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はてなキーワード: 身代金とは

2015-01-30

心優しき自己責任論者

2億ドル身代金請求をされたのは安倍の対中東政策がまずかったからだ。

安倍のせいで湯川さんが殺された。って叫ぶ人は、中東支援を表明する4ヶ月以上も前に誘拐されていることについてどう説明するんですか?

対米追従って叫ぶ人はアメリカシリア空爆をしようと誘ってくるのを断って日米関係微妙なことになったの覚えてないんですか?

アメリカ空爆には反対した。治安安定につながる資金提供した。

これを批判するってのはもう「イスラムにはかかわるな」ってのと同義ですよね。

仕事や私用でイスラム圏行ってつかまるのは防止しない、身代金要求が着たら交渉すればよい。

口当たりのよい言葉を選んでるだけで、立派な自己責任論者ですよね。

2015-01-28

後藤さん

助かって欲しいけど、湯川さん殺された後に後藤さん!後藤さん!ってなっててなんか悲しい。

身代金はたしかに、周りの国が協力したりできないし出せるもんでもないけど湯川さん…

あと最新後藤画像がなんか斜めの方見ててちと面白い

2015-01-27

ISISワールドワイドオウム真理教的なもの

20ドル資産があるという話だが、20年前のオウムは確か10億円ぐらいの資産があったと言われていた。

橋本治オウム真理教について書いた本に、バブル当時ならどこの骨とも分からないような人でも10億円ぐらい集められたのでは、と書いてあったのを思い出した。

2000年代ぐらいから中東諸国原油輸出だけでなく投機によって国家経営をする傾向が強まっていて、中東バブルなんて言われてた時もあったが、

そういえば、中東バブルはじけたなんて言われてた頃と、アルカイダと分裂して今のISISの原型に近づいた時期って重なってたりする。

日本人2人を誘拐したのも、何となくたまたまたからってだけなんじゃないか。

身代金が欲しいならもちょっと粘ればいいのに、それをせず、大して重要でもなさそうな人物との人質交換を申し出たり

これも行き当たりばったりというか、隣国へのぱふぉーまんすにしても筋が悪いというか…

主張や行動のバランスが悪いというか、要望論理性に欠けてるというか、それでいて主張は原理主義的で柔軟性が全くないようなところとか、

妙に「あやしいインテリ」に擁護されたりとか

なんか、ちゃんと情報を入れてないから適当なんだけど、肌感覚だとすごく似てるんだよなぁオウムの時と。

今回の後藤茶番騒動がどうなるか予想




971 ソーゾー君 2015/01/24(土) 15:35:00 NDYKvVPE

今回の後藤茶番騒動がどうなるか予想しとく。

1「保守派を演じる自民党は「テロには屈しない(笑)」と言って、後藤は生け贄として頃される。」

2「頃された後藤の追悼報道を連日報道。嫁がガキを抱いてお涙頂戴会見をやると思うw」

3「自民党は「テロには屈しない(笑)と言って欧米軍を支持して支援決断

4「欧米軍の支援の金額は2億ドル以上になりますw」

5「欧米軍はその資金で絨毯爆撃を開始してシリア国民を更に虐殺

6「アサド捕獲して公開リンチ処刑。」

7「民間中央銀行市中銀行設立し、地下資源は全て民営化。」

↑こんな感じになります

イラクリビアと同じですねw


出来レース=茶番予測して当てても別に嬉しくねーけどな・・

なにも知らない無知盲目の羊は2のお涙頂戴会見で感動するのかねぇ・・

下らん・・

言っておくが後藤母親の会見も莫大な税金が投入されて行われた会見なんだよ?

なんでもかんでも望めば簡単に出来ると思ってんの?


アホ二人の自業自得から身代金の2億ドルを払う必要はない。

そして、欧米軍を支持して支援する必要もない。

そして、残された遺族のことなんか知ったことではない。

批判して罵倒して笑いのネタにするなら良いが、感化されるなよ?

同情の余地なんか一ミリも無い連中だからな。



中央銀行・発行権】黒幕銀行家7【信用創造

http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/10043/1422199606/

中央銀行・発行権】黒幕銀行家37【信用創造

http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1343051395/

アサドシリア国民が言うこと聞かないから頃して傀儡政権を作れ



31 ソーゾー君 2015/01/26(月) 17:52:05 x0iD2X82

頃されたって事にする計画だろうな。

特に湯川だった?傭兵とか武器商人とかやってる怪しい奴なんだろ?

どう考えてもイスラム国の仲間だ。

湯川は頃されたって事にするだろう。

後藤は状況次第で変わるだろう。

頃した方がやりやすいだろう。


計画は前スレで書いた通りになる。

目的は単純

1「欧米軍の支援=戦争に参加する事」

2「アサド政権を叩き潰して欧州銀行家傀儡政権を作る事。」

目的は1と2で身代金なんかどーでも良いの。

1が達成された時点でそれ以上の金が日本から供給される。

欧米軍=イスラム国=国連」だから1でオッケー。

2億ドル程度のはした金で満足する分けねーだろ?

そんなはした金でシリアを絨毯爆撃出来ると思うのか?



要するに「シリア騒動にどうやって介入するか?」なのw

1「絨毯爆撃でシリア国民シリア軍の虐殺担当欧米政府

2「ゲリラ戦シリア国民シリア虐殺アサド公開処刑担当イスラム国(反政府軍=イスラエル)」

3「1と2の活動資金支援担当日本政府

役割はこうなってますw


2は別に理由なんか不要だろ?

1と3は国民一時的でも騙して介入しないと無理だろ?

から毎回茶番を起こすわけw

欧州銀行家は難しい事は言いません。

アサドシリア国民が言うこと聞かないから頃して傀儡政権を作れ。」

↑こう言うだけ・・

この無茶振りをやる現場担当はそりゃ大変だわなw



中央銀行・発行権】黒幕銀行家7【信用創造

http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/10043/1422199606/

中央銀行・発行権】黒幕銀行家37【信用創造

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最初からイスラム国本命ヨルダンだった仮説(妄想

2014年12月11日ヨルダンは8年間停止していた死刑執行を再開した。

ソース http://www.hrw.org/news/2014/12/21/jordan-resumes-death-penalty-executes-11

ヨルダン死刑囚もっとも有名なのは、今回の件で一躍日本でも知られることとなったSajida Rishawiであり、死刑再開を伝えるアルジャジーラ記事にも写真入りで取り上げられている。

ソース http://www.aljazeera.com/news/middleeast/2014/12/why-did-jordan-resume-death-penalty-201412271125989644.html

イスラム国ならずとも、このまま行けば何が起きるかは明らかだった。

さて、イスラム国現在握る握る一番強い対ヨルダン交渉カードといえば、やはりヨルダン空軍中尉、Mu'ath Safi Yousef al-Kaseasbehであるhttp://chutoislam.blog.fc2.com/blog-entry-264.htmlではMuadh al-Kasasbehと表記されているが、欧米メディアではこの形かMoaz al-Kasabaという表記が多いようだ)

テロリストとは交渉しない」は建前であり大原則でもあるが、単なる人質でなく、軍務に従って行動していた人物が作戦行動中に捕虜になった、というのであれば、「捕虜交換」というのは、通常の交渉よりも遙かに名分が通りやすい。

確かにヨルダン国民にとって、サージダ・リーシャーウィー死刑囚というのは絶対に許せないテロリスト極悪人ではあるけれども、ではムアーズ・カサースベ中尉の命とどちらが上かというと、かなり天秤は拮抗していると言える。実際、そのせいでヨルダン世論は混乱している。

さらなる問題イスラム国との交渉にはアメリカがあまりいい顔をしないことであり、たとえば身代金交渉であれば黙認される可能性はあっても、テロリストの釈放は反発を招く可能性は高い。

ヨルダンはもともと周りにイラクシリアイスラエルサウジアラビアパレスチナエジプトとそれぞれに付き合いの難しい国しか存在しない。

日本人には想像きぬぐらいサバイバル能力に長けた先代国王フセイン1世の立ち回りの上手さだけで今日まで存続できたと言ってよいぐらい国家基盤は危うい。

アメリカの不興を買う」というのはそれら隣国との関係を損なうのに勝るとも劣らないぐらいの危険である

ここで、今回の日本人人質の話が入ると、ヨルダンにとって、事態は相当に改善される。

仮にリシャウィ死刑囚の釈放と引き替えにカサースベ中尉後藤氏が解放される、という形で妥結すれば、ヨルダン面子を立てつつ、日本に恩を売ることができる。

ヨルダン単独で取引に踏み切った場合よりも、アメリカの反発が緩和されるのは確かだし、「日本を助けた」ということで一応は国内世論対策にもなる。

シリア内戦開始後、ヨルダン国内に流入している難民ヨルダン人口の1割、それ以前からの流入も含めれば人口の2割という破滅的な数字である

ソース http://www.taro.org/2014/05/post-1474.php

仮に「テロリストとの取引」を原因に、アメリカから難民関係の援助金が削減されれば、それだけでヨルダンは存亡の危機に直面する。日本が加わってアメリカをなだめる、あるいはもっと直接的に日本資金を肩代わりしてくれれば、話は変わる。

イスラム国にしてみれば、もともと日本は有志連合にも加わっておらず、テロを仕掛ける先としても足場がなさすぎる。もちろんカネを出してるから一応は敵であるが、さらにそこから踏み込ませて、本格的な敵に格上げする理由はない。

もちろん宝石よりも貴重な有志国連合の捕虜を釈放するというのは大問題だが、「獄中の同志の解放」はあらゆるテロ組織にとって、最優先といってよい問題である。それに加えて、日本ヨルダンが、アメリカとの関係を多少とも損なわせることができるのは確実で、取引手数料としては悪くない。

まりヨルダンとの捕虜交換をまとめるための触媒として、今回の日本人人質事件を組み立てた、というのが本稿の主張である

以上はすべて単なる仮説であり、妄想である。IS内でもトップに近いレベルでの判断要求されるであろう事項であり、映像の出来が雑だったとか、発表の仕方が従来のやり方と違うとか、その種の辻褄が合わない点を考えると、推理と言えるほどの論拠は存在しない

2015-01-26

官邸前・後藤さん救え集会の実態

 

官邸前で後藤さんを救う為に声を上げる」というタイムラインが流れてて、あいにく同じ時間には家の都合で東京真逆に行くはずだったのでさほど情報信憑性とか誰が主催しているのとか気に留めていなかった。急遽予定がキャンセルになって、どこかで飯を食って帰ろうかどうか考えているうちに集会のことを思い出して永田町へ向かった。

僕は漠然イスラム国に対してテロを止めようと呼びかけたり、日本イスラムの敵では無いとか、表現の自由とかそういうことを訴える集会なんだと思っていた。今から考えれば官邸前でやろうっていう時点でおかしい話ではあるけれど、永田町でやればマスコミにも取り上げられやすいとかそういう動機なのかなと。そんな集会をしてどうなるわけじゃないにせよ、とにかく行ってみようと思い職場から20分かけて官邸前へ。

 

300mほど離れていても、ある種の政治信条を持った集団だとすぐにわか安直テンプレート化された身なり・プラカードシュプレヒコール。ああそういうことか、と僕はつぶやいてしまった。あまり右とか左などと安易カテゴライズする風潮は好きではないけれど、まあ左翼人達です。

 

100mほど近づいて「脱原発」の文字がうっすら見えた。よくわからない。何の関係があるのか。そういうえば後藤さんのお母さんも会見で原発のことをおっしゃっていた。僕が知らないだけで実は原発がこのテロ事件の鍵を握っているのだろうか。

 

はっきりと人の顔が認識できるぐらい近づくと安倍総理がちょびヒゲを生やしているプラカードを持っている人がいた。そうか、安倍総理ヒトラーのように独裁日本国民に強いているかテロが起きたのか。とても勉強になる。僕が思っているより世界は複雑だ。

  

「何のための増税だ!こういう時のための増税だろう!」という声が聞こえる。そうだったのか。あれは社会保障費などに本当は使われないのだ。これから増えるテロ身代金のためにストックするための増税だったのか。

 

「アベはオバマと共に退陣せよ!」と叫ぶおばちゃん。とばっちりではない。彼ら二人がテロを招いたのだ。

 

「何のための沖縄海兵隊だ!何にも役に立っていない!基地を返還しろ!」そうなのだ沖縄にあれだけ海兵隊がいてもテロは防げなかった。もう沖縄基地必要無いのだ。

 

「ノー、アベ!イエス、ゴトウ!」よくわからないけど、そうなのだ。ノーアベ、イエスゴトウだ。さあ皆も口ずさもう。ノーアベ、イエスゴトウ。「i'll be back」と書かれたプラカードが僕の目の前でゆらゆらと揺れている。誰かがイマジンを歌い出した。最初はみんな怒っていたけれど、いつの間にか泣いている人や笑っている人ばかりになってきた。怒号は消えてイマジンだ。ノーアベ、イエスゴトウだ。

 

ぱっと見なんの関係も無さそうなことが、実は裏でつながっているのだ。世界は僕らが思っているより遥かに複雑なんだ。

来週もあるらしいので皆集まろう。

http://anond.hatelabo.jp/20150126141545

逆だろ。

日本支援するのと同額」という当て付けの身代金から

実際に釈放が議論されている囚人へとハードルは下がっている。

http://anond.hatelabo.jp/20150126140551

フランス等のように国民の命が大事と割りきって身代金を払う、もしくはヨルダン圧力をかける。

イスラム国国家として認定する。欧米に手を引かせる。

http://anond.hatelabo.jp/20150125051844

要するに、美少女が犯されて殺されたら、日本人もっと関心を持ったんじゃないか。ってことなんだろうけど

今回の事件が、なぜあまり日本人に関心が持たれなかったか考えると、一番大きいのは、もうどうすることも出来ない状態だったからだったからではないかと思う

仮に武力行使出来たとしても助けるのは難しかったと思うし、身代金を払った場合、今後、何度も誘拐が起こり、その度に身代金要求されるかもしれない

そういう状況から、関心はあるものの、ある種の諦めみたいなものがあったのではないかと思う

自己責任に終始したのも、現在の状況下では、そう考えて割り切るしかなかったんだろうと思う

2015-01-25

イスラム国邦人人質問題について、俗で拙い個人的感想

政府身代金を払わないことを一層正当化するために人質人格をけなしてあたかも「そもそも助ける価値がなかった」と主張する一部の親与党派(かも疑わしいような)の人たちは本当に醜い

・反与党派もこんな事件のまっただ中に現政権を引きずり降ろそうとするのはやめましょう。右にも左にも言えることだけど、非常事態が起こった時ぐらい超党的に協力できぬものなのか

・この問題を起点に集団的自衛権がどうのこうのって議論をする人たちへ、在外邦人を救出することはそもそも個別的自衛権範囲内でできることなんじゃないでしょうか

クソコラグランプリについては、まあ各所で褒め称えられてるみたいだけどイスラム国バカにするついでに邦人人質バカにしちゃってるのはなんとかならんのかね、それだけは気になった

当事者感覚の欠如だったり「おもちゃ」を発掘してそれをみんなで弄んだりするってのは問題矮小化を招くのでちょっとなんとかなりませんかね。もっと庶民同士で真面目に話し合ってもいいじゃない。この世の政治に関する問題全般に言えるけど

・なんつうか、イスラム国という「他人」と日本政府という「他人」のバトルをモニター越しに生暖かく見守る「野次馬」がガヤガヤって感じの構図だよなと

http://anond.hatelabo.jp/20150125113326

これ同意見。

ジャーナリズムが云々言い出す人がいるから、行くなと警告はするが基本放置

人質がでたら救出する努力はするが、身代金は払わない。

これでおk

テロに対して日本人が踏まえるべきガイドライン案 ver.0

1.国は危険地帯リスク情報国民に知らせるべき

2.ジャーナリズムは個人の好奇心の発露だから止めようがない

3.リスク情報を踏まえて危険地帯に行くのは個人の自由

4.万一リスクが具現化したら、国民安全を守るという役割を果たすために、国が救出につながる活動にあたるのは当然

5.ただしテロリズムにはインセンティブを与えてはいけない(身代金絶対に払ってはいけない)

6.リスクが具現化して殺されてしまったら個人の責任

7.リスクが具現化した場合当事者以外の国民は「残念」とか、せいぜい「バカ」とは言っても、それ以上責める必要はない

(4があるので、他人迷惑をかけるな、税金無駄などという必要もない。大した税金も払ってないくせに。)

もしもISISが無垢な美少女人質に取ったら

賛否両論あるが、今回のISISテロリズム日本人は「勝手しろよバーカ!」という強烈なメッセージを送ってしまった。

日本人ISISなんて辺鄙田舎ヤンキーと同レベル存在だと思っていると、クソコラ応酬を通して彼らは悟ったろう。

軍隊も持たない国の国民にナメられっぱなしじゃテロリストの存亡に関わる。

彼らはISISテロ東京にも及ぶとほのめかし始めた。

これで本当に何もしなかったらISIS=腰抜け集団って世界認識してしまう。

彼らは本気で東京テロをやるだろう。

さて、もしISIS東京対象テロをやるならば、どんなテロ日本社会に壊滅的な打撃を与えるだろうか?

それは完全に無垢、無過失な美少女人質として東京の街からさらい、惨たらしく殺すことであろう。

都内偏差値55前後高校に通う、異性関係に派手でなく、真面目でかわいい女の子を10人ほど拉致して

女子高生コンクリ事件もかくやと言った、惨たらしい方法で一人ずつ犯して殺していく。

日に日に弱り、絶望しながら助けを求める美少女

それを定期的にネットで配信したら、2人目の体に生きながらウジがわいたあたりで、日本テロに屈すると思う。

身代金として100億ドルぐらい払ってしまうのではないか。

現金だと足がつくから、金のインゴットとかで。

そしてISISちょっとした国家規模の軍隊を手に入れ、中東恐怖政治をしくことになる。

2015-01-24

http://anond.hatelabo.jp/20150123232400

それこそ「イスラム法上はそういう扱いになる」というだけの話だろう。

日本国憲法上は自衛隊軍隊扱いされない」と同じ。

敵対する異教徒とは戦え、そして捕虜斬首にするか奴隷にするか身代金と引き換えにできる。

という法律があり、それを守ってきたムスリムたちがいる。

それは「罪もない市民を殺す残虐行為」なのか、それとも「法に則った倫理的な行動」なのか?

中田考のは「別の倫理存在することに考えが及ばないのか?」という問いかけだろう。

西洋的な視点では「奴隷」は確かに畜生扱いだが、その視点に固執して「ISは異教徒奴隷にしているから話が通じない」と考えるのはいかがなものか。

いやまあ、本当に連続殺人鬼みたいな奴らが虐殺したくて虐殺してるのかもしれんがね。

イスラム国記事よんだ

なんで自己責任て言っちゃいけないなんて論調になってるのかなーと思って。

なんとなく時系列にまとめると、(敬称略

なんでいきなり後藤が出てきているのかというと、後藤中東まわりのガイド役およびその地域ジャーナリストとして動いていたみたい。

で、湯川後藤ガイドでいろいろやっていた経緯があり、後藤責任を感じてイスラム国入国した模様。

常岡、中田イスラム国に渡れなかったことで国に不満があるようだけど、これだけ見るとそのままイスラム国行ってたらこふたりだけじゃなく北大生もつかまって余計身代金高くなってそうだよね。

で、後藤湯川ガイドしてたこともあって責任感じて行ってたみたいだけど、これは微妙連帯責任なのかな。個人的には自己責任な気がするけど。

大元湯川ガイド警告無視して危ない地域に行っちゃってるみたいだし、これは自己責任だよね。


個人的には責任所在は下記のようになる気がしてる。

自己責任

連帯責任

他人責任

  • 騙されてつかまる

他になんかあるかな

適当な分類だけど、やっぱり今回の人質については自己責任じゃないかなぁと思う。個人的に。

2015-01-23

イスラム国人質事件踏み絵を踏ませようとする風潮が気持ち悪い

イスラム国助命嘆願をした国内イスラム法学者が叩かれてるらしい

http://anond.hatelabo.jp/20150122200634

人質ビデオ公開後の動きとして、

有名中東研究者の人は「この件で政府批判するのはテロリストの味方しているのと同じ」と釘を刺し

NHK含め報道番組では解説者たちが「この件で国内が揺さぶられることはテロリストの思う壺」と話し、国民一枚岩になることを要請する。

マスコミはただ単に政府方針を伝えるだけではなくて「身代金を払うのはテロリストの味方になることだ。新たなテロ資金源になる」と解説し、それが普遍的で唯一正しいメッセージだと視聴者に植えこませようとしている。

英米は身代金絶対に払わない、相手に絶対に譲歩しないという立場を表向きしているが、他の国では柔軟に対応人質解放を目指す交渉をしている。

イスラム国絶対に譲歩しない」は唯一の解決方法ではないし、自由主義国家では国民がそれぞれ解決方法を提案できる。

イスラム国に揚げ足取られて殺害予告動画に使われた安倍総理中東訪問について、もっと他にベター選択肢はなかったのか、と疑問を発することもできるし、批判したっていい。批判たからといってテロ暴力肯定し、イスラム国を支持することには絶対にならない。「反日」「売国」になると思う人がいれば、日本語不自由か、それこそテロリストイスラム国と同じ圧力で従わせる性質を持っているのだろう。太平洋戦争中の窮屈さもこんな感じだったんじゃないか。こんなもんだったと言うべきか。

あと、国内ネットでは「譲歩できない」と吹き上がってるけど現場では普通にあらゆるカードを想定して動くのが普通だよね。表に出す出さないは別だけど。

http://anond.hatelabo.jp/20150123135431

どっちかっつーとさ、

誘拐身代金事件国内で起きたとき

その犯人事情とか背景とか歴史とかが理由加害者側の擁護が続出するのって

全然ないような印象つおいぜ

2015-01-22

あの二人のおっさんはまあしょうがねえよな。うかつすぎるし。もう間に合わないでしょ。ごめんね。

でも日本人を殺した奴はもれなく皆殺しにしなくちゃね。ロシア風に。なめられちゃいかん。

おっさん身代金に2億ドル出すぐらいだったら、ごめん敵は取ってやるっていうことでさあ、ISのテロリストをひとり殺すたびに10ドルぐらい賞金出してさあ、先着2億ドルまで出しますよみたいなことに使っておっさんたちには許してもらおうよ。

もしもここで日本人一人当たり100億円の価値があることになったら

海外旅行中に拉致られて身代金要求されまくり

例の会見で、日本イスラム法学者が叩かれてるようなので

中田考さん(イスラム法学者ムスリム)が叩かれてるようなので、ちょっとだけフォローしたい。

(なお自分ムスリムではないし、かの美しいと有名なクルアーンコーラン)も注釈しか触れたことがない)

ワリと面倒くさい宗教であるイスラーム

六信五行なんて訳されることもあるが、ムスリム義務としての決め事が多い。

判りやすいところでいくと、ザカート(Zakat)というのがあって、これは義務的な施しにあたる。

翻訳の難しいところで、これは税金として解釈されることもあるし、喜捨まり寄付の一種と看做されることもある。

財産税による社会福祉と言うのが実体に近く、アッラーフ寄進して、それを皆が使う、という再分配機能になっている。

と、言うようにイスラームというのは宗教であるのだが、その根幹が社会制度になっている。

王様世捨て人を経て悟った宗教とか、大工の息子が突如悟って国教なっちゃった宗教とは違い、

砂漠のど真ん中で戦国時代やってたような連中をまとめ上げてサバイブしてきた宗教なので、

政(まつりごと)やってる連中に好きに利用されちゃう宗教とは違って、

どちらかと言うとこれは、建国理念に近いところがある。

なので、イスラーム共同体を作り守り広げるぞ、いう感じなわけだ。

ウンマ・イスラーミーヤ(ummma islamiya)とか言われるものがそれになる。

ジハード義務

で、ジハードのことを聖戦と訳すとまたややこしいことになるんだが、

アッラーフのための奮闘努力」が多分一番近いニュアンスになる。

で、これに大ジハードと小ジハードとあるんだが、

意外(?)な事に、大ジハードとは個人的内面の戦いになる。現実戦争とか小ジハードなのね。

ラマダーン断食月間)だとか、宗教的に正しい行いをするのはより困難で重要である、というわけ。

これは、大体の法学者が見解を一致する数少ない部分でもあって、かなり重要概念なのです。

ジハードもまた義務

宗教というよりは生活様式というかまんま国是みたいなものですというのを理解してもらった上で、

さらムハンマドにもたらされたクルアーン絶対、というのが義務として五行に組み込まれていて、

ムスリムはみんなそれを守るのは重要だと考えている、という前提をおいた上で、

ダール・アル=イスラームと呼ばれる、イスラーム世界というのがあるわけです。

自分の家、というニュアンス

ダール・アル=ハルブと呼ばれる、非イスラーム世界というのもあるのです。

自分たちルールとは、違うルールを使ってる世界、というニュアンス

すると、当然、自分の家を守るのは義務、ということでイスラーム世界を守るのは義務なわけです。

宗教自由なので無理強いはしないけど、イスラーム世界ルールには従おう、みたいなのがあるのです。

結果、非ムスリムは許容するけど、非イスラーム世界イスラーム世界に組み入れる努力を怠ってはならない、

という、ワリと複雑なことになっているわけです。

敵前逃亡地獄に落ちるとクルアーンに書いてある

まあ、正確にはアラビア語クルアーンを読むべきなんだけれども、

信仰者の攻撃を受けて背を向けてはならない、戦略的撤退等を除いてはアッラーフの怒りを被り地獄に住むことになる、とか書いてある。

そうすると、非イスラーム世界から攻撃に、ムスリム防衛する義務があって、背を向けてはならないわけです。

そして、非イスラーム世界代表例とも言えるのがアメリカ合衆国で、これに背を向けられないと。

ただし、害がない場合イスラーム世界と和平を結びたがってる異教徒)には、和平を結んでも良い、とされている。

ここでやっと、イスラーム国への呼びかけになる

ムスリムである中田考さんの会見は、同胞であるムスリムに対する呼びかけになるわけですね。

イスラーム国をムスリムでないと断定できれば攻撃したり非難したりすることは簡単なんだけど、それは出来ない。

すると、非イスラーム世界と戦っている!と言われれば、背を向けよ、とは声掛け出来ない。

日本政府側に言ったこと

日本政府側には「ムスリムは異教徒と戦って背を向ける事は出来ない(地獄に落ちる)ので、戦うとか言わないで」とまず言ったと。

テロリスト、非テロリストという枠組みではなく、まずイスラーム世界と非イスラーム世界との枠組みの話ね。

で、トルコ経由で人道支援に限って渡すことも出来るよ、仲介するよ、と。

イスラーム国側に言ったこと

イスラーム国側には(イスラム法学者として)、

日本政府資金は、人道支援に限ってるよ(戦うために使っているわけではない≒非イスラーム世界だが敵対中ではない)」

「(君らも知ってると思うが、安部総理トルコレバノン支援すると言ってるわけで)トルコ経由で渡すこともできるよ」

「双方にとって時間が短すぎるよ、そこはなんとかならんかね。自分もそっちに行くよ」

「ヤージディー教徒解放したよね。そういう態度の方が、主張は通りやすいよ」

まとめに代えたポイント

ムハンマドにもたらされたクルアーン絶対、という前提のもとでは、攻撃に折れよとは絶対に言えないわけです。

ただ、テロリストとは交渉しない、テロリストに金を払わないという日本政府側の前提も曲げられないと。

すると、日本は非イスラーム世界だが、人道支援に限って金を出しているので敵対中ではなく、和平を望んでいると、

イスラーム国もムスリムなら、小ジハードを止めろとは言わないから、異教徒に寛大でも良くないか、

そもそも時間も短すぎるし、ちょっとムスリム法学者たる自分が間に入るから話を聞いてくれまいか、

と、そういう声掛けになるわけです。

質疑応答でも、身代金を払うんじゃない人道支援だ、と繰り返し言ってるのが、板挟みの回答になってるわけですよ。

まあ、ワリと中田考さんはイスラーム国側に立った物言いしてるわけですね。どちらかと言うとメッセージになってる。

敵対すると同じ派閥であっても即処刑する人達なので、非難して即斬首とか困るわけですよ。当然ながら。

(もちろん、ムスリムがみんなこうかとういとそうじゃなくて、過激派は認めないとか、イスラムの名を利用した単なる侵略だ、とか言ってるトコロも多くある)

とういわけで、ワリと詰んでる状況で、譲歩を引き出す限界ギリギリのところだったんじゃないかなあと思うわけです。

だって日本米国協調路線で、ガッツリ名前出してISIL壊滅の為にイラク政府に手を貸すとか言っちゃってるわけで。

本来なら政府テロリストと交渉しないので、引き伸ばしつつ救出(奪還)作戦を展開して成功させないといけないわけで。

家族とか所属会社経由で身代金に応じるっていう裏取引(政府は目をつぶる)も、時間が短すぎると。

うーん。さすがにウラマー(イスラム法学者)だと認めたら無視はしないとは思うんだけれども。

関係者各位が無事に解決することを期待したいと思っています

イスラーム国(ISIL)の件に見るインターネットリテラシー

すべての物事には必ず難癖がつけられるというのがポリシーです。こんにちは

さて、人質事件無事解決すると良いですね。

特に腹案もないのでそれについては何も言えませんが、リテラシーを見るに良い題材なので、具体的に書いてみたいと思います

プロデバッガーになると、症状を聞いただけでバグってるところのアタリが付けられるそうですが、

なんか変だな?と思うポイントというのも、実はアタリが付けられます

まず所属で見る

身も蓋もないですが、素人がある一定の信頼を置くのはどこかというと、書き手所属だったりします。

はい。聞こえそうな非難は百も承知ですが、確率的に「自称専門家」と「大学教授」なら正しいのは教授です。

(ただし、専門領域に限る。工学部教授医学に口出す時は「自称専門家」扱いしましょう)

*今回の殺害予告身代金要求では、日本中東諸国への経済援助をもって十字軍の一部でありジハード対象であると明確に主張し、行動に移している。これは従来からも潜在的にはそのようにみなされていたと考えられるが、今回のように日本の対中東経済支援のみを特定して問題視した事例は少なかった。

(中略)

そうであれば、従来から行われてきた経済支援のものが、「イスラーム国」等のグローバルジハードイデオロギーを護持する集団からは、「欧米の支配に与する」ものとみられており、潜在的にはジハード対象となっていたのが、今回の首相歴訪というタイミング政治的に提起されたと考えらえれる。

イスラーム国」による日本人人質殺害予告について:メディアの皆様へ

http://chutoislam.blog.fc2.com/blog-entry-258.html

という記述を観た時に、リテラシー的にまずおさえておくべきことは、

普通は、この程度で「ふーん、そんなもんか、他のニュースではどう言ってるのかな」と思えば良いわけです。

なんか変だな?というポイントを探す

が、自分の主義主張とは違うので難癖つけしたい時は、見るべきポイントが実は違います

(まあ、リテラシーとして「変な偏向がかかってないかな?」と確認したいとき、でも良いわけですが)

*「集団的自衛権」とは無関係である。そもそも集団的自衛権個別的自衛権区別議論されるのは日本だけである

現在日本が行っており、今回の安倍首相中東訪問再確認された経済援助は、従来から行われてきた中東諸国経済開発、安定化、テロ対策難民支援への資金供与となんら変わりなく、もちろん集団的個別的自衛権のいずれとも関係がなく、関係があると受け止められる報道は現地にも国際メディアにもない。今回の安倍首相中東訪問によって日本側には従来からの対中東政策に変更はないし、変更がなされたとも現地で受け止められていない。

イスラーム国」による日本人人質殺害予告について:メディアの皆様へ

http://chutoislam.blog.fc2.com/blog-entry-258.html

さて、さっきまで言ったとおり専門領域外については、自称専門家扱いするのがリテラシー的には良いわけです。

  1. 『「集団的自衛権」とは無関係である。そもそも集団的自衛権個別的自衛権区別議論されるのは日本だけである。』
  2. 日本側には従来からの対中東政策に変更はないし、変更がなされたとも現地で受け止められていない。』

なので、2番の「従来の対中東政策に変更はないと現地で受け止められている」は正しそうでOKですが、

1番の「集団的自衛権個別的自衛権区別議論されるのは日本だけ」というのは、ナンカ変だな?と思った方が良いわけです。

ブログ筆者は、(自称)池内恵さんであって、イスラム政治思想が専門なので、国際法専門家では無いからです。

まり、「素人専門家予測ケチをつけるのは難しい」と言うのが大前提な上でケチをつけるには、

イスラム政治思想研究を専門にやってる人よりも精度良く予測できると思うだけのナニかがなければいけないわけです。

(たまにそういうこともある。自分の専門領域で、相手よりも情報を多く入手できる立場にいる等)

もしくは、「素人素人ケチを付ける」状態まで持って行くことが必要です。

同じ土俵でなら、技のかけようもある。

例えば「集団的自衛権は、個別的自衛権よりも適用範囲曖昧な為、国際司法裁判所沙汰になることもある。当然日本以外でも区別されて議論されている」等。

(逆に言えば、なんか礼儀知らずの記者にその辺煩く突っ込まれて専門外なのにキレてんだろうな、という予測をした上で、塩をすり込むワケです)

反論を見る

あーなんか気に入らない、なにか反論したいと思った時、大抵の場合他の人が先にやってくれています

これは「俺は素人だけど、なんとなく違う気がする」というレベルでOKです。自分感性は大切にしましょう。

taro terahara @srgmtaro 2015-01-21 07:39:09

池内恵のこの意見は強弁。安倍晋三イスラエルで、どうみても「従来から政策」とは言えない「イスラム国に対抗する国々への支援」を名言してる訳だし、イスラム国から声明にもそれははっきり示されている。従来通りの支援継続することが理由ではなく敵対する立場の表明が理由じゃないの。

https://twitter.com/srgmtaro/status/557668682193977344

この人はどういう人かというと、http://srgmtaro.jimdo.com/profile-1/ にあるようにバーンスリー(インド横笛)奏者で有名な人ですね。

なので、インド音楽とか、横笛演奏技法については信頼して良いけど、今回のは専門外だなあ、と思うのがまず一歩目。

反論したいときにはチト弱い。

直接的にISと対峙するトルコレバノンなどの国々にISと戦う兵力施設を整えるためのお金提供すると読むのが当然です。今までの政策を変更したというメッセージに受け取られても仕方ありません。

http://blogos.com/article/103927/

今回の言及で見つかった中では限界でこの人かなー。

衆議院議員三谷英弘さんです。(残念ながら専門は知的財産権個人情報等)

専門外だけど、流石に元議員さんなら変なことは言わない訓練を受けただろうと予測して、この発言を使いたい。

軽く裏を取る

裏取り、と言うか、証拠集めですね。

なんか難癖をつけたい。既に反論書いてくれてる人がいる。使いたい。

ここまで来たら、あと一歩、情報確認です。

今回は、元議員さんがヒントをくれてるので、外務省のページをググりましょう。

 イラクシリア難民避難支援トルコレバノンへの支援をするのは、ISILがもたらす脅威を少しでも食い止めるためです。地道な人材開発インフラ整備を含め、ISILと闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度、支援お約束します。

安倍総理大臣中東政策スピーチ 平成27年1月18日

http://www.mofa.go.jp/mofaj/me_a/me1/eg/page24_000392.html

はい。ちゃんとハッキリ言ってますね。

安倍総理大臣は「ISIL対抗の為に支援します、総額で2億ドル程度」と明確に言ってる。

次は、「従来の政策と違う」事を示したい。

が、探せども探せども出てこない。

4 ISILへの対応

 両者は,ISILの脅威に一致して対応する必要があるとの認識を共有した。 岸田大臣からは,ISILの脅威に対抗する国際社会連携が強化されている旨述べ,活発な広報活動への対抗,資金調達と人員流入の阻止,暴力的過激主義対策といった取組も重要である旨述べた。

日米外相会談 平成26年11月7日

http://www.mofa.go.jp/mofaj/na/na1/us/page4_000792.html

米国と一致してって言っちゃってる。米国ISILには結構強気なのは承知の通り。

(過激なオバマさんの2014年9月10日スピーチはこちら→http://japanese.japan.usembassy.gov/j/p/tpj-20140911c.html)

イラク政府を含む国際社会ISILに対する闘いを支持し、必要な協力は惜しまない考えであり、ISILが弱体化され壊滅されることにつながることを期待する旨述べました。

更に岸田大臣から、今般、イラク国内避難民への人道支援として、新たに約2,000万ドル支援国際機関を通じて行うことを決定し、他の周辺国支援と合わせ、総額約2,550万ドルISIL対策支援を決定した旨述べ、イラクの安定と国家統一に向け、支援継続していく旨伝達しました。

日・イラク外相会談概要平成26年9月26日

http://www.mofa.go.jp/mofaj/me_a/me2/iq/page3_000934.html

やはりイラク政府岸田文雄外務大臣が、ISILの壊滅を期待するし総額約2,550万ドルISIL対策支援をするよ、と言ってる。

ダメか。

ISILの脅威に対抗するため,日本は,軍事的な貢献はできませんが,人道支援テロ対策積極的に取り組んでいきます。今般,日本は,新規に約2550万ドル支援を行うことを決定しました。

薗浦外務大臣政務官イラク情勢に関するハイレベル安保理会合への出席(概要平成26年9月20日

http://www.mofa.go.jp/mofaj/page4_000694.html

事務方じゃなくて、政治屋側の補佐官も「軍事的な貢献はできませんが」とハッキリ口にしつつ、ISILの脅威に対抗するために金を出すと言ってる。

テロはいかなる理由によっても正当化できず,我が国は,このようなテロ行為を断固として非難し,イラク政府によるテロとの闘いを支持します。

((文中に『テロ組織であるイラクとレバントのイスラム国ISIL)」が』と言及有り))

イラク西部アンバール県の治安情勢(外務大臣談話平成26年1月9日

http://www.mofa.go.jp/mofaj/page4_000339.html

そもそもテロ組織から(自称)イスラーム国に転換したのが2014年6月下旬だもんなあ。

残念な結果

さて、そういうわけで、残念ながら難癖の付け所は「集団的自衛権」の部分のみになってしまいました。

こういう時には「イスラム文化に関連の深い人」が、「今までは2000万ドルなのに、今回は2億ドルと桁が違う」と一気に10倍にしたところが方針変更だ、と強弁してくれるのを待ちましょう。

閑話休題

さて、結論としてははてな村の皆さんに最も嫌われそうな「誰が発言しているか信頼性担保する」という結論に落ち着きました。

その道の専門家が、その道の話をしている件に対してケチを付けたい時は、慎重にしたほうが良いよ、

意外にググれば裏取りも出来なくはないよ、というお話でした。

まあ、本当は専門家複数見解があるはずで「この専門家って本当に専門家として大丈夫かなあ」と素人判断できないので

中田考さん(イスラム法学者。わりと池内さん嫌いっぽい)とか、塩尻和子さん(わりと親イスラム的なイスラム研究者)とか

専門家専門家をどう評するかの話を聞きたいところなんですけどね。

フランスは実は主要なイスラム国支援国家だったのでは?

先日、立て篭もり事件などで10余人のフランス人殺害されたが

これはイスラム国から見せしめ、あるいはフランス政府自作自演かもしれない。

フランス人質解放という名目で多額の支援金イスラム国に投じてきたが、

国内外で反イスラムの機運が高まってきた事と相俟ってイスラム国支援してきた事が

明るみになると危惧した政府自作自演の立て篭もり事件を行ったのではないか。

実はフランス人質解放世界で最も多く、金額も多額だ。

イスラム国と繋がった理由は、概ね国内の増大しつつあるイスラム人およびイスラム教徒存在を危ぶんでの事である

翻意ではなかったかもしれなかった、少なくとも当初は反テロリズムで動いていたが、

これをビジネスに結びつけたのがいけなかった。

恐らく石油利権を得ようと試みたのかもしれない。

それが分かっているイスラム国あるいは内通者がリークする事によって露見したため、

イスラム国への背信行為と看做された挙句の立て篭もりテロだったのかもしれない。

いつでもフランスを攻められるぞという脅しは効果抜群だったようで、今後も現地のフランス人が拘束されては

法外な身代金を脅し取られていくに違いない。

身代金目的誘拐事件の実相

 

誘拐事件は毎年、二万件以上報告されている。

 

■ そのうち当局通報があるのは十分の一にすぎない。

 

世界で起きる誘拐の件数は、過去十二ヵ月で百パーセント増加している。

 

■ 全誘拐事件の半数以上がラテンアメリカで起きている。

 

誘拐事件の七十パーセント身代金の支払いで解決する。力ずくでの人質救出はわずか十パーセント

 

拉致の七十八パーセント被害者の自宅、または仕事から二百メートル以内で起きている。

 

ほとんどの誘拐がウィークディの午前中に行われる。

 

身代金要求額の幅は五千ドルから一億ドルまで。

 

メキシコでは毎年、七千件の誘拐事件が報告されている。実際起きた件数はそれをはるかに上回る。

 

コロンビアでは誘拐が一日に十件発生し、誘拐犯が起訴されるのはたったの三パーセント対照的に、アメリカ合衆国では誘拐事件の九十五パーセント起訴に持ち込まれている。

 

世界的にみて、誘拐被害者は九十パーセント地元人間である海外居住者や旅行者ではない。

 

ロンドンでは、K&R(キッドナップ・フォー・ランサム=身代金目的誘拐)を対象にした保険料が年間一億三千万ドル以上も発生している。

 

二十一__ラテンアメリカで、救出作戦によって無事生還する人質パーセンテージ

 

「ネゴシエイター人質救出への心理戦」ベン・ロペス/柏書房より

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