2018-09-13

おじいさんを助けて遅刻しました

今朝のことです。

から最寄り駅へ向かう途中、地べたに座ってこちらを見ているおじいさんがいました。

これは関わらない方がいいなと思って横切ろうとしたのですが、おじいさんの脇に杖が転がっていて、彼が転んで起き上がれなくなっているのだと気付きました。

大丈夫ですか?」と声をかけて引き起こしました。

意識ははっきりしているようでした。

「どうも」

「家はお近くですか?」

「そこのすぐ裏」

私は肩を貸して一緒に家まで歩きました。

「お怪我はありませんか?」

「休めば大丈夫

「お家には誰かいらっしゃいますか?」

「いないよ」

家の前について驚きました。

それは家というより、大きめのプレハブ小屋といった感じでした。

引き戸を開けると中は部屋で区切られてもいなく、乱雑にイスやテーブル、ベッドなどが置かれていました。

「そこで大丈夫」とイスを指さすので座らせました。

「どうも」

「それではお気をつけて」

「どうも」

私は仕事があるのですぐにその場を去りましたが、あのプレハブ小屋で足腰の弱った老人が一人。

まり深く関わってはいけないと思いつつ、

どうやって生きているんだろう、そのまま命を落とすことはないだろうかと、

その後も不安が頭をよぎります

私にできること、やるべきことはあるんでしょうか?

職場には腹痛で遅れたことにしました。

おじいさんを助けて遅刻なんてベタすぎて信じてもらえないと思ったので。

  • 今晩、鶴が訪ねてくるから期待してろ。絶対に部屋は覗くなよ。絶対だ。

  • 似たような経験あるなあ。 自分の場合、雨の日に老夫婦のおじいさんの方が立てなくなって、おばあさんがオロオロしてたのを助けてあげたことがある。 家までは行かなかったけど、身...

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