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はてなキーワード: 引き分けとは

2019-10-31

ちゃんとしてない大人は素直に認めろ

結婚も体調管理も出来ないし、マナーは守れず仕事適当趣味風俗、そんな大人背伸びして「ちみぃ本は読んどけよ(自分は読んでない」「ニュースちゃんと見なきゃ(自分は見てない」とかすぐに口にしたがるのいい加減やめろよ

かつ努力をする気はないし引き分けに持ち込む気もなくただ敗北は認めないまま強がり続けるのは未成年の家までにしろ

将来の可能性とやらの未知数性を利用して無理やりな論理自分の方が最後には勝つと言える年齢じゃないんだよお前は

2019-10-28

anond:20191028074409

何度かtotBIG買ったことあるけど、購入した分(10口)を良く見ると、引き分けの予想が半分も有ったりして、

他の人も同じような事言ってたから、totoBIGは止めたわ。

以来、毎週ロト7を買ってる。元増田と同じように、まだ高額当選したことは無い。

毎週毎週夢見ては破れ、仕事も辞められずに居る。辛い。

anond:20191028074409

toto台風19号の週末が最大の狙い目だった。

全15試合中5試合が中止になると興行無効(購入金額払い戻し)というレギュレーションの下、

悪天候のため各地で4試合が中止になった。

中止試合は勝ち、負け、引き分けどこにマークされていてもすべて当たり扱いになるので、

実質的11試合当てれば1等当選だ。確率的に…知らんがジャンプアップしたと言っていいだろう。

当然というか、1等が続出したため最大6億円のtoto bigの1等賞金が1900万円まで下がったのだが、

それでも外れる人は外れるもので、俺の手元には600円の当選券がほったらかしにされている。

2019-10-15

「分かった!引き分けで許してやる!」

これ本当に言い出すスポーツチーム初めて見たわ。

感動をありがとう

2019-08-25

anond:20190825150046

越前「この勝負引き分け、髪の毛を1本引き抜き勝者を決めることとする」

2019-07-22

俺的参院選総括

3勝3敗1引き分け。思い出したら追記可能性あり

○の部

議席バランス。この程度で妥当改憲ならば野党側のどこかを切り崩さねばならず、ならば多少の議論は進むであろう

山田太郎当選。票数47万は期待できる数字だが、組織がないのは次から怖い。とはいえタマ自体山田でなくてもいいのだが・・・分散と切り崩しに留意すべきである

放射脳デマ師の落選。当然だ。司直に期待したい。

東京区・山岸一生落選。相当にいけ好かない野郎であったと仄聞するので

●の部

放射脳デマゴギー党であるれいわに2議席も与えた点

社民政党要件残す。6年も親北拉致擁護党に金を流さざるを得ぬ。痛恨事である。ってか、これある意味投票率のなせる業か

●N国当選許す。イカンでしょ

東京区・音喜多当選。相当にいけ好かない野郎であるので

なお、白星黒星最後相殺して引き分けとなる。

2019-06-01

聖書結構おもしろ

最近聖書を読んでいる。

別にキリスト教でもユダヤ教でもなく趣味で読んでいる。

先日なんとなく読み始めたら思ったより面白かったので少しだけ紹介する。

聖書には2つあって旧約聖書新約聖書である旧約聖書ユダヤ人であるイエス・キリストが新しい解釈をつけたもの、それが新約聖書である。なので、ユダヤ教原典旧約聖書キリスト教原典新約聖書という関係になっている。

旧約聖書新約聖書も拝めている神様は1人である日本語聖書では「主」と表現される。ちなみに西洋圏の聖書では「YHW」と表現され、読み方は様々である。有名なのでいうと「ヤハウェ」とかがある。よく日本宣教活動をしているエホバの証人という宗派があるが、このエホバは「YHW」を「エホバ」と発音しているのである

一般的旧約聖書神様は厳しく、新約聖書神様は優しいと言われている。これには背景があって、ユダヤ教戒律を守ることは当時非常に大変で、心身が非常に疲弊した人々に対して神様の息子であるイエス・キリストが救いの手を差し伸べたのである。この時の教えをまとめ、旧約聖書にくっつけたもの新約聖書である旧約聖書神様がどう厳しいかというと、例えば、信者信仰心を試すために彼の息子を生贄に捧げるよう要求したり、ルールを守らなかった祭司の息子を焼き殺したりなどがある。ちなみに息子の生贄に関しては、その信者は非常に敬虔で、実際に殺す直前まで行ったため、神様が「お前の敬虔さは分かった。殺さなくていい。」と言って生贄を止めたという話がある。

余談だが、キリスト神様と思っている人がいるが、実はキリスト神様ではなく神様の息子である

から少しだけ旧約聖書おもしろい所を紹介する。

旧約聖書の流れをざっくり説明すると以下のようになる。

1. まず神様世界人間を作り、人間は反映するも大洪水ノアの方舟に乗った人間が生き残り、その末裔にはイスラエルの民がいる。彼らはエジプト移住した。

2. エジプト奴隷になりかけたイスラエルの民はモーセに率いられエジプト脱出し、約束の地カナン(現イスラエル)へ向かう。

3. モーセ神様から色んなルールを授かったり、異民族戦争したりしてカナンへ移り住むことに成功

4. イスラエル建国し色んな王様お話が展開される。(有名なのはダビデ像ダビデ)

5. その後色々

この中でモーセエジプト脱出するときの話が良かったので紹介。

モーセエジプト奴隷になりそうになったイスラエルの民を救い出すためにエジプトファラオ対立することになった。モーセ神様の啓示を受け、イスラエルの民をエジプトから連れ出さないと行けなくなったとファラオに告げるのだが、ファラオは貴重な労働力がなくなるのでこれを拒否した。ファラオが神の力を軽視してることに怒ったモーセファラオに対して神の力を見せつけることにした。ここからモーセvsファラオマジック対決が開幕するのである

ラウンド1

モーセはまず杖を蛇に変えることで、神の力を見せつけた。しかし、ファラオお抱えの魔術師たちも同じように変えてみせた。

引き分け

ラウンド2

モーセは杖を振り上げ、ナイル川を血で真っ赤に染め上げることで、神の力を見せつけた。しかし、ファラオお抱えの魔術師たちも同じように染め上げた。

引き分け

ラウンド3

モーセは杖を振り上げ、エジプトカエル大量発生させることで神の力を見せつけた。しかし、ファラオお抱えの魔術師たちも同じようにカエル大量発生させた。

これにはファラオも少しダメージを受けた。

→ 少し勝ち

ラウンド4

モーセは杖を振り上げ、エジプトブヨ(アレルギー性のハエ)を大量発生させることで神の力を見せつけた。ファラオお抱えの魔術師たちには真似できなかった。

これにはファラオも少しダメージを受けた。

→ 少し勝ち

ラウンド5

モーセは杖を振り上げ、エジプトにアブを大量発生させることで神の力を見せつけた。ここではファラオお抱えの魔術師たちは登場しない。

これにはファラオも少しダメージを受けた。

→ 少し勝ち

ラウンド6

モーセは杖を振り上げ、エジプト家畜に疫病を蔓延させ死滅させることで神の力を見せつけた。ここではファラオお抱えの魔術師たちは登場しない。

これにはファラオもかなりダメージを受けた。

→ 勝ち

ラウンド7

モーセは杖を振り上げ、エジプトの全ての人に腫れ物を発生させた。ファラオお抱えの魔術師たちは腫れ物のせいで外に出られない。

これにはファラオはかなりダメージを受けた。

→ 勝ち

ラウンド8

モーセは杖を振り上げ、エジプトに巨大な雹を降らせることで神の力を見せつけた。しかし、ファラオ臣下たちはみな避難した。そしてエジプトの様々な人や動物が死に、収穫間近の麦もだめになった。これにはファラオは相当のダメージを受けた。

→ 大勝利

ラウンド9

モーセは杖を振り上げ、エジプトイナゴ大量発生させた。ファラオ臣下たちは負けを認めるもファラオは頑なに認めない。エジプトのあらゆる植物は食べつくされた。

これにはファラオは大ダメージを受けた。

→ 大勝利

ラウンド10

モーセは杖を振り上げ、エジプトから太陽を奪うことで神の力を見せつけた。みんなパニック

これにはファラオも大ダメージを受けた。

→ 大勝利

ファイナルラウンド11

モーセは杖を振り上げ、エジプトの全ての動物人間嫡男を殺すことで神の力を見せつけた。

これにはファラオは負けをついに認めた。

完封

こうして晴れてモーセイスラエルの民と共にエジプトをでることを許されたのである

この辺が個人的に熱くて面白かったところである

実は他にも面白い部分はたくさんあるのだがそこは自分で読むことをオススメする。

自分解説は以上。ご愛読ありがとうございました。

2019-05-20

anond:20190519105850

コントラクト・ブリッジゲームのものはそれほど難しくない。

2対2で遊ぶ。最初にどっちのチームが多く勝てるか口争いして攻撃守備側を決め、実際にゲームしてそれを確かめる。

宣言が実際の勝ちに近ければ近いほど高得点が取れる。

カードは52枚、ジョーカーを含まない。これを4人に配るので1人あたり13枚配ることになる。1人が1枚ずつ順に出して、その4枚の強さで勝ち負けを決めるミニゲームの13回勝負、強さ決めに引き分けはなく奇数回なのでどちらかのチームは必ず勝つ。

強さの決め方は、"最初に出したプレイヤーマーク"の中で"一番強い数字"。強さはAが最強、2が最弱。

ただし、最初に出したプレイヤーマークカードを後手番のプレイヤーが持っていたときには必ず出さないといけない。当該のマークを持っていない時はどんなカードを出してもいいが、基本的にその勝負では負けになる。

こういうルールなので、最初に出したプレイヤーがそのミニゲームのことを主導できるし、最後に出すプレイヤーがそのミニゲーム内容を一番把握できる。

そのミニゲームで勝った人が次のミニゲームの"最初に出す人"となる。

どっちのチームが勝てるかの宣言には、「13回のうちどれだけ勝つか」だけでなく「どのマーク切り札にするか」を含めて争う。ミニゲームの強さの決め方には実は例外があって"最初に出したプレイヤーマーク"を手元に持っていないときに限り、"切り札マーク"を出すと、切り札マーク内での強さで勝ち負けが決まるという例外ルール存在する。

さらに、一番勝つと宣言したプレイヤーパートナーは、守備側が最初の1枚を出したところで手持ちのカードを全てオープンして、さら自分プレイを考えず、宣言したプレイヤーの指示どおりにプレイする。勝つと宣言したプレイヤー自分のチームのカードを全て把握しているので「持っていると思ってた」みたいな言い訳ゲームプレイ中には出来ないところが厳しくもあり、面白くもある。

ここまでのルールで最低限みんなが"トランプゲームだと思っているもの"は遊べるので、2万円というとちょっと高いイメージがおきてもしょうがないと思う。ただ、ブリッジが難しいのは、この"トランプゲーム"を始める前のところにある。実際、13回戦で強いカード比べるだけ、って、それだけだったら全然複雑なゲームじゃないもの

正直それをブリッジ用語抜きで書くには余白が足りなすぎるくらいには奥が深い(ここまでブリッジ用語は1つも使っていない)。

2019-05-13

anond:20190513132712

黒人から陸上競技に強い」だとあらゆる国のあらゆる黒人100m走でもマラソンでも強いことになる。

また詭弁だなあ。

「あらゆる」をつけて検証すればどんな命題否定できる。

カラスは黒い」だってアルビノカラスを一匹探しだしてくれば「間違い」ってことになっちゃう。


「あらゆる」を追加しだした時点で

実際的議論から逃走して現実とは無関係論理的な話に逃げ込んだというサインでしょ。


たとえば「男は女より筋力がある」という言説があったら

これは傾向の話であって「あらゆる」のような究極論理の話ではないか

虚弱男性を一人連れてくれば否定できるわけではないよね。

君が試みたのはこれと同じインチキだよ。


このように論理立ててどんなインチキかと指摘できない人を相手にするときなら

話をうやむやにして引き分けにするぐらいの効果を発揮することもあるのかもしれないけど、

通用しない相手に使えば立場を余計に見苦しくするだけだね。


そうではなく、「ケニアマラソンに強い」とか「ジャマイカ短距離走に強い」といった認識をすべきで、

ケニア人は長距離走に強くジャマイカ人は短距離走に強い。

他国留学帰化したって同じ。

素質に違いがあるのは否定しづいねえ。

(足の遅いケニア人を1人連れてきても傾向は否定できないというのは先ほど触れたとおり)



もう論陣を守る気はなくなって着地点スライドするつもりみたいだからいいけど

人種ではなく国」という主張はいろんな事実に目をつぶらないと成り立たないね

2019-05-08

三冠王が乗ったF91撃破したふくしくんを倒せるモビルスーツなど存在しない説

ふくしくんはF91を上回る性能をもったスーパーロボットであることは明確です

そこで、ガンダムシリーズの名だたる強いモビルスーツとふくしくんを比較することで、さらにその性能の高さを検証していきます

ふくしくん対ダブルオークアンタ

ふくしくんの勝利。なぜならダブルークアンタはガンダムではないため。ガンダムですらふくしくんに勝てないのにガンダムでないモビルスーツが勝てるわけがない。

ふくしくん対シドミード

ふくしくんの勝利。なぜならシドミードはもうおじいちゃんで、三冠王ももうおじいちゃんです。対おじいちゃん戦において、ふくしくんは無敵なので、ターンエーガンダムが勝てるわけがない。

ふくしくん対富野由悠季

ふくしくんの勝利。なぜなら富野由悠季が横恋慕して来たどの声優よりも、ふくしくんの母親美人で、富野由悠季嫉妬のあまり力を出せずに負けてしまう。

ふくしくん対石井マーク

ふくしくんの勝利理由不明です。

ふくしくん対榎本温子

榎本温子勝利。なぜなら榎本温子は遠い夜空に光る小さな星きっと誰にもまだ知られていないころから一度たりとも負けていない無敵声優から

ふくしくん対山本麻里安

山本麻里安勝利。なぜなら山本麻里安必殺技天使へのプレゼント」による口減らし攻撃は、幼い頃ああだったふくしくんには明らかに効果抜群だから

ふくしくん対庵野秀明

庵野秀明勝利。なぜならエヴァンゲリオンロボットではないから。

ふくしくん対エヴァンゲリオンロボットなんかじゃないと主張するタイプオタク

ふくしくんの勝利。なぜならそういう気持ちの悪いオタクと違って、ふくしくんには三冠王父親、超美人母親、超かわいい奥さん子供、そして何より本人が掴んだ「青二プロダクション所属」という輝かしい功績があるから人間としての「格」が違うから

ふくしくん対山賀博之

山賀博之勝利。なぜなら山賀博之ピンチに友人である庵野秀明がかけつけないわけがなく、二人のような熱い熱い友情を、ふくしくんもきっと羨ましいと思っているから。

ふくしくん対森田鉄雄

引き分け。「オレはただオレなんだ。それだけ…… 名前森田鉄雄、背景はない!」という言葉が刺さったのは、三冠王の子供だったあの時だけ。今のふくしくんには「青二プロダクション所属で、アニメの主役もやって、ナレーターもたくさんやってる、人気声優」という自分自身で築き上げた輝かしい功績があるのだから……

2019-05-05

勝ち負けのないゲームがしたい

勝ちも負けも引き分けもないゲームがしたいけどそんなものはやっぱりないのかな

2019-04-07

初めてネットを知ってダイヤルアップで繋いだのが28歳、2ちゃんを知ってお笑い板をよく見てたのが30歳くらいで、そこからなんやかんやあって来月48歳

人生あっという間だとよく言うけどホントあっという間だよ

長いようで短かった人生、結局まだ童貞だけど仕事はあるしホームレス心配はなさそうだから引き分けってとこかな

後悔は多いけどこんなもんかなと思ってる

若いヤングよ、人生は短いから色々トライしてみような

2019-03-22

ゲームで人の嫌なところが見えるのがいやだ

徹頭徹尾ただの愚痴。人によってはあるあるな内容かもしれないから、

もしそうだったら、「あるある」って苦笑いしながら読み流してくれたら嬉しいです。

一昔前には人狼にハマって、今はとある非対称対戦ゲームにハマっている。

人狼をしていた時も思ったけれど、この手のゲーム性格が出る。非常によく出る。

で、多分私の性格が悪いことも大いに影響していると思うのだけれど、必ずと言ってよいほど、その人の悪いところが目につくようになってしまう。

流石にどちらもいい大人なので、ゲームが原因でブチ切れたり、それで喧嘩するようなことは無いけれど、

ゲーム最中や終わった後の台詞を聞いて「やっぱりそうなるのか。こいつのこういうところなんだよな」と思ってしまう。

そうすると日常生活の中でも、ゲームの中で目についた「悪いところ」の類似点発見して「やっぱこういうやつなんだなあ」と思う。

それでまた一緒にゲームをすると、またそれが補強される。負のスパイラルである

そうして段々、密かにその人のことが嫌いになっていく。

今やっているのは、(わかる人はすぐピンと来ると思うが)1対4で鬼ごっこをするゲームだ。

逃げる側は一定条件を満たして3人以上鬼から逃げられたら勝ち、

いかける側は3人以上を捕まえたら勝ち。2人逃げたら引き分け

鬼はソロプレイなので、「一緒にプレイする」という時は、逃げる側でチームを組むことを指す。

4人で協力しながらゲーム勝利を目指すので、当然、ミスをすれば仲間の足を引っ張るし、

反対に、誰かひとりがものすごい活躍をしてみんなを勝利に導いてくれることもある。

で、たとえばみんなで協力しあって無事に勝利をおさめた時、第一声が

「いやあ、今回は私、仕事たからねえ」とか「(自分キャラ)の活躍、なかなかじゃない?」

だったりする。確かにその人が良い働きをしてくれたのは勝利の一因だろう。けれど、

よくよく見るとその人と同じか、それ以上活躍している人がいたりする。

でも、そういう人には基本的には触れない。むしろ私が先回りして「あの人凄かったね! 今回はあの人のおかげで勝てたよ」とか言うと、

「でも私も頑張ったよ!」と張り合ってきたりする。おとなしく「そうだね」って言っておけばいいのに。

反対に、自分ミスをした時はよく言い訳をする。「ラグがすごくて」とか、「今のは鬼がずるい!」とか言う。

それで、同じチームの誰かがミスをするとなじる。

(もちろん、流石に一緒にプレイしている相手には言わない。いわゆる野良で入ってきた、たまたまマッチングして一緒のチームになっただけの相手に、

相手にはわからないように、音声チャット愚痴る)

あるいは、自分がそこそこ好プレイを叩き出せると、ゲーム中に大笑い・大はしゃぎで報告してきたりする。

大して面白い状況でもなければよくあるプレイングだったりするのに、だ。向こうはヒーロー気分でも、

こっちは苦笑いで相槌を打つだけである

ひとつひとつは小さなことなのだけれど、積み重なってくると「ああ、この人はこういう性格なんだな」という風に見方が変わってくる。

要するに「何かが上手く行ったら自分の手柄、失敗したら周りのせいにする人なんだな」とか

自分の失敗を素直に認められない人なんだな」とか。そうなってくると、

「この間の遅刻、そういえば電車遅延って言ってたけど、ぱっと見、どこの路線も遅延してなかったし、アレ嘘だったんだろうな。そういうところだよな」とか

こっちもそういう思考回路になってくる。

「この間も、その場の誰も知らない・興味ない人の話を一人でずーっと楽しそうにしてたけど、みんな適当に笑ってるのに気づいてなかったよな」

「この人の仕事愚痴、いつも部下が無能なせいで〜って言うけど本当かな……?」

こんな感じで、段々その人の私生活にまで意地悪な視線を向けてしまうようになる。

勿論、ゲームになると性格豹変する……という人も、まあいるにはいるのかもしれない。

でも基本的運転中とゲームプレイ中はその人の本性が出るものだと思っているので、

こういうことがあると、やっぱりその人のことをじわじわ嫌いになっていく。

たかゲームだ。ゲーム楽しいし、勿論この人だって、常にもやっとするような発言ばかりしているわけではない。

それに、昔スプラトゥーンランカーが「このゲームのいいところは、勝ったら自分のおかげ、負けたら周りのせい、とゆるく責任転嫁して『またやるか』という気になれるところ」と言っていたので、彼のような楽しみ方が、本来は正しいのかもしれない。

いちいちこんなことを考えてしまう私は、そもそも人とやるゲームに向いていないのかもしれない。

ゲーム楽しい。だけどゲームを通じて、それまで気づいていなかった、

もしくはなんとなくわかってはいたけれどスルーできた、その人の「いやなところ」が

気になってしまうようになるのは嫌だ。

そんなことを思いながら、私は今日も相変わらず、その人のことをじんわり嫌いになりながら

一緒にゲームを楽しんでいる。

2019-03-19

遊戯王ARC-V大好きな俺がARC-Vの良さを再認識させる

最近アニメ評価になるたびにクソアニメ代名詞みたいにARC-Vが出されることを看過できない

かに欠点はあるが、いいところ・評価すべきところもたくさんある。それを書く。

世界観

「新シリーズでは新召喚法が出てきて、エクストラデッキを使う召喚はそれ一択になる」っていうのが通例になりつつあった(5D'sは例外あるが)中で、それを世界観の設定に組み込んだのは長寿アニメならでは。ユートダリベ出した時は「今年は何か違う…!」って思ったよ。まあいろんな意味で違ったわけだが。

このARC-Vの構想自体は前から練られてたんだと思う。確かZEXALの決闘庵のあたりでシンクロモンスターが出ない理由について監督が「世界観に関わるのでお答えできません」とか言ってたんだよ。

これだけの長寿アニメで、商売のために召喚法を切り替えてたのを、「シリーズまたぎの伏線」に落とし込んだのは、後付けかもしれんとは言え本当にすごいと思う。

キャラクター

ゲストばっかり話題になるけど、ARC-Vキャラもみんなキャラ立ってた。

黒咲・素良・権現坂・沢渡デニス…あたりはともかく、もっとみんなに活躍させてあげて欲しかった気はする。

ゲストキャラも目立たせようとすると、明らかにキャラが飽和してるんだよ。

もっと活躍させてほしかった人:ミエル・ミッチー・月影・LDS三人組・オルガ・ハリル・勝鬨くん・シンジアレンタイラー姉妹
もったいないもっといいキャラに仕上がりそうな人はたくさんいた。

ミッチーとか明らかにネタキャラなのに結構実力者として描かれてるところが好きだった。

月影は一番好き。ニンジャマジ有能。実際強い。

LDS三人組は既存テーマ使いとして魅力的だったし、勝鬨くんは早めに闇落ちさせてストーカーキャラかにして定期的に出すとか、タイラー姉妹なんかもっとストーリーで見たかった人多いでしょ。

ゲストキャラに割きすぎて、全体的にキャラ描写薄すぎひん?

かといってゲストキャラの扱いもいいかと言えば…

ゲストキャラ

いろいろ言われてるのはわかるよ。でも新しい取り組みだったし、そこは評価しようぜ。な?

世界観の構想とゲストキャラはすごい相乗効果を狙えたと思う。

ちらっと出してさ、視聴者からは「もっと出して!」って言わせるくらいがちょうどいいんだよ。

シンクロ次元を去る時に、空を見上げる遊星の後ろ姿がちらっと映る、みたいなさ。

前にも書いたけどARC-Vのキャラだけで十分魅力あるキャラはたくさん作れたと思う。

下手に出して新しいストーリーに無理やり絡ませたらさ、そりゃキャラぶれる

最初ジャックが遊矢に「ひとりよがり」って言ったときは「よく言った!」って思ったけど、後々の展開がね…。

ジャックどうした?おかしくなったのか?いやジャックは元からおかしいな。いやそうじゃないわ。

ゲストキャラで一番評価高いのはイェーガーである

柚子ピンチの時の次回予告で明日香が出てきた時は本当にワクワクした。なお

OP

なんだかんだでお前ら遊戯王OP好きだろ?俺は好きだよ?

ビリビリ

微妙だなあとは思ってたけど、これ最終回沢渡とのデュエルで流れたらめっちゃ興奮するんだろうなあとか思ってた1クール目。

Burn

OP変わって一気に面白くなり始めるのは遊戯王の常。

ユーゴ登場シーンは軽い騒ぎだったなあ。期待に胸が膨らんだよ。

ハナテ

一番好き。

シンクロ次元回の初回のナレーションからイントロのワクワク感は忘れない。

ランサーズニンジャいて「!?!?!?」ってなったのもいい思い出。

沢渡はかなり良い活躍して、遊矢とユーゴは戦うんだろうなあって思った。

切り札

曲は神です。人気あるよね。わかる。好き。

キボウノヒカリ

曲は良いです。ナレーションインパクトあるしね。

PendulumBeat!

曲は(ry

デュエル

良いデュエルもあっただろ?それを思い出させてやる。

権現坂vs刃

ARC-Vで初めて「おっ」て思ったデュエル時代遅れのXセイバーだったとはいえアニメにあるまじきガチ展開をする刃と、新テーマで迎え撃つ権現坂。「コロコロキャラみたい」とか言われつつも「俺は本当に強いぜ」って言ってガトムズ並べてくる刃かっけえ。

最後引き分けに持ち込んでその後は不思議師弟関係に繋がったりと、文句なしデュエル

黒咲vs素良

遊戯王の「いつもの感じ」が出始めたあたり。

黒咲のRRは見てても楽しいし(なんだかんだでランクアップ楽しいよね)、素良の文句無しのクズっぷりも◎。

このデュエルはこのデュエルで決着をつけたのもよかった。

ガチのかっこよさとネタが混ざり合った黒咲こそ天然物のデュエリスト

遊矢vs沢渡

神回沢渡はこれから目立つんだろうなと期待していた。

遊矢vs素良

前半戦の素良との決戦って感じ。

素良を笑顔にさせたいと思いつつもオッドアイリベリオンを出してしまうという自分葛藤…でもないか

応酬自体はかなり熱く、途中引き分けになった。

これは引き分け有効な使い方だと思ってる。素良との和解は後々、ハッキリ決着をつけて…となればよかった。

ユーゴvsデュエルチェイサー

なんだかんだで盛り上がりはすごかったデュエル

スピードロイドの展開と、クリアウィングの効果をうまく使うユーゴのデュエルは実際面白い。

シンクロ次元の幕開けとしては最高の滑り出しだった。

月影vsシンジ

そんないいデュエルじゃねえって?まあそこは月影好きだから許してくれ。

デュエル内容自体はそこまででも無いんだけどAカード取り放題とかい無双を見せたニンジャ評価したい。

最後は「本当は勝ってた」風に負けたけど…それならニンジャ勝利は別の機会にちゃんと見せて欲しかった。

このころは「シンジは改心していって、シンクロ次元での簡易な遊星的ポジションなんじゃ?」とか思ってました。なお

ジャックvs遊矢

遊矢が「模倣じゃなく、ペンデュラム召喚がオレのデュエルなんだ」って気づいた(おせえよ)

ジャックが良い意味笑顔を見せてたり、このデュエル自体個人的には評価高い。

ここでジャックもクロウも退場させておけば(ry

遊矢vsデニス

これまた有名だから割愛

モンスター

基本的モンスターデザインは毎シリーズ全部無条件に好きなのでノーコメント

強いて言うならカテゴリスピードロイド・超重武者・Em

モンスター単体で言うならやっぱトラピーズ

デニスのトラピーズ召喚は何度見てもかっこいいの一言

ネタ要素

セルゲイのDホイール合体とか、明らかに視聴者に「お前らこれやっときゃ喜ぶんだろ?」っていうのが透けちゃうとしらけると思います

そういうのは視聴者勝手にやってるからさあ。

シナリオ作る人はバクマンの「シリアスな笑い」を読んできて欲しい。

シナリオ

最後まで独りよがりエンタメデュエル
乱入無双
二度目に会ったらなぜか築かれてる絆。スマイル宗教洗脳
素良の謎改心。
柚子シリーズ洗脳祭り。ユーゴと黒咲の終盤の扱い。
最後までロクに絡まない遊矢シリーズ
ゲストキャラランサーズ入り。
救いのない終わり。笑ってる黒咲のメンタル強すぎワロタ
クワクさせるような要素を散りばめるだけ散りばめて核心のストーリーは進まない。
明日香
エド


ドルフィーナ星からメッセージは以上です。

クワクを思い出すんだ!

2019-03-16

ヤクザ相手ビビらず交渉する能力を磨くために

今度不要品回収車が回ってきたら声かけてみようかと思う。

金払わされたら俺の負け。

取引不成立で何も起きなければ引き分け

無料で持ってってくれたら俺の勝ち。

さあどうなるかな?

2019-03-08

「過ぎたるものが二つあり」集

家康に過ぎたるものが二つあり 唐の頭に本多平八

「唐の頭」とは唐物中国製)の珍しい兜のこと。

追記:指摘があったので訂正します。「唐の頭」とは正確にはヤクの毛の兜飾りのことです。武田信玄石田三成が描かれるときに、よく兜に付いているカツラみたいなやつのことですね。珍しくて高価なものではあるのですが、三河武士あいだでやたらと流行っていて、十人いたら七・八人はヤクの毛をつけていたらしいです。というのも、ヤクの毛を大量に積んだ貿易船が難破して三河に漂着したから、棚ぼたで手に入れたんだとか。そら「過ぎたるもの」と言われますわ。

本多平八」とは徳川四天王のひとり、本多忠勝(1548生)のこと。

三方ヶ原の戦いに先立つ一言坂の戦いで、退却する徳川軍の殿を本多忠勝がつとめた。

家康に過ぎたるものが」はその活躍を称賛した落首である

治部少に過ぎたるものが二つあり 島の左近佐和山の城

治部少は石田三成(1560生)のこと。

島左近」(1540生)はもともと筒井氏に仕えていた武将で、一説には当時の三成の禄高の半分である二万石で召し抱えられた。

関ヶ原の戦いで討ち死にしたが、敵の足軽が後々まで悪夢に見たというほどの戦いぶりだったという。

佐和山城」は三成が改修した城で、五層の天守閣を備えた立派なものだったが、中に入ってみると極めて質素な造りだった。

駿河には過ぎたるものが二つあり 富士のお山に原の白隠

富士のお山」とはもちろん富士山のこと。

白隠」とは「臨済宗中興の祖」と言われる高僧・白隠慧鶴(1686生)のこと。

大量の書画を残しており、その作風は荒々しくバランスの崩れたものだが、それが逆に迫力を生んでいるとして現代でも人気が高い。

本所に過ぎたるものが二つあり 津軽屋敷に炭屋塩原

本所とは東京都墨田区地名

津軽屋敷」とは、本所にあった津軽藩の広大な江戸屋敷のこと。

火災ときに版木ではなく太鼓を叩くのが「本所不思議」として知られている。

「炭屋塩原」とは、炭団を改良して一代で豪商となった炭屋の塩原太助(1743生)のこと。

明治期には「塩原多助一代記」として立身出世物語が語られ大人気となった。

亀山に過ぎたるものが二つあり 伊勢屋蘇鉄に京口御門

亀山とは、現在三重県亀山市にあった、東海道亀山宿のこと。

伊勢屋蘇鉄」とは、亀山宿の旅籠伊勢屋の庭にあった蘇鉄の名木のこと。

現在亀山市の文化会館移植されている。

京口御門」とは、亀山宿の西端、つまり京へ向かう道に作られた門のこと。

坂の頂上に建てられ、下から見上げると壮観だという。

岩槻に過ぎたるものが二つあり 児玉南珂と時の鐘

岩槻藩は埼玉県さいたま市にあった小藩。

児玉南珂」(1746生)は高名な儒学者

祖父江島生島事件江島の弟だったため甲斐流罪となり、南柯は甲斐で生まれ岩槻藩士養子となった。

儒学を学んだ南柯は、藩の要職歴任し、隠居後は私塾・遷喬館を立ち上げて子弟教育に努めた。

「時の鐘」とは、城下に時を告げるために1671年に設置された鐘のこと。

改鋳されたもの現在まで残っていて市指定有形文化財となっている。

青山に過ぎたるものが二つあり 鳶の薬缶に原宿山車

青山東京都港区の地名

「鳶の薬缶」とは「薬缶平」と呼ばれた幕末の火消し・平五郎のこと。

本職は鳶職人で、頭がハゲていたので「薬缶」と綽名されたらしい。

原宿山車」とは、青山熊野神社の祭りで使われる山車のこと。

都座に過ぎたるものが二つあり 延寿太夫鶴屋南北

都座とは江戸にあった歌舞伎劇場の一つ。

「延寿太夫」とは、歌舞伎伴奏音楽として発展した浄瑠璃清元節」を創始した、初代・清元延寿太夫(1777生)のこと。

鶴屋南北」とは、「大南北」とも呼ばれる歌舞伎狂言作者、四代目・鶴屋南北(1755生)のこと。

一ノ関に過ぎたるものが二つあり 時の太鼓建部清庵

一関藩は、仙台藩から分知されて成立した小藩で、現在岩手県一関市にあたる。

「時の太鼓」とは、城下に時を告げるための太鼓のことだが、これは幕府から特別許可されたもので、鐘ではなく太鼓が設置されるのは非常に珍しかったらしい。

建部清庵」(1712生)は蘭学を学んだ名医で、『解体新書』で有名な杉田玄白の盟友であった。

八代に過ぎたるものが二つあり 天守屋根乞食の松

これは加藤家が改易されたあとに熊本藩に入った細川忠興の評らしい。

八代城は、熊本県八代市にあった城で、1622年に完成したもの地名から松江城」とも言う。

熊本藩本城はかの熊本城であり、一国に二城あるのは特例である

その気兼ねもあったのか、城は未完成放置されており、天守閣だけは壮麗だったというが、それも1672年落雷消失した。

乞食の松」とは、「浜のお茶屋」とも呼ばれる松浜軒庭園にあった松のことらしいが、詳細は不明

保土ヶ谷に過ぎたるものが二つあり 苅部清兵衛に花見寿司

保土ヶ谷とは、現在神奈川県横浜市にあった、東海道程ヶ谷宿のこと。

「苅部清兵衛」とは、その程ヶ谷宿本陣・名主・問屋を務めた苅部家の当主が名乗る名跡のことで、地元の名士として代々慕われたという。

花見寿司」は程ヶ谷宿名物で、現在でもその伝統を引き継ぐ店があるとか。

挙母には過ぎたる物が二つあり 大手御門に海老名三平

挙母とは、現在愛知県豊田市にあった小藩のこと。

挙母城は、三河尾張美濃信濃遠江伊勢近江が見えるということで七州城とも呼ばれ、「大手御門」とはその立派な正門を指している。

海老名三平」とは、挙母藩の剣術師範役に代々指名された海老名当主名跡で、落語家のことではない。

岸和田に過ぎたるものが二つあり だんじり祭りに千亀利のお城

岸和田とは、現在大阪府岸和田市にあたる岸和田藩のこと。

だんじり祭り」は全国でも有名なお祭りで、1703年から始まったという。

「千亀利のお城」とは岸和田城の別名で、五重の天守に総構えの立派なものだったが、天守閣1827年に焼失している。

鴨方に過ぎたるものが三つあり 拙斎 索我 宮の石橋

鴨方藩は備中の小藩で、現在岡山県浅口市にあたる。

「拙斎」とは、儒学者西山拙斎(1735生)のこと。

松平定信に「昌平坂学問所朱子学を教えるべき」と訴え、これが「寛政異学の禁」の原因となったという。

「索我」とは、絵師田中索我(1742生)のこと。

京都に出て絵を学び、仙洞御所の屏風を描いている。西山拙斎とは親友同士だった。

「宮の石橋」とは、鴨神社参道にある石橋のこと。

川ではなく道に掛かっていて、立体交差となっているのが特徴。

京極に過ぎたるものが三つあり にっかり茶壺に多賀越中

京極とは、讃岐丸亀藩主の京極家のこと。

「にっかり」とは、刀剣乱舞でも有名となった名刀「にっかり青江」のこと。

「茶壺」とは、二代目藩主京極高豊が好んで収集した、陶工野々村仁清の茶壺のこと。

多賀越中」とは、京極家の筆頭家老を代々務めた多賀当主名跡

三原には過ぎたるものが三つあり

三原とは、広島藩の支城である三原城があったところで、現在広島県三原市のこと。

その「過ぎたるもの」とは、まず石高のわりに壮麗な「三原城」。

三原城主であり広島藩筆頭家老であった浅野忠真(1618生)に、徳川家光の娘・月渓院が一目惚れし、駄々をこねて彼の側室に入ったために使用許可された「葵の御紋」。

日光東照宮工事にあたって、難所をわずか十日で仕上げて称賛を集めた家臣「鈴木方衛」の三つだそうな。

安中に過ぎたるものが三つあり

安中とは、現在群馬県安中市にあたる安中藩のこと。

「過ぎたるもの」とは、藩政を改革して名君と謳われた藩主の「板倉勝明(1809生)」。

現在も名所とされる「安中杉並木」。

第六代安中藩主板倉重形のときに作られたという、城下に時を知らせるための「安中様のお太鼓」(一ノ関だけの特別扱いだったはずでは…!?)。

桜田に過ぎたるものが二つあり 火ノ見半鐘に箕輪の重兵衛

桜田東京麻布のあたり。

「火ノ見半鐘」は江戸で最も高いと言われる火の見櫓があったから。

箕輪の重兵衛」は桜田町の名主を代々務めたという家の名跡

永坂に過ぎたるものが二つあり 岡の桜と更科蕎麦

永坂は現在東京麻布永坂町のこと。

「岡の桜」は、御番医師・岡仁庵の屋敷に植えられていた大きな枝垂れ桜のこと。

更科蕎麦」はそのまま更科そばのことで、蕎麦御三家の一つである蕎麦処・更科が永坂にあったことにちなむ。

保科には過ぎたるものが二つあり 表御門に森要蔵

保科とは上総国飯野藩主の保科家のこと。

「表御門」は、三大陣屋と呼ばれる飯野陣屋の門のこと(か?)。

「森要蔵」(1810生)は幕末の著名な剣豪で、保科家に剣術指南役として仕えていた。

この飯野藩保科家の江戸屋敷麻布網代にあった。

森要蔵は藩に召し抱えられたあと、近所の麻布永坂・岡仁庵の屋敷の一部を間借りして道場を構え、

更科そばの初代も、この屋敷に反物商として出入りしていたところ、

蕎麦を打つのが上手いということで藩主から蕎麦屋になることを勧められ、

同じく麻布永坂に店を出した、という縁がある。

高取に過ぎたるものが二つあり 山のお城に谷の昌平

奈良まれ儒学者森田節斎の言葉であり、高取とは現在奈良高取町にあたる高取藩のこと。

「山のお城」は高取城のこと。

日本国内では最大規模の山城で、その白漆喰が輝く様を「巽高取 雪かと見れば 雪ではござらぬ土佐の城」と評した言葉が残る。

「谷の昌平」とは、幕末儒学者・谷三山(1802生)のこと。

若年の頃に聴力を失うが、勉学に励んで大成し、高取藩に召し抱えられて尊王攘夷を説いた。

新城に過ぎたるものが二つあり 前の小川太田白雪

新城は、現在愛知県新城市にあたるが、「新城藩」は藩主安中藩に移封されたため1645年に消滅、代わって旗本の菅沼氏が入った。

「前の小川」とは、新城陣屋の堀へ水を引き入れるために作られた運河のことらしいが、現在存在しない。

太田白雪」(1661生)は、地元名家の生まれで、松尾芭蕉門下の俳人となった。

土浦に過ぎたるものが二つあり 刻の太鼓と関の鉄砲

土浦藩は、現在茨城県土浦市にあたる小藩。

「刻の太鼓」は、例によって城下に時を知らせるための太鼓のこと。

「関の鉄砲」とは、関之信が開いた「関流砲術」のことで、その宗家土浦藩の鉄砲指南を代々務めていた。

下総に過ぎたるものが二つあり 成田不動に久保木蟠龍

下総下総国のことで、現在千葉県北部茨城県西部のあたりを指す。

成田不動」とは、言わずと知れた成田山新勝寺のこと。

久保木蟠龍」とは、儒学者久保木清淵(1762生)のこと。

伊能忠敬と親交が深く、忠敬亡き後は大日本沿海輿地全図の完成を手伝った。

金沢に過ぎたるものが二つあり 刀正次 兜興里

金沢はもちろん現在石川県金沢市、加賀藩金沢城下のこと。

「正次」と「興里」はどちらも鍛冶師で、刀を打たせれば正次が、兜を拵えれば興里が優れていると言われていた。

そこで正次の刀で興里の兜を斬ったところ、兜は両断できなかったが欠け、刀には刃こぼれがなかったため、引き分けということになった。

しかし実のところ、興里は兜が割られないよう小細工をしており、それがなければ正次に負けていただろうと分かっていた。

悔しがった興里は刀を打つようになり、後に「長曽祢虎徹」として知られる名工となった、という伝承があり、歌舞伎演目になっている。

「正次」は志摩兵衛正次という名らしいが、こちらはよく分からない。

番町に過ぎたるものが二つあり 佐野の桜と塙検校

番町とは、東京都千代田区地名

佐野の桜」とは、旗本佐野政言の屋敷にあった見事な枝垂れ桜のこと。

「塙検校」は塙保己一(1746生)のことで、盲人として検校にまでなりながら、著名な国学者でもあった。

秋元に過ぎたるものが二つあり 無の字の槍と岩田彦助

秋元とは、現在埼玉県川越市にあたる川越藩主の秋元喬知のこと。

「無の字の槍」とは、藩祖・泰朝が家康から賜った十文字槍のことで、鞘に「無」の金文字があった。

岩田彦助」(1658生)は、川越藩家老を務めた儒学者のこと。

松山に過ぎたるものが二つあり 河原布衣徒に千秋の寺

松山は、現在愛媛県松山市にあたる伊予松山藩のこと。

河原布衣徒」は河原にいる乞食のことと思われるが、芸が上手かったことを言っているのか、よくわからない。

千秋の寺」はそのまま千秋寺のことで、昔は二十余棟からなる大伽藍があったが、戦火で失われたらしい。

勢州桑名に過ぎたるものが二つあり 銅の鳥居に二朱女郎

勢州伊勢のことで、つまり現在三重県桑名市のこと。

「銅の鳥居」は桑名宗社の青銅製の鳥居のこと。

「二朱女郎」は二朱銀で買える安い遊女のこと。

谷田部に過ぎたるものが三つあり 不動並木広瀬周度 飯塚伊賀

谷田部は現在茨城県つくば市にあった谷田部藩のこと。

「不動並木」とは、谷田部藩主細川興昌(1604生)が植えたもので、沿道に二百本ほどの松が並んでいたというが、現在はない。

広瀬周度」(1782生)は、杉田玄白門下の蘭学医でありつつ、画家としても活躍したという人物

飯塚伊賀七」(1762生)は発明家で、自宅の向かいにある酒屋まで往復するからくり人形や、人力飛行機などを作っていたという。広瀬周度から蘭学知識を得ていたとも。

徳山に過ぎたるものが三つあり 藩主墓所と桜の馬場奈古里人

徳山は、長州藩支藩で、現在山口県周南市のあたりにあった徳山藩のこと。

藩主墓所」は、徳山毛利家の菩提寺である福山大成寺にある歴代当主墓所のこと。

「桜の馬場」とは、初代藩主毛利就隆によって作られた藩士の調馬場のことだが、数百本の桜が植えられて名所となった。

奈古里人」(1671生)は、万役山事件に伴う徳山藩改易の際に活躍し、徳山藩再興運動の中心となった人物

2019-02-18

anond:20190218162212

囲碁意図的引き分けにするみたいに将棋も同時に詰みが来るように強いほうがゲームを調整する競技とする

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