tumblr ってサービスの存在自体は知ってて、自分も一応登録はしといてたけど、実際に活き活きした tumblr を初めて目にしたのは、つい数日前のこと。それはそれはぴっちぴちで。鱗もぽろっぽろで。目から。
経緯。
少し前に作って公開していた作品が、一週間ほど前によそさまのブログで紹介されて、そこがなんつーかこうはてなとか tumblr とか twitter とかその辺の界隈の方によく読まれるブログだったらしくて、人生初たんぶられ。たんぶられ記念にあちこち巡ってみて、tumblr ってそういう Web 上の画像をさくっとクリップできるシステムがウリだったんだねってことにじわじわ気付いて、興奮して、今ここ増田。
それまでは、はてなフォトライフが盛大に落ちた時に使うためのもの、流れない画像アップローダ的なものってイメージくらいしか持ってなかった。巷ではよそさまの画像 etc. をクリップするのが(も)スタンダードな使い方なんだって知って、ちょっと賢くなった。なったよ!ドコサヘキサエンさんもびっくり。
あちこちつらつら見て回って色々驚きの連続だったけど、特に驚いたのが reblog 機能。「75 reblogs」って書かれたリンクがあって、飛んでみたら、ずらっとリストが出てきた。「だれだれさん reblogged this from 別のだれだれさん」っていうのがずらずら書かれてるリスト。なるほどあれか、何かこう NAVER とかそこいら辺のブログにありそうな、いわゆるらくらく転載機能なんだな!って解釈した。
驚いたのはシステム自体じゃなくて、これが何の疑念もなくふつーに使われてること。何で NAVER って名前がぽっと出てきたかっちゅーと、数年前、「NAVER 問題」みたいな形で情報に疎い自分のところにも耳に入ってきたから。NAVER そのものは、実際使ったり使われたりしたことないから実のとこよく知らない。でもインパクトはあった。
数年越しに、自分の知らないところでうまいこと問題が解決したか(クリエイティブコモンズが広まったとか)、もしくは小中学生の頃にそういうらくらく転載機能付きブログに慣れ親しんだ人が大きくなって、ちょっとオトナな感じの tumblr に移行したのかなあとか、そんな世の中とかよそさまとかの渡り歩きに思いを馳せた。
「tumblr 問題」って能動的に探せば出てくるんだろうけど、「NAVER 問題」みたいに向こうから情報が舞い込んでくるほどの規模じゃないんだと思ったから、そんな平和な感じ。
自分話。
自分の場合、(パブリックなとこに置いてるものなら、あと製作者を偽らないなら)たんぶられる分には全く問題ないし、今回のたんぶられでも大してやな感じは覚えなかった。ただ、この機能を自分でも使うかってーと、ちょっとなずむ。なんかおっかねーやん。下手に使ったら怒られそうやん。怒られるならまだしも祭のターゲットなんかにされたら胃に悪いやん。おてもやん。
こういうリスクが目に見えてでかいツールを上手に使いこなしてる(と思しき)人を見るとすごいなあと思う。でも自分はその域に行けるほど器用じゃない。
せっかく知った機能だけど、やっぱ自分が post するにあたっての tumblr の位置付けは、「はてなフォトライフが盛大に落ちた時に使うためのもの」から変わらないなあと思った。
実は当初書きたかったことはそっち方面じゃないんだけどノリで書き切っちゃったので閑話休題。
メイン。
作品を作った当初は自サイトとはてダにのみ載っけてて、初めはそういうはてな周りの人が来るかなあと淡い予想をしてたんだけど、載っけた数日後に、FC2 ブログを使っているとある方に気に入ってもらえたおかげで、その界隈の人がたくさんいらっしゃるようになった。
せっかくなので FC2 ブログの共有プラグインにも登録した。主にブログを日記として細々と使っている人にちょっとした話題を提供できてたみたい。個人の利用に留まるだけで伝播はあまりしなかった。
それから数ヶ月して、どなたかにブログの記事本文で紹介されたら、巡り巡ってはてな周りの人が来るようになった。周回遅れで淡い予想的中。ちょっとほくほくした。
サブ。
今までの文脈から推測可能かもしれないけど、たんぶられたのは美麗な絵とか写真とかじゃなかったりする。一応画像はあるけど、こう、絵として見たら大味も大味で。そんな場違いな自分の画像が、よそさまの美麗画像がずらっと並ぶ tumblr に混じって妙に浮いてたのが、何だか恥ずかしくもありおもしろくもありおもしろおかしくもあり、総合的に体温がちょっと上がるような気持ちになった。暖房代節約できてラッキー。
北島。
「tumblr 問題」って能動的に探せば出てくるんだろうけど、「NAVER 問題」みたいに向こうから情報が舞い込んでくるほどの規模じゃないんだと思ったから、そんな平和な感じ。 僕の環境...