http://b.hatena.ne.jp/entry/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151006-00000021-asahi-bus_all
http://openblog.meblog.biz/article/18809585.html
一概に給料を上げたからといって保育士が増える結果になるとは私は思いません。
それよりも、預ける側の気持ちが昔と変わってきているせいでクレーマーが増え、保育士が精神的に追い詰められていることの方が重要だと思います。昔は『預かってくれてありがたい』と言っていた保護者が現代では『金を払ってるんだから何でもやって当たり前』となっていることが大問題です!
保育士として現役で仕事をしていますが、先の方もおっしゃっているように保護者の質、モラルが低下していると思います。みてもらって当たり前。何かあれば保育士のせい。保育士に対して依存し、何もかも任せてしまいがちで、母親のすべき本来の子育てを放棄しているとしか思えません。そのような方が増えているのではと思います。
ああやっぱそういう親増えてんだな、と思った。
ネットでも「預かって貰って当たり前」「全部園でやってくれて当たり前」「親に楽させろ、親に面倒な事を求めるな」ってんのをよく見かけるよね。
上の記事内で「保育への親の参加を促す」と言う例が上がってたけど、日本じゃ大抵大反発食らってるし。
別にバザーとかじゃなくて直接子供に関する事でも「仕事で忙しいんだからそんな事やらせんな」だらけ。
やりたい人がやればいい、ってのも横並び大好き日本じゃ「誰かがやったら自分もやらざるを得なくなるから最初から誰にもやらせんな」となるし。
実際仕事に余裕あって積極的に園に関わりたがるママが陰口叩かれてたりするし。
「子に積極的に関わりたい親は幼稚園行け、保育園はそういうのやりたくない親の為の場所なんだから」と言う風潮になっていて、住み分けられてしまっている。
揚句の果てに「保育士って低学歴だから私達のようなエリートママの望む子育てなんて分からないんだよね」という暴言吐いてる人も見た。
(因みにこのブログ主は「そんな母親は退園して貰えば良い」と言ってるけど、認可保育園の場合入園児は行政が決めるので
園側の一存で退園させる事は不可能なんだそうだ。
モンスターだろうが排除出来ず何年も付き合わなければならない、って嫌過ぎる。
小学校教師も鬱病増えてるというけど、これも義務教育だから退学させる訳にいかないのが原因の一つ。小学校教師は保育士より給料高いけど、それでも鬱になっていくわけで。
一般接客業でもモンスター客を排除できず職員に過剰な負担を強いる職場はブラック化して行くよね)
つか保育士になる人って、元々子供好きで子供の為になる仕事をしたいと思うから保育士になるわけだよね。
子供ではなく親の為に保育士になりたい、なんて人はまずいないわけで。
それでわざわざ学校通って資格取って就職したら「子供の為ではなく私の為に働け」「子の為になる事でも親に負担がかかるならすんな」という親のオンパレードじゃ、そりゃ心折れるよね。
保育士だけで出来る事なんて限られてるだろうし、子供の為に良い保育を行おうと思えば親の協力が不可欠だろうに。
はてなーはやりがい搾取だ!と言うけど、そもそも「元々やりがい搾取で成り立ってた業界なのに、最近はそのやりがいすら奪われる傾向になったので皆逃げた」って構図じゃないの。
そこで「やりがいなんて無くても我慢できるくらい給料を上げれば解決」って、そういう問題か?