はてなキーワード: ライフスタイルとは
本日は、はてなブックマークのブックマークコメントにおいて、2017年で最も多くスターを集めたアルファブクマカの増田さんにお越しいただいてます。
ブクマカから多くの支持を集めたブコメで、着実にスターを集めてきた2017年。
はてなーとなってから10年の時を経て、なるべくしてアルファブクマカと呼ばれるに至った現在。ブクマカとしてのこだわりや矜持について伺います。
ーーー早速ですが、2017年で最も多くスターを集めたアルファブクマカとして、率直に今の感想をお聞かせください。
まあ、驚いてますよね普通に。まさか自分が…ってのがあって。それこそ著名なブクマカなら他にたくさんいますし…。でも、それだけ多くの方に自分のブコメを賛同していただいたってことで、嬉しく思ってます、もちろん。
えー、最低でも100、かな。調子が良ければ120…はいく。タグだけの無言ブクマがそのうちの3割くらいです。
ーーー限られた時間の中でそれだけのブクマ、さらにはブコメまでつけるのは、非常に大変な事だとお見受けするのですが。
もちろん普段はちゃんと働いてますよ(笑)その合間を塗って、流れるように、ね。リズムが大事なんですよ。そこをとらえて習慣化すれば、案外と100の壁って低いですよ。
まずあさイチの布団の中ですよね。スマホのアラームが鳴って、停止させたらロックを解除して、そのまま流れるようにアプリを起動します。脳をしっかり目覚めさせるという意味でも、ここでたっぷり40はブクマしておくと後が楽です。それから朝食を食べながらの二巡目。あさイチのブクマのブコメ取りこぼし分を補いながら、更に10ブクマ。そして通勤途中でも10、昼休みに10〜20、帰りの電車でも10。ね、これで100いくでしょ
ブクマ、ブコメっていわば頭脳労働なんですよ。24時間365日、常に同じ気持ちでに向き合い続けてると、自然とこういうライフスタイルになるんですね。
ーーーブコメを書く時に気をつけていることというか、なにか特別に意識してることはあります?
そうですね…。えっと、特にない…ですかね。なんかすみません(笑)
ーーーいえ、いいんです(笑) つまり、率直な気持ちをブコメを書いてらっしゃるんですね。
まあ、そうなりますかね。ブコメって元記事に対する最大公約数的なものが結局は受けるんです。だから、記事を見て思ったことを、分かりやすく率直に、少し感情的に書く。それだけでもスターがつきますよね。
ーーー感情的に、ですか?
そうです。客観視するようなブコメももちろん支持されますけど、自分はそういうタイプじゃないんですよね。理論よりブクマカの心の動きを読むというか。おこがましいですけど、みんなの気持ちを代弁させてもらってるつもりで書くんです。感情的なブコメってことは、他人事じゃなくて我が事としてブコメするってことじゃないですか。そこにみんな自分の気持ちを置きやすくなる。
ーーーなるほど…
ちなみに、スターは意識しませんね。やるべきことをやったら、自ずと結果としてついてくるものだと思ってますから。毎日いいブコメをするには、毎日いかにスッキリ朝目覚められるかが大事。そういう生活の根本から始まってるんです。そのために、睡眠の質を上げることや、体に良いものを食べることも気を配ってます。
瞑想はしないですね、その時間があったらブクマ、ブコメしたいんで(笑)
さっきも言いましたけどスターを意識するとかえって自由なブコメができなくなるので、そこはあんまり意識しないで、あくまで自分の感情に正直にブコメしていきたいと思ってます。ただ、ひとたび自分のブコメにスターがついたら、それはもう自分の手を離れたものだと思ってます。あのブコメは、スターをつけてくださったみんなのものになったんだと。だから、手を離した瞬間から我が子の成長を願う親のような心境になりますね。しっかりみなさんを楽しませるんだぞ、と。そう思うと、自分はブクマ、ブコメ、そしてスターを通じて、人生の旅立ち、そして大いなる母の心…みたいなものを感じてるかもしれません。
ーーー素晴らしいお話をお聞かせいただきました。今後とも応援しています。本日はありがとうございました
ありがとうございました
33歳。
中高大と共に学んできた友人が友人じゃなくなりそうで悲しい。
女友達はライフスタイルの変化で疎遠になるなんてあるあるすぎてインターネットでもするめ話題なのはわかってる。
でも数少ない友人とそうなるのはやっぱり寂しい。
結婚しないならしないでいいのに。
そっちに舵を切ってくれればいいのに。
33歳、ずば抜けて美人でも高給取りでもないのにお前は何を言っているんだと思ってしまう自分が悲しい。
ハリーウィンストンの婚約指輪がほしいなら、タワーマンションで専業主婦をしたいなら、
毎月花を買って愛してると言ってくれる旦那がほしいなら、子供が欲しいなら、もっと他にやるべきことがあるだろう。
結婚が全てじゃないのに、結婚しなくても幸せになれる時代なのに、
話が噛み合わなすぎて辛い。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1601/22/news132.html
https://togetter.com/li/928562
リニューアルされる雑誌は多いが、ほとんどが、リニューアル後の内容について罵倒が多いのに、クウネルに関しては、上品に静かに悲しむポエムの山で、これがクウネルを買い支えていた層なのか、と驚いたものだった
実際クウネルは売れなかったので、生き残るためにリニューアルしたんだろう
既存の読者を捨てても、新しい読者が入れればよかったのだろう。
で、実際成功したんだろうか。これだけ炎上したのだから売り上げはもっと落ちたのではと思っていたのだが
http://top.tsite.jp/lifestyle/magazine/i/34417853/index
淀川さんが新編集長として『ku:nel(クウネル)』を50代女性に向けたライフスタイル誌としてリニューアルしてから、最新号2017年3月号でちょうど一年が経った。以来、『ku:nel』もまた売上を伸ばし続けており、淀川さんの手腕が光る。
まじかよ。
クウネルの既存の読者を失っても、新しくゲットした人の方が多かったってことかよ。結局リニューアルは正解だったのか。
でもアマゾンレビュー未だに低評価の嵐なんだよね、リニューアルして二年も経つのに。
売り上げが増えてる発言がいまいち信じられなかったので日本雑誌協会のデータを見てみたのだが
https://www.j-magazine.or.jp/user/printed/index
時期 | 発行部数 |
---|---|
2016/1~3 | 110,250 |
2016/4~6 | 102,000 |
2016/7~9 | 90,500 |
2016/10~12 | 84,500 |
2017/1~3 | 81,250 |
2017/4~6 | 77,500 |
2017/7~9 | 72,000 |
2017/10-12 | 70,500 |
……がた落ちやんけ!!!
え、待って待って、どういうこと。
売り上げを伸ばし続けているデータってどこにあるの?これ以外になんか分かるデータあるの?全然リニューアル成功してないようにみえるんだけど。
てか、リニューアル前までは10万あったのに、変わった途端桁落ちてるやん
それにしてもフランス押しやな
https://magazineworld.jp/kunel/back/
78 それでも私はパリに住む
リニューアル後から、パリとかフランスの特集がない回が一回もない!
こんだけフランス押しならもっとぱっと見たときに分かるようにした方がいいんじゃないの?
仕事でどうにもやる気がでなくて、やる気だすかーと思って自分プロジェクトのコミット増やすもやる気増えず、自分が悪いのにもかかわらずストロングゼロ9%を700ml飲んだあたりで自宅近くについてしまい「ちょっと飲み足りないかも」と思ってさ、居酒屋に寄ってみた。40代前半男性。
いつもは寄らない。帰途の道中コンビニによってビール買うだけなんで、でも引っ越ししちゃって。で、カウンターの娘がバングラデシュの人。へぇ、バングラデシュからなんでまた日本に、みたいな好奇心もあって3000円ほど飲んでしまう。イスラム教って何歳くらいから教えてもらうの?とか、へー、頭良い子はそのくらいから意識するんだ、みたいな。私も子供いるしね。話を聞いてた。
まぁ、たいした金額じゃないって事はわかってるんだけど、でも女性のいるお店で飲んだりはしないから、なんだかな。
思うのは、これちょっと早く帰って嫁さんと飲めば良かった。我々の子供もそれなりに大きくなって嫁さんも飲んで良くなった。飲みたければ自宅で嫁さんの話を聞きながら飲んでいいんだよなー、と。私は嫁さんの話がもっと聞きたい。そんなライフスタイルの方が幸福って増えるのかなーとか
俺はこれを東京ブルーブラッド現象と呼んでいる(単純にいうと東京至上主義)
エセ東京人が
実際は東京に住んでいない、もしくは23区内でない東京都は名ばかりの田舎に住む
東京23区に祖父母の代から住んでいて現在も東京23区に住んでいる本当の東京人ではない
単に勤務地が東京なだけで普段のライフスタイルは他県か田舎、ベッドタウンで寝起きする人形そのものの
よく九州・四国・名古屋・中国地方・大阪が馬鹿枠として文化の笑いものにするのを好むのに
東北のズーズー弁やダサすぎる埼玉の美的感覚(熊谷除く)、鹿児島(ごめん千葉と間違えた)の何もない意味でのクソど田舎、
なんてまるっきりネタとして取り上げられない
なぜなら視聴者は自分らを自称・東京人だと自負しているが仮にも生まれ故郷、
馬鹿にされたくないわけがない(ごめんこれも間違えた、バカにされたいわけがない)
群馬を馬鹿にして群馬県民が割と本気度たかい感じで切れるのはエセ東京人に仲間入りできないギリギリ(余裕で)アウトだからだろう
東京文化を信仰するためにも「未開で野蛮な異教徒」が必要であり
その標的として西や南の人間が使われ、自分らの出身地であり、東京に労働者を供給してくれている東北は使われないといったことだ
青い血なんてどこにもないのに、自分ら労働者に流れるのは高潔なそれだと思い込んでいる現象だ
アイコスは銀座や心斎橋の一等地にアイコスショップを開いていて、これまでのタバコの負のイメージを一新しようとしている。
アイコスやグローのパンフレットを読んでみると、まるでアップルのスマホのカタログを読んでいるような気になれる。
タバコというモノを売り込むのではなく、たばこを吸うスタイリッシュなライフスタイルを消費者に提案してくる。
今まで、タバコを吸うのは反社会的な人間か、イキる(格好をつける)人間にしか門戸を開いてこなかったけど、これで変わるだろうか。
有害物質を出来るだけ減らしているアイコスやグローは、排気ガスの量を減らしたプリウスと同じなんだろうと思う。
ディカプリオがオーナーとしてPRしたプリウスによって、車のイメージが一気に変わったように、タバコもイメージ戦略が大事だよね。
アマゾン・グーグル・フェイスブック・アップルが巨大になりすぎて健全な競争を阻害しているので分割すべきだ、という記事が一部で話題になっていそうなので訳してみました。
かなり長文です。
原文は http://www.esquire.com/news-politics/a15895746/bust-big-tech-silicon-valley/
図表中の文章などは訳していません。
あまり目新しいことを言っているようには感じませんでしたが、(長いおかげで)論点がまとまっているのは良いところかもしれません。
誤訳等の指摘あればお願いします。
あと、増田を使うのははじめてなのでその他変なところがあればごめんなさい。
(文字数制限に引っかかったみたいなので途中で切ります。続きは https://anond.hatelabo.jp/20180214160914とhttps://anond.hatelabo.jp/20180214161344)
4つの会社が人類史上かつてないほど我々の日常生活を支配してしまっている。アマゾン、アップル、フェイスブック、グーグルのことだ。私たちがみんな素敵なスマートフォンやクリック一発のサービスに夢中になっている一方で、この4つのモンスターは縛られることなく経済を独占し、ギルドの時代以降ありえなかったほどのスケールで富を溜め込んでいる。この状況に対して論理的にどんな結論がありうるだろう?巨大テクノロジー企業を分割するべきだ。
スコット・ギャロウェイ 2018.02.08
私は巨大テクノロジー企業にはとてもお世話になってきた。1992年に私が共同設立したコンサルタントファームであるプロフェットがしてきたのは、グーグルが変えてしまった後の新たな環境で顧客の会社が生き抜くための手助けだ。1997年に共同設立した高所得者向けeコマース企業であるレッドエンベロープも、アマゾンがeコマースに対するマーケットの関心に火をつけていなかったとしたら、成功をおさめることはなかっただろう。もっと近い例でいうと、2010年に設立したL2は、モバイルとソーシャルの波の中から、つまり企業が新しいプラットフォームの中での自分たちのパフォーマンスをベンチマークする方法を必要としている時代に生まれたものだ。
もちろん巨大テクノロジー企業は、別のレベルでも私に利益をもたらしてくれた。投資ポートフォリオの中のアマゾンとアップルの株の価格上昇は、リーマンショックでメチャクチャになった後の私の家計に経済的安定を取戻してくれた。最後に、アマゾンは私が教えているNYUのスターン・スクール・オブ・ビジネスのブランド戦略・デジタルマーケティングコースの生徒たちの今や最大のリクルーターでもある。こうした会社は素晴らしいパートナー、クライアント、投資先、そしてリクルーターでもある。20年にわたるこうした会社に関する経験と研究のすえに私がたどり着いたのは、奇妙な結論だ。今や巨大テクノロジー企業を分割するときだ、ということだ。
過去10年で、アマゾン・アップル・フェイスブック・グーグル――私は「四大企業」と呼んでいるが――は、歴史上他のどの商業体も成し得なかったほどの経済的価値と影響力を集積してしまった。この4つの企業を合わせると、2.8兆ドル(フランスのGDPに等しい)の時価総額、なんとS&P500トップ50の24%におよび、2001年のナスダックで取引された全株価に等しい金額にもなってしまう。
この金額はどれほど莫大なのだろうか?アマゾンを例にとってみると、5910億ドルの時価総額はウォルマート・コストコ・T.J.マックス・ターゲット・ロス・ベストバイ・アルタ・コールズ・ノードストリーム・メイシーズ・ベッドバスアンドビヨンド・サックス/ロードアンドテイラー・ディラーズ・JCペニー・そしてシアーズを足したよりもまだ高い
フェイスブックとグーグル(今はアルファベットになっている)は合わせて1.3兆ドルだ。世界の5大広告会社(WPP、オムニコム、パブリシス、IPG、電通)に、5大メディア企業(ディズニー、タイムワーナー、21センチュリーフォックス、CBS、バイアコム)、更に5大コミュニケーション企業(AT&T、ベライゾン、コムキャスト、チャーター、ディッシュ)を加えてもグーグルとフェイスブックを合わせた90%の価値しか無い。
アップルはどうか?時価総額9000億ドルのアップルは、世界でもっとも企業価値の高い企業だ。さらに驚くべきことに、アップルは32%の利益率を誇るが、これはエレクトロニクス企業というよりエルメス(35%)やフェラーリ(29%)といったラグジュアリーブランドに近い。2016年にアップルは460億ドルの利益を出したが、これはJPモルガン・ジョンソンアンドジョンソン・ウェルズファーゴを含む全アメリカ企業より大きい数字だ。もっと言うと、アップルの利益はコカコーラやフェイスブックの総収入より大きい。この四半期にはアマゾンが創業以来生み出した利益の2倍に達する数字を叩き出すだろう。
四大企業の富と影響力には驚かされる。どうしてこんな状況が生まれたのだろう。
“The Four(四大企業)”で私が描いたとおり、グーグル・アマゾン・フェイスブック・アップルのような、独占と大衆への影響力を持つ企業を作るための唯一の方法は、人間のコアな器官に訴えかけることでプラットフォームを本能的に受容させてしまうことだ。
私たちの脳は極めて複雑な問を投げかける程度には洗練されているが、そういった問に答えられるほど優れてはいない。ホモサピエンスがほら穴から出てきて以降、そのギャップを埋めるために我々が頼ってきたのは祈りだった。視線を天に向け、問を投げかけ、より知性のある存在からの反応を待つ。「子供は大丈夫でしょうか?」「私たちを攻撃する可能性があるのは誰でしょう?」
西欧諸国が豊かになるにつれ、体系的な宗教が我々の生活において占める役割は小さくなっていった。しかし問と答えの間の空白は残され、そこにチャンスが生まれた。伝統的な宗教から離れる人が増えてくると、我々は下らないことから深遠な問題まですぐになんでも答えてくれる全能の預言者としてグーグルを見るようになった。グーグルは現代の神なのだ。グーグルは脳にアピールし、バックグラウンドや教育レベルに関わらず誰にでも知識を提供する。スマートフォンを持っているかインターネットに接続出来るだけで、祈りは全て聞き届けられる。「子供は大丈夫でしょうか?」「クループ症候群の症状と治療法は…」「私たちを攻撃する可能性があるのは誰でしょうか?」「核兵器開発のプログラムを今でも行っている国…」。
自分がグーグルに告白したことのある恐怖、希望、欲望を全部振り返って、自分自身に尋ねてみよう。自分がグーグル以上に秘密を託した相手が他にいるだろうか。グーグル以上に私について知っている人間が他にいるだろうか?
フェイスブックは心にアピールする。愛されているという感覚は幸福への鍵だ。ルーマニアの孤児院で身体・精神の成長が阻害されている子供を研究したところ、発達の遅れは当初原因として想定されたような栄養失調のためではなく、他人の愛情の不足によるものだとわかった。しかし私たちの種の特徴は、愛されることを必要とするのと同じくらい、他人を愛することも必要とすることだ。発達心理学者のスーザン・ピンカーは百才を超える人の人数がイタリア本島の6倍・北アメリカの10倍にも上るイタリアのサルディニア島を研究した。ピンカーは、遺伝・ライフスタイル的な要因の中でも、人と人との間の近しい関係や対面での交流を重んじるサルディニアの習慣が長寿の鍵であることを発見した。遺伝よりもライフスタイル、特に社会的繋がりの強さが長寿の決定的な要因であるとする他の研究もある
フェイスブックが21億の月間アクティブユーザーに提供しているのは、他人を愛したいという欲望に火をつけるためのツールだ。高校の同級生をもう一度見つけるのは素晴らしい。引っ越してしまった友達と連絡を取り続けられることを知るのも良いことだ。赤ちゃんの写真に「いいね」をつけたり、友達の心からの投稿に短いコメントをつけて、私たちの大事な友情や家族の絆を固くするのには数分あれば良いのだ。
眼にとっての風景、耳にとっての音にあたるのが、本能にとっての「まだ足りない」という感覚、飢餓感だ。胃袋が素晴らしい食事の後でもさらに砂糖や炭水化物を求めるように、私たちの心は更なるモノを欲望する。本来この本能は自己保存のために機能していたものだ。つまり、食べる量が足りないことが飢餓と確実な死を意味するのに対して、食べ過ぎはそもそも珍しく、腹が膨れたり二日酔いになるだけだ。しかし今あなたが自分のクローゼットや戸棚を空けてみると、たぶん必要の10から100倍ものモノを持っていることがわかるだろう。私たちは理屈ではこれが馬鹿馬鹿しいことをわかっているが、社会や高次脳機能は我々のどこまでも欲望するという本能に追いついていないのだ。
アマゾンは消費する我々の巨大な消化管だ。アマゾンは栄養を蓄え、それをプライム・メンバーになっているアメリカの64%の家庭の心臓や血管に供給する。アマゾンが採用したのはビジネスの歴史の中で最高の戦略だ――「少なく与えて多く受け取る」――そしてその戦略を歴史上のどんな会社より効果的・効率的に実行している。
生存本能についで二番目に強力な本能は繁殖だ。性をもつ動物である私たちは、自分がいかに洗練されて賢く、クリエーティブであるかアピールしたいと思う。私たちは力を示したい。性も贅沢も理屈では説明できないが、アップルは、広告をヴォーグに載せ、スーパーモデルをプロダクトのローンチに呼び、店舗を自分たちのブランドのガラス張りの神殿にすることが、人の魅力的になりたいという欲望にアピールし、そして自分たちの利益率を向上させることに極めて早くから気づいていた。
デルのコンピューターは性能は良いかもしれないが、マックブックエアと違って、イノベーション階級のメンバー証にはなってくれない。同様に、アイフォンは単なる電話やスマートフォンではないのだ。顧客がiPhoneXに1000ドル払うのは、顔認証の大ファンだからではない。彼らは自分たちがいい生活を送り、芸術を理解し、自由に使える収入があるというメッセージを送っているのだ。それは他人へのサインだ。もし君が僕とつがいになってくれたら、君の子供はアンドロイドを持っているやつとつがいになるより生存確率が高まるよ、ということなのだ。実際、iPhoneユーザーはアンドロイドユーザーより平均40%収入が高い。iOSプラットフォームの上にいる人間とつがいになるのは、良い生活への近道なのだ。脳、心、消化管、生殖器。この4つの器官にアピールすることで、4大企業は自分たちのサービスや製品、OSを私たちの精神深くまで潜り込ませてしまった。彼らのおかげで、我々はより賢く、目利きのできる消費者になることができた。そして消費者にとって良いことは社会にとっても良い、はず、だろうか?
答えはイエスでもありノーでもある。四大企業は我々の生活にあまりにも大きな影響を持っているので、もし彼らのうちどれか一つでも無くなってしまったら、ほとんどの人は心底動揺するだろう。iPhoneを持てなくなり、検索にYahooかBingを使わざるをえず、フェイスブックに投稿した何年分もの思い出を失ってしまったときのことを想像してみるといい。アマゾンアプリからワンクリックで明日までになんでも注文することが出来なくってしまったらどうしよう。
一方で、自分たちの生活の相当な部分を一握りのシリコンバレーのエグゼクティブに預けてしまったせいで、我々はすでにこうした会社の負の部分についても語りはじめている。四大企業の独占が進むにつれ、懸念や、ときには怒りのささやきさえも聞こえはじめている。長年の欺瞞のあとで、我々はついに政府か、あるいは誰かがブレーキを踏むべきだという提案について考え始めたのだ。
こうした議論のすべてが説得力を持っているわけではないが、巨大テクノロジー企業を分割するべき真の理由であると私が信じる議論に行く前に、もう一度確認してみる価値はある。
巨大テクノロジー企業は、最初のギャングスターであるマイクロソフトの罪から学習した。このかつての巨人は当時自分たちの力を過信して、監督官庁や社会の中での自分たちのイメージをやわらげるためにPRキャンペーンやロビイストといった手段に頼る必要はないと考えているように見えた。対照的に、四大企業は若さと理想主義のイメージを売り込み、また世界を救うことの出来るテクノロジーの可能性を布教して回っている。
その気持ちは真剣なものだが、ほとんどが抜け目のない動機から来ているものでもある。単純な利益以上の何かにアピールすることで、四大企業は従業員の間で高まっている、いわゆる「理想追求型」企業への欲求を満足させることができている。四大企業の「ガレージ発明家」神話は、マンハッタン計画・アポロ計画の昔に遡るアメリカのサイエンスとエンジニアリングに対する敬意を上手く利用している。何よりも、これらの会社の漠然とした、それでいて理想主義的な宣言――”Think different”, “Don’t be evil”――が、最高の幻想を与えてくれる。政治的な進歩主義者は一般的に善意だが立場の弱い人々と見られがちで、ますます強力になりつづける企業にとって最高の隠れ蓑となってくれるイメージだ。
フェイスブックのシェリル・サンドバーグが女性たちに「一歩踏み出そう(“lean in”)」といったのは本心からだが、彼女は女性へのエンパワーメントに関する自分のメッセージが持つアイロニーについても触れざるをえなかった。彼女の会社はもともとハーバードの学部生の魅力をランク付けするためのサイトから生まれ、ましてや比較的多数の女性従業員を擁する産業――メディア・コミュニケーション産業――の数万の雇用を今も破壊しているのだから。
こうしたPRの努力は効果的だが、一方で彼ら企業にとって大転落を準備するものでもある。完璧な紳士に見えた人間が実はオピオイド中毒で、自分の母親に対しても酷い態度を取っていたことを知るのは大きな失望だ。紳士があなたと付き合ってくれるのが単なる金(クリック数)目当てだということを知るのはなお酷い。
初期にいくつかのインターネット企業を創業した人間としての私の経験では、四大企業ではたらく人々が他の成功している企業で働く人々と比べて特に邪悪だということはない。彼らは少しだけ教育程度が高く、少しだけ賢く、極めて幸運だが、彼らの親の世代と同様に、ほとんどの人はなんとか生計をたてようとしているだけだ。多くの人は人助けだって喜んでするだろう。ただ社会を良くすることとテスラの車の二択を迫られれば、ほとんどはテスラを選ぶだろう、というだけだ。そしてパロアルドのテスラ販売店の業績は好調、極めて好調なのだ。だからといって彼らが悪人だということになるだろうか?もちろんそんなことはない。ある資本主義社会における一営利企業の従業員にすぎない、というただそれだけだ。
我々の政府はGDPのおよそ21%にあたる年間予算で活動している。つまりこれが公園を開き、軍隊の装備を整えるためのお金だ。では巨大テクノロジー企業は公平な負担を支払っているのだろうか。ほとんどの人はノーというだろう。2007年から2015年の間にアマゾンは利益のうち13%しか税を払っていない。アップルは17%、グーグルは16%、そしてフェイスブックは4%しか払っていない。これに対して、S&P500平均では27%の税金を払っている。
そう、つまり四大企業は税金逃れをしているということだ、つまりあなたたちと同様に。ただやり方が上手いだけだ。例えばアップルは利益をアイルランドのような地域に移すという会計上のトリックを使っており、結果として世界で最も利益を挙げている企業が最低の税負担しかしないという事態が生じているというわけだ。2017年9月時点で、アップルは海外に2500億ドルを保有しているが、これはほとんど課税されない、そもそも最初から海外に持ち出されるべきではなかった財産だ。別の言い方をすれば、ディズニーとネットフリックスを買えるだけの資産をアメリカの一企業が海外に持っているということだ。
アップルだけではない。GEも巨額の税金逃れに手を染めている。しかし我々がそのことに腹を立てることがないのは、そもそも我々がGEを愛していないからだ。この責任は我々に、そして我々の民主的に選ばれた政府にある。我々は税法をシンプルにする必要がある――複雑なルールはそれを利用することのできる能力に恵まれた人々に有利に働きがちだ――し、それを実施できる人間を選挙で選ぶべきだ。
四大企業による雇用の破壊もすさまじく、恐ろしくなるほどだ。フェイスブックとグーグルの収入は2017年に290億ドル増えそうだが、この新しいビジネスを行うために彼らは20000人の新しい、高収入の雇用を生み出すだろう。
だがコインの裏側はそれほど輝かしいものではない。広告業はデジタルであれアナログであれ低成長の(ますます成長が鈍っている)ビジネスであり、このセクターがほとんどゼロサムであることを意味している。グーグルはマーケットを成長させることで新しい収入を得ているわけではない。他の会社のドルを奪っているだけだ。もし我々が五大メディアサービス(WPP、オムニコム、パブリシス、IPG、電通)をグーグルやフェイスブックの代わりに使えば、290億ドルの収入を得るためには219000人の旧来型の広告プロフェッショナルが必要になっていただろう。つまり、年間199000人のクリエイティヴ・ディレクター、コピーライター、代理店幹部が「家族との時間を増やす」ことを選択していることを意味する――ヤンキー・スタジアムほぼ4つ分が解雇通知を握りしめた黒スーツの人間で一杯になってしまっているということだ。
これまでのビジネスのサクセスストーリー例では、今注目の的になっている企業たちよりも多くの従業員を雇用している。P&Gは2017年の株価の急上昇を受けて時価総額2330億ドルとなったが、95000人の人間を雇用している。言い換えれば従業員一人あたり240万ドルだ。インテルはニューエコノミー企業でその資本があればより効率化を図れそうなところ、時価総額2090億ドルで102000人を雇用、一人あたり210万ドルだ。これに対してフェイスブックは14年前に創業された企業だが、5420億ドルの時価総額を誇り、一方で従業員は23000人しかいない。これは一人あたり2340万ドルということで、P&Gとインテルの10倍だ。
たしかに、これまでも雇用の破壊はあった。しかしこれほど上手くやる企業が出てきたことはない。ウーバーは新しい(低い)680億ドルという基準を設定したが、これがカバーする従業員は12000人しかいない。従業員一人あたりでいえば570万ドルだ。実際の道路と実際のドライバーを必要とするはずのライドシェア企業が、墓の中のヘンリー・フォードを激怒させかねないようなフーディーニばりのトリックを駆使して中間階級のサヤ抜きをしようとはなかなか想像できまい。
しかしウーバーは新しい区別を設けて、二種類の労働力を作り出すことでこれを成し遂げてしまった。「ドライバー・パートナー」、わかりやすく言えば請負業者ということだ。彼らを従業員名簿から締め出すことは、ウーバーの投資家と12000人のホワイトカラー従業員が680億ドルを「パートナー」たちと公平に分配しなくてよいということを意味する。これに加えて、ウーバーは200万人のドライバー労働者に健康保険も雇用保険も有給休暇も与えなくてよいのだ。
巨大テクノロジー企業の雇用破壊は、こうした企業に対して公平な税負担をさせるべきだという主張の強い論拠になる。政府はそれを職業訓練や社会福祉にあてることでその被害を抑えることができるからだ。しかし、雇用の破壊を政府による介入の促進剤とだけ考えないようには気をつけるべきだ。職の置き換えと生産性の向上――農民から工場労働者へ、工場労働者からサービス労働者へ、サービス労働者から技術労働者へ――はアメリカのイノベーション・ストーリーの一部だ。我々の 成功フリークたちに戦わせつづけることも大事なのだ。
核心に近づいてきた。外国の敵に自分の会社を、自国の民主的な選挙プロセスを傷つけるための武器として使わせることは問題、とても深刻な問題だ。2016年の選挙中、フェイスブック上のロシアのトロールページは金を払っておよそ3万件の政治広告を打った。でっち上げのコンテンツを見たユーザーは1億2600万人におよんだ。事態はこれでは止まらなかった。GRU――ロシアの軍事・諜報機関――は最近では混乱の種を蒔くためにより超党派的な方法を採用している。選挙の後も、GRUはフェイスブック、グーグル、ツィッターを利用して人種差別由来の暴力を扇動した。こういったことを防止するために、プラットフォーム事業者たちはほとんどあるいはまったく投資を行わなかった。GRUはフェイスブックの広告をルーブルで支払った。文字通りにも、象徴的にも赤旗だったというわけだ。
あなたがビーチかプールつきのカントリークラブを経営している場合、短期的にはライフガードをおかないことが利益につながる。主にアルゴリズムに依存しているフェイスブックがそうであるように、そういったビジネスモデルにはリスクがあるが、かなりの金額を節約できるからだ。巨大テクノロジー企業が社会的な利益のために、必要なリソースを自発的に投資するだろうと期待するのは、エクソンが地球温暖化の問題に対してリーダーシップを発揮することを期待するようなものだ。そんなことは起きるはずがないのだ。
しかし、単なる規制ではなくトラストの分割が必要だというアイデアを私が思いついたのは11月に、上院情報委員会のチェアマンであるリチャード・バーがフェイスブック・グーグル・ツイッターの相談役に泣きついたときだった。「国民国家に我々の未来を台無しにさせないでくれ。君たちが防衛の最前線なのだ」。まさにこの瞬間、選挙で選ばれた我々の代表が自国の防衛を、今買おうとしていた靴についてしつこく宣伝したり、友達の誕生日を思い出させることをビジネスモデルにしている会社に委ねようとした瞬間こそ、歴史における転換点だったのだ。
はっきり言っておこう。我々の防衛の最前線はこれまでずっと陸軍・海軍・空軍・海兵隊だったし、これからもそうあるべきだ。「ザック」軍団なんかじゃない。(https://anond.hatelabo.jp/20180214160914に続く)
既婚子持ち。
自分には少ないながらも、学生時代からの友人がいるが、妻は彼らのことをよく思っていないようだ。
自分は彼らを家に呼んで妻とも仲良くなってほしいのだけれど、一度も呼ばせてくれない。ましてや、自分一人が外に彼らに会いに行くのも嫌な顔をする。
確かに、自分は小さな子供らがいる一方、彼らは独身だったりして、価値観やライフスタイルが違うのは理解できる。だが、ここまで自分の交友関係に口を出されたりするととても不幸な気持ちになる。今日も、子供がいる前で、自分の友人のことで喧嘩になった。
彼らとはしょっちゅう会っているわけではない。仕事や子育て、家庭を優先しているし、友人と会ったとしても年に数回なのに。
いつかはマイホームで誰かを呼んで、みたいな夢を描いていたことがあったけど、どうでもよくなっている。
どうすればいいのだろう。
『お前は自覚がないだろうけど、お前みたくなったら「一族の恥」なんだよ!!!』
って直接本人に言ってみてえぇぇぇ。。。
他人の「生き方」とか「ライフスタイル」とかまで干渉する必要がないのだが、
ただ、少なくとも。。。
「俺」や「俺の親戚一同」の立場からみたら、はっきし言ってお前の生き方は間違いなく
「恥」
幼い頃は「自分らしく生きるとか辞めなさい」とか言われて、「なんて大人は子供たちを束縛するのだろう?」って反発したが、
今から思えば「『自分らしく生きる』の無意味さ」を痛感するなぁ。。。
「社畜」になれとは言わないが、「好き勝手生きること」には大きなリスクがあることも認識すべきだよなぁ。。。
『俺は人生に一か八か勝負をかけた』と豪語した以上、その「一か八かの勝負に負けた貴方」はちゃんと「背負った借金」は返してください。
それと一緒に、「ウシジマ君」と「カイジ」をもう一度熟読してください。
一人暮らししてたよ おとうさんになる前
クラブ行って ナンパして ※あなたの趣味やライフスタイルに合わせて、歌詞を読み替えてお読みください
(ライブ行って グッズ買って)
遊びの誘いを断ってたら 誘いが来なくなったよ
おれ おとうさんだから
おれ おとうさんだから
終電で帰っても朝7時に起きるの
おれ おとうさんだから
だいすきな趣味やめるの
おれ おとうさんだから
おれよりおまえたちのことばかり
おれ おとうさんだから
おれ おとうさんだから
少しはモテてたんだよ おとうさんになる前
考えるのは女のことばかり
おれ おとうさんだから
おれ おとうさんだから
おれ おとうさんだから
子供に股間けられても怒らないの
おれ おとうさんだから
いいおとうさんでいようって頑張るよ
おれ おとうさんだから
おれよりおまえたちのことばかり
おれ おとうさんだから
おれ おとうさんだから
もしも おとうさんになる前に
もどれたなら まいばん遊ぶよ
それ ぜーんぶやめてローンと生命保険
いま おれおとうさん
それ全部より おとうさんになれてよかった
おれおとうさんになれてよかった
おれおとうさんになれてよかった
おれおとうさんになれてよかった
※「オレ 父親だから」 https://anond.hatelabo.jp/20180209131525 に触発されて書きました。
ライフスタイルという言葉から、そういう「口説き方」や「浪費の仕方」レベルの話を連想していること自体が、精神的な貧困なのです。
彼らの全てを真似しろとは言ってないんだから、手始めにこの休日は外出し、図書館なり博物館なりミサなり行ってはどうよ。
もちろん、タバコを止めるのは最低限の条件です。
https://anond.hatelabo.jp/20180204120214
こういう意識高い馬鹿が未だにはびこってるのが日本の病理なんだろうなとは思う
普通に考えてもみろよ、金持ちのライフスタイルって金持ちだからできるんであって、一般人や金持ってない若者がやったら破産一直線だぞ
ゲリラ部隊が正規軍相手に正規戦仕掛けたら、なすすべもなく粉砕されるのと同じだよ
お前ら普段は英語覚えたての中学1年生のアホみたいに横文字使う癖に、コアコンピタンスという意味も知らんのかと
俺らがイケメンアーティストやイケメン俳優の真似して女口説いてみろよ、10秒で110番されてポリスメンが召喚されるわ
逆に普通の女性が、超絶美人だったり美少女の真似をして立ち回ったりしてみろよ、3秒で白い目で見られてスマホで映像取られてツイッターで晒しものにされてニコニコ動画で例のアレタグ付きで一生ネットのおもちゃ確定だよ
なんかキラキラしてる人がライフスタイルとして喧伝しまくったからなぁ
金持ちになりたいなら、金持ちのやってることから学ぶべきという話。
今のライフスタイルを変えるつもりはないけど、金持ちになりたいっす、みたいな話は無理でしょう。タバコ吸ってるけど長生きしてえ、みたいな話。
自分に何が足りないのかを知らなければ、それを補うこともできないでしょう。