はてなキーワード: ブレインストーミングとは
ずっとソフトウエアエンジニアで飯食っていたのですが、2021年4月からIT系専門学校の教員を3年間やってきました。
始めるうえでやって良かったこと。逆にがっかりしたことを書こうと思います。
いずれちゃんと書くつもりだったのですが、途中で飽きてしまったのでwとりあえず下書きっぽいのを投げてます。
—-
教員になってすぐに、理事長含むお偉方の前で模擬授業をやったのですが、そこでの理事長の評価がとても良かったそうです。私がいないところで褒められたので、どこが良かったのかわからないのですが、模擬授業中の他教員からのフィードバックでは、「常に教室中を見回して聞き手のことを見ている」「適当な時間に質問タイムを入れている」などをいただきました。この辺りは説明やプレゼンを数多くこなしていれば普通に対応できると思います。どちらかというと、「初手で理事長に好印象付けに成功した」が大きかったと思います。
とりあえず、なんとかなりそうだとの感触を持ちました。
さて、私は大卒で専門学校のことも知らないし教員歴もありません。
なので、経験のある社員教育(OJT)をベースに、不具合があったところを修正する、という方針で臨みました。
②課題解決のための材料の提供のみ行い、課題解決は自身で行なってもらう。こちらが全てお膳立てして、こちらの想定に沿った解決策の提示を行なってもらっているので、まだ自立しているとは言えないが、本人は自分の努力で解決したという自意識を持っている。
③「なぜこの課題を解決すべきなのか」という問題提起のみ行い、解決のためのリソースを入手するところから自力でやってもらう。これができるようになると、こちらの想定を超えた課題解決を行うことがあり、仕事を任せることができる。
こちらをベースに、不具合のあるところをアレンジする方針で臨みました。
基本方針は
①専門知識は全て教員が持ち、必要な情報を全て提供する「教師と生徒(≠学生)の関係」
②体調が悪い時には自ら病院に通い、専門技術を持った医者の医療サービスを受けるような「医者と患者の関係」
③RPGの「武器屋」のように、自ら魔王は倒さないけど、各自に合った良い武器の選び方、武器の使い方は教える「勇者と武器屋の関係」
③だけちょっと表現が違いますが、これが1番学生に通じやすかったんです。
また、学生は「さん」づけで呼びました。TPOによっては呼び捨てもしますが、「あの子」のような「子」とは呼びませんでした。「あの子呼ばわり」というとネガティブな印象の方が私には強いので。
基本的に学生との接触回数・接触時間を増やすことで、学生からの好感度・信頼度は上がります(人によって上昇率に差はあるにせよ)
朝早くから在室しているメンバーは固定されがちですが、まずは少数の学生であっても、良い評判を勝ち取り、口コミで他の学生評判が広がってくれれば良いと考えました。
これはずっと続けたかったのですが、特に3年目は仕事が忙しく、時間ギリギリに通勤するのがやっとだったので中断してしまったのが残念です。
専門学校が大学と違うところの一つが、専門学校にはゼミ・研究室がないことです。
コロナ禍でオンライン登校が多かったせいもあると思いますが、学生同士のつながりが希薄です。クラブ活動も全面ストップだったので、クラス外の学生、学年を跨いだ学生同士の連携はほとんどないように感じました。
大学だと、学生が何かわからないことがあれば、まず同じ研究室生・同級生に、次に先輩に質問し、それでもわからなければ教員に聞きにくると思うのですが、専門学校だと、割と軽微な質問まで教員にきます。もちろん困っている学生がせっかく相談に来てくれたのだからそのつながりは大事にしますが、教員に聞きにくるまでに捨てられた無数の質問もあったんだろうなと思いましたので、そちらをなんとかしたいと考えました。
こんな便利なツールがあるよ。よかったら授業で使ってください。という「紹介」をしました。
細かい使い方までは言わなかったのですが、特にグループワークで学生が自主的に使ってくれました。
特に人気があったのはMiro(ブレインストーミングやカンバンなど)、Figma(アプリのデザインなど)、Notion(技術共有などWiki的な使い方)などです。どれも複数人の同時編集機能があるので、グループワークで使うのに相性が良かったようです。
ツールの使い方、どんな図面・ドキュメントを書くかなど、学生同士が細かく相談したり、あるチームの成果を別のチームで紹介したり等、学生が自主的に動いてくれました。
統制が取れた、良いチームワークができたと思っています。
統制とは(辞書に載っている意味とは違うかもしれませんが)個人が自主的に別の個人やチームに共感し、自主的にその方針に従っている状態が保たれている時、「統制が取れている」と言う言い方を、私はします。
フォローアーシップが十分に発揮されている状態、と思って頂ければと。
1年目は登校授業が週1に制限されていたので、放課後の学生居残りまで発想が及ばなかったのですが、「夏休み中に登校して、学校で基本情報の勉強をしたい」との学生の申し出があったのでいろいろ調べたところ、前日までに登校計画書を提出すれば対応可能だとわかりました。計画書さえ出せば毎日登校でも良いそうです。その後、通常授業の日も事前に学生名などを届けることで教室が使えることになったので、できるだけ学生を呼ぶようにしました。
卒業の1年以上前に内定を取る学生もいますので、彼らに未内定学生のフォローを手伝ってもらいました。
「面接でどんな質問があるか」等、最新の就活事情は私もわかりませんし、その辺の情報は学生が1番詳しいです。
教員や就活支援担当のいうことより、同年代の学生の経験談の方が、説得力もありますし、学生も真剣に聞いてくれます。
さらには、就活フォローの名目で、学生との1on1に当てていました。
「自己PRのネタ探し」などの名目で、学生の経験などをかなり詳しく聞くことができます。普段なかなか聞けない「みんなより1学年上なのはなぜ?」などの質問もできますので、私にとっては貴重な時間です。
私は座学をほとんど受け持たず、実技メインの授業でした。
実技メインなのは助かりました。
技術者として他の人に指導なり水平展開するのと、基本的に同じやり方が取れるからです。
技術リーダーの仕事は「自身のスキルを持って、他の技術者の成果を向上させる」です。それは教員でもほとんど同じです。
受け持ちも3、4年生なので、2年以上プログラミングを学んだ人たちです。ずぶの素人集団ではありません。
特にグループワークの授業では「チームがより良い成果を出すためには、チームメンバーの技術、知識、経験をフルに生かすこと」を命題に、かつて学んだCrew Resource Managementの技術をベース(CRM自体を学生に学んで欲しいわけではないので)に、Psychological SafetyやHealthy Conflictの考え方を交えた取り組みを行いました。
引き継いだシラバスから、デザイン思考を用いた企画発案、スクラムによるアプリ開発を重点に、他の部分は極力削ぎ落としたり簡単に取り上げるだけにしたのも良かったと思います。
実際の授業では、先に挙げた通り学生同士の教え合いを活発化させることをメインに、こまめに学生の机の間を回って、学生から質問なり、ただの雑談があったときにすぐに話ができるようにしていました。
このあたりは、工夫というほどではないですね。
専門学校は1コマが50分しかないので、途中で集中力が切れてしまったら、時間内の回復は難しいです。
なので、できるだけ授業を止めない。たとえばあるチームの質問を他のチームにも展開したいと思った時には、その場で一旦授業を止めるのではなく次のコマの開始時にまとめて話をするようにしました。
逆に、これは50分持たないな、と思った時には、あえて中間に5分ほどアイスブレイクを入れることもあります。
この辺り、授業進行・クラス運営は技術ではなくアートだなと強く感じました。
基本的には「中間層の学生をメインに授業設計する」「よりできる学生は本人の自主性・成長力に期待する」「それ以外の学生は個別対応」で対応しました。クラスに40名以上もいると、全員個別対応はできませんので・
ただ、できる学生だからと放っておいてもいいわけではない。常に気を配っている姿勢を見せつづけないといけない。
で、そういう学生には「こちらからお願いごとをする」機会をできるだけ作るようにしました。
直近2年連続で学年総代を私のクラスから輩出させていただいたのですが、彼(女)らは、4月の時点では特に目立って他学生への気配り・目配りができるタイプではなかったです(仲間内では人気がある学生でしたが)。「総代候補」の学生数人を中心にこちらからお願い事を増やし「ありがとう」という感謝の意を伝えるようにしました。
結局、総代になった学生は、私から最もお礼を言った学生になりました。
総代になる学生は、何か具合の悪いことが起こった時に逃げたしだりやる気を失ったりせず、問題解決しようとするか、少なくともテンションが大幅に下がることがないですね。そういう「胆力」がある学生が結果的に総代になってくれて、個人的にはうれしかったです。
高校時代の出席率が良くない学生は、(高校の入試偏差値が高くても)成績がよくないケースが多いです。高校時代の出席率は入試担当部門に行けば見せてもらえるので(そのことを知ったのは教員やって1年以上経ったころでしたが)、予め当たりをつけることができました。
ちなみに今は高校時代の成績、出席率は教務担当はオンラインで見られます。なぜか国語の成績はシステムに入ってないので、そちらは相変わらず見に行かないといけないのですが。
人数はそう多くないのですが、高卒資格で入学してくる学生は、これらの情報がありません。学生のコミュ力は結構な差があって一概にいえないのですが、教員含む大人との駆け引きは苦手な学生が多い印象です。つまり、就活が大変になるということです。
調子の良くない学生の典型例として心療内科の受診経験者も結構いたのですが、教員にも隠していることが多く、引き継ぎにも書かれていないケースや、本人から他教員に言わないで欲しいという申し出もたまにあります。
私の場合、心療内科受診を勧めた学生に受診歴なしの学生はいなかったのですが(受診歴あるのに本人から申告されるまで気づかなかった学生はいます。)こういう対応ができる教員はそう多くないので、学生が隠したがる一員になっていると考えています。
対処法は学生による、としか言いようがないですね。学生むけの無料相談室を勧めるところまでは共通ですが。
前年度の担任から、「特に問題点はない素直な学生だが成績は良くない」という引き継ぎを受けた学生が、実は大人を騙すことになんのためらいも無い人物だったことがありました。私などからすると「こんな単純なウソが大人に通用すると本気で思っているのか?」と思える幼稚な対応でしたので、すぐに保護者連絡を取って(当然保護者は気づいていますので)、保護者・担任の連携が強固に取れていることをアピールすると、少なくともウソが通用しないことは気づきます。基本的には保護者から「先生、なんとか卒業だけはさせてください」という言質を取って、とっとと卒業してもらう、というスタンスです。
やたら素っ気ない態度と、1年の時から比較して成績が急降下していた学生がいたのですが、彼女の友人から「父親と決定的に仲が悪く、そのためか年長男性に心を開かない」ことを教えてもらうまでは、全くとりつく島がなく、苦労した学生がいました。会話が成立するようになってからも、特に強い言葉を使ったつもりもないのに学校に来なくなってしまうことが時々あったのですがなんとか就職も決まり、今は元気にやっている様子です。
出席率・単位が不足する学生には補習を受けてもらうのですが、私を含めごく少数の教員は「他の人よりちょっと多く学校に来てもらうことになったけど、これが終われば進級・卒業できるんだから、あとちょっとだけがんばろう」というスタンスでした。補習が終わり「これで卒業決定です。4月からは新社会人として頑張ってください」というと、学生自ら反省とか決意とかを言ってくれるので、こちらはそれを信じて送り出します、
一方で補習中ずっと説教モードの教員も多く、聞いているこちらがうんざりしました。説教しない教員同士で「学生はすでに十分反省しているのに、なんでまだ怒るんでしょうね」とヒソヒソ話をしてたものです。
事前に全く想定していませんでした。
私自身、大学どころか、高校、中学の先生と両親が面談をやっていた記憶がありません。
とりあえず
「できるだけエビデンスを揃える」
で臨みました。
成績の良くない学生・就職を控えている学生の保護者との面談は特に重要です。
「もうすぐ社会人なのだから、自分で決断・行動してほしい。先生にお尻を叩かれてから行動を起こすようでは困る」という保護者は多い、というか、ほぼ全員です。こちらももとよりそのつもりです。
単純に放置する保護者も多いのですが、「1人前になるのはゴールではなくスタートですよね?1人前の人間としての能力を持ったら、その力をどう使うべきでしょう?困っている人を助けるのも、力の使い方のひとつと思います」などと偉そうなことを言って、保護者連携を強化しました。
最新の就職事情がわからない。自身はIT系の人間ではないので、どういう支援をしたら良いのかわからない、という保護者の方には、過去の学生の活動事例、本校学生の就職先、勤務地などの資料をもとに、説明を繰り返しました。
大学の就活に関する情報はネットにたくさんありますが、専門学校生に特化した情報は意外とありません。それはこちらも同じなのですが、「ここは大学生とほぼ同じ。ここは事情が違う」という情報を集めてご報告しました。
「先生と会ってどんな話をしたらいいのかと思っていたが、お話できてよかったです」というメールをいただいた時にはホッとしました。
1. とにかく忙しい。
去年の3月末で辞めた教員の補充しなかったため、仕事が山積みになった
その前年にもベテラン2名が辞めていたので、土日も休めない状況になった。
2.やることがなくなってしまった
2年目で数値化できる数値はほぼずべて学年トップ。場合によってはIT学科トップや全校でも2、3番手などになってしまい、さらに上を目指すものがなくなった
校長など経営陣の意向を取り違える。他の学科長と連携しないなど、独自路線を突っ走る。かといって学科の取りまとめもやらないので、成果の出ない(クラス数激減)学科になった。
4. 他教員と話が合わない
4年ではスクラム開発を取り上げるのですが、4年担任はよくいえばスクラムガイドに忠実。悪くいえば批判的精神がない、なぜこういうルールになったのかまで考えが至らないタイプでした。
スクラムガイドには、チームは「10名以下」と明記されているのですが、チーム開発経験の乏しい学生にこの人数は多すぎです。
実際、成果を出したチームは4人チームが最も多かったのですが、ずっと多人数チームに固執し続けていました。
4年生は当然実力はあるのですが、それに見合った成果が出ませんでした
5.他教員が働かない
2、3名で案内をしていたのですが、体が不自由そうな保護者の方をエレベーターに誘導したり、 Permalink | 記事への反応(1) | 13:20
なんかブコメ読み返してみたら
つまり、元増田さんとしてはぶっちゃけどっちでもよかった・そこまで重く考えてなかったのかもしれんが、話し合う時点で「場合によってはこっちの主張を飲め」ということになるでしょ。
について、そうはならないとか、そんなの話し合いじゃない的なことを言っている人がいたが、お前らには文脈という概念が無いのかよ。
元々は元増田さんのマーガリンの事例であって、ここでの話し合いとは
「ちょっとした生活習慣が夫婦で違う場合に、どちらの生活習慣を採用するか(=どちらが完全妥協するか)、あるいは妥協し合って新たな習慣を作るか」
という趣旨のものに決まってるだろ。「場合によってはこっちの主張を飲め」という話し合いそのものじゃないかよ(元増田さんがどの程度それに自覚的だったかは知らんが)。
お互いに無の状態から意見出し合っていい案作っていきましょーみたいなブレインストーミング的な話し合いじゃねーんだぞ。
というか既婚ブクマカからは概ね賛同いただいていたように思うが、細かいことでそんな話し合いなんてマジでいちいちやってたらストレスで死ぬぞ。
想像してみろよ。
例えば
「そうだけど、なんで?」
「そうなんだ。私の実家では毎回洗ってたよ」
俺が言っていたのは、この時点で、相手に譲れるかどうかを内心で検討しろ、問題なく譲れるまたはどっちでもいい程度なら相手に従えということだ。
「今まで気にしてなかったけど、毎回洗う方が清潔だよねー」
「そうでしょ」
的な会話になり、サラッと流れるであろう。
また、内心検討の結果、「絶対に譲れない」または「ここまでなら妥協できる」を自覚した奴も話は早い。
最悪なのは、実は譲ってもいい、どっちでもいい程度の思いのくせに一々「話し合い」をする奴だ。
「いや……だって毎回洗う方がよくない?」
「めんどくさいじゃん毎回洗うのとか」
「でも洗うの私だしいいじゃん」
「そうだけどさ……じゃあそっちのやり方でいいよ」
研究職だからいつも何かしらアイデアを探し回っている。ブレインストーミングみたいなのって結構有効だよ
普通に生活してて何か不便だなと思ったらどんなに小さなものでもそれをメモに書く習慣をつけて、夜とかにそれを解決するための方針みたいなのをとにかくたくさん捻り出す
アイデアが出にくいって言ってる人は最初からかっこよくて素晴らしいアイデアを少数精鋭で捻り出そうとしてる場合が多いので、かっこいいとかそういう気持ちを捨ててとにかく数を捻り出すことが大事
いろんな組み合わせで数百ー数千くらい書き溜まってきたらその中で良さげなものを10個とか選ぶとそれなりのアイデアは出る
上にも書いたけど、10個アイデアを作りたいと思うなら10個を考えるのではダメで、アホみたいなものでも全部書き出して1000個くらい書いてから10個選ぶみたいな方針をとったほうがいい。とにかく数を捻り出そうとし始めると、最初はキツイんだけどだんだん連鎖的に色々アイデアがで始める
冷蔵庫の中でもやしがダメになっちゃってた→アラート出せないかなぁとか まぁそういうクッソしょうもないことでも既存のものありそうなアイデアでもなんでもよし
会社全体として「とりあえずどんどん思いついたことを言っていこう」という雰囲気で行こうとしているのであれば、
元増田は、たとえるならブレインストーミングと会議との区別がついていない人のように見えている可能性はあるかもしれない。
ブレインストーミングで「その案は過去に失敗しました」なんてことを言ってしまう人はブレインストーミングの場には有害なわけで、
指摘は指摘、実務は実務と分けて考えるのが良いと思う。
「そんなことするやついねえよ」と思っていたのだけど、気がつけばうちの学生にも信じているやつがいるようなので気になった。
周辺的なことも含めて、少し書きたい。
自分の見聞きしてきた分野に限った話にはなるけれど、自分は比較的幅広い分野の学会や研究会で活動してきた方だと思っている。
否定のためだけに発言するやつはまずいないし、いたらその行為の方が批難される。
そのあたりの空気を読めていない院生はたまにいるけど、大抵はその子の方が先輩か教員にたしなめられる。
仮に「素人」の異分野からの批判の筋が通っていたとしても、その研究の価値はまず損なわれない。
そういう批判の矛先はその分野全体であって、そんなことを個別の研究発表の場でくどくど言っても非生産的。
(ただし、内輪の研究会などでなら、ブレインストーミング的にそんな議論をすることはある。
前の項目でも書いた通り、研究の価値はその分野の基準で決まる。
だから、その裏返しで、大家でも自分の専門分野以外の研究を是正することはできない。
是正もできないのに文句だけ言う、というのは、最初の項目で書いた通り、やらない。
逆に言えば、自分の専門分野の研究を聞いてそれが間違っていると確信したとき、それを是正するためにがっつり説教することはあるけれど、その際に「素人だ」と前置きすることは無い。
論文を読めばわかるはずだけど、研究者は他人の研究がクソだと思えばどこがクソかを公然と明確に説明する連中の集まり。
「素人でもわかる欠陥ですが」のような、曖昧で我々の価値観に反した表現を使うことは無い。
我々は、万事、明確さを愛している。
詰める意図の質問では無いので、質問者が適切な回答を得るために質問者側が提示するべき異分野から視点についての情報は提示しているはず。
なので、その誘導に乗れば、回答できると思う。
誘導に乗って回答した結果がその研究の価値にとってプラスだとしてもマイナスだとしても、そこにたどり着くことが大事。
何の面白みも無い内容で恐縮だけど、研究発表の場がクソのようなマウントの取り合いだと思われると差し支えがあるので、どこかに書きたかった。
いや本気なら当然、売りの鍵になるアイデアは伏せるだろ。あるいは今のところはブレインストーミングを楽しみたいとか。
まあ胡散臭いことこの上ないし、
まあ手口としては明らかなクソフェミのヤリそうなことではあったけど、
渡辺直美がそっちの方に行くのかということは一つ驚きというか、へえ、そうなのか、という認識を揺さぶったね。
そいつをうまく操縦してあくまでビジネスやカネや成り上がりってことを目的としているのか、
或いはその両方なのかは知らんが、まあ敢えてやったわけだな。
ブレインストーミングの一案ですらああやって刺したわけだ。
やった方もやった方で、そうとう覚悟はしたんだろうな。してなかったら底抜けのバカだ。
世間巷間に流れるごく当たり前の雰囲気的な信頼の空気を、根こそぎ搾取したわけだ。
まあ要は転び公妨方式だな。アゲようと思えば尖った爪一つで検挙できる。
手法としては悪手の中の悪手としか言えないやり方で蹴落としたのか。
…そう考えると本当に原理主義的な発想でなければそこまで手をかけられないとも思う。
だが他方で、そこまで原理主義が浸透してるのか、…するかね?露骨なまでの損得勘定が飛び交うあのゼニ亡者の世界で、とか。
―――なんとなく流れた事件だったが、
アゲ方、という意味では、そうとう禁じ手中の禁じ手を使ったというイメージがある。
だが、そのやり口による影響は、世界でのフェミ魔空の中でこれほど強烈な磁場を持つ攻撃もなかったというのもまた一つ。
一つ一つ丁寧に紐解いていけば、あんなに矛盾だらけのものなど他にないのに、
憲法違反レベルだよね、ってことにすら、思いを致すことはなかったのだな、ということ。
しかし、世界のフェミ世論に直接リーチできる「手口」「魔空」といった磁場なのかな、と。
"ご威光"ってやつかもしれない。
クオモみたいに1年の持たなかったり、又はヒトラーのように、或いは、現代を生きていたら、
…そう考えると、ピッグで刺したやつも、一足飛びでヒトラーレベルの威光が得られるという残念単純クソバカ思考なのかもね。
心理的安全性が無いとブレストができない、みたいなクソみたいな話がSNSで散見される。 "心理的安全性 ブレスト" あたりでSNSを検索するとぼちぼち出てくる。
本当にアホみたいな話で、そもそも「特定個人を豚扱いするアイデアってどうなの?」というのが問われているのに気付いていない。その程度のことを考えられない脳味噌でまともなブレインストーミングとやらができるのか著しく謎である。
心理的安全性はお前の無礼さ、粗野さ、野蛮さを免罪する道具じゃない。このような馬鹿げた理屈を持ち出す馬鹿が集まった日には深刻なエコーチェンバー現象を引き起こすので、馬鹿に心理的安全性を与えてブレストさせるべきではない。
高度な知的作業というのは、頭のいい人がやるから知的作業なのであって、馬鹿がガワだけ真似をしても悲惨なことになるだけである。
ああ……
コレは僕が書かなきゃいけないな。ブレインストーミングの話について。
ブレインストーミング略してブレストとは、何人かでアイデアを出し合う会議のこと。
そのアイデアが良さそうかどうかは考えずに、ひたすら数を稼ぐ。量が質を生むのスタンスでアイデアを出しまくる。選別は後で行う。僕も企画のときには良くやっている。
新作をどうするか考えるために、担当編集女性と新人の編集、僕との三人でオンラインで集まりブレストをやっていた。いつものように盛り上がり、奇抜なアイデアがドンドン出て熱が入ってきた最中。
「定番を抑える系も考えてみるか… 低級モンスターはもうやられてるから… そうだな、家畜とか… あっ パイがデカくて容姿にコンプレックスを抱えてる女主人公が、転生してウシになるとかどーよ? もはや食べられるだけの存在なのに、どうやって世界を救うのか? 面白くね?」
まるで回線が切れて音声と映像が止まったみたいに場が凍りついて、担当は紅茶のカップを落とした。
ガシャ
鈍い音がひびき、やがて新人編集が口を開いた。「いやありえないでしょ」
「女性の容姿を動物にするなんて… いやそれ体型を揶揄するためにウシなんですよね?
女性がここにいるって解っててそれ言ってるんですよね?
…先生、そんなアイデア出してくんなら、先生はもう黙っていてください。」
この新人は普段はなに考えてるかわからない暗い雰囲気の青年で、基本は聞かれるまで喋らない、時々は聞かれても喋らない、寡黙なヤツだ。その日のブレストでも低い声でボソボソとアイデアを出してたんだが(でも質はどれも良い)、この時は震えた声で僕をにらみつけるように見て、自分の意見を絞り出したようだった。女性担当は顔面蒼白で固まっていた。
これには痛く反省した。
立場の違いもあるのに、彼はよく勇気を振り絞って言ってくれた。ブレスト参加者は最低限のモラルを持っている。
実際に口にする前に立ち止まって、よくよく考えなければならない。自由に内心で考えるのはいいにしてもそれを発言するならば責任が伴うし、取り返しのつかないことになる場合もありうる。
改めて考えてみると「そりゃそうだ」としか思えないんだけど、僕は当時思ってもみなかったんです。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 101 | 25920 | 256.6 | 56 |
01 | 70 | 9542 | 136.3 | 55.5 |
02 | 52 | 5728 | 110.2 | 64.5 |
03 | 20 | 4484 | 224.2 | 78.5 |
04 | 18 | 1946 | 108.1 | 67 |
05 | 17 | 4704 | 276.7 | 63 |
06 | 41 | 6184 | 150.8 | 44 |
07 | 37 | 3520 | 95.1 | 72 |
08 | 108 | 11001 | 101.9 | 46.5 |
09 | 136 | 15908 | 117.0 | 40 |
10 | 125 | 11039 | 88.3 | 46 |
11 | 118 | 15189 | 128.7 | 63.5 |
12 | 171 | 16582 | 97.0 | 45 |
13 | 121 | 16108 | 133.1 | 44 |
14 | 164 | 13629 | 83.1 | 49.5 |
15 | 109 | 12808 | 117.5 | 38 |
16 | 96 | 11102 | 115.6 | 45.5 |
17 | 135 | 13146 | 97.4 | 42 |
18 | 141 | 17974 | 127.5 | 43 |
19 | 112 | 15944 | 142.4 | 51.5 |
20 | 110 | 14228 | 129.3 | 60 |
21 | 140 | 16522 | 118.0 | 42.5 |
22 | 134 | 13941 | 104.0 | 47.5 |
23 | 107 | 12320 | 115.1 | 37 |
1日 | 2383 | 289469 | 121.5 | 48 |
安原(7), ブレインストーミング(12), C子(4), 3月11日(9), 草薙素子(3), テンパイ(3), 黙祷(7), マッパ(3), 深まら(4), 整列(5), ブレスト(5), アクエリアス(3), 震災(29), エヴァ(54), シン(17), 東日本大震災(16), ウマ娘(19), ゾ(12), 原発(11), 揺れ(7), 東北(10), 競馬(10), 信仰(13), 関係性(15), 地震(11), Q(14), 救い(18), 嬉しく(11), 救わ(22), TV(11), 災害(9), モテる(16), 生理(19), お母さん(15), 物語(19), 息子(20), 母親(34), 非モテ(24), note(12)
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文脈に押し込めて読み取れないものを「いま世間で賑わせているものですよ」って責任転嫁だよ
ブレインストーミングではある程度の煮詰まりがあった上で、その壁を取り除くために外部の意見が必要なんだろ?
いや、こだわっているように思えたんだ。間違いならしょうがない。
では本題に戻ろう
まずここだよね。どう考えても特に根拠がない主観だよね。まあ個人の意見だと思っておこう。
雑なアイデア含めてとにかくアイデアの数出して精査して最適解を探るっていうブレインストーミング的な思考がない
問題はここかな。ブレインストーミング的な思考ってなんだろう。女性は絶えず生理に悩んでいて、色々と解決策というか対処法はある。それに対しておじさんたちから「月経カップとか~」という意見はいらないってことだ。これは雑な非当事者に寄るアイディアではある。じゃーこの意見なりを募って、ブレインストーミングをして深める意義はどこにあるのか?素人の男の意見が必要であるのはどうしてなの?
やあ!ブレインストーミングについて知りたいのかい?
ブレストっていうのはダメ元で広く雑多な意見を集めることじゃなくて、
議論や議論の参加者の思考が、自分たちではわからないが硬直的になってるんじゃないか?ということの対策として、一旦そこまで自明の前提にしてきた要素を外してみたり、除外していた前提を加えたりして、一時的に話をワヤにすることやろ、って僕の彼女(Fカップ、ガッキー似)が言ってるぞ。
一番気になるのは
これに対して増田がブレインストーミングに強いこだわりを持っているように思える。それがわからない。手段の一つとしてはいいかもだけど、単に部外者の男が口を挟む口実を作りに行ってるようにしか思えない
それに深さが必要なことなのだろうか。女性の体の構造に対していまさら医学以外の立場で意見を募ったり、解決策を作る意義はある?
質問。
さっきから言ってるブレインストーミングって実際どういうのだ?
他人にブレインストーミングを勧めているけど、それ自体をする意義があるのかも、それが何なのかも、全然説明が足りてないのでは?
今わかっているのは
くらいだよな
じゃーそれを精査したり議論するのは誰がどこでやるの?それをすることが生理の話にどういい効果があるの?ブレインストーミングがそれにふさわしい理由はなに?
単純にいまここで、アイディア出しのためにブレインストーミングをやってみるのは手だと思うぞ。
というか、ブレインストーミングって否定しちゃいけないんだよね、確か。だからどんな意見でもいいわけだ。でも増田は全部否定否定否定。
今ここでブレインストーミングをしようなんて話はしてないし、上段の文章はそれを認識した文脈だよね。
でも下段の文章ってすでにブレインストーミングしてる前提の文章だよね。
この手の議論で深まらないのは、単に増田がブレインストーミングの基本を理解していないからだよね。
単純にいまここで、アイディア出しのためにブレインストーミングをやってみるのは手だと思うぞ。
というか、ブレインストーミングって否定しちゃいけないんだよね、確か。だからどんな意見でもいいわけだ。でも増田は全部否定否定否定。
雑多な意見を集めて女性の生理の話に何らかの深みをもたせたいんじゃなく、単にブレインストーミングという単語使いたいだけにしか思えない。
見ていて、この一連のツリーにアイディアがあるとは思えないんだが。それともここではブレインストーミングとやらを披露しないのか?