ年齢の谷川浩司は彼らより4年も早くプロ入りしていたためか「谷川浩司と同じ世代」というくくり方にはされることがありませんでした。この辺は「実年齢でくくるのか」「プロ入り年度でくくるのか」というくくり方で「羽生世代」と大きく異る部分ですね(ありていにいえば「くくる側の願望や思惑」が出るところでもあります)。

さて、谷川には及ばないもの17歳18歳で早々に四段昇段した他の4人と比べると、高橋は一歩遅れて20歳で四段昇段となりました。将棋界は面白いもので、このわずかな昇段年齢の差がその後のキャリアで大きな差を生むことが知られていますが、高橋は他の誰よりも早く23歳で初のタイトルを獲得し、そしてやや早枯れの傾向のあった同期たちの中では一人熟年まで力を保ち、48歳でA級に復帰し52歳までA級にとどまりました。「棋界における世代」の一挿話として特筆した次第です。

羽生世代ポスト羽生世代

「ここから10年経っても脱落者ほとんどいねーよ!」

いやもう、さすがに呆れるしかないですよね、森内こそ順位戦から撤退してフリークラス転籍しましたが、10年後の表から名前が消えたとはいえ行方はB1にとどまっています藤井猛B2でまだまだ力強さを見せています。この分厚さと力強さが、20歳年下の豊島世代まで重い蓋になったのがよくわかると思います

アラサー

この時点ですでに、松尾山崎・阿久津(と橋本崇載)の4人は「もう若くないぞ、そろそろ一花咲かせないとあまり時間の余裕がないぞ」と言われ始めていたはずです。とはいえ、この4人でタイトル獲得どころか挑戦に届いたのさえ山崎1人、A級昇級すらままならないことになるとはまださすがに予測されていませんでした(松尾山崎A級に上がれず、橋本は1回、阿久津は2回昇級したもののすべて1年でB1に送り返されています)。それでも山ちゃんを諦めない。

20代前半

上記の通り、この年のこの直後に広瀬が初タイトルを獲得するのですが、その翌年羽生に奪い取られてしまます(なお「魂を抜かれた」のはさらにその4年後になります)。

もちろん天彦、豊島渡辺に続く新鋭としてひとかたならぬ期待はありましたけど、初タイトルはともに28歳のときでした。広瀬も含め30歳手前で「実力と実績の均衡が取れて充実の盛りを迎えた」のですが、特に豊島についてはそれでも「遅れてしまった」感はあります

そして渡辺明孤独

というわけで、10年前にさかのぼってみると、「渡辺孤独」により見えてくる部分があるのではないでしょうか。というかむしろ谷川浩司孤独」のほうが浮かんでしまうのかもしれないなこれ、とここまで書いて思いました。

2018-03-22

中尾敏之五段

将棋プロの基本は順位戦にあります

一番下のクラス(C2)で降級点(成績下位者に付くX)が3個になるとフリークラスに降級します。

但し10年以内に、

  1. 一年間(4月から翌年3月まで)に「参加棋戦数+8」勝以上、かつ勝率6割以上
  2. 良いところ取りで、連続30局以上の勝率が6割5分以上
  3. (他条件割愛

を達成すれば順位戦に復帰することができます

中尾五段は今フリークラス10年め、最後の年です。

2月28日31竜王戦6組ランキング戦で421手(21世紀最多)で引分指し直しで敗れた棋士です。

今年度で復帰できなければ強制引退になります

そして今日、第44期棋王戦予選3回戦・日浦市郎八段に勝ちました。

NHK杯予選の勝敗テレビ中継の関係不明ですが、次期対戦が3月27日に組まれました。

まりNHK杯は負け、1710敗ではないかと考えられます

年度内に組まれたということは将棋連盟配慮してくれたのでしょう。

次の対局で引退か復帰か決まります

第44期棋王戦予選4回戦は新進気鋭の青嶋未来五段との対局です。

決して楽な相手ではありません。

米長邦雄永世棋聖は「自分にとっては消化試合だが相手にとって重要な対局であれば、相手を全力で負かす」という言葉を残しました。

青嶋五段も全力で向かってくるでしょう。

羽生永世七冠や藤井六段の話題ばかりの将棋界ですが、3/27は中尾五段を少しだけ気にかけてくだされば幸いです。

2017-03-31

森内九段フリークラス宣言

ショックが大きい。まったく予想していなかった。

羽生の陰に隠れがちだが、名人八期を誇る大棋士順位戦を去ることとなった。永世名人としての矜持だろうか。

引退するわけではないが、それでも寂しさを感じてならない。今年度の将棋界は私にとって衝撃が大きすぎた。

 
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