はてなキーワード: 保護対象とは
ああごめんね、私がリプした発言で、痴漢は軽犯罪だから重罪化するなら万引きも重罪化するぞって言うから、それに答えたんだけど、wikiみてみたら
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%97%B4%E6%BC%A2
「痴漢は、電車内や、人気のない暗い夜道など第三者の目がない環境で行なわれる。主に地方公共団体ごとの迷惑防止条例と刑法第176条(強制わいせつ罪)が適用される。
実務上は迷惑防止条例の「正当な理由なく、人を著しく羞恥させ、又は人に不安を覚えさせるような行為として、公共の場所又は公共の乗物において、衣服その他の身に着ける物の上から又は直接に人の身体に触れること」に対する刑事罰が適応される場合が多い。なお、迷惑防止条例は施行当初は痴漢等の保護対象が女性のみに限定されていたが、男性も被害にあうことが考えられることから、1999年に鹿児島県が性別を限定しない迷惑防止条例を施行すると、2001年に東京都が「女性」にあたる部分を「人」に改正・施行したのを皮切りに、順次各都道府県で改正迷惑防止条例が施行され、2014年4月1日に岡山県が改正迷惑防止条例を施行したことで、全都道府県の迷惑防止条例が保護対象となる性別を限定しなくなった[1]。
その他にも行為の種類や程度によって、軽犯罪法第1条第5号(公共の場所や公共交通機関で著しく粗野な言動により公衆に迷惑をかける行為)、わいせつ物頒布罪、公然わいせつ罪、暴行罪、鉄道事業者への威力業務妨害などにより処罰される。」
人間社会が前提にあって存在するものが文化と言わずして何と呼ぶんだ。
老化現象は自然だが老化現象によって引き起こされる変化は現実の環境に依存する、
若い連中がおらず老人が現役世代になったヤクザ社会なんて老害という「自然現象」なんざ既に崩壊してる。
老害が発生しない状況なんていくらでも想定できるし既に日本社会に老害が成り立たない状況もいくつか確認されはじめてる。
お前の固定観念から出てくる単なる願望であり感想をさも定常的なものかのように言いふるまうのはよしてほしい。
時間旅行してみようか。
KKO(Kimokute Kanenonai Ossan)は定義付けするものではなくて
現代社会競争の階級のうちの1つだからその中に存在するパーソナリティなんて様々だよ
金銭面での充足も無理、精神面での充足も無理、しかも社会保障もない、
そういう階級のことを指しているんであって外見とか人間性の特徴を言ってるわけではない
おっさん→若くないし女性でもないが転じて社会保障不可能(つまり保護対象でないネオリベの攻撃対象)
どれだけキモかろうが金が無かろうがKKOになれずネオリベに守ってもらえる
つまりはそう
KKOという存在はネオリベを意識したものでネオリベがこぞって叩く対象の共通項を指しているんだな
Pixiv二次同人小説の件、晒された方も二次だから法的にはグレーとかアウトとか言われてるけどあれシロじゃん
著作権法上の保護対象は表現であって漫画やアニメ・ゲームのキャラクターや設定を借りて書かれたファン小説は法的にはシロ
クロになることも全くないわけじゃないだろうけど極めて特殊な場合だけだ
現実的にはありえないが当該二次小説を原作側が裁判に訴えたところで違法はないと判断されるだろう
今回の件で、二次同人作家を盗人と呼ぶ人が多いが本当にそうだろうか
二次界隈のオタク女は原作サイドにとって大金を使ってくれるお客様でありブームの作り手
二次同人オタク女ももともと原作の熱狂的ファンだから原作側の利益にはできる限り配慮している
具体的には原作絵には似せない、同人作品には公式でないことを明記、同人グッズは公式と競合しないデザインにする、などだ
また、いかに原作への愛(金)を貢いでいるかをファンコミュニティ内で張り合っている
ただし二次創作オールOKを原作サイドが明言すればそういった紳士協定を無視してビジネスをする者が出るだろう
公式サイドは面倒を嫌って表立って二次創作OKのお墨付きを出していない
今後はニトロプラスのような二次創作ガイドラインを明らかにする制作者も増えるはずだ
原作と二次同人界隈はこういった文化を形成することで共存共栄している
二次同人界隈は息苦しいムラの掟で御神体を守っているつもりになってる
こういった事情を見れば二次同人小説の作家は法的にも社会的にも盗人ではないと思う
それなのに二次同人小説の作家本人は「盗人」を自称してるんだよね
同人コミュニティの中で我々は盗人ではないと少しでも仄めかせば袋叩きにされて追放される
だけど振る舞いは盗人のそれじゃない
堂々と全世界に向けて同人活動を公開してるしささやかでない金銭的利益を上げてる人もいる
盗人であるというタブー感によって秘密結社的なワクワクを楽しんでるのかな
http://b.hatena.ne.jp/entry/nanaio.hatenablog.com/entry/2017/02/17/222010
アスペルガーと発達障害を一緒にしないで!発達障害者はほとんどの人がそんな才能はない。逆にアスペは、障害者としての、保護対象外になりつつある。才能より社会適合性を伸ばすことが急務!現実はすぐクビになる。
ごめん言ってる意味が全く分からない。このコメントみんな理解できるの?人気ブコメになってるから自分が理解できないのがおかしいのか?
分からない点
才能と適合性はどちらかしか伸ばせないものじゃないだろとか意味は分かるけど納得いかないとこもあるが、そこは意見の相違なので別にいい。
しかし自分も発達障害だろうなと思うふしは色々ある未診断の人間だけど、自分は発達障害だけどこんなんじゃない!どうせ才能なんてないんだ!みたいな主張をわざわざする意味もよく分からん。
記事のお子さんだって発達障害なりの苦労や二次障害は経験してる可能性のほうが高いと思うんだが、単にこの記事には書いてないだけでしょ。
要は特殊な文化を持ったマイノリティを保護するための言葉が欲しいから
でも先住民族じゃないけど保護されるべき特殊な文化を持ったマイノリティっているよね。
例えばジプシーは特殊な文化を持ったマイノリティだけど定住せず都市を渡り歩いたりしてる。
先住民の土地だが競合しない土地利用をして平穏に歴史を重ねてきた入植者もいるだろう。
そいつらも200~300年もすればその土地の自然が生み出した特殊な文化を形成しているはずだ。
また、特定の民族や文化を弾圧する国から逃れてきた難民なんかも
特殊な文化を持っているはずだから受入国は文化を含めて保護するべきだろう。
アメリカなんかだともともと住んでいた土地からネイティブを追い出して
別の土地に住まわせて先住民族として保護していたり先住ってなんだって感じになってる。
先住民族というと、元々のその土地の正統な支配者っていうニュアンスが含まれるから
先住民族かどうかっていうのを問うとよほどはっきり歴史的経緯が分かっている場合以外、
そのと土地に住む人たちを分断して対立に引き込む可能性があるし、
歴史的経緯が分かってもいても歴史的正統性の違いによる身分の違いが出現するかもしれない。
例えば特定保護対象少数文化集団とか喪失危惧文化とかいろいろあると思うんだよね。
マジョリティは保護する必要がないから国連に先住民族と認定されず、
結果として暗黙的に正統性を否定されるってのはなんだか違うと思うんだよね。
http://anond.hatelabo.jp/20160423211230
わからんやつだな。
でもゼルダが手を出しちゃ駄目だったんだよ。
いいか。
ちるろぐやら青二才やらミニマリズムみたいな狂人がいただろ。イケダハヤトみたいな炎上芸人いただろ。最近だとはてなファイトクラブいう狂人がいるだろ。
みんなおかしいのわかってるけど、いくら指摘したところでみんなわかってるし本人ももう狂ってるからどうしようもないの。
彼らに必要なのは批判じゃないの。とっくにそういう状態を超えちゃってるの。彼らは心の病気なの。
昔風に言うならケモノ付きな。 サルが憑依してオナニーとまらなくなってる状態なの。
つまり彼らに必要なのは治療なの。憑物落としなの。除霊なの。 わかる?
はてなってのはこういう社会から隔離された存在に飢えない程度の承認欲求というエサを定期的にくれてやって飼育してる区画があるの。
バーチャルな精神病棟みたいなもんやね。その証拠にシロクマが白衣来て診察の真似事みたいなことしてるでしょ。
ヒゲガンダムはその保護対象病棟で一番でかいボスだけど、虚構新聞みたいな扱いなの。
ただ最近がエサをたくさんやり過ぎて暴走しちゃってるからそろそろなだめようと村民が話し合ってたところに
同じ区画で飼われてた空気を読まずにゼルダが余計なことしだしたの。自分のことをスタッフと勘違いしちゃったのね、可哀想に。
こういうのは、スタッフがやるから。 ゼルダは黙ってゲーム記事で承認欲求満たしてればよかったの。
言ってることが正しいかどうかなんてどうでもいいの。 それは別の人がいうから。
女性に対して酷いとか企業の甘えだみたいなのがブコメでもあって強い違和感がある。
資生堂は、世の中の2歩も3歩も先に行ってて、だからこその今回の報道なんだけど、それが判ってないコメントが多いと思う。
(資生堂ショックとは、資生堂が美容部員の時短勤務者に土日や夕方以降のシフト入れを促す施策の事)
資生堂は離職率を公表しており、2013年度の国内資生堂グループ(管理・総合職)で3.2%だ。2014年度4.2%。
しかし、結婚・出産・育児理由は、0.03%にすぎない。2014年度は、ついに0.00%になった。
美容職で、離職率2013年度 3.1%(結婚出産育児理由0.80%), 2014年度 3.7%(結婚出産育児理由1.00%)。
他にも、育児期間中の転勤への配慮、配偶者の転勤に伴う異動考慮、等など。
「企業内保育所設置!」に「そこは資生堂が12年前に通った道だ……」とかやってほしい。
あえて書かないが、ググれば復職率・定着率の高さにたぶんビビると思う。(ヒント、9割は超えてる)
化粧品業界の最前線に立つ一万人以上の女性の集団をコントロールして、離職率をここまで抑えているのは驚異的だと思う。
「守る対象から戦力へ」と言い出したのが、この資生堂だというのは念頭に置く必要がある。
こう言う時、オトコは、とか書くと炎上するのだろうが、一般的な目線で見ても「企業は人を採れば良い」となりがちだ。
美容部員(想像し辛い人は、化粧品売り場で働く、相手に化粧を施して売り込む店員だと思えば良い。男性も少数だが居る)対象だから女性だ、というのは実は本質ではなくて、
これは、男性であっても女性であっても、育児短時間勤務が今後一般的になってきた時に、必ず起こる問題になる。
なぜなら
この場合、「男性社員を雇えば良い」とはならない。男性は育児をしないと企業が宣言しているのも同義だからだ。
また「育児休暇を取らない社員を雇えば良い。出産育児は権利であって義務でないので、使わない人間も居るだろう」というのは退化だ。
採用面接で「女性は寿退社or出産or育児で働かなくなるからリスクがある」と言うサラリーマンは、残念なことに未だに一定数居る。
こうすると、
2番が実際に根付いた資生堂は、日本企業としてはかなり進んでいるだろう。(実際、常に10%程度が短時間勤務者)
そして、ついに3番に手を付けた、というのが今回の「資生堂ショック」の話になる。
これは、ほぼ女性のみの美容部員だから生まれた問題ではあるものの、何れ日本社会全体にこの問題が来る、と信じたい。
(実際には、介護の話が避けがたく先に来るので、そちらから整備されていくのだろうけども……)
念の為補足しておくと、美容部員の短時間勤務者のために、夕方以降の店頭活動を代替する「カンガルースタッフ」という派遣社員が1600名ほど在籍している。
ただ、このカンガルースタッフの育児を犠牲にすれば良いかというと違うので、結局またその店頭活動サポートのサポートが必要になり……と根本的な解決にはならない。
(実態はバイトだしキャリア蓄積という意味でも難しい。わりとこのカンガルースタッフは常時募集しているので、はてなでもやってた人がいるかもしれない)
基本的に、上記の二択だった。(下手すると時短勤務を取れず育児専任女性)
当たり前の話だけど、こうするとキャリアを積むのは、育児を犠牲にした人か、(育児もキャリアも積み上げた)超人だけになる。
(働きたい人だけが働けば良いというのは、キャリアを積みたいなら育児は犠牲にしろと言ってるのと同義なので意味が無い)
この内、1番の「キャリア重視なら育児が犠牲になるのはやむを得ないよね」というのにハッキリ「ノー」と言ったのが資生堂になる。
育児は当然の権利なのでそれは尊重した上で、キャリアを積み重ねるのは、この方法だという方針を打ち出したと言って良い。
「私はキャリアを積み重ねるルートから外れた」と時短勤務者本人や周りに思わせないよう宣言した、とも言える。
キャリアを積み重ねて欲しいと言って採ったのならば、その道筋を引くのが企業の責務だろう。
理念だけでは回らない現場に寄り添ったガス抜き施策じゃないかな、と思う。
露悪的に言えば、婚期を逃したお局様みたいなBC(ビューティーコンサルタント)は、キャリア的には実績もあるしバリバリ働く。
あっちで短時間、こっちで短時間、結局土日や遅番は子供の居ない連中で回すんかいという不満が現場に蓄積される。
「キャリア指向」だけではなく「育児もキャリアも」でやりくりして土日に出ている「育児女性」にも不満が出る。
産後2ヶ月後には私は働いていた!半年も休んだ上に短時間とは軟弱だ!とソコココにそういう空気が流れる。
結果、「出産育児理由では無いんですが」と「職場で働き辛い(一身上の都合)」と、辞めていったりする。
(キャリアを積む道筋が無ければ、育児重視で行きたいと思った女性は「バリバリ働きたい人の雰囲気には馴染めず」となりがち)
そういう不満に対して「制度にべったりではなく、出来る範囲で努力はしてもらう。そういう内容で啓蒙もしてる」と証拠を見せるのが大きな目的の一つだとは思う。
(繰り返しになるが、たぶんそこらの企業よりよほど産後復帰しやすい環境を整えておいて、なお、同じ職場の女性に不満が溜まりがち、という事)
短時間勤務者は、「育児期間中の保護対象社員(特別な扱い)」から「一般社員(ただし育児時間中)」になった。
これでもし、「短時間勤務者にしわ寄せが向かう」のであれば、それは「短時間勤務者だけが育児を担っていた」事になる。
「資生堂ショック」とは、資生堂で働く女性短時間勤務社員に対してではなく、その伴侶であったり、周辺の環境に対しての事だと思う。
この報道で「男性の育児休暇推進に向かえよ他の企業は」というコメントで盛り上がらないのは、ちょっとどうかと思う。
深津氏の http://bylines.news.yahoo.co.jp/takayukifukatsu/20150907-00049112/ とそのブコメを読んで問題が混乱してるのを感じたので書く。
ただし自分も法律の専門家ではないので,これを読んだ法律家の人がちゃんとした記事を書いてくれたらありがたく思う。
それぞれ保護の目的や保護される範囲,侵害の判定基準が異なる。
権利 | 保護の対象 | 保護の目的 | 侵害の判定基準 | 権利の発生 |
---|---|---|---|---|
著作権 | 創作物全般 | 創作物の公正な利用→文化の発展 | 類似性&依拠性 | 自然発生 |
商標権 | 商標(ロゴ,マーク,社名/ブランド名等) | ブランドの信用維持→産業発展及び消費者保護 | 類似性 | 登録 |
意匠権 | 製品デザイン | 意匠の創作の奨励→産業発展 | 類似性 | 登録 |
商標権と意匠権は割と似てるが,違いは商標権が商標を一つ登録するだけで(特定産業分野の)あらゆる製品についてその商標が保護されるのに対し,意匠権は製品の意匠(デザイン)が保護対象なので,製品ごとに登録が必要な点。自動車を例にとると,自動車会社のエンブレム=商標を一つ登録すると車種に関係なく保護されるが,意匠は車種ごとに登録が必要になる(自分で書いててあまりいい例じゃないと思ったが,他に思いつかないのでこのまま進める)。つまり今回のエンブレムのようなものは,意匠権での保護は難しく商標権での保護が一般的ということになる。あと商標権は登録者だけじゃなくそれを見てモノを買う人=消費者の保護も重要な目的だが,意匠権は専ら登録者の保護が目的。
1. 原案の提出
ここで問題になったのは「商標権」であり「著作権」ではない。従って侵害の有無は類似性のみに基づいて判断される。コンセプトとかは一切関係なく,見た目が似てたらアウト。但し保護目的の大きなウェイトを「消費者が誤認しないこと」が占めるので,誤認しない程度の類似なら許容される。
3. 一次修正案の提出
6. 最終版の公表
7. 最終版がベルギーのリエージュ劇場のデザイナーから著作権侵害として使用停止を求められる
ここで問題になったのは「著作権」。著作権の侵害は,類似性と依拠性(被侵害著作物を知っていて,それを真似した)の両方が立証されて初めて成立する。従って元の著作物を知らずに作ったものがたまたま似てしまった場合は,著作権侵害にはならない。佐野氏が pinterest の会員だったかどうかが問題になるのも,この「依拠性」の証明に関係してくるから。但し単に会員だったというだけでは依拠性の証明としては全く不十分。佐野氏が(一次修正案以前に)リエージュ劇場のロゴを見ていたという蓋然性が高いことを示す証拠(例えば pinterest のログ等)が必要。
他方,深津氏は「依拠していない」ことの証明として「コンセプトが違う」ことを挙げているが,これも現時点では証拠としては弱すぎる。証拠というよりは傍証レベル。まずその「コンセプト」なるものがすべて頭の中で考えられたものでしかない。つまりリエージュ劇場のロゴを見たあとでも,言い訳としてそのようなコンセプトを考えることは極論今からでもできる。「いや,このコンセプトでずっと考えてたんですよ」ということを示す物証(ラフスケッチや素案,メモ等)が出てくれば多少マシだが,それでも「見ていない」証拠としては弱い。ただこの場合挙証責任は基本的に訴えた側のドビ氏にあるので,よっぽどマズい法廷戦術をとって挙証責任を押し付けられない限り,佐野氏側は「依拠していない」ことを証明する必要はない。
ちなみにもしリエージュ劇場のロゴが商標登録されていたとしたら,商標権での争い,すなわち類似性のみでの争いになるため,「専門家であるデザイナー」諸氏がどれだけ「コンセプトが違うから違う」と言っても一笑に付されていたはず。もっともそうなる前に商標調査で引っかかった可能性は高いし,また類似性のみの判断になるとしても消費者が誤認するレベルかというと正直微妙だとは思う。
以上に書いたことを冒頭に挙げた深津氏の記事,特に「まとめ」の直前に掲げられている5項目と読み比べてみるとわかると思うが,2番目の「コンセプト」の話以外はだいたい同じ。2番目の「コンセプト」の話も「コンセプトが違う」ことを以て「(著作権侵害で問題になる)依拠性はない」という主張を補強する傍証としているだけで,デザイナーの専門性とかは本質ではない。
つまり,深津氏は「法律的には問題ない(はず)」と言っているだけなので,だったら「この問題の専門家はデザイナーじゃなくて法律家じゃね?」と考える次第である。
権利 | 保護の対象 | 保護の目的 | 侵害の判定基準 | 権利の発生 |
---|---|---|---|---|
特許権 | 自然法則を利用したアイディア | 発明の奨励→産業の発展 | 類似性 | 登録 |
実用新案権 | 自然法則を利用した物体の形状や構造に関するアイディア | 考案の奨励→産業の発展 | 類似性 | 登録 |
特許は機能を実現する方法や装置などの技術的手段のアイディアを保護するもの。実用新案も,特許をラスボスとした時の中ボスみたいな位置付けだと思うので,意味的には特許と変わらない。いずれも機能とは無関係な表現としてのデザインの保護とは全く異なるので,そもそも特許制度と比較してどうこうというのは筋違いだと思う。