はてなキーワード: 株式投資とは
ニートの父親の話だ。もうすぐ60歳になる。
もう20年近くニートをしているので時代を先取りしたニートだ。すごい。いや、すごくない。働け。頼むから。
もともと父親はちゃんとした企業に勤めるサラリーマンだった。だが、どこかで糸が切れたらしく、勤めていた会社を早期退職し、それを元手に生活の術を探り出した。
起業、株式投資、コンサル紛い、あらゆることを始め、うまく行かなくて数ヶ月で放り出す。退職金はあっという間になくなったらしい。
そして、ある日を境に、リビングに置いたパソコンで延々とソリティアをするだけになった。
母親はパートタイムで生活費を稼いでいたが、当時の私と弟はまだ中学生。学費だなんだと金が掛かる一方で、後で聞いたが母方の祖母に相当出してもらっていた。
私も弟も、母方の祖母に高校まで行かせてもらっていた。
大学は奨学金(育英会のあれ)を最高額で受給して私学に通った。自分で返済している。
私が就職し社会人になり弟が大人になっても、父親は延々とソリティアをし続けた。
母親はパートタイムで働きながら、祖母に金を無心しながら、父親に働くように言ってきた。でも、父親はすべてをソリティアをやりながら聞き流した。
やがて母親は説得を諦め、父親は何も考えずにソリティアに集中できるようになった。いや、働けよ。ソリティアで飯は食えねぇよ。
父親にも色々と試練はあったのかもしれない。父親の母親(父方の祖母)は新興宗教にはまり、妙なことを言い周囲を混乱させ、家族の金を勝手に持ち出してお布施する人だった。
今でも存命だが、平気で自分を正当化する嘘をつく。そして嫌いにならないでと泣きついてくる。
そうだね。大変だ。自分の母親がそんなクズだとしたら切ないし悲しい。
父親は何かに負けて考えることをやめたのだ。母親の奇行、早期退職して自立しようとした賭けにも負けた。
俺が働かなくても、なんか知らんが子どもは学校に行けているし、ご飯は毎日出てくる。きっと妻がうまく回しているのだ。ああ、なんか考えるのとか向き合うの、めんどくさい。ソリティアやろ。
ソリティアだけで20年過ごせると、あの人は実証してみせた。なにそれ、すごーい!
完全に依存型ソリティア起動機になった父親は一人で生きていけるのか。きっと生きてはいけないだろう。母親のように依存できる人を探すだろう。そして、その人の横で何も考えずにソリティアをしたいと願うだろう。
はっきり言って母親に苦労をかけ続けてきた父親を私も弟も見限っている。
-ねこ大好き
特に結論は無い。興味があって勉強している。取引口座は作ったけどまだ一円も入れていない。
いろいろ本を読んだけど、まともそうな本に書いてあることをまとめると、利益を上げるための原則は以下の通りのようだ。
たぶんシステムの構築・検証に半年〜1年くらいはかかると思われるので、しばらくは実際の取引はしないと思う。やるとしても、最安株式の単元未満株を使って場慣れ&検証をする程度かな。それだけ安い物だと手数料で負けるだろうけど、それは問題では無い。手数料はO(1)だし、システムの有効性が検証できれば問題なし。どちらにしても、始めるタイミングは中国の不動産バブル崩壊の直後がベストだと考えている。
プログラミングは得意なので、できれば売買まで自動化できるといいけど、ちょっと面倒かな。携帯用画面を使えばシンプルなので可能かも。
計算はRを使うのが一番簡単なのだけど、計算以外のところが面倒なんだよな。データ収集・可視化・注文実行にはPython+matplotlibを使いつつ、計算はRに投げるか。でも、パラメーターの総当たり検証もしたいけど、それはGPUに投げたいからC++で書く必要があるかも・・・
webサービスを作成して他人に提供する。こういったIT起業が前々からブームですが、個人的にはこの個人によるIT起業のメリットが全く思い浮かばないんですよね。
どちらかというとデメリットだらけの印象なのに、なぜ多くの方が興味を持つのだろうか?…そう思うんです。
実に全部で16個です(汗)。
もしそれでもIT起業をしたいのであれば、株で良いじゃないですか?って思うんですよ。こちらも利回りは3~10%くらい余裕で出るし、何より税金は株式投資と一緒なので最大20%です(去年までは10%だったんですけどね)。
こちらのメリットを、個人のIT起業と対比してまとめてみますね。
「もっと働いて上を目指して、家族にいい暮らしをさせてやろう、な!」
と言われた。一応「はい」と返事するくらいの社会性は持ち合わせていた。ちなみに私はそんなつもりは毛頭なく(妻子持ちだけど)一生プログラムを書いて過ごしたいし、給料は別に今のままでもいいし、まぁ、許容可能範囲までなら下がっても問題はないと思っている。
専門卒で20歳から働き始めて、16年。ずっと株式投資(そんな大した額じゃないけど)をしている。1日1時間くらいの情報収集でゲーム膾炙と機械の株式だけのやりとりを続けている。今日付けでの総価格は3000万。全力でやればもっと増えるんだろうな、とは思うけど、趣味なのでこの程度だ。
なんてことは上司に言えなかった。正社員じゃないとマンションのローンが組めなかったので働いているだけです、とか。税制的に有利なんです、とか。
仕事の収入がすべて、という割には大したことがない収入の人っておおいんだろう。残業だけが収入を増やす唯一の方策だったり。こういう資産があると思うとちょっと気が楽だし「これしかない!」なんて思わなくていい。ライフハック記事とか、自己啓発本とかみると「これしかない!」人むきなんだと心底思う。今、お前らに必要なのは自分を高めることじゃなくて、余裕なんだよ、仕事がすべてじゃないと思えることなんだよ、なんて誰も言わない。仕事に生きるべきだとばかり言っている。映画「風立ちぬ」で、主人公の上司が「男は仕事が第一だ」と言っているのに妙な気持になった。たぶん、あの職場の男性はみな共犯者みたいな気持ちを共有しているんだろう。それは幸せなことなのかもしれない。
高齢者の資産運用で、単身高齢者とファミリー高齢者で運用先に有意な差違があった、と興味深い記事があった。
なんでも、単身高齢者は株式への運用比率が高いのに対し、家族持ち高齢者は預貯金比率が高いらしい
★また意識調査しても、単身高齢者は「収益性重視」なのに対して、
シニアが持つ1400兆円金融資産を使って経済活性化させたい政府や証券会社にとっては、極めて好ましくない調査結果
★本来、金融資産がそんなに多くない単身高齢者がリスク志向で、
多少リスクを取る余裕がある家族持ち高齢者がリスクを取りに行かずに安全志向、という結果。投資教育の教科書とは真逆の投資行動
★しかし、数ヶ月前の自分のツイートと重ねれば、自然と解釈できる。
以前自分は「発達障害者の方が、リスク不感な為に株式投資パフォーマンスがいい。
健常者は「リスクを避けようとする人間的心理」が仇となって、株式投資パフォーマンスは悪い」とツイート
★単身高齢者って、家族持ち高齢者と比較して、発達障害スペクトルに位置する人、
発達障害と健常者のボーダーライン上の人の比率が、家族持ち高齢者よりも多いのでは?
★或いは、家族持ち、つまり結婚しようとする人は、家族概念が(単身者より)保守的。だから投資行動も保守的なのかもしれない
★いずれにせよ、「貯蓄から投資へ」という大目標を達成するためには、「家族持ちを減らして、単身者を増やす」のが近道だったりして。
家族観念の保守化を抑制したら、投資行動の保守化を抑制できる。
その分、少子化対策は諦めましょう
>これは、それなりの理論を入れて操作した場合、そうなる様に見えてる場合もあるわけで、
>そんな魔法の理論があって個人が簡単にできれば金持ち増産できちゃうんじゃ?
いや、別に分散してもリスクが下がって平均利益が下がらないだけで、分散しない場合より平均利益があがる訳じゃないんだから、金持ちは増産できない。
>これは理解します。ただ、"従う"と言うのは仮定にすぎない。
この仮定はめちゃくちゃ弱い仮定で、株の値動きに関する情報をほとんど何も含んでいない。
わからなければ「株価は誰にも予測できない」程度の意味だと思ってもらえれば。
それを仮定にすぎないなんてばからしい。
>これは観測から来るので、思う思わない、ではない。
ドリフト項の確率平均がプラスだということは、観測からくるものではない。
マイナスだと思うなら買うな、それだけの話。
>これは完全に"成功した"結果だけを見てるのであって、特に完全にランダムならこんなことは起こりえない。
ちがう、投資自体は失敗した結果もすべて含めて考えるとこうなる。
完全ランダムならほぼ確実に分散した方が得なのだが、現実は完全ランダムではなく、我々の知らない規則性があるから難しいんです。つまり、誰にも予測できないなら理論通りでいいんだけど、違法なインサイダー取引とか、合法だけどいろいろ詳しい人や頭いい人がうまく予測できるから、そのぶんずれるわけ。
>例えば一株100万の株に関して分散投資しようと思えば4000万必要。
それはそうですね、まあETFやインデックス投信でいいじゃん。
>40銘柄くらいだと"市場の効率性"の益をそれ程受けられるとは思えないな、と。
株に投資するよりも、突然家にかかってきた電話で勧誘された、将来絶対上場して大儲けできる未公開株に投資した方が得する可能性もないとは言い切れないが、「100%がない」ってのは無意味では。
ほかの資金の運用って何をさすんだかわからないけど、利益の確率平均が相対的に高いと考えられるほかの運用方法がわかっているなら、そっちに全部使ったほうがいいんじゃない。金融資産への投資じゃなくて、マイホームとか自分のスキルアップへの投資だとしても同じ。
>この場合、運用自体のリスクがどちらが大きいか、と言うことに大きな違いは無いと思いますので。
そういう前提なら、1円も株式投資しないほうが得だよ。1円も投資しないというのなら、正しいかもしれない。
同じくらい投資したいものがあったとき、リターンを変えずにリスクだけ下げたいなら分散投資するべきという話で、そもそも良さそうな投資先があるかどうかについては何も言っていない。
初めて株を買った。
銀行系や自動車といった大手から、聞いたこともない小型株まで。
すると、すげぇのよ。
保有銘柄の一覧を見てるとね、
この、おれが買った株の価値を高めるために、
それこそ何万人というサラリーマンたちが一生懸命働いてる姿が、目に浮かぶのよ。
普通の企業だったら、自分たちの価値を高めるために一生懸命なのな。
となりんちのとーちゃんが一生懸命働いてるのはもちろん家族や生活のためだけど、
そういう労働力をどう使うか、起業した連中や頭のいい連中が頭振り絞って考えてるわけよ。
そう、株主のために。そう、おれのために。
もちろん、株はリスクがある。
そりゃそうだ。そうやって一生懸命やった上で、どうしようもないことだってある。
だから、許そう。
下落したとしても。
構わないから、がんばって、おれのために働いてくれ。
そう、株を買ってから、おれはようやく気づいた。
飛びぬけた才能、飛びぬけた努力がない者が、どうあがこうと、どう成功しようと、それはちっぽけで限りがある。
何かの漫画で見た、「一般の庶民が、お金持ちになるには、投資しかない」というのは、やっぱり事実だった。
おれは、凡人だ。
おれや、凡人のみんながお金持ちになるには、他のみんなの力を使うしかないんだ。
そして、それはとても簡単な方法だった。そう、本当に簡単だった。
株を買えばいいんだ。
おれらは普段、他人の利益を上げるために、泥水のように働いている。これじゃだめなんだ。
みんなを、自分の利益を上げさせるために、泥水のように働かせないとだめなんだ。
そんな夢見たいなことを、いとも簡単に実現できる仕組みがあった。株式投資だった。
いまの時点で、この事実に気づいて本当によかった。
この先、お金が余っていたら株を買おう。
貯金なんてとんでもない。
そんなことをしたら、その金を借りて投資してる誰かが潤うだけだ。
みんな、いますぐ株を買おう。
待っていてもしょうがない。
重要なことは、いますぐ、いますぐに1株でもいいから株を買うことだ。
そうすると、道が拓けてくる感覚を得ることができる。
簡単なことだが、一歩踏み出すのは難しい。だから、ここが勝負だ。
最後にもう一度繰り返す。
みんな、株を買い漁ろう。それが、お金持ちになるための、唯一の道だ。
さあみんな、おれについてこい!!
世の中には計画倒れを繰り返している人と計画が頻繁にうまくいっている人がいる。その違いは何なのか?
とかく人間は上の人任せにする傾向があり、自分自身の計画は他人が敷いたレールを歩いて行けば良いと思いがちだ。
しかし、自分が人を導く立場になったときそれでいいのか?ならないとしても、自分自身を自分の思い描くとおりにコントロールしたいという欲望はないのか?
将棋というのはゲーム理論では二人零和有限確定完全情報ゲームに位置づけられる。
棋士は過去の経験に裏付けられた感覚で将棋を指す。最初にひらめいた手、次に候補となる手などいろんな手を読み、それぞれの手がもたらす未来の局面や形勢を評価する。
経験に裏付けられた感覚なんてあまりに主観的なんじゃないかと思うかもしれない。しかしこんな例もある。
手書き文字の認識。なぜこの字は「あ」なのか?論理的に説明できるだろうか?画像認識の分野では手書き文字を認識するプログラムが開発されている。
3DSの漢字ソフトをやったことある人なら分かるだろうが、漢字すらかなりの精度で読み取ることが可能だ。しかし、そのアルゴリズムは機械学習に基づくものであって、
「なぜ」を明快に説明するものではない。つまり、「あ」という手書き文字が「あ」である理由は未だに誰にも分からないし、おそらく明快な説明など不可能なのだ。
つまり、ヒトは何故か「あ」が「あ」だと分かる。その力をパターン認識と言う。コンピューターにもパターン認識は可能であるが、ヒトのほうが優れたタスクは数多い。
例えば、人の顔がなぜその人であると分かるのか?なぜ表情やしぐさから気持ちが読み取れるのか?それらはヒトの卓越したパターン認識によるシロモノだ。
先見性もパターン認識によって支えられている。
将棋ではまず直感でいくつかの有望そうな手が浮かぶのだった。それと同様で、ありえそうな未来をいくつか想像する。
そしてそれらを詳しく読んでいく。すなわち、それぞれの未来を具体的にどのようであるかを論理的に導き、それぞれの未来になる確率を評価する。
例えば、君が10年後までに肺気腫で苦しむ確率はいくらなのか?
日本人はそういったことを考えるのが大の苦手である。日本人特有のことなかれ主義は、1つには言霊信仰(言葉にすると本当にそうなってしまうという信仰)、もう1つには和を重んじる風潮から来ている。
だからこそ、そういう発想を持ち込んで、こんな未来になるよりこっちの未来のほうがいいでしょと力強く発言できる人間は頼もしいのだ。
それはそうと、未来の確率なんてどうやって計算するのか?医学の世界では死亡率や手術の成功率といったデータがあるが、そんなデータのない所でどうやって確率を評価するのか?
それが直感である。はっきりしたことは分からないけど分からないなりに出来る限り判断しようとする。
将棋の局面や形勢の判断も同じ。普段から判断しようとしているから、だんだんとその精度があがっていく。
たしかにプロ棋士どうしでも形勢判断の見解はさまざまであるが、それでも素人よりはずっと正確に判断できるのである。
よりたしかなパターン認識が成立するには2つのものが必要で、1つ目が今言った常日頃からこれはどういうパターンなのかと判断しようとすること、そしてもう1つが答え合わせをすること。
先見性に関しては、意識さえしていれば簡単に答え合わせが可能なところが素晴らしい。
例えば、明日は晴れと予測したとする。ほんとに晴れかどうかは、明日になれば分かることだ。必要なのは、明日になっても予測したことを覚えていることだけ。
このように先見というのは、先見したことをその時まで覚えていれば、その時になれば答え合わせができる。
しかし1年後や10年後の未来となると答え合わせまで長い年月を待つ必要がある。そういうのは歴史や過去のデータからも学んだほうが効率的である。
歴史は繰り返すという言葉があるが、『ローマ帝国衰亡史』を読めば古代ローマと今で何も変わるところがなく、われわれ人類は同じことを繰り返しているのだと言っても過言ではないことがよくわかる。
激動の時代とよく言われるが、昔と共通する点も多いことに気付けば、そこから細部の予測へと推論を進めることもできる。
そういう意味では経営者や政治家といったリーダーにとって歴史学は必須科目だ。高い視点から未来を予測できない人間にリーダーは務まらない。
歴史書を読み解くときも、頻繁な予測は欠かしてはならない。こまめなパターン判断とこまめな答え合わせこそが、パターン認識力=ものごとの判断力を高める唯一の方法である。
ちなみに小説や漫画ならば、予測をしながら読み進める人は多いだろう。しかし、リアル世界となると予測をしない人が多い。
フィクションは現実のパーツを切り取って再構成したものであるから、現実のパーツを学ぶのには一定の有効性があるけれども、パーツの繋がりから現実を学ぶことはできない。
作品の構成上そのようなストーリーになっているのであって、現実に小説や漫画のような展開が起きることは少ない。現実の予測力を高めるには小説や漫画ではダメなのだ。現実に対して予測しないと。
株式投資にしても前兆に敏感な人とそうでない人がいる。業界に新たな局面が訪れる前ぶれ、世界が動き出す兆候、そういったものに敏感であらねばならない。
そのためには当然ながら鋭い観察力が不可欠である。自分の欲やメディアの情報に振り回される人間には鋭い観察はできない。些事に流されるような人間は、フラットな視点に立つことができない。濁った目なのだ。
濁った目のまま予測を重ねても予測力は身につかない。例えば、「ソースは2ch」な人間はそのままでは結局2chの情報からしか予測を立てる力がつかない。
現実のさまざまな一次情報から予測する力はつかない上に、そもそも2chの情報から予測なんてムリな話である。つまり、観察力の低いままでは予測力なんてまるでつかない。このことはしっかり押さえておきたい。
観察力に関連して要約力や記憶力も重要である。観察したものを要約して整理しないとしかるべき時に情報を取り出せない。また、記憶力がなくても必要な情報を取り出せなくなってしまう。
情報を取り出せないと比較したり総合したりして結論を導くことはできまい。
記憶力については、超人的な記憶力は不要だが、普段から覚えようとすること思い出そうとすることは不可欠である。記銘と想起ともいう。
とはいえ、常日頃から先見しようとしていれば、記銘と想起は日々フルに酷使され鍛えられるからさほど心配は要らない。私は世の中の一部の人々のすごい記憶力の大半が先見の習慣によって身についたものだと思っているほどだ。
最後に、世の中の人(特に日本人)の圧倒的大多数は高い視点から人生や世の中を見る時間をほとんど持たない。また、見たとしたもそれを答え合わせしようという意識がない。
つまり現在は金余りではなく金足らずの時代であり、それが続くと予想されるからこそ企業や家計は必死に現金や換金性の高い預金・国債などの資産を溜め込もうとしている。
なるほど、この言葉が元増田との会話の中で出てきたものということを認識しないで現在=たった今この時(少なくとも今年)と字面通りに解釈したのですね。
元増田の言うところの内部留保をどう投資に回すかが問題という時代、あるいは無借金でお金を溜め込んでいる企業が増えた状況になっている「今」のことを現在と呼んでいます。つまり、ここ数年くらいという幅のある概念です。
この期間で、何度か(あるいは均衡実質金利の概念からして累積でみて)実質金利が均衡実質金利を上回るような状態が引き起こされているということを高どまりと呼んでいます。
「適正な金利水準」は「均衡実質金利(自然利子率)」ではないというあなたのレスを前提に議論してきましたが、上記引用を読むと「適正な金利水準」を緩和の目安(「実質金利が高どまり」「本来するべき緩和には足りておらず金利が高どまり」)にしています。それは「適正な金利水準」を「均衡実質金利(自然利子率)」扱いしているようにしか見えないのですが。
「適正な金利水準」は「均衡実質金利(自然利子率)」ではない、その通りです。
「適正な金利水準」を(十分な)緩和の目安にしています、その通りです。
ここからなぜ「適正な金利水準」を「均衡実質金利(自然利子率)」扱いしているように見えるのかが分かりません。
実質金利を「均衡実質金利(自然利子率)」より小さくすることは必要条件ですが、それで「適正な金利水準」となることの十分条件を満たすとは限りません。
言い換えれば、「我々がみな死んでしまう」長期に適切なインフレ率・経済環境を達成すれば良いのであれば、実質金利を「均衡実質金利(自然利子率)」より小さくすれば十分ですが、
現実的な期間で適切なインフレ率・経済環境を達成するには、それだけでは不十分であり「適正な金利水準」は別に存在するということです。
混乱を招いたとすれば、ここ数年に(そしておそらく今後数年に)均衡実質金利と比較して実質金利が上回っている(上回るだろう)時期・期間があることも、
「適正な金利水準」よりもたった今この時現在の実質金利が上回っていることも、両方を実質金利の高どまりと呼んだことにあるのかもしれません。
どちらも期待インフレ率が低いことによって、ゼロ金利にしてさえ実質金利を十分に下げられないことに起因する事態であるので、どちらも実質金利の高どまりと呼んでいます。
インフレ率が高いほどバブルを抑制するというのは渡辺氏の文章には出て来ません。当然サマーズ効果とは異なります。
渡辺氏の文章は経済危機発生時の緩和余地・糊代を大きくするためにはインフレ率を高めにしておくべきという文脈で引用していたのですが、
高いインフレ率がバブル抑制的であるというのもそこに説明されていると誤読されたのでしたら、どこか書き方が悪かったのかもしれません。
高いインフレ率が資産価格高騰を抑制するという話はVuolteenahoらの研究に示されています。
簡単に要約すれば、人々はインフレ率が高い時には実質金利がたとえ低くても調達コスト・リスクフリーレートを高く見積り、株式投資からの純収益が小さくなると見なすため投資をひかえがちになって価格が抑えられるというものです。
より詳しく知りたいならばCampbell and Vuolteenaho(2004)やCohen, Polk, and Vuolteenaho(2005)などを読んでみて下さい。
現在の日本のインフレ水準と比較して、あるいは現在の目標である1%と比較して高めということなので、(何度も述べていますが)2~3%の目標が望ましいということです。
この程度のインフレ率が望ましいというのは一般的な考え方だと思います。このあたりの水準を目標にしている中央銀行は多いです。
より高い目標をおいておくべきという方向の議論はブランシャールのような高名な方などによってなされています。議論としては一般的になってきたという段階で、まだ結論の大勢は決まってません。
だから、「金利ギャップが負(推定)なのに、金利が高止まりと強弁し続けるのは一般的ではないと思いますが続けますか?」と前エントリで確認したのです。
なぜ「だから」でつながるのか意味がよくわかりません。金利ギャップが負なのに金利が高止まりしていることがあるのは強弁でもなければ、よくあることです。
凡庸と天才ってよく対置されるじゃん?でも凡庸の反対はあくまで非凡。天才の反対は凡人。まったく別ベクトルなんだよね。凡庸な天才だって非凡な凡人だっているのだ。
芸術家は非凡な凡人が多い。凡庸な天才は勉強が全国上位レベルに出来る、でもそれだけってタイプっていう。
別に勉強じゃなくていい。仕事や勉強や趣味が異様なまでにさらっとこなせる。でも特別な(singular)ことは何もできない。凡事を非凡にこなせるってタイプの非凡人。
対して非凡な天才は非凡なことをこなせる。そういったタイプの人間が時代を変える。なぜか?凡事は代わりがいくらでもいるから。
全国100位レベルといったって日本に100人はいる。世界なら何千人といる。時が熟せば誰かがやる。単なる時間の問題なんだ。
往々にして我々はこう考えがちだ。すなわち、「難しいことを分かりやすくシンプルに説明できるのが天才」と。 いかがだろう?
先日、カントのような哲学書は小難しく言って気取りたいだけに見える、と聞いてぶったまげたよw
でも分かりやすく言うのって、凡事を非凡にこなすことの典型だよな。たとえるなら日本式のエリート官僚の仕事。代わりは沢山いるっていう。
名言でもそう。月並みな内容だけど、的確簡潔であるがために評価されるってタイプの名言、これは実につまらない。似たようなのが沢山あって、知れ渡り、使い古されているっていう。
知れ渡っているので、「名言なんてどれも当たり前のこと言ってるだけじゃん」とか言い出すヤツもいるw ちげーよっていう。
マンネリな目で見るからマンネリに見える。そして非凡なことを新たに周知されても評価できない。特異な新発見を周知する名言をスゴイと思った経験が一度もないのかっていう。でっていう。
しかしまあ、非凡=特異なことを分かりやすく言う、これは特異な天才性だな? そうだな?分かりやすく言うだけならサルでもできる。サルのような天才とハサミは使いようだけど。
新人社員にありがちなマニュアル指向。すぐに簡単な答えを欲しがる。自分で見つけようとしない。これは今大問題なんだぜ?
あいつら異様に分かりやすさを求める。そのくせ向上心あるヤツもいるんだよな?滑稽な光景。 簡単で分かりやすい方法があるならとっくに知られてますがなっていう。株式投資といっしょ。
ならば凡人でも良いから非凡なことをしようって話になるんだべさ。エッサホイサ。エイコサペンタエン酸。
ロングテール(笑)なんて言葉持ち出すまでもなくオンリーワンは馬鹿にならんよイマドキ。分かりやすいものはあっちゅうまに知られて、お得感なくなるもの。ライバルより先に情報入手しても大して差がつかずうま味ナッシン。
自分で非凡なことできない人はどうすればいい?見つければいいんだよ。分かりにくいものの中に宝石があるってこったい大腿骨体。
東京電力もダメ、ドコモもダメ、じゃあ次は三井物産、三菱商事を買うしか高配当狙えないじゃん。。。
せっかくだから、俺の株式売買で学んだこととか、いろんなこと書いてみる
素人はナンピン買いしちゃう。かっこよく言えばドルコスト平均法ってやつ?下がったから買い足す行為をナンピン買いっていうんだけど、だいたいうまくいかない。下がりだした株は上がりだした株より高確率で下がる。これ本当。
だから、俺はドコモをナンピン買いしなかった。だって、底が見えないもの。高配当だからって、また素人の買いを誘って、また素人からぼったくるんでしょ、きっと?だから、空売りする方がいいよね。
現物買だけでは、絶対に利益でない。下がり相場の時は空売りするのは当然。と、思ってたけど、案外空売りを知らない、やっていない素人って多い。チャートみたら明らかに窓開いちゃってる銘柄あるじゃん。今だったらKDDIとか??
そういう急騰した株はかなりの確率で下がる。だから空売りする。そりゃあ、そのまま天に飛び立つ龍のごとく上がっちゃう銘柄あるけど、上がるより下がるほうが株の価格は簡単に動く。
今まで、テクニカルで急落した株を買ってたけど、反発、押し目買い狙いって案外むずかしいね。だから、普通に順張りでよかったんだね。というか、中期的に順張り、短期的に逆張りという基本スタンスを忘れていたんだね。
だから、ドコモなんて買っちゃう、あれは配当だけが高いだけで、中期的、短期的にも下落トレンドだから本当に典型的なジリ貧株。だから、高配当というメリットがなくなったら誰が相手にするんでしょうね。
確かにキャッシュリッチだし、NTTグループの稼ぎ頭だし、なんやかんやで国内一位だし、良さそうに見えるけど、ああいう株はいかにも主婦ウケが良さそうだから買わない。そういう株はだいたい下がる。そして、素人がカモられる。
基本的に100万円以下なら本当にお金が増えない。練習って言っても金額がしょぼいから全然緊張感が足りない。だから、100万は最低でも貯める必要がある。
あと、安易に信用取引するなよ、死ぬよ?FXと同じ目に合う可能性あるからね。
どうせ、貧乏人が頑張っても100万円、踏ん張っても300万円だったら投資なんていう優雅なことはせずにいかに回転率を高めて倍にしていくのか、という投機をするべき。
だから、デイトレ、スイングトレードをしろ。それがいやなら、株を買うな。買ってもインデックス投信を買って黙って働いとけ。個別銘柄になんか手をだすな。手を出してもイオンを100株買っとけ。
株の本質は結局ギャンブルなのだから、だったら、パチンコ気分でやっているぐらいがマシ。
だいたい何でいきなり全額投資する奴がいるのか俺にはわからない。これは書くのも馬鹿馬鹿しい。
これも上と同じ。
俺です。配当狙いで株を買うとだいたいミスる。ドコモを安定収入のコアにしようと考えていた時点で俺は間違っていた。しょせんは一企業。JALだって一度破綻したんだ、あのナショナルフラッグ様がだよ!だったら、ドコモだって例外じゃないし、破綻はなくても配当ぐらい下げるよね。
あと、配当ってこれから税金が上がるからますます手取りが減るから良くない。変に配当しなくていいから、その分自社株買いして欲しいと思うのは、俺だけ?キヤノンを見習えという話。
あと、配当もらって、その分ゆうちょに定期預金している奴いるらしいけど、冗談だよね?
日本独特の株主優待制度はいい加減なくして欲しい。それより、配当。それより、自社株買い。別にトマト好きでもないのに何でトマトセットがくるわけ?近くにラウンドワンないのに、何でクーポンがこんなに来るわけ?ヤフオクで売るしか無いよ。面倒くさいよ。
株主優待制度こそ、庶民を集めてカモにするための装置にしかみえない。そんな株主ばっかりだったら、さぞ経営者はラクでしょうね。株主に愛されて良かったね!
さて、話題を変えて、今日スタートトゥデイを買った。これは賭けだね。悪材料出尽くしか、それとも一段安か、後者なら本当にZOZOTOWNの将来が不安になるね。キャッシュ持っているんだから自社株買いしろよ、って感じだけど、まあいいや。
あの社長だから何かサプライズというか、プライドが高い分どこかで見返してやろうと思ってるんじゃないかと期待。やっぱり、自社株買いして欲しいや
あんなレバレッジかけて、全力で買う、売るなんて普通では考えられない。
まだ株式投資を現物でやれば損も限定されるし、絶対に借金を背負うようなことは無いと思うんだけどな。
でも、それ言い出したら、素人がFXや株式に手を出す時点で馬鹿。
確かに地道に貯金しても今の御時世ならお金なんてたまらないし、一発逆転かけて、カイジになりたいと思うわな。
そんなこと、みんな知っているのに何でまた一生懸命貯めたお金をまたドブに捨てるようなことするの?馬鹿なの??
誰か、株式投資をやる人の気持ちを代弁してくれないでしょうか??
追記です。
トラックバックの中で、みずほ銀行について書いているものがありました。
確かに利回りが高そうでしたね。
http://blog.livedoor.jp/ringubareru-kabu/archives/3913645.html
言い方を変えれば、老人はなぜ金を持ってるのに使わないか?
将来が不安だからだろ。将来が不安だから、金を貯めこむ。金を溜め込むから経済が回らない。経済が回らないから将来が不安になる。
悪循環なんだよ。
だから、年金なんてものを作って、少しは消費に回してくれってのが現代社会。
貨幣を作っても作っても、消費やもっといえば、投資にまわらず、どんどんどんどん貯めこまれてしまうと結果経済が悪化する。
その部分を抜きに、経済は語れない。全てじゃないけど、重要な要素。
投資というと株式投資で、いちど株式投資にまわると、額を増やすことばかりに目がいって消費に回らない。これも結果貯蓄と一緒なんだよね。
==============================
他人からの強制ではなく、自らの意思で ~~~
興味があるからでしょう。
そして、小資金で、苦せず、楽して、短期間で
強い願望を持っておられます。
これは、人間なら当たり前のことであり、
実はこれを書いている私自身が25年前に
急騰しました。
手中にしてしまったわけです。(確かまだ20代と記憶しています)
ポンと購入しました。
楽して大利を得ることが出来ました。
私は、金欲に長けているのでしょう。
苦せず、楽して、儲かるものには、すぐに飛びつく、
まったく必要ないのです。
想像で申し訳ありませんが、
これをお読みの皆様も「苦せず」「楽して」「大儲け」を
私がこれだと思い、強くお勧めしている
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
■投資金は27万円
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
これ以上に、すばらしい投資手段があれば
1日も早くスタートをするべきではないでしょうか。
もし、決断が出来ない不安など、あればいつでもご質問ください。
===============================
◆ 本日の成績
http://www.utc888.com/newutc/koukoku/kou_yori_kekka.html
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◆入会申し込み、過去の実績
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(ケースによっては逆指値注文を置いたり、つなぎ売り等する程度)
その程度の作業で利益が数万~数十万って…。
これほど素晴らしいサイドビジネスってあるのか?と改めて思う。
メインでもサイドでもビジネスを立ち上げて純利益出す労力に比べると
圧倒的に株の方が合理的。
『80-20ルール(成果や結果の8割はその要素や要因の2割に基づく)』については
知っていたけど、まさにその通り。2割程度の作業量で8割の成果が得られる。
株は儲からない、大損するとしきりに主張している人がいるけれども
それは単にあなたが下手クソなだけ。
なぜ初心者が大損するのかよく理解できる。大損する方法、タイプ、投資スタイルも判明する。
高学歴であることが逆にマイナスであるケースもある(有名アナリスト(笑)がその典型)。面白いよね。