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はてなキーワード: スケールメリットとは

2015-08-07

http://anond.hatelabo.jp/20150807110359

高級な食材スケールメリットを活かして安く入手し、

プロが日夜研究を重ねたレシピを使って、

器具や環境に多額の投資をした上で、

提供されているのがファミレス料理だ。

ファミレスは美味しいが俺はもっと美味しいものを食べている」なら分かるが、

ファミレスは不味い」というなら世の中のほとんどのものは不味いということになる。

よっぽど舌が肥えているんだろう。

2015-05-09

http://anond.hatelabo.jp/20150508235748

...

自治会単位での運動会などがあってヨソモノのアウェー感半端ない

ここまでは田舎なら大概ある。

ただ、長野市住みなんだろうけど、長野市、って言っても他の県庁所在地に比べたら僻地側がホント僻地

元村みたいなところが多いのでそういうとこに住んでんでしょ?

移住者善光寺御開帳や北陸新幹線延伸、長野オリンピックなど外側のものにばかり固執、期待し新たに自分で生み出す気がない。

居住者に固執、って意味が分からない。

善光寺長野のものだし。オリンピック長野でやったものだし。

逆に他の都市が何をしてるのか、と。

移住者してくる人がまた自然派気取りで気持ち悪い。

お前ほどじゃないだろ。

・車がないとまともに移動もできないのに駐車場のつくりがへったくそ

お前が駐車下手な上にクソみたいな安物件に住んでるからだろ。

歩行者偽善的な優しさを見せ、後一台行き過ぎれば歩行者普通に渡れるくらいでも停車して歩行者を渡らせる。

???

県庁所在地にも関わらず県内の他の都市よりも文化芸術ビジネスに圧倒性がない。

元々松本県庁所在地だったのもあるし、

土地性格上、「長野市を中心にして集まる」と言う県ではないので。

・(長野県全体的に)おらが村にも式で小さい市町村にもホール施設分散し、スケールメリットという言葉を知らない。

上の理由も。

ってか、スケールメリットをどうしたら発揮できるのか、他でどう発揮してるのか、1つでもいいから挙げてみてくれない?

ドヤ顔教育県とか言ってくる割に全国規模の大きな本屋もない。

教育県に関しては長野で育った人間が一番良くわかってる。

ちなみに、県のトップである長野高校センター試験平均値奈良県全体の平均値より低かった事があったとか。

地域の2番手以降の学校へ行ったらまともな大学へいけない。

北東北並みの気温のくせに二重サッシ、追い炊き等の住居が少ない。

からお前が貧乏なだけだろ。

・めしやがまずい。

からお前が貧(ry

仕事でお弁当を頼んでみても、まるで洗練されていないお重ではなく、平べったい持ちにくいやっすそうな弁当容器、パッとしないお弁当の中身。

(ry

2015-05-08

長野が嫌い。

住んでしばらく経つようになったが、長野が嫌い。

全く愛着わかない。前住んでいたところだって同じくらい経てば愛着湧くようになってたのに全くわかないどころか嫌いすぎる。

考えてみると

・年に1回初夏に自治会でどぶさらいをさせられる。出欠がとられ、欠席した場合は2,000円も徴収される。意味が分からない。

隣組という名のおどろおどろしい自治組織回覧板回したりなど。

住民自治協議会というおどろおどろしい名の自治組織がある。

自治会単位花火だの獅子舞だのに協賛金を求められる。

自治会単位での運動会などがあってヨソモノのアウェー感半端ない

・白バラ会という名の選挙推進の女性自治会下部組織?がある。

移住者善光寺御開帳や北陸新幹線延伸、長野オリンピックなど外側のものにばかり固執、期待し新たに自分で生み出す気がない。

移住者してくる人がまた自然派気取りで気持ち悪い。

・車がないとまともに移動もできないのに駐車場のつくりがへったくそ

国道ですら右折入庫・出庫してきてもう激突してやりたい。

歩行者偽善的な優しさを見せ、後一台行き過ぎれば歩行者普通に渡れるくらいでも停車して歩行者を渡らせる。

県庁所在地にも関わらず県内の他の都市よりも文化芸術ビジネスに圧倒性がない。

・(長野県全体的に)おらが村にも式で小さい市町村にもホール施設分散し、スケールメリットという言葉を知らない。

ドヤ顔教育県とか言ってくる割に全国規模の大きな本屋もない。

北東北並みの気温のくせに二重サッシ、追い炊き等の住居が少ない。

・めしやがまずい。

仕事でお弁当を頼んでみても、まるで洗練されていないお重ではなく、平べったい持ちにくいやっすそうな弁当容器、パッとしないお弁当の中身。

ざっとでもこんな感じだった。もういいだろ脱出させてくれよ。そりゃ人口減少するわ。

2014-09-01

http://anond.hatelabo.jp/20140901223659

あかんやん。

雇用も減る、無駄も減る、利益海外に流れる。

つーか、運送業までアメリカに握られたらそいつは辛い。

あれほとんどインフラみてーなもんだからな。

つーか、それイノベーションっていうの?

外資による征服って言った方が正解のような。

つっても、アマゾン自体運送業の運賃をスケールメリット

叩きに叩いて今に至ってるからなー。

自前で、既存業者より劣るスケール会社を立てて

果たしてマネタイズできるかっつーと、まぁ無理じゃね感ある。

あいつらが提示する額で、自前の運送業者自弁するっつーのはまぁムリだな。

既存大手スケールありきのお値段なわけで。

しかも、日本全国津々浦々を網羅する運送網を作るには、既存大手買収しか手がねーけど

既存大手買収したところで、現在より運賃下がるわけでもねーからな。

2014-02-13

新卒ベンチャー企業入社すること

新卒入社したベンチャー企業を4年で退職し、キャリアップにつなげ今の会社で好きなことを仕事にしている。

リア充アピールしまくっていたら、なぜ新卒ベンチャー企業入社しそれが今やってることに反映されるのかを聞かれるようになった。

時期的にもちょうど良い時期なので、その辺のことを書いてみる。

僕はキャリア形成の途中だからえらそうなことは書けないので時系列で書いてみる。

就活時期

当時僕は修士課程で、研究室メンバーバケモノだらけで「研究」という仕事に自信喪失していた。

なので博士課程へ進むのではなく、就職をしようと思った。

当時、僕はリーマンショック一期生で、外資系企業入社したくてもそもそも募集していなかったりした。

まわりの就活生はメーカーインフラ系を受けていた。

そんな中で僕はベンチャー企業ばかり受けていた。

そんな僕に対して研究室先生は、

企業という組織で働く意味を考えろ。スケールメリットを得るために企業入社するんだ。

大企業に入ってからベンチャーへは転職できるけど、逆はない。」

と、言い。この2つの理由から僕の就活スタイルを否定していた。

僕はそのとき、良くも悪くも自信過剰でどこへ行ってもうまくやれると思っていた。

から大企業メーカーインフラみたいなところへ行くのは同期に任せて、僕は唯一無二の経験が得られるような選択をしたかった。

起業するとかも選択肢としてはあってうまくやれる自信もあったが、それは当時は現実的じゃなく準備不足だった。

から先生からの助言は無視してベンチャー企業新卒として入社することにした。

ベンチャー企業入社

新卒一年目で目立つ部署に配属された。

その部署に配属された経緯は説明されなかったが、たぶん僕の学歴が高かったおかげだと思う。

というのは、同部署に配属された同期も学歴が高かったからだ。

この部署はいろいろなことをやらしてもらい、いろいろな困難がありたくさん悩めた。

上司や先輩もほどよい距離から見守ってもらい、成長できたと思う。

転職を考えはじめた時期

最初部署から異動した。

移動先はあまり目立たない部署とは言え、社内でも比較的中心的な部署だった。

しかし、新しい仕事は割り振られず、チームで問題が発生しても議論に入れてもらえずチームの仕事をすることができなかった。

本当に仕事がなく「社内ニート」状態だった。

このときこのままではキャリア形成が止まると焦り転職を考え始めた。実際に転職する2年前のことだ。

このときから僕がもし今転職したらどういう履歴書になるか、それはどれくらいの価値なのか、を意識し始めた。

この時期に「転職したい」と誰かに相談はしなかった。

余談だが、「転職したいわー。やめたいわー。」と言ってるやつに限って会社辞めないし転職活動もしない。

バリューアップ時期

部署は変わらなかったが、社内でも困難な仕事をふられるようになった。

仕事は難しいが楽しかった。

このとき、今の経験履歴書に書いても評価されると考えていた。

実際、転職時に役に立った。

ハードスキルもそこそこに、リーダー経験もついたため履歴書にハクがついた。

このときわずかにいる社内評価が低い同僚にいらいらし始めた。

彼らはチームプレーが苦手で、個人プレーとしての評価も低かった。

きっと彼らは望んで企業という組織に参加したのではなく、消極的な理由でここにいるんだろうと思った。

研究室先生の助言を思い出し、あんな当たり前のことを知らずに生きている人間がいることに驚いた。

転職活動時期

急に今の仕事がつまらないものにみえ、今まで楽しかったことも楽しめなくなった。

このまま今の仕事を続けてもキャリアの先がないように思えた。

部署異動を願っても、本当に自分がやりたい仕事はこの会社にはないように思えた。

そう思ってくると、手が動かなくなって目の前の仕事パフォーマンスも下がり、このままでは社内ニートにまた戻るのではないかと思った。

急いで転職エージェントと手当たり次第面談し、ソーシャル求人で手当たり次第会社訪問した。

このとき新卒時と違って、自分が何が得意で何がしたいかわかっていたし、その根拠となる経験も示すことができ楽に就職活動ができた。

転職活動中に最良と思える選択肢を見つけ、転職活動を終えた。

転職

転職に際し、いくつかのキャリア形成に関する本を読んで悩み、家族とも相談し、結局大手会社に行くことにした。

研究室先生が言ってたベンチャーから大企業へいけないはうそだった。

給料はあまりあがらなかったので、半分本当かもしれない。

なんで今の会社に入ったかは、自分の今後のキャリア形成を考えた上での判断だ。

だけど、ここではこのことについて触れない。

現在は、自分100%を僕がやりたかったことに集中できていて、仕事楽しい

こう言うと業種・職種を180度変えたように聞こえるかもしれないけど、ほとんど変わってない。

だけど楽しい

転職後、転職後の会社新卒で入ってきた同僚と僕を比較すると、

ハードスキルは負けているところはあるが、ソフトスキルで十分勝っている自信はある。

ハードスキルも一部の能力では十分勝っていると思う。

転職して間もないので自信を持って言うことはできないが、ベンチャー企業へ行った経験はよい経験だった。

現在就職活動をしている新卒の方へ

なにが有益情報か分からないので、こんな小学生みたいな作文を書いてしまった。ごめん。

僕が思うのは、新卒就活時にハードスキルがなさ過ぎることに対して必要以上に卑屈になる必要はないと思う。

もちろん、学会で賞とったとか有名OSSコントリビュータでcommit数何件とか、そういうハードスキルの証明になるようなことはアピールすべきだと思う。

けど、それがないからって卑屈になる必要はなく、自分ソフトスキルをアピールできれば良いと思う。

その上で、自分がこれからどうなりたいかをしっかり考えるべきだと思う。

ハードスキルもソフトスキルもない人には、アドバイスできるほど僕は経験つんでないので、ごめん。

2014-01-21

20年後、日本国内米不足に陥る

100万円賭けてもいい。

10~20年後には、日本は必ずコメ不足に陥る。

今の高齢零細コメ農家引退ないし死亡し、その子供の多くは非農家で跡を継がない。

農地秋田にあって、相続人たる子供東京」とかだと、子供兼業できないから、そのまま耕作放棄へ。

政府は「大規模農家不在地主農地を集約する」と絵空事を言ってるが、

散在している零細農地が複数になったところで効率は上がらない。

農地がまとまっていたら(散在してなければ)多少はスケールメリットが出るが、

「300m離れて零細農地、また700m離れて零細農地」とモザイク状に飛び飛びだと、非効率ママ

引退農地相続農地は、政府の都合のいいように「連続して出現」してくれない。

実際には

「2014年には1200m離れた農地引退で空き、2016年には700m離れた農地相続で空く」

という具合に、ランダムに不規則に出現する。

自分の隣の農地に空きが出た」のなら、意欲ある農家はその農地も取り込んで規模拡大&効率化するかも知れない。

だが「自分の隣の隣の隣の隣の農地」なんかだと、大して効率上がらないから積極的に拡大に走らない

逆に言えば、引退相続農地の「お隣さん」が、若くて積極的農家だったら借り受けてくれる可能性あるが、

「お隣さんも数年後にリタイア予定」とかだったり「お隣さんも兼業農家で、拡大意思なし」だったら、まず借り受けてくれない

そもそも、相続に発展してしまった場合相続手続が完了しないと農地貸し出しが出来ない。

相続手続きや登記手続きは義務じゃないから二束三文農地相続手続は放っておく遺族も多い。

農地経済価値より、相続手続費用の方が高額と言うバカバカしいケースだと、まず放置される

(遺族の中に認知症患者がいて、相続手続きが一向に進まない、というケースも多い)

ということで、相続に至った場合

「ちゃんと遺産分割協議して、相続手続を終えて、更に農地貸し出しに至るケース」の方が少なくなってしまう。

農水省はちゃんと、

零細コメ農家の年齢構成、平均余命相続手続率などに基づいて、

「2020年/2030年の営農農家数」「2020年/2030年の予測コメ生産高」をシミュレーションしてるのか?

甚だ疑問である

日本半導体王国・電機王国で、アメリカ相手に貿易黒字を積み上げていた時代に、

日本半導体・電機が衰退し、日本貿易赤字に転落する」と予言したら笑われていただろう。

だが実際はその通りになった。

コメ余りの今、「将来コメが不足する」と予言したら笑われる。

だが確実に足らなくなる。

20●●年、コメが足らなくなった時点で、農水省はどう対策するのか?

泥縄農業参入を促進しようとしても、「翌年からコメが取れる」と言う訳には行かない。

工業サービス業なら、訓練研修時間は短いから、急遽対策できなくもないが、

農業場合「年に1回しか収穫できない」と言う農業特性上、急遽対策しても

対策が奏功するのに数年掛かる。

2013-11-22

少子化問題を速攻で解決する方法出産インドアウトソーシングする。税金で。

いつもお世話になっております増田です。

私が仮に少子化問題担当大臣になったら以下のシンプルな政策を実行します。

2013-11-06

俺の課金ゲーがサービスの訳が無い

http://anond.hatelabo.jp/20131105233601

アイテム課金ゲームコンテンツではなくサービスであり、サービスビジネス世界ではトップクラス企業しか生き残れないが、

トップクラス企業だけはどこまでもサービスを拡大して膨張していくものからです。

えー。過去どれだけのサービスが生まれては消えていったと思ってるの?

mixi現在進行形で瀕死の状態を晒してるけど、あれが栄えてたのだってほんの数年前の話だぜ。

Facebookすらも離脱する奴が増えて、数年後にはどうなってるか全く見えないだろ。

何の間違いかはてなはしぶとく生き残ってるけど、ちょっと前のブログ全盛期と現在では参加してる奴の熱量も違うだろう。

ネットサービス継続して使った経験が少しでもあるなら、サービスがどこまでも拡大していくなんて話が妄想だって事はわかるだろ。

わかりやすい例として検索エンジンを上げてみます検索エンジンと言えば、GoogleYahoo!Bing日本はこの3つでほとんど全てのシェアを占めるでしょう。

検索エンジンサービスです。サービス世界にあるのは利便性コストパフォーマンスだけです。かなりはっきりと優劣がついてしまます

検索エンジンインフラだろ。

インフラ増田の言うように利便性コスパが勝負なので、そこに乗っかるサービス提供していく事でユーザーを誘い込む。

サービスを使うユーザーが増えると、さらインフラシェアが伸びる。

アイテム課金ゲームサービスです。検索エンジンと同じでサービスの良さが勝敗を分けます

スケールメリットを追求し最高のコストパフォーマンスで達成感を販売するサービスけが生き残るビジネスです。

これも違うと思う。

ゲームはあくまでコンテンツで、ソーシャル集客要素にすぎない。

今の課金ゲームコンテンツが貧弱過ぎてサービス的なものに頼らざるを得なかっただけで、今後はコンテンツが重視されると思う。

事実スマホ課金ゲームにも3D化やリッチコンテンツ化の流れは来ていて、開発費の高騰はコンシューマーと同じ道を歩もうとしてる。

スケールメリットを追求したアイテム課金ゲームはどんなものになるでしょうか。

スケールメリットのためにはなによりもまず利用者の数です。俺は前の記事でも言ってましたがソシャゲは人口です。人口が全てです。

任天堂の倒し方を知ってるくせに、自分で倒れかけてるGREEを見ても同じ事が言えるのかと。

アレだけ人口を集めたモバグリも、そこに乗っかったSAP好調だったのはここ3年ぐらいだったじゃん。

キャラクターは老若男女が受け入れられる無難キャラクターに、ゲームルールもとにかく無難に、

ゲームの難易度も無難に(誰がどんなプレイの仕方で遊んでもあまり変わり映えしないように)、とにかく無難ありがちな要素で固めつつ、

クオリティは圧倒的に高く、ゲーム画面はとても見やすく、ルールはとにかくわかりやすく、サーバーとの通信はとても高速で快適に、

これって、コンシューマーの現状でもあるよね。

人が集まる課金ゲーだからこれが起こったわけじゃないね

大衆向けに作ったらコンテンツは結局、こういう方向になるって事なんじゃないの?

その結果としてコンテンツとしての側面は極限まで薄れ純粋サービスになります

この先は失笑もの妄想だらけなのでコメントする気すら起きんけど、一つ言わせてもらうと、

 ユ ー ザ ー を 馬 鹿 に す る な 。

仮に増田の言うような状況が発生したとして、その1年後にはこんな記事がニュースになってるだろう

ゲームユーザー課金疲れが深刻化

一握りのサービスで満足し続ける程、ユーザー馬鹿じゃないし我慢強くもない。

こっちでも書いたけどさ。

http://anond.hatelabo.jp/20131105161350

もういい加減、課金ゲームコンシューマーゲーム比較するのやめようぜ。

売り方が変わっただけで、ゲームゲームのままだ。

過去を懐かしんで現状を否定するのはやめて、新しいプラットフォームでどうやったらユーザーを楽しませるかだけ考えようぜ。

コナミセガバンナムスクエニカプコンといった大手は、課金ゲームでの収益化を模索している。

ゲーム業界なりの成功方程式が見えたら豊富ゲーム資産武器コンテンツを投入してくるだろう。

任天堂業界内での立場故に苦しむだろう。

ガンホーパズドラボーナスステージだけど、脱パズドラ後のスマッシュヒットを作れる体制が作れるかが鍵。

コロプラも同様だが、ライト向け路線でいくのか、リッチ化でゲーム屋に挑むのかはわからん

みんな動き始めてるし、これからもっとカオスになっていくと思うぜ。

少なくとも、拡散こそすれ画一的課金サービスに集約する事は無いと思う。

2013-11-05

元ソシャゲ屋が語るアイテム課金ゲーム最後に到達する未来地平線

増田に「ソーシャルゲーム予算規模を軽くまとめる」を投稿した元ソシャゲ屋です。

http://anond.hatelabo.jp/20110918202040

島国さんがアイテム課金の強さを解いたブログ記事が読む人を納得させるつもりが全くない手抜きな記事でしたので、

僭越ながら俺が代わってアイテム課金ゲーム未来地平線を語らせていただきます

10年後のアイテム課金ゲーム業界。生き残っている会社は精々片手で数える程です。

その数社が運営しているタイトルはおそらく20タイトル前後程度。

そしてそのゲームはつまらないです。パズドラ100倍はつまらないゲームになっています

しかし、そのつまらないゲーム20タイトルを運営する5社で市場規模コンシューマ業界よりもはるかに大きくなっています

どうしてそういう未来になるか。

アイテム課金ゲームコンテンツではなくサービスであり、サービスビジネス世界ではトップクラス企業しか生き残れないが、

トップクラス企業だけはどこまでもサービスを拡大して膨張していくものからです。

コンシューマーゲームコンテンツ9:サービス1くらいにコンテンツという側面がでかい商品です。

対してアイテム課金ゲームサービスが9:コンテンツが1くらいで限りなくサービスに近いコンテンツです。

ここではコンテンツとは「表現に対価を払うもの」という意味で使います

漫画コンテンツです。漫画という表現に対してお金を払います音楽映画小説芸術品などもコンテンツです。

電車コンテンツではなくサービスです。目的地により速く移動するサービスを受けるものです。SNSスーパーサービスです。

コンシューマーゲームは(将棋ゲームのような例外をのぞいて)コンテンツです。

そしてアイテム課金ゲームコンテンツではありません。

アイテム課金ゲームでは絵やストーリーゲームシステムのような表現に相当する要素は無料ですから

ではアイテム課金ゲームお金を払う人は何を求めているのか。

満足感、達成感、優越感です。アイテム課金ゲームお金を払って満足感や達成感や優越感を買うサービスです。

最近カードゲームの絵は本当に豪華ですが、絵のクオリティという表現に対して対価を払うプレイヤーほとんどいません。

時間はかかるミッションをすぐにクリアできたという満足感への対価としてお金を払うのです。

ものすごく強いデッキが完成したという達成感への対価としてお金を払うのです。

誰も持っていないレアカードを持っているという優越感への対価としてお金を払うのです。

アイテム課金ゲームコンテンツではなくサービスです。

そしてビジネスおいコンテンツサービスにはその広がり方に大きな違いがあります

コンテンツ表現を売るものなので、無数の表現、無数のコンテンツを生み出すことができます

例えば日本におけるコンテンツ代表である漫画を見てみればすぐに分かります

アマゾンで新刊コミックを見てみると実に膨大な数です。どれだけの数があるのがわからなくなるほどたくさんの漫画があります

それぞれの漫画共存していますワンピースが圧倒的に売れていても漫画ワンピースだけになったりすることはありません。

サービスでは事情が180度変わりますサービス世界では一番優れたサービスけが生き残ります。ほかはどんどん死んで行きます

わかりやすい例として検索エンジンを上げてみます検索エンジンと言えば、GoogleYahoo!Bing日本はこの3つでほとんど全てのシェアを占めるでしょう。

検索エンジンサービスです。サービス世界にあるのは利便性コストパフォーマンスだけです。かなりはっきりと優劣がついてしまます

アイテム課金ゲームサービスです。検索エンジンと同じでサービスの良さが勝敗を分けます

スケールメリットを追求し最高のコストパフォーマンスで達成感を販売するサービスけが生き残るビジネスです。

スケールメリットを追求したアイテム課金ゲームはどんなものになるでしょうか。

スケールメリットのためにはなによりもまず利用者の数です。俺は前の記事でも言ってましたがソシャゲは人口です。人口が全てです。

日本のほぼ全人口を獲得するために、キャラクターは老若男女が受け入れられる無難キャラクターに、ゲームルールもとにかく無難に、

ゲームの難易度も無難に(誰がどんなプレイの仕方で遊んでもあまり変わり映えしないように)、とにかく無難ありがちな要素で固めつつ、

クオリティは圧倒的に高く、ゲーム画面はとても見やすく、ルールはとにかくわかりやすく、サーバーとの通信はとても高速で快適に、

達成感販売サービスとしてのクオリティスケールメリットを追求したゲームになるでしょう。

その結果としてコンテンツとしての側面は極限まで薄れ純粋サービスになります

コンビニお菓子を買うように、知り合いと軽くお茶でも飲むかのように、今のSNSのように誰もが自然に利用するサービスになります

お酒の席で仲良くなった人と一緒にミッションに出かけて3分で終了するのが挨拶代わりのサービスになっています

そのゲーム空気と同じで誰もが当たり前のように利用するサービスになっています

そのゲーム課金ガチャ1回300円で何が出てくるかわからないなんてヤクザ課金ではありません。

パズドラ魔法石バラマキがキッカケで、アイテム課金ゲーム業界ではゲームの安売り競争がどんどん加速しています

現在でも毎日のようにガチャチケットを配っていたり、簡単すぎてどこで課金していいのかわからないゲームが増えています

価格が高いままで大した達成感も得られないサービスはどんどん絶滅していくでしょう。

そしてスケールメリットを追求するなら世界市場への進出は必須です。Facebook日本進出で日本ローカルSNS駆逐されつくしたように、

スケールメリットを追求し最高のコストパフォーマンスを実現したただ1社だけが最終的に生き残れるのがサービスビジネスです。

海外も手に入れるためにゲーム内容は世界中のあらゆる文化圏人間に受け入れられるレベルまで無難ものになり、

安売り競争も極限まで到達し、20年後には世界60億人が平均で一人あたり月に10円を払って利用しているサービスとして終着点を迎えます

ここまで来たものゲームと言えるものなのかと問われたらおそらく言えません。

サービス9.99:コンテンツ0.01ぐらいにまでコンテンツは退化しており、

純粋お金で達成感を購入する達成感販売サービスとして完成しています

そしてこれはコンテンツのままでは(コンシューマーゲームでは)絶対に到達し得ない地平線です。

その頃にはもうアイテム課金ゲームだなんて意識する人はいなくなります

自販機コーヒーを買ってカフェインを補給するのと同じレベルで達成感購入サービスを利用して達成感を補給するようになります

すこし大げさ気味に書きましたが、アイテム課金ゲームというのがどういうビジネスで最終的にどんな形態を目指しているかイメージできると思います

そしてこの頃でもコンシューマーゲーム業界は生き残っています

テレビが全世界中に普及して誰もがタダで映像を見れる時代になってもハリウッド映画が廃れていないのと同じです。

また、ハリウッド映画が圧倒的な強さを誇っていても、低予算撮影映画B級映画としてマニアの間ではそれなりの存在感があるのと同じで、

日本マイナーゲームメーカーなどもボロボロになりながらもなんとか生き残っているのではないでしょうか。

そして上記のような全世界レベルの達成感販売サービスとはビジネス規模も何もかも違っているので比べるのも馬鹿らしくなっています

SNSのことだろ(ブコメも立派なSNSだと思います)というコメントが多いですね。でも似ていますが違います

 SNSで注目を集めるには文章力インパクトのある写真必要です。面倒です。

 文章を書かなくても小銭を払うだけで今すぐちやほやされるシステムならアイテム課金ゲームだと思います

2013-10-02

http://anond.hatelabo.jp/20131002204226

コメ農家の主張への安直同調利権批判を生むという点は同意だが


正直に言って、コメ「だけは」関税維持できるんじゃないかと半分くらいは思ってる

野菜だってブランド化に成功するグループがないとも言えない

だが畜産漁業や大多数の野菜農家なども含めて、TPPへの慎重論を検討する余地はあるんじゃないかと今は思う

そのURLだと「専業農家スケールメリットを得ることができる」という前提のようだ

だが自分の周囲の田園を見る限り、山間部や海と山の間など、もともと限られた土地に散在しているので、連続した広い面積の確保できる海外と同じ方法効率化ができるとは思えない

http://anond.hatelabo.jp/20131002204226

そのページを読むに、減反枠を頭割りではなく

炭素税のような形で売買可能な枠にすれば良いなどのアイデア必要という事を言っているの?

現在よりも減反したいひとと、現在よりも増産(スケールメリットがほしい)人がいるんだよね。

コメ農家社会主義というのはみんな言っていることなので、それはそのとおりだと考えるようにしているけど

どうなんだろうね。

なんだろう、でもお互い話が通じるという事もないだろうし、何も変わらないんだろうね。無念だね。

2013-03-03

1人ぐらしの大学生自分Uターンを考えてみる。

ホットエントリーの田舎記事が消えたんでちょっと現在大学生自分Uターンするラインを考えてみる。

一般的大企業だと額面20.5万、噂によると寮とか入れたら自己負担1-2万、手当ありで賃貸なら自己負担3-4万くらい?

Uターンした場合地方公務員17.5万、地銀だと20万。家賃は0として距離によるみなし交通費発生しても自動車の維持費が(ローン含め)月当り3万くらい?

外食として同居よる家族スケールメリット実家のほうが食費+水道光熱費計で1万くらい安い?


こうやって概算すると計算上は家賃や食費、光熱費とかを引いた後の実質的可処分所得大企業賃貸場合

実家通いで地銀に入れたら+ 0.5-1.5万、地方公務員なら-2ー-1万くらい?

源泉徴収、諸税は両方一緒とか一人暮らしにかかる家具イニシャルコスト地銀なら実家から通えない範囲の支店への移動や大企業側での地方勤務による自動車必要なケース、あと実家に金を納めなくて良いケースとか色々省いているところはあるけど

軽く考える範囲だと上の概算をどう捉えるかは実家の立地や親との仲次第、あと都市でなければ提供できない趣味をどれくらい持つかによるところはあるけど個人的には可処分所得から更に出て行く固定経費を引いた額は地方都市初任給ラインの差を考えると実家から地銀でもなければさほど変わらないように考える。

逆にそこに差がつくラインの給与もらえるところがあるなら文句なしでUターンするんだけどそんなところ存在しないからなあ。


ちなみにこの計算だと自分場合親がわりと過保護、過干渉気味なのでそのストレスとか考えると公務員ラインなら我慢できない、地銀ラインでも若干我慢出来るか考えてしまうって感じです。

2012-12-11

http://anond.hatelabo.jp/20121211074825

それが企業スケールメリットの一つだよ。

基本的に企業は大きくなればなるほど経営やすくなるんだ。

2011-04-24

http://anond.hatelabo.jp/20110424174625

では僭越ながらその昔NEDOポスドクしてた俺が。

デモして研究費が落ちてくるか。デモしたら業績が増えるのか。そんなわけない。

研究者にとっては、デモなんて無意味からやらないだけ。自分研究の有効性を訴えるなら別のルートがある。

もっとも、現段階で原発の代替可能クリーンエネルギーなんてない。

スケールメリットのない再生可能エネルギーでは、商業プラントが稼動していても、大規模化というハードルは高い。

これから原発を減らしていくなら、その分を補填できるのは石炭ガス化IGCCしかないんじゃないの、実際問題として。

2011-03-17

復興計画は高齢者が生きる街のモデルを示せ

-復興は移住を伴わざるをえない

今回の震災で、東北の海側の多くの町(宮古大船渡釜石陸前高田気仙沼志津川(南三陸)、女川、牡鹿町など。)が自治体レベルで壊滅している。これらの街では、町民の多くが亡くなっている模様だ。本当に心が痛い。私の祖母も石巻に住んでおり、幸い無事だったものの、安否が確認できるまでは、生きた心地がしなかった。

住んでいる方々は街の壊滅を目にし、今後復興が出来るのだろうか、と思っているに違いない。

しかし、幸いにも、今は国を挙げて(世界からも)支援を行う、という機運が出てきており、金銭的・物理的な支援が今後予想される。ただし、生き残った方だけが元の場所あらためて住居を建てて居住し、街を作るということはおそらくできないだろうし、するべきでないだろう。

それは、これらの街に(東北全部に言えることだが)共通しているのは、どの街も高齢化が進んでいると言う事だ。限界集落となる人口を超えてしまった場所が多数あると考えられる事と、人口が減ってしまう以上、人口に対して街が間延びし、電気・ガス・水道交通などの復旧コストも増加要因となってしまからだ。加えて行政医療教育介護などはスケールメリットがきくので、ある程度街のサイズがあった方がきめ細やかなサービス提供できる可能性も高い。

つまり、復興する街は住民の移住を伴った新しい街になる、ということだ。

そして、もちろん、何よりも地震津波に強い必要がある。特に、今回想定を大きく超えた津波で壊滅した街が相次いだ事から、海沿いの街のあり方を根本的に考える必要がある。

今回、自治体は一から復興を目指さなくてはいけないが、逆に言えばまったく何も無い状態から、自由な発想で一から街を作る事が出来るチャンスでもある。

から街づくり、というのはおそらく戦後以来であろう。まさに、戦後蓄えた都市計画の知識を総動員する時だ。

特に、高齢化が進んだ街の問題を解決する街を作る事が出来れば、将来的に東北だけでなく日本中到来する高齢化社会モデルともなろう。

-高齢者にも優しい中層住宅を中心としたコンパクトシティ

私は、ある程度(千人~)の規模を持った、中層(10F-20F)建ての共同住宅を中心としたコンパクトシティを目指すべきだと思う。

主な理由としては、

  1. 津波に強い。10F以上であればまず問題ない。今回も、残った建物は全て中層の建物だった。
  2. 集中して住む事により、行政サービス(役所・警察消防)・交通サービス(短・中距離バスなど)、コミュニティ学校など・町内会など)、インフラ電気・ガス・水道)が維持しやすい
  3. スーパー銀行医療施設・介護施設などの施設を維持しやすい
  4. 徒歩で完結する圏内に街を集約すれば、高齢者にとって危険な車の運転を日常的にする必要がなくなる
  5. 戸建よりもフラット共同住宅の方が、戸内の段差が無くなり高齢者にやさしく、介護もしやすい

である

-問題は産業復興地域への投資インセンティブをつけ、企業の呼び込みを

問題は産業復興である

今回、漁業工業などは壊滅的な打撃を受けてしまった。それにより、漁業工業に従事している方向けにサービス提供していたサービス業すらもなくなってしま危険がある。産業が無ければ、労働年齢人口は生きていく事ができない。この地震により産業がなくなったことで、労働人口がさらに都市部流出してしまうだろう。

これをどのように食い止められるか。ある程度は復興事業により雇用できるだろうが、大事な事は復興事業以外の留めない事だ。一時的に復興事業により雇用も生まれるだろうが、復興事業は持続的なものではないのでいずれなくなってしまう。この地域復興事業依存にしてしまうと、永遠に復興費用支出しなければいけなくなってしまう。

大事な事は、企業投資を呼び込んで、持続的な産業を作る事だ。投資企業に対する法人税の免除などのインセンティブを用意し、企業を呼び込むことを本気でやる必要がある。産業の壊滅具合を考えると、各県にこのためだけの部署があっていいくらいだ。

ここで、上記の街づくりと絡めて、「介護都市」を作り、その「介護企業」を作るのもいいかもしれない

企業寄付も良いが、そのお金地域再生ファンドなどを作って、会社を作ってはいかがだろうか。企業の一番の社会的責任は、産業を創出し、雇用を作り、納税する事である

転載 http://d.hatena.ne.jp/yesucandoit2010/20110317/1300339904

2011-01-22

「一番」が受ける補正というチート

1 人間社会的生物である。集団の中にいることで安心や力を得る。つまり、集団は個人をエンパワメントする。

起業起業だといろいろ言う割にサラリーマンになる奴がこれほど多いのはなぜ? 人はなぜツレとつるむの? DQNはなぜ集団でウンコ座りなの? なんでヒキコモリは心を病むの? それは全部同じことで人間社会的生物からという答えに帰着する。

チンパンジーの生態を研究していたある学者「そもそも『一匹のチンパンジー』はチンパンジーはない」。「チンパンジー」のチンパンジー性は集団の中でしか見られなくて、一匹だと消えるということらしい。一匹だけ隔離したチンパンジーを観察すると、およそチンパンジーと思えないような行動しか示さないのだそうだ。

ゴリラも、群れの中で非常に複雑な社会をつくることで知られているが、人間ゴリラチンパンジーは、猿の仲間の中でも遺伝子的にきわめて近縁である人間社会もまた「驚くほど複雑」で、「そもそも『一人の人間』は人間はいえない」かもしれない。集団の中にいる人間は、ただ一人でいるときと違う「何かの力」を得ることができる。あるサイトに集う人間の数が一定量を超えると、そこに不思議な万能感が漂うこともよく知られている(増田であれ2ちゃんであれ)。

2 集団には序列が存在する(基準はいろいろあり得る)。序列を生み出す動機の一つは、1で得られるパワーである

さて、その集団の中には自然発生的に「序列」が生まれるが、これが生まれる理由は集団の生まれる理由と同じと考えるのが自然だ。つまり「集団」の中には、「集団」から得られる「力(あるいは恩恵)」を得やすいポジションとそうでないポジションがあり、そのポジションの奪い合いが「序列」という形で現れることになる、という感じ。たとえば、目に見える敵からじぶんを守ろうと思うと、「最前線」よりは「中心」にいる方が集団の恩恵が得られる。もちろん、だからといってみんなが「最前線」を避け「中心」を奪い合うと、集団は崩壊する。だから、集団を維持するために、たいていの集団は「『最前線』でがんばったものが『中心』にいけるのだ」というシステム(あるいはそういう幻想)をつくることになる。最前線犠牲だけを強いる集団は遠から崩壊する。前者は「出世システムのある会社後者はいじめの起こっている教室などだ。

3 任意の集団で「トップ」の得るパワーは「最下層」の得られるパワーとはケタ違いである。

同じような目的をもった集団は、複数存在する。従って集団にも序列が生まれる(たとえば「学校」の序列など)。上位集団Aのトップが得るパワーは、下位集団Bのトップが得るパワーより大きく、集団Aの下位が得るパワーは集団Bの下位が得るパワーより大きい。当然ながら、上位集団Aに属するために必要なコストも、下位集団Bに属するために必要なコストより大きい。

だが、下位集団Bの上位層と上位集団Aの下位層では、その関係が逆転するということも、非常に重要ポイントである。なぜそのようなことが起こるかというと、上で述べるように、上位層の得るパワーは等比的でなくケタ違いに(相乗的に)増大していくから。小さな会社の役員が得る満足感や能力や結果としての成長度合いは、大会社使い捨て層が得られる満足感、能力、成長を大きく凌駕することが多い。

「いや、そんなことはない、大会社からこそ、巨大なプロジェクトに関わったり、普通では会えない大物とのコネクションが生まれたりするのだ。『田舎学問より京の昼寝』ということわざもある。」という意見もあろう。確かにそう感じるときもあるだろうが、果たしてその「巨大プロジェクト」や「大物」から見たとき、どうなのか。「巨大プロジェクト」はその人がいなければ動かないのか? 「大物」はプロジェクト使い捨て要員の一人をいちいち覚えているのだろうか? そのような状態を優位に利用してそこから抜き出ることができる人は、単にもともとすごい能力をもっている人なのではないだろうか。京(都会)で昼寝してる人間と、田舎学問をしている人間。「田舎」にもチャンスがごろごろ転がっていて、「田舎」でも成長が期待できる、いや、情報化の結果「田舎」という概念自体が大きく変化しているのが現代という時代ではないだろうか。

孫さんとコネクトするために必要なのは大会社社員という身分よりも、たったひとつの興味深いつぶやきであったりするように。

4 結論

むしろ鶏口となるも牛後となるなかれ(小集団のトップであるのがよい、大きな集団の最下層となるよりは)」。

無理をして入った進学校でオチこぼれになるのと、無理なく入った下位校でトップクラスになってみんなにすごいすごい言われる状況と、どちらが人間の成長によい環境だろうか。集団のトップ(あるいは上位層)になることから得られるパワーは、本当にケタ違いに大きい。そのことの意味を、何度でもかみしめるべきだ。起業家起業しろしろ言うことの本当の意味はそこにある。分不相応に大きな集団の中で挫折しそうになってる人は、本当にもったいないと思う。その間違ったスケールメリットへの信仰を捨て、もう一度小さな集団の中に帰れば、あなたはまだまだ驚くほどの可能性があり、それを後押しする環境あなたを評価する人々がいて、輝ける賞賛に満ちた人生があるのに。

http://anond.hatelabo.jp/20110121111630

2011-01-12

フランスルノー社が中国技術漏洩

ルノー日産提携している。ルノー中国に売り飛ばした技術は、すべて、日産技術である。というのも、ルノーにはEVの開発能力が無く、そのコンセプトからデザインに到るまで、日産である日産社長であるカルロス・ゴーン氏は、親会社にあたるルノー会長最高経営責任者(CEO)を兼ねる事から日産ルノーの間の提携もすんなりとまとまったが、ここに来て、フランスしい汚職が出てきたわけである

機密を賄賂漏洩するというのは、フランス人の常習みたいなもので、欧州賄賂大国の名は、伊達はない。売れる機密があれば、確実に売り飛ばすのがフランス人である。そして、同じような性質の中国とは、相性が良いのであろう。

ルノー社の幹部社員3人が、中国の電力会社から賄賂を受け取っていたという口座の記録が暴露されて、容疑は固まったわけである

日産社長外国人であり、賄賂が通用する国の企業親会社子会社の関係にあるという事のデメリットが、表面化したのであった。

多国籍企業スケールメリットを追求した所得移転節税するという点では効率的であるが、それぞれの国家ごとの民族性による適性の違いが、表面化しやすい。メリット過大評価し、デメリット過小評価するというのは、人として平均的なミスであるが、他人の資金を運営したり、企業のトップにある人には、凡人ならば許されるようなミスであっても許されない失敗となる。それが、責任の重さである。地位や報酬にふさわしい能力を持っていない人が、そういう地位につき、報酬をうけとっているというのは、どんなに失敗をしても犯罪をしても、表沙汰にならないような閉ざされた環境であれば通用するが、そのような環境は、現代においては、中国にでも行かなければ存在しないのであった。

中国市場において、日産技術を丸パクリしたEVが出てきて、中国独自技術製品として輸出される事になるであろう。日産ルノー株価に致命的な影響が出てくるのは、その後となる。

2010-12-25

http://anond.hatelabo.jp/20101225164933

で、問題提議はどのなの?

スケールメリット

団塊の素晴らしさ?

ゆとりのだめぽなところ?

今三つあげてみたけどあなたの文章はこれらについて

思い込み以上の書き込みがないなあ。

自動車の危うい行く末

私が末席を汚す自動車自動二輪業界に、巨大な地殻変動が訪れようとしている。

電気自動車だ。

もしこの技術が熟成期を迎えコモディティ化してしまったら、日本の強みは殆んど発揮されず、日本世界に誇った内燃機関自動車文明唐突終焉を迎えるだろう。

既に終焉を見た、かの伝説日の丸半導体文明の様に。


戦後65年で今の日本をここまで発展させた中心は、内燃機関自動車とそれに纏わる周辺産業を基幹に据えた重工業だった。

内燃機関自動車というのは、部品点数が多く、現代の技術を持ってしても量産管理が難しい

そして設計の最適解は未だ存在しない。

そんなジャンルであったからこそ、たまたま良質な責任感とこだわりを持ち合わせていた日本人の得意ジャンルとなった。

そしてその成功に牽引されて、機械や電機などの関連産業も発展した

しい事に、すぐ天狗(或いはキリギリス)になってしま努力を怠る日本人にしては、内燃機関自動車は長いこと世界のトップ水準を防衛する事が出来た。


だが電気自動車は違う。

これは別物だ。

部品点数が圧倒的に少なく、スケールメリットを発揮すればまだまだどこまでも廉価になる。

そして超えなければならない技術の壁が未だ何枚もある。

まだまだ日本にとっても世界にとっても未開拓のジャンルだ。


かつての日本であれば、優秀な研究者と熱心な研究機関と潤沢な研究資金があったが、今の日本にはその全てが無い。

かつての日本には、高校どころか中学校小学校しか出ていなくても、創意工夫で様々なモノを作り出した発明家が沢山居たが、今の中卒・高卒コンプレックスの塊で向上心が無く、社会奴隷お荷物しかない。

かつての日本産業界指導者は引き際の重要さと業界繁栄のための後継者育成の必要性をよく理解していたが、団塊からこっちは全くその自覚がない。

そして戦後日本経済発展という成功体験は、日本国民に驕り癖を植えつけ、今もなお経済戦争で敗退を繰り返す中であっても、現実と向き合わない人間の逃げ込み先として持てはやされる、有害極まりないおとぎ話と成り果てた。


ト○タもホ○ダも、内燃機関自動車での成功体験業界の存続要望に足をひっぱられ、電気自動車には非積極的だ。

そんな日本という国が、果たして今後生き馬の目を抜く戦国時代になるであろう電気自動車業界世界のトップを走行出来るだろうか?

このままでは、10年後には都内をサムスンヒュンダイやLGの電気自動車が走り回る悪夢世界へようこそ!となるかもしれない。

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