はてなキーワード: 被害者感情とは
「A子さんに術後せん妄があり記憶がすべて正しいとは言えない」としても、「わいせつ事件があった」は、また別の事象だ。
つまりA子さんに術後せん妄の時間があり、かつ、わいせつ事件も起こっていたことはロジックとしてありえる。
またA子さんの証言が不確かで、ただ唾棄されただけもありえる。
ブコメしている人たちが、科学鑑定結果の間違いをすっかり信じていることが不思議でしょうがない。
触診や唾液の飛沫で「微物に大量の医師のDNAが含まれ」た結果がでたと本当に考えているのか?
一般的に、事件があったのに検出できないことはよくあるが、何もなかったのに「大量のDNA」が含まれることは起こりにくい。
しかもアミラーゼの検査とDNA検査、二つの検査で、その方向に間違った結果が出るとは考えにくい。
また下記の部分の書き方も恣意的だ。
“大量のDNAが検出されたとする根拠は、科捜研研究員が実験ノートに当たるワークシートに記載した数字のみ。
研究員は、ワークシートを鉛筆で記入しており、必ずしも時系列でない記載もあったうえ、消しゴムで消して書き直した部分もあった。”
職場のルールでペン書きが義務化されているならわかるが、そうでないなら実験ノートの鉛筆書きはごく普通の行為だ。
鉛筆書きでサンプルが残っていないから科学的信頼性がないとは、、、難癖をつけられているかのようだ。
こう書くとA子さんを擁護しているように見えるが少し違う。
どちらがより、先入観を排除した、証拠に基づいた科学的・客観的な判断だといえるのかという点において興味を持っただけだ。
「被害者感情に流されず、科学的・客観的な判断が出てよかった」という内容のブコメが、自分にはこの上なく感情的に思えたから。
さっき別の医師が書いた記事を読んだが、科学鑑定結果についてまったく触れていなかった。
「術後せん妄を知ってほしい」と医師がアピールしなくても、鑑定結果で唾液や口腔内細胞が検出されなければ、警察も取り合わなかっただろう。
自分はどちらかといえば研究員に近い立場なので、違う見方をしてしまう。
周りに多くの人がいたこと、評判のよい医師であること、術後せん妄がよく起こること、実験ノートが汚いこと、などの状況証拠を必死に積み上げて、科学的な証拠をなかったことにしようとしているように思える。
韓国の徴用工の個人賠償請求問題を論理的に考えた場合は、「個人請求権は消滅してないが、その請求先は韓国政府のみであり、日本を対象とした請求は日韓基本条約において最終的に終了している。これを反古にするとは、日韓基本条約の破棄に相当する行為と等価とみなされてしかるべきである」以外の解答は出てこないはず、ではあるんだけど、リベラル方面の論調は「かつて韓国人に負担を強いたことに対する被害者感情の清算が済んでいない証左だ。個人賠償権は消失してないのだから、日本はあえて韓国が納得するまで謝罪すべきである」というようなものが多い。
こうした、意味不明に思えるリベラルの論調を分かりやすく表現すると、被害者に対する共感や同情と怜悧に突き放す日本の対応への反感のみがあって、いかにも情緒的な考え方が大事にされていて、正しさは重要ではない事が分かる。保守、ネトウヨ界隈で、こうした「共感」と「正しさへの反発」は、受け入れられない。保守界隈は現実主義者を自称する人が多いだけに、法的根拠や客観的事実を筆頭にした、曖昧さを認めない冷たさがある。
様々なニュースについてるブコメの平均的な傾向として、共感のリベラル、論理の保守って傾向は強い。もちろん、例外はあるでしょうが。
保守がリベラルをものの道理が分からないバカと罵っても、感情が収まらないリベラルが理屈には共感するはずがない。韓国人可愛そうと、韓国人は間違っている、の間に議論は成立しない。感情的な女性と、理性的な男性との間で齟齬が起きたときの様なもので、理屈もくそもない駄々こねで譲歩を引き出してきた韓国とリベラルだけど、徴用工問題では客観的根拠が明確なだけに決して日本の譲歩は引き出せないだろう。
一個人としては他人に共感できる事は好ましい事だけど、共感を政治問題、社会問題にまで延長してしまう事はどうなんだろうね。社会は論理的であるほうが正常だ。
受け入れがたいとか抵抗があるとかではなく、問題のレイヤーが違うと思う。
そもそも人間は感情がある生き物で、感情論を法に持ち込むなという話ならわかる。
タイトルはマイルドにしてあるけど、中身みれば序盤の論調で権威と紐付けたあと畳み掛けるように共感や同情=悪という印象を植え付けてきてるように見える。
という図式は成り立たないというのに、まるで二律背反関係であるかのように煽ってる。
この世から憎悪を取りのぞくために誰もに権利を=共感は危険です。はぁ?
そもそも大前提不完全な人間を不完全な人間が裁くために生まれたのが法なわけで、その2つは対立関係であるわけがない。
たしかに司法レベルの話になると民意や世論や被害者感情にバイアスがかかったり情状酌量なんて言葉があったりするくらいだから未熟さは感じるけど…だからこそブラッシュアップは必要。それは何においてもそうで、権利に関することばかりではない普遍的な課題でしかない
繰り返しになるが、法において同情や共感や感情論は不要という話ならわかるよ。
でもこの世においてまるで共感や同情は悪であると言わんばかりの思想には寒気がするよ。
はてなでポジティブな意見が多いのは、共感能力に乏しい人間がここには多いから、ああいう記事から許されている感覚と癒しを得て喜んでるだけでしょ。
とにかく、
世に渦巻く憎悪を解消するために
東京都でLGBT差別禁止条例ができたわけだけどそもそもみんな何をもって差別認定してるの?それって結局感情論にすぎないんじゃねーの?
誰かが差別されたああああああって言ったら得意の被害者感情全肯定で差別認定されるわけだよな。例の新潮45みたいに。あれ文章読んだやつもどれだけいるんだよ。一万部しか出てなくて騒動になったあとは手に入らなかっただろ。あれ読んだけど事実誤認と議論が深まったろう系詭弁でしかなかったぞ。すくなくとも差別じゃねーよあの文章は。
ニュース(被害者側)がとりあげた差別「的」言動をそのまま見て差別認定する無思考の人権神経症みたいな連中が差別認定するとか地獄だろ。
人が話すコミュニケーションの文脈や表現方法なんて無限なんだから言葉の定義として差別を定義するなんて不可能なんだよ。だからまず事実確認をしてって話はそれからだろ。例の騒動を見るに事実確認をしないで差別認定してデモまでする神経症的弱者がめちゃくちゃいるわけだよな。しかも正義の側として。その瞬間湯沸かし器みたいな被害者感情はまじで迷惑だからやめてくんねーかな。
差別を認定するなら差別の定義が何かを考えて事実を確認してから泣きわめけよ。そんなクソガキみたいな駄々にもう付き合ってられないわけ。って思ってツイッターアカウント消してリアルな知り合いだけの連絡用アカウントに作り直したわ。ほんとあの件はネットの脊髄反射文化をよく表した試金石だったよ。
一応お前が真面目に書いてると思うから反応するけど、流石に穿ちすぎちゃうか?
とう言うかゲイってどっちかと言うと優秀な人多いって認識すら世の中あるだろ。
多くのLGBTはその肩身狭い分社会で頑張る人多いから実際社会的地位高い人多いし。クローゼットを考えたらもっといるだろうし。
自分が差別的な話題に反応するのは、差別されるのが不当だと思ってる上にそんな事があるのが不合理で反社会的だと思ってるから。
そりゃ、自身の不遇を忘れる為の美味しいストーリーとしてLGBTに同情する?
そう言う奴もいるしその割合は知らないよ。だが、そうやって被害者感情を持ってして一面的に断罪するのがお前らが普段されてる差別と一緒じゃねーの。
相手を貶めて自分がニヤニヤしたいだけかなんて大体わかるもんだぞゴミクズ。己の悪趣味さを正当化すんな。わかったら●ね
https://anond.hatelabo.jp/20170921212825 低能先生の捨てIDをわかる限り集める(2018/5/31まで)
謝罪会見を見た。
泣いて謝るメンバーもいた。
だが、すごく違和感。
未成年を芸能界という上下関係に特に厳しく、イレギュラーで危険がつきものの社会に入れておいて、放任して、あげくに2千万円貰いながら許せない?
はっきり言って親はクズだし、まだ幼い子まで使い、それを認めるテレビもクズ。
おそらく報道されてないだけで、裏では無理矢理の性交なんか当たり前にあるだろう。
親も一緒に謝れよ!
山口さんは一人の社会人で大人だから、TOKIOメンバーが連帯責任負うのはおかしいが、親は管理責任があるだろ。
それを不起訴になった今も報道し、社会全体で叩く風潮もいじめのようで不快。
示談して、不起訴になって、謝罪したなら、後は本人と被害者の問題で、メディアが騒いで被害者感情を逆なですべきではない。
今は自殺してもおかしくないくらい山口さんも追い詰められてる。
それをまだ叩くか?
もう社会的制裁は十分だろ。
キスでそこまで追い詰めるメディアや人間、TOKIOメンバーの方が怖い。
おそらく身内は庇うより批判した方が社会的に救われる判断もあると思うが、それにしても責める姿勢が日本は異常。
松岡さんも、辞表貰って怒るなよ。気持ちは分かるが、憔悴しきってせめてメンバーに先に辞表を出してケジメをつけたい気持ち分かるわ。
それ聞いたら辞表出すわ。
先に事務所に出さなかったことは山口さんなりの誠意だった気もする。
メンバーに、もうやめました、ごめんなさいだったらかえって嫌だろ。
辞表をメンバーに出して謝罪したかった気持ち分かるし、今混乱状態の彼に押し付けすぎだろ。
https://www.asahi.com/articles/DA3S13469934.html
https://www.asahi.com/articles/ASL4V5G1BL4VUTIL02X.html
学校長らは、自治体がおこなった災害時の被害想定も疑い、独自の危機管理マニュアルをつくり、実践して、子どもを守らなければならない――
大川小は、市がつくったハザードマップでは津波の浸水予想区域の外にあった。高裁は、たとえそうであっても、学校はその信頼性を検討し、津波を想定した避難計画を立てるべきだったと指摘。市の教育委員会も指導を怠ったと結論づけた。
高裁判決にあるように「ハザードマップの信頼性を疑ってまで避難計画をつくれ」、となったら、学校だけの問題じゃ済まなくないか?
だって、いざというとき、地域住民も行政のハザードマップに書かれた避難場所を信じて、学校に避難してきてしまうわけだから。
実際、地震直後、50名ほど住民が学校に集まってきているよね。
もしかりに、高裁のいうように、学校が自治体防災担当が示すハザードマップおかしんじゃね?といって学校が独自の避難マニュアルつくってたとしたら、一体どうやって自治体の防災担当と学校は協力するの?
住民は学校に避難しに来る一方、学校は児童連れて別の場所に逃げますが何か?ってことにならない?
そんなことを想像しただけでも、この問題が学校だけの問題じゃないと気がつくはずですが、高裁の方々はもう石頭だな!
多分、第二審に至る経緯としては、第一審は、現場の教職員だけに責任押し付けるの、あんまりだな、ということから、組織としてどうなのよ、というところから始まっているんだと思う。だから、現場の先生方の過失だけではなく、学校の事前防災・防災体制に問題があった、という結論に持っていくストーリーを考えようとしたんだろう。
でも、そこで高裁は、学校組織としてのあるべき理想的な能力を過大に見積もってしまったんじゃない?
ハザードマップ信頼性疑うって、そんなに専門知識もなく簡単にできるの?それぞれの学校がやるべきことなの?
市のハザードマップで大川小は津波の浸水想定区域外だったが、「校長らは市からの情報も、独自の立場から批判的に検討することが要請されていた」として、立地条件などを考慮すれば津波被害が予想できたと述べた。
学校独自に検討しろっていうのがおかしいのに加えて、求められる能力高すぎない?
児童を全力で守るっていう妄想を胸にいただいて高邁な理想を掲げすぎてない?
そんなことが出来るほど、国や自治体は防災に関して教職員研修やっていたの?当時?
というか、そのハザードマップの再検討って、むしろ県の防災担当がやるべきことじゃない?
ハザードマップがその当時の科学的知見に沿って見直されていれば済む話だったんじゃないの?
市は国や県の想定をもとに避難計画をマップに落とし込むのが責務だったんじゃない?
そうやって国や県、市の役割について交通整理をしておかないと、何を根拠に計画作っていいいかわからなくなるじゃない。
計画のすべての根拠となるリスク分析は、国や県の責任でやってくれよ。
そう考えだすと、次の上告審のテーマは、第二審で学校や市の教育委員会だけに責任押し付けたのあんまりだから、
事前防災や学校危機管理計画推進の監督指導・人材育成を怠った国の責任追及だってことになるの?
じゃあ、どうすれば、ということだが。
・避難計画は、行政の知見を前提とし、区域外で災害発生したときの責任はその場の防災管理者の責任ではないことを明確にする。
・学校が行政のハザードマップ疑うときは行政・保護者・住民でリスクコミュニケーションをする
・保護者も避難計画づくりに参画させてフィードバックをもらう。念書をもらえという冷ややかなやり方は責任回避と受け取られるから注意しつつ。
これだけを最低限、しっかりやっておけば、いざ犠牲者がでたとしても「先生のいうことを聞いていたのに」という被害者感情を多少は和らげることができる。
わたしは該当グループのファンではありませんが、今回の不祥事に対するネットの反応で気になった点がいくつかありますので、この場をお借りして吐き出させてください。
(今回彼が起こした行為は被害者が存在する立派な犯罪であり、警察や検察が動くような事態に発展したという点は決して許されることではなく、私も強く非難するということを最初に記しておきます。)
顔がいいから、ジャニーズ事務所所属のアイドルだから、人気のある有名人だからといって、被害者の方を無下にするような発言は許されるのでしょうか?事情はどうあれ、警察と検察が動いている以上悪いのは彼です。40を超えた大人が法律上してはいけない行為をし、被害者を生み出し、被害届が出され、このような結果に至ったのです。ハニートラップだったのではないか、被害者にも非がある、わたしだったら嬉しいのに、などという発言はあまりにも思考が停止していませんか。
また、彼が出演する番組や彼のスキルに絡めた不謹慎で下品なネタツイートを繰り返す方々にも心底呆れます。決して茶化してはいけない事案だと感じておりますし、こちらもまた、被害者感情を無視した軽率な言動なのではないでしょうか。
先に言っておきますが、確かにあの謝罪文は公式が報道機関に対して提出するにはあまりにも稚拙であったと思います。ただ、この点を批判するならまだしも、憶測で「隠蔽だ」「事務所の闇だ」「握りつぶす気だ」などと発言する方が目に余りました。また、フォロワーが非常に多く本まで出版されている方が「事務所の弱体化」などという憶測でしかない発言をされていて、たいへん驚きました。
まず、事件が起こってから発表に至るまでの期間に関してそれぞれ意見はありますが、わたしは「隠蔽」だとは思っておりません。レギュラー番組などへの混乱を避けるため、また被害者が番組共演者ということもありセカンドレイプなどの二次被害を防止するため、事実関係の調査と被害者との話し合い、そして書類送検まで全て済んだタイミングでの慎重な発表であったのではないかと踏んでいます。しかし、重要なのはこれもまた憶測なのです。真相は関わっている誰かが発表しない限り、誰にもわかりません。ただ、 ひとくくりに「隠蔽」と決めつけてしまうのはどうなのかと思います。
そして事務所への都市伝説のような憶測にひとつだけ反論させていただきます。他の方も指摘しておりますが、タレントに法律違反が絡む不祥事が発覚した場合、今までもジャニーズ事務所は報道機関や自社HPなどを通じて発表しています。また、その該当タレントにも謹慎やプライベートでの行動制限、最悪の場合は退所など、さまざまなしかるべき制裁が与えられています。有名なもの以外で例を挙げるとすると、二宮くんが2010年6月に車で起こした交通事故では直近に松本くんが衝突事故を起こしたことを鑑み、嵐のメンバーには2010年内の自動車運転禁止が言い渡されました。他にもありますがこれ以上はご自分で検索してください。申し上げた通りジャニーズ事務所は犯罪を握りつぶせるような巨悪の組織ではありません。
また「メンバー」呼びに関しても、報道各局の事務所に対する忖度だ、報道協定が結ばれているなどといった発言が目立ちます。しかし、NHKの報道と公式発表より、今回の件は被害者と彼・事務所の間で既に示談と和解が成立していることがわかっています。また、逮捕はなく書類送検となっています。そのため、呼称する際の「容疑者」は不適切なのです。参考:https://www.huffingtonpost.jp/2018/04/25/tatsuya-yamaguchi_a_23419826/
(再三お伝えしますが、彼のした行為自体は決して許されることではありませんし、事務所の謝罪文も稚拙であったと感じております。これに関して擁護する意図はございません。)
③某グループ、もしくは脱退した3人組を偏った思考で応援している方々
あえて強い言葉で言わせていただきます。擦り寄ってこないで。あなたたちは今回の件に便乗して、あることないことでっち上げて、事務所を叩きたいだけですよね?あなたたちが守りたいのは騒動を起こした彼でもなく被害者でもなく、自分がかわいがっているタレントですよね?それに、あなたが好きなタレントが不祥事を起こした時に所属していたのはジャニーズ事務所ですよね?その時の対応に関しては無視ですか?もう昔のことだから覚えてないですかね?とにかく、不快です。小学生のように許さない許さないと並べるだけで、論拠のあるまともな事務所批判もできないなら黙っていてほしい。
今回の件を利用して該当グループのファンを事務所アンチに陥れ、自分達のNAKAMAにしようとしていませんか?それはあまりにもファンの皆様を舐めきった行為だとは思わないのですか?そういうことをするから、余計敬遠されていくのだとなぜ気づけないのですか?
わたしは、ジャニーズ事務所と所属するタレントが好きです。かつてジャニーズ事務所に関わっていたタレントも応援したいです。だからこそ、思うところはたくさんあります。
今日は一連の騒動が発覚してからまだ2日目。まずは周囲のメンバーだけでなくタレント本人からのしっかりした謝罪と説明、そして今後の事務所による真摯な対応を期待します。
わたしは不当な憶測や出どころのわからない情報、そして情報を切り貼りしただけのアフィリエイト記事なんかよりも、今朝メンバーのひとりがはっきりと放った「今後はどんなことがあっても連帯責任」「どんな処罰でも受けなきゃといけない」という言葉を信じて、今後を見守っていきたいです。
元増田が言う所の「自爆する馬鹿」自体がまず一部に過ぎないのではないかという指摘があったが、正直その通りだと思う。
医療界、グラビアアイドル、写真業界からのmetooもホッテントリになっていたが、それらの告発者がその後「私のセクハラ・パワハラはいいセクハラ・パワハラ」
みたいなことを言っていたという記憶はない。
以下は蛇足だが、
そもそもmetooで告発されているセクハラ・パワハラ被害とは、権力関係・上下関係があり逆らえない状態でひどい嫌がらせ・犯罪・いじめ等の被害に遭う
というものだが、いじめでも犯罪でも被害者に厳しく、性犯罪被害者に厳しく、何かを主張する女性にも厳しい風潮がある中で
metooしようものなら「お前にも非があった」「お前だって今までに悪い事をしてきただろう」と集中攻撃を受けてしまう事は目に見えている。
そんな中で一度「このような目に遭った」と告発するだけではなく、継続して発信し続ける事ができるのは、よほど精神的にタフだったり、
「自分にも悪い点があったとしてもそれはそれとして告発し続ける」という、ある意味での面の側の厚さのようなものがある人ではないと
難しいから、「私のセクハラは良いセクハラ」と言っているように見える人が目立つように見える、という点はあるのかもしれない。
元増田は「誰だって過ちはあるから素直にごめんなさいすればいい」と言うが、残念ながら被害を訴える人間に
「お前だって悪いだろ、被害者ぶるな」という攻撃をする人間はとても多い。
元増田一人が許しても、他の大多数は許さないどころかよってたかって攻撃をするんだよ、残念ながら。
「素直にごめんなさい」をした所で、「自分が悪いとわかってるなら、まず自分の罪をしっかりつぐなってから自分を加害した人間を責めろ、まず自分からだ」と言われる事も
予想できる。
いじめの被害者だっていまだに「いじめられる側にも原因がある」と言われるし、犯罪被害者が金銭的な補償や加害者への厳罰やを望めば「金目当てか」「被害者感情が強すぎる」と言われ、
パワハラ被害者は場合によっては無能呼ばわりだ。被害者が男性であったり、性被害が絡まない被害者に対してもこの有様だ。
さらに性被害になるとさらに風当たりは強くなる。「しっかり自衛しないからだ」「なんでもかんでもセクハラか」「お前になんぞセクハラするか」「お前だって性的な事を望んでいたんだろう」
というバッシングは、性犯罪被害者に対するお決まりの物と化している。
そして女性が何かを告発する、主張する、しかも「フェミっぽい」事を発言するとなると、どのような反応が返って来るかは火を見るより明らかだろう。
元増田だって、増田やはてなを使うぐらいなら「フェミっぽい」主張にどんな反応が返って来るか、想像くらいはつくんじゃないか?
いや、はてななんて見なくても、ツイッターでも5chでもまとめブログでも何でもいいけど、ネットやってりゃそんな光景、見たことくらいあるだろう。
とにかく被害者の粗を探して攻撃したい、被害者ぶるのは許せない、ずるいという感情を目の当たりにすることは多い。
そもそもmetooで告発されているようなパワハラ・セクハラをする側も馬鹿じゃないから、「お前にだって落ち度があるだろう」と被害者を責められる状況を作りつつ、
場合によっては被害者を共犯者にしながらセクハラ・パワハラを継続するという事もよくあることだ。
metooについて「なぜその場で嫌だといわずに後になって言い出すんだ」という批判もあるが、
まさに「自分だって悪い事をしてきたんだから、被害に遭ったなんて言う資格は無い」「自分は加害者だから誤って償わなければ、そんな自分は辛い目に遭っても仕方ない」と思い長い間言い出せなかったと
いう事もよくあるだろう。