はてなキーワード: 憂鬱とは
セクシャルおじさんは憂鬱だった。セクシャルなランジェリーは華やかで、おじさんの心も晴れやかであるように見えたが、実際は憂鬱でメランコリーだった。
セクシャルおじさんには娘がいた。名をテリー美といった。おじさんは男の子が生まれたらテリーと名づけようと思っていたが、生まれた子供は女の子だった。しかしおじさんは諦めきれなかった。そこで苦肉の策として、テリー美と名づけたのである。妻は大反対だったが、おじさんは満足していた。やがて成長したテリー美は案の定、名前のせいでいじめられることになった。テリー美は父を恨んだ。どうしてこんな名前をつけたの。馬鹿じゃないの。死ねばいいのに。それに息もすごく臭い。おじさんは悩んだ。もちろん娘に罵倒されたからではない。思春期を迎えた娘が買ってきた下着をこっそり身につけてしまう自分の性癖について悩んでいたのだ。娘の下着でこんな破廉恥な真似をしていいものだろうか。だが悲しいかな、そんな罪悪感がおじさんをさらなる快楽へと導いていった。
破滅は突然やってきた。娘の部屋で下着を物色しているところをテリー美に見つかってしまったのだ。テリー美は無言だった。そして何も言わずに部屋を出て行った。父娘が、家族が、すべてが終わった瞬間だった。それはセクシャルおじさんが誕生した瞬間でもあった。おじさんはかつてない罪悪感と羞恥心と背徳感に襲われながら、盛大に射精していた。ドックンドックンと勢いよく噴き出す精液を眺めながら、これからはセクシャルおじさんとして生きていこうと決意したのだった。
あれから10年の月日が流れた。おじさんはもう50歳を過ぎていた。そんなおじさんが憂鬱な理由、それは街で娘の姿を見かけたからだった。成長した娘はすでに大人のレディになっていた。傍らには若くたくましい青年がいた。恋人だろうか。フィアンセだろうか。もしかしてもう結婚しているのだろうか。しかしおじさんには声をかけることができなかった。おじさんはランジェリー姿でゴミを漁っていたからだ。近隣住民の通報で駆けつけた警察官に頭を下げながら、おじさんは青年の声を聞いた。なあテルミ。――テルミ?テリー美じゃないのか。おじさんは一瞬にしてすべてを理解した。テリー美はテリー美という名前を捨て、テルミとして生きているのだ。テルミはどういう漢字で書くのだろう。照美だろうか。輝美だろうか。いずれにしても明るい未来が待っているような名前に思えた。
テリー美、いやテルミ。最後のお願いだから、もう一度だけあの頃のように、私のことをお父さんと呼んでくれないか。テルミ、Please tell me......
○朝食:ナポリタン
○昼食:ナポリタン
○夕食:のり弁
ナポリタンを作りすぎて、朝昼にわけて食べた。
○調子
正直よくない。
ゴールデンウィークなんて関係ないのに、ゴールデンウィークが開けたと思うと憂鬱で仕方が無い。
なんていうか、休む言い訳が立たないというかなんというか、かんというか。
放置していた、肝になるロジック周りを整理して、バグを修正してと色々やった。
まあ休み明けにしてはほどほどにやれたと思う。
やっぱりプログラミングは好きだけど、仕事って感覚もあって、なんだかちょっと疲れてきた。
休むために傷病手当を貰って休んでいるのに、仕事みたいなことをしていていいのか? という疑問すら沸いてきた。
彼氏がうつになりましてってことで、度々心配やら貰いうつやらになってきた私ですが、半年も経つといい加減慣れてきて、自己対応できるようになってきた。
さいわいなことに私は趣味が多いので、それで乗り切っていける模様。
最近発見したのは、昔好きだったアイドルのまとめ動画をひたすら観るってことだね。
異性に癒されるだけど所詮映像の中だけで浮気じゃないし、健康的。
今日は2ちゃんの恋人がうつスレをひたすら読んで、ああ未来ないんだろうな…とついうっかり憂鬱になってしまったけど、よしアイドル観ようって思えてテンション上げ直せたからね自力で。
彼氏には日常雑談メール送ったり送らなかったり、そのへんも完全に気分になってきた。
調子がいいときは2日に1回くらいで、放置状態に病んでくるとしばらくメールしない宣言したりとかしちゃってた。
でも調子がまたよくなると何事もなかったかのようにまた送るっていう。
別にこっちも十分振り回されてきたし、あっちは振り回されてるとか全く意識してないだろうしなんでもいいやって開き直ってる。鬱だから気にする余裕もないよね!
ちなみにスレによると欝による1年2年の放置は当たり前みたいで、私はまだ半年くらいしか経ってないから、もういっそ自由にやろうかなと思いつつある。
本当はクラブとか行かないでって言われてるけど、まだしばらく放置状態続くようなら、そういうのもべつに気分転換としてしてもいいかなみたいな。
気の置けない仲の人にまで、そこまで気を遣ってしゃべりたくはない、という思いが、いっそう褒めにくくしている。
で、ほったらかしにしていると、たまにケンカになってこれまた憂鬱な気分になる。
なんで、そんなに褒めてもらいたいんだろうか。
これは誰に対して?子供?大人?
子どもが、上手に絵を描いたり、歌を歌ったりすると
「良くできたね」「上手だね」って褒める。
”今までできなかったのに、できるようになったんだ!”という驚きのような感情がそう言わせる。
なので「褒めてよ」と言われて褒めるのは、本当に褒めていないし、そうも思っていない。
”今褒めたら喜びそうだ”と思って褒めるときの気持ちは、仕事の得意先に対して気を遣いながらしゃべっている感覚に似ている。
気の置けない仲の人にまで、そこまで気を遣ってしゃべりたくはない、という思いが、いっそう褒めにくくしている。
で、ほったらかしにしていると、たまにケンカになってこれまた憂鬱な気分になる。
なんで、そんなに褒めてもらいたいんだろうか。
■2014/05/02追記
「褒めてよ」と言ってくるのは、子どもではなく嫁です。
あと数年あるけど、最近1年が飛ぶように過ぎていくから多分あっという間だと思う。
というか、今既に怖い。
趣味や娯楽を楽しもうと思うと、常に「その年で」という言葉が付いて回る。
30代にもなってまだゲームしてるの?
30代にもなって、30代にもなって…
そして実際、いつも行動してる場所を見渡すと自分が最年長になりつつある空気を感じる。
40代以上の人はどこで何をしてるんだろう?いつも家族とおでかけ?家に引き篭もり?ゴルフ?釣り?
今は一人であちこちでかけている。
一人が嫌だとか、寂しいとは思わない。けど、最近は肩身が狭いと感じる。
なので今は同年代で一緒に出かけられる仲間を探している。
この間、時々一緒に出かけられるオタ仲間を探しているという人に思い切って声をかけてみた。30代だけどいい?って聞いたらその後無視されるようになった。
相手も30だったんだけどこの扱い。
既にこれなら、さらに年をとったら孤立するんじゃないだろうかと不安になる。
こういうと結婚しろと言われそうだけど、「一緒に出かけてもらうために結婚した」と相手に言われたら自分なら嫌だ。だからこれはやりたくない。
それに相手が「一緒にゲームのイベント行こう」と言ってOKしてくれるとは思えないし…目的が同じ人が見つかればいいな程度。
新しい事を始めたら始めたで「40代にもなってそんな事もできないの?」と言ってくる輩が居るんだろうし、
結局何をやってもどこかしらで叩かれると諦めるしかないのかと思ってるけど、今からその未来を想像すると憂鬱な気分になってくる。
高校時代に何をやっても「若者」と批判されて生きにくかったのと同じ物を感じる。
中年も生き難い。何をやっても「その年で」と言われる。辛い。
案の定電車も遅れ気味だ。
車内はいつも以上にごった返している。
人の乗り降りが多い駅でも頑なに入口付近から動かない女に舌打ちを食らわせたい気持ちを抑えつつ、今日も仕事に向かう。
このたった10分の間に、歩きタバコをしているおっさんを毎日3人は見かける。
別に個人的にタバコの煙は嫌いじゃないのに、何となく侮辱されている気分にさせられるのは何故だろう。
会社につくとまずは売店によるのが日課だ。
売店では昼飯を買う。弁当を作ってくれる人はいないし自分で作る気もないので、大体カップ麺を買う。
店員は競合店が存在しないからか、やる気の感じられない人が多い。
やる気ないなら辞めちまえ!と怒鳴りちらす自分を想像しながら小銭を渡す。
エレベーターに乗ると、別会社の事務員だろうか、美人なお姉ちゃんと出くわす。
ようやく会社に到着。
始業時間までおよそ15分。
ギリギリまでグーグルニュースを流し読みする。特に面白い記事はない。
ダラダラとやり過ごす。
上司が帰った後、15分程待った上で、自分も帰り支度を始める。
帰りも雨で憂鬱。
傘をさしながら自転車を漕いでる爺さんが横スレスレを通って行く。
爺さんのチャリのブレーキって何であんないうるせえんだろうなとかどうでもいいことを考えていたら、もう駅だ。
動線なんてお構いなしに突っ込んでくるリーマンや女子高生を何とか避けながらホームへと向かう。
ちょうど電車が来た。
車内が臭う。雨だからだろうか。
俺も凝視している。
中毒ってわけではなく、ただ単に他人と目を合わせたくないってだけだ。多分皆もそうだろう。
最寄り駅で降り、本屋へ向かう。
そこで俺は彼を見かけた。
物凄く太っていて鼻毛がボーボーで、ハアハア息を切らしながらラノベコーナーを徘徊している男。
それが彼だった。
彼は周りの目など気にしていないし、周りの人間なんて目に入ってなどいない。
目に映るのはラノベ、ただそれだけ。
わけもなく、ただただキモいなーと2分くらい思い続けたけど、後はもうどうでもよくなった。
帰ってもやることがないので酒を飲む。
週に7日は酒を飲む。
何か趣味を始めたいなーとか
色々思うけれど、結局は酒を飲む。
今も泥酔しながら大した理由もなく、特に面白くもない日記を書いている。
こうして毎日をやり過ごしている。
・仕事の一環である以上、上司の行為は会社に責任のあるセクシャルハラスメントと考えるべし。
従って
・今、憂鬱になってどうしようか悩む責任があるのは加害者である会社側
・被害者であるあなたは、自分が納得のいく条件で示談にしてもよいが訴えてもよい立場
少なくとも
・泣き寝入りや「無かったことに」は一番よくない解決
ゆーすけべーさんが以前に作ってたimeeroみたいな感じです。画像Blogをスクレイピングしてエロ画像を効率的に見るサイトです。
なお、先程解約手続きを済ませたので4月末くらいに見れなくなります。エロサイト自体にあまり興味がなく、ローンチしたらやる気が無くなったのです。
テスト駆動開発がやりたく、DSLに強いロック魂を感じたRSpec。
はやりに乗ってBootstrap。
特にCapistranoは名前がキュートでやっていることがカッコイイのでどうしてもやりたい技術でした。
あと、メインとなるRailsはこの記事に書いているスキルの中で唯一経験が無かったというのが一番の理由です。Rubyが好きなのもありますけどね。
いやぁ、退職しようとすると会議室で8時間説教されるって都市伝説じゃないんですね〜。
ところで転職活動をした感覚だと、今より給与が2倍出るところでも簡単に内定が出ることが分かりました。
転職活動やエロサイト作成を通して精神的な余裕も出ましたので、もう少しSIerそのものの問題、仕事の進め方などを熟考した上で、本当に正しいSIerのあり方を考えたいと思います。無理そうなら逃げます。
以上、よろしくお願いいたします。
職場で悪質ないじめを三年も受けていたのに、証拠隠滅されました。
どうしたら、事実を認めてもらえるのでしょうか?
本当に辛かったのに、わかってもらえなくて辛いです。
自分のことを好きか嫌いか、相手の態度見てわからない人なんていないですよね?
私の上司、前はものすごく悪意をぶつけてきて、すごかったんです。
例えば、私と一緒のチームの社員に「あいつと同じで最悪じゃない?ATフィールド張ってる?」と言ってきたり、「あいつはみんなに嫌われてるよ」などと言い触らしたり、たまたま会議で隣に座ったら露骨に嫌そうな顔してきたり、すれ違ったときに「気持ち悪い」とか言ってきたり…。
それで新しく入った総務の人に「働きやすい環境を作るのが義務だと思うので、職場のいじめをなくしてほしい」って言ったら、途端に態度を急変してきたのです!
だから総務の人に「そんなこと気にしなくていい」とか言われて、ショックでした。
私みたいに耐えられる人ばかりじゃないので、今後のためにも最悪な職場環境だったことを認めてほしくてしょうがないです。
それを防ぎたいんです。
どうすればいいでしょうか?
この話
http://b.hatena.ne.jp/entry/sosukeblog.com/2014/04/18/3661/
ブコメで、PVがどっときたら耐えられそうになかったみたいだから今のうち気づいていいんじゃない、みたいなはなしがあったけど
たしかになー
アフィなんてやってなかったけど、自分もそういうのがいやでいやで仕方なくなってブログ停止したことがある
ある問題についてかなり煽り入れて記事書いたらいろんなとこに引用されてPV異常に上がったのね
たいていは好意的な評価、中には絶賛してくれてる人もいた
でもそれがものすごくいやだったのね
だいたいその問題は、書き上げたら自分の中ではもう終りに近かったんだけど、続編とか期待されて
「何でお前に指図されなきゃいけないんだ・・・」
と不快感満載になったりして
いやあっちはもうあふれんばかりの好意で言ってくれてるんだけど
それはわかっているんだけど
実際次に行ってれば停止することもなかったと思うんだけど
そのへんな好意がいやでいやで
それが一番いやだったかな
なんだかんだでやめちゃって
完全に消したのは別の理由だったけど
その時は未練がなくなってた
消したのはもう戻らないしな
多分今でも叩かれるより絶賛されるといやになると思うし実際いやになってる
自分のペースでやれなくなるのがいやなのかな
よくわからんが
いまもブログ書くとそういうのが来るのかなあと思うと書く前から憂鬱になってしまう
こういうのは自分だけなのかなあ
なんと答えたらよいのだろう。
その日、僕達は買い物に出かけた。
買い物の途中で、急に彼女が不機嫌になった。
「ムキー!」とは怒らない。
無表情になり、ずっと黙っていた。
同じ状態になったことは、前に何度かあった。
その度に、僕は憂鬱な気分になる。
言動なのか、行動なのか。
僕達はいつも通りにおしゃべりをし、スーパーで食材を選んでいた。
僕はそう思っていた。
僕は諦めて寝ようとした。
「おやすみ」
「……私が怒ってるの、気づいてる?」
「そこまで鈍感じゃないよ」
「……なんで怒ってるか、考えた?」
「わからなかった。言いたいことがあるなら言って欲しいんだけど」
「……言いたくない。君に察して欲しい」
「そう言われた僕の気持ちを察して欲しい。察することができると思っているのなら」
「……」
「……」
僕達は付き合って3年になる。
結婚も考え始めた。
今日は雨か。
ほのか「せんぱーい!」
僕とは直接部署が違うけど、社員食堂とかで同席することがしばしばあった。
僕「あぁ。おはよう。」
雨のせいなのか、会社に嫌気がさしてるからなのか、どことなく冷たい感じで返事をしてしまった。
ほのか「どうしたんですかぁ?元気ないですよぉ?」
こいつは嫌なことがないのか?と思うくらい天真爛漫。
まぁ、この子がいるから営業成績が毎回ワースト3位内でも会社に行くのだが。
ほのか「成績悪いからですかぁ?」
僕「ソレもあるけどね。まぁ事情があってね。。。」
ほのか「あたしには教えてくれないんですかぁ?」
僕「そのうちね。。。」
会社まで徒歩5分。
ろくに会話するネタもないし、気分的に憂鬱なのだが、ほのかはそんなことはお構いなく話し続けてくる。
本当に話題の尽きない人だ。
こんな僕に比べたら。。。
ほのか「今日もがんばろうねっ!」
僕「あぁ。。」
会社に着く。
PCを立ち上げ、メールチェックと同時に、僕宛のFAX、郵便物の確認。
まぁ、成績も良くないし、当然それに比例して仕事の依頼とか、そんなモノは他の同僚に比べたら少ない。
仕方がないか。。。
缶コーヒーを飲みながら、一通り目を通していると、課長から呼ばれる。
うわぁ。。やな予感。
岸田課長「これはなんだね。」
件名:打ち合わせの件について
前略
昨日のお約束の件、時間までお待ちしていたのにもかかわらず、一向にお見えにならないので、今回の契約の件は破棄とさせていただきます。
何卒、ご了承の程よろしくお願いいたします。
岸田課長「君、昨日そういえば15:00に先方と打ち合わせだったね。」
僕「はい。。。」
岸田課長「君は何をしていた?その時。」
岸田課長「君はコレで何度目だね。だからいつも成績が悪いんだよ。どうお詫びするんだね。。。」
僕「・・・・・」
岸田課長「今後の取引も無くなってしまったではないか!!!!!大きい損害だよこれは!!!」
岸田課長「もういい。上の方に報告させてもらう。これだけ大きくなると私では対処ができない。お詫びに行くときは同行することだ!」
僕「はい。。。」
すっかり忘れてた。
いや、忘れてたのだろうか。そんなことはもはやどうでも良くなってきた。
机に戻る。
ほのか「どうしたんですかぁ?」
僕「大きな失敗をしちゃってね。。。」
ほのか「そうですかぁ。。。元気出してって言ってもだめかなぁ。。」
僕「うん。。。かなり凹んだなぁ。。」
ほのか「あ。いってらっしゃぁ~い。」
当然外回りする気力なんかない。
この先を考えるには絶好の日だった。
考えるも何も、もう僕の中では答えは出てる。
僕「実家に、帰ろう。もう無理だろう。。ここでは。。」
気がかりなことはある。それは、ほのか。。。
正直うざい時もあったけど、彼女がいるから今まで叩かれてもがんばってこれた。
でも、もうソレも終わりだな。。。と空を見ながら考えていた。
親父に電話する。
僕「あの、、俺だけど、、、」
親父「おー僕くんか。どうした?」
僕「俺、、会社辞めるよ。」
親父「何だ何かあったのか。」
僕「でかい取引パーにしちゃってさ、、、もう精神的にも無理だから、帰ろうかと思ってる。」
親父「そうか。。。まぁ決めるのはお前だが、帰ってきて欲しいと思ってる。」
親父は体が半分麻痺していて、生活するのにはちょっと一人では難しくなってきていた。
それを母親が何とか支えてる感じだ。
僕「また帰る日が決まったら連絡するよ。」
そういって電話を切った。
タイムカードを押して帰る。
時刻は18時。長い1日の終わり。
翌日、退職届を持って出社。
駅の階段で、やっぱりほのかが声をかける。
ほのか「おはよぉございま~す。せんぱいっ」
僕「あぁ・・・」
僕「あーもううるさいなぁ!ほっといてくれよ!」
珍しくほのかが悲しい顔をした。
そしてそのまま立ちすくんだまま、動かなかった。
そりゃそうだ。ここまで怒鳴った事はもちろんない。
何てことをしてしまったんだ。。。
最悪な最後だけどね。。。
出社。
メールのチェックとかもうする気も起きない。
どうでもいいことなんだ。もはや僕には。
課長が来た。あとはコレを渡して終わりだ。すべて。。。。
岸田課長「なんだ?昨日の件はもう上に報告したぞ。」
僕「いや、、、コレを。。」
僕「はい。」
岸田課長「わかった。。。じゃあ君の担当の案件の引き継ぎは、、、そうだな。石井君にしてもらおう。」
僕「申し訳ございません。」
引き継ぎと言っても、担当案件なんて一番少ないし、今日だけでクライアントには回れるさ。
そして、一日石井君と同行。。。。ほとんど会話することはなかった。
すべてが終わった。
帰り道、普段は飲まない酒を飲んでいた。
周りは新年会?なのか?
にぎやかな店の片隅で、携帯をいじっていた。
言わなくていいのか?辞めること。帰省すること。
今朝、あんなこと言っちゃったしな。。。
いやもういいんだ。東京のことはもう終わりにしよう。
電車もなくなりそうなので、帰ることにした。
肩の荷が下りたはずなのに、何か切ない。
『仕事できる男それが彼女の好み 気合い入れて勤めたのだが 忙しいわ つまんないわ』
そんなことを思いながら、自宅に着く。
玄関の前に何かあるな?
と、、、、
そこにいたのはほのかだった。
僕「ほ・・・ほのかちゃん?」
ほのか「せんぱい・・・・」
ほのか「今朝のこと謝ろうと思って、、、、」
僕「そんなのメールでも電話でもいいじゃんか!何時間待ってたのさ・・・」
ほのか「4時間ぐらい。。だって、メールとか電話で謝るなんて卑怯者のすることだもん!」
いつもの天真爛漫なほのかじゃない。珍しく感情を顕わにしてる。
僕「っていうか、もう電車もないし、どうするのさ。。。」
ほのかは黙ってる。。。
この寒空の中に放り出すわけにも行かないし、駅まで距離あるし、駅前にビジネスホテルがあるわけでもないし。。。
ほのか「帰ります。。。ごめんなさいね。。。突然来てしまって。。」
そういって、ほのかは歩き出した。
僕はどうすることもできず、階段を下りていくほのかを見ていた。
どこまで僕は情けない男なんだ。。
頭の中にはさっきのほのかの顔が浮かんでは消え、浮かんでは消え。
僕「ああああああああああもう!」
玄関を飛び出し、ほのかの後を追いかける。
どこだ?そう遠くにはいってないはずだ。
10分ぐらい走っただろうか。
駅までの道のりにはいない。
タクシーでも捕まえて帰ったのかな。。それが一番なんだが。。。
とぼとぼと引き返す僕。
星がきれいだ。いつもよりもきれいだ。
と、その時、突然視界が閉じられた、と同時に、冷たい感触が目のあたりを覆った。
ほのか「せーんぱいっ!」
ほのかだった。
この公園にいたのだ。
僕「お前ってやつは。。。」
怒りたい気持ちよりも、無事だったということ、そして会えた喜びの方が大きかった。
ほのか「せんぱいなら来てくれると思いましたぁ。でもここにいるとは思わないだろうなーっておもってましたぁ。」
僕「心配させやがって。。。とりあえず、、、その。。。帰れないんだったら、、、、家に来ない??」
僕「できるはずがないよ。。。」
ほのか「ごめんなさい。。めいわくかけちゃって。。。」
家までの道、お互い無口。
何を考えてるんだこの人は。
4時間も待ってたり、突然目隠ししたり、よくわかんない人だ。
でもそんなほのかが好きなんだろうな。。。僕は。。
僕「ただいまっと。。」
ほのか「お帰りなさい^^」
びっくりした。そういえばおかえりなさいとかずいぶんと言われてなかった。
とりあえず、寝間着の代わりになるモノを貸してあげる。と言っても、ジャージだが。。。
ほのか「いいんですか?」
僕「外で4時間も待ってたうえに、風邪なんか引かれたらたまらない。。」
ほのか「せんぱいだって風邪引いたら仕事できないじゃないですかぁ。」
伝えてないんだっけ。。。
今言うべきか。どうするか。
今しかないよな。。。
ほのか「え・・・本当ですか?」
僕「本当だ。」
ほのかの顔がだんだん泣き顔になってくる。
ほのか「どうして!どうして私に相談してくれなかったんですかっ!どうして突然辞めちゃうんですかっ!うわあああああん!」
大声を出して泣き出すほのか。
化粧なんか落とさなくていいんじゃないかって位に涙がこぼれ落ちる。
僕「ごめんな。。。黙って去りたかったんだ。。それと、僕今週いっぱいで東京出るから。。実家に帰るんだ。。」
ほのか「うわああああん!せんぱいがいなくなっちゃうよぉぉおおお!」
火に油とはこの事だ。
泣き止む様子もない。
僕はただ、ごめんとしか言えなかった。。
ほのかは泣きながら布団のある部屋に入っていった。
壁越しにでも聞こえる嗚咽。
僕はその嗚咽が聞こえなくなるまで、黙って起きていた。。
翌朝、起きるともう10時過ぎだ。
ほのかが朝ご飯を作ってくれたみたいだ。
と、その横に手紙があった。
せんぱいへ
夕べはありがとうございました。
では行ってきます!
P.S
まぁそう思いながら食べた。
あぁ。。。。。うまいわこれ。。。
食べ終わった後、引っ越しの準備に取りかかる。
まぁ、幸いにして荷物があまりないからすぐに終わりそうだ。が。。。。
こういうときに限って、懐かしいモノが出てきて、それに浸っているうちに夕方になってしまうとか、よくある話だ。
そのよくある話に陥ってしまった僕。
あぁ、ほのかと初めて話したのはこの旅行か。。。
ほのか「もしもーし。せんぱいですかぁ?今夜もおじゃましていいですかぁ?」
僕「は?どしてさ。」
ほのか「いいですよぉ~」
せめて昨日よりはきれいにしておかないと。
ぴんぽーん
ほのかが来た。
ほのか「ただいまぁ~」
僕「おかえりなさい。」
何か僕がお帰りなさいって言うのもヘンな話だ。ちょっと照れくさい。
僕「何???」
ほのか「あたし、会社辞めてきましたー!」
僕「は?」
ほのか「辞めてきたんですよぉ。会社。」
ほのか「せんぱいがいない会社なんてつまらないんだもん。だからやめてきたの。だめ?」
僕「だめって・・・・で、どうするのさ、僕は実家に帰るんだよ?」
ほのか「あたしも一緒に帰っちゃだめ????」
僕「あのねぇ。。。旅行じゃないんだよ?わかる?向こうに住むんだよ?」
ほのか「うん。せんぱいと一緒に住むの!」
ちょっと押され気味だ。
僕「どういうつもりで言ってるんだ?君は。。」
ほのか「あたしね。せんぱいが好きなの!すごく好きなの!」
ほのか「だからね、せんぱいが会社辞めるって聞いて、居ても立ってもいられなくなって、辞めてきたの。賭けだよね。。。コレで振られたらあたし最悪だよね。。。せんぱいはあたしが嫌い?」
僕「嫌いとかそういうんじゃなくて、その、、、あー、、、んーと、、、」
ほのか「はっきりしてください!」
僕「好きだよ!くっそーもう!好きだよ好きだよ!」
ほのか「だと思った^^」
ほのか「せんぱいはあたしのことが好きになる!ってずっと考えてたの。信じてたの。願いが叶っちゃった^^」
開いた口がふさがらないとはこの事だ。
何か振り回された気分。
でも、何かうれしい。
すごくヘンな感情が心を巡る。
僕「で、どうするの?」
ほのか「何回も聞かないでください。あたしも一緒に行くの!」
僕「それでいいのね?」
ほのか「後悔してませんよ^^」
晩ご飯はほのかが作ってくれた。
今度はできたてだ。
ほのか「おいしいですかぁ?」
ほのか「2日ぐらいでおわるかなぁ。。。」
僕「ん?何が?」
ほのか「引っ越しの準備。」
僕「ほのかの引っ越し準備もしないとだめなのか、、そういえば。。」
ほのか「あたしは明日明後日で片付けちゃうから、せんぱいもそれまでに終わらしてね!」
僕「あぁそうだな。。でもその前に。。。。電話しないと。」
ほのか「誰に?」
僕「親父にさ。。。。もう一人、連れて帰るわ、ってね。。。」
ほのか「。。。。うん。そうだね。。。」
テーブルの上には、社員旅行で撮った2ショットの写真があった。
ぷるるるるるるるるるるるる ぷるるるるるるるるるるるる
がちゃ・・・
親父「もしもし僕ですが?」
僕「あー俺だよ。来週には帰れそうだ。」
親父「そうか。。。急がんでもいいぞ。」
僕「いや、ちょっと急ぎたくなったんでね。。。」
親父「なんでだ?」
「もう一人、彼女を連れて帰るよ。。。」
そう親父に言ったとき、ほのかが後ろから抱きしめてきて、こういった。
「ありがとう。大好き。」
・今おきていることや話題になっていることをRTによってポータルサイトより早く知ることができる
・原発やTPPなど大きなニュースの動向をRTによって大体知ることができる
・反原発派やネトウヨなどの動向もRTなどによって知ることができる
・不案内な分野のニュースを毎日引用することによってその分野に慣れて勉強することができる
・重い。重い。重い。長時間アクセスしているだけで身動きできなくなるほど重い。
・重いのでリアルタイムでの会話には向かないときがある。フリーズすることがいやでリアルタイムの会話は避けるようになった。
・軽い時でもラリーのような会話になり安いのでちゃっとに慣れていない自分は疲れる。一往復くらいがちょうどいいので、リアルタイムに顔を合わせるツイッターはちょっと気まずい。タイムラグのある掲示板くらいの距離感がお互い楽のような気がする。
・言葉が汚いツイートが多い・・・気がする。フォローしてる人ならブロックすればいいが全然予期しないところから汚い言葉のRT爆弾が来るのが本当に憂鬱。ブロックしたらRTも来ないようになってくれたらいいのに・・・
・ブロックする・されるで気を使うのがいや。うらまれるのは序の口で、ブロックされたら攻撃されるという恐ろしい話もあるのでこれも憂鬱。
理性的に割り切って使えば学習ツールとしていいような感じはあるんだが、何しろ重くて、RTの言葉が汚いのが嫌。自分では防げないというのがよりストレスフル。何でみんなあんなにイライラしてるんだろう。いやイライラしててもリアルでは道にタンはいて回らないだろ。増田もそうっちゃあそうかもしれないが、「人を傷つけたい気持ちマンマン」な感満載で、ひっそりと言うだけで満足してる増田より黒いものを感じてしまってもうだめ。
コツコツやるにはいいツールなんだがなあ。情報ツールとしても便利なんだがなあ。
あの黒さがなあ。
追記
ニュースをいち早く知れるのはいいが、一日早く知ったからといってそれほど変わることもないしなあ。あそこにいると自然に知ることができるし、思わぬニュースも手に入るが、100回に一回のそれを期待して他のデメリットを耐える価値があるかっていったらなあ。
まず、あなたが大学でオーケストラをやろうと思っている理由は何ですか?
友達に誘われて?大学デビュー?新しい分野にチャレンジしたい?高校でやってた?
理由は何でも構いません。クラシックに興味を持っていただけるだけで私は嬉しいです。
そんなあなたの素晴らしいキラキラした瞳を「こんなはずじゃなかった…」と濁らせないために少し話をしようと思います。
ピアノを弾いていた方なら憂鬱な基礎練習を思い出していただければ言いたいことはわかるでしょう。
運動部だった方、自分の技能を上げるためにそのスポーツをやり続けるだけでなく、長時間の筋トレなどがあったと思います。
ただ、弾けた時の感動や舞台で浴びる拍手の音には何物にも代えられない価値があるように私は思います。
一つ一つ先輩に手ほどきを受けながら習いましょう。
大学ほどにもなると大抵経験者はいます。上手く弾けなくたって構わないのです。あなたのスピードで練習していきましょう。
焦って形にならなくて結局何だったのかわからないまま終わってしまった…と言うのが一番避けてもらいたい状況です。
大学のオーケストラは定期演奏会があると思います。自分が乗る曲の好きなフレーズを見つけ、「ここだけは弾ける」という部分を決めて…と言うのも極論としてはアリだと思います。
周りの人に流されず、音楽を練習し、勉強し、その中で楽しみを見つけられればと思います。
次に、経験者の方。貴方の主義や性格にそのオケは合っていそうですか?
あなたの入ろうとしている大学オケの過去の演目を調べてください。知らない作曲家がいますか?
意味の分からない演目があったら歓迎会などで先輩にそこはかとなくその曲が決まった経緯を聞いてみましょう。
あとこれは新入生の方にも言えますが、サークル費を調べてみましょう。
低すぎるのもどうかとは思いますが、若干高めな上その印象を抑えるために比較対象が都内私大オケになっているものには気を付けてください。
サークル費の高さはどこに流れているのか注意が必要です。ホールや指揮者・トレーナーの先生に充てていると言うのなら大丈夫でしょう。
ただ、サークル費を稼ぐためにバイトを頑張って単位を落としたり身体を壊しては元も子もないのです。
学生の本分は勉強です。自分の限界と相談をしながら楽しい大学オケ生活を楽しんでください。
言いたいことは実際はこのくらいだけです。
オーケストラは50人、100人規模の「アンサンブル」です。指揮者やコンサートマスターなどの存在はありますが、大人数で1つの音楽を作り上げる中で他では味わえない感動があります。
そして、音楽を通して様々な事を学んでほしいと思います。技術、感情、人との交流…そこには様々なものがあります。
辛いことも、嫌なこともあります。人が多くなればサークルの中でも苦手な人・嫌いな人は出てくるでしょう。
その人と何とかやっていくのか、辞めるのかは貴方次第です。
音「楽」という字面だけ見て、音楽は楽しまなければならないモノだと思い続ける必要性ははありません。
曲自体にも悲しみやジレンマを表現したものもありますし、音楽が全て楽しいものだとは私は思いません。
…
オーケストラほど「音楽」と言うもののために、これだけ多くの人と交流するは他にはないと思っています。
貴方の4年(6年)が楽しい大学生活と共にあることを祈っています。
最後に皆さんが失敗しないために私の知っている2人の学生オケ「失敗経験者」の話をしたいと思います。
後味の悪い小話ですので気分を害したくない方はここまででお帰り頂いた方が良いかと思われます。
また、これはどちらも大学以前にクラシック経験があった知り合いの話ですので初心者の方には参考にはならないかと思います。
(さらに、当人たちから聞いた話ですのでそのオケの悪い部分だけが誇張されている可能性も否定できません。)
それでは、1人目から
1人は割と厳しい高校吹奏楽の経験者で、(わかる人にはわかるかもしれませんが)吹奏楽部のようなドロドロとした中でひたすら技術と音楽理解を追い求めて行ったタイプです。
彼女が入った大学のオーケストラは割とゆるめのほんわかしたタイプのオケでした。
定期演奏会は有名作曲家を並べたもので、オケのメンバーもやる時はやるものの基本的には飲み会やおしゃべり多めといった雰囲気だったそうです。
彼女は2年目以降は(練習の鬼と言えばいいのか)練習一辺倒になり、周りから頼られつつも1歩引かれていたように感じていたそうです。
彼女は最後まで大学オケをやり切り、音楽だけは楽しかったと言っていました。
私としては個人的には仲間や先生方ともっと楽しんで欲しいかったなと思います。
2人目は逆にポップス曲や有名曲をやってきた高校オケ経験者で、入った大学オケが性に合わなかったと言っていました。
そのオケは技術メインで(技術一辺倒が悪いとは私は思いません)、各パートにトレーナーが付くほど本気な大学オケだったそうです。
彼は経験者と言うこともあり、サークルの枢軸といいますか、選曲などかなり重要な部分に関わっていたようです。
しかし、オーケストラがトレーナーや名誉顧問(?)のような人に半分牛耳られていて、定期演奏会の曲の案を出しても中々許可が下りず、毎回1,2曲不本意な曲を入れて妥協していたようです。
(夜な夜なサークルの選曲係系の幹部と一緒にヤケ酒をしていたとか。)
彼はさらに、高校オケの音楽の雰囲気と大学オケの頭でっかちな音楽のギャップにも耐えられず、役職交代のタイミングで退部届を出したそうです。
後味は悪いですが、話をこのぐらいで閉めさせていただきます。
(回避するためにインカレと言う手段もありますね。インカレはそれはそれで苦労はありますが、私は悪くない選択だとは思います。)
年寄りの妄言に最後まで耳を傾けて頂きありがとうございました。
これを見た人の中には「これは全く馬鹿げた意見だ!聞く必要もない!」と言う人もいると思います。
様々な人が音楽に、学生オケにそれぞれの思い入れ・考えを持つことは当然の事ですし、私とは真逆の事を思う人間がいることにも何ら疑問はありません。
ただ、こういう意見があると言う事を頭の片隅に入れて頂ければと思います。
私は皆さんに学生オケをするなとは言いません。むしろ積極的に参加して欲しいと思っています。
ラジオを聴くと何でか退廃的というか、憂鬱な気分になる。それもどのラジオを聴いても退廃的な気分になるのではなくて、ある特定のラジオ局をお昼とか夕方の時間に聴くと、そうなる。
なんでそうなんだろうと理由を考えてみる。
憂鬱な気分にさせるラジオ局は、全国で流れるFMの系列だ。(詳細は伏せる)
お昼はおそらく東京のスタジオで収録された番組で、夕方は、地元局の独自編成の番組だ。
それを聴き始めたのは中学生の頃で、その頃ボクはどこにでもいる不登校の中学生だった。
まだネット環境、どころかPC環境すらなかった。その頃ボクがどうして時間を潰していたのか、謎である。
おそらく新聞配達のバイトをして稼いだお金で、雑誌を買い、或いは画材を買って、絵を描いていた。
そう、新聞配達のバイトをしていたのだから、そこまでコミュ障ではなかった。むしろ、時には学友と遊ぶ日だってあった様な気がする。一学期に一度くらい。
とにかく様々な要因があって、ボクは中学校に行きたくなかった。
「学校は?」
ボクと、ボクの家族は、不登校であることを周りに秘すべきことであると考えたので、曖昧に答えた。
嘘をついているような気分になる。
そして、その時に流れていたのが、ラジオだった。
それは、不登校の中学生向けには作られていなくて、ボクはそこでも密かな疎外感を味わった。
ああ、それでか。
地域のボランティア活動に長年定期的に参加しているが、時に人間関係に疲れて全てを投げ出したくなる。
集まった人達は、大きなテーマは同じでも、目指すところが必ずしも同じであるわけではない。
人それぞれ様々な角度から、そのテーマを自分の色で見上げている。
話し合いをして、団体の方向性を大小その時々に決めて行くのだが、そこに人それぞれの様々な思惑が飛び交う。
それが、時としてものすごく煩わしい。
提示された課題に沿って、建設的な話し合いが十分にできれば、自分の考えと違う結果になってもストレスにはならない。
その場を利用しようとする人などの感情の渦にうっかり巻き込まれると、
ずっと消化できないモヤモヤが胸の底に溜まり、その日は眠れなくなったりする。
次の集まりで、その人と顔を合わすことを考えるだけで、その日一日が憂鬱になったりする。
離れたところに自分を置いて客観視していれば、煩わしさは無くなるがやり甲斐も薄くなる。
辞めてしまえばストレスはかからなくなるが、達成感や情報の共有や共感する楽しみも失うことになる。
結局、自分自身がその課題やそれを取り巻く人達と、どのような距離感で接して行くかを考えて、
どのような行動をとるかで、ストレスの度合いは変わっていく。
人前、特に大勢の前で話す時、顔に不自然な引きつり笑いが浮かんでしまう。
やべーまた変な顔しちゃってるよーと焦るほどどうにもならなくなる。
所在なさから高速でペン回しを始めてしまったりもする。(そんなことをしたら余計注目を浴びるのに!)
今までいくつかの克服トレーニングを試し、カウンセリングを受けたりした。
残念ながらあがり症は克服できていないが、以前ほどの絶望感はなくなった。
克服ではなく、あがり症とうまく付き合っていくという方法もあると気づいたからである。
少し照れながらも一生懸命な様子って微笑ましいものさ。大丈夫大丈夫!
目指せ、はにかみ屋!
しかし…しかし……ニュース映像で横田滋さん(この方もあがり症のように思われる)が映るとまた絶望的になってしまう。
微笑ましいどころじゃないよこれ! 不審だよ! なんでここで笑うの? 不謹慎だ、真面目にやれって感じだよ!
つらい…