黒川温泉に行った時の話。
木立の中を歩いていたら、向こうからカッコいい男の人が歩いてきた。
智くん(嵐のメンバーの方)かなと思った。
子連れだったので智くんではなかった。
とっても可愛い女の子と歩いていて、幸せな家族なんだろうなと見ていて思った。
一度でも「有名人ならうれしい」と頭に思い浮かべた自分を恥じた。
発言しなかったのは不幸中の幸いだが、それでも頓痴気なことを思い浮かべるのは褒められたことではない。
ヤクザや凶悪犯罪者のような反社会的な存在ではなく、総理大臣や大学教授のような誰からも尊敬される存在でもないものの、
りょうじんとして子供と接するその男性の姿は、称賛されなくとも個人的には尊敬すべき存在だ。
たぶん、私みたいな人は少数派だろう。
いや、そういう人が増えてくれれば「保育園落ちて日本死ね」と憤懣をぶちまけるりょうじんも減ってくれるかもしれない。