2016-01-25

男だけど、育児出産のために退社した。

妻は2人目の不妊治療を始めて数ヶ月後、俺の退職要求してきた。

俺は出張で不在がち。妻は長男育児をしながら仕事不妊治療を続けていたが、疲弊しきっていた。

一回着床までしたが、数週間で流れていた。

からは俺がいないせいで、流産したと言われた。

妻は1人目を身ごもったとき、激しいつわりに見舞われていた。ほぼ寝たきりで食べては吐くの繰り返しだった。

仮に妊娠しても、俺が家にいて家事をしなければ生活破綻することは確実だった。

会社には子育てのため退社することを伝えた。上司は何とかならないのかと繰り返すだけだった。

妻の不妊治療成功して子どもができた場合つわりがひどいので会社に行けなくなるからとは言えなかった。

不妊治療会社に話すのも抵抗があるし、妻も高齢体外受精成功率は10%しかない。

職場では仕事を抱え、急な休職出張拒否はありえない。

2人目の子どもを持つには、退職するしか選択肢がなかった。

出産はある程度予定できるが、つわり妊娠後すぐに発生する。病気ではないので診断書も出ない。

子ども複数持つことは核家族共働き世帯にとってとてもハードルが高い。

幸い、うちは10年ぐらい共働きを続けていたので、ある程度貯蓄があり、この理不尽な賭けに踏み切れた。

退職後すぐに妻は身ごもり、娘が生まれた、俺はその後出張残業のない仕事を就いて選択は正解だったが、危うくSPAの下流生活を地で行くところだった。

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