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2023-06-08

子供を産むことをオススメはできない

30代、2人の子持ちの主婦

ここ数日で見かけた小さな子供産むべきか論争」を見てふと自分も呟きたくなったので記録したいと思う。

結論としては、子供を産んでよかったが、子供を持つことを他人オススメ絶対できない。

私は昔から自分より年下の子供が好きで、近所のちびっ子達の親御さんに、いまだに感謝されるくらいに面倒見がよい子だった。

中高の職業体験では幼稚園選択したし、電車赤ちゃんを見かけたら可愛くて思わずいかけてしまったり、手を振ってしまったりするタイプ

(職業体験を通じ、多くの幼児の命を預かる責任自分には重すぎると感じて早々に見切りをつけた。保育士幼稚園教諭には頭が上がりません。)

「いずれ子供が産みたい」と漠然とした思いを持って大人になったが、それが"女は子供を産むもの"という社会から刷り込みによるものか、はたまた生物本能なのか、そんなことはわからない。

中学校の保健の授業で女性妊娠についてざっくり学ぶのだが、そこで妊娠の適齢期や高齢出産による染色体異常などのリスクについて知り得た。

身体妊娠機能という一点にのフォーカスするなら、早く産む方がいいのだという意識をこのころから持つようになる。授業を人一倍真面目に聞き、そして自分と関連づけて反芻するタイプの生徒だった。

中学高校と成績は優秀で旧帝大に進学。新卒地元企業就職した。

職場は"産休育休が取りやすい"ことを売りにしていたのも大きなポイントとなった。この時点では産休取得は社会的にメジャーになっていた為、働きながら子育てすることにポジティブイメージを持っていた。

大学に6年通い、この時点で24歳。

私は産休育休3回取ったからね!と豪語していた女性の先輩をロールモデルに頑張ろうと働き始めた。

ママさん社員たちは時短勤務である。他の社員が早めに出勤して掃除をし、朝礼を済ませ、諸々の雑用を終わらせた頃にやってくる。そして一切の残業をせずに帰っていく。ロールモデル先輩はもう10年程この働き方を貫いていた。

子供がお熱ですと連絡があれば早退していくし、高確率で次の日も休む。運動会卒園式などイベント目白押しだった。

皺寄せは確実に他の社員にきていた。産休とりやすい!のカラクリは、他の社員の頑張りでしかなかったのだ。そこまでの実情は大学生の私には見抜けていなかった。

10年かけて先輩社員子供を産み育てている間に、中堅の先輩達は結婚適齢期にさしかかりながら、デートする間もなく残業の日々だった。

私は結婚もしたいし子供も産みたいが、他人犠牲の上に成り立つ"そっち側"にもなりたくないという思いがただひたすらに募った。

Twitter上では"他社員への負担会社側の問題であり、ママ社員問題ではない"という論調が目立つし、まあそうなんだけど、じゃあ実際問題どうすればいいのだろう。

常に余裕を持った人員配置をしたとて、穴を空けることにより少なくとも通常なら不要なはずの手間なり迷惑はかかるし、どうしても子供のいない人の方にばかり負担がいくことになる。

時間勤務でもパフォーマンスさえ良ければ問題ない職種もあるだろうが、早退や欠勤がモロに損失となりうる職種もある。(ママ社員だけ取り立てて有能でなければ生き残れないというのも不公平な話だけれど)

自分が休んだとて全く問題ないなら、それはそれで最初から必要なくないか?ただの給料泥棒じゃ...という思考にも陥った。

私の場合入社後すぐに海外出張ありきの新しいプロジェクトを任されており、子供を産むとなれば確実に継続は難しかった。

26歳のとき結婚の話が出たときに、私は潔く退社を決めた。(これは夫のある程度の収入ありきの話で、一般化できる話ではないが。)

子供はいつか欲しいと双方の合意はあったし、彼の勤務地に引越すに際して私が退社することも相談して決めた。

ここまでの文章で私がまるでキャリアに興味のない女に捉えられたかもしれないが、仕事は充実していたし本当に天職だと思えていた。かといって働く為に生きているタイプでもない。

パートナーを愛していたし、結婚して家族を作りたいという私の人生は優先するとして、確実に周囲に迷惑をかける前提で仕事を続けることが、性格上できなかったのである

時間は不可逆である。私はもう、あの教科書でみた25歳を超えていた。

結婚後は新しい土地で割とすぐに妊娠したのだが、つわりが人の倍重いタイプだった。ここで地獄を見ることになる。昼夜問わずに吐き続け、一切の水分も受け付けず、極度に痩せて入院となる。

病名は重症妊娠悪阻。食事が摂れないので点滴での栄養と水分補給となった。

そしてトラブル続きの出産となり、緊急帝王切開出産。息子はNICUに入ることとなる。

(現在特に問題なく元気に育っています。)

人よりは子育てへの解像度は高いという自負があったが、それでも初めての育児想像を絶した。

(というか、子育てで極限の状態に追いやられた時に自分がどれほどしんどいかなど完全に予想するのは不可能では?)

よく「わかってて産んだんだろ」という母親への辛辣コメントを見かけるが

文字通り"何があっても"自分は心身共に大丈夫だし、愚痴の一つもでないと誓える人間などいるのだろうか。

我が子はとにかく睡眠が下手で、そして食べない子であった

つわりが始まったこから、そして息子が朝まで寝るようになるまでの計4年半の間、私はたった一晩たりとも朝まで眠れたことがなかった。なんの誇張もしてない、事実であるシンプル寝不足。この一点だけでも育児はキツすぎた。

マミブレインとも呼ぶらしいが、自覚できるほどに頭が正しく働いていなかったし、この状態復職など私には無理だった。

睡眠食事、お風呂トイレなど生物として基本的欲求が満たされないので、高次のところに欲求いかなくなる

ものすごく下等な生物に成り下がった気分を日々味わう。

もう何回も擦られたフレーズだが、「社会から取り残されて子供自分だけの世界」で、なんの金銭も生み出さずゴミのような気持ちになったりもする。

身体的に辛い時間が長かったのもあり、第二子は4歳差になった。

そんなしんどいのに第二子作るんかい!?というお声が聞こえるけど

本当に私だって自分でそう思う。

でも子供達はどうしようもなく愛おしくて可愛くて間違いなく私の宝物なのだ

子育てが最高にしんどいのと、子供が最高に可愛いのは両立し得る。なんの後悔もない。

ただ、どういうところがいかに辛く大変なのかはいくらでも言語化してTwitterに垂れ流すことはできるが、どういうところがプラスなのかはこのくらいフワフワした言葉しか説明がつかない。

子供いらない派を引き込んでアピールできる材料は私にはない。

それくらい育児過酷であるし、女性妊娠出産に適した時期に結婚して子供を産み、無理なく安心して生きていける社会構造では全くない。

そして何より、産むことそのもの身体的負荷はどっちにしろ回避できない。

子供産むのサイコー!」とは絶対に言えない

耐えかねる人は絶対にいる

無理な人は絶対にいるし理解できるというのが私のお気持ちである

2022-03-25

つわり 仕事 しばらく休みたい

気持ち悪い。胃が痛い。口の中が不味い。よだれがいっぱい出る。ずっと眠い

何飲んでもクソ不味く感じるけど水分補給はできてるし、食べられるものほとんど無いけど食べたものを全部吐いてるわけじゃない。でもすごくすごく辛くて、心は完全に折れている。吐き気どめを処方してもらったけど気休めにすらなっていない。

火曜からずっと仕事を休んでいる。先週も先々週もちょこちょこ休んでいる。もうすぐ有給はなくなるので4月付与日までもたない。

医者からは、体重が3キロくらい減ったり、1日10回以上吐いたり、水分も取れなくなったらまた来てねって言われた。

体重、3キロも減らないと診てもらえないのか。嘔吐基準10回って。

妊婦は1日9回までの嘔吐ならセーフな身体のつくりになってるの?普通の人は1日3回も吐いたら仕事休むでしょうよ。毎日5回以上嘔吐して、吐いてないときもずっと気持ち悪くて、それでも妊娠病気じゃないから、って我慢して平気なフリして日常生活を送らないといけないの?

普段はこんなこと思わないけど、もしこの世界妊娠出産経験するのが男性だったら、医師判断許可された人以外はつわり休業が原則義務化されるのかなー、とか、思っちゃった。ちょっとした逆恨み妄想だけど、ふつう、こんな状態で働けるわけないよ。

自分よりもっと症状が辛い人がたくさんいるのは知っているけど、正直、今しんどい私にそんなことは関係ない。ケトン体がどうとか、脱水症状がどうとか、そんな基準なしで本人が「つらい」って言うならもうそれだけで妊娠悪阻!休職しろ!って診断してほしい。毎朝、自分の体調とにらめっこして、会社休みの連絡入れるのも凄いストレスなんだよ。まずは2週間でいいか休職させてよ。明日仕事どうしよう、って吐きながら考えるのつらいよ。

望んだ妊娠だけど、つわりは望んでいないんだよ。

2021-01-20

不妊治療終わったら、私は鶯谷園に行く

そろそろ終わろうとしている。

足掛け4年、治療期間でいうと3年間。掛けた金額年収2年分。

不妊治療だ。

肝心の原因は省くが、私たち夫婦はクリニックに行ったら「自然妊娠は限りなく難しく、さまざまなレベル治療のうち、一番最後の一手『顕微授精』しか取れる手はありません」と言われた。

「顕微授精」とは、卵子を体内から取り出して、精子を1匹、針で注入して受精させる方法だ。まさしく試験管ベイビー。手術も伴い、1回1回の治療が高額なのが特徴だ。

医師説明素人計算によると、自然妊娠可能性は・・・

0.00002%~0.00007%くらいだ。

数学が苦手な私でもわかる。

これは天文学的数字だ。

ハッキリ言って、その事実だけで十分に打ちひしがれる。

私たちも打ちひしがれた。

でも、打ちひしがれてばかりでも年を取るばかり。今が、人生のうちで一番若い

私たちも、そして私たち卵子精子も、どんどん年を取る。治療に取り掛かるなら早い方がいいのだ。

いくつかの不妊専門クリニックを訪ね、とあるクリニックで早速、顕微授精のための治療を始めた。

流れは主に以下。

月経が来たら、受診治療計画を立てる。この時、ホルモン補充のための服薬や注射スケジュールも組む。女性ホルモンあの手この手ガンガン入れて、本来1か月に1個しか取れない卵子大量生産する。

②クリニックの方針によって、その都度予約しての院内注射自己注射を選ぶ。(高くても自己注の方が、圧倒的な気楽さが私はあった)

③再び指定の日に受診し、卵子を包む袋が増えているか、大きさなども測り、採卵手術の日を決める。予定通りの大きさ等になってない場合は、ここで何回か受診をして様子観察を繰り返す。(これが仕事のある身には辛い。そんなカンタンに予定を開けることなどできないのだ。)

④採卵手術の日が決まったら、指定時間病院に行き、手術を待つ。麻酔は使うクリニックと使わないクリニックがある。使い方さまざま。針を打つ箇所にに限定的に使うところもあるし、希望により静脈麻酔を使うところもある。

(手術自体10分程度だから、あまり強い麻酔を使って麻酔が覚めるまで院内で休憩しても、お互いあまりいいことがないのだ。)

毎回50万近く払って、私が得たもの

それは、ホルモン補充によるひどい副作用

孫悟空の頭のわっかを締め付けられるようなひどい頭痛吐き気。脂汗。気持ち悪さ。

布団から起き上がれない。仕事に支障が出る。

ただでさえ、当時はフルタイム勤務と土日の家業の手伝いで疲れがたまっていた。

そこに、追い打ちをかけて不妊治療

夫も夫で、こんなに副作用がひどいとは露ほどにも思わず、「土日は休ませてくれ」とお願いする私をずいぶん怠け者扱いした。

今は時が進み、治療期間の私を放っておいた方がいいと理解している。

また、ホルモン補充の注射自己注射に切り替わったので、夫が見てる前で注射儀式

注射の針を見せては、「これをお前にぶっ刺す!そしたら、具合悪くなって私みたいに布団から離れられなくなるんだからな!笑」と脅している。

ちょっとかわいそうだけど、仕方がない。

採卵手術は採卵手術で、手術中の気絶を経験

採卵手術では、ながーい針をあそこにぶっ刺して、子宮から卵巣まで貫通させる。で、針をぐりぐり動かして、卵子を吸い取る。人によって痛みの差があるらしいが、私は最初の手術で意識を失った。

採卵後には。ホルモン補充により卵巣が膨れ上がり、1週間絶対安静。1日3回ウエストを測り、腹水がたまらいか確認する。尿の出が悪くなったり腹囲が大きくなったら、即連絡。

注意書きが山ほど書かれた紙を持たされて、疲労困憊で帰宅する。

この症状は「OHSS(卵巣過剰刺激症候群)」といい、ホルモン補充療法の一番の副作用だ。

悪化すると、血液が濃くなり電解質の異常が起こったり血栓症を引き起こすこともある。

何十万もお金払って、そんなことになるなんて・・・

私は安静だけで、事なきを得たが、本当に色んな事が辛すぎる。

以上の症状は毎回ではなかったが、私を打ちひしがせるのに十分だった。

もはやフルタイム仕事を続けるのが無理だと思われた。

実際、無理だった。たびたび仕事に穴をあけ、仲間のフォローを受けながらも、フラフラだった。

でも、不思議なことに治療の回によっては、全然大丈夫なこともある。

から、元気な時は体調もいつもどおり。

「次もこのくらい大丈夫だといいな」と思うし、でもひどい時は目が当てられないくらい体調が悪くなるので、自分でも自分の体調が読めない。

すべての治療を事細かに周囲に説明するのも気が引けた。

説明すればするほど、自分の状況が克明になるし、人に言われるまでもなく「この治療を続けても、授かれるのか?」という難問にぶちあたる。

この問題真剣に向き合う気にはなれなかった。今もなれない。

距離に住む義両親に打ち明けたのは、今からほんの数か月前だ。毎週のように会っているけど、絶対言いたくなかった。

ガッカリさせるのも嫌だし、気を使われるのも嫌だ、不妊の原因を話すのも嫌だ、今月は治療だというのも嫌だ、詳しい治療の結果を話すのも嫌だ、全部が嫌だった。

それでも、打ち明けたのは「もう治療を終わらせよう」と思ったからだ。

0%と0.00002%~0.00007%の間には、毎回体調を奪われるような副作用と数十万円のお支払いが待っている。

考えれば考えるほどバカのようだし、実際バカにならないと、こんなこと続けられない。

そして、バカなりに色々考えながら、3年間治療に取り組んできた。

ドクター相談しながら、治療の順番を変えたり、今できる最善を尽くしてきた。

0%と0.00002%~0.00007%の間には特に何もないようにも思われたし、

今吸っている空気から二酸化炭素だけを素手で取り出すのと同じくらい、困難があるようにも思われた。

そして、今この文章を書いている。

この3年間、不妊治療について何か書こうなんて夢にも思わなかった。

でも、「書こう」と思ったのは「治療を一旦卒業する」ことを決めて、振り返ってみると、

「あぁ、なんだ。私ってすごい頑張ってきたなぁ」と思えたからだ。

私はこの3年間ものすごい困難と向き合い、あるのかないのか分からない0%と0.00002%~0.00007%の間を、行ったり来たりしながら、歩いてきた。

治療の結果は最初から最後まで奮わなかった。

私たちは、治療の度に1つか2つの受精卵を冷凍しながら、ここまで来た。

液体窒素冷凍された卵たちに、特に何の思い入れもないが、得られた結果といえば、

このいくつかの受精卵。

これを身体に戻せば妊娠できるのか?

ハッキリ言って「神様すら知らない」領域だ。

何回か体内に移植はしているが、結果がいつだって(ー)だ。

そして、妊娠したとして、それは継続するのか?

私の親族には、「妊娠悪阻」で長期入院歴を持つ者と、「子宮妊娠」を繰り返した者がいる。

私もそうなるかもしれないし、ならないかもしれない。でも、なんだか確率は高そうだ。

こういう分かりきった結果をや推論、不安を重ねながらも、1回1回の治療を着実に積み上げてきた。

そんな中で、言った本人は心配しているつもり。だけど、心をえぐられるような言葉にも出会った。

「顕微授精は止めた方がいいよ。身体ボロボロになるよ。」

ありがとう、うっせー死ね。もう既にホルモン補充で独特の太り方をしているよ。

妊娠したくて治療を頑張っているかも知れないけど、産んでからの方が大変だからね。」

ありがとう、うっせー死ねあんたんとこも不妊治療たからって、土足で踏み込んでくるな、ばーか

気持ちだけ受け取って、言葉ゴミ箱に捨てる。

しろ宇宙に放り投げる。二度と地球に帰ってこないように、大気圏燃え尽きて死ね

こういう黒い気持ちになることもある。

いつも気持ちベクトル自分になってしまう。

一人で打ちひしがれて、誰にも当たれない。相手も悪気0%だ。

無茶を承知治療継続しているから、涙が出てくることもある。

それが辛い3年間でもあった。

そろそろ最後の採卵手術を迎える。

このあと移植が控えているけれど、特に期待はしていない。

この3年間で得たもの

それは、副作用、期待薄な結果、それでも向き合い続けながら、生活構成する全てに中途半端になりながら生きてきた証。

こんなことを言うのは大げさだけど、今までやりたいことは努力ほとんど叶えてきた。

行きたかった高校大学海外留学、取りたかった資格、それを活かした仕事に就いてきたこと。

でも、この不妊治療ばっかりは、体調・仕事・休養・家業金銭などなど生活の根幹をなすことがら全てが思うようには進まず、身体メンタルボロボロになった。

倒せないものがあること。

努力が何の成果にも結びつかないこと。

それでも、それに向かって進んでいくこと。

そういう今までにない道のりを味あわせてもらった。

別にありがとうを言うつもりは毛頭ないが、この3年間はそれを味わい尽くした期間だった。

また今日も、ホルモン注射を打つ。

私は、注射より焼肉に行きたい。

同じホルモンなら、注射より食べる方が断然いい。

カルビハラミホルモンシマ・・・思い浮かべるだけで美味しそうだ。

さあ!全部終わったら、5年ぶりに鶯谷園行くぞ。

(断っておくが、鶯谷には鶯谷園だけのためにしか行ったことがない。)

そう決意すると、

あぁ、よだれが出てくる。

2019-01-11

anond:20190111110816

妊娠悪阻とは、つわり重症になった状態です。

つわり生理的に起こる症状で病気ではありませんが、妊娠悪阻は病的な状態で、治療必要があります

元増田が書いてる悪阻が単なる「つわり」の事を指してるのか、「妊娠悪阻」を指してるのか。

妊娠悪阻だとしたら、Lineどころじゃないんだろーな。

普通につわりでも、「炊飯器ご飯炊いてる匂いでも吐いちゃう」って、俺の姉ちゃんがいってたから、

かなりきついんだろうな。

anond:20190111075003

仮に増田の同僚が悪阻で休んでると仮定して書くけど

妊娠悪阻で1ケ月入院したことあるけどLINEどころじゃないのは確かだった

私の場合視覚にもきていて液晶画面を見ると吐く、色彩の強いものを見ると吐く、

あと観葉植物を見ても吐いていた。今から思うと謎過ぎるんだけど・・・

自分悪阻始まってすぐに妊娠初期の段階で職場の同僚に話したけど

(本当に発覚後すぐ出社も危うい感じだったので)

世間一般的には安定期まで公表しないというのが広まっているので

上司増田に話しづらいんだろうなと思う。

逆に自分の時は上司と同じ部署の同僚にしか話してない妊娠のことを

上司が別部署にも話してた事知ったとき

流れてたら尻拭いどうするつもりだったんだよとちょっとヒヤっとした。

私自身同僚が妊娠で一気に2人減りめちゃくちゃ仕事がしんどかった時期があるので増田気持ちよく分かる。

先が見えないんだよね。社員の枠には入ってるから人員の補充もないし、作業量見積もれない。

休んだ本人から何か一言あってもいいじゃん、と思ったし。それだけでもモチベーション変わるし。

増田ストレスとしては先が見えないことが一番大きいと思うので

思い切って同僚にLINEを送ってしまってもいいと思う。

私自身別部署業務とは関係ない人から心配LINEをもらったときは正直に妊娠のこと伝えた。

自分から何かアクション起こすの悪阻が酷い人はまじでしんどいレベルなので返事のほうが楽なんだよね。

それで相手から常識ない扱いされても相手増田負担をかけていることには変わりないので

堂々と聞いちゃっていいと思います・・・

2017-08-10

私のつわり対策

妊娠し、つわりに悩まされる辛い日々がありました。その際の対策について共有します。

もちろん、体質等があると思いますが、情報の探し方など含め、少しでも誰かの役に立てますように。

私のつわり対策は、ビタミンB6飲食物マタニティウェア、頭部冷却、辛さの数値化の5点から成ります

前提

私のつわりは、妊娠がわかった当初から14週ごろまで続きました。

ピークは7週から12週あたりまでで、特に自分なりの対策方法確立するまでの7~8週は、

日に10回以上嘔吐し、週に2kgずつ体重が減少していきました。

以下に説明する対策を講じることで、嘔吐頻度を大幅に改善するとともに、心身の消耗を減らすことができました。

ビタミンB6

書籍および厚生労働省ページにて、ビタミンB6効果的という情報確認し、早速試してみたところ、大幅に状況が改善しました。

私にとって最も効果が大きかったのは、ビタミンB6摂取です。

一日の容量を守るため、ビタミンB6サプリメントを錠剤カッターで分割し、日に4回(6時、12時、18時、24時)に飲んでいます

参考:宋美玄『産婦人科ママ妊娠出産パーフェクトBOOK-プレ妊娠から産後編まで! 』

   http://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c03/15.html

飲食物

つわりの時期には、一般的に食べられるものを食べられるだけでいいと言われていますが、

何を食べたいか朦朧とした意識の中で考えるのは非常に辛いことでした。

一方で、つわり中の飲食物の嗜好は個人差が大きく、周りの人や口コミもそれほど参考にできませんでした。

そんな中で、私が一番参考にしたのは妊娠悪阻入院した方のブログでした。

イオンウォーターヨーグルトを中心に、あとはブログで公開されている写真を見て食べられそうなものピックアップという形をとりました。

マタニティウェア

妊娠出産関連の記事には、よく「お腹が目立ってきた頃かと思います。そろそろマタニティウェアを…」

ということが書かれていますが、私は、妊娠初期からマタニティウェア(下着、洋服)を使用しました。

結果として、腹部圧迫による不快感嘔吐が減り、随分楽になりました。

はじめにネットショッピングで下着と何枚かの洋服を購入し、その後、実店舗へ改めて洋服を購入に行きました。

辛い時期にはネットショッピングの画面を見ていることさえ負担であることに加え、

マタニティウェア購入に関する土地勘がなかったため、素材や重さの感覚がわからず、何枚か購入に失敗してしまいました。

多少楽になってから、実店舗でまとめて購入し、満足がいっています

(とはいえ、ネットショッピングができたことに非常に感謝しています。それがなければ、仕事もままなりませんでした。)

頭部冷却

つわりの酷い時期には熱っぽさ、ほてりがあり、横になっていても吐き気を催していましたが、

アイスノンで頭部を冷却すると、眠れるようになりました。

(話が逸れますが、横になっている際、気を紛らわせるためにモバイル機器に手を伸ばしましたが、

 画面を見るだけで気持ちが悪くなりました。そんな時は、ラジオアプリに助けられました。)

辛さの数値化

家族にどの程度辛いか説明する際、辛さを数値化して説明することが役立ちました。

私の場合は、夫と同じタイミングノロウィルスに罹った経験があったことから

「今の辛さは0.8ノロ」等と伝えていました。

辛さ自体主観的指標ですが、数値化することで相対的時系列推移が確認でき、現状理解が進みました。

以上です。つわりはそれぞれの人がそれぞれの辛さを持っているものだと思います

もし、どなたかの参考になれば幸いです。

2016-05-04

妊婦を見ると「うわーセックスだ!!」と思う

街中で妊婦を見かけると、それがどんな女性だろうがハ淫セ(イチャラブ中田氏セックス)してる情景を勝手想像してしまってとてもつらい気持ちになる。

中にはもちろん不妊の人もいるだろうし不満足なセックスライフを送っている女性もいるだろうけど、問題本質はそこじゃない。

見目麗しさとは程遠いカップルが目の前でペッティングするよりキツい想像勝手におっぱじめる脳のせいで本当に不愉快気持ちになる。

正直とても困っている。

ちなみに小さい子供を連れてる女性を見たときは一割くらいの確率で「セックスだ!!」と思う。

でも妊婦だと九分九厘厳しい気持ちになる。

病気なのかな。

---

追記(2022.10.12)

臨月妊婦となった今、上のようなことは起こらない。むしろ彼女らの苦労を忍んでしまう。我が身にふりかかる妊娠ゆえのトラブルが重かったのもある。しかし、当時の自分根本的に異なるのは、セックスの有無は本質ではないと分かったからかもしれない。以下は自分語り。

 

当時の自分は、人生セックスは切っても切り離せないものだった。欲望に忠実で、どうしても手に入れたいものが目の前にあるなら手段を厭わず行動していた。行動力の源泉としてブラックホールのようなもの自分の中にあり、自分の中の物足りなさや満たされなさを埋めたくて欲望のままに何もかもを吸い込んでいたと思う。今ならその正体が少しは分かる。生まれから死ぬまで徹頭徹尾自分孤独であること、ひとりうまれひとりしななくてはならないこと、不十分な自分人格を誰かが代わりに育ててくれるということはなく自分が満足するような自分自身になるためには他でもない自分努力意思に基づく試行錯誤によってのみ実現すること。近道もズルも存在しないこと。これらが耐えがたい苦痛であるためにずっと目を背けた結果ブラックホールのようなもの誕生したのだった。

 

そのブラックホール名前を付けるとすれば驕り、または臆病な自尊心かもしれない。私は妊娠で「底つき」を経験できて、きれいさっぱり驕りが解消されたので、よかったと思う。

 

重症妊娠悪阻で水も飲めず点滴を打たれて寝ているあいだだけが人間」でいられた。

一人で外出はおろかシャワーさえ浴びられない。仕事はなくなった。なんのために生きているのか分からなくなった。

まともな食事ができるようになってからは、日中の静かな家に一人取り残されて、孤独感に苛まれ、頭がおかしくなっていくのが分かった。暇を解消しようとするも、体が動かず、情報に敏感で、ラジオすら聞き続けられない。寝ようとしても数分~数十分で起きてしまう。深夜に帰ってくる家族との会話が命を繋いでいた。

仕事もしない、家事もしない、寝ているだけ。今までの人生において、そんな「役立たず」や「穀潰し」になったことがなかった。いつも私は自分自分を納得させる生きる上での口実があった。こんなにも満足のいかない生活は初めてだった。

初めて知る。「ただ生きているだけでもたいへん」ということを。

 

人間は生きているだけでもたいへんなので、ほかの要素が組み合わさったら当然カオス的に大変である。解析的に解けないし、適切な数値解にたどりつくには果てしないパラメータチューニング試行錯誤必要になる。そして苦心して解を得ても、誤差項を多いに含む。

 

元の記事に戻ると、人生モデル化した時に性行為が欠かせないと思うから妊婦を見てセックス連想するわけだよ。

今の私はもうそうは思わない。人生存在それ自体が大変。大変であるというのが人生本質。その大変さの各論個人によりけりで、ひとによってはセックスが困難かもしれないし、暮らしが困難かもしれないし、自分の体が困難かもしれない。それは外見からは分からないことだよ。

自分経験たから、そのように思う。

 

ひとくちに妊婦といってもフェーズによってトラブルコロコロかわる。

当初、腹の中に人間がいるのさえ自覚がないのに、そのために日に日に変化する自分の体がグロテスクで、第二次性徴への嫌悪感を思い出した。

今でも、腹の中に人間がもう一人いるというのには慣れないが、皮膚が突っ張って痛いほど膨れる腹への受け入れがたさは時とともに薄れていった。そのかわり、乳頭から滲み出る乳汁への嫌悪感は凄まじい。ひとつ解決すれば、別の問題が浮上するものである

 

艱難辛苦汝を玉にす、とはよく言ったものだよ。妊娠経験したおかげで、他人に向ける視線から邪な思いが少しは消えてよかった。

2016-01-26

http://anond.hatelabo.jp/20160125220748

妻も働いていたなら長男は当然保育園に入ってただろうし、

つわりも重度なら妊娠悪阻という立派な「病気」扱いで入院適応だし、妻を入院させてりゃ増田日中は何もしなくていいので

出張残業が無い仕事転職すりゃ済んだ話だよね?

妻が入院出来なかったとしても家事なんて家政婦頼めば済む話だし。

つか増田退職したら長男保育園退園させられて余計に詰むだけでは?

の子入園している状態で下を入れるのと、上下を同時に入園させるのとでは難易度も全く違うのに。

そもそも妻はそれだけ休んでクビにならなかったの?

2015-04-10

http://b.hatena.ne.jp/entry/togetter.com/li/806055

pega2s なんでこういうのばかり語られて、妊娠悪阻や切迫になったけど引き続き会社に在籍させてくれました! ってのが挙がってこないかな。

そんなの全然珍しくもないからわざわざ取り上げないだけだと思うけど。

ブラックなの?

ただまあ、元々いつ休まれてもどうでもいい仕事しかしてない人でないと無理だろうけどね。

大企業役員になれるような人には居ないかもね。

と思ったら

tomtom17 女性出産休暇とっても休まない男性と同等の昇進ペースを保証する制度って必要だよな、とこの事例をみて思う。子供を産むって大変なんだから下駄くらい履かせて然るべき

なんてのもいるけど、それ「働いた期間が短い=実力も実績も無いのに重い責任だけは負わされる」って地獄パターンしかないと思うけど。

ブラックなの?

ブラックだと入社数か月で管理職にさせられる企業とかあるよね(どんどん辞めるから人材いないなどの理由で)

 
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