楽しい所なんて何もない話で。ごめんね。
でも私が今書かずに、そこで何があったのかが全部闇に放り込まれてしまう事は絶対に許したくない。その酷い話に関係した人間達は全員が加害者だけれど、話しの中では場所も時期も名前も全部取り除いた。書かれているのが自分の事だとわかるのはその人達だけだ。
警察の相談電話の人が指摘していた「あなたが罪に問われる」事は無い。削除はさせない。
それから、本当にまずい立場になりかねない人のした事は出てきていない。医者ならどこで人が足りていないか読めばわかると思うけれど、その若い男性は何らかの嘘でそれに巻き込まれただけなのだと、私は思っている。だからその人が何をしたのかは書かれていない。普通は行われない状況での人形のような無感情な私をその人は見ていたから、覚えていらっしゃると思うけれど。
その男の惨たらしい所業に加担させられた男性が、私が延々と嫌がらせをされてその状態に追い込まれた事を知っていたはずもない。
言葉にしたら、自分の体が軽くなった様に感じる。心臓のあたりにある空洞が少し大きくなったかな。でももっと軽くならないと、届かない。もう少し頑張ろう。