はてなキーワード: 入園とは
だからさあ。
上にも書いたが、専業主婦だろうが無職の母子家庭の母だろうが、
例え入園申し込みしても他に正社員フルタイムの母が申し込みしていれば後回しなの。
子どもの健全な発達のため、親の精神的安定・負荷軽減のために、生後8か月以降は、希望者は全員保育園(こども園・幼稚園含む)に通い、仕事復帰できるようにしたほうがいい。
その頃になると、早ければ歩けるようになり、離乳食もだいぶ進み、子育ての大半は、離乳食・食事作りと躾になるからだ。
4月に限らず、いつでも入園できるようにし、仕事の有無に関係なく、週1~6日の範囲で、フレキシブルに利用できるようになれば、子育て世代の自由な時間が増える。
少なくとも1歳を過ぎたら、さまざまな刺激を与え、発達を促すため、保育園に通わせたほうがいい。親一人の子育てでは、育児・家事・躾の負担が重すぎる。
毎日、1時間程度の散歩または買い物に行き、離乳食を手作りするならば、1日のうち、自由な時間はわずか。逆に手を抜けば、時間はたっぷりある。
「育児は楽しい」と感じる人は、適度に手を抜いてエンジョイできているのだろう。やるべきことに追われ、脅迫的に動いてしまう自分には、苦痛極まりない。
料理下手・食事嫌いで、出産前はほとんど自炊していなかった。本やブログを参考にしながら、半年弱、努力したけれど、自己流の離乳食作りはもう限界。
歯磨き、トイレトレーニング、言葉、マナー……教えるべきことは、今後さらに増える。個人で試行錯誤するより、プロが教えたほうが効率的で、むしろ子どものためになるはず。
保育園の開放保育に来ていた女性は、くちぐちに「2人目が欲しいけれど、希望する保育園に入れられなければ諦めるしかない」と言っていた。
「お金が必要」という経済的な理由はもちろん、性別問わず、自分の夢=仕事を追って何が悪い。
見学した印象だと、今の保育園は、教育面や安全面に関し、正直、不安な点もあるけれど、「希望者保育園全入」が実現しない限り、少子化は止まらない。
折の合わない実母は、保育園に関する話をすると、「1歳や2歳で保育園に入れたらかわいそう」と言い、周りも同意見だと非難する
(だから「お迎えなんか絶対に行かない」。保育園側は「祖母に迎えに来てもらってください」。板挟みで、実際にどうすればいいのか)。
http://megalodon.jp/2015-1019-2116-44/nemurenai-same.hatenadiary.jp/entry/2015/10/19/060000 (※魚拓)
この記事と、この記事に対する互助会メンバーのブコメが酷すぎた。
記事は「よみうりランドでのキャラクターショー観劇に際してのコツを紹介する」というテーマで書かれている。
…が、観劇の際に注意しなければならないルールやマナーなどを取り上げているかと思いきや、その逆だった。
(ここから引用)スタッフの方に『階段は走らないでゆっくりおすすみくださーい!』と声をかけられるかもしれませんが、そこは心を鬼にして聞こえないふりをします。
(中略)
このダッシュ次第で、前の人に、逆転も可能なんです!!(引用終わり)
子供が見ている目の前で注意を無視して爆走する親。見苦しいにも程がある。そしてそれ以上に危険だ。
会場には幼い子供たちが大勢いる。予測不能な行動パターンをとることで大変よく知られている幼児がそこかしこにいるわけだ。
この人は「子供たちのため」に爆走して場所取りをすることで「あー私って子供のために頑張るいい親だわあ」と悦に入っているのだろうが、実際はこうした行動で多くの幼児を危険に晒している。
はてブでこの記事を見つけたときには、既に26件のブックマークがされていた。
ブログ主のセルクマを除き、コメントがついているブックマークは9件。そのうち批判のコメントは1件だけで、批判のコメント以外の8件のコメントにはブログ主からのスターがなぜか2つずつ。
「これはプロや。」「永久保存版!」「行く人に教えたい!」といったいかにもな互助会コメント。
亀な話だが、以前増田で
「マンション入居パーティーで、知恵遅れが妊娠中の妻にとびかかってきたから、マンション解約した」な話があった。
それで思い出したのだが、ウチのマンションにも、知恵遅れな子が存在する。
但し、その子は「知恵おくれとして引っ越してきた」のではなく、
「最初は夫婦2人だけで新築入居したのに、その後生まれてきた子が、知恵おくれだった」なパターン。
ウチも「夫婦だけで新築入居し、その後子供が出来た」なパターンで、年齢も似通っている。
で、近所の幼稚園に、その子もウチの子も入ったのに、途中でその子は
「ついていけなくなり、幼稚園を退園してしまい」、一方ウチは、そのままその幼稚園を続けていった。
エレベーターで、たまにその家族と一緒になるが、何か「いたたまれない気持ち」になる。
幼稚園入園前までは、そんなに差もなかったのに、今やくっきりとした差が付いてる。
特に、ウチの子供が中学受験塾に通う際に、エレベーターで一緒になると、どうにも気まずい雰囲気に、なってしまう。
http://b.hatena.ne.jp/entry/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151006-00000021-asahi-bus_all
http://openblog.meblog.biz/article/18809585.html
一概に給料を上げたからといって保育士が増える結果になるとは私は思いません。
それよりも、預ける側の気持ちが昔と変わってきているせいでクレーマーが増え、保育士が精神的に追い詰められていることの方が重要だと思います。昔は『預かってくれてありがたい』と言っていた保護者が現代では『金を払ってるんだから何でもやって当たり前』となっていることが大問題です!
保育士として現役で仕事をしていますが、先の方もおっしゃっているように保護者の質、モラルが低下していると思います。みてもらって当たり前。何かあれば保育士のせい。保育士に対して依存し、何もかも任せてしまいがちで、母親のすべき本来の子育てを放棄しているとしか思えません。そのような方が増えているのではと思います。
ああやっぱそういう親増えてんだな、と思った。
ネットでも「預かって貰って当たり前」「全部園でやってくれて当たり前」「親に楽させろ、親に面倒な事を求めるな」ってんのをよく見かけるよね。
上の記事内で「保育への親の参加を促す」と言う例が上がってたけど、日本じゃ大抵大反発食らってるし。
別にバザーとかじゃなくて直接子供に関する事でも「仕事で忙しいんだからそんな事やらせんな」だらけ。
やりたい人がやればいい、ってのも横並び大好き日本じゃ「誰かがやったら自分もやらざるを得なくなるから最初から誰にもやらせんな」となるし。
実際仕事に余裕あって積極的に園に関わりたがるママが陰口叩かれてたりするし。
「子に積極的に関わりたい親は幼稚園行け、保育園はそういうのやりたくない親の為の場所なんだから」と言う風潮になっていて、住み分けられてしまっている。
揚句の果てに「保育士って低学歴だから私達のようなエリートママの望む子育てなんて分からないんだよね」という暴言吐いてる人も見た。
(因みにこのブログ主は「そんな母親は退園して貰えば良い」と言ってるけど、認可保育園の場合入園児は行政が決めるので
園側の一存で退園させる事は不可能なんだそうだ。
モンスターだろうが排除出来ず何年も付き合わなければならない、って嫌過ぎる。
小学校教師も鬱病増えてるというけど、これも義務教育だから退学させる訳にいかないのが原因の一つ。小学校教師は保育士より給料高いけど、それでも鬱になっていくわけで。
一般接客業でもモンスター客を排除できず職員に過剰な負担を強いる職場はブラック化して行くよね)
つか保育士になる人って、元々子供好きで子供の為になる仕事をしたいと思うから保育士になるわけだよね。
子供ではなく親の為に保育士になりたい、なんて人はまずいないわけで。
それでわざわざ学校通って資格取って就職したら「子供の為ではなく私の為に働け」「子の為になる事でも親に負担がかかるならすんな」という親のオンパレードじゃ、そりゃ心折れるよね。
保育士だけで出来る事なんて限られてるだろうし、子供の為に良い保育を行おうと思えば親の協力が不可欠だろうに。
はてなーはやりがい搾取だ!と言うけど、そもそも「元々やりがい搾取で成り立ってた業界なのに、最近はそのやりがいすら奪われる傾向になったので皆逃げた」って構図じゃないの。
そこで「やりがいなんて無くても我慢できるくらい給料を上げれば解決」って、そういう問題か?
実際は待機児童解消策なわけで、
「待機児童が入園出来るように自宅で保育できる人は退園してください、本当に困っている人より既得権益を優先にはできません」と言えば済む事なのに
(後押ししたいなら待機児童の母親の意見でも聞いて示せばいい。皆「育休者の子供なんて退園させてうちの子を入れて!」って言うだろうから)
こういう訳わからん言い訳をし出すから余計にこじれるんだよなー。
保育園増やせないのだって「増やしているが追いつかない」「つーか金がない」と言えば済む事でしょ。
どっかの自治体で予算の問題で学校給食中止したのを「お母さんの愛情あふれる弁当の方が云々」言い出したなんて件も記憶にあるけどさ。
何でわざわざ突っ込まれるような事を言うんだろうか。
いや「これから豊かじゃなくなる国なんだからしょうがない」とあるから、
豊かな国であってもそんなんあるのか?と突っ込んだだけで。
でも入園できる保証がない!とか騒いでるんだけど、現実的に考えると
待機児童多い自治体は普通は年度途中では入園できず、生まれた下の子も年度初めの4月まで入園できないので
最低でも4月まで育休取るのが普通(取れない会社なら上の子産んだ時点で辞めてるだろう。でなきゃ認可外にするか)。
そして年子で産む人は少ないから上の子は2歳という人が多いだろうし、その子は育休終了時に3歳になってる場合が多いだろう。
んで3歳以上は待機児童は激減する(3歳になると幼稚園に入れるので、保育園から幼稚園に転園する子や待機児童でも諦めて幼稚園に行く子が多いため)から
所沢市では育休になると上の子は退園させるというニュースで思ったことがある。
育休を長く取っている人はそれだけ待機児童問題に貢献しているんだから、保育園入園の際のポイントに加算してほしい、ということ。
少なくとも私が住んでいる自治体ではそんな加算ポイントはない。
ちなみに私は育休3年目。上の子2歳、下の子の0歳。未就園児を2人見るのは無理ゲー感ハンパなくて(出かけると上の子が迷子になったり等)かなりてんやわんや。実家のヘルプでようやく生活が成り立つ感じ。
来年度の4月になったら保育園に兄弟同時入園予定。こんなに大変な思いをして未就園児を見て、なおかつ待機児童問題にも貢献しているのにポイントには何も加算されなくて、何も有利な条件がないというのが切ない。
私の住んでいる自治体では、むしろ育休中に上の子を保育園を預けている人の方が兄弟加算ポイントがつくはず。
なんだかこれっておかしいよな、と思う日々です。
育休取る人と、働いている・或いは働きたいのに保育園に入れたくても入れられない人だったら
考えるために女性の働き方について世代別、環境別で区分してみた。
若い世代で主に仕事の楽しさから子供を持つことに躊躇しているセグメントについて
女性がしっかり成果を出して働きつつ、子供を含めた家庭を充実させることのできる環境づくりが重要。
つまり、性別や立場の区分無く労働を効率化させ、一人あたりの仕事に使う時間を短くするとよい。
一方で育休や時短など仕事の負荷を最小化することで、子育てを支援しようという案は対象者が限られる。
そもそもそういう制度のあり、長期的に休む人を抱えられる会社に入ることができる女性が対象になるから。
保育園とかベビーシッターの類を入園者数だけでなく質も含めて向上したほうが良いと思う。
まあ数年中になんとかなると思えないので、自ら仕事をガンガンやって早く帰る。ハウスキーパーを高いお金で雇えるよう稼ぐ。
という対応策を取るべきかと思う。
なお、第一世代として働き続けている女性の内訳は 既婚子持ち26%、既婚子無し24%、独身子無し42%、その他8%
結婚出産しないでバリバリ働いて、部長とか課長とかになって日経にもてはやされる。
一方で周りの考え方が古いので男並みに働いても陰口叩かれる人たち。後輩にああはなりたくないって思われがち。
就職氷河期を経験したおかげで、滅私奉公働きます!というタイプで生き残ってきている人たち。
働き方は普通の男性のコピー版。これを指摘されるとロールモデルがない!って騒ぎ出す
結婚出産して産休育休取って、仕事は楽勝なのをあてがわれて、女性比率を上げるためにいる存在。
ヒラに毛が生えたようなのか、逆差別的に昇進してたりする。男性なら異動になってそう。
男女問わず、就職氷河期で大変でした。という人たち。正社員になれなかったけれど、様々な仕事を経験している。
2006年~2009年まで一瞬景気が上向くも、リーマンショックにやられる。 およそ 22歳~34歳
上の世代の頑張りのお陰で結婚または妊娠するまでは同期男性とほぼ同じ扱いを受けることができる。
ただし、将来的なキャリア継続性から、重要な仕事が任されなかったりする。オジサンに贔屓されたりもする。同年代の女性のワリをくったりする。
キャリアと子供を天秤にかけている。両立するハードルが高いことを心配して踏み出せない傾向。でも数年中に踏ん切り。
仕事も家庭も力ずくで両立させる僅かな例を日経で見る一方で身近にそんなことができるスーパーウーマンがいないことに気づく。
近年、独立や起業で時間の融通をきかせる手法が目立ってくるが、そういうことができるわけでもない。
・お金がかかる
お互い社会人で同い年だが、食事に行けば支払い、ドライブになれば車を出し、テーマパークや博物館の入園料等も支払う。
ほぼ毎週お出掛けして、かつウィークデーも仕事が終わった後時々食事に行くことがあるので、それなりの出費になる。
それに食事と言ったってファーストフードや牛丼屋に行くわけじゃない。週末毎に2~3万ぐらいは使ってる感じ。
あとで彼女がお金を渡してくれることもあるのだが、負担割合はおそらく7:3ぐらいかな。正確に計算したわけじゃないけど。
休みの日は大体一緒に外出するので自分の趣味にかけられる時間が当然減る。
あと、一人暮らしなので週末まとめてやってた家事の時間なんかも。
・精神をすり減らす
喪男なので別れてしまった場合、次のチャンスがあるのかどうかなんてわからない。っていうかおそらくその望みは薄い。
となれば相手の機嫌を少しでも損ねない様それはもう必死。
相手に常に気を使い、自分の行きたいところ、見たいところ、食べたいものを我慢して相手の希望に合わせる。
とまぁこんな感じか。
なんかネガティブなことばかり羅列してしまったが、楽しいことも同じぐらいあった。
彼女のおかげで自分がこれまで全く興味無くて行かなかったようなところにも行ったし、おしゃれなレストランなんかも初めて入ったりしたし。
ただ、あくまで「同じぐらい」であって同等ぐらいに色々消耗してるのでトータルでみればプラマイゼロっていう気がする。
ともかく所詮喪男であるところの私が、彼女との関係を維持しようと思えばこれぐらいの「努力」やって当然なレベルなのだろう。
イケメンや金持ちならば、望まなくとも勝手に向こうから寄ってくるのだから。
ただ、今までのことは全くもって後悔はしていない。
たとえ今後別れたとしてもいい経験ができたと思うので。
やっぱり知識として知っている事と、実際に経験して感じることでは差があると思う。
とりあえずこんな具合です。
http://anond.hatelabo.jp/20150328225013
「拷問だー!」
幼稚園によっては前年の年末くらいまでには「来春用意するものリスト」が渡されて
パニクるお母さんたちが続出する。
夏休みの宿題みたく、早い人は秋くらいからコツコツ用意してるけど
やっぱり手芸苦手意識のある人は、時期が早かろうが遅かろうが「拷問」と感じてる模様。
「どうしたらいいのか途方にくれていたところ、御社のHPを拝見し・・・」なんてメールが
ガンガン送られてくる。
「息子の喜んだ顔を見て子育ての喜びを感じられました」なんていうメールを受け取った日には
ミシンは中学生以来触ったことがなく・・・って人もかなりいる。
家庭科室のバカみたいに壊れるミシンと格闘しながら、何ヶ月もかかってエプロンやら
ショートパンツやらを縫ってた頃の記憶をたどると、目の前に迫り来る納期に
恐怖するのも分かる。
個人的には、幼稚園はともかく保育園で「手作り指定」をやるのは園が非道だと思う。
認可保育園にも色々あって、
「保育に欠ける児童の養育と親の就業を担保する」という、社会での役割を踏み外さない園もあれば、
「とにかく質の良い保育を!(=園の持つ理想の保育の実践が一番で、
親の負担の増大なんて歯牙にも掛けない)」っつー強烈な園もある。
良い意味でも悪い意味でも主義主張が薄く、これといった特長も無いかわりに親の負担も少ない。
こういうところは、手作り品についても絵本バッグ1つとか、お着替え袋1つとか。
もちろん既成品でも別にOKだし、要求があるとしても「出来れば愛情のこもった手作りで・・・」程度の
フワッとしたご指定のみ。
やっかいなのは後者で、認可私立保育園とか、認可外保育施設とか。
保育内容にも独自性が強くて、おやつから何から全部手作り食育命!みたいな、
一種ありがたい丹精込めた保育をしてくれてる反面、
園の理想が高いだけに、親に要求される育児クオリティも高くて大変。
通園用ショルダーバッグも出来れば手作りで、って言ってるのも見たことあるけど
あんなもんCreemaとかで出品してるハンクラーぐらいしか、満足できるレベルのもの作れんで。
「子育ては量より濃度」
とか考えるタイプのワーキングマザーには、こっち系はほんと向かない保育園なんだけど、
教育とか保育の質とか考えだすと、親が地獄でも子供には良質な保育を・・・
となって結果泣き泣き通う事になる人が結構いる、ってこれはまあ別の話。
とかくWM界隈では悪者にされがちな「手作り指定」だけど、まあバカにしたもんでも無いですよ。
という事を控えめに訴えたい。
手芸屋稼業をしてて言うことじゃないけど、なぜか子供は手作り品を喜ぶ。
キレイな既成品より、親が試行錯誤したものを喜ぶ子が多い(あくまで多い、です)のは不思議。
年齢が低いほど顕著かなあ。
それはもうペンとか落ちてくるやろ、というレベルのザックザックした
縫い目のバッグでもお構いなし。
DIY妖怪ウォッチでも子供は大喜びってアレと似てるんでしょうか。
キレイに揃った縫い目より、親が目の前で自分のためだけに作ってくれた、
という過程を見てるのかね。
親が作ってくれたものがあると園でも安心しやすいってのもあるみたいです。
後追いが激しい子や、環境に慣れにくいセンシティブな子は特に。
あとはまあ、時を超えて残る、ってのが大きいかも。
大体の子供には、「親が作ってくれた(時にブサイクな)手作り品の思い出」がある。
私にもある。
親子関係は10点中3点くらいの悪さだったけど、幼稚園の時に母が作ってくれたブサイクな袋は
ずっと捨てられずに残っている。
あれも親は「園に言われてイヤイヤ作った」らしい。
イヤイヤ作ったたった1個の袋だから、こっちとしても余計捨てられない。
そこに愛情を見るのはただの子供側の悲しい願望なのかもしれないけど、30年経てば勘違いでも
きっと一生残るだろうと思う。
感傷的になった。
「手作り品」じゃなきゃ愛情を示せないなんて事言うつもりは全く無い。
でも、食えばなくなる日々の糧、の食事と違って、
「物」も「思い出」も両方残る手作り品って、もしかしたら相当コスパ良い贈り物かもよ。
カッツカツで日々を回してるWMからすると、手作り品もひとつのタスクでしか
無いことは良くわかる。
でもこの通過点に、センチメンタルな感情乗っけてる親も子も結構いるのよ。
だから、「滅びればいいのにこんな慣習」とか「親の手作りなんてムダな労力」
とかいう言説はナシで頼むわ。
園側がさ、「既成品でも全く構わんけど手作りもやる価値ありよ」
まあ実際こういう園が大多数なんだけど、極端な例は目立つということで・・・。
園がメジャーもって「はい作り直し~!」とかするワケじゃない。
通園バッグとかの類は、例えば園指定のお道具箱が入るサイズに、とか言われる事もあるけど
そんなもん大きめに作っときゃor大きめの袋買えば大丈夫です。
既成品もだいたい同じくらいの大きさで作ってるから安心せえ。
超シンプルな手提げとか買ってきて、ワッペンとかリボンとかレースとか付けまくって
ゴテゴテさせる。
子供に好きなデコ選ばせる事も出来るし、「作った感」もあるし、満足度高いみたい。
アイロンと手ぬいで出来るし。
あとはキットを売ってる店も多いし、ネットでも買えるし、
「手芸店行って選んで計って型紙とってキー!!」ってならなくっても大丈夫。
落ち着くんだ。ググるんだ。
http://www.bond.co.jp/bond/diy/detail2.php?item_name=%BA%DB%A4%DB%A4%A6%BE%E5%BC%EA
↑こういうの、一昨年くらいから売ってる。
凄い時代だ。
邪道とか関係無いよ。
私も1個買ったから、繁忙期抜けたら作ってみるわ。
子育てをきっかけに新しい扉を開く、なんて例は枚挙に暇がないけど、
うちのお客さんでも「半べそで作り始めたら要領を掴んで、今や趣味は手芸」って
人が結構いる。
定期的に通ってくれる人が教えてくれた。
体力とか関係ない趣味として、老後もいけるよ。
1ヶ月で用意できるかー!
細かい指定に応えられるかー!
なんていうのは、ガンガン園に言っていこう。
共働きの方がメジャーになる潮目にいる今だからこそ、来年以降は考慮されるかもよ。
これは手作り品に限らないけど、「自分はムリでも、後に続く人の助けにはなるかも」精神で。
せめて準備品がHPにでも掲載されてたら、心構えも出来るのにね。
手芸屋としても、夏くらいから用意してもらえる方が負荷分散されてマジありがたいんで、ゼヒ!
これ、周りのお父さんにも聞きまくってるんだけど、手芸はほんと最後の砦、って感じがする。
イクメンだカジメンだ言われる昨今、お父さんが進出してないほぼ唯一の家事分野かも。
レザークラフトとかは男性多いんだけど、ミシンでカタカタ・・・は全然見ないし聞かない。
その分、「お父さんが作ってくれた手作り品」持ってたらもう凄いよね。
母、先生、子供たち、全方面からの羨望と尊敬を集めまくると思うんだけどどうだろう。
家庭科男女必修の世代が親になってる時代だし、やってできない事ないでしょ?
正直「拷問だ!」っていうレベルで手芸慣れしてないお母さんなら、父さんと
実力の差、無いと思う。
手作りだ愛情だって言うならさ、弁当文化もなんとかして欲しいマジで。
幼稚園は毎日弁当とか、保育園でも月に何回か弁当の日があるとか、
中学、高校も続くし、個人的にはこっちの負担の方がエグいかな。
これから10年以上続くのかと思うと泣きそう。
以上、繁忙期なのに一言いいたくて出てきちゃった手芸屋でした。
初増田でしたが、思いの外反応してもらいホクホク。
「やってみっかな・・・」「おもしろいかも」的つぶやきが、手芸屋としてはいっちゃん嬉しい。
フヒヒ。
何人かご指摘のとおり、「(強制されることによる)手芸憎し!」が最も危惧するところです。
とはいえ、毎年3月くらいにはおかーさんたちの呪詛が渦巻くのだろうか。
またココ見つけて貰えるといいな。
既成品も製作代行もあるし、物好きハンクラーもしくはおかんもいるもん。
21世紀だし。
必須のライフスキルでも無ければ、母の愛情バロメーターでも無いはず。
子供が既成品を欲しがったらそっと針箱を閉じる(涙)。
いつ作れってんだー!となるなら作らない。金で解決。
能力的、時間的に作れない自分を責めてしまうナイーブさにも勝っていきたい。
(ブコメにもあったけど、豊かさの一指標かなとも思う。
22世紀になっても自分の手を動かして「作りたい」「作ってあげたい」ってのは、たぶん無くならないでしょ。)
わたくしごとですが、この商売始める前に勤めてた会社が派手に倒産しまして。
明日から仕事無いわ給料未払いだわの状態を救ったのが、この芸事でした。
家政科も服飾科も出てない素人だけど、好きでずっと続けてただけ。
一般的なビジネススキルと芸事が出会った時、商売になるよね・・・
→これやろっかな。
児童館で似たような事やってたし、「俺にやらせろ!」って言ってみる。
「ウチで買ってくれたのなら追加料金で加工しまっせ」的サービス。
明らかにNGなのは、版権モノ生地を加工して勝手に「完成品」として販売する行為くらい。
販売元の生地メーカーによっても温度差が結構あるので、心当たりある諸氏は気をつけられたい。
一番難しいのはやはり設計。型紙使わない程度であれば誰でもいけると思うのだが。
→入学入園準備品のたぐいは、ほとんど直線カット、直線縫いでだいじょぶ。
東儀秀樹ーー!!
びっくりしてブログ熟読。
凄いなーハンクラパパとして有名だったのか。
この凝りようが、メンズ手芸ジャンルのポテンシャルを表してると思う。
ブコメでも「オレも(うちの夫も)やるでー」ってのが散見されたけど、ほんとこの分野、期待できますね。
手芸屋=甘味処説があったけど、とりあえずそういう気まずさを解消する店作りからどうでしょうユザワヤさん。
個人的にはクッソリアルな羊毛フェルト(http://goo.gl/Yd01rh)とかも
将来的には「お父さんが作った袋物」がチヤホヤされないレベルにまで
市民権得てくるといいなあ。
元Twitterのあのプリント(今見れなくなっとる)は、確かに凄かった。
色んな園のプリントを見てきた手芸屋増田としても、びっくりするレベル。
「分かっててそこ選んで入ったんだから粛々と従え」ってトラバもあったけど、
大概分かって入ってないよ~w
リサーチ不足って言われりゃもう、それはその通りでございなんだけども。
これ、「意識高い園」に子供入って青息吐息だった時に私も同じ事言われたけど、
まさかこんな事までさせられるとはー!!というのの連続なワケです。
「入れる園・通える園」を探してる段階で教育哲学どころかナゾのローカルルールまで把握できないわな。
「妥当性が低く負担は高い、理想の押し付け」と捉えざるを得ないことと、
ちゃんと分けて、お互いすり合わせしていくのって大事ですよね、と言いたいです。
郷に入れば(ry って言うけど、元から住んでる人さえたいがい住みにくい郷なら、
郷を変えてく権利は誰にでもあると思うよ。
やっぱ長くなった。いつも話長いって言われる。ごめんね。