はてなキーワード: まだ子とは
夫に飲み会に行ってほしくない。
今が堪え時だと、多くの人が言っている。
会いたい人と会うことを避け、行きたいところへ行くのをやめ、耐えている人たちがいる。
少しでも感染の勢いをおさえようとする人たちが、最前線で命をつなごうと、ギリギリの中で奮闘している人たちがいる。
だから、飲み会を、お願いだから、この時期だけでも、辞めてほしい。
私は知っている。
夫が仲間たちと酒を飲み議論を交わし、夜中まで何度も話し合い肩を組んで逆境を乗り越え、ここまできたことを知っている。その時間があったおかげで夫にとって大切な仲間ができたことを知っている。
そして今、なんとか動かないと自分が所属している会社が大変なことになるかもしれないと思っていることも、「こういうときこそチャンスだ」と前向きな努力をしようとしていることも、知っている。
あなたのおかげで私たちは生活ができているし、楽しい生活を送ることができている。美味しいごはんが食べられる。本当にありがとう。
けれど、今は飲み会をやめてほしい。
夫を飲み会に誘う人がいる。本当に、今はやめてほしい。週に1回でも、やめてほしい。少人数で、個室だとしても、やめてほしい。
仕事なのはわかってる。ただのお楽しみの親睦会とかではなく、未来につながるチャンスだったり、今繋がなければいけない物事があることをわかってる。この先会社が打撃を受ける。今何か考えて、みんなで話して、手を打たなければいけない。わかる。
「飲み会も仕事のうち」だとしても、この流れが落ち着いてからではいけませんか?
本当に、お酒の力がないと、腹を割って話せませんか?
飲んで絆を深めるのはこの騒ぎが落ち着いてからでは、だめだろうか。
お酒の席は楽しかろうけれど、マスクを外し、酔って自制がきかなくなり、気は大きくなり、唾は飛び、いろいろな人や物との接触は増えるだろう。
仮に今腹を割って話さなければいけないことがあったとしても、
「じゃあ今から飲みに行って話そうか」
という流れのほうが、怖くないだろうか。こんな時に飲み会に行く文化がある会社、辞めたほうがよくない?ってならないだろうか。
ならないのか。だとしたらなんて恐ろしいんだろう。
私も、全てにおいて最前を尽くせているのかと聞かれたら、分からない。
だから迷惑をかけているのはお互い様かもしれない。私だって突っ込まれたら言い返せないところがあると思う。私だけが一方的にせめる権利はないのかもしれない。
けれどこれは、私の夫ひとりの問題ではない。
私は夫を説得しつづけるけれど、それだけでは解決しない。
現に夫に会食の連絡を入れる人がいるのだ。
「大事な話だ、飲みに行こう」という人がいるのだ。
彼らの家族はどうしているんだろう。そこを知っても仕方ないのだけど。
彼らの家族が皆「しょうがないね、仕事だもの」と言ったのだとしても、私は夫に「なるべく行かないでほしい」と言い続ける。
いつまでこんな状況なのか分からない。飲み会の席でいろいろ積み上げてきた人たちは辛かろう。いつになったら大手を振って飲みにいけるかわからない。
でも、「この数週間が勝負」と言われていて、飲みに行く、出かける人が増えてしまったら、「この数週間」が「この数ヶ月」「この一年」と一気に増えしまってもおかしくない。
そういう状況に、私たちは置かれている。
夫は「自分みたいな考え方のほうがおかしいのはわかってる」という。自分がイレギュラーなのだと言う。でも、だからなんだというんだろう。夫がイレギュラーかどうかは、我が家には関係ない。夫は一人しかいないんだから。どうしても、ここだけは夫婦の考え方が相入れない。
夫がいくら飲み会に行かなくなっても、在宅ワークにできたとしても、どこからともなく感染する可能性はある。買い出しに出た私が感染することだってある。どうしようもなく誰かが感染してしまうこともあるかもしれない。
夫は飲み会をものすごく減らしているようだけれど、できればリスクをもっとおさえたい。もっと、もっと。
「飲み会だけ目くじらたてすぎでは」と自分でも思う。けれど、どこの誰ともしらない人たちが集まるところで(仮に会社にいるより少人数規模だとしても)、ちょっと離れた席で知らない人たちが同じように酔っぱらい、注意が散漫になる環境にいてほしくない。怖すぎる。どうしたら伝わるだろう。
彼らはまだ子どもなのに、一緒にいてもあげられず、知らない大人たちに囲まれて、苦しみの中独り闘うのだろうか。そう文字にするだけでもう泣けてくる。どうか彼らが健やかでい続けられますように。笑顔で、家族みんなで一緒にこれからも過ごせますように。
届かないかもしれないけれど、私は本当に飲み会を今はやめてほしいです。仕事に行かなきゃいけない人たちがいることはわかります。出勤もできればやめてほしいけれど、それじゃ仕事にならないだろうから、祈りながら毎日見送っています。いつも本当におつかれさまです。
大切な話が今こそ出てしまうこともわかります。会社が潰れれば多くの人が大変なことになります。それこそ、病に命を奪われてしまう前に、生活ができなくて命が危なくなることもあるでしょう。
それは避けなければいけない。本当にみんなにとって難しい局面なのだと思います。私には、想像することしかできません。その想像も陳腐で、まったく理解が及んでいないとは思います。すみません。
けれど、できれば、会議室でマスクをして、落ち着いて話をしてほしいです。
「今はこんな時期だから、乗り越えてまた美味い酒を飲もう」
わかります。努力不足で、本当にすみません。これからも私は夫に気持ちを伝え、できる限り信頼性の高い情報を選び取り、それを見せつつ説得していきます。人様にお願いする立場にないことを少しは理解しているつもりです。本当にごめんなさい。
それでも、お願いです。
夫を飲み会に誘わないでください。誰も飲み会に連れて行かないでください。みんな、行かないで。
「鬼嫁がいるからダメだな」と言ってもいいです。鬼嫁です。夫の苦労や家族のための努力をそっちのけに、我儘を言っているところもとてもあります。
ヒステリックかもしれません。それでもいい。飲み会をやめてください。お願いです、もう少し、もう少しだけ、「飲みの席でないと」という気持ちを堪えてください。
今はただ、必要以上の外出をしないでほしい。
移動すればするほど、リスクが高まるのではないでしょうか。会社と必要な取引先と、家の移動だけにできないでしょうか。
それぞれに大切な人たちがいるはずです。大切な人を守るために、「移らないように」ではなく「移さないように」、できる限りの行動を皆でしていきたいです。
そうして落ち着いて、
「ああ、本当にたいへんだったね」
と笑ってみんなで言い合える日を、気持ちよく夫を外へ送り出せる日がくることを願っています。
妻として本当に情けないです。説得を続けます。1日も早く夫が協力してくれるよう全力を尽くします。
コロナの話題で毎日持ち切りなわけなんだけど、不要不急な外出は避けよって注意喚起されていても軽く考えている人が多すぎる。
ここでいう不要なってのは仕事の話じゃないよ。今は『我慢して遊びに出かけるな』って話だよ。
ニュースでは渋谷の若者がーとか、夜通しクラブで飲んでいる馬鹿な大学生の話題だったけど、若者に限らないんだよね。
うちの近所の居酒屋なんかは墓穴に足突っ込んでいるような年代が集まって毎日どんちゃん騒ぎしてるし、パチンコ屋なんかも、朝から並んでいるようなのを見かける。
人が集まる所は避けてって言っているのに、なんにも言うことを聞かずにやりたい放題。
まだ子供がね、公園や広い場所…外で遊んでいるレベルの方が健康的で人が密集していないし安全に感じる。
こんなやりたい放題でバカで阿呆な愚者がコロナにかかったら、途端に人のせいにし始めるんだろうなって。
『あいつのせいでコロナになった』『あの店のせいでコロナになった』なんて言い始めるのが容易に分かるよ。
たかが不要不急な外出を避けてって言われているだけなのに守れないというのは、もう脳みそがコロナにでも冒されてるんじゃないの?
先週、中絶した。
妊娠8週だった。どうしても産むことができなかった。子どもは、まだ子どもともわからないものだったけど、心拍がはじまっているところだったという。
中絶手術は、全身麻酔だから痛くないと聞いていたけど、麻酔が覚めてから今まで体験したことのない激痛に2時間ほど悶絶した(子宮が急激に収縮したせいらしい)
手術から1週間は性行為しないでください、という医師の言葉をきっちり守り、彼は1週間後に誘ってきた。
まだ血が出てるけど、まぁできなくはないかなって言ったら喜んでいて、そんなに嬉しいならよかった、と思った。
行為はやっぱりまだ痛くて、ヒリヒリとか鈍痛とかしたけど、耐えられないほどじゃなかったから、気持ちいいふりをしてあげた。
そうしたら、そうしたらですよ。まさかの中で出しやがったんですよ。
「え、だめなの。血が出ているって言うから大丈夫だと思って」って。
いや、血が出ているのは手術してまだ出血しているからで、え、聞いてたよね?隣で聞いてたよね?
生理なんてくるわけないじゃん。
見ただろ。人になりかけた赤い塊も。
なんかもう信じられなくてとっさに責めることもできず、ばかだねえ私たちって笑ってしまった。
馬鹿なのは確か。女中絶させてすぐさま中出しする馬鹿と、人ひとり殺してすぐ、そんな男を許してしまう馬鹿。
さすがに情けない。またお金もかかってしまうってこぼしたら、割り勘だからいいじゃんって、言われ。ついでにピルもらってきなよって、言われ。
は?
は?
はあああああああああああ??
毎日決まった時間に欠かさず飲んで、太ったりむくんだり吐き気したりして、それでこいつは、そんな苦労も知らないまま、気持ちよく中出しを楽しむんだなって思ったら、
ぜったい、ぜったいに飲めないと思った。
もう人殺しをしないためだとわかってる。
男女関係なんてだいたい、非対称性を孕んで維持することくらい、わかってる。
でもこれはもう、耐えられない。
正しいとか正しくないとか、知らん。平等とか不平等とか、知らん。
でもとにかく、もうこれ以上は、一歩たりとも耐えられない。耐えられなくなってしまった。
またひとりぼっちになるのだろうか。
それがやっぱり人ひとり殺した罰なんだろうか。
・乳の張りは落ち着いてきたがまだ痛い。母乳の出はまだあまり良くない。30〜40分手絞りして40mlくらい
・そのせいか子に乳首を咥えさせてもすぐに離してしまう。ギャン泣き、手で張った胸を押し返されるので痛いし辛い。
・哺乳瓶はすぐに吸い付く、最後まで離さない。子はこっちのほうが楽だから仕方ないとどの助産師にも言われたが悲しくなる。
・会陰切開の傷はまだ痛む。子の世話で立ったり座ったりするたび辛い。
・悪露は減ってきた。生理4〜5日目くらい。でもふとしたときにドバっと出るし、生理よりもニオイが出るので不快感は変わらず。特に授乳中に子宮収縮が進むせいかドバっと出やすい。
・授乳間隔は3時間くらいでキッチリ泣いてくれるので、合間合間に休める時間はある。(旦那や実母がかなり協力的なおかげ、家事は退院してから1つもやらずに済んでいる。頭が上がらない)
・ミルク飲めばすぐ寝てくれて背中スイッチもほとんど発動せず、今のところは寝かしつけは必要ナシ
・妊娠中からだが、産んでもまだ子を可愛いとは思えない。旦那や実母、義母などに「カワイイねぇ」と言われるたびに違和感がある。なんて返事していいかわからない。
・これだけ恵まれた環境でも私の精神は安定しない。食欲は出産直後からどんどん落ちていって、便秘体質だったのに退院から下痢が続いている。子の声が聞こえると動悸が起きる。怖い。早く死にたい。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/globe.asahi.com/article/13185352
つかNHKはまだ子供向け作ってるだろ。忍たまは長いけど新作も普通に定期的に出てる。
映画で作られているのは、『ドラえもん』、『アンパンマン』、『ポケットモンスター』、『妖怪ウォッチ』、それから『プリキュア』など。これって、何年同じものを作っていますか? 20年ですか、30年ですか。
ってかレベルファイブは定期的に新作出してるよな、他もホビーアニメなら民放でも新作出てる。
「子供向けが『殆ど』ない」「NHK以外だとホビーアニメなど何らかの販促アニメ以外全滅」ってなら分かるが
(販促物でないと予算つかなくてNHK以外では作れない、ってのは事実だろう)
「全滅」まで言われると言い過ぎとしか思えない。
うちの妻もそんな感じに癇癪を起こすので、もう無理だという妻からの申し出により、ご飯関係の家事育児は俺がやるようになった。買い物や、ピザ頼む時の電話まで、食事にまつわるすべて。
というか元々、他の家事はほとんど俺がやってたので、一般的な「夫が家事育児をあまりしない共働き家庭の妻」と同じ程度にはやってるはず。ちなみに、嫁は大体いつも、イヤイヤ言ってる子供を無視してテレビ見てるかソシャゲやってる。
最初に自分語りをしたのは、はてなでイクメン的な言動をすると、粗探しをしてマウントを取ろうとするやつが多いからだ。
俺はそっち側の人間だ。撃つな敵じゃない。
俺は、子供にイライラすることはない。イヤイヤ期になって駄々をこねるようになったけど、できることも話せる言葉も増えて、可愛くて仕方がない。
結局、子供との時間を楽しめるかどうかって、性格次第なのだと思う。
これは愛情の深さの違いとかではなくて、子供とどういう距離感で接するのが自分にとってベストかというのが、人によって違うだけだろう。
うちの妻も、増田も、子供を愛してることは、全く疑いようもない。
俺は、イヤイヤしてる子供を笑わせて機嫌を直したら楽しいし、そもそもご飯をこぼそうが残そうが、何も思わない。だってまだ子供だしとしか。
むしろ、このイヤイヤ期が終わったら、少しずつ自立して、今みたいにベッタリ甘えてくれないんだろうなと思うと、めちゃくちゃ貴重で大切な時間だと思ってる。
増田の性格だと、もっと適当にやった方がいいんじゃないかと思う。
便利な家電を買って家事育児全般を時短するとか、日曜に1週間分を作り置きするとか、週に何日かはレトルトやデリバリーで済ませるとか。
【1/27 追記】
沢山のコメント、ブックマークありがとうございました。とても参考になりました。
結論から言うと週末は息子ではなく妻とミーティングしました。とりあえず検索履歴に関しては、自分で消すという考えに至るまでほっておこうという事にしました。
スト2の春麗の話を書いてくれた人、ありがとう。「なるほどそういう事かも」と明確に想像できました。
妻は男兄弟のいない環境で育ったのでやはり男の子の思春期に関しては知らない事や不安な事が多く、どう思われるかは別として春麗の話であれば俺なりの体験として伝える事が出来たのでとても助かりました。
その事に対して妻が全部納得しているとは思いませんが、とにかく子供が性に対して何か目覚めのようなものを感じている事とそれはとてもデリケートである事。俺達が子供の時と違い子供の秘密を良くも悪くも大人が可視化しやすくなっている事。また、少なくとも息子は近所の子やクラスの周りの子に一方的な暴力を振るうような子ではない事を再確認しました。
たまに一人では寝れない事もあるまだまだ子供だけど、少しずつ大人の階段を登り始めてる事を感じて嬉しいようなさみしいような感じです。
【追記終わり】
晩酌をしようとしたら妻からリビングのiPadを持ち出され「これ・・・」と相談された。
どうせGoogleの履歴ワードにエッチな言葉があったんだろ?
男なら誰もが通る道だ!気にすんな!ワッハッハ!!
・・・位の気持ちで待機していたのだが俺が思っていたのとちょっと違った。
桐谷美玲 痛い
桐谷美玲 痛い痛い
痛い マッサージ 女
女 マッサージ 痛い
・
・
・
なんで全部が痛いなのか。
とりあえず検索すると、映画の番宣などに埋もれてニュース番組の肩こりの特集で桐谷美玲ちゃんが医者のおっさんに診察される画像や動画が出てきた。
痛いというワードは、その時桐谷美玲ちゃんがめっちゃ痛がってた事を表現していると思われる。
他のワードもほとんどがマッサージをされて痛がってる女性が登場する画像や動画が表示される。
これはなんなのか?男ってみんなそうなのか?
妻は相当悩んでいた。
「はだか」とか「おっぱい」とかで検索するならまだしも「痛い」という言葉に執着する理由。
確かにこれは息子に聞いてみないと分からないことなのだが、聞き方の難易度が俺が思っていたのと違った。
それに息子は桐谷美玲なんて絶対漢字で書けない(予測変換の功罪)。
桐谷美玲ちゃんを好きなのはいい、でも何で痛いなのか?そこなのか?
女の子が痛がってる事にドキドキするとかそういう思考は危険すぎる。
何が正解なんだ?
息子は静かでお友達と遊んでいても大声を出したりせずみんなでゲームをしたりする本が好きな優しい子だ。
私と違って学校で取っ組み合いの喧嘩して先生から連絡が・・・なんて事一回もない。
その息子がなんで女の子がマッサージされて痛がってる画像や動画を求め続けているのか。
深く深く悩み涙する妻から
「この土日で俺が息子と話し合う」
ゲームのチャットで知り合った男性と深夜ボイスチャットをした。
年齢を聞かれて素直に「26歳だよ~、もう全然若くない(笑)」と言ったら彼は「俺は20歳ですけど、あなたは自分の年齢のことどう思ってますか?悪意はなく純粋に、自分のこと若いって思ってますか?」と聞かれたのだ。
私は、ただの独身女性だ。同級生はもう何人も結婚し出産してる。もう大人なのだ。大人であることは、若くはなくなるということなんだろうか。続けて彼は言った。「若いって23歳くらいのことだとおもうんですよ」と。私はもう若者ではない、それは罪なんだろうか。私が今抱えている気持ちは一体何なんだろうか。若くないと自虐したが、本当はまだ子供だと持っている。大人になれない。いつだって子供のままなんだ。
私は言った。自分の生活が16歳から進んでない、と。学校は仕事に代わり、趣味だったコスプレも今は同人作成になった。そう、私の世界には変化がないのだ。彼のいう「若い」は、いったい何を意味するんだろうか。私は今何におびえているんだろうか。
通話を切った時からずっと考えてる。私は一体何を問われて、何についてこんな重苦しい気持ちになっているのか。私は、何者になるのか。
が、猫と別れる選択肢は無い。すくなくとも個人的には絶対それはやめた方がいいと思う。
おれは一年と少し前、19年一緒にいた猫を亡くした。
自分の至らないところで、その猫にはつらい状況も一杯味わわせてしまった。いまでも悔やんでも悔やみきれない感情がある。
でもただひとつ。
飼う時に心に決めた
「ずっと一緒に居る」
それだけは貫き通せた。それが唯一救いになっている。
なぜそう心に決めたかというと、子供の頃、同居していた叔母が可愛がっていた猫がいたんだ。
叔母見つけて連れてきて、叔母が飼った。
その猫も叔母に一番懐いてて、他の家族とはさほどだったんだ。
その猫は寂しそうだったよ。いつも叔母の部屋にあったクローゼットのなかで寝てた。
叔母が家にくると嬉しそうにくっついてた。
動物の毛がよくないとかなんかで聞いたみたいで、高齢出産だった叔母は異常に過敏になった。
猫が近づくと、叫び声をあげて「来ないで!」って逃げてまわった。
おれはまだ子供で、友達と遊んだり、そんなことばっかりで頭がいっぱいだった。でもその猫が亡くなった時、大好きだった叔母に避けられ、看取ってももらえずで(急だったからだが)もし次に猫を飼うことがあれば、何があってもずっと一緒にいるんだと決めたんだ。
一年少し前に亡くなったその猫は、晩年は腎臓を患った。病気について、必死に色々調べた。そこら中におしっこを垂らして(腎機能が低下すると、水を飲む量が増えて、おしっこがぽたぽたと垂れたりする)毎日のように寝床の掃除をした。
一緒にいるのは綺麗で楽しいことだけじゃない。けれど、毎日していた、寝床に敷いたタオルの洗濯やトイレ掃除。これが出来なくなったときの喪失感はとてつもなかった。
19年の間には、何度か引っ越し等環境の変化で、猫と離れるかどうかの危機もあった。
けど、おれにはその選択肢はなかった。
そのお陰でおれはそういう大切な喪失感も噛み締めることができた。
もちろん、嫁と子供が絡む話だ。そう簡単な問題じゃないのもわかる。
けれど、ずっと一緒に居ると決めて飼ったのなら、その猫と別れる選択肢だけは選んで欲しくない。
絶対後悔する。
どちらを選んでも後悔はあるかもしれないが、その後悔だけはして欲しくないな。同じ猫好きとして。
それに旦那にとって大事なものを奪う選択肢を提示してくる嫁に一度折れたら、この先折れ続けることにもなると思う。
猫と別れた後悔が、後々いろいろな形で尾をひく可能性もあると思う。
最後に、10歳の猫にとって、1年は人間で言う4年なんだ。猫は1年で4歳分年をとるんだ。
例えば実家に預けるとかになったとして、月に一度会いに行っても、猫にとっては4ヶ月。
そんな速度でお前のその猫は時間を刻んでいくんだ。
その時間、出来ればずっと一緒にいてやってほしいなぁ……
最近よその家族とご飯を食べたが、私の知ってる家族と違いすぎてカルチャーショックを受けた。
そこのおうちのお嬢様がお母様に「そういう言い方はよくない」と注意する。
お母様もそれを聞いて「そうかもしれないね」と受け止める。
実家では親に進言するとこうだ。機嫌がいいときは「いいこちゃんぶって」と嫌味で返され、機嫌が悪いときは「子供は黙っていればいいんだ」といわれる。
そもそも30歳近くなってもまだ子ども扱いで、一人旅に行きたいので親の許可を撮ろうとすると引率の大人がいないならダメだといわれる(無視して行った)。昼食のラーメンに入れるネギを小口切りにしたかどで全裸でベランダに締めだすというしつけを受ける。
大学卒業を機に一人暮らしをして1,2年に1回帰省するだけだがそれすら最近は我慢できなくなってきた。早く死ねばいいのにと思われている家にどうしても帰りたくない親不孝者だ。
よそのおうちでは顔色を窺わなくてよい、大きな足音や物音で不機嫌アピールする人がいない、そもそもイライラしてる人がいない。
ゆっくり過ごしてほしいということだったので通された仏間で甘えて横座りだが足音がしたので跳ね起きてすぐ正座した。そこのおうちのご令息はごろごろしたままだった。足音だけで部屋に入ってくることはなかったが、この家の人は足音を恐怖に思ってないんだと愕然とした。親が一見したとききちんとしてないと叱られることはここの家ではないのだ。
小学校低学年の女児が「この遊びがやりたい」と口に出していた。
家族でできるボードゲームだったので家族みんなでやりはじめた。
一時期豊田真由子の怒声がテレビをにぎわせていたがあれが話題になっていたのは異常だったからだ。
母のしゃべり方は豊田真由子そっくりなので私は報道を正視することができなかった。
職場の人は笑い話のように豊田真由子の話をするが私には笑えなかった。子供のころからああやって怒鳴られていたから。
十二国記には梨蓉という登場人物がいる。彼女は数代前の王を支えた高名な仙人だが性格がきつく今は洞を与えられて幾人かの下僕をいじめながら暮らしている。
下僕の一人、鈴は屈辱的なあだ名をつけられたり無理難題を申し付けられたりしながら暮らしているがある時耐え切れずに出奔する。鈴は自分を憐れむが、物語が進んで出会った一人の少年に諭される。
その内容が私はまだ受け止めきれる度量がないのだが、その挿話があるため私は十二国記のことが大好きだともいえる。
こういう親の元で育ったことを人に言われたときにどう受け止められるかがわからない。
親とすら仲良くできない欠陥品だから、人間の失敗作だから関わらないようにしようと思われても仕方ないと思う。
私は厳しくしつけを受けて育ったが、親をだまして女子高の特進クラスに入った。あまつさえ大学に進学し東京に就職して独立してしまった。いつまでも一緒にいてアップルパイを焼いてくれる優しい娘が母は欲しかったのに。地元の地方公務員と結婚して親とはスープの冷めない距離で仲良くする友達親子を期待してたのに。私はその期待を裏切ったのだ。死ねといわれても仕方がないと納得しないといけないはずなのに納得できないのが親にもたぶん透けて見えていて、さらにしつけを助長する。
僕の収入は低くはないんだけど、僕が倒れてしまった時の保険としても彼女が自立して生活できるようにも収入の冗長化をしたいと思っているので彼女にも働いて欲しいと思っているが、これが難儀しているという話。
難儀の原因は、奥さんとのコミュニケーションができていないということ。
というのも奥さんは抽象的なことを理解するのが苦手のようで、「正社員になるのが僕としても家計としても第一希望だけど、アルバイトから正社員に狙えそうな仕事ならアルバイトでもいいよ」と伝えると、「正社員になれ」と解釈してしまい、他にも「過去にライターでの職務経験があるし、文章書くことが好きだからライターの仕事ができればいいかもね。」と伝えると「ライターの仕事を探せ」と解釈してしまう。
また、僕が常々言っていることは「コンビニバイトのような外国人に置き換わっていく次に繋がらないような仕事はやめて欲しい」と言っていてこれを「コンビニバイトだけはやめろ」と解釈していて、単純労働などのデータ入力などはOKだろう、と考えていたようで挙句の果てには「お前の言っていることはわからん。NGな仕事をすべて列挙しろ」とまで言ってきた。
僕は難しい言葉を使ってはいないし、わかりやすく説明しているつもりなのだが、本質がまるで伝わっていない。
結婚した当初は子供ができた時の学費のために復職しやすい仕事に就いて一緒に学費をコツコツ貯めようね、とも言っていたのに、今では「何もできない。仕事をしたくない」と言って泣きじゃくっている。
僕から見ると、子供を作る覚悟がまるで無くて本当にあきれてるんだけど、世間体とか手続きがめんどくさくて穏便に済む方法がないか探していているので、離婚はまだ切り出していない。
彼女の自己肯定感が低いのは、僕が理詰めしてしまっているような気もしていて僕にも悪いところがあるとは思っているけど、まだ子供がいない間に仕事の妥協はあまり妥協はして欲しくなくて、本当にどうすればいいのかわからない。
小さい頃は父が好きだった。多分母よりも好きだった。
何かと父に懐いていて、趣味も漫画やアニメ好きだった父から多大な影響を受けた。今でもガンダムとか好きだ。
でも、大きくなるにつれ次第に父のことを素直に好きと言えなくなった。
そうなった経緯を何となく身バレ防止のフェイク込みで書いていく。
中学生くらいまではなんの躊躇いもなく父が好きだった。
仕事で帰りが遅い日が多かったけど、家にいる時は積極的に遊んでくれた。
本も読んでくれたし、外にも連れてってくれた。色んなことを教えてくれたし、母に内緒でお小遣いをくれたりおかしを買ってくれたりもした。
私が中学に上がるくらいの頃から父は自宅で仕事をするようになり、日中も家にいるので、学校から帰れば父がいるのが当たり前の生活になった。
裕福ではないけれど、それなりの暮らしができる程度の一般家庭だった。と思っていた。
高校の時くらいだったかな。ふと、父が仕事で使っているパソコンを見てしまった時があった。
父の仕事場に、父になんか用があって呼びに行った時だった。その時父はなんかちょっとした買い物かなんかに出ていて、ちょうど離籍していた。
仕事場に入ると、父の姿はなく、パソコンの画面だけが煌々と点いていた。
そのパソコンの画面にちらりと目をやった時、メールの画面が開かれていた。
人のメールボックスを勝手に見るのはいけないことだ。そんなことはわかっていたけれど、あの父が普段仕事でどんなやり取りをしているのかが気になり、送信済みメールボックスを開いてしまった。
そしたら真面目そうな事務的なメールに混じって、「〇〇ちゃんへ」みたいな、確実に女の人に向けて書かれたっぽい親しげな件名があることに気付いた。
ここまで来たら、もう止められなかった。見ない方が幸せだってわかってたのに、好奇心とかなんかそういう気持ちに抗えなかった。
そこには、もう細かい文面は忘れたけど、今でいういわゆる「勘違いおじさん」的な内容の分が書かれていた。あまりの衝撃に全文は読まずにすぐ閉じたから、詳しくは覚えてないけど。
もう、なんて言ったらいいのかな。ショックだし恥ずかしいし、いや勝手に見た私も悪いけど、もうとにかく鳥肌立つほど嫌悪感を覚えた。
だって、おそらく20代くらいの女の子に向けて、妻子持ちのオッサンがデレデレしたメールを打ってる。「また会おうね♡」とか書かれている。もうそれだけでキモいのに、それが自分の父親だなんて。生理的に無理。
でもまさか母親や兄妹には相談できないし、友達にも言えないし。その日を境に、私は父との接し方がぎこちなくなっていった。もう素直に父のことを好きとは言えなくなっていった。
そしてちょうどその頃くらいだったかな。子どもながらに薄々と、ウチの家計ヤバそうだな?と思うようになっていった。
父と母が、たびたび家計のことで言い合うようになっていた。どうも、電気代水道代通信費等、様々な支払いが滞りがちらしい。実際、私が大学に入るころには、通信費の支払いがちょいちょい滞って、月の初めにケータイが使えなくなるということがたびたび起こっていた(ケータイ代は家族分まとめて父が支払っていた)。
母もパート仕事に出ていたけど、それでも足りないくらいに父の事業が上手くいかなくなっていたっぽかった。詳しいことは何も知らない。父も仕事や稼ぎに関しては多くを語らなかったし、そも私がまだ子どものカテゴリーに入っていたから、そんな相談もされるわけがなかった。
競馬にハマっていたというか、諸々足りない分のお金を手っ取り早く競馬で得ようとしていたようだった。それで余計に多くの金を失って、どんどん負のスパイラルに落ちていったようだった。今思えばの話だが。
それで決定的に「この人ダメだ」と思ったのが、ある日父にお小遣いを貰いに行った時だった。
友達の遊びに行く予定を立てていたのだが、その時に自分の財布の中身が若干心もとなく、ちょっとだけ融資してもらおうと思って父のところに行ったのだ。
「三千円くらい貸してもらえるとありがたいんだけど。バイト代入ったら返すから。」
そう言った私に、父は振り返りもせずに言った。
もうその瞬間から、私はその人を、親と思えなくなってしまった。
家計の状態をろくに知らずに、無邪気にお小遣いをせびった私も悪かった。もっとバイトに精を出したり、無駄遣いしないようにしてればよかった。
でもそれ以前に、娘に金を強請られて、競馬で稼ごうとするその姿勢がもう私には耐えられなかった。
「そんなお金なら要らない」と言い放ち、その日はそのまま出かけた。
友達にもこんなことは言えないし、親兄弟にも言いたくないし、メールの件の不信感も相俟ってもう父に対する信頼はすっかり無くなってしまっていた。
その後、父は結局借金が嵩み自己破産となり、母とは離婚し、今は離れて暮らしている。
私も数年前から仕事を始めると同時に家を出て、今は一人暮らしをしている。
そうなるまでにも色々あった。多額の借金が明るみになる直前には、私に万単位のお金を貸してくれと頼んできたこともあった。私がコツコツ貯めていた500円玉貯金が私の留守中に半分くらい持っていかれたこともあった。これらは未だに返してもらっていない。
なんだろうな。こんな形で嫌いになりたくなかったな。私も、職場の人たちが父親談義している中に、笑顔で入っていって、自分の父親はいい人なんだと胸を張って言いたかったな。
私が小さかった頃の父は大好きだった。それは本当だ。色んな事実を、知らなきゃよかった。
「隠し事はナシね」なんて綺麗ごとを言うつもりはない。でも、それなら隠し通してほしかった。私(たち)に失望させないでほしかった。大好きなお父さんのままでいて欲しかった。
お父さんと今でも何の蟠りもなく仲良くできてたら、今でも「もうすぐGレコ劇場版やるやん!見に行く?」みたいなLINEを送り合う仲だったりしたのかな、と寂しく思う時もある。
すまねえまだ子宮にいる外界エアプなんだ
元増田本人が絶対妊娠することはないし、おそらくは健常児しか育ててきていない父親ということもあって、全体的に「望まれない妊娠」「重篤障害児だと出生前に分かったケース」に対する想像が甘いし、仮に運悪くそうしたケースが娘さんの身に起きてしまった場合のフレンドリーファイアになりそうな点が少々気がかりではあるな。
もちろん世の中には性に関する話し合いをできない親の方が圧倒的に多いわけで、その親たちに比べれば増田はずっとずっと立派な親だと思うよ。
ちなみに自分は30代で結婚後に妊娠した者で、まだ子供も小さいけど、その子が腹の中にいる時に新型出生前診断(NIPT)を受けたよ、陽性だったら中絶するつもりでね。
「生んですぐに特別養子に出して二度と会わない」ということが可能なのでなければ、結局その妊娠が望んだものであろうがあるまいが、産んだ子をメインで育てる羽目になるのは産んだ当人なのだから、出産の決断において産んだ当人のQOLが最優先されなくてどうするんだと思っている。
だからってもちろん中絶なんか望んでしたいわけじゃない。だから独身の時はピルを飲んで、子供を産み終わった今は避妊リングを入れて、望まぬ妊娠を九分九厘せずに済むよう自衛をしてきたし、しているよ。
おそらく平穏な家庭に育っただろう元増田や娘さんの世界には、夫との間に子供を妊娠したけれど家にお金がなくて、その子を産んだら上の2人の娘を中卒にして水商売で働かせなれば家が立ち行かなくなる状況とか、長く同棲していて親にも紹介していた恋人が妊娠した途端に態度を翻して別れたがり、そのショックで薬を大量に飲んで救急車で運ばれ、服薬が胎児に障害をもたらしている可能性があると医者に言われる状況とか、そんなものなかったんだろう(まあ大抵の家の人がそうだろうけどね)。
私は自分ではない身内がそういう目に遭うのを見てきたから、ゴムだけの男頼りの避妊がどんなに不確実で恐ろしいかを知ってるし、未来の我が子のいかなる妊娠に際しても「我が家の孫なのだから中絶は絶対に認めない」なんて言葉を使うことはできない。
「中絶は認めない」なんて言葉を使っていいのは、腹の子の遺伝上の父親が娘への愛情のかけらもない卑劣で醜悪な性犯罪者でも、腹の子が生まれてから死ぬまで一度も言葉を発さず、親や祖父母をそれと認める能力を持たず、仕事も余暇もすべてをなげうって介護しなければならない重篤障害者だったとしても、その子を受け入れて責任持って育てられる人間だけだと思っている。