2012-11-11

特異な天才

凡庸と天才ってよく対置されるじゃん?でも凡庸の反対はあくまで非凡天才の反対は凡人。まったく別ベクトルなんだよね。凡庸な天才だって非凡な凡人だっているのだ。

芸術家非凡な凡人が多い。凡庸な天才勉強が全国上位レベルに出来る、でもそれだけってタイプっていう。

別に勉強じゃなくていい。仕事勉強趣味が異様なまでにさらっとこなせる。でも特別な(singular)ことは何もできない。凡事を非凡にこなせるってタイプ非凡人。

対して非凡天才非凡なことをこなせる。そういったタイプ人間時代を変える。なぜか?凡事は代わりがいくらでもいるから。

全国100位レベルといったって日本100人はいる。世界なら何千人といる。時が熟せば誰かがやる。単なる時間の問題なんだ。

往々にして我々はこう考えがちだ。すなわち、「難しいことを分かりやすシンプルに説明できるのが天才」と。 いかがだろう?

先日、カントのような哲学書は小難しく言って気取りたいだけに見える、と聞いてぶったまげたよw

でも分かりやすく言うのって、凡事を非凡にこなすことの典型だよな。たとえるなら日本式エリート官僚仕事。代わりは沢山いるっていう。

名言でもそう。月並みな内容だけど、的確簡潔であるがために評価されるってタイプ名言、これは実につまらない。似たようなのが沢山あって、知れ渡り、使い古されているっていう。

知れ渡っているので、「名言なんてどれも当たり前のこと言ってるだけじゃん」とか言い出すヤツもいるw ちげーよっていう。

マンネリな目で見るからマンネリに見える。そして非凡なことを新たに周知されても評価できない。特異な新発見を周知する名言をスゴイと思った経験が一度もないのかっていう。でっていう

しかしまあ、非凡=特異なことを分かりやすく言う、これは特異な天才性だな? そうだな?分かりやすく言うだけならサルでもできる。サルのような天才とハサミは使いようだけど。

新人社員ありがちなマニュアル指向。すぐに簡単な答えを欲しがる。自分で見つけようとしない。これは今大問題なんだぜ?

あいつら異様に分かりやすさを求める。そのくせ向上心あるヤツもいるんだよな?滑稽な光景。 簡単で分かりやす方法があるならとっくに知られてますがなっていう。株式投資といっしょ。

ならば凡人でも良いか非凡なことをしようって話になるんだべさ。エッサホイサ。エイコサペンタエン酸。

ロングテール(笑)なんて言葉持ち出すまでもなくオンリーワン馬鹿にならんよイマドキ。分かりやすものあっちゅうまに知られて、お得感なくなるものライバルより先に情報入手しても大して差がつかずうま味ナッシン。

自分非凡なことできない人はどうすればいい?見つければいいんだよ。分かりにくいものの中に宝石があるってこったい大腿骨体。

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