はてなキーワード: 怪奇とは
日本の少子化の原因としては子育て支援の不足を上げる人が圧倒的多数で、未婚率の上昇を上げる人は少ない
で、少子化の原因に未婚率の上昇を上げる人でも未婚率の上昇の主要因を経済要素ではなく
お見合い婚の減少と自由恋愛の増加に原因を求める人が多いんだけど
個人的にはそれも違うと思うんだよね
単に自由恋愛って「だけ」なら、どんどん積極的に相手を作って恋愛その果ての結婚をすればいいので、それだけでは未婚率上昇の原因にならなくない?寧ろお見合い婚よりも結婚は増えそう
今の未婚率の上昇って形式上は自由恋愛という事になっているけれどその実は自由恋愛というよりも細かい作法が決まり決まっていてガチガチのルールで不自由になってるせいじゃないかと思う
ナンパは迷惑行為だとか上司から部下へのアプローチはセクハラだとか、
最低三回はデートして脈ありかどうか確認してからでないと告白しちゃ駄目だとか、知り合って1週間以内に男から連絡先を聞いて来なかったら脈なしだとか、
自分と釣り合った相手としか付き合っちゃいけないとか…とにかくルールが細かすぎて、定型じゃないと不可能でしょう
こういう作法って確かバブル期からじゃないかと思うんだけど、実際にバブル期辺りから少子化も始まってるよね
自由恋愛といってももっとざっくばらんなやり方が主流ならば婚姻率も上がると思う
例えば自分の両親(60代)も自由恋愛で結婚したタイプだけど、旅先のナンパで知り合って居住地も学歴も離れていて本来ならば知り合うような間柄にはない同士だった
今はそういうのって多分無理だよね
海外はどうなのかねえ
海外には日本のような告白文化はないらしいが、そうだとすると日本以外に恋愛の作法が複雑怪奇化して少子化してそうなんだけど
実際にはそうでもないようなので本当に不思議
アラサーになってようやく仕事がある程度落ち着いたので彼氏を作ろうと思い立ったんだけど
今までそういうものと無縁過ぎたせいなのか複雑怪奇過ぎてもう諦めようかなってなっている
当たり前のように出てくる「脈ありサイン」「脈なしサイン」という言葉がもう理解できなさすぎる
何が脈ありなのかなしなのかが事細かに決まっていてそのルールから外れたら一発アウトな世界っていうのが自分のような大雑把な人間には無理すぎる
本当にみんなこんな面倒臭い事をやっているんだろうか…
恋愛ってそんな、脈のあるなしとかいちいち考えてするものなの?これまで漫画やドラマで見てきた恋愛っていちいち脈のあるなしとか考えずに普通に告白していた気がするし
それで駄目なら駄目でいいって世界だったような
自分の周りで結婚した人達を見てもいちいちそんな脈のあるなしとか事細かに分析して判断してはいないようなんだけど…
それとも無意識にやってるって事なのかな
とにかく複雑怪奇でレベルの高い世界過ぎてもう無理ってなってる
MS OfficeやPhotoshopからデファクトを奪うレベルのオープンソースソフトが未だに出てこないのはどういうこと?
LibreOfficeにしろGIMPにしろ、いつまで経っても業務でまともに使えるレベルにならないし。
あとGUIも、オープンソースにおける決定版がこれまた待てど暮らせど出てこない。
てかOSSって、便利である以上に複雑怪奇なUIで、ユーザを苦しめるソフトばっかり作るよね。
(Perl、sendmail、bind、TeX、gnuplotなどなど挙げてったらキリがない)
なんでユーザの使い勝手というか、そこら辺のデザインがこうも蔑ろにされるのか意味がわからん。
結局、viとemacsどっちがいいかという、傍から見たらきのこたけのこ未満のしょーもないレベルで使い勝手を言い争っていた頃から、OSS界隈は何も変わっちゃいないと。
この4団体に関連する騒動及び事件をリーガルハラスメント事件からウォッチしてて思うことを書いていく。
オタクという表現は筆者がオタクであるゆえにポジティブでもネガティブでも無い表現であることを先にお詫びしておく。
今回の騒動において、一貫して「排除」がテーマであったような印象を受ける。
暇空氏が動くきっかけになったのも暇空氏が好きなテーマの排除がきっかけであるし、フェミ団体が比較的文化受容派であるオタクを排除し始めたのが民衆から反感を買ってしまったことに繋がっている。
結論、排除に対抗するレジスタンスが潜在的にネット社会に多かったことが今の状況であるように感じられる。
今回の騒動では様々な登場人物が存在し、様々な思惑があるからこそ表は単純、裏は複雑怪奇な事象が起こっている。
あくまでも一般人としての視点では下記のような登場人物とあらすじが認められるように思える。
1,「フェミ団体」がオタク文化を攻撃する(AV新法はその前哨戦かつフェミ団体の攻撃の結果)フェミ団体は登場人物の中でも一番の過激派
2,「ナニカグループ」の首謀者(現時点では村木氏かな?)は女性を救うというある意味新時代的でメスの入れにくいテーマを基に公金を吸い上げる仕組みづくりを構築しようとしている
3,「地方政府(都民ファーストなど)」は少子高齢化の対策として課題と認識されている女性の生きやすさを解決しようとしている
4,「中央政府(共産党、立民、社民など)」は与党を取るための下段階として、社会的に弱者と言われる若年女性にすり寄ろうとしている
5,「オタク」は多様な文化受容をしていたある意味振り回されている立場であり、自分の庭が突如他社に荒らされようとしているため抵抗している
※オタクについてはかつて日陰であったことは事実であるし、今ではSNSの普及等で世界や企業の収益増加のために注目を浴びてきた一種の大きな市場であること
個人的には上記のように大まかに登場人物が存在してきたと感じられる。
かつてはおそらく上記の通り思想が別々であったところ、首謀者の手腕を発揮し、自分の都合のために各関係者の利害関係をずる賢く利用してネットワークを構築してきた。
そして、水面下で行っていればうまくいったであろうネットワークだが、若年女性という根幹的なテーマを取り入れるには当事者かつ表立って社会にアピールできる組織を取り入れるしか無い。
そこで、Colaboに目が当てられたのであろう。ただ、今回の騒動の火種である排除という部分においてはColaboはあまりにも過激派すぎたように思える。
そして今に至るという流れを感じている。
政府に関しては、裏のネットワークにあまり気にしていない印象を受ける。一部の政治家はもしかしたら裏で接待か何かあって組織ではなく個人の利害関係で動いているヒトもいるかもしれない。
まあ、自分が公務員だとして解決策を見いだせない社会問題に対して魅力的な提案を受けたら試しに通してみるというアクションを起こすかもしれない。しらんけど。
オタクの盛り上がりについては、暇空氏のフォロワー数やツイッターのビュー数を見れば分かる通り。フェミ団体に攻撃されるかもしれない恐怖を抱えながら裏で応援している人はかなり多い。
フェミ団体は自分の我を通すために気に入らない団体を排除するという思想はマジでやめたほうが良いと思う。
韓国がそれで成功しているからそのやり方を真似てやっているかもしれないけど、そもそも国が違うしね。
成功できる人は、敵を多く作らない人だよ。特に政策においてはマジョリティを意識しないと民主主義ではない。マジョリティを作り上げることをやろうとしているのであれば大したものだけど。
近代以前の思考では君主制があったからこそ排除に効果はあったけど、民主主義かつSNSで情報がコントロールしにくい現代において、実質的に不可能であるやり方だと認識しないといけない。
今後の動向を引き続きウォッチしていく。
「結婚と出産を切り離そう」「海外では婚外子が多い」「日本は婚外子が少なすぎる」という理屈でもって
「結婚をオワコンにすれば少子化が解消する」との主張が後を絶たないが
それって今の『結婚』と一体何が違うの…?全く同じでは…?
日本の少子化ってとにかくまず何よりも男女が『出会わない(出会えない)』事にあると思うんだよね
ナンパは禁止、職場や趣味の場に恋愛を求めるのは禁止、結婚相談所は料金が高くシステムも複雑怪奇……では、男女の出会いの生まれようもない
婚外子っていうけれど、まず大前提として男女が出会ってセックスしなければその婚外子が産まれようもない訳で
そもそも出会う段階にすら行く事が難しい日本でそれは無理でしょ
だから結婚制度をなくしたところで今はかろうじてある結婚への焦燥感すらなくなって
「婚外子を増やして少子化解消」を訴える人達って、人間を家畜みたいに思って男女を一つのところに入れておいたら自然と繁殖すると思ってない?
安全対策というのはどんな現場でも最終的には人間が注意して確認することで成り立ってる
その上で人間にはうっかりミスがあるのでシステムで補助してあげる必要がある
「停車後バスの一番後ろまでいってアラームを解除しなければいけない」というのはまさにそれだ
ところがはてなの一部頭でっかちには悪意を持って必要な手順をとばしたり、警告を無視する人間を想定し
「人間が介在せずに完結しないと不完全であり無意味」みたいなこと言い出してシンプルで効果の高いシステムを否定し
実現可能性の低い複雑怪奇な「おれのかんがえたさいきょうのしすてむ」を披露するバカがいるんだよね
そんな人間が起こす事故を完全に防げるシステムなんて存在しないよ
特にこれらは人気作な上に極端に古いわけではないので子供から大人まで楽しめる。
近年は極端にライダーの種類が多いけど、これらは名前を覚えられる程度には少ないというのもポイント。
Wなんてライダーは2人(?)だけだし、オーズは3人と昨今からは考えられないくらい少数だ。
ビルドはまあまあいるけど、敵勢力が複数存在するような複雑怪奇なことにはあまりならないため、ライダーの相関図は意外とシンプルで覚えやすい。
これらはライダーベルトや変身機構がとても優れているってのもいい。
Wはベルトに刺すガイアメモリを入れ替えてフォームチェンジするという、近年では当たり前になる機構を完成に近づけた功労者で、オーズのベルトによってライダーベルトは完成したといっていい。
個人的にオーズはトップオブトップの変身機構だと思ってる。なにせ動きやすい。今のライダーはベルトが異様に分厚くて見た目が悪すぎる。でもオーズは薄い長方形という極端なシンプルさと取り回しの良さがある。さらにアイテムもメダルというシンプルさ。これで変身のバリエーションが豊富なんだから、さすが、歴代最多の売り上げを誇るベルトだよな。
オーズの変身はほかのライダーと比べてもかなり変わっていて、ほかが「最後の方で強いベルトに強いアイテムをつければ最強」って公式を出しているが、オーズはそれが当てはまらない。
ビルドは地味だが劇中での活躍もあって、結構好きなベルトの一つ。Wの変身機構が元になっているらしい。
近年は後半になるほど強力なアイテムが登場してそれで強化が進むという、シンプルなスタイルなんだけど、結局は古い機構が使われなくなるだけなのでアイテムとしてはあんまりおもしろくない。ダブルもオーズも最後まで初期のアイテムを使用することになるのは、ファンとしてもうれしいポイントだと思う。
Wはハードボイルド探偵をテーマにしていて、とにかくカッコよさを全面に出している。2話で一つの話とテンポはそれほど早くないが、わかりやすいという面ではグッドだと思う。初心者向けとしては第一候補。
オーズはまあ全体的に隙がなくて完成度は高いと思う。特にメダルの奪い合いが変身フォームに影響するという、単純だけどゲーム性をもたせたストーリーはいい。メダル同士の相性で優劣が決まるのは、単なる強化フォームのインフレで勝敗を決する従来のライダーの戦い方からは一線を画していると思う。ちなみに、オーズには「純烈ジャー」に内定している「岩永洋昭」さんが出ている。
ビルドはオーズとは真逆でインフレだらけだが、何よりラスボスの存在が別格である。強い、宇宙規模で強い。強いのに謀略と遊びが好きな上に徹底的に非情なこともあって「Theラスボス」といっていい。そこに主人公は頭脳を駆使して戦いを挑む。単に「レベルを上げて物理で殴る」だけのライダーが大多数な中で、ビルドは真面目に戦略を伴うことが多い。異様に展開が早くて付いていくのが大変だし話も重いけど、それを感じさせない展開が好きだ。
…釣書を見る→お見合いをする→その人と結婚したいかどうか決める→プロポーズ→結婚
…データを検索してお見合いを申し込む→マッチングしたらお見合いをする→仮交際に進む→本交際に進む→プロポーズ→結婚
仮交際とか、特に要らなくない?お見合いして、その感触次第で結婚するかどうか決める、でいいと思うんだけど。
せめていきなり本交際でいいじゃん。しかも「仮交際」の間は複数人と同時進行するっていうのが…
「仮交際」している間にも複数の相手と同時進行出来るなら、そりゃあ目移りもするし迷って成婚するものもしないと思うんだけど。
自然な出会いと違ってわざわざ結婚相手を探す目的でお見合いしてるんだし、会うまでの間に既に時間がかかっているのに
結婚相談所の細かいプロフィールを見て双方それを納得の上で選んでマッチングして初めてお見合いに至るんだからお見合いの時点でもうある程度許容範囲な筈なのに
そこから先が何故こんなに長いのか。誰が決めたんだこの変なシステム。
しかも仮交際の後には3ヶ月とかの「本交際」があって、本交際の段階でも破局するおそれがあるという…
お見合いはあくまで最終面接って事で、お見合いで良いと思ったら即結婚を決める、でいいのに。
婚活じゃない、学校や職場での自由恋愛だったら日常で出会える狭い範囲の人間から相手を決める訳なんだから
婚活もそんなに沢山の相手といちいち会わなくてもよくない?(少なくともデータを見て検索する段階で大勢の人と比較検討してるんだからさ…)
就活だって二次面接・三次面接と何度もやったところで必ずしもミスマッチを防げるという結果が出ている訳じゃないんだから長く時間をかけても無駄なような…
あと「お見合い」の内容自体も、あまりにも表層的な事しか話せな過ぎる
夫婦観とか家族計画とか、結婚を考える上では滅茶苦茶重要なんだから「本交際に進んでから」ではなくお見合いの時点でちゃんと話しておくべきじゃないかと思うんだ
ちゃんとお見合いの時点でお互いについてじっくり話し合って、それで結婚するかどうかを決断する、でいいと思うんだよなー
未婚率の上昇の原因としてはお見合い結婚の低下が大きいってよく言われているけれど
旧来のお見合いに代わるものとして出てきた筈の結婚相談所のシステムがあまりに複雑怪奇で結婚しにくくなってる事も
原因として大きい気がする
とにかくめんどくさすぎるし、疲れる
ちなみにあいちトリエンナーレの問題について展示批判側の中心人物だった河村たかしは思いっきり世界日報でその件についてインタビュー受けてるんだよね
https://sub.worldtimes.co.jp/politics/100814.html
慰安婦問題に関しても韓国側では統一教会信者の日本人が謝罪しているという報道がある一方で、
日本側の勝共UNITEは毅然とした対応をしろ!という主張だったりする
諸事情あって原作者の一人がツイ垢を消して本編も八月末で配信終了ということで、そういえば気になってたけどまだダウンロードしてなかったな……
画力が微妙だけど貴重なケモナー向けエロゲだからケモノ同人業界の未来の為にも支援しとこうかなーみたいな舐めた態度とってすみませんでした!!!!
それぞれ一作目・二作目・三作目と全てが並行世界の出来事なんだけれど通しで遊ぶごとに前作のシナリオに隠された真意が分かってくる構造が凄まじい
えええええ!!??って驚愕する展開の連続で開いた口が塞がらないとはこのことだ ちょくちょくグラフィックのミスや誤字もあるけどそれを補って余りある志の大きさっていうのが実に良い!!
ネットコミュニティ界隈は複雑怪奇であるが故に何があったかは詮索しないけども、君はこのまま去っていい存在じゃないよ!!同人にしろ商業にしろ何らかの形で捲土重来してくれ!!
オープンソースソフトウェア(OSS)は、ソフトウェア開発でも長い歴史を持ち、なおかつかなり個性的な特徴がある。
ざっと挙げるなら
こうしたコミュニティから生まれてきたソフトを最も多用しているのは、他ならぬWeb系だろう。
サーバサイドプログラミングが中心になることから、Linuxを触る機会も他の開発系に比べて格段に多いだろうし。
結果、「UNIXの哲学」とかGNUの歴史とか全く意識せずとも、こうした活動を通じていつの間にかOSSのエッセンスを身に着けた人が、Web系には少なからずいそう。
その意味では、OSSがどういうわけか今のWeb系の礎になってしまったという意味で、タイトルに書いた通りになっているのかなーと。
『天冥の標』が好きならこれもどうでしょう
気候変動後の地球を舞台に、陸上民と、遺伝子改造された海上民との確執などを描くシリーズ。
それから短編がいくつかあるけれど、短編は同じ世界を舞台にしたスピンオフ作品なので、どれから読んでも大丈夫。
長編の方を読んで気に入ったなら、短編の方にも手を出す感じになるかと思います。
表題作の1篇が、オーシャンクロニクル・シリーズ。ほかの収録作は、ややホラー・怪奇系の作品が多い
表題作の1篇が、オーシャンクロニクル・シリーズ。ほかの収録作も、ハードSFとまでは言わんかもしれないけど、しっかり目のSF
アンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を挙げていたけれど、日本SFでアンディ・ウィアーに近いのは藤井太洋とかなのではないかなあ、と
実は自分も藤崎作品をあまり多く読んでいないので、これ! というのを出せないのだけれど、現実の科学に近い感じのSFという意味で
2010年以降にデビューしているSF作家による書き下ろし宇宙SFアンソロジー
アンソロジーなので、収録作の方向はそれぞれ違っていて、増田の好みではない作品もあるかなと思うのだけれど、
宇宙SFが好きなのであれば、全般的にクオリティの高い作品がそろっているアンソロジーだと思います。
既に多数推薦の声が挙がっているけれど、改めて。
イーガンは、初期は「アイデンティティ」ものと言われたりする、自己同一性とか意識とかがテーマになっているような作品が多く、この時期の作品の人気が高い。また、読みやすいので、とりあえず初期短編集からという薦め方がされやすい。
ある時期から、物理学分かってないと分からんみたいな、かなりハードめなSF長編を書くようになっている。でも、分からんなりに楽しめたりするし、ハードSF・宇宙SFが好きなら、最近の作品から読んでいくのも悪くないのかもと思う。
また、わりと一貫して、科学的探求に価値を置く主人公が出てくる作品が多い気がする。
長編。宇宙ものとアイデンティティものの両方をもった作品。データ化された人類が宇宙進出していく話
超ハードSF長編。そもそも主人公が地球人類じゃない。とある天体の知的生命体が作りあげていく物理学をみていく作品
我々の宇宙とは異なる物理法則が支配する宇宙が舞台。なので、当然登場人物たちはみな地球人類ではない。
自分たちの住んでいる星に危機が訪れることがわかったので、それを回避するために世代間宇宙船を作って飛ばして、また戻ってくるという話
これまた、地球人ではない彼らの物理学の進歩を見ていく話だけれど、一方で、ジェンダーSFにもなっていて、地球人とは全然異なる生態の彼らの社会問題を扱った作品でもある。
イーガンは、この作品に限らず、結構社会派なテーマも扱っている。
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を読んだみたいなので、わざわざ改めて挙げる必要はないのだけど、『火星の人』『アルテミス』も面白いと思う。
『レッド・マーズ』『グリーン・マーズ』『ブルー・マーズ』の三部作
2026年から2225年までの200年間にわたる火星植民の歴史を描く物語。
なお、90年代に書かれた作品なのだけど、当時あった火星探査計画をベースにしていると思われるところがあったり、かなりリアリティを追及している作品
登場人物たちにクセが強いので、最初読み始めた時はそれに慣れるまできついかもしれない。
長編『へびつかい座ホットライン』、短編集『汝、コンピュータの夢』『さようなら、ロビンソン・クルーソー』
ハードSFというわけでは必ずしもないのかもしれないけれど、太陽系の各惑星に人類が拡がった世界を舞台にした諸作品
性転換などの身体改造が自在にできるようになっている世界で、そうしたことをテーマにした作品が多いが、
とにかく色々な惑星などを舞台にしていて、それらの風景が印象に残る
東方の原曲は自作の同人ゲームBGMで、作者の神主ことZUN氏は多分昔からSC-88Proとかの良い音源を使ってDTMしてたとは思うんだけど、結局はMIDIなわけよ。
楽譜はかなり技巧的で複雑怪奇なんだけど(実際自分が作曲したものを聞いてもらうためにゲームを作りはじめたと言ってた)、音自体はMIDI音源をサンプリングしたにしては(良い音源使ってるから)だいぶリッチに聴こえるとは言え、結局は一人で作った打ち込みサウンド感が滲み出てるわけ。通になるとこのDTM感こそZUN作品の味だと分かるものの、普通の人は「すごい個性的な曲だけどなんかちょっとリアルじゃない」と違和感をおぼえる具合。というかピアノもドラムも人間業じゃないしベースも大抵和音で鳴ってる。
だから、このなんかヤバい曲を俺らのバンドで再現してみよーぜ!だとか、この聞いたことないくらいメロディアスなBGMに歌詞つけて歌ってみましたわ!みたいな、二次創作欲が刺激される原曲でもあった。そして神主も二次に寛容だった。
アニメMADみたいな、基本商業流通している洗練された作品を切り貼りして面白おかしいナンセンス動画を作り、こっそりネットのオタク内で楽しむ方向ような方向の二次創作とは真逆だったわけ。
ボカロというのは、クリプトン社などが公式として一次の権利を持つ商業モノではあるけども、楽器ソフトとしての音声データとその声の主というキャラ設定だけが一次設定としてあるにすぎない。
そこに不完全性というか、むしろユーザーの創意工夫によってキャラの世界観を作ってくださいねとする商品なわけなので、これも東方のように二次創作欲が刺激される元コンテンツなわけよ。
それでボカロPと名乗る多くはアマチュアのDTMerたちが、言ってしまえば楽曲を披露したくってゲームを作ったZUN氏のように、自作曲を公開していくわけ。
でもそこはアマチュアなりの編成の拙さがあったり、ボーカルもボカロという普通の人が聞くとケロケロと聴こえる萌え声風機械音声にすぎないわけで、「すごい癖のある曲だけどなんかちょっとリアルじゃない」と違和感を覚えてしまう具合。
なので三次創作として「××(ボカロ曲)歌ってみた」とか「演奏してみた」というのが生まれてくる。
これが大手アーティストの曲とかだと少し抵抗や遠慮、あるいは権利面の危うさから一歩踏み出す人は減ってくるところだが、ボカロだとボカロ曲作者自体が自分たちと同じ同人音楽畑の人間だということが分かるから、抵抗が減る。