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はてなキーワード: その男とは

2016-03-16

http://anond.hatelabo.jp/20160316110127

だって最初は「この欠点は受け入れられる」と思って結婚して、結婚生活を送るうちに徐々に致命的な欠点が明らかになって、耐え切れなくなったら離婚するわけで。

加齢とともに関係性も相手に対する期待値も変わるのに、結婚する段階から欠点の有無だけ見ても仕方ないじゃん。

その男の子供を孕んで来るようなメシマズヒスでダラでデブ

「よその男の子供を孕んで来るような」嫁は滅多にいないけど、「メシマズヒスでダラでデブス」な嫁なんか腐るほどいるだろ。

http://anond.hatelabo.jp/20160316103734

横だがじゃあよその男の子供を孕んで来るようなメシマズヒスでダラでデブスと結婚しろと言ったらしないんだろうなー。

相手欠点を多少は受け入れるにしても限度もある、ってのが普通人間

なぜ「どんな欠点だろうが全て受け入れる」or「どんな欠点も全く受け入れない」の二択で考えるんだろうね。

要はただ反論したいだけなんだろうけど。

んで「よその男の子供を孕んで来るようなメシマズヒスでダラでデブス」なんて2ch創作くらいでしか見た事ないけど

「殴って浮気して罵るような男」ってのは現実でも一定数見かけるんだよね。

http://anond.hatelabo.jp/20160316102706

男性だってその男の子供を孕んで来るようなメシマズヒスでダラでデブスな嫁のATMになるくらいなら独りで好きなだけ金使って趣味に生きていたいでしょ?

双方の欠点を受け入れたりスルーしながら共に生きていくつもりじゃないと結婚ってできないと思う。

結婚した当初は美人性格も良くて非の打ち所のない女だと思ってても、結婚したら色んな欠点が見えてくるし、お互いに老化するんだから容姿は衰えるだろう。

そういうのを「思ってたのと違う!不幸!」みたいにしか思えない人はそもそも結婚に向いてない。

どんなに理想的相手結婚できたとしても、そういう考え方だといずれ破綻するよ。

http://anond.hatelabo.jp/20160316094922

キモくて金のないおっさんは、今ほど未婚が当たり前でないころからこうだし、

そも、そこに幸せがないから結婚できないことが不幸」なんて思わんのよ。



そういう人はキモくて金のないおばさんと同じく、独りの生き方に納得して独りなりの幸せを見つけて生きて行くしかないわけだから、それでいいんじゃないでしょうか。

仰る通り喪男の中にも「自分なんかと結婚したがる女はいないよ」「自分なんかが子供を作ったら子供可哀想」と考えて家庭を望まない人がそこそこいるようですが、家庭を持っても幸せになれないのが分かっているなら他方面幸せを探すより他にないかと。


結婚幸せだと思いますよ。『 幸 福 な 結 婚 』はね。

から自分もっと優秀で人に愛されるに足る人間であれば、多分結婚を自ら望んでいたと思う。

でもそうじゃないなら、選べる道の中から最善を選ばないとね、きちんと身の程を弁えて。

男性だってその男の子供を孕んで来るようなメシマズヒスでダラでデブスな嫁のATMになるくらいなら独りで好きなだけ金使って趣味に生きていたいでしょ?

自分が貰える嫁がその程度だって最初から分かってるなら、嫁候補の女共がいくら喚こうが「知らねえよ俺は奴隷じゃない」って思うでしょ?

女も同じってだけです。

2016-03-11

妻の不倫で僕が義父に殴られた話

妻が不倫していたよ。結婚から僕と同時並行で付き合っていて、結婚後もちょくちょく会っていたみたいだよ。

共働きから相手が遅くに帰ってきても不思議じゃないし、妻から仕事は激務だって話をよく聞かされていたから、

土曜の朝に朝帰りしてきたとしても、深夜残業してきて終電逃してビジホに泊まったと言われても納得してたよ。

それどころか、遅くに帰ってきた日は夕食とカフェインなしの栄養剤を用意して、労をねぎらっていたりしてたよ。

結婚して3年目、夫婦の営みはそれなりにあったのに子どもが産まれないのが不思議だったよ。

ある日、妻の鞄が空いていて、中にPTP包装シートが入っているのを目にした。

シートの裏側を見たらダイアン35という薬で、検索したらピルでしたよ。

どうして避妊薬なんて飲んでるのか不審に思って、本人に訊いてみたよ。

PMSが酷くて仕事に支障があるから普段から低用量ピルを飲んでいるとのことでした。

子どもはどうするの?って訊いたら、まだ考えていないと言われ、まあそのうち考えましょうと結論

妻の顔はいつも通り平静で、何もやましいところは感じられなかったよ。

もちろん、そのときは妻が不倫していたなんて想像すらしていませんでしたよ。

ピル発見から半年後、僕の大学時代の友人からLINEがあったよ。

「お前の嫁さん、○日の夜、(場所名前)で男と一緒だったよ。腕組んでたぞ。大丈夫?」

記憶を辿ってみると、その日は妻が朝帰りした日でしたよ。嫌な予感がしましたよ。

あの仕事熱心で理性的な妻が不倫なんてするわけないよね。自分に言い聞かせた。

でも、意外なかたちで妻の秘め事が明るみになってしまいましたよ。

今年初め。会社新年会でいわゆる盛り場を歩いていたときですよ。

宴会も終わりで、部下と駅まで歩いているときでした。

少し離れたところの反対側から歩いてくる同い年くらいのカップル

そのすれ違った女性面影が妻にそっくりでした。というか、妻でしたよ。

その日の朝、妻は会社新年会で遅れてくる。酔い潰れてたら泊まってくるかも、とのことでした。

嫌な予感が形を持って目の前に現れて、思わずそのカップルを早足で追いかけて顔を覗き込みました。

僕の突然の行動に部下たちは困惑したと思います。あのときはごめんね。

僕が突然目の前に現れて、カップルは面食らったような表情をしていましたよ。

その女性の顔はどう見ても妻でした。淡いワインレッドコートも妻のものでしたよ。

妻は数秒間、何が起こったのか分からないといった表情をした後、恐怖に戦いた顔つきをしました。

そのときの僕の怒りに満ちた表情が恐怖そのものだったのかもしれませんけどね。

あと、これはとても不思議なんですが、その後のことはよく覚えていないんです。

ただ、男の方を問い詰めたら、あっけなく不倫を認めたことだけ覚えています

そうして気づいたら、自宅で妻が土下座していました。

僕は色々なことを問い詰めましたよ。妻は男と学生時代から付き合っていて、

妻はその男結婚たかったのだけども、男の側は全く結婚願望がなくて色々と関係がこじれたときに僕と出会い

特に男と破局することなく並行して交際し、結果として結婚願望のある僕と結婚することにしたそうです。

結婚後1年くらいは音信不通だったものの、再び男の側から連絡が来たそうですよ。本当に?

1度の食事だけのつもりが流れで元の鞘に収まってしまった、と。正直、男に未練があったんだ、と。ダメじゃん。

翌午前3時過ぎ、僕は妻の告白を聴いて不思議と冷静な気持ちになり、自然離婚を切り出しましたよ。

妻は離婚したくない。やり直したい。いつか子どもも欲しい。ピルを飲んでいたのは不倫相手の子を身ごもらないためだ、と。

僕は妻の反論が面倒くさくなって、とにかく一緒に暮らすのは嫌だから、しばらく実家に帰って欲しいと言いましたよ。

その翌々日、妻は実家に帰りましたよ。しばらく時間を置きましょう、と捨て台詞を吐いて。

それから、毎晩のように義父母から電話が来ましたよ。娘を許してほしい。やり直してほしい、と。

最初こそ平身低頭懇願していた義父母も次第に「不倫される僕の方にも非があったんじゃないか」

なんて言うようになりましたよ。最後には「お前だけは許さない!」と逆ギレされる始末。

そして、運命の日。週末の朝、寝室から寝ぼけ眼で居間に行くと、そこに妻と義父母がいましたよ。

そういえば、合鍵を返してもらっていなかったな、と後悔するかしないかのうち、罵声が響きました。

癇癪を起こしている相手言葉尻を捕まえてもしょうがないんですが、

妻と僕の立場を考えると、その非難はあまり理不尽を超えて、むしろ滑稽でした。

娘を幸せにすると約束しなかったか。娘は毎晩泣いてるんだぞ。

このろくでなし!お前なんかに嫁がした自分たちが恥ずかしい、とかそんな感じですよ。

ええ、ろくでなしからこそ、娘さんの人でなし具合に気づかなかったんでしょうね。

そんな言葉を何とか喉までに抑えこみつつ、僕は一応謝るそぶりを見せました。

ところが、僕が義父に土下座しようとした次の瞬間、義父の拳骨が僕の顎にクリティカルヒットしました。

あとで聞きましたが、人間は顎を強打されると簡単に卒倒するらしいですね。僕は気を失いましたよ。

気づくと僕はベッドに寝ていて、妻が傍らにしおらしく座っていました。

その姿は少し可哀想に見えましたが、よく考えたら救急車も呼ばずに様子見してたんですね。

僕に暴行した義父は既に姿を消し、義母が奥で夕食を作っているとおぼしき音が聞こえました。

10時間近く気を失っていたんですね。仕事で疲れていたからかな。いい休暇になりましたよ。

僕の様子に気づいた妻が突然すがりついてきました。ごめんなさい、全部私が悪かったの!

そうですよ。その通りですよ。今更気付きましたか

義父は癇癪持ちだそうで、妻は小さい頃から辛い目に遭ってきたそうですよ。

その日、自宅にやってきたのも、義父がどうしてもというので暴走させないためにやってきたそうです。

妻と義母、役に立ちませんでしたね。ええ、早朝に他人の自宅に無許可で押しかけてくる人は、義父でなくとも僕は怖いです。

妻は僕にすがりつきながら、涙ながらに語ってきましたよ。

僕と結婚したのは、義父と違って気性が穏やかで幸せな家庭を築けると信じたからだそうです.

泣きながら訴えてきました。目の下を擦りすぎで、少し血が滲んでました。

でも、その幸せな家庭をぶち壊しているのは妻で、妻の無鉄砲さは義父譲りだと思うのですが。

はいえ、義父にノックアウトされて、僕は気付きました。僕は離婚できない。離婚したら殺されるかもしれない。

特別モテるわけでもなかった僕は、精神的に自立しつつ女性らしさを失わない妻に惚れて結婚を決意しました。

でも、妻の女らしさもメンタルの強さも、おそらく不倫相手存在が大きかったのでしょう。心の余裕というやつです。

不倫相手を失った妻は、もうかつて僕が惚れていた女性の姿ではありませんでした。

それでも、この破綻した夫婦生活は続けねばならないみたいです。その接着剤は恐怖です。恐怖は人の思考を縛ります

すべて悪いのは、相手方家族地雷であることを見抜けなかった僕です。

僕はすがりついてきた妻にキスしました。仲直りの印です。妻は初めて恋する乙女のように屈託ない笑顔を見せました。

今までのどこかニヒルな笑みが好きだった僕は、その姿に再び幻滅しました。

妻は今後ピルを飲むのをやめ、いつか僕らの間に子どもができることでしょう。

でも、僕がその子を愛することができるのか。正直、自信がありません。

あの義父に似た子が生まれてきたらと想像すると、僕はこうして文章を書いている間にも嗚咽しそうです。

彼女資格試験が終わった

つらつらと書く。

彼女はしじゅう勉強しては資格試験を受ける仕事

かたや私は、資格取って職が決まりゃ後はもう一生勉強しなくていい仕事

私が職場で居眠りしたりネットサーフしたりと公務員的な多忙を極める日々を送る一方で、

彼女仕事外の時間に自宅で勉強しているらしく、「大変ですね、すごいですねー」みたいな持ち上げ方をしているが

もちろん内心では(ラクして生活費を得られる仕事が一番)としか思っていない。

こちとら別に好きな仕事をして好きに生きているわけではない。生活費を稼がないと餓えて死ぬから仕方なく好きでもない仕事につき、好きでもない連中と毎日顔あわせて、全く興味のない業務に精励しているわけだ。

興味を向けるのすら大変な業務に集中するのは大変な精神的苦痛なので、業務中にネットサーフしたり居眠りしたりしないとやってられん。

まあ私の話はどうでもいい。

彼女は、容姿の割に似合わない婚活なんぞ始めたのは何故かと思っていたが

まずそっけない。メールとか自分から絶対してこない。またメールも短い。

あと女の子扱いを避ける。エスコート行為は遠慮してくる。全体的に可愛げがない。

これらが砦となって縁遠くなっているようだ、と推測する。

まあ要するに。男なのである

外見は可憐女子だが中身は男。

男だから当然、彼女扱いされたがらない。

男だから当然、頼るものも欲しくない。

まあこういう人は結婚なんてシステムに頼る必要など一生出てこないだろう。

それこそ、周囲の友人が結婚したり、親にいつ嫁ぐのかせかされたり、職場独身に対する視線を感じたりしない限りは。

さて。

当面の私のミッションは、この雄々しき精神を天に突き立てる美貌のお嬢さんを、必要と情の両面から訴えかけ、何とか結婚を前提とした交際関係に移行させることである

若い頃ならば達成した事もあるミッションであり、実際に実績もある。だがこうして今現在独身の私が居るのだから、世の中とは本当にわからないものである

難易度で言えばいつもどおりの最高難易度である

当然ながら、婚活成功するまでがすべて失敗である

すべてはみじめな失敗であり、大いなる徒労であり、果て無き無力感であり、多額の金銭損失であり、貴重な時間の損失であり、そしてなによりも全精力を注いで邁進してきたはずの結婚の機会の損失である

麦は踏まれて強くなる。心は折られて固くなる。私のモチベは底を突く。

というわけで、彼女資格試験終了にかこつけてお祝いをする事になった。

いつも通り。段取り場所決めも支払いも全部私。まあそれはいい。

どのみち仕事が楽な方があれこれ段取った方が後で揉めずに済む。

今回は特殊なケースなので見合いを申し込んだ側はどちらとも言えない(たまたまお互いがお互いを見合い候補として挙げた為)のだが、まあやる気がある方と言えば私の方、という印象を世話人も受けているだろうし、また彼女もそう思っているだろうから、私が段取りや手筈を決めるのが筋というものだろう。年上でもあるし。

実際は、モチベ不足に苦しんでいるというのが正直なところだ。

外見の良いお嬢さんと男女交際ごっこをするのは楽しいかもしれないが、それがすべて徒労に終わるという経験を何度も何度も積み重ねていると普通に時間価値を疑い始める。

前向きになろうにも、失う事を恐れすぎて、「まあダメ元で楽しもうか」くらいのどこかヤケクソなポジティブしか持てなくなる。

それを態度に表さないようにしつつ、逆に「全身全霊であなたと一緒に居る時間を楽しんでいますよ!」というメッセージを表情や態度や言葉で表していかなければいけない。

この年でやるのはきつい。デートの後はいつもグッタリである

でもまあ、普通の既婚者はこんな経験もしてきたか、あるいは現在進行形でしているのだろうと思うので、大変なのは私一人ではない。

できなければ結婚できないだけである

世の中に夫婦はありふれているが、夫婦の数だけ達成困難な奇蹟が存在しているようにすら見えてくる。

さて、西尾維新ばりの遠回りをしたが、要するに、試験勉強試験疲れただろう彼女の慰労をする機会にありつけたが、まったく案が湧かない。

というかモチベーションが湧かない。

店を調べようという気が起きない。どんなおもてなしをするべきか具体案が見えてこない。店を下見に行く気が起きない。店を下見に行く為に外に出る為に着ていく為の服がない、くらいのモチベーションの枯渇具合である

なのでこうして文章にして考えを構成していこうとしている。いや考えようとしている。

会うのは私の仕事終了後。あまり休みが合わない為だ。

勉強で疲れてるから甘いものがいいのだろう、と思うがそもそも彼女には謎の「絶対に家で夕食をとらなければいけない」という縛りがある為(たぶん親に何か言われるっぽい)、あまりガッツリは食えない。

となると喫茶店スイーツでも軽くつつく程度で駄弁るくらいがちょうどいいのだろうが、夜遅くまで空いてる喫茶店となると限られる。

ファミレスに行くのも味気ないし、折角ならあまり知らない店に連れて行ってやりたい。

(会う場所彼女地元に近いが、彼女理由があり地元の店をほぼ知らない状態

遅くまで空いている地元密着型的なスイーツカフェみたいなものがあればいいのだが、そもそも私も彼女もど田舎に住んでいるので小洒落た店などあまり期待できない。

あと彼女の縛りの関係休みが合わない都合上から、夜に喫茶店で会う機会というのもかなり回数を重ねているので、そろそろちょっと違う趣向も入れてみたい。

メールしてこないし文面もそっけないし夕食も一緒に取らないものの、なぜか彼女普通の男女交際的なものを望む意見をよく口にし、また実際に付き合いもいいし、口にした約束は必ず守る。

非常に男らしい。悲しい。

顔がかわいいのに男らしい。悲しい。

男として付き合いやすいので、女として付き合いにくい気がする。

私がお見合い的な交際を求める一方で、彼女は通常の男女交際的なものを求めるのだが、若干チョイスが乙女っぽい気がする。

30過ぎて乙女とかwwwウケるwwwとか爆笑してみたら顔面パンチが飛んでくるのかしらと思いながらいつもの笑顔デートスポット提案をしているが、何というか、型どおりのデートコースを好む。

堅い趣味を持っているのだが、そちらに寄ると自分一人で楽しんでしまうという理由で、自分趣味に寄せない。

型通りのデートを重ねて距離が縮まるケースはあまり無いと経験上思うが、まあ婚活歴も長いといかに相手に合わせるかしか考えなくなってくるので、彼女意向に従うのみだ。

敷かれたレールの上で私が努力すればいいだけの話だ。

彼女の事をこんなに書けるのに、いつもモチベが一向にわかないのは、一体何故だろうと考えた。

おそらく、新しく知り合ったばかりの彼女との新しい交際に、私がまったく新鮮味を感じていないからだろうと考える。といっても彼女が悪いわけではない。私が悪い。

ずっとずっと昔。将来の指針を定めるべき時期、長く付き合っていた交際相手プロポーズをし、熟考ののちOKを貰った。

その時はそれでハッピーエンドだと思っていた。

まさかそこからひっくり返されるなんて思ってもみなかった。

それ以後はもはや何ひとつ信じられなくなったし、十年は交際相手すら持てなかったし、その後の異性との交際にも否応なく失望交じりの未来予測が混じるようになり、世の中の全ては新鮮味を失ったように感じられた。

私とその女性の結びつきよりも、女性その男との結びつきの方が強かったんだと思い込もうにも、私との婚約を破棄した彼女が、その三華族だか言う家柄のいい男の嫁に収まるはずだった彼女が、就職後男に浮気されて簡単に別れていた。それも堪えた。

もちろん、今の彼女にはこれっぽっちも関係ない話なのだが、それでもどこかに「全力を尽くすまい」「保険をかけよう」「裏切られた時に備えよう」とする私がいる。

こんな些事に限らず、世の中の残酷さってのは色々な形で我々に襲い掛かってくるのが普通なのであって、その理不尽さに慣れてなければ社会で生きてなどいけない。

でも、ここで全力を尽くさず、保険をかけ、裏切られた時に備えるのは違う気がする。一番信頼するようになりたいと考えて付き合っている相手を全く信頼しないのと同じ気がする。

でもできない。そうは思ってもできない。


だらだらと書いていたらある程度の方針は固まった。

具体的なイメージが少しは湧いたから、想像も楽になって、店を探す気にもなってきた。

よし。店を探す。

2016-03-09

http://anond.hatelabo.jp/20160309170322

その男性と仮に別れて、別の男と結婚したとしても、結局、その結婚相手あなた好きな人リストの二番手にすぎないわけじゃん。

だったら、相手男性に失礼だから非婚貫きなよ。自分勝手すぎるよ。

2016-03-02

やだ・・・・・アニメクレーマーごっこがやりたいだけのオタクって・・・・・・

ブログスランプで、なおかつ精神状態不安定で眠れないから久々にアニメでも…と思ったら開始7分、一貫して胸くそ悪いタイプアニメ。いや、これ大半胸くそ悪いか/「コードギアス 亡国のアキト

くそ悪いヤツが性格でも特定の個人でもなく逆恨みとかたかりとか救いのない方向(で自分達だけがまとも)というタイプの構図がギアスシリーズあんま好きじゃない所

ギアスシリーズは言い過ぎでも「亡国のアキト」に関してはほんとそれが酷い。どんなバイアスご都合主義)通せば、こうまで認知が歪むのか…という感じ。近未来SFみたいな装備やメカ中世やられてもなぁ…なんかちぐはぐなんだよなぁ〜

しかも、公式エロ同人みたいなセリフと展開っすか?深夜に、1ヶ月ぶりに見たアニメがここまでナンセンスだと腹が立ってくる。

いや、期待もしてなかったし、暇つぶし程度に面白ければいいかな〜と思ったけど、睡眠薬の効きが悪くなりそうな酷いアニメだ。悪い意味で、時間潰されてる感

ダメだ。センスが合わない。面白いとかつまんないとかそういうのはものさしの上に乗らないと議論にならない。ものさしの上に乗るだけの最低限度の共感というか、クリエイターが何をしたくてこれを作ったのかみたいな意図がまるで見えない。要するに方向性がひどく間違ってるか、俺が作品対象外の層か

自分コンテクストを上げていくと、ある程度テンポの遅い作品が許せなくなってく。いや、遅さ自体意図があったり、その過程自体が美しければいいんだ。

まり、話やエッチが長いことが問題なのではなく、その男ブサイクだったり、つまんないことが女を怒らせる…そういうことだ。

コッテコテコッビコビの女性向けはほんと受け付けない。媚びてくんなよ、見出す楽しみ奪うなよ!楽しく腐るタイミング探させろよ(このアカウント中の人は男ですが、身近な人にこじらせたBLを叩きこまれたため、腐った空気を嗅ぎ分けます

ダメな時の出崎アニメみたいな演出まで入り始めた。糞アニメとはなんたるかをことごとくやってくれてるなぁ…これ

いい加減細身のやつがゴリラ体型のやつを軽く蹴り飛ばせるアニメを「きゃーかっこいい」とか言うのやめようよ…。なんかもう一周回ってチープだよ

すげー、媚び媚びなBL営業、絡みどころか、攻め受けまで媚び媚び。こんな、掛け算作成キットみたいなヤオイ作品になびくほど、俺の腐り方は甘くないぞ(俺は何を言ってるんだ?)

寝るか…

昔のブログギアス褒めまくってたのだが、青二才腐女子意識して硬派を気取るという変な行動パターンを手に入れたせいで、腐女子に媚びてるってキーワードが出てきた瞬間に思考停止してしまうクセが付いてしまったようだ。

2016-02-29

牛丼屋で『傘寿』の読み方を尋ねる男性


雨が降るなか、腹が減ったので近所にある牛丼屋へ行った。その辺によくあるチェーン店牛丼屋。

夕方5時という微妙時間帯のおかげで客は自分ひとり。

カウンター席で値段350円の牛丼が運ばれてくるのをぼんやり待っていると、高齢男性がひとり入店してきた。その男性は店員に「こんにちわ」と声をかけ、店員もくだけた感じで「いらっしゃい」と男性を迎える。男性はどうやらこの店で顔なじみの客のようだ。男性は発券機で食事を注文したあと、私の真隣に腰を掛けた。そして「今日寒いなあ」などとカウンター越しに店員と会話しながら、おもむろに懐から1枚のはがきを取り出す。

男性)「この漢字の読み方が分からなくて。88歳はべいじゅだが、80歳は何て読むんだ」

店員A)「同窓会案内状?確かに88歳はべいじゅですね...80歳は...なんだろう」

店員B)「わかんないですね」

男性)「朝にもここで聞いてみたんだが、結局わからなかった」

店員A)「ちょっと待ってくださいねスマホで調べてみます

店員Aがひとりバックヤードへと駆けていった。厨房料理をするのにスマホ携帯していない。もう一方で残された店員Bは「漢字って本当に難しいですよね」「同窓会ですか?そういうのって良いですよね」などと男性と会話している。私はお祝いで80歳をなんと呼ぶのか知らなかったし、会話に参加することな牛丼を食べなが成り行きを伺った。そして男性が先ほど述べた「朝にもここで聞いてみた」という言葉が気になっていた。それはつまり男性がひとり暮らしで、朝晩の食事チェーン店牛丼屋で済ませており、1日のうちで他人と会話する(漢字の読み方を質問する)チャンスがこの場所に限られている事を示していたからだ。そうではないかもしれないけれど、その可能性は高いと思われた。

そう時間が経たないうちに店員Aが戻り、男性に「さんじゅって呼ぶそうですよ」と教えた(そうなんだなあ)。男性もそうかそうかと納得したようで、次にはがきに書いてある同窓会についての話で花を咲かし始めた。年齢の話になると店員に「おとうさん80歳だったんですか?もっと若いかと思ってました。全然80歳にみえないですよ」と褒められ、なんだか照れくさそうに口ごもったりする。同窓会幹事を「あの馬鹿が」と罵ってみたり、離れた出身地まで戻らねばならないのを「めんどくさい」とこぼしてみたり、店員たちと会話する表情はなんとも楽しそうである

正直に言うと私には男性が80歳かそれ以上に見えた。背中もかなり曲がっていて、格好もヨレヨレな感じであるしか店員に「80歳に見えない」と褒められ、楽し気に出生地同窓会についての話をする男性の姿はすこしだけ若返って見えたかもしれない。男性生活には、会話というものがどれだけ存在しないのだろうか。ひとりで生活している人間は、どこに他人との会話も求めて出かけていくのだろう。男性場合は近所の牛丼屋だった。

2016-02-28

みどりみどりの周波数

黒川温泉に行った時の話。

木立の中を歩いていたら、向こうからカッコいい男の人が歩いてきた。

智くん(嵐のメンバーの方)かなと思った。

子連れだったので智くんではなかった。

とっても可愛い女の子と歩いていて、幸せ家族なんだろうなと見ていて思った。

一度でも「有名人ならうれしい」と頭に思い浮かべた自分を恥じた。

発言しなかったのは不幸中の幸いだが、それでも頓痴気なことを思い浮かべるのは褒められたことではない。

ヤクザ凶悪犯罪者のような反社会的存在ではなく、総理大臣大学教授のような誰から尊敬される存在でもないものの、

りょうじんとして子供と接するその男性の姿は、称賛されなくとも個人的には尊敬すべき存在だ。

たぶん、私みたいな人は少数派だろう。

いや、そういう人が増えてくれれば「保育園落ちて日本死ね」と憤懣をぶちまけるりょうじんも減ってくれるかもしれない。

 

フォーリズム

2016-02-27

http://anond.hatelabo.jp/20160226001849

Facebookもやってるのかはわからないけど、何らかの経路で地元の友だちにその男社員が近づいて仲良くなってtwitterの内容を横流ししてもらっているとかね。

1日1人フォロワーブロックしていって、どの時点でツイート読み上げが止まるか観察するしかいね

あとはお作法の悪いツイート収集アプリが拾い続けているとかかなあ。

一度設定からアプリ連携を全部解除してみては。

アカウント乗っ取り以外で鍵アカの中身を見られるのってこれくらいしか思いつかないわ。

2016-02-22

http://anond.hatelabo.jp/20160222141309

>まずその段階でその男を好きになることはないのだけど

はいダウト

http://anond.hatelabo.jp/20160222135649

非正規ギャンブル好きの貯金なし?

…それのどこがいいのか自分にはわからないわ。

まずその段階でその男を好きになることはないのだけど、増田はそれが好きなんだよね。

人格が好きなの!とか言うのかもしれないけど、そういうダメ人格が好きってことだよそれは。

人間としてのダメさも人格のうちだ。

そのダメ男のために自分が苦労してもいいなら結婚すればいいんじゃない

好きならその人のために苦労しても幸せでしょ?

2016-02-17

今、その男女の精神格差の開きが加速度的に早まりつつある、そのカーブ分岐点にある。

私の直観観測に基づく、予言と言っていい。これから10年後にその結果が目に見えて現れ出すかもしれない。

今、対処するならば、まだ、まだその開き方は緩やかになる。

念を押すけど、笑い話でも馬鹿にしているのでもなく、後戻りできないほど大変な事になる危機感を抱いている。

http://anond.hatelabo.jp/20160217200648

はいっても、個人差はあるので、その個人差を使えばまだ何とかなるかもしれないけど。

2016-02-15

http://anond.hatelabo.jp/20160215172044

「行きつけのフィギュアショップ」のススメwwwフォカヌポウwww

「行きつけのフィギュアショップ

男なら誰しもが憧れるだろうが、そう簡単には手に入らないソレ。

僕が手に入れたきっかけは、なかなかに面白いものだった。

大学卒業後、某メーカー営業職に就職した僕だが、

とある日の外回り危機的な状況に陥っていた。

ヤバイ……。う○こしたい……下痢っぽい……」

夕方を過ぎ、最後訪問先に向かう秋葉原で、

僕は冷や汗をかきながらトイレを探していた。

しかし周囲はシャッターの閉じた店ばかり。

トイレを貸してくれそうな店はない。

(こうなったら路地裏でぶっ放すしかないか……)

そう思った時に目の前で店のシャッターを開ける、

年の頃60位だろうか、自分父親と同じくらいの男性がいた。

僕はなりふり構わずその男性に

すみませんお腹を下してしまって、トイレを貸してはいただけないでしょうか」

と、持ちうる限り最大限の丁寧さでお願いした。すると男性は、

「いいけど、なんか見ていって。ここ、フィギュアショップから

と、真顔で答えた。

(この人、腹を下してる人間に何を言ってるんだ……)

内心、おかしな人に当たってしまった、と思いつつも、

しかし、この後まだ営業先に行かなくてはいけないので、

フィギュアの代金をお支払する形ではダメでしょうか」と提案すると、

「じゃあ帰りに見に来て。ここはフィギュアショップで、トイレじゃないんだ」

男性はそういうと僕を店内に手招きした。

(そうなると、僕は帰りにここに寄らずに、そのまま帰ることもできるのに、

なんだかとても変わった人だなぁ)そう思いつつ、トイレを済ませると、

「では、帰りに寄らせてもらいます」そう言って僕は店を出た。

訪問先の滞在時間が延びたこともあり、約束は覚えていたけれど

面倒だから帰ろうかなとも思った。けれど、ちょっと様子を見てみよう、

そんな気になって、僕は帰りにその店の前を通った。

ガラスがはめられたドアをそっと覗くと、

夕方男性が一人でレジ内でフィギュアパンツを覗いていた。

やはりというか、当然だが、この店のマスターだろう。

正直に言うと、その姿があまりにもカッコよく、様になっていて、

僕は無意識の内にドアを開けていた。

マスターは僕を一瞥すると、

あんた、変わってるね」と無表情に言った。

(それはおまえの方では……)と思っていると、マスターフィギュアを出しながら続けた。

「寄らずに帰ろうと思えば帰れた。けれどあんたはここに来た。

あんたいい人だ。今日は店を休もうと思ったけど、開けてよかったよ」

そういってフィギュアスタンド女の子フィギュアを立てかけた

あんたがこの店で最初に見るアイドルフィギュアは、これが良い」

目の前に道端でコケそうになっている、何とも可愛らしいフィギュアが出された。

当時、フィギュアを全く知らなかった僕は、とりあえず値段が怖くなり、

「お幾らですか?」と財布を出しながら聞いた。マスター

「俺は見ていけ、と言っただけで、金をとるとは言ってない

このフィギュアプレゼントだ」と優しく笑った。

その後、僕はこのショップに足しげく通い、色々なオタクと知り合った。

マスターから見ればまだまだヒヨっ子だが、大人になり、

結婚もし、いい加減フィギュア卒業かな、と思っていた。

そんな矢先、マスターが亡くなった。

いつだっただろうか、常連達でしっぽりフィギュアパンツを覗いていた夜、

マスターが「なんだかインターネットに店が載ったみたいで、

楽天で知ったけどフィギュアの品揃えいいですね。僕好きです』みたいな若造が増えた

俺はそういう客は好かないんだ。機械による巡り合わせは好かないんだ」

と、愚痴っぽく言っていたことがあった。

僕も含め、何かしらおかしな巡り合わせでこの店とマスターと縁が出来た常連達は、

「では、なぜ楽天出展・・・」と思ったが、ネットを探し、三木谷社長

サイトを取り下げるように頼んだりした。

けれど、三木谷社長は「出展したのはマスター自由だ」と取り合ってくれなかった。

そんな中、マスターが暫く店を休むと言った。

今思えば、あの頃から体調が悪かったのかも知れない。

そのまま復帰の知らせのないまま、常連仲間からマスター訃報を聞いた。

告別式マスターらしい、参列者の少ないものだった。

会場には見覚えのない女性等身大フィギュアが2体ならんでいて、

話を聞くとマスターの秘蔵コレクションだった。

マスター自分の話を全くしない人で、「俺は既にノンコレクションだ」と言っていたので、

我々はそれが本当だとてっきり信じていた。

火葬の待ち時間マスターの元奥さんと娘さんが

「これを渡すように、と言われました」と僕に1体のフィギュアを渡してきた。

何でも亡くなる少し前に、マスターが2人に、僕に渡すように言付けたそうだ。

具体的な商品名は控えるが、某アイドルゲーム永遠センター(17歳)と言えば、

分かる人にはその価値がわかると思う。何故こんなものを僕に、と混乱していると、

娘さんがバーで使われていた伝票を渡してきた。裏には走り書きの文字で、

「あの日のフィギュアあんたにあげる」

そう書いてあった。

フィギュアはあの日僕が見た日から、傷ひとつついてなかった。

僕は涙が止まらず、大人げなくその場に膝をついて嗚咽した。

「行きつけのフィギュアショップ

僕に人生とは何か、人付き合いとは何か、

大人になるとはどういうことかを教えてくれた、大切な空間だ。

男なら誰しもが憧れるだろうが、そう簡単には手に入らないソレ。

僕は今後の人生において、もう行きつけのフィギュアショップをつくることはないと思う。

真のアイドルマスター10回忌にあてて。最大限の感謝と愛を込めて。

http://anond.hatelabo.jp/20160215172044

「行きつけのバー」のススメ

「行きつけのバー」

男なら誰しもが憧れるだろうが、そう簡単には手に入らないソレ。

僕が手に入れたきっかけは、なかなかに面白いものだった。


大学卒業後、某メーカー営業職に就職した僕だが、

とある日の外回り危機的な状況に陥っていた。


ヤバイ……。う○こしたい……下痢っぽい……」


夕方を過ぎ、最後訪問先に向かう寂れた商店街で、

僕は冷や汗をかきながらトイレを探していた。

しかし周囲はシャッターの閉じた店ばかり。

トイレを貸してくれそうな店はない。


(こうなったら路地裏でぶっ放すしかないか……)


そう思った時に目の前で店のシャッターを開ける、

年の頃60位だろうか、自分父親と同じくらいの男性がいた。


僕はなりふり構わずその男性に

すみませんお腹を下してしまって、トイレを貸してはいただけないでしょうか」

と、持ちうる限り最大限の丁寧さでお願いした。すると男性は、


「いいけど、なんか飲んでって。ここ、バーだから

と、真顔で答えた。


(この人、腹を下してる人間に何を言ってるんだ……)

内心、おかしな人に当たってしまった、と思いつつも、

しかし、この後まだ営業先に行かなくてはいけないので、

飲み物の代金をお支払する形ではダメでしょうか」と提案すると、


「じゃあ帰りに飲みに来て。ここはバーで、トイレじゃないんだ」

男性はそういうと僕を店内に手招きした。


(そうなると、僕は帰りにここに寄らずに、そのまま帰ることもできるのに、

なんだかとても変わった人だなぁ)そう思いつつ、トイレを済ませると、

「では、帰りに寄らせてもらいます」そう言って僕は店を出た。


訪問先の滞在時間が延びたこともあり、約束は覚えていたけれど

面倒だから帰ろうかなとも思った。けれど、ちょっと様子を見てみよう、

そんな気になって、僕は帰りにその店の前を通った。


ガラスがはめられたドアをそっと覗くと、

夕方男性が一人でカウンター内でタバコを吸っていた。

やはりというか、当然だが、この店のマスターだろう。

正直に言うと、その姿があまりにもカッコよく、様になっていて、

僕は無意識の内にドアを開けていた。


マスターは僕を一瞥すると、

あんた、変わってるね」と無表情に言った。

(それはあなたの方では……)と思っていると、マスターはグラスを出しながら続けた。

「寄らずに帰ろうと思えば帰れた。けれどあんたはここに来た。

あんたいい人だ。今日は店を休もうと思ったけど、開けてよかったよ」

そういって丸氷を入れたグラスにお酒を注いだ。

あんたがこの店で最初に飲む酒は、これが良い」

目の前に琥珀色より少しばかり深く落ち着いた、何とも美しい色のお酒が出された。


当時、酒を全く知らなかった僕は、とりあえず値段が怖くなり、

「お幾らですか?」と財布を出しながら聞いた。マスター

「俺は一杯飲んでけ、と言っただけで、金をとるとは言ってない

この一杯はプレゼントだ」と優しく笑った。


その後、僕はこのバーに足しげく通い、色々な人と知り合った。

マスターから見ればまだまだヒヨっ子だが、大人になり、

結婚もし、いつか子供とこのバーに行きたいと思っていた。


そんな矢先、マスターが亡くなった。

いつだっただろうか、常連達でしっぽり飲んでいた夜、

マスターが「なんだかインターネットに店が載ったみたいで、

『落ち着いたバーですね。僕好きです』みたいな若造が増えた

俺はそういう客は好かないんだ。機械による巡り合わせは好かないんだ」

と、愚痴っぽく言っていたことがあった。

僕も含め、何かしらおかしな巡り合わせでこの店とマスターと縁が出来た常連達は、

必死ネットを探し、掲載元に記事を取り下げるように頼んだりした。

けれど、大半のところは「言論(表現)の自由だ」と取り合ってくれなかった。

そんな中、マスターが暫く店を休むと言った。

今思えば、あの頃から体調が悪かったのかも知れない。

そのまま復帰の知らせのないまま、常連仲間からマスター訃報を聞いた。


告別式マスターらしい、参列者の少ないものだった。

会場には見覚えのない女性が2人いて、話を聞くと離婚した元奥様と娘さんだった。

マスター自分の話を全くしない人で、「俺は既に天涯孤独だ」と言っていたので、

我々はそれが本当だとてっきり信じていた。


火葬の待ち時間マスターの元奥さんと娘さんが

「これを渡すように、と言われました」と僕に1本の酒を渡してきた。

何でも亡くなる少し前に、マスターが2人に、僕に渡すように言付けたそうだ。

具体的な商品名は控えるが、某日本メーカーウイスキー(50年)と言えば、

分かる人にはその価値がわかると思う。何故こんなものを僕に、と混乱していると、

娘さんがバーで使われていた伝票を渡してきた。裏には走り書きの文字で、


「あの日のウイスキーあんたにあげる」


そう書いてあった。

ボトルはあの日僕が飲んだ一杯から、減っていなかった。

僕は涙が止まらず、大人げなくその場に膝をついて嗚咽した。


「行きつけのバー」

僕に人生とは何か、人付き合いとは何か、

大人になるとはどういうことかを教えてくれた、大切な空間だ。

男なら誰しもが憧れるだろうが、そう簡単には手に入らないソレ。

僕は今後の人生において、もう行きつけのバーをつくることはないと思う。




マスター三回忌にあてて。最大限の感謝と愛を込めて。

2016-02-09

http://anond.hatelabo.jp/20160209113126

義兄がそうなのと、母子家庭男性を見ているとそれこそ分かれる気がする。

その事例もたくさん見てるし、そうじゃなくて完全に関係崩壊している例もたくさんある。(その場合その男性も人生スポイルしているケースだけど)

まりこんな言い方はすると怒られるかもしれないけど結婚できるような感覚経済力を持っている人であれば前者(責任感が強い)になりがちなのではないかと思う。

後者場合結婚しても、まずこんなところに嫁さんが質問とかしてこないだろうなぁ。母親への責任感が強いのがマザコンとみられるかどうかは、難しいところだ。

2016-02-07

女を代表するわけじゃないけど男=ATM事実かもしれない

http://anond.hatelabo.jp/20160207011039

『男女の性欲の質が違い過ぎて議論が噛み合わない罠』

この文章は読んでいてとてもつらい。

つらいけど真実の一端があるのかなとも思う。

女の価値女性器だけというのも

男の価値経済力だけというのも極論を言えば正しいかもしれない。

自分もひとりの女の立場として

元増田文章背中がゾワゾワするような

触られたくないところを触られたような印象があった。

ふと自分父親を思い出した。

私も幼い頃は父が大好きで

父が休日ときはいつも一緒にいた記憶がある。

ああでもいま思い出すとウゲッと気持ちわるくなることもあった。

一緒にお風呂入ってたときペニスを湯船から出して

ほらオチンチンだよーとか言って私に握らせようとしてた。

私はなぜかテンションあがって「ちゃんときれいにしよー」

なんていって石けんで泡作ってペニスに乗せて遊んでた気がするけど。笑

べつにこの程度なら性的虐待ではないと思う

けど気持ちわるいことには違いない。

脱線したけどそれはともかく

小学5年のとき父と母の仲が一気に険悪になる事件があった。

父の不倫がバレた。しか複数女性交際していたらしい。

両親はとなりの私の部屋に聞こえるくらい大声で口げんかしてて

私は精神年齢の成長が早かった(ようするにエロ年寄だった笑)ほうなので、

両親の派手な口けんかの内容をなんとなく理解できたんだけど

ようするに母は私を産んだあとに父とまったく性交渉をしていなかったらしい。

父は俺は毎月給料をもってくるだけの奴隷か!

お前がやってる家事なんて家政婦やとえば済むことだぞ!とか

あのときの口調はいまこうして思い出してても戦慄する

まあけんかがエキサイトしてるとき言葉尻をつかまえてもしょうがないけど

とにかく母が体を許さないというだけで

自分全否定されたかのように感じるんだなー

と心の中でちょっと苦笑してた。

でもこれって父にとっては深刻な問題だったとおもうんだよね。

それは承認欲求であって性欲ではないと指摘する人もいるとおもうけど、

承認欲求と性欲って複雑にまざりあってて簡単にはわけられないと思う。

私も交際相手自分を求めなくなってきたらそろそろ関係も潮時かなと心配になる。

そのあと私が社会人になるころ両親が離婚した。

父が長年勤めてた職場定年退職たからだ。

本当は65歳くらいまで一緒にいた方が法的に何か有利だったらしいけど

母は父が退職した1週間後に離婚届けをわたしたようだ。

母に事情をきいたら10年くらい前の不倫事件のあと

とにかく私が社会にでるくらいまでの間はおたがい我慢しようと

その間はおたがいに何をしようと関知しないということになっていたらしい。

自分中高生になってから父親とまったく会話しなくなってたし

上に書いた性虐待?とけんかの記憶もあって父=汚らわしいと思っていた

結果として父は家庭ではまったく喋らなくなっていた。

自分で言うのもなんだけど父は仕事ができる人だったし

少なくとも外見は人付き合いのいい人だったか女性モテただろう。

たぶん父はそのあとも不倫してたのかもしれないし、

あるいはセックスワークのお世話になっていたのかもしれない。

その手や口で家に入ってたのかな、と考えるとゾワゾワするけど

母は典型的な箱入りで育てられたと自分で言ってたから、そのせいか

自分と同じでいくぶん性嫌悪を持っていて

出産のためにはしょうがないと父と関係を持っていたのかもしれないし

あるいは見合い婚だったから私が生まれる前までは

父にふつうに恋してたのかもしれない。

まちがいなく父は母が知っている唯一の男性だ。

どちらにしろ自分が生まれてまもなく両親の関係は冷えはじめていて

母は父に体を許さなくなっていたし、

父も子供という責任?重荷?がなければいつでも離婚たかったのだろう。

結局、母もたぶん20年以上も父と性交渉することもないまま

定年退職の1週間後に別れを切り出した。

自分の家庭が異常なだけと言われればたしかにそうだけど、

父がリストラされてたらきっともっと離婚は早かっただろうし

母が自分を身ごもることなく、自然性交渉しなくなっていたら

おそらく父はもっと早く別れを決意しただろう。

たぶん若いうちは男女の間は友人関係の延長線上にあって

恋愛結婚生活女性の肉体と男性経済力を交換する

だけの味気ないものとは信じたくないと思う

私も信じたくはない。

でも女性が一切の性的関係拒否したり、

男性が全く経済力がなかったとしたら、

そこにどんな美しい信頼関係があったとしても、

たぶんその男関係は長続きしないんじゃないかな。。

だってそれならいい友だちの関係で十分だから

もちろん男女間も信頼関係大事で、

自分パートナーとはできるだけわかりあって

おたがいの汚い部分を許しあう関係を築きたいとは思う。

でも私には明らかに性(的接触への)嫌悪があって

私の「性欲」には男性に触れられることより

精神的・経済的に支えられたいという身勝手気持ちがまざってるから

本音をいえば性的関係必要最小限であってほしいし、

母のようにそれなしにパートナーとの関係を維持できたらいいな

と思う甘えた気持ち否定できない

私の手を握ることもキスすることもなく常にそばにいて

自分が落ち込んだときイライラしたときに支えてくれる男性がいるなら

それに越したことはない。

でもいままでの少ない恋愛経験でもどんなに優しそうなパートナーでも

性的接触を一切要求しない人なんていなかったし、

これからもそんな人は現れないにちがいない

から体を求められなければ気持ちが離れた?と不安になるし、

ああ女性代表するわけじゃないとか書いたけど

ごめん、たぶんそれが女の「性欲」だと思う。

強い信頼関係人間的魅力さえあれば恋愛結婚生活

女性の身体的魅力や男性経済優位性?が関係ないと言い切るのは

まりにも現実無視した理想化された男女関係じゃないかと思う。

あの強い調子のたぶん男性本音かいま見える文章を読んで

そう思い知らされた。

2016-02-03

精神疾患だね

その男は、感情が完全に読めない。相手感情を考える事はできるのだが、それは時に身勝手な自問自答になり、自分正当化する為の理屈付けにつかわれる。トロッコ問題で迷いなく隣の人間を突き落すタイプ。実際に私は3回、その男の保身の為に突き落とされている。戻ってくるのに長い時間必要だったわけだ。

その男は冷酷でありかつ頭は良い。見事に「犯罪」を見えなくしている。でも、自己正当化はその事実が明るみに出た場合には否定される。特に職業倫理に反する行動については。それには時効は無い。

うからには徹底的に戦うべきだと思う。なぜなら、それは形を変えて繰り返されているものから二面性があるというものでは無い。その男はは医者としても自分所業正当化しているよ。障害を持っている子供はちゃんと殺してやらないと親が次の子どもを産めないからね、というヒトデナシの自己満足を私はちゃんと聞いている。

その男は既にもうひとりのヒトデナシ、他人苦痛が見えない女と長い時間を過ごして私が知っていた人間ではなくなっているし、たっぷり金を持ってこちらの攻撃をかわせるわけだから、全力でちょうどだろうな。こちらもそうそう弱くはないけれどね。それにヘルプコールを聞きつけてくれる人数は、私の方が遥かに多く持っている。その男社会的立場を奪える人達の中にもたくさん、ね。

まり時間がないのだよ。病院に行けなかった結果なのだけれど。まあ、闘いは私自身がいなくても可能なのだけどね。

精神疾患だね

その男は、感情が完全に読めない。相手感情を考える事はできるのだが、それは時に身勝手な自問自答になり、自分正当化する為の理屈付けにつかわれる。トロッコ問題で迷いなく隣の人間を突き落すタイプ。実際に私は3回、その男の保身の為に突き落とされている。戻ってくるのに長い時間必要だったわけだ。

その男は冷酷でありかつ頭は良い。見事に「犯罪」を見えなくしている。でも、自己正当化はその事実が明るみに出た場合には否定される。特に職業倫理に反する行動については。それには時効は無い。

うからには徹底的に戦うべきだと思う。なぜなら、それは形を変えて繰り返されているものから二面性があるというものでは無い。その男はは医者としても自分所業正当化しているよ。障害を持っている子供はちゃんと殺してやらないと親が次の子どもを産めないからね、というヒトデナシの自己満足を私はちゃんと聞いている。

その男は既にもうひとりのヒトデナシ、他人苦痛が見えない女と長い時間を過ごして私が知っていた人間ではなくなっているし、たっぷり金を持ってこちらの攻撃をかわせるわけだから、全力でちょうどだろうな。こちらもそうそう弱くはないけれどね。それにヘルプコールを聞きつけてくれる人数は、私の方が遥かに多く持っている。その男社会的立場を奪える人達の中にもたくさん、ね。

まり時間がないのだよ。病院に行けなかった結果なのだけれど。まあ、闘いは私自身がいなくても可能なのだけどね。

2016-02-02

いまさらマッドマックス 怒りのデス・ロード」を観たよ

いやーすごいね。いつの話してんだよって言われそうだけど、まだの人もいるでしょ、観たほうがいいよ。

救世主たる "働く女" がジャンヌ・ダルクよろしく立ち上がり "男に従属させられてた女たち" を「女は男の奴隷じゃないのよ!子供産む機械じゃない!一緒に逃げて自由に生きるのよ!」と説き伏せて男社会から逃亡。興が乗ってきたのか、逃げるだけの予定がいつの間にか反旗を翻し、支配者たる男とその男一族による圧政に苦しむ民を開放しちゃうのね。ついでに、その一助となった数少ない男は、決して女に対して性的興奮を催したりせず、最後には都合よく去ってくれるわけ。

こんなにおフェミスト・おリベラリストのみなさんが気持ちよくなれる映画がいまだかつてあっただろうか。いや、無い。しかもこれは三部作の第一作目なのである。本当によかったね。(笑)

2016-01-21

女がイケメンに捨てられた話見るとすげーニヤニヤする

キャバ嬢ニコニコ生放送やってたんだけど。

かわいい娘なのよ。

でも、16とかで、バーテンダーにすがりつくために、リスカして飛び降りしようとしたりして、すがったのに捨てられたらしくってさ。

  

こういうの、メチャクチャ好き。

普段俺を馬鹿にしてるリア充女が、本当に大好きで結婚たかった男に単に遊ばれてただけでした、で精神おかしくなるの見てると本当に幸せ

まあみろ。って感じ。

  

次点は、アラサーになってから元カレに捨てられてその元カレはアッサリ新しい彼女作って。これからどうしようみたいなババア放流みたいな話。

女を武器調子に乗ってた女がはしごはずされて人生終わる様が面白い。一生モノの傷を負うのが面白い

  

この後、どーあがいても、その女の人生は失敗。

自殺未遂したなら、そこで人生終わってたわけだ。その男に受け入れられない時点で人生終わったと自分で認めたわけだ。

すきでもない男と結婚するために婚活した時点で、もう最高の人生は見失ったわけだ。

  

散々、普段調子に乗りまくってるフェミとかみてると、こういう事例みて、やっぱり女はよえーじゃねえかwってのをみるとスンゲー楽しくなる。

  

俺には無理だったけど。世のイケメンクズドキュンヤリチン、放流して若い女に乗り換え男。こいつらには感謝してるわ。

スンゲー人生楽しい

2016-01-15

ごめんね

はてな匿名ダイアリー

名前を隠して楽しく日記

楽しい所なんて何もない話で。ごめんね。

でも私が今書かずに、そこで何があったのかが全部闇に放り込まれしまう事は絶対に許したくない。その酷い話に関係した人間達は全員が加害者だけれど、話しの中では場所も時期も名前も全部取り除いた。書かれているのが自分の事だとわかるのはその人達だけだ。

警察相談電話の人が指摘していた「あなたが罪に問われる」事は無い。削除はさせない。

それから、本当にまずい立場になりかねない人のした事は出てきていない。医者ならどこで人が足りていないか読めばわかると思うけれど、その若い男性は何らかの嘘でそれに巻き込まれただけなのだと、私は思っている。だからその人が何をしたのかは書かれていない。普通は行われない状況での人形のような無感情な私をその人は見ていたから、覚えていらっしゃると思うけれど。

その男の惨たらしい所業に加担させられた男性が、私が延々と嫌がらせをされてその状態に追い込まれた事を知っていたはずもない。


言葉にしたら、自分の体が軽くなった様に感じる。心臓のあたりにある空洞が少し大きくなったかな。でももっと軽くならないと、届かない。もう少し頑張ろう。

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