はてなキーワード: 年下の男とは
こんなにがっつりワキガを感じることも珍しいなと思い、暇だったのでスマホでワキガと検索すると、「ワキガの恋人と結婚するか迷う」といった表題のスレッドがたくさん出てきた。
多くの相談者はワキガの恋人のことは愛しているが、子供に遺伝する可能性を考えると結婚に踏み切れないようだ。
自分の子供がワキガであることによっていじめられ、苦しみ、社会の中でのびのびと生きられないかもしれないと憂う気持ち。
ワキガに限らず、例えば周囲から爪弾きにされてしまいそうな、外国のルーツだとか遺伝的な病とか或いは変わった宗教とか、そういう要素を持つ人をパートナーに選び、子孫をもうけることを躊躇してしまう。
その背景では、自分の子孫がこの世から淘汰されてしまわないよう、無意識下で生存本能というか種の保存欲求というか、何か動物的な危機察知能力が働いているのかもななんてぼんやり思っていた。
ここからは最近のわたしの悲しい話なのだが、いい感じに仲良いと思ってた年下の男性から「あなたのことは友達としか思ってない」と言われてしまいショックを受けた。
単に外見や性格があかんかったのかも知らないが、30過ぎのわたしは20台半ばの彼と恋愛に発展するかなどうかな~と普通に楽しく期待していたので、
そもそも彼の中で5歳も上の女は恋愛対象内にかすりもしない前提だったのかもと思うとなんかいろいろ恥ずかしすぎてきつかったけど、恥ずかしすぎてもはやどうでもいい。
で、やはりパートナーを選ぶ際には動物的な感覚が大きく影響するんだろうから、年食って健康な卵子を排出する打率も右肩下がってそうなババアはそりゃ避けられるよなぁとしみじみ納得できる。
もちろん人間同士の話なので人間的な魅力さえあれば年齢差(女性が上)があってもパートナー関係が成立することもあるだろうが、わたしはろくな人間ではないのでそのハードルを越えることができなかった。
結構前になるが以前、おぎの議員が出会い目的で趣味に入ってくる事に対する苦言をツイートしていた件からあることを思い出した。大学生の頃のことだ。
一部の女性からの非モテ男性=「ストーカーになりそう」「性的加害しそう」というイメージを持っている人がいる。
多くの非モテ男性は加害欲求など持たないどちらかというと引っ込み思案でおとなしい人が多いとこれまで会ってきた人たちから実感してる。
私も10代の頃に恋愛するチャンスに恵まれないどころか同種のバッシングを女子やその彼氏たちから受けてきたから実感としても分かる。
知人友人の非モテにカテゴライズされる男性たちもどちらかというと優しい人間が多い。
だが、その中に稀に迷惑な非モテ男性の存在があり、白饅頭が言うところの透明化されて存在を認識されない大多数の非モテ男性に変わってそのような迷惑な非モテ男性が強制的に女性の認知に入ってくることによって悪いイメージを持ち他の非モテ男性が色眼鏡で見られる被害が起こっているのではないかと思っている。
私が体験した例について書くと、私は地方の文系大学出身の男。書くのは他学部の1学年下の男子学生についての話だ。
彼はこれから書く事によってよく見かけるようになったんだが、会話を数回したことある程度で名前も覚えていない顔見知り程度の間柄。
彼とは大学生協の新入生オリエンテーションを手伝った際に自分が担当したことで知り合った。
当時、サークルでの悩みがあり私は大学が設けているカウンセラーが常駐している相談室という場所に通っていたんだ。
そこは訪れる学生同士が交流しやすいように待合室が談話室のようになっていて、そこでその彼とも時々顔を合わすことがあった。
多少、引っ込み思案な性格なのかな?という印象を受ける青年で最初は特に印象に残っていなかったが、回数が少ないながら何回か会っているうちに会話の最中に他の人が喋っている時に小さな声で俯きながら「彼女欲しい」と何度も呟いたり女性芸能人の写真を携帯に表示してニヤニヤしているところを見てちょっと関わりたくないなと思うようになった。
当時、私は演劇研究会に入っていて年3回の公演があるため、稽古期間中は授業やバイト以外の時間はほとんど部室棟の閉館時間まで部室や稽古で使用する部屋で過ごしていた。
しばらくたって部室棟で彼を見かけるようになったが、どうやら国際問題について勉強するサークルに入ったようだった。
その頃には彼とは会話をすることはなくなっていたので、興味がないし自分の活動で忙しいこともありそれ以外の様子は知らないままでいた。
私の通っていた大学ではキャンパス全体を使った文化系サークルの合同発表会のような行事があるんだが、私の所属していた演劇研究会はその行事で年度最初の公演を行うため観客の呼び込みや各ステージの準備などを行っていた。
隣の教室は例の彼のいるサークルで研究発表の展示を行っていた。
受付で作業をしていると突然そこから大きな物音がした。何か起きたのかと様子を見に行くと例の彼がパネルを倒し、壁や備品を蹴るなど暴れていた。
その場にいたのが女子が多かったので助けを求められ、柔道経験者の先輩が止めに入り私が守衛を呼びに行った。
彼は暴れながら「なんで彼女できないんだよ!?」「いっぱい女子がいるのにおかしい!」など言っていて、その場にいた隣のサークルの女子が単に暴れている事以上のものに怯えている様子だったのでその段階で何があったのかはなんとなく想像がついた。
その後、対応は守衛さんに任せて私のサークルは無事にその日予定していた2ステージの公演を終えることができた。
行事が終わってから隣のサークルのメンバーに聞くと彼はディスカッションや資料集めなどの活動中にも会話に入らず女子をジロジロ見たり、小声で「彼女欲しい」と呟いたりでかなりサークル内で疎まれていたそうだ。
その後、彼は研究発表を破壊行動によりできなくしたことによりサークルを辞めさせられたとのこと。。
ここで話が終わりになるとよかったんだが、今度は私が関わり合いになるできごとがあった。
当時、私は同じ学部の2学年下の後輩の女子と付き合っていた。2講目の講義で同じものを受講できるものは一緒に受講して昼休みを一緒に過ごすようにしていた。
学内の休憩スペースで一緒に生協の弁当を買って食べたりしていたのだが、ある日、例の彼が私達が一緒に過ごしているのを目撃した。
それから私か彼女をつけているのか私達の近くに座ってニヤニヤ私達を見るということを毎日のようにするようになった。
彼女はそれを怖がっていてその場を離れたり、講義後にお互いのアパートでお昼を食べるようにしたりと行動パターンを変えた。
他にも私の学部は女子が多いんだが、クラスメイトや同じゼミのメンバーと行動するときは女子のグループに私一人もしくはもう一人男子が混ざっている状態になることが多々あった。次の授業が一緒で一緒に移動したりすることがあるからだ。
その際にうしろから例の彼がニヤニヤしながら着いてくるということが何度かあり、他のクラスメイトたちは気づいていないものの私はかなり不快に思った。
その時は私と部長の二人だったので、二人で対応したがとりあえず暴れられても困るため「話を聞いて検討してからにしてほしい」と前置きしてサークルの説明をした。
彼は活動の説明は上の空できちんと聞いていないようで「女の子は何人いますか?」「カップルはいるんですか?」などという質問をしてきた。
正直、演劇が好きだったり、入部当初は演劇そのものに詳しくなくても創作活動をしたいというモチベーションで集まっている団体だったため興味がない人に来られても困ると思ったため、「次の公演が翌月あるのでそれを見てから検討してください」とお茶を濁して帰ってもらった。
部長は発表会で暴れた所にはいなかったが、見学者リストに書いた名前を見て名前を知っているとのことだった。
彼はあちこちの文化系サークルに見学にきては同じような質問をして活動内容の説明にはあからさまに興味がないという態度を取るというのを繰り返しているらしく、サークルの代表者のMTGで注意すべき人物と名前が共有されているとのことだった。そのMTGは彼が来た前日のことだったらしい。
サークル見学だけではなく部室棟に出入りしている女子へのつきまといなどもあったそう。
その日、サークルの活動を終えてアパートに帰る途中に待ち伏せされてキャンパス内で一人になった時に絡まれた。
「何人もいるんなら一人ぐらい女をよこせ」といった旨の事を喚いた挙げ句、暴れだしたため走って逃げて守衛室に助けを求めた。
その後、学生課にクレームを入れて少なくとも私のいる場所には現れなくなり、彼を見ることはなくなった。
これは私が経験した内容だが、他にも彼と似たような行動をする男が2,3人確認されているとクラスメイトから聞いたことがある。
彼のような男との同一視による抑圧によって非モテ男性がやってもいない加害行為で嫌悪や憎悪をぶつけられるのならば大変不幸なことだと思う。
実際に非モテについて話をしている場ではこのような同一視を見かける。Twitterはもちろん、頻度こそ少ないが実生活でも。
非モテ問題に対してよく言われることとして、見た目を整える、自信を持った態度を取るなどのソリューションを白饅頭氏は書いたりしてるがそれは効果があるとは思ってる。
だが、それらの行動を取ることすら許さないほどの抑圧をこのような同一視から受ける事も私も高校までで経験してきたし、見てきたこともある。
このような少数の問題のある人間のイメージがある属性全体に当てはめられてそこからの蔑視が行われる件について考える必要があるのかなとTwitterの男女論に思うことがある。
同種の状況に困っている男性は大変多いと思う。
最後に出会い目的にある趣味や活動に入ってくることだが、私自体はあまり肯定的に見れない部分はあるものの否定はしていない。
その人がその場に敬意を持ってその趣味や活動を好きになって仲間になってくれるのであれば歓迎してるくらいだ。
私が話に出した彼のようにその場にいる異性にしか興味を持たず場を荒らすのであれば来てほしくないので、リスペクトや仲間になれるかで歓迎するかどうかが決まるという事じゃないかと思う。
ただ、非モテ男性は自身のない人が多いため、なにか夢中になれる趣味を見つけそこから自信を身に着けて自己を肯定する力をつけるのはとても良いことだと思っている。
私も非モテだあることを悩んでいた頃は異性からの嫌悪をぶつけられたが、大学で演劇や学業にのめりこんでそこから自信を得てから周囲からの見られ方も変わって、デートしてくれる女性やその中から恋人になってくれる女性も現れるようになった。
男性は同性がうっすら嫌いとすもも氏が言っていて理解できる部分もある。しかし、同じ立場から苦境の外へ導く力があるのもまた同性だと思うので個人的には仲間という関係を他者と築ける状況が必要かなと思っている。
あくまでこれは私の経験からの実感なので、もしよろしければこの経験がマクロな視点からも観測可能なものなのかは興味があるが悲しいかな知識不足で分からないというのが現状だ。
私にとっても、自身の身の危険と一歩間違えれば彼と同一視されていた可能性があるという両面から恐ろしかった経験だったため、誰かに話してみたいと思って書いてみた次第だ。
女が何を考えてるのか分からないけど(何も考えてない可能性が一番高い)、あなたが40歳で同世代、例えば38歳から門前払いを食らってるなら、その女性は全員を門前払いにしてるか、年上にしか返事してないと思うよ。
なぜなら、まず年下の男性は38歳の女性にアプローチしない。同世代の男性も38歳の女性には殆どアプローチしない。アプローチしているとすれば43歳以上の男性になる。
つまり、あなたのプロフィールに問題があるのじゃなくて、女性の方こそ自分の需要が分かってないだけ。しかも、今まで誰からアプローチされたか自分で分析すれば、あなたを門前払いにしてる場合じゃないってことにすら気づいてないんだ。冒頭に書いたように、「何も考えてない」んだよ。
・新卒・若手女性社員へ 辛いと思ったらすぐに転職してください
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約10年前の話になる。
200人の同期と3か月間の集合研修を終えた私は、
期待と緊張で胸いっぱいで現場に配属された。
配属先には20代の若手社員もいなければ、女性社員もいないと聞いていた。
早く先輩方の役に立てるようになるだろうか。
不安はあれどとにかく笑顔で明るくを心がけ、配属初日に挨拶回りを行った。
その時に、背筋がぞわぞわとする嫌な違和感を感じた。
初対面である。初対面で彼氏がいるかといったプライベートなことを聞くだろうか。
なお相手は40代の男性社員であり、年齢的に距離感が近いということもない。
また、成人している社会人が「女の子」と呼ばれることにも違和感があった。
しかし、この違和感はその後挨拶した社員(30半ば~60代男性)ほぼ全員に対して感じることになった。
「"女の子"に電話を取ってもらった方が嬉しいから、電話番お願いね。」
「"女の子"だけど大変じゃない?」
私の名前は「女の子」ではなく増田である。と何度思っただろうか。
また、やたらと「女の子だから○○?」と聞かれるが質問の意図が理解できなかった。
いわゆる女の子らしい、おしとやかだとか愛嬌があるような振る舞いなど
また、異性にちやほやされたこともなかった。
そんな私が、新入社員や新人や一人の人間ではなく「女の子」として見られ、
「女の子」としての役割や振る舞いと求められているように感じた。
正直、辛かった。
その後3年間、私は「女の子」として職場の男性に奉仕することになる。
1日あたり30~50件ほどの電話の取次ぎ、
世間話の相手(妻の愚痴や「女の子には分からないだろうけど」「女は楽でいいよな」といった男尊女卑の話が多い)、
と返され何も教えてもらえないため、聞き方に気を付けなければならない。
他部署の30代半ばの女性社員が幣部の男性社員に話しかけるときは
座っている相手の横に跪き、猫なで声で、相手を持ち上げてから要件を話していた。
「○○さ~ん!この前は本当に助かりましたぁ。さすが○○さん!
ところでお願いがあってぇ。この件なんですけど・・・
○○さんお願いしますぅ!」
私もそのようにしなければならないのだろうか。
猫なで声はできなかったが、
床に跪くところと相手を持ち上げるところを真似して
質問するようにしたら会話してもらえるようになった。
「足を出せ。スカートを履け。」
「男なんてころがせばいいんだ。スカートを履け。」
指導は何年も続いた。
役職者のお酌をずっとしていた。
飲み会の帰りには、入り口に立たされ役職者の60代の男性と握手させられた。
辛い思いをしているとよく言われた。
「可愛がってもらってるんだよ」
「可愛がってもらっているうちが華だよ」
「女の子は楽でいいよね」
女のくせに働かせてもらえているだけ有難いんだ。
女だから体を触ってもらったり男性関係を聞かれたり可愛く媚びることを求められるのは
可愛がられているからなんだ。
当時、「女でも頑張って働かなくちゃ」という趣旨のメッセージをSNSに投稿すると、
「あのババアが!」とオフィスで本人にも聞こえる声量で怒鳴ったことがあったり、
「しゃべり方がむかつくんだよ!」と怒鳴り泣かせており、
入社初日にまず会社のエレベーターに乗った時に驚いたことは今も覚えている。
転職先では、男性がエレベーターの入り口付近に立ち開閉ボタンを押していたのだ。
今までは、女性がへこへこしながらボタンの前に急いで行き(先に男性がいたらすみませんと言って交代する)、
私は本当に驚いた。
猫なで声で話す女性がいない。
媚びなくても業務を教えてもらえる。会話してもらえる。(※当たり前だが社会人としての気遣いは必要だ)
女性のプライベートを聞いたり、昨晩行った風俗についてオフィスで話す男性がいない。
お茶くみ係がない。
雑用は新人が行う。(翌年かその翌年に新しい新人に交代される)(女性固定ではない)
飲み会で若い女性がお酌係やオーダーの取りまとめや皿の片づけをしておらず、
「女の子」と話しかけられず、「増田さん」と言ってもらえる。一人の社員として扱ってもらえる。
転職して数年がたつが、素晴らしい会社とご縁があり本当に感謝している。
仕事は大変になった。覚えることはなくならないし、責任が増えていく。
「女の子」の指導をされたこと、職場の男性に奉仕していたことは、
ただ搾取されたにすぎなかった。
上記の会社は現在も東京都内にあり、怒鳴った男性含め現役です。
辛いと感じたらすぐに環境を変えた方がいいと若い女性社会人に訴えたいと思い、筆を執りました。
私は女性だ。出会いが皆無な職場にいるのでマッチングアプリはこれまでにも何回も使ったことがある。
メッセージや通話を重ね仲良くなり実際に会って交際に至った出会いもあり、真剣に結婚を考えていた時期もあるが、昨年別れてしまった。
一応お友達から始めたい気持ちはありつつも、実はまあそこそこ真剣に交際相手を求めているというのが前提にある。
私はお世辞にももう若くない。ずっと独身だが父親が暴力を振るう家庭で育ったことも関係しているのか、ある時点から年上男性がものすごく苦手になってしまった。
なのでマッチングアプリでは年下の男性を選びマッチすることが多い。結婚を考える際に現実的なのは同い年や5歳年下くらいまでがまあ現実的だろう。
だがなんというか、そのあたりの年代とマッチングしてみてもなかなかうまくいくように思えない人が多いので、記憶が新しいうちに記録しておこうと思った。
かなりフェイクを入れてあるがもし自分のことだと思われる方がいたら申し訳ありません。なお記載しているのは実際に会ったことがない人ばかりです。
私の前職がデザイナーであること、年下希望であること、喫煙者を希望しないことなどのプロフを見て、マッチ後に先方からメッセージをくれたので好印象だった。
その後一週間程度でLINEをするようになった。最初のころはLINEが届くのがうれしかった。
その男性が地方出張へ行く際に、かつて私が住んでいた町を通るとのことでおいしいお店や懐かしく思う場所などをピックアップし教えたこともある。
実際にその中の一軒に行ったようでレビューをくれたが、男性の感想は「次はないな」とのことだった。
確かにチープなB級グルメだし地元でも賛否両論ある味だ。だがなんだかその言い方に少々の嫌味さを感じてしまった。
それでも当たり障りのないLINEを続けていたある日、中国のある地方の出身者が作る珍しい麺類のお店のことを話したところ、一緒に行きませんかとの誘いを受けた。
でも前回の「次はないな」の一言と上がり続けていた一月のコロナ感染者のグラフを見て「コロナ増えてるので今はちょっと怖いです」と断ってしまった。
男性は8割くらいがテレワークだが、通勤がある日はほぼ繁華街の安めな居酒屋に行っていると話していたのも断る材料になってしまった。
なんとなくLINEも途切れてしまったが最後に来た彼からのメッセージには「明日は友人たちと別荘を借り切ってスノボです」と書いてあった。
一方的な判断で非常に申し訳ないのだが、この人は私が病気で倒れても友人との予定を優先しそうな人だなと感じ返信しなかった…
そのしばらく後、男性のアプリ上プロフィールのメイン写真がおそらく地方出張のときに特急の車内で撮影したものに変更になった。
以前載せていた写真よりも前髪の量が大きく減少していた。
減少した前髪を伸ばし、後退した前額部を隠すようにしているヘアスタイル。あごにかけたマスク。片手にプレミアムモルツ。ブランドの時計。結構高そうな質感のシルバーのイヤホン。
もしこの人と一夜を共にすることがあったらこの前髪も前後運動と共にヒコヒコと頼りなく動くのかなとか、シャワー浴びたらスイカの皮の模様みたいになりそうだなとか想像し、
笑い上戸の私はブハァと吹き出すことが確実なので彼のLINEを削除した。
相手男性のプロフィールを確認すると結婚に真剣である旨が記載されていた。自分ももちろん願望がないわけではないのでマッチ後すぐ届いた先方からのメッセージに返信した。
やや上目遣いの自撮り写真の眉毛が20年くらい前のV系が好きなんだろうなと感じさせる形であったが、人間は一番モテていた頃のルックスをなかなか捨てられない生き物だ。
プロフィール上の他の写真にはギター、愛用と思われる香水、クロムハーツ的なアクセサリーが無造作に置かれたシルバーのトレイなど。20年前なら彼のこと好きになれたかもしれない。
メッセージを交わすうち、私の友人が他のマッチングアプリで出会った人と「友情婚」に近い感じで、交際半年で結婚したエピソードを披露した。
彼からの返信は「その友人は正しいでしょうね」とのことだった。
私が「友人」と書いたら、ふつうは「お友達」とか「ご友人」と書くのがまあ一応の決まりなんじゃないか?とモヤモヤしたのと
そこまでに交わしたメッセージに「親と仲いい人を希望している」という記述があり、私は返信をやめた。
私は親と仲悪いから彼の条件から外れるのと、一方的な情報のみで正しい・正しくないを判断する感じになんか独善的なにおいを感じてしまった。
とにかく彼は私のプロフィール写真のルックスが好みだったようで「めっちゃ可愛いと思ってる」を繰り返した。
私も彼の一重の涼しい目がわりと好みだったし、英語を勉強しなおしている最中だから彼からのいいねはうれしかった。
なのでわりと熱心にメッセージを返信していたのだが、彼は私の過去にやたら嫉妬する人だった。
最初は聞かれるがままに元彼となぜ別れたのかを説明していたが、そのうち元彼との性的な事柄にも質問が及んだので「なぜそんなことを聞くの?」と返信した。
自分は今年に入るまでは元彼との復縁を希望していたような人間なので、少し前の過去のことを思い出すのは心がチリッと音を立てて焦げるような気分になるのだ。
彼の答えは「ごめん」だった。こちらの質問内容に対して何も答えない不誠実な謝罪は大嫌いである。
なのでその旨を説明し、受け止めてくれるならともかく興味本位で聞かれるのは自分の傷を自分でえぐるようで嫌だと言った。
するとすぐ「受け止めて助けたかった」との返信が届いたが、このやりとりの少し前にアプリの通話機能を使用して話す約束をしていた日に「忙しい」だけ送ってきて、
その後に二日間音沙汰なしの上リスケジューリングをしようとしなかった奴に受け止められるわけないだろと思った。私は返信を止めた。
「僕が悪いのかもしれないけど、なんでこんなことになっちゃったんだろう」
彼も私とメッセージをしなくなってからプロフィールを大幅に書き換え、写真を色々載せていたが、自宅と思われる洗面所を利用して撮った写真の鏡がすごく汚れていた。
スーツ姿で居酒屋で飲んでいる写真や回転寿司でエビをほおばる写真など、誰かに撮ってもらったような写真も増えていたが、どちらもテーブルの上がすごく汚かった。
他にある?
さらに、同時に車の後ろから走ってきたバイクに急ブレーキを踏ませてしまったのだ。
バイクに乗っていた人に少し驚いた顔で「大丈夫ですか?」と言われたので、大丈夫ですと答えると、そのまま走り去って行った。
自分は彼に「すいません!」と謝ったが、もはや彼の怒りは頂点に達していた。
「ちょっと考えればわかるでしょ。なんで後ろ確認しないの?」と続けざまに怒られた。
先の一瞬の安堵は地獄の底に叩き落とされた。
恥ずかしくて憤死しそうだった。
よくよく考えなくても、自分のミスに対しての至極当然の怒りである。
あわや事故になるようなミスをしでかしたのは自分だから、怒られるのはもっともだ。
しかし、恥ずかしさはそこではない。
30近く年下の男に怒られたのだ。
すべてが、この怒声で改めて思い知らされた。
そんな彼の怒っている顔を見て、申し訳ないという気持ちは生まれなかった。
ただただ自分が情けなくて情けなくて仕方がないという気持ちと、先輩に対するタメ口が許さないという気持ち、そして、なにより普段クールに演じている自分が、こんなことで怒られるのをローラに見られたことがつらかった。
しかし、彼は人生の先輩に対してあるまじき怒声で怒鳴ったのであり、これは許されることではない。
そこはローラも自分に対して気の毒に思い、心配してくれるはずだと思い込んだ。
優しい心の持ち主の彼女なら、自分の些細なミスよりエグザイルの無礼な態度のほうが許せないと思うはずだし、自分に肩を持ってくれるはずだと信じた。
彼女はきっと、心配そうな顔で自分を見ているに違いないと、そう信じて、彼女の顔をちらっと見た。
この期待はあっさり崩れ去った。
彼女の顔はまったくの「無表情」だった。
おそらく、いや、間違いなく「怒り」を表しているのだろう。
彼女も自分のどんくささと勘違いに怒っていたということに、やっと気が付いた。
そして、うなだれながら自宅に帰った。
そもそも彼は自分に対して敬意があったからいじらなかったのではなかったのだ。
だから、いじるほど関心すらなかったのだ。
無関心だったのだ。
そしてそれはローラも同じだった。
あそこの塾にいる人間みながそうなのかもしれない。
自分など、いてもいなくてもどっちでもいいのだ。
むしろいないほうがよいのだろう。
10年以上も司法試験の勉強を続けたのは、皆を見返してやりたくて、女にもてたくて始めた。
しかし、何年頑張っても結果をだせなかったら、このざまである。
女にもてないどころか、関心すら寄せられない。
クールに気取っても、何の関心も抱かれなかったのだ。
そう思い、いつものように塞ぎ込んだ。
数か月前数年務めた会社を辞め、ほぼほぼ専業主婦のような生活になった。
短時間パートしてたけどそんなに稼げない。当たり前なんだけど。
時間の融通が利くので同僚、お子さんいらっしゃる方ばかり。子なしは珍しいらしい。知ってた。
うちはしばらく子どもは作らない予定でいる。
でもなんとなく外と関わるのが怖くてうだうだしていた。
夫は私が仕事を辞めた時に生活費負担すると言ってくれたけど、怠けそうで食費は私負担にさせてほしいとお願いした。
ひたすら月数万貯金を切り崩していたらそのうちやる気になるだろうと思って。
ただなかなかそうもいかず、最初は有給期間が終わるまで、次はパートに慣れるまで、次は暑いから涼しくなったら…としてたら延々伸びた。
推しの女性グループが解散してからなんとなくはまり切れず、だってなんかこう、たいへんにつらく…
彼らを初めて見たのは結構前で、事務所としてはYoutubeに出るのは珍しい的なことを売り文句?にされていて、
「韓流みたいだな~」と思ったけど、やっぱり顔の系統が違うな~と。
(未だに友人に見せたりすると「韓流みたい」と言われるので、まあせやなと思ってる)
彼のステージでのパフォーマンスのギャップに驚き、気付けば頻繁に見るようになっていた。
今年に入って彼らがデビューした。
知った時には「この年齢でデビューしてないのやばいのでは????」と思ったけど、
やっぱりかっこよくてかわいくて年下の男性なんだけどもみっともなくはしゃいでしまった。
推し女性グループが解散した時のリーダーの年齢と、今回デビューした男性グループの最年長、同い年で若干へこんだ。
ライブDVDの発売もあったし、落ち着いたら多分コンサートもする、倍率高いから全国遠征を覚悟しないといけない。
一か所でいいからコンサート行ってみたいなあと思うようになった。
そのときに今の財政状況で遠征ができるか?楽しめるのか?お金のこと気にしすぎて思う存分楽しめなくない?という懸念が出てきた。
それでも「子どもは?旦那さんの転勤は?親の介護は?」とやっぱり聞かれる。
そうだよねこの年だったら産休前提みたいなんもんだよなー!!!!しってるー!!!!!
仕事だってできるなんて思ってない、どう考えてもポンコツだし、資格もないし、前職なんか上司が生理的に嫌で嫌で、さらに通勤電車で気持ち悪くなることが増えて、嫌になってやめてしまった。
人間関係も危うい、その上体調も崩して辞めましたなんて言えない。
どう考えても雇いたくない人間だと思う。のをなんとか取り繕って面接に挑むもやっぱりばれるのかお祈りお祈りお祈り。
唯一内定が出たところもあったけど今までのブラック企業もびっくりのブラックだったのでお断りした。申し訳ない。もうブラックに居るだけの体力がない。
夫の仕事の都合もあり、職探しにもそこがネックになったりして悩むことが多くなった。
私なんかが仕事を選ぶのは贅沢では…
そこそこ安定していた前職を手放した私が悪いんだよなあ…
と当たり前なんだけど自己嫌悪に陥る日々。
推し、最近はアニメのOPとかやっててすごい。最近のパフォーマンスもかっこいいっていうか神様みたい。拝んだ。
すごいなあこの子たちは私よりずっと若いのに私なんかよりずっとずっとすごく頑張っているんだろうな。
キラキラしてる。キラキラしててほしい。お金落としたい。お金ほぢいいいいいいいいいい
と思ってたら就活はじめて1か月くらい経ったころ、パート先の方が「社員にならないか」と声を掛けてくださいました。
元々上司?に当たる人には就活すると話していたんだけど、話がもっと上にいったらしい。
嬉しくて夫にすぐ連絡した。うれしい。ここで社員になれたら万々歳なんだよなーと話していたから。
雑誌は買わないし、CDは買うけど全形態は買わないし、テレビに出てたら見るくらいの微妙なファンではあるけど、すんごく微力だけども応援したい。
アニメ毎週見てるよ。おもしろいよ。OP目当てのつもりがはまっちゃったよ。
コンサート開催されるといいな。行きたいな。もしやるならおばちゃん全部応募しちゃうね。
もっともっとキラキラしてほしい。救われる私みたいな人がいっぱいいると思う。
何よりほぼ無職でアイドルにはまった妻をのんびり見守ってくれて推しのDVDも一緒に観てくれる夫の誕生日までにはちゃんとお金が入りそう。うれしい。お前がナンバーワン。