はてなキーワード: 引き戸とは
ホームレス用の介護施設に行ったことあるけど、近い将来、独居の生活保護はみんなあんな所に押し込まれるんちゃうかな
健康で文化的な最低限度の生活は維持できてるし
4~6畳くらいの広さにベッド二つ並べただけの部屋が1フロアに何個もあって、扉は施錠できない引き戸
施設職員は最低限のことしかしてくれず、同室者が訪問介護のヘルパーに下の世話されてる時は臭いを我慢
室内にポータブルトイレが持ち込まれる場合もある。当然、尿臭便衆が常に漂うことになる
テレビは待合室みたいなスペースで見ることになるけど、常時奇声を上げてるヤツがいる
土曜日の昼前、出かけたカミさんの代わりに洗濯物の息子のズボンを干そうと振ったら、飾りのない黒い髪留めがとんだ。小6の息子に問いただしたら「いや、それは、ママの…」。学校の女の子のを盗ってきたのかと思ったよ(「無条件で子供を信じなさい」というにもほどがある)。しかし、どうしてママの髪留めをズボンのポケットに入れていたのかは不明。本人、言い訳さがして口ごもってる感じだし。
ともかく、洗濯物を出すときにはポケットのものを全部出せ、洗濯機を壊して父親に手洗いさせるつもりか――と言ったところで、キレたね。父親である私は。
先日は風呂場の壁に取り付けられてるタオル掛けにぶら下がって壊したし、今日はリビングとダイニングの仕切りの引き戸の桟にぶら下がろうとしたので、慌ててやめさせたんだけど、そういう前段もあって、キレた。怒鳴ったね。まだ殴ってないけど、次は殴るかもよ。こぶしで。
予約を入れていた中学校の受験説明会をやめるくらい鼻水、鼻づまりで体調が悪いのに、朝からマイクラはシッカリやって、それで早起きして眠たいからと再び寝てしまって、一週間前に出ている塾の宿題を全然やってないし、塾の先生にカツを入れられても知らん顔だし、そのくせ勇ましいことばかり言ってる(「超難関校の○○受ける」)、て、もう、これはグーで往復ビンタもんでしょ。
しかも、きょうの塾を休むかどうかウジウジ決められないでいて(一応、逡巡はしているらしい)、最後には休むと決めたのはいいけど、家で勉強するのかというとその気配は微塵もないし。時間ができたんだから、普段から苦手な算数の基本問題やってみるとか、そういう姿勢が皆無なのは、どうしてなの?
年間何十万も塾の費用を支払ってるのは親の勝手だし、そもそも中学受験をさせようなんて「見栄」かもしれない親の勝手に息子が訳もわからず便乗しているだけだろうし、そんなフワフワなお客様気分の息子の持ち帰る塾教材を仕分け、さっさと寝てしまった息子のノートをチェック(日付もページ記載もない汚字を解読)し、間違った問題の解き直しプランを一週間のスケジュールに落とし込んで午前2時半に就寝、なんてのも親の勝手なんだけど。
いや、これで結局のところ「全落ち」しちゃって、3年間という時間と、300万円余という費用が無駄になったとしても、学ぶこと、学ぶ姿勢、学問とは何かについての淡い印象のようなものを息子が得られたとか、家族一体になって努力した納得感のある経験が得られるとしたらいいのだろうけど……。中学受験の天王山である夏休みを目前とした、本番まであと217日前の現在において、この目の前の体たらくを見る限りにおいて、そんな殊勝な結末を迎えらえるとは、到底考えらえれない!
息子には好奇心もないし、忍耐力もないし、想像力もないし、論理力もなくて、愛想も悪くて、じゃあ、いったい何があるっていうの? 華麗に闘って、運の良さだけでラスボス倒せると本気で信じてるみたいだけど、私はどうしたらいいの、こんなバカを。こんな中二病にかかりかけの小学校高学年アホ男子を作っちゃったのは親の責任なんだけど、ほんと、どうしてくれようか。
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鉄筋コンクリートじゃなく、鉄骨式だったように思う(ちゃんと覚えてない、すまん)
寝室が、うちの部屋の居間に近いんだろうな。寝るときは関係ないからいいわ。
電話しているごにょごにょ声も聞こえる。声でかくね?テレビ見る音は聞こえないから、電話が楽しいんだろうな。
「ブゥウウ!!」ってオナラする音が良く聞こえる。メッチャ笑うからやめろください。
絶対、普通に座って地面にケツくっつけてオナラしてるだろ。空気の出口なくて毎回音デケーぞw
足音とか引き戸閉じる音とかがバン!!って五月蝿いときもある。もう少しおしとやかに過ごそうや。
田舎の家なのと父親が割とDIY 好きで、いろいろ自分たちでやって安くあげたという経験からもあるのだろう
しかし父は年をとり腰を痛め集中力もなくなり、家の仕事はすっかりできなくなった
母は 自分は年をとったから力仕事や細かな作業はできないけど教える・指示はするという
けど母よ 娘に2階から折り畳みベッドを下ろせだの 触ったこともない工具で家具を直せだの無茶振りはやめてくれ
近場で手頃な業者さんを探さねば
折り畳みベッドは工具でバラせないタイプで20キロ以上あると思う
階段が狭いので母が上、自分が下を支えて降りると指示されたが、重量は下に圧倒的にかかる
今回頼まれたのは引き戸の滑りが悪いから外してレール部分にカンナをかけて削れというもの
溝がなくなっていたのでノミで段差を作ってカンナとヤスリで仕上げろと
引き戸が木材でありカンナで削れるというのも初めて知ったし、カンナも始めて触った
妹が家族で遊びに来ており旦那さんが手伝ってくれてなんとかなったが 今、家の戸にカンナをかけるなんて古い職人さんくらいなのではと笑っていた
大学の同期と久しぶりに集まった。
それぞれの専門領域は違えど、自然と惹かれ合い、心許せた選りすぐりのクズどもだ。はたから見れば完全にオタクで冴えない奴ら。ずいぶん冷ややかな目で見られもした。それでも俺たちは気にしない。己の関心事にのみ集中する。
舗装のされてない路地を進むと、低い長屋が連なっており、ひときわボロい一軒屋がパーティー会場だ。
建て付けの悪い引き戸を強引に開ける。陽気なアロハシャツを着た男が、ヤニで変色した歯をむき出した満面の笑みで迎え入れてくれる。氏の大学の頃から薄くなり始めた頭髪は金色に染め上げられており、思いのほか似合っていた。
なんだかベタベタしてたり、砂っぽい床を踏みしめながら細長い部屋を奥へと進む。懐かしい顔ぶれだ。
台所で火のついたタバコを咥えながら包丁を振るう男。既に犬の肉が細かく切り分けられ、大量のにんにく生姜と共にカレー鍋に投入されていた。学生時代は小汚く、くたびれた格好をしていたが、今はピンとエッジの立った白いシャツを着ている。真っ当な職につけたのだろう。
もう一人、あまりにも汚れ散らかった会場を、ひたすら清掃する男。もともと太り気味ではあった体系が、さらに倍ぐらいに肥大しており着ぐるみのようだ。こいつだけ歳下なので、集まると必ずコキ使われるというか、もはや進んで面倒事をこなす泣かせる後輩だ。
そして俺だ。学生の頃から特に変化のない男。都内に実家があるのが唯一の特徴。そのため、いまだに実家から会社に通う事がやめられない。
かくして、四人が揃った。積もる話をするでもなく、お互いの近況を確認するでもなく、カレーが出来上がり、配膳され、任天堂スイッチが用意された。
今日のために家主が買ってきた。新作。犬肉が、わりかしフツーに喰える味だった事で、俺たちの関心が一気にソレへと集中した。
64の頃に初めて出てきたコイツ。。。当時ガキ共が集まってやるタイトルと言えば、マリカー、スマブラ、ゴールデンアイ。個人的には全然やった記憶がないのだが、「フィニーッシュ!!」という、ミニゲーム終わりの女の声だけが、耳にこびりついている。おそらく名作の筈だ。
俺以外の3人はテキーラをガンガン飲みながら、これから始まる新たなパーティに期待が高まっている。ピーチ、ノコノコ、クリボー、チョロプーという、姫以外は人外という不穏なキャラクターが選定され、チュートリアルが始まる。
もう面倒になってきたので、サクッと書かせてもらおう。
感想としては楽しかった。キチンと面白いステージやモードを選べば文句なし、野郎4人で破茶滅茶に盛り上がれた。だが、要所要所に挟まれる、ちょっとしたギミック…それらがイケなかった。本作は「イケてる男女」がホームパーティーなどで、プレイする事を想定している…CMの映像を見て、俺たちはある程度予想をしていたのだが、それにしても辛いモノがあった。
具体的に書きたいとこだが、もう駄目だ…これ以上なにも書けない…既に長すぎる…
興味がある増田がいれば是非やってみて欲しい…気心の知れた仲間と集まって、ダラダラとやってみて欲しい。
ボムキングのいるステージがオススメだ。スターやコインが飛び交うスリリングなゲーム展開に、夢中になること必至。
最後に、犬肉の皮部分は分厚くてゴムチュープのようになっていて、喰えたもんじゃなかった。
そしたら、俺たちのパーティーをやり直せるのに…
今朝のことです。
家から最寄り駅へ向かう途中、地べたに座ってこちらを見ているおじいさんがいました。
これは関わらない方がいいなと思って横切ろうとしたのですが、おじいさんの脇に杖が転がっていて、彼が転んで起き上がれなくなっているのだと気付きました。
意識ははっきりしているようでした。
「どうも」
「家はお近くですか?」
「そこのすぐ裏」
私は肩を貸して一緒に家まで歩きました。
「お怪我はありませんか?」
「休めば大丈夫」
「いないよ」
家の前について驚きました。
それは家というより、大きめのプレハブ小屋といった感じでした。
引き戸を開けると中は部屋で区切られてもいなく、乱雑にイスやテーブル、ベッドなどが置かれていました。
「そこで大丈夫」とイスを指さすので座らせました。
「どうも」
「それではお気をつけて」
「どうも」
私は仕事があるのですぐにその場を去りましたが、あのプレハブ小屋で足腰の弱った老人が一人。
どうやって生きているんだろう、そのまま命を落とすことはないだろうかと、
私にできること、やるべきことはあるんでしょうか?
夢占いできる人いたら教えて下さい
昨日見た夢なんですけど、
実家のマンションに多分私がまだ住んでる設定で(今は一人暮らしです)
マンションの間取りとか家具の配置とかは現実とほとんど変わらないんですけど
なぜか部屋の両端に引き戸がついていて、その引き戸が隣の住居とつながっていたんです
しかも鍵がついてなくて、開けたら普通に隣の家を覗き見ることができました
なんとなくですが、その引き戸は通常鍵をかけずに常に出入りができるようにしておくのが
そんなこんなで、私がリビングでくつろいでると、隣に住んでいたちょっと頭のおかしい住民が
侍のコスプレをしてこっちの部屋に押し入ってきて、私は凄まじい恐怖を感じて
すぐさま親を呼んで助けを求めましたが、コスプレした住民は特になにをするわけでもなく
そのまま自分の部屋に帰っていきました。
コスプレ住民の帰り際にチラッとのぞけた引き戸の向こうを見ると、どうも引っ越しの準備をしていた様子で、今にもトラックに荷物を引っさげてどこかにいこうとしているようでした。
思えばこのマンションに十数年間住み続けていてよく父親はなんの被害にも巻き込まれずいるよなぁ、などと感心したようなところで終わりです。
すごく奇妙で怖かったので、何か意味があるのでしょうか?
出会うかもしれませんが、大丈夫ですので~」みたいな通知が来た。
「お疲れ様です」と声をかけると異様に大きな声で返事をされた。
表情の変化が一切ないところが問題なのかな?と思いつつも何も起こることはなく
逆に「真面目に掃除する良い子たち」という認識で1年間何事もなく過ごした。
会社は1階にあるんだけど、4つの会社が集まってる感じでとても広い。
会社を出た共通廊下のところを通ってトイレに行くことが出来る。
トイレを通り過ぎたところに、引き戸のドアを開けると自動販売機がある。
そして先日、掃除用具(モップ)を運んでいるところに出くわした。
私は自動販売機で飲み物を買おうと小銭をチャリチャリしていたときだった。
「土日雨振ったんだよ」
……あれ? 私より後に入ってきてるし、社外とはいえ年下だよな?と思いつつ
「はぁ」と返した。何が言いたいのかぴんと来なかった。
何より「雨が降ったんだよ」って何?何の話?
「土曜日、雨が凄くってさぁ」
「ザーザーでさあぁ!!!」
「困りますよね」
色々考えてたら、過去知的障がい者と思われる人に襲われたことを思い出した。
当時は小学生だった……。
色々思い出して怖くなったので、自席に戻って先輩に話してみたら
日本アニメではなぜ徹底的に電線が描かれるのか?を海外メディアが推察
https://gigazine.net/news/20171225-why-anime-power-lines/
アニメにおいて背景・風景として電線が描写されることはエヴァ以前からもちろんあった。
そういった時代の記憶を引き写した風景の中であくまで添え物として、
あるいは便利なオブジェクトとして最低限の作画で描かれていたのが、電柱と電線。
鳥が電線にとまっている、ゲイラカイトが電線にひっかかった、犬が電柱に小便、電柱に隠れて尾行。
エヴァとは何か。
エヴァの深夜再放送の高視聴率が深夜アニメのパイロット版として働いた。
その後、エルフを狩る者たちから深夜アニメ放送の歴史が幕開ける。
異様なこだわり作画と作画崩壊との背中合わせも既にしてその内に秘めていながら自身は夕方アニメ。
一人のユダヤ教徒でありながら死して新しく宗教を作ったイエス!福音だね。
そのこだわりの一つに電線がある。
電線、無くてもいいですよね、そこ描く手間と映す時間をキャラに割きますよね普通。
そうじゃないのが、庵野。
ただの背景以上の電線。
2015年第3新東京市のツイッタラーは、揺れたら「電線」ってツイートするから。
そう、1995年に描かれた20年先の近未来、2015年の日本を描いてあの電線。
エヴァより先を生きている私達は知っている。
まだ相当に電線してる。
怪獣とスケールが合うのは高圧送電線の鉄塔、架線に接して火花散るインスタ映え。
なんて、俺が語るより本人がいろいろ語ってるし。
「庵野秀明の世界」トークショーレポート2回目 「電柱は積極的に残すべきだ」「特撮もやりたい」
http://neweva.blog103.fc2.com/blog-entry-3368.html
庵野「同じ電柱はないんですよね CGでコピペしても違和感がある ナナメになっているのもいい」
氷川「エヴァ以降、電柱を描くアニメ作品も増えているが 垂直な電柱が多いですね」
庵野「電柱に対して愛情が足りない 表層だけ真似ても魂が入らない」
冒頭の無人漂流船内に残されていた本は、宮沢賢治の『春と修羅』。
「わたくしといふ現象は假定された有機交流電燈のひとつの青い照明です」
『注文の多い料理店』所収の「月夜のでんしんばしら」も電柱モノのハシリである。
文明開化で産まれた、すき焼きやカレーライス、あんパンが現代日本の食文化であると言えるならば
日本最後に電気が来たのは宮沢賢治の故郷岩手の「タイマグラ」。
むかし猿と蟹がいました。
猿は無職だったのでだらだらと過ごしていました。
そこに塩おにぎりでご機嫌の蟹が通りかかったので、空腹の猿はたまたま手に持っていた柿の種と塩おにぎりを交換しようと言いました。
塩おにぎりは食べたらおしまいだが、柿の種は植えて育てれば沢山食べれると。
蟹はそれはいいと言って種をもらいました。
それから8年後。
柿の木は身を収穫出来るまで大きくなりました。
しかし蟹はご覧の通りの姿なので木に登ることができません。
猿は驚きました。こいつあの時の種を植えていたのかと。
見ると確かに柿木は立派に育っていました。
こいつはいいや。
猿は快諾したフリをして木に登り、柿の実を食べ始めました。
しかし猿は、
「これでも食いな!」
「ぎゃぁぁぁ!」
まだ青い柿を蟹に向かって投げました。
蟹は死にました。
「許せないウス!」
「復讐だビー!」
「こらしめるクリ!」
「天誅だモー!」
話を聞いた蟹の友達、
臼、ハチ、栗、牛は猿に仕返しすることを決めました。
蟹が生前猿の為に用意したご馳走があると猿に伝えると、早速ノコノコとやってきました。
「ごめんよっと」
猿が引き戸を開け中に入った瞬間に、上から臼が落ちてきました。
臼の下は真っ赤に染まりました。
ハチ、栗、牛の出番はありませんでした。
こうして猿も死に、家の裏手の墓地に猿と蟹は一緒に葬られました。
http://mess-y.com/archives/42524
これのブコメ
@irodori_kotori
発達障害かな?と感じたら医療機関へと言うけど予約取るの簡単じゃない。某クリニックの初診予約(5月分)30分リダイヤルで頑張っても撃沈。/ADD傾向で怠けてると思われて父親や祖父の躾が激烈化してる息子を救いたい。
その通りだよなと思う
精神病院に行けば何かしらの処方があるかと近隣病院のサイトをチェックしてみたが「大きな総合病院に行け」と書いてあるばかりだ
生まれつきの障害で完治するわけじゃないし、永久に通うことになるなら駅の近くで対処して欲しい
自分ではなく弟のことだが
うちの弟は今30歳なんだけど、小学生の頃に発達障害だと判断されて区のカウンセリングに通っていた
当時自分も小学生だったので詳しいことは知らないんだけど、区役所ではない何かの役所?のようなビルまで送り迎えをしていた
弟の症状は多動性障害がメインだった
授業中、ずっと座っていることができなくて立ち上がってしまう
シーンとしている授業中にスーッと引き戸が開き、その隙間から弟の顔が覗いて、自分と目があった途端にニッコリ笑う顔を覚えている
全校朝会でも列を抜け出して前方で当時流行っていたクレヨンしんちゃんの真似をしようとしたり
先生も誰も怒っていた記憶はなかったが、自分がものすごく怒ったのでその後の再発はなかった気がする
たぶん
でもしてたような気もするし、あいつがそういう奴だっていうのは受け入れられていたから、もうその時には腹も立たなかったかな
同学年の弟がいるクラスの女子に「あんなのが自分の弟になったら恥ずかしくて死んじゃう」みたいなこと言われた時には、こいつに弟の良さの何がわからんだと思った
でも弟はそいつの弟とも友だちだったので家に出入りしていたらしく、そこそこお世話になっていたらしい
自分のクラスメイトの男子には可愛がられていて、本人も年上に声を掛けられるのが嬉しいらしく、いつも彼らの気を引くためにひょうきんなことをしていた
同学年での扱いはどうだったか知らないが、なんとなく女子から嫌われているらしいという雰囲気は伝わってきてた
女の子を叩いて泣かせたり
そんなことをして人気者になる方がおかしい
ただ男子はいつも家に大挙して遊びにきていたのでハブられたり虐められたりはなかったようだ
母親は大変だったと思う
父が子育てが一番大変な時期に不倫をやらかしたり、会社が傾きかけて借金取りから逃げ出すために家出をしたりで信用がなかったため、ほぼ彼女一人で対応することになった
バリキャリとして働きに出ていたので手が回るはずがない
連絡簿を弟の担任に手渡す度に「お前も大変だろうが頑張れよ」というようなことをたまに言われたが、なにを?という感じだったし、今でもわからないのだが、もしかしてあの時自分がもう少し弟の世話を上の子らしくやっていれば彼の将来は違ったのかもしれないと考えたりもする
仲のよい兄弟として認識されていたし、実際ケンカもあったし泣かしもしたが、それは四六時中一緒にいたからだ
弟には全校生徒に顔を知られる快感というのが身に染みついていて、根が派手でトンデモな方向にむいているのはそれが原因だろうと思う
それともそれも含めて障害なのかもしれないが、それくらいなら個性のうちではある
中学校に上がり、弟は落ち着いたように見えた
年相応の少年としての情緒を育み、部活動にもチャレンジしたが顧問の先生に目を付けられて止めた
これは単純に巡り合わせの不幸だった
問題だったのは成績の方だ
壊滅的に勉強ができず、かといって塾にも向いていない弟は家庭教師をつけることになった
ただ、根本的に勉強への意欲を欠く弟の成績を爆上げするには及ばなかった
その後、高校を中退するまでずっと見てくれていたが結果には結びつかなかった
その頃には別々に暮らしていたためなんとなくしか把握していない
都内にはそのような定時制の高校がいくつかあり、弟が通っているのは自由な校風で知られた学校だった
この先生は自分を担任したことはなかったが、気に入られていていたのか、たまに呼び止められて話をすることがあった
担任していた生徒の一人が自分の友人で、そいつが揉め事を起こした時に相談を受けたりとか、弟が上がってきた時には「おまえの弟なんとかしてくれ」とか
「おまえの弟なんとかしてくれ」は昔から先生によく言われるセリフで、みんな笑いながら言うので漫才のセリフ回しみたいなものだろうと思っていた
だが「あいつはたぶんこの先、苦労するよ」としみじみ言われたとき、そうなのか、とハッとするものがあった
しかし弟の人生は弟のものだし、自分は目の前の人間の表情しか見ずに雰囲気だけで話しているところがあるので「そうでしょうね〜」と流した
その後、いろいろあって今は一緒に暮らしているが、正直お先が真っ暗である
好きなものだったからだろう、そこそこ働けていたらしく、バイトのマネージャクラスにまでは行けたらしい
だが、家族から「将来性がないことをいつまでも続けていていいのか」と言われ、そのバイトをやめてしまった
それ以外のことが何もできないなんて、その時はさすがに考えていなかったんだろうと思う
いろいろ試して、でもできないのでまた業界に違う居場所を見つけた
そこは前の場所よりは経営的に真面目なところで、なんというか手堅い仕事をしていた
業界というからには似たような仕事内容ではあるのだが、肝心の成果物を弟はどうしても愛せなかった
自分の良いと思ったものが認められず、どうでもいいと感じる部分がウケているのに納得がいかず、弟はまた転職する
転職先は彼の嗜好に合致し、やる気を持って仕事に向き合っていたらしい
が、気づいた時に彼はサボりがちになり、気がついたら仕事をやめていた
それから三年くらい、末端のバイトをしたり、バイトの面接を受けては落とされ、落とされ、落とされ、落とされ、落とされ、落とされ
深酒が過ぎるようになってから、カウンセリングを受けてみてはどうかと彼に伝えてみた
あれはもう二度とゴメンだし弟もそう思っているだろうが、酒はその信念をなかったことにする
アルコールで脳みそが萎縮してからでは遅いし、もうだいぶ縮こまっているんじゃないかとも思うが、弟にとって数少ないストレス緩和手段を取り上げることへの疑問もある
本も読まないしニュースも見ないし、そもそも理解する気もないのだと思う
世界や社会との接触がないものだから、自分の外にある知識や自称に興味を持つということがない
テレビを見、ゲームをし、インターネットの無料のコンテンツでただただ時間を浪費している
読んでみるといいと伝えたが読んでいるのかはわからない
出張で地方に行ったとき余裕があれば銭湯に入るのが私のささやかな楽しみ。この前行った銭湯になんかモヤっとしたので、メモしとく。
ネットで調べると、ホテルから結構近くに銭湯が有ったので直行すると住宅地の裏路地という感じの場所だった。建物の大きさは普通の民家と変わらないので、男女と書かれた暖簾がなければ、割烹料理か何かと勘違いしそうな佇まいだった。道路に面した壁に入浴料金が書いてあって、その横に手のひら大のホワイトボードがあり、「入浴マナー向上月間」と書いてある。正確にはなぐり書きというか、パッと見で落書きと見間違える汚さだった。まだ、このときは若干の違和感を感じつつも都会に比べると安めの入浴料に嬉しく思っていた。
ガラガラと引き戸を開けると右側に下駄箱、左側にカウンターがある。カウンターに行って、お金を払おうとすると、そこに居た受付の兄ちゃんがロボットのように言った。
たしかに、そういうシステムの温泉は多いので納得した。しかし2畳ほどの玄関スペースに傘、靴などなど明らかに銭湯家の私物と思われるものがおいてある。1人か2人しか、お客は入っていなかったが傘立てはパンパンだった。なんか嫌な気がしてきた。それでも下駄箱に靴を入れ、その鍵を持っていつ洗ったか分からないタオルが床に敷かれた上を通ってフロントに行った。
脱衣所へ向かうと、建物の構造は新築そのもので清々しいが、不思議な光景が目に入った。部屋の隅にはどう考えても利用客のものとは思われない私物が積まれていたし、自宅にあるような洗面台の棚には無造作に歯磨き粉とイソジンがそれぞれ複数個置かれていた。そして洗面台と壁との10cmほどの隙間に、シャンプーが放置されていた。一体誰が何のために置いているのか。ゴミなのか? 友達の家にでも遊びにきたのかと錯覚した。そして、銭湯独特の石鹸臭がするわけでもなく、生活臭がした。祖父母の汚屋敷に行って、風呂に入らされた幼少期のつらい記憶がフラッシュバックし、このまま帰ろうかと思ったが入浴料は既に払っていたので、留まった。床も壁も綺麗に掃除されていたので、リフォーム済みだということを自分に言い聞かせた。
浴槽も、洗い場も6人程度の小さめだがそこは至って普通だった。さっさと体を洗って湯船に入ると、激アツ湯だった。ふと壁面を見上げると、壁画が書いてある。ヘタウマというのだろうか、柔らかいタッチとでも言うのだろうか、普通の銭湯の壁画に期待される精緻さというものをこの壁画は全く満たしていない。素人の落書き、あるいは職人を雇うカネすらなかったのかと疑いたくなる。そして、この銭湯も例によって山が描いてあったけれど、どう見ても富士山にしか見えない山に文字で地元の山の名前が書かれている。絵に文字を入れて説明するのは銭湯壁画としては最悪の部類に入ると思う。そして、山の手前ではハナタレ小僧が3人ほど草原でキャッチボールしている。丸坊主の少年は本当に腹が立つほど憎い顔つきでこっちを見ていた。隅の方にハゲオヤジがチョコッとアクセントで描かれていたが、もはや意味不明だ。一体どんなセンスをもってこの絵を作ったのか、私は理解に苦しんだ。乱雑な玄関、私物の放置された脱衣所と合わさって、不快な思い出になった。
体が温まったので、さっさと湯から上がりホテルへ一目散へ帰った。こんな銭湯だったらボロホテルのユニットバスの方がよっぽどマシだと後悔したが、これもまた旅の思い出と言い訳している。私は、築ン十年のボロ銭湯でも楽しく入れるが、この銭湯では一体なにが自分を不安にさせていたのか。