「権力」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 権力とは

2023-02-25

神待ち少女強盗メス犬。泊めたら、最悪殺されて有り金を奪われるだけ

 マスゴミ被害者だと宣伝する対象が、被害者であることなどまずなく、加害者だと貶める存在こそ、大抵の場合、真の被害者だ。

 マスゴミが、神待ち少女だの、田舎からの家で少女に対する性犯罪だのと、ほざき続ける本当の目的は、そうした女どもが、実際はただの工作員にすぎないかである

 こうしたメス犬どもは、確かにヤクザ芸能界ローマ教会などの権力者たちには尻尾を振るが、一般人男性からは、ただ搾取することしか頭にない。

 連中は、連中のご主人様たちへの上納金のために、止めてくれた男を騙し、襲い、盗み、殺す。

 挙げ句の果てに、被害少女だとかほざいて、国から補助金をせしめようとする。

 修道女なんていうのは、すべてこうしたクソ婬売の成れの果てだ。

 若い修道女は、田舎からの家で娘を装って、男たちから搾取する任務を課されたりする。

 権力者にはヘーコラするくせに、権力のない男に対しては、何をしても平気な真のメス犬どもだ。

 連中の殆どは、性的か地がなくなる直前に、真のローマ変態貴族たちによる、サディズムを満たす道具として、壊れるまでオモチャにされ続ける。

 もちろん、教会からは、潜入工作だとか、適当なことを言われるが、その実情は、用済み道具の解体処分場行きだ。

 そうして、選別が完了するというわけだ。

 メス犬どもの被害者になった男たちこそ、真の免罪被害者だ。

 彼らは、ただ寂しさのために、少女を誘っただけであり、レイプしたり監禁したりする気持ちもなかった。

 もし、その気で誘ってたら、その時点で、これら婬売どもはみんな拘束され、犯されまくった挙げ句に、殺されているから、本当の悪者相手には、こいつらは何の役にも立たないのである

 もちろん、そうしたサイコキラーに限って、連中の工作員であり、無傷で逮捕された後、茶番死刑を受け、死を偽装し、また別のメス犬を使って変態性欲を満たすことは、言うまでもない。

 ギロチンを止め、電気椅子にしたのも、その偽装簡単にするための工作である

 連中が、地下ソドムを作って、こうした婬売どもを、効率良く、安全に蓄殺できるようになってから、そうしたサイコキラーとして、表で活躍する必要も減ったわけだ。

 こいつらが犠牲にするのは、ただ少女が好きなだけの、ごく普通の男たちだけである

 もし、少女が好きなだけで悪いなら、マスゴミにいる奴らは、それだけでも全員アウトだ。

 あいつらは、少女どころか、モノホンペド変態ものまりからである

 もちろん、連中の権力者以外が同じことをすれば、速攻で捕まって去勢されて肉盾にされるか、死刑にされるのは言うまでもない。

 偽装死刑で免罪されるのは、権力者からであって、わざわざそんなこと断るのもバカみたいな話だが。

 下級の工作員くらいなら、むしろそれを弱みに、肉盾特攻に駆り立てられる、くらいはありそうだが。

 ヨーロッパ貴族たちは、わざと自らの子を、修道院に送り込み、工作員として活躍させるフリをして、他の修道僧たちを騙す。

 だから、こうした本物の貴族たちは、本当に危険任務を課されることがない。

 そいつらは、元をたどれば、原始キリスト教工作員たちであり、自分たちが、貴族社会を乗っ取った後も、貴族特権享受しながら、さも貴族ではないというフリをするために、こうした、回りくどい策略を行っているのである

 もちろん、事実上、彼らは貴族以外の何者でもなく、それどころか、それ以前の、どんな貴族王族より、比べようもなく卑劣陰謀を行っている。

anond:20230225115756

勝ち組負け組言ってるやつはウザイ

実際のところ金持ってて権力もある人間のほうが戦争そのほかの有事にも生き残る可能性も高そうではある

2023-02-24

一番偉い人はアドバイザーではない

ルールを決める側と申し上げます側に権力勾配がある

ぬいぐるみペニス論って性欲を持っていいオスは私たち女が決める!ってことだから

女さんがどれだけ権力を持ってるかがよくわかるよな

2023-02-23

anond:20230223213424

敵より権力のある人が勝手自分の味方になって敵を粛清してくれる。

前世では自堕落でも異世界では何故かコミュ力や行動力が上昇してる。

最近共産党ってさ

権力争いの内部抗争ばっか

anond:20230223185412

年収組には公務員特別職とか権力の塊がいて

給料減らす法律改正も怖くてできない感じ

えあ国会

anond:20230223184246

百合民がそれをそう表現することで権力を拡大していったからなぁ

なぜ日本官僚無能なのですか

私たちは個々の官僚に対して評価することはできませんが、一般的には、日本官僚に対して批判されることがありますしかし、この問題には複数の要因があります

一つは、日本官僚制度が非常に閉鎖的であり、権力地位を重んじる傾向があることです。また、官僚の昇進や人事は内部で行われるため、外部から人材の登用が限られていることも問題です。

また、長期間にわたって同じポストに留まることができるため、経験の浅い官僚問題解決に関与することもあります。加えて、官僚業務総合的な視点から行われるため、個々の専門知識が不足する場合もあります

さらに、政治官僚関係が密接であるため、官僚には政治的な影響を受けることもあります政治家が官僚に直接指示を出すことがあるため、官僚専門性中立性が損なわれることがあります

以上のような要因から日本官僚には無能な者がいるわけではありませんが、官僚制度そのもの課題があることが指摘されています政府は、官僚制度の改革に向けた取り組みを進めることで、問題解決しようとしています

左翼さんの言ってることだいたいこれ

権力弱者(我ら)によこせ」

「それに伴う責任義務強者おまえら)が負担しろ

「これで平等だ。なぜなら弱者(我ら)は長年虐げられてきた被害者からだ」

権力についての認識が幼稚過ぎる

権力=甘い汁吸える特権しか思ってないんだな連中は

エプスタインと関わりがあったクリントンの元補佐官は、胸元が撃たれ、樹にぶら下げられた状態発見されたが最終的に警察によって自殺であると断定された。

https://insiderpaper.com/police-suicide-in-death-of-clinton-aide-middleton-linked-to-epstein/

権力の移り変わりが激しいね

人文学の英知を使って菊と刀を書かせたCIAは今のフェミニズムをどうとらえているんだろうな?

自由主義人類の野生化させ、性的権力もつ人類の半分の性別

病のように蝕む破滅への思想

2023-02-22

モーニングショー玉川が出始めた

電通絡みの根拠が乏しいが可能性がゼロとは言い切れない情報を語った事でモーニングショーを一時降板させられていた玉川だったが

電通東京五輪関連での汚職に深く関わり立件まで視野に入れられているという事になり

最早そんな電通忖度する必要圧力を掛けられる謂れもない為なのか最近玉川がまたモーニングショーに出始めた

モーニングショーでさえそうなのだから他の番組も次々と電通に対する忖度をやめ、今後は今までの鬱憤を晴らすかの様に五輪汚職に関する報道を詳しく深掘りしていく事だろう

今にして思えば電通があれだけ過剰反応をしたのは、この五輪汚職事件の様にバレるとまずい事があったことも原因だったのかもしれない

最近自民党統一教会パソナ電通最近権力を牛耳っていた連中が裏でやっていたとんでもない悪事が明るみになる事件が多い

数十年間停滞し続けた日本にもやっと権力構造の変化が起き始めたのだろうか

日本は今度こそまともになれるのだろうか

「公平(フェア)である」というのは想像よりもずっと高度な技術なのかも知れない

賢い人にとっては当たり前のことなのかも知れないが、私は最近になってようやく気付いた。

そもそもの発端は周囲にいるアンフェアしか言いようがない人間思考について様々な考察を重ねたことにある。

とにかく奇妙なほどに身勝手人種がいて、それでも彼らと何とか交流して仕事を進める必要があるために、その生態について推理する必要があったのだ。

彼らは子供のように駄々を捏ねているだけなのをさも「自分の正当な主張が通らない。不当な権力勾配や多数決原理に苦しめられている」と言わんばかりに主張するのである

我田引水を主張し合うことを社会の基本構造と捉える、アメリカ式勘違いしたような世渡り術なのかと思ったが、どうもそもそも自分の状況を理解していないようなのだ

我田引水という慣用句世界観を流用すると、他人が共有水路の水を使えば自分田んぼの水が減ることは認識できても、自分が共有水路の水を使うことで他人田んぼから水が減ることが認識できないようなのである

単に近視眼的と言えばそれまでだが、近視眼なりに他者自分と同じ状態になっていないか想像することが出来ないのだ。

他人自分が両者にとっての赤の他人から見れば等しく同じ重さであることが想像できず、自分にとっての自分自身の重要性を他人から見た自分に対しても平気で適用し続けている所がある。

これこそがまさに「世間はお前のママじゃない。お前のママみたいにお前を特別扱いしたりしない」という奴なのだろう。

自分の両親が自分特別扱いしてくれたのを、人生のあらゆる所で繰り返し、その面倒臭さから大目に見てもらってきた日々を成功体験とし、自分は常に特別扱いされるのが当たり前だと信じている永遠プリンセスなのだ

こういった身勝手クソ野郎共を「ただのバカ」で終わらせるのは簡単だし、実際彼らはその分野において明らかにバカなのだが、ソレ以外の分野においてもバカかと言うと意外とそうではない。

十二分な経歴と思考力を持った人の中にも、このような自己思考回路を世渡りのためのロールプレイでもなく本気で正しいものと思っている狂人が混じってくる。

ある種の得手不得手として、自分が公平に振る舞えているのかを客観的想像する能力があるようなのだ

そう考えてみるとこの能力は意外と奥が深いことに気づく。

自分特別扱いしない客観的発想

自分価値基準絶対化しない多様な価値基準

他人の側に立って状況を考える想像

人間が陥りがちな思考の癖に関しての知識

複数の重み付けが絡み合った状態計算するだけの思考メモリ

自分過去にした発言を振り返れるだけの記憶

個人認識している世界には歪みや限界があることを理解するだけの思考

「出来るやつは幼稚園の段階でもなんとなく出来るだろ。出来ないやつは小学生未満のカス」の一言で終わらせたくなってしまうのをグっと堪えて考察を深めると驚くほど多様な前提能力を要していた。

「公平であるかどうかを考える」というのはこれらの能力の掛け算に寄って成立しており、どこかにボトルネックがあるとそれだけで一気に習得が難しくなる。

ただこれらの能力の多くが知識獲得によるブースト可能であるため、生まれつきそれらの能力が弱くても学習意欲や偏りのない好奇心があればいつの間にか習得できてしまう。

逆に言うと、勉強が嫌いで特定分野に対してだけ強い興味をもつような人間として産まれしまうと、まともな共感能力を持つこともないまま一生を終えかねないのだ。

しかたらこ世界にある「人格破綻しか思えない言動」も、大抵の場合は「特定能力ボトルネックがあることによって、それに関連する思考に至ることが出来ていないだけ」なのではないか

そう考え出すと途端に恐ろしくなる。

ぶっちゃけしまえば、生まれつき知能に関する能力バランスが悪い、ないしは知能に関してあらゆる面で劣っている場合、本人の意思とは無関係人格破綻者としての道を転がり落ちるということじゃないか

こんなに恐ろしいことがあるか?

私はどこかでノートルダムの鐘のような「グズでのろまに見えるが、心はきれいな人物存在する」という物語を何処かで信じていた。

だがそうではないのだ。

知能が低いものは、人生において一時的に極めて優れた人間性を見せることはあるかも知れないが、その知性の低さゆえに何が正しいのかを判断する能力をいつ失ってもおかしくないのだ。

公平とは「天秤を正常に傾かせることが出来る」という状態なのだが、この重み付けは簡単ではない。

身近なもので天秤をモチーフにしているものと言えば裁判所があるが、あの中でメインキャストとして働くために求められる頭脳労働能力の高さたるや。

だが、「あらゆるものの重み付けを正しく行う」ということを目指せば、自然とあれだけの学習が求められてしまうのだろう。

地獄だ。

「身勝手自分の都合や価値観を押し付けずに公平に物を見るだけのことがなんで出来ないの?」という私の今までの思考もまた、その難易度の高さに対しての無自覚から来ていたに違いない。

まり、私もまた誰かからみてひどく不公平ポジショントークを繰り返す異常な人物として映っていた可能性があるのだ。

なんてことだ。

ただ誠実にフェアに生きていくというただそれだけのことがなんでこんな難しいんだ。

「こうあって欲しいを押し付け理想の世界」と「人間の思い通りになんて全くいかない現実世界」の乖離が激しすぎる。

ガチ自民党よりもマシな政党ってどこなの?

りっけんの閣僚経験者はディープステートがーとか言ってるし、コロナ禍にオッパブ言っちゃうわ、国籍適当に扱うわ上げればきりないほどめちゃくちゃやん

共産党パワハラ盗撮独裁と酷すぎる内容で論外

こんな奴らに、権力与えたら自民党よりもっと悪くなるに決まってる

実際、トラストミー、原発爆破、消費税増税と続いたわけでさ

お前らが自身を持っておすすめする自民よりもマシな政党ってどこなんだよ

ないだろそんな政党

anond:20230221200348

反論とかじゃないんだけど。

団塊とかのバブル絶頂世代ってそもそも既存権力嫌いだし、そのくせ社会人になったら従順に美味い汁を吸いつつ皆うすうす「これでいいわけない、豊か過ぎる」的な思いを抱いていたからこそ上野さんとかの言説もそれなりに受け入れられてきたって背景がある。だから高齢世代(≒年金逃げ切り世代とも言うが)が今でもそういうこと言う・思いを抱いているのはもう仕方ないんだよ。

そもそもお前らがとっくの昔に社会で最大の権力層なんだけど? ていう点に関して総括できてない奴らだし。

からこそアラフィフ以下くらいの世代は「何言ってんだこいつバーカバーカ」と全力で馬鹿にする必要があると思うね。

弱者男性は、既婚女性という権力者には逆らわない

いやー、上野千鶴子結婚が発覚してからアンチフェミというか自称弱者男性の態度を見ていると

明らかに彼らは上野千鶴子自身に対してはそれほど叩かず、

矛先は専ら(実在するのかも定かではない)『上野千鶴子を信奉して婚期を逃した独身フェミニスト』なんだよね

叩き方が完全に、「婚姻制度批判しながら自らは利用していた上野千鶴子ダブスタ許せんな」ではなく、「梯子を外されて独身を選んだフェミニストざまあ」なんだよ

シュナムルの時と一緒で、普通に考えたら騙す方が悪くて騙された方は被害者なのに、何故か矛先が騙された側にある

結局彼らは既婚女性は男の権力下にある強者だと認識していて、だから既婚が判明した上野千鶴子は叩けないんだろう

独身(だと想定した)フェミニストは男に庇護されていない弱い存在から権力に弱い自称弱者男性からは心おきなく叩ける

そして彼らは、フェミとも何とも自称してないどころかおそらく保守的だろう婚活女性AV女優に対しても、男に何かしら要求しているという理由で叩くし

男の庇護下にない女性=弱い女性は、思想の左右を問わず攻撃されるんだわ

から女が自らの身を守るために強い男をパートナーに選んで『上方婚』するのは合理的だし、本気で『下方婚』して欲しいと思っているなら自称弱者男性のやってる事は完全に逆効果

上野千鶴子結婚相手20歳以上年上の有名な学者ってのがまたダサいんだよな

結局権力持ち強者男性の魅力に抗えなかっただけじゃんっていう。

これが柳原白蓮みたいに年下の男相手だったら、フェミニズム的にはかっこよさがあったんだけど

2023-02-21

anond:20230221021814

これってメディアに備わるべきじゃない感情論でしょ>ほのか権力匂いを感じ取って

赤木智弘成田悠輔の違い

高齢者集団自決せよ」の成田悠輔が炎上しているが、個人的には過激レトリック自体は許容されるべきだと考えている。

例えば、赤木智弘も16年前に『論座』で「希望戦争」と言ったが、これをきっかけに当時の若者に向けられた自己責任論が反省され、若者が直面している深刻な貧困排除問題に焦点が当たるようになった。「戦争」というレトリックを使わなければ、ここまで注目を浴びることはなかったはずだ。成田赤木と同様に過激レトリックで、世間に向かって問題提起をしようとしたのだろうし、炎上していることについても、むしろ「狙い通り」と余裕で見ているはずである

しかし、おそらく成田の予想に反して、「高齢者集団自決せよ」は、「希望戦争」と比べるとほとんど共感の声が見られない。赤木の「希望戦争」が当時、上の世代護憲派左翼には批判されたものの、下の世代論客から共感され歓迎されたのとは対称的である

それは優生思想が含まれいるから、というだけではない。赤木の「戦争」には、非正規雇用若者からの、社会的平等承認が得られない世の中が「平和的」に続くことへの絶望感が表現されていた。しかし、そのような差別排除を受けた側のルサンチマン社会正義の実現を求める声は、成田の「集団自決」には全く存在しない。逆に、「使えない奴はさっさと退場しろ」という、経済的権力を持つ強者の側からメッセージと一体化している。これでは共感が集まるはずもないだろう。

そもそも世代対立の図式は使い古されたものであり、そこには新しい視点知識は何もなく、むしろそうした図式で社会理解することは適切ではない、ということが反省されるようになっている段階にある。高齢者医療年金若者一方的負担であるかのような、社会保障についての理解根本的に間違っている。経済学者としては優秀なのかもしれないとしても、社会保障について語っていることは明らかに高校生以下である

anond:20230221021814

素人意見尊重しろってやばいだろ

専門外のことについて口を出す方がおかしいよ

工学しろその畑の人の専門的知見に基づく意見を、素人適当な誤解が混乱させるのはデマ拡散と同じ

新分野なんて必ず名前がついてないから全部専門家が名付けて言葉を作ってるし素人の分かる言葉の方が少ないだろ元々。権力もクソもない

日常しか喋れないなら日常語の範囲でだけ喋っててくださいで終わり

専門知の分野に入ってこなきゃいいだけのこと


メディアしろ専門家しろ専門性が低すぎて素人のお喋りと変わらないなら、正しい情報を伝える機能日本社会には全然ないよね

教養が低い理由も納得しかない

こんな意見が出るのも相当にヤバい

お前の無教養などうしようもない人生からまれたなんとなくの個人的感想と、厳正な調査検証の積み重ねの研究の蓄積が同価値だと思ってるのもヤバい

専門性がない人なのかな?多分中卒でバイトしかしてこなくて専門知というものを知らないんだろうけど

anond:20230220194315

わたしも同じようなことを思った。

専門家の側が「宇宙航空分野の慣習からするとこれは《失敗》ではなく《中止》である」と言う権利を持つなら、逆に市井の人々が「日常的な感覚ではこれは失敗だよな」と言ったって別に自由ではないか

特に今回の打ち上げ停止はかなり異常系寄りだったわけでしょう。

もちろんペイロードは無事だし機体が全損したわけでもないから、完全な失敗と呼ぶこともまた違うと(日常的な感覚で)感じるが。

ちょっと論点が逸れたな。

何が言いたいかというと、ある事象について、それを表現する専門用語があるとしても、その用語法を一般人強制する権利専門家は持っているわけではない、ということだ。

もちろん専門性尊重されるべきだが、それとこれとは別の話である

言葉用法を決定する」ことは極めて大きな権力であり、そのような権力を「専門家である」というだけで特定組織簡単に与えるのは危険だ。

もちろん、専門家が「専門的にはこう言う」と主張することは構わない。

問題なのは、だから無知市民はその専門性に従うべきだ、という風潮が存在することだ。

用語法の権力無自覚なままだと、いずれ撤退を「転進」と呼ぶような世界に戻りかねない。

たぶん、件の記者はそういうほのか権力匂いを感じ取ってあのようなことを言ったのだと思う。やり方は稚拙だけれど。

勘違いしてほしくはないが、わたしJAXAの人たちを避難しているわけでもない。彼らは「単に我々はそのように言葉を使う」と素朴に述べただけだ。

わたしは人々の内心には興味がない。しか言語使用における一つの現象として、今回の顛末に少し危ういものを感じた。

2023-02-19

anond:20230219153632

納得できないときにめんどくさくない?そこまで単なる時間無駄だよね。

どうせ上司の方が考えを変えることは絶対にないんだから権力命令してもらう方がいい。

ロシアウクライナ戦争の開戦一年を前に

まもなく開戦から一年を迎える。

冷戦終結させ核戦争の恐怖から逃れた人類が祝砲とともに迎えた21世紀が、よもや侵略戦争とそれに伴う核戦争懸念に飲み込まれるとは誰が予想したであろうか。ここに至る経緯は長く複雑であって一冊の書物にさえ収まりきらないものではあるが、それが世に出るころには世間の関心は賞味期限切れを起こしていると思われるので、ここにその一部を記そうと思う。


そもそもウラジーミル・プーチンウクライナ併合をもくろむようになったのはいつのことだろうか。すなわち、民族的ロシア人保護というロシア社会における要求に甘んじず、かつてのロシア帝国的な全スラブ民族庇護者というアイデンティティ確立し、ウクライナロシア範疇とするべく模索を始めたのはいつのことだろうか。これは遅くとも2019年にはその転換は生まれていると考えられる。冷戦の勝者であったはずのアメリカトランプ政権の下で国際的威信を低下させ、アラブの春以降に生まれた膨大な中東難民ヨーロッパ社会疲弊させた。東に目を向ければ2008年の中露国問題解決をもって後顧の憂いを絶ち、和平条約こそ結べないものクリミア危機をもってしてもなお対露宥和政策を維持する日本を見る限り不安要因とはなりえない状況であった。そして、ウクライナにおいてさえ、2019年大統領選挙では対露強硬派ポロシェンコが敗退し、政治的には素人コメディアン出身ウクライナ語さえ満足に話せないゼレンスキーが対露宥和政策を掲げて当選するに至ったのである。むしろこの時にこそ、プーチンミンスク合意を超えたウクライナ併合という天啓を得たとしてもおかしくはない。彼の帝国に、およそ実現不可能侵略戦争妄執を諫める官衙が無かったことが、世界悲劇であった。

ロシア軍の当初の作戦は様々な面で事前の調査検討が不十分なものであった。もとより実現可能性も実効性もない目標を大真面目に検討しろと言う方が無理であろう。とはいえ杜撰侵略作戦はいかにして作られたのだろうか。これにはおよそ二つの側面がある。一つは、計画立案の手間を惜しんで集団安全保障条約(CSTO)加盟国内で政変が起きた際の介入計画を下敷きにしている面。もう一つは、プーチン個人が気に入るであろう要素を加えることで、彼個人が満足するように作られている面である。このため、作戦計画はもとより無理のある要求に非現実的企画で回答するという悪循環産物と化しており、2022年2月の史上稀に見る大失敗に至るのは当然のことであった。

プーチンはこれまでに2回、親露派内閣の救援に失敗している。ブルドーザー革命で当時ユーゴスラヴィア大統領であったミロシェビッチ保護できず、またマイダ革命でもヤヌコヴィッチ内閣を支え切れなかった。これを踏まえ、CSTO加盟国内で政変が起きた際の対応計画は、かなり真面目に練られていた。そのうちの一つが開戦劈頭のアントノフ空港攻略作戦の原型になっている。原型となった計画では、クーデターなどによって親露派政府が打倒されそうになった場合ロシア空挺軍部隊首都近郊の空港制圧して先行する特殊部隊とともに政府首脳部を保護し、これを空挺堡として首都や周辺の主要都市軍事拠点順次制圧していくという展開を想定している。

実際、ウクライナ侵攻の直前に起きたカザフスタン政変ではトカエフ要請を受けてロシア空挺軍によるアルマトイ国際空港を中心とした展開が行われており、一方の権力を奪われたナザルバエフ隣国キルギス脱出し、カント空軍基地プーチン政権奪還を支援してくれるものと待ちわびていた。権力闘争の結果は周知のとおりだが、仮にトカエフがより反露的な人物であれば結果は違っていたかもしれない。

ウクライナ侵攻計画においても、親露派大統領に対するNATO とりわけアメリカ主導のクーデターが発生した際の対応計画を元に、少数の特殊部隊と大規模な空挺軍を利用したアントノフ空港制圧とこれを拠点としたキエフ制圧計画立案されていた。この作戦の致命的な欠陥として、クーデターであれば存在していたはずのウクライナ国内の親露派有力者、とりわけウクライナ部隊ウクライナ保安庁内の協力者からの援護が十分に期待できない点が挙げられる。計画上は確かに彼らが侵攻開始と同時に蜂起する想定になっていたのだが、ウクライナ国内の親露派の多くはロシア軍の本格侵攻を信じてはおらず、投下された膨大な準備資金個人的な利益に帰してしまった。さらに、開戦直前に至るまでアメリカによる情報公開攻勢が行われたため、ウクライナ国内の親露派との連絡調整を職掌に収めていたロシアFSB第五局は情報漏洩を恐れて正確な開戦日時を伝達せず、結果的2月24日は(開戦日は教えてもらえると思い込んでいた)親露派に対する奇襲となってしまった。この、事前連絡のない開戦とロシアによる一方的な協力への期待は、数字としては出ていないが、民族的ロシア人あるいは経済的恩恵といったものを背景とした親露派の翻意を大いに促し、以後のロシア軍を大いに苦しめることとなる。

また、本来であれば、制空権の確保と空挺堡の構築、地上部隊の侵攻は十分に連携の取れたものでなければならない。しかし、ロシア政府内では侵攻作戦プーチンの「お戯れ」であるとみなされていたため、作戦計画の内プーチンが喜びそうな内容、具体的には前述のアントノフ空港への奇襲といった派手な作戦ウクライナ全土制圧後のロシアへの併合宣言といったハイライトのみが詳細に検討され、それ以外の点については何ら考えられてこなかった。例えば、アントノフ空港制圧した空挺軍部隊と合流するためにベラルーシから地上侵攻を行う必要があるが、チェルノブイリ原発周辺の森林地帯を通過する際の計画東部軍管区のある若手士官図上演習課題として丸投げされ、提出された素案を元に別の将校が大規模演習の名目で具体的な計画に起こしていたことがわかっている。想定された場所以外では戦闘妨害が起こらず、また演習名目であったために部隊の移動は迅速に進むという前提で計画が確定してしまたことが、キエフの戦いにおいて裏目に出てしまった。同様にロシア空軍も、地上軍との連携が乏しく長期の作戦計画立案されていないなど、全面戦争を想定したものとは到底言いがたい状況であったのには、このような背景があったのだと見られている。

戦前年にもロシア軍はクリミア半島などにおいて大規模な動員訓練を行っていたが、プーチンが本気であると知らない者には、これら人員物資の集積はあくまウクライナおよびNATO に対する威嚇として理解されていた。事情を知る者は当初計画があまりに楽観的であることに懸念を示していたものの、FSB第5局の人員の多くは親露派ウクライナ人の協力が当然あるとして疑わなかったし、またある者はプーチンが本気でウクライナ侵攻を計画していると認識していなかった。何より、プーチン本人が自分に気に入られるべく作られた即興作戦計画を「狙い通りに」気に入ってしまった。平たく言うと、ロシア軍としては侵攻計画の前提となる環境整備は対外諜報活動を所管するFSB が行うことが大前提であり、しかFSBはその軍事侵攻に十全な準備をできていなかったのである本来なされるべき長期的な見通しの欠如は、未だにロシア軍を苦しめている。


もう一方のウクライナ側の防衛計画についてはどのようなものだったろうか。戦前ウクライナ政府および軍が想定していたロシア軍の侵攻計画は以下のようなものであった。まず、ドネツクルガンスク人民共和国(D/LNR)との停戦ラインにおいて大規模な衝突を起こす。これを受けてロシア政府ウクライナ政府に即時の停戦撤退要求する。ウクライナ政府拒否した場合ウクライナ軍による民族浄化作戦からロシア住民保護」を名目ロシア軍による大規模な空爆を行う。空爆によってウクライナ政府降伏しない場合地上軍による侵攻を行い、かつてノヴォロシアと呼ばれていた民族的ロシア人の多い地域制圧する。これらの地域はD/LNR と同様にウクライナ国内の(EUNATOへの加盟を拒否できる)自治州として温存し、長期的にはこれらを通じてウクライナを間接的に支配する。このプロットは明らかにコソボ紛争における欧米の介入の経過をなぞったものだが、ウクライナ軍はプーチン個人的な欲求からNATOに対する当てつけとしてこのような展開を望むと考えていた。ロシアが率先してウクライナに侵攻するのではなくD/LNR が優位な戦況を作り支配地域を広げる体裁をとることが国際的批判回避する方策であるため、国際社会による仲裁拒否民族浄化を続けるウクライナへの懲罰的攻撃という方便を生み出すよう布石を打っていくのである。前提として、ウクライナ国内クーデターのような政変が無く、ロシアからエスカレートを仕掛ける場合を想定すると、このような順で進むと想定するのは合理的である

問題はこれがどの程度のスピードで進むかであるが、ウクライナ軍の想定ではコソボ空爆と同様に開戦から地上侵攻まで最大3か月程度の時間的猶予があると考えていたようである。今を思えばのんびりした想定であるが、ロシア陸軍各部隊は徴集兵を少なからず含んでおり、これらは法律上ウクライナ派兵できないため、全面的戦争を始めるには予備役招集と訓練が必要であると見られていた。したがって部隊の充足率を高めるのに必要時間がある程度は期待できたのである。このタイムラグの間は空爆ドネツクルガンスク両州が主な戦場となる。そこで、ウクライナ軍としては東部陸軍の主力を集中させてD/LNRとの停戦ラインを堅持することで大きな損害を与え、ロシア本体が参戦するまでに東部戦線を安定化、あわよくば地上侵攻を思いとどまらせるという方針が定まっていた。また、この時、クリミア半島やベルゴロド州からロシア軍が侵攻してくることが考えられたが、ここは動員した予備役領土防衛隊国境線を維持することとされた。長期的な見通しはさておき、ウクライナ軍にとって主眼はあくま東部戦線であり、停戦ラインから20km の範囲で多数の陣地構築を行っている。隣接するヘルソンザポリージャハリコフの各州での陣地構築は開戦後住民避難と並行して行う予定であったと考えられる。

もし、開戦に先立ちウクライナ軍が上述の想定の元東部戦線への戦力の集中を行っていた場合、図らずもがら空きのキエフロシア空挺軍殺到していたことになる。では、ウクライナ軍はどこで引き返したのか。最も有力な説は2月21日のロシアによるD/LNRの独立承認の直後であろうというものである。前述のような経過をたどるには、D/LNR がウクライナの一部という立場のままロシアミンスク合意の履行を強制する状況になければならない。両地域独立承認してしまった場合、D/LNR や民族的ロシア人が優位な支配地域を中心とした間接的なウクライナ支配という筋書きと整合しなくなる。また、東部戦線におけるD/LNR の攻勢が想定よりもだいぶ弱く、ロシア軍が両地域へ展開している部隊数も想定をかなり下回っていることからウクライナ軍では当初想定とは異なる侵攻計画がある可能性を認めざるを得なくなった。この時、米国から情報によればロシア軍の侵攻計画長大国境線での一斉攻撃であった。残念ながら、ロシア軍が主体的に全面侵攻を仕掛けるという情報ウクライナ軍は信じることができず、さりとて東部戦線へ部隊を急派する必要もない状況を踏まえ、ウクライナ軍は部隊移動を取りやめ、部隊位置を秘匿したうえで数日待機、すなわち様子見することとした模様である結果的に、キエフ周辺には開戦直後のホストメリ空港一時的にせよ防衛するのに十分な戦力が残っており、第一機甲旅団チェルニゴフ州でドニエプル川左岸防衛することができた。一方で、南部においては部隊移動が混乱をきたしてしまい、クリミア半島との境界に当たるペレコープ地峡からメリトポリ付近に至る広い範囲守備部隊のいない状況となってしまった。もしこの地域担任する部隊が移動前であったならば、事前準備の不徹底なロシア軍の南部からの攻勢すら頓挫していた可能性がある。

開戦初期の戦況はこのような状況から作られたが、その後の展開は周知のとおりである

2023-02-18

anond:20230218201656

党派性でモノを言っている人間のほうが金や権力を持ってる気がしない?

俺金や権力も欲しいからそっちを真似したほうがいいのかなーと思ったりする

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん