はてなキーワード: 風営法とは
この点は、全くそのとおりだと思う。
もし、管理売春の業者に対する公権力側の監督責任という面が【現代的な意味での奴隷】として定義されて、責任を問われるのであれば、
売春防止法以降の、事実上の管理売春の容認から斡旋業者の放置、それらも論理的には同罪ということにならなければおかしい。
戦時の慰安婦だけの問題ではない。では、なぜ売春全般の話にならないのか。
売春防止法の制定の背景として、管理売春そのものが国際社会から悪とみなされていたがゆえに、
国際社会への早期の復帰を目指していた日本は、GHQから公娼制(管理売春)が廃止されて以降、法の制定を急ぐ必要があった。
しかし、売春そのものに対する罪悪感は日本人には微塵もなかった。むしろ吉原など貴重な観光資源だと行政も認識していた。
売春防止法施行直前の55年、新聞社が開催した「吉原を語る座談会」において、地元と議会議員らが次のようにアドバイスしている記録がある(婦人新風1955年4月号)。
みつ豆でも気軽に食べにゆける吉原でなければならないのじゃないか・・・気軽に遊びにいって、そして飲んだり食べたりしているうちに最後にお互い同志気があったときに目的を達するというふうにすればよい。
当時は、東京都も警視庁も、吉原を観光資源として積極的に活用していこうという感覚だった。
こうした過程を経て制定された同法は、風営法とセットで完全なザル法。今に至るまで。
赤線がトルコ風呂と名を変え、トルコ風呂がそーブランドへ名を変え、名前は変わっても実態は管理売春の黙認だ。
現在でも、サービス提供する施設に寝泊まりさせられているなど、一昔前だとジャパユキさんと呼ばれ、
いわば監禁同然の扱いで働いている出稼ぎ外国人女性が存在する。それは興行ビザで来日しているフィリピン人であったり、韓国であったり、中国であったりする。
個人的には、アダルトビデオについての人権問題も含めて、日本の風俗産業のあり方を行政として放置していることのほうが、我々世代の責任問題だし、よっぽど気になる問題。戦時世代の悪のついての責任よりも、だ。
ところが、同じ論理だからといって、現在の日本の管理売春の黙認を、現代の奴隷制だとして、非難されているかというと、、
実は、アメリカの国務省の人身売買報告では、かなり以前から非難されている。
技能実習生とセットでね(余談だが、技能実習生についても、結局、問題の根っこは同じで、戦時の徴用問題とパラレルだ。)
そして第一次安倍政権のとき(05年頃)にも日本政府としての対応が迫られていた。外圧に近い形で法整備が求められた。
日本政府は、国際組織犯罪防止条約の「人身取引議定書」と「密入国議定書」の批准を受けて、刑法を改正し、2005年、人身売買罪を創設した。
この制定過程において、05年6月8日の国会の法務委員会で次のような答弁がある。
○江田委員 ・・・人を支配する行為全般について、この人身取引に対して実効性のあるものに今回の法改正はなっているということでございます。
次の質問をさせていただきますけれども、この人身取引議定書の要請を満たすため、これにつきましては単に形式的に文言を対照するだけでは私は足りないと思いますが、人身取引議定書の理念を十分に取り込んだ法律やその運用になっていなければならないと考えております。
・・ 売春をさせている者が、この外国人女性は売春することに承知しているんだ、同意しているんだから人身取引とは言えないだろうというふうに開き直るケースが多いと聞いております。成人の女性が家族を貧困から救うために、親からの働きかけなしに自発的にみずから売春を希望して売られたような場合など、人身売買について被害者の同意がある場合のようにも見えます。
しかし、・・人身取引議定書が、「女性及び児童に特別の考慮を払いつつ、」と規定していることからしても、女性や児童の特性を考えて、売春をすることについて承知しているとの事情、これを過大視するというのはいかがなものかと・・、今回の法律案につきましても、売春をすることについて同意をしている場合であっても人身売買罪が成立するのかどうか、そこを法務当局にお伺いいたします。
○大林政府参考人 御指摘のような事例におきまして、表面上被害者がみずから売春をして金銭を稼ぐことに同意していたといたしましても、本来は、不特定多数の相手方と性交等を行うことなどを希望しているものではなく、家族を貧困から救うため金銭を稼ぐには売春によるほかはないと考えてやむなく売春に及ぶに至ったと見る事案がほとんどであろうというふうに思われます。このような場合には、被害者の同意は自由かつ真摯な意思に基づくものとは認めがたく、当然に犯罪の成立が否定されるものではない、このように考えております。
○江田委員 ・・今、法務省の方からは、その事情を考慮して、勘案して、売春をすることに同意している、そういうふうに見かけられる場合であっても人身売買罪は成立、適用されるということでございますので、私どもの申し入れの内容にも沿った法律案の改正になっているかと思います。実効性が上がることを期待しております。
売春行為が好きでそうした職業につくことなど、そんなに多くは考えられないだろうから、貧しい国からの移民のケースでは、多くの場合に適用がありそうだということになる。
人身売買罪の創設は、対外的なアピールとしては政府として大きな動きだったとは思う。
しかし、アピールとしはそうかもしれないが、風俗に関するさまざまなザル法は放置され続けている。
出稼ぎ外国人の母国はどう対応しているか、というのも気になるだろう。
同法の制定過程において、出稼ぎ労働者の有力な送り出し国のひとつ、フィリピン政府は、当初「就労機会を奪うな」などとごねていて、実態把握の動きが遅かったという報道はみたことがある。なるほど、そういう背景は重要だなと思う。
慰安婦問題に戻ると、私は、いつになったら、慰安婦問題が現在進行形の風俗問題に飛び火するんだろうという視点で十数年前から関心をよせていた。
しかし、そういう気配は微塵もないなかで、慰安婦というフレーミングだけがヒートアップしていったように思う。
慰安婦の問題に封じ込めたいというメカニズムがどこかに働いているんだろうとは思う。
それは社会的にも経済的にも、そして文化的にもいろいろあるんだろう。
我々の心理かもしれないし、自国もしくは相手国の政治経済的な背景かもしれない。
「いちゃつきすぎ」って別の客が怒ったのはそこがガールズバーだからじゃない?
ガールズバーでキャバクラみたいな接待をすると風営法に引っかかって店が無くなるじゃない。
ガールズバーなんてほとんど行ったことなかったのでドキドキだった。
主に相手をしてくれた子はスリムではないかなくらいの若くて健康的な可愛い子だった。
食べるのが好きとのことでいろいろ美味しいものを教えてくれたり、それなりに楽しく談笑してた。
昼はパン屋でパンを売ってるとのことで、翌日朝からお店に出てるからぜひ来てくれとのことだった。
今酔っ払ってるから明日には忘れてるかもというと、手に油性ペンでその子の名前、店の名前とおすすめのパンを書いてくれた。
書く際、当然ちょっとしたスキンシップもあった。「電話番号も書いといてと」小声で冗談ぽくいったらそれは笑ってごまかされた。
その頃には少し客が増えてて、間をあけて座ってたおっさんがその子に「イチャつきすぎ」と怒ってた。
自分は近所のビジホに泊まってると言うと、その1階にあるコンビニチェーンのシュークリームがすごく美味しいから食べろ、私も今日買って帰るという話をした。
シュークリーム買いにきたらコンビニで会うかもね、とか話してるうちに、その子がそろそろ上がる時間とのことで会計をして先に店を出た。
コンビニでそのシュークリームを探すとラスト一個だった。今日はその子が買いたいかもと思って買わずにコンビニを出た。
その子が来るかなーとか思って、ちょっとだけコンビニのまえでケータイいじって待ってたけど、その子はすぐには来なかった。
で、ここからちょっとキモいけど、その子がほんとに来たらワンチャンあるかなーとか思って、向かいのマックでコーヒー飲んでちょっとだけ観察することにした。
コーヒー買って席につくとちょうどその子がコンビニに入っていくところが見えた。こちらには気づいてない。
でもやっぱ待ち伏せはキモいかなーと思ってしまい、ビビって声が掛けられなかった。その子はおそらくシュークリームを買ってホクホクで帰っていった。
キモいけど次の日の朝、その子の働くパン屋を見に行ってみた。キモいけどとても近所だったので。
爽やかな笑顔で接客しているのが見えた。こちらには気づいてない。
でもやっぱ次の日の朝会いに来るのはキモいかなーと思ってしまい。ビビって声が掛けられなかった。
※追記
自分も勘違いしやすい方なんでキモいとは思いますが、ポイントは下記なことかと思います。
・常連ぽい客に「イチャつきすぎ」と注意されるということは普段よりは親密な感じで接客していたということ?
・話していたコンビニ店舗に業後すぐに来たということは、そこで俺と鉢合わせてもOKまたはそれを期待していたのでは?
→NO。その客が嫉妬深くいつもそんなこと言ってるだけ。
→NO。俺と鉢合わせるのは死んでも嫌だけどシュークリームは買いたい。それだけ。鉢合わせたら無視して逃げるつもりだった。
→脈なくても教える。ガールズバーでバイトする真の目的はパン屋に客を呼び込むためであり、そのためには手段を選ばない。
ということでしょうか。
※リプ
→ですかねー。めったにそういうお店いかないんで耐性なくすぐに勘違いしてしまいます。
そうだね、キモいね。
キモいってかこわい
→おおー。自分も勘違いかもながらそうかなーと思いつつ、経験値低くて判断できなかったです。
「いちゃつきすぎ」って別の客が怒ったのはそこがガールズバーだからじゃない?
→冷静!風営法に引っかかるんですか、知らなかったです。
頭が緩いのもその通りかも知れません。オープンにすることのリスクがわかってないというか、人間みんな友だちみたいな。
全部ご指摘通りなんじゃないかという気がしてきました悲しい。
人間じゃなくてロボットぬいぐるみ(ミッキーみたいなの)にやってもらえば風営法とか回避できるだろうから、まずはロボット製作技術をまなぶところからだな。
誰かに報告したかったけど知り合いに話せるような内容でないからここに書いておく!
興味はあったものの、ネットに上がっている女性用風俗のレポのほとんどが男性経験豊富な方とか処女ではない方によって書かれているのが気になったので、私の様に迷ってる人向けになれば。
タイトル通り25歳処女が女性用風俗へ行ってきた話。
行こうと思ったきっかけ:
生まれてから25年、性別関係なく他人を好きになった事がない。25年(もうすぐ26)そうなら、これからいきなり誰かを好きになる事もないだろう。結婚願望も特にないので、死ぬまで彼氏作らないんだろうなと思ったら一度くらい経験としてセックスしてみてえ!と思った。
性欲自体は薄い(今まで片手で数えられるくらいしかオ○ニーした事ない)が、なんとなくこの歳で処女なのがコンプレックスでもあったのでタイミング的にもちょうどいいかなと思った。
というわけでどこかで処女捨ててくるか!と決めたものの知り合いに頼む訳にもいかず、かといって逆ナンや出会い系でワンナイトするのも怖いし…と思っていたところ、深夜番組で素人童貞の特集をしているのを見てこれだ!と思った。お金を払ってサービスを受けた方が後腐れもないだろうし、金で解決しよう!
早速「女性用 風俗」でググってみるとどうやら性感マッサージというものがあるらしい。早速ネットで店を検索しいくつか候補を選んだ。
店を選んだ基準:
いくつか候補を探した中で、最終的に店を決めた基準はこんな感じ
予約を入れる:
思い立ったが吉日!がモットーの私だったが、今までセックスとあまりにも縁遠い生活をしてきたので生理周期を把握していなかった。とりあえず次のが来てから…と思っていたら行こうと決めてから3週間程開いてしまう。
個人情報はあまり出したくなかったのでとりあえず捨てアドを作成。偽名で予約するのができるとの事だったので好きな漫画のキャラから苗字を、女性タレントから下の名前を借りて新しい名前を作った。
HPには所属キャスト(男性風俗でいうところの嬢)のプロフィールが載っており、好みの男性を指名することもできる。ざっと見てみたが、先述した通り人を好きになった事がないのでマッチョだとか高身長だとか言われてもピンとこず店側にお任せにする事に。あと備考欄に男性経験がないという事を書いておいた。
不安:
風俗を利用するに当たって一番不安に思っていたのは盗撮だった。私なんかを盗撮して楽しいのか、金になるのかというのは置いておいて、まあ自衛しておくに越したことはない。普通のセックス動画がネット流出とかだったらまだいい。いや、全く良くないけど、最悪「元カレに流出させられた」でどうにか言い訳はできる。でも今回はマッサージという明確に女性側がお客の行為だ。盗撮を予防する方法を検索しまくって寝不足の一週間が続いた。
因みに盗撮が怖すぎてこの時のGoogle検索の履歴を見ると
「デリヘル 盗撮対策」とか「AV ばれ」とか「AV 素人 やらせ」とか
事情を知らない人が見たら何か勘違いされそうな検索ワードばかりが並んでて笑ってしまった。
デリヘル嬢の盗撮対策が一番役に立ちましたありがとうお姉さま方。あとAV出たらほぼ確実にバレるので生半可な覚悟で出演は決めない方がいいという事もわかった。
で、とりあえず下記を順守する事に。
ラブホ自体の盗撮はこの記事が割と現実的に思えたのでそこまで心配していなかった。
指定したホテルもチェーン店で女子会プランに力を入れているところだったので、悪評が経つ事に敏感だろうと思ったし。
この件についてはキャストも理解を示してくれ帰る前に鞄チェックをさせてくれたし、何も回収していない事を証明する為に先に一人で帰ってくれた。本当いいキャストさんに当たったと思う。仮面とか先に帰れとか我が侭言ってしまったかなとちょっと反省はしたが、風俗客のクソ客レポ読んでたらこいつらよりはマシかな…と思ったし、自分の身の安全には替えられない。
当日/本番:
先にホテルで待っていると着いたとの連絡が入る。緊張しながら降りていくとそこにはイケメンがいた。女性相手の商売という事で、清潔感がある男性しかできない、みたいな話を聞いたがそれ以上に普通に(という言い方も失礼か…ごめんなさい)ルックスもよくびっくりした。
一緒に部屋に向かい、シャワーを先に浴びた件を告げる。入室してからNG行為や好きなスポットを確認されるがなんせ経験がないのでわからない。全部お任せにして、キャストさんにシャワーを浴びにいってもらった。。。
で、施術。今回は90分コースをお願いしたのだがあっけなく終わった。詳細な体験とかはもっと文才のある方がどこかに書いてると思うのでここでは割愛するけど、結論から言うとイケなかった。あと処女だからか入口が狭くて途中から体力的な意味で辛かった。日常的にセックスする人の体力どうなってるの。
膣の中に指入れられてもあんま気持ちいいと思えなかったけど、これはもう何回かやるとスムーズに入るようになるし気持ちよさも感じられる様になると思います、とキャストさんから言われる。疲れはててる私を見てごめんなさいと謝られてしまって逆にこっちが申し訳なかった。いや、すごい頑張ってくれたのは伝わって来たし、まず私みたいな女が来た事自体がイレギュラーだろうし…。相手プロなのに気持ちよくなれなくてごめんなさい…。
そもそも今回行こうと思ったきっかけが今まで他人を好きになった事がなかったからだし、それ以上に性欲が強い方だったらもうとっくに相手を作っていただろうと思うと、どこかで聞いた「恋愛をするのにも才能がいる」という言葉を思い出す。今回風俗行って得た一番大きい収穫がその才能が自分にはないんだなと再認できたのと、特にセックス自体もそこまで好きじゃないというのがわかった事だと思う。あといい歳してこういう経験がなかったコンプレックスも解消されたし。
正直迷っている女子がいたら行ってみるのもアリだと思う。もちろんリスクが0という事はないので全力でお勧めできる訳ではないんだけど、選択肢の一つとして持っておくのは悪くない。
結局今回そこまでこういう行為が好きではないなと思った事を考えると、今後もし誰かを好きになる事があって、運よくつきあう事ができて、体を求められた時、あの辛さを「愛」で乗り越えられるんだろうか。好きだったら多分OKはするだろうけど、体力的にも割ときつかったし…そういうの一切なしでのお付き合いを申し込まれたら自分喜んで承諾してしまうかもしれない。
まあでも多分誰かを好きになる事はないので、それを実感する事はないんだろうな。とりあえず経験でもだけできてよかった。
元キャバ嬢です。
例のキャバクラヨガで、キャバクラ扱いは職業差別ってどういうことですか?
容姿のいい子を揃えて、女の子と自由に連絡先交換、自由にアフター、それがキャバクラと言われるのの何がおかしいのかわからない。
てかキャバじゃん完全に。お酒はないけれど、色恋営業でしょ?そういう関係的なのを楽しんでるんでしょ?そういうのを売りにしているんでしょ?
もっと言えば狙ってグレーな営業の仕方をしているんだよね?無資格でマッサージって話もあるけれど。
真面目に風営法守っているキャバクラからすると、何それ?だよ。
はてぶでも擁護のコメント多いけれど、美容室とか取引先とLINE交換するしって、それは仕事だからという暗黙のルールがあるから。
美容師は色恋営業もいるし、他に代わりのいないような個人(少数)営業なら話は別だからね。
そうではなく、真面目にやっていてそれなりの数の人を雇っているようなところでということ。
スポーツジムのインストラクターだって、個人的な連絡先交換は普通はトラブルになりかねないからと禁止されているところが多いと思う。
ヨガスクールで「容姿を売りにしているインストラクター」と「連絡先交換OK」「アフターOK」は
それで、庄司さんと擁護派のいうキャバクラ扱いは職業差別って、批判している誰がどこでキャバクラを貶めているの?
「キャバクラ的な色恋営業もしているけれどキャバクラ扱いしないで」って言っている人の方がよっぽどキャバクラを馬鹿にしているよ。
作られた空間であっても時には恋人ごっこに付き合っても、お客さんが楽しく過ごしてまた明日頑張ろうと思ってもらえればいいと思う。
そう思って仕事している人たちを見下している。
話がとっちらかってしまったけれど、職業差別と別にもう一つ頭にきていることがある。
フェミニスト界隈であんまり盛り上がっているような様子はないけれど(観測範囲では)
これ、#MeTooで声上げている人たちにもものすごいダメージになるよ。こんなふうに女を都合よく使い分けているって思われていいの?
私は嫌だな。自分がキャバ嬢やっていたからこそ、そういうライン引きは必要だと思っている。
性別を売りにしている場を提供しているのなら、そういう場なんだよ。(だからといって別にだから卑下する必要もない)
健全だと言うのなら、女の部分を売りにしちゃいけない。
色恋営業でないというのなら、採用が容姿優先、連絡先交換OKアフターOKは従業員のためにも、勘違いする人を出さないためにもするべきじゃない。
Midas これは女体をイヤらしいもの(変態ちっくな)でなくポジティブなもの(健全なお色気)として捉えようとする社会セラピー(依存症断酒会みたいな)なのでむしろ純粋な性欲発散(風俗)よりもっと病んでる(別の意味で批判は的外れ
久しぶりに見かけたmidas先生がご健勝でなによりであった。http://b.hatena.ne.jp/entry/s/ameblo.jp/shojiyuko/entry-12370981085.html
美人女性インストラクターを揃えて男性への個別レッスンは3倍の値段でやりますけど、風俗サービスはしていません。
まぁ、昔懐かしいノーパンしゃぶしゃぶも風俗店じゃなくて飲食店でしたし。
風営法にひっかかりたくないからダンスクラブではありません、みたいなのとか、グレーゾーンなことは世界にはたくさんあるよね。
いえ、私が行っているわけではなく、この記事 https://appvs.famitsu.com/20180326_3413/ で原田勝弘氏がこのように述べています。
「僕らが自分自身で大会運営していたときは、条例、風営法など、とにかくがんじがらめで何もできませんでしたよ。
たとえば、選手に会場への交通費も出せなかったんです。そういったジレンマを、esportsやプロライセンスという言葉が、すべてクリアーにしてくれるんです。
つまり、確実に前へ進んでいるわけですから、選択肢のひとつとして、タイトルを盛り上げるのにうまく使っていこうと、esportsやプロライセンスを、現在は前向きに捉えています」
かねてよりゲームとゲームセンターとユーザーコミュニティに属し、そしてゲームのこれからを考えている一企業人としてコメントします。
こちらも結論から申しますと、「あのままではesports業界にとってプラスであるどころか、大きく後退、下手すれば崩壊させかねない事件になりかねなかった」ということです。
彼らがあのままの方法論でことを前進させようとしていたなら、間違いなくあなたが望んでいる「ゲーム大会が増える」きっかけは失われたことでしょう。
ここで、この場にいる皆さんに一番に知っていただきたいことは、ゲームは他のスポーツと大きく異なる点があるということです。
大半の人はここで?となるかもしれませんが、この事実を受け入れることが出来なければこの議論が前進できません。
なぜなら、ゲームが風営法で管理されるようになった理由が結果に応じて金品のやり取りを行いやすいという側面をゲームが持っていることにあるからです。
みなさんもゲームの勝敗にジュースくらいは賭けたことがあるのではないでしょうか。
予め規制を設けて置かなければ、それがより高額なものに変わり、気がつけば金銭のやり取りが行われていたとしても不思議ではありません。
営業する側においてもゲーム結果に対して金品を提供するようなことがあれば、ユーザーが過剰に料金をつぎ込んでしまうようなことも容易に起こり得ると言えるでしょう。
つまり、ゲームは、規制無くしては賭博の温床になる危険性を秘めているものだと考えられているのです。
そのために、不特定多数の人間が集まる場所でゲームを用いて営業を行うためには、それが賭博になってしまわないように様々な規制が作られることになりました。
それが場所の制限、時間の制限、年齢の制限、賞品提供の制限などです。
ゲームの結果に賞品を提供することが禁止されている理由は、つまり、それが容易に賭博を連想させることを防ぐためであり、賞品を獲得したいという気持ちがプレイヤーを過剰に惑わせてしまうことを防ぐためでもあります。
これらが守らていることではじめて、ゲームを使った営業は健全な営業として認められることになります。
しかし、実際に行われようとしていたことは、それを真っ向から否定することでした。
二枚舌を持って自分たちの都合の良い説明を行い、その実、自分たちの安全だけが守られるように法令を回避していましたわけですが、それは賭博行為を誘発しかねない危険な行動だったと言えるのです。
参加者から費用を集めてそれを賞金に充てることは、プロの世界においてもあきらかに賭博と判断される行為です。
もしあの説明を鵜呑みにして、自分たちが独自にプロ認定を行った賞金制大会を開く団体が現れたとしたらどうなっていたでしょうか。
ゲームにおいて公然と賭博行為が行われてしまえば、それはesports業界そのものの存亡の危機だったと言えるのではないでしょうか。
もし仮に、その事実をもって自分たちの安全性をアピールしようなどと考えたいたのであれば、それは、esportsの未来を考えることでも何でもなく、他人を危険に晒してでも自分たちの存在の正しさを主張したいだけの実に利己主義的な考えに他なりません。
それでもなお、あなたが望むような存在だったと言えるのでしょうか。
ここで皆さんに考えていただきたいことは、esportsが今後盛り上がるために最も欠かせない要素とは何かということです。
皆さんもお気付きの通り、それは「高額賞金」ではありません。
ボクシングの高額なファイトマネーが動く試合をイメージしてみて下さい。
大きなホールにすし詰めに観客が溢れ、テレビでは最も視聴率が稼げるであろう時間帯に放送され、その内容は世界中のメディアに報道されることになります。
彼ら観客は、高額なファイトマネーがかかっているからその試合を見たいのでしょうか。
もちろんそれも欠かせない一要素かもしれませんが、それよりも、世界で一番強い人間を決めるために選手同士が生身で殴り合い、世界で一番強い人間が決まる瞬間を見たいからではないでしょうか。
だからこそ高いお金を払ってチケットを買うし、それだけ人の目が集まることがわかっているから企業も高額なスポンサー料をその試合に払うことができるのです。
では逆に、プロ化をしたにもかかわらず、今ひとつ話題に上がらないプロスポーツを思い描いてみてください。
あなたはそのスポーツを、足を運んででも何度も観戦したいと思えるでしょうか。
選手のタレント性、ゲームの話題性、スポーツそのものの魅力など、様々な要素によって集客力は作られ、それがあって始めてプロスポーツは成り立ち、プロ選手が憧れの職業になりえるのです。
それを賄うためには、どれだけプレイヤーがいても意味がありません。
その大会を、お金を払ってでも見たいという観客を集めなければならないのです。
もしその賞金が、自らの製品を売りたいために大会に採用されているゲームのメーカーから支出されることになれば、それは消費者の過剰な購買欲を刺激する行為にほかならず、景品表示法や賭博の罪に問われることになってしまいます。
これら法律はesports業界の足かせでもなんでもなく、善良な一般市民をメーカーからの不当な搾取から守るための大事な盾と言えます。
国内のプロスポーツさえ集客に苦戦しているの現実の中で、esportsはどうやって集客を成功することができるのでしょうか。
見る側にどれだけわかりやすくエキサイティングにesportsの魅力を伝えることができるのでしょうか。
業界団体が話し合うべきことは、高額な賞金の拠出の仕方ではなく、こういったことが優先されるべきだと言えます。
加えて、esportsが正しく推進されるためにはもう一つの壁が存在しています。
先程あげた通り、ゲームで商いを行うには風営法の存在を切り離すことが出来ません。
許可を得ないで不特定多数にゲームを営業として提供すれば、違反行為と言えるわけです。
これはアミューズメント用、家庭用に限った話ではありません。
たとえ家庭用ゲームであっても、それを用いて集客・営業を行えば当然風営法の許可が必要になります。
更に言えば、これは営業をする側だけの問題ではなく、プレイヤーを集めてイベントを主催しようとする個人にも関わってくる問題です。
運営費用を賄おうとしていただけにもかかわらず、その運営の仕方を一歩間違えれば営利目的と取られ、風営法違反になるどころか、賞品を出すなどすれば当然賭博の罪にも問われることとなります。
いままではゲームセンターがそれを管理する立場にいたために大きな問題は起こりませんでしたが、オンラインゲームが当たり前になってきた世の中で、PC、家庭用ともにそれらリスクが再浮上しはじめている状況と言えます。
メーカーは自社の利権を守ることだけでなく、メーカーのファンであるユーザーの安全を守るためにこうしたリスクに対する話し合いを率先して行うべき状況にあるのではないでしょうか。
あの事件をきっかけに、真の意味でesportsが健全に、プレイヤーにとって安全に成長するための議論が活発化していくことを心より願ってやみません。
ここまで、ゲームとesportsの明るい未来を夢見る小さな1ユーザーの意見に耳を傾けていただいてありがとうございました。
最後に断っておくと、この筆者はeportsの賞金が話題になった時に同じく名の知れることとなった彼の方ではありません。
知識も議題に対する切り口の鋭さも、ご覧の通り遠く及びません。