「商機」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 商機とは

2018-02-25

anond:20180225195727

食について同様のことを感じる。

あるモノがなぜ粗末にされるかと言うと、それはそのモノが有触れているからそうなるわけだ。

家庭での食べ残しや、商店飲食店での商機逸失を避けるための過剰供給・廃棄は、食材コストが割安だから起こるので、

食材の値段が現在の数十倍数百倍になれば、そういった事態は激減するだろう。

そうなれば、安全安心食品をいつでもどこでもだれもが手に入れることは不可能になり、深刻な生命危機に晒される人も出るだろう。

人が生きるために食を取るのが本義なのだから、食の価値が人よりも高くなるような状況もその肯定も許されないという意見はあろう。

だが、人命の安全のために、余計に動植物を殺して食品の過剰生産をすることも批判されるべきではないかとも思うのだ。

現代人は、自己生存享楽のために他の生命犠牲にするシステム依存した存在であり、それゆえに、

赤子であっても、全てそのような「原罪」を抱えているということに、もっと敏感であって良いのではないだろうか。

2018-02-18

今のラノベは売れる作品しか売れない

妙な言い回しだけど事実なんだからしゃーない

このたび10年以上やってきたラノベを売る仕事を辞めたので情報にまだ鮮度があるうちに書く

タイトル通り今のラノベは売れる作品しか売れない

具体的に書くと、早い段階から部数を伸ばせない作品はその後ヒットすることはないということだ

スタートダッシュですべてが決まるといっていい

何年か前にラノベ作家が新作の1巻が発売されてひと月と経たず打ち切りが決まったと嘆いたことがあったが、それはまさしくスタートダッシュ至上主義弊害である

なぜ今のラノベがそんなことになってしまったのかというと、本屋の平台の面積に限りがあることに加えて、出版社からしたら早い段階からセールスが伸びてそのままヒットしてくれるなら言うことなしなのが一つ

もう一つがこの状況と相性のいい作家結構いるということに尽きる

いったいどういうタイプ作家かというと、


タイプ……デビューからファンを抱えている新人

今をときめくウェブ小説エロゲ世界ですでに名前が売れている人たちがこのタイプ

案外ファン絶対数は多くないんだけど、初版をパパっとさばけるぐらいファンがついてればスタートダッシュには十分であとは倍々ゲーム的に部数が伸びてってくれる

丸戸や衣笠エロゲライターラノベ進出の流れに乗り遅れた感が当初あったが、結果だけ見れば今のラノベの売り方とマッチできて良かったね

せっかく引っ張ってきたるーすや王をヒットさせられなかったSDはすごい無能

初期のなろうランカーが零細出版社書籍化してしまったのは商機を逃したよな

タイプ……固定ファンのいるヒット作家

当然のように売れっ子作家スタートダッシュも効く。初版部数も多い

ただ、ラノベ卒業してく読者もそれなりにいるからヒット作の記憶がまだ新しいうちに新作を出すのが吉。鉄は熱いうちに打て

俺芋の伏見のうりん白鳥は前作の熱が冷めないうちに次作につなげられて良かったね。平坂はまずまず

ファンの熱が冷めぬようにとヒット作が完結しないうちから次作にとりかかる作家も多し

タイプ……出版社がプッシュしてくれる作家

早いうちからメディアミックス企画が動いてくれるのでスタートダッシュが効く

効くのだけど思惑が外れることもる

出版社的にはもっとも高コストリスキー

ゼロはなんだかんだ当たったけど外れたら企画者の首が飛んでたろう。それぐらいプッシュが全力だった

すでにウェブで公開されてる作品に大賞あげたりするのもこの類。Aタイプと兼ねてることもわりとあり

終末何してますかの枯野みたくかつての担当編集出世したことで急に運が巡ってくることもあるから今売れてない作家も望みを捨てるな

以上、今売れてるラノベ作家タイプ分け終わり

でもこの傾向もいつまでもは続かないだろうね

web小説も小粒化してきてるし人気エロゲライターみたいなのも新しい名前は聞こえてこなくなった

今のヒット作家明日もヒット作家とは限らないし、出版社の体力も落ちてきている

2018-01-11

少し鬱かなと思う 年を重ねるごとに死にたいと思う時間が増えている とはい自分かわいいだけの可能性もあるし気の持ちようという言葉もある

理由としては性欲を生物としての欲求を満たそうとするのに障害があるのが大きい 仮にパートナーを見つけて子供を作る流れになったときを考えると、この年々拡大していく格差社会上流階級が親戚中に一人もいないのにもかかわらず、親が何か優れた遺伝子環境文化資本提供できるわけではない親の元に生まれ子供はかわいそうだと思ってしまうのだ

それなら子供がいらないパートナーを見つけろというが、そういうことを考える女は子供自分投影したくならないほど満たされている人かよほど満たされていない人だろう 前者には相手にされないことが多いし後者自分相手にしたくないのでうまくニーズが咬み合わない

それなら金を手に入れて相手にされるようになれという話だが、年々フロンティアが狭まるこのご時世、独立するにしても商機が見えない それなら現状維持で周囲にそれなりによいところに勤めている息子、友人、兄、親戚、孫だと思わせておくのが好ましいだろう もちろん会社の内実はクソだが流れが鈍い世間話ではそんな要素考慮されない 外形、世間体けが影響するクソシステム

から今の普通な若手にとって一番好ましいパターン地方のとして親が死ぬまで勤めあげつつ子供のいない世帯を持つこと又は決して結婚しないことなのだろう

2018-01-02

anond:20171231123520

これでDMMに流れたら完璧商機逃してるよな

エロセンシティブから扱いに困ってるのかも

2017-12-17

https://anond.hatelabo.jp/20171216180137

JT商機を逃すのかな

手軽に吸える出汁タバコとか紅茶タバコいけるんじゃね?

俺はウナギのタレタバコがいいな

2017-12-08

anond:20171208153643

大阪人です。

 

結論からいうと

大阪バッシングしてるのは大半が関東平野に住む非・東京ネイティブ出稼ぎ労働者たちです。

「なぜ?」

いから。

 

「なんで憎い?」

大阪人大阪で生まれ

大阪仕事して

大阪死ねから

よしんば大阪人でなくとも周りの他県は大阪に住んで大阪で働けるから

これができるのは北海道県民くらい。

でも北海道には仕事がない。

よく大阪だって仕事ねーよとか

本社東京だろとか言われるけど

それは下層の話であって中央区オフィスビルでは

バリバリ仕事してるサラリーマンだらけです。

特に輸入輸出関連の商社は規模に関わらず高利益待遇が多いので魅力的です。

東京から転勤候補として一番多いのも大阪です。

ふつーに仕事あります

お金にもなるし、人が足りないくらい。

 

「なんで非・東京人は住んで仕事できないの?」

東京家賃高杉。

安くても人間が住むような環境じゃないのしかない。

東北仕事がなさすぎて永遠に東京に集中し続ける出稼ぎ労働者

その人たち全員に住処を与えるのは広い関東平野でも無理。

結果、糞みたいな条件で近場で住むか、

遠い遠いベッドタウンで寝に帰るだけで通勤ラッシュに神経すり減らして消耗していく。

ところが大阪では通勤時間15分圏内とかザラな上に、

なんなら自転車でどこにでもいける環境

通勤にいちいち消耗したりしないし、遠かったら勤務地近くに引っ越すのは当たり前。

もちろん東京でも解決できます

金で。

大阪は金なくても通勤に消耗しません。

なので自分らは故郷から出稼ぎにきたのに

さらベッドタウンで寝泊まりして通勤毎日消耗しているというのに

大阪人ヘラヘラして生きているのを見て毎回ストレスをため込むわけです。

大阪人常識的生活を送るだけで非・東京人からの印象は悪くなる一方です。

これは出稼ぎ労働者たちが勤務地≠居住地である問題解決できない限りは収まりません。

 

「じゃあ、大阪に住めばいいじゃん」

ところがそうはいかないわけです。

根本的に文化が違うので大阪文化が非・東京人にはまるで合いません。

関東平野のようにストレス社会だと何も事を荒立てずにおくことが美徳とされます

大阪では毎日さな楽しいことを探すことを無意識に行っており、

仕事で役に立たないことや世間話や笑いを共有しようとしてきます

これが非・東京人には余計なストレスになり不真面目な人間であるレッテルが貼られます

一方、大阪人からは非・東京人のつまらなさやユーモアの無さに愛想を尽かします。

お互い歩み寄れない文化的問題があるわけで、

これが非・東京人である出稼ぎ労働者たちが大阪にやってこれないファイアウォールとなっています

彼らが大阪を憎み大阪の悪評を書き続けるほど

大阪東京化されるのを阻止する働きになります

でも非・東京人がこうなってしまうのも仕方がないことで

毎日ごみの中に混ざっていれば余計な情報ばかり入ってきてしまう。

なのでストレスから身を護るための殻が必要になるというのも当然の流れだと思います

 

「でも大阪田舎で不便なんでしょ?」

全く違います

しろ東京で手に入るもの大阪でもほぼ手に入ります

所詮東京にあるもの典型的日本人であれば商機のあるようなアイテムしか並んでいません。

そういったものは規模の大きい都市ならばどこででも手に入ります

工芸品や珍しいものであればむしろ神戸の方が皮産業が盛んであったり

観光目的でも京都奈良四国から近い大阪の方が圧倒的に有利です。

東北は何もありませんし。

沖縄北海道には飛行機で行くので結局同じです。

そして一番の特徴が東京クオリティが低くても商売が成り立つという点です。

成り立つというと語弊がありますが、ようは買い手の人口が多いので売るという観点では非常にイージーモードです。

しかし売るだけでやっていけるかというとそういうわけでもなく、

糞高い土地代で自転車操業をしているところが大半です。

新しい店は多いが潰れていく店もまた多いのが東京の特徴です。

一方、大阪土地代が比較して安いですが買い手が少ない上に地域に密着しているケースが大半です。

そのためクオリティの低い店と認識された時点でその地域でそれ以上の売り上げを伸ばすことはできません。

長く続いた店が安く美味いのは地域住人から愛されるだけの創意工夫をしてきた結果です。

から愛されない限りは大阪ではやっていけず話題性を重視する東京とは正反対です。

例え老舗でも味の変化に利用者は敏感で、簡単に客が減ります

 

以上のことから大阪が憎まれ理由

・住みやす

東京ストレス社会との文化の違い

であり、この2点において劣等感を持ち続ける非・東京人たちに永久コンプレックスを与え続ける存在になっています

なお、京都人名古屋人、九州人、北海道人は故郷プライドを持つだけの要因が多いので

大阪比較する理由が少なく大阪コンプレックスを持つことは少なくなります

 

PS:

と、まあ一方的大阪がいいかのような言い方をしましたが、

やはり仕事の数という点では東京が圧倒的に多いです。

利益率は置いておいて。

ですので暇な時期は東京仕事を取ることが多いです。

ただ仕事の数が多いだけに、そこからおいしい仕事を選ぶだけの労力というのも当然あります

仕事の数が多いだけで無条件に幸福になれるなら出稼ぎ労働者たちはここまで大阪コンプレックスを持たなかったと思います

2017-06-25

アプリキャンペーンがうざい

ショッピングサイトとかで、ポイントアップするから頑張ってスマホアプリ使って買おうとするんだけど、

操作が面倒くさいし、いざ購入前に条件とか確認しようと思うともう超面倒くさくて、

ちゃごちゃしてるうちにタイムアップして、もう止めた!となることが多い。

そのサイトでは2度と買うもんかと思う。

PCで買ってれば、とっくに購入終わって、売り上げになってると思う。

アプリキャンペーンのせいで確実に商機を逃してる。

無駄サービスの印象を悪くしてるだけだ。

PCで出来ることをアプリ誘導しようとするのは絶対止めた方がいいと思う。

2017-05-11

http://anond.hatelabo.jp/20170511063348

これあるわけないやろで終わらせちゃダメなんじゃないか

ファミレスi-tuneカードgoogle playカード商機になるってことだろ

そのうち置いてる店が普通になるんだろうな

2017-03-27

 やよい軒運営するプレナス福岡)によると、3月25日には毎年、全国からこの店にファンが集まり

客数が3割ほど伸びるという。同店は毎年、日付を刻んだポスターを当日だけ掲示している。

聖地」の効果は他にも及んでいる。同店近くのゲームフィギュア店「駿河屋高槻店では、

特需を見込み、24日から3日間、セール高槻やよい祭り」を開催した。高槻やよい関連のフィギュアDVDなど

約100アイテムを集めた特設コーナーを設置。

等身大パネルも用意した。同店責任者は「年末年始と並び、3月25日は最大級商機。力を入れています」。

同店から最寄りの有料駐車場には、アイドルマスターに登場するキャラプリントした自動車痛車(いたしゃ)」

がずらりと並び、満杯。ツイッターでは「やっぱり痛車とまってた」「痛車やよい軒通過します」「やよいちゃんパニック」などとさかんにつぶやかれた。


また、高槻市は人気に着目し、ふるさと納税の返礼品に登場させた。

内容は、高槻やよいプリントされたTシャツや文具の詰め合わせセット。昨年5月からだが、わずか6日間で全20セットが品切れとなった。

飲食店駐車場物販店行政にまで広がっている「聖地」の効果

プレナスは「3月25日が目当てで遠くから来てくれるお客様もいる。大変うれしく思う」としている。(吉川喬)

1日だけの聖地も珍しいなと思ってたけど、いつのまにか行政までやってたのね。

2017-02-16

めっちゃヤバいビジネス思いついた

 ヤバいビジネスを思いつきました。英語コミュ力資金があればしこたま稼げるかもしれませんし、世界を救えるかもしれません。

 シャワー浴びてたら唐突に思いつきました。残念なことに私は浪人生英語も未熟なので、誰かがこれで稼いで日本経済が潤えばと思って投下します。

 最近アフリカについて勉強してます南部エイズ罹患率が大変なことになっているそうです。

 アフリカ南部ボツワナという国があります。ここが今一番エイズ禍に見舞われていて大変だそうです。

 ボツワナについて調べたのですが、この国ではエイズ感染を防ぐ為に、ABCキャンペーンというものをやっています。これは「Abstain=貞潔を守る、Be faithful=相手限定する、use Condoms=コンドーム使用する」の頭文字を繋げたもので、所々に掲げられているそうです。

 そして政府の打った広告の中に出てくる「自慰行為では感染しない」という標語があり、国がエイズ感染予防の一環で堂々と自慰奨励しているそうです。Wikipediaにもキリスト教が半分程度しか浸透していないと書かれており、自慰に対する抵抗も少なそうだと思いました。

 つまり政府公認の物凄くデカオナホ市場が転がっているということです。

 別にアフリカの人を差別する気は毛頭ありませんが、キリスト教の影響が少なくて性に対してオープンからこそエイズが広がったわけで、セルフプレジャーが広がる土壌は十二分にあるわけです。

 コンドームもそうです。政府コンドーム奨励するキャンペーンを行っている今だからこそ、日本の物凄くレパートリーのあるコンドームをそのまま持っていけば、大人気になると思います。多分なります

 アフリカ南部の特徴を書きます。主な公用語英語中央に行くほどフランス語です。ボツワナは豊かな国です。アフリカ最初最貧国を脱し、近年国債の格付けで日本を抜きました。しか財政黒字です。インフラキッチリ整備されていて運送などは困らないはずです。治安も良好です。

 現地には豊富資源があります安価労働力があります。現地に工場を建てれば安価大量生産できると思います。現地向けに作って売り出せばとんでもない商機があると思いますボツワナばっかり書きましたが南アフリカも十分大きなマーケットになると思います。何しろエイズ対策という大義名分が得られそうですから、堂々と販路を拡大できると思います。周辺も同様です。何しろ英語が通じます

 アフリカ諸国エイズ禍を食い止めるために躍起になっています。ここ数年でなんとか薬が行き渡るようになっているようです。次に各国がしていることはエイズの予防や啓発啓蒙です。それは今です。いきなり工場設置なんて突拍子もないことを書きましたが、まず富裕層向けにでも現行品を輸出してみてはどうでしょうアフリカといえども東京に大抵の大使館が揃っているので連絡したらパイプが築けるかもしれません。ああ私が受験生でなければ、元手があれば、英語が話せればやっていたのに!!!!!!!!!

 工場が安定稼動したら余剰生産分を日本先進国に回すことだってできます。夢が広がりますがこれらはしがない学生妄想しかありません。でもこれを妄想じゃなくしてくれる人が読んでくださる人の中にいると信じています。こんなに書くのは私がやる夫スレを読んでボツワナ個人的愛着が沸いたから以外の何でもないですが、これで本当にエイズ問題解決に向かったら歴史が変わります歴史を変えてください。私はそれを待っています

2017-01-13

http://anond.hatelabo.jp/20170113103514

横だけど、「風が吹けば桶屋が儲かる」というのは、

実際に桶屋は儲かっていて、商機というものは分かりにくいところにある。という例えなのか、

それとも、桶屋は儲かっていなくて、ただの桶屋の皮算用 ということなのか、

どっちなんだろ?

2016-09-10

風呂屋の牛乳自販機って

昔は基本100円だったけど、いまは130円とかじゃん。

あれおかしくない?

 

脱衣所がよくある100円入れて使い終わったら戻ってくるロッカーでさ、

自然100円を握りしめてるかポケットに入れた状態で通りかかるから

100円で売ってるのを見て「おっ牛乳飲もうぜ」ってなるんであって、

それを130円にされちゃうと、

「あ、牛乳飲みたいな、でも財布出すのめんどいし、小銭なかったらやだし__」

とか逡巡してる間に自販機の前を通りすぎてしまうわけだよ。

ものすごく商機を逸失してると思わないか

 

俺は思ったね、たとえ量を減らしても、一本あたりの利益がキツくても、

100円で飲めるという線だけは死守すべきだったと。

「ちょうど100円持ってたしつい__」需要を取り逃がしてしまっては、

早晩自販機の維持もおぼつかなくなるだろうと。

わざわざ十円玉を3つ揃えて牛乳を飲んでくれる奇特な人はいないだろうと。

わざわざ精霊石を3つ揃えて時の神殿を開けてくれる奇特な人はいないだろうと。

その頃から10年以上経つけど、

あにはからんや、今なお130円牛乳自販機は健在である

奇跡か。

2016-07-21

[]まおゆう魔王勇者 感想

以前から気になっていた「まおゆう」を見た。駄肉と取り外し可能な角しか知らなかったけど、結構考えさせられるアニメだった。

たぶん、監督原作で下敷きになっている背景を知らないで作っているのではないかと思った。シーンがぶつ切りでどうなっているのか分からなかったし、特に戦闘シーンはどんな舞台がどこに向かっているのか全然からポカーンだった。

物語の下敷きになっているのは歴史なんだろうけど、経済の部分だけよく分からなかった。奴隷の成長は人権の萌芽を描いているんだろうし、その過程世俗教会の2重権力描写してるしとても面白い素材ではあるけどそれを生かしきれてないという印象。

登場人物役割職業別にうまく分かれていてわかりやすかったので、この点は良かった。商人軍人役人農民政治家そして魔王学者思想家という立場か。魔王だけはチート技術未来技術バンバン導入してるので学者というのはちょっと違う?

特に商人見方でも敵でもない、儲かることが正義という精神体現する非常に面白いキャラだった。儲けるためには敵とも手を結ぶ、戦争商機と見る悪人か、それとも経済交流相互依存を通じて戦争を遠ざける平和使者

この物語を通じてなにが言いたいのだろうか? 魔王が「あの丘の向こう側が見たいんだ」といったことが、「技術文化の発展によって戦争のない世界を目指す」という意味なら、それには望みがない。技術の発展はむしろ大量殺戮可能にした。経済発展貧富の差を作り出し社会の混乱を生み出した。人間欲望が限りないことを考えれば、戦争は食えないからするというのは単純すぎるといえないだろうか。

なぜか最終話火縄銃が登場して、はなしの展開を描く気がないでしょと感じざるおえない。史実では火器歴史を動かす重要役割を演じているので面白いネタを前にして最終回とは、非常に惜しい。2期がないのはわかっているが、このアニメ面白さに気づいてくれる人が多く現れることを望む。

街中喫煙者用の喫煙所だらけになればいいのに

先日招待いただいて立ち寄った飲食店スポットにはみな喫煙所と灰皿があった。喫茶店の店内に喫煙席があるところもあり、おどろいた。事前の調査の見事さである。そしてここで告白すると、喫煙所を使うのは生まれて初めてであった。

それにしてもなんだろう、民間はきちんと対応しようとしているし、商機につなげているな、とも思った。喫煙者が多く通るところであれば、喫煙所があるところと無いところ、あるところに喫煙者は立ち寄るだろう。またそれがネットなどで評判を呼び、喫煙者目的地とするだろう。総合的に見て喫煙者が集まることがプラスになると考えるのであれば、たかだかと言ってはなんだが、喫煙所と灰皿くらい用意して置いておくというのは悪くないように思える。罠、ないし撒き餌である

一方で、どうにも自治体系は対応が遅れているように感じてならない。いつだったか忘れたが、鎌倉の大仏だか八幡様だかに行ったとき煙草を吸う場所がようわからなかったので、警備員さんに訊いたところ、「鎌倉路上喫煙不可なんですよ」とか言われたりした。

また、仕事関係で、ある公立公園園長さんと話しているとき、その公園に珍しく喫煙所と灰皿があるものから話を振ってみたら「散歩コース沿いにあって、休憩する人たちが芝生にポイ捨てして芝生が傷むから、仕方なく置いた」とかいうことだった。とてもじゃないが、「自分タバコ吸うので助かります」とは言えなかった。

何年か吸ってなかったおれがいうのもなんだし、昔から吸っていたわけでもないおれがいうのもなんだけれども、わりとなんというか路上喫煙者の人は増えてるんじゃないかなあ、という気はする。煙草に関する法整備も見直されたりしている。ストレス解消だのなんだのの御託はともかく、たとえば違法ドラッグに比べると伸びしろのある分野のように思える(とか言うおれは団地ベランダにずらりとならんだ喫煙者を見て、「ホタル族いいなあ」と思ったりしたんだけど)。

そんでもって、喫煙所と灰皿なんて場所をとらない、なんなら店内に置いたっていい程度(まあ、ちょっとスペース的にあらかじめ考えておかなきゃならんだろうが)、もっと広まってくれたらいいのにな。コンビニなんかにあればいいよな(あるところにはあるだろうけど)。だれも使ってないときタックルでもしておけばいい。いや、コンビニラガーマンいねえか。まあどうでもいいけど、そんなところで。以上。

2016-01-28

本屋の件、その後の客の態度はともかく、最初の予約しようとしたら断わられたってのは本屋が悪いんじゃないの?

好きな作品特集されてる雑誌が欲しくて予約しに行ったのに、できないって商機逃してんじゃん。

客は制服着てる学生さんだったのならなおさらネット通販できなくてわざわざ本屋に来てくれたんでしょ。

大事なお客さんをそこでつかまなくてどうするのよ。

対応悪くて、やっぱ本屋使えねーわって客が離れるだけじゃん。

Amazon のせいで本屋がつぶれるんじゃなくて、本屋自業自得じゃないの。

追記)

トラバhttp://anond.hatelabo.jp/20160128181620ソースありがとう

自分が見たのはこっち→ http://togetter.com/li/931142

ポスターよこせ」なんてのは擁護しようがないとは思うし、平積みの本を倒したというのも、事故なのか故意なのかは読み取れない(雰囲気的には故意っぽく読めるけど本屋側の主張でしかないし)けれども、客の態度が悪かったのはたしかなのだろうとは思う。

その点ではこの客を擁護するつもりはない。

ただ、本屋って客を選べる立場なのかな、と疑問に思ったので。

こうやって態度の悪い客をあげつらったところで、ますます客足が遠のいて結局は自分の首を絞めるだけじゃん。

客に店の事情考慮してよ、って要求するのはなんか違うんじゃないのかなあ。

2015-03-08

週刊少年ジャンプ連載/原作:附田祐斗作画:佐伯俊・協力:森崎友紀/「食戟のソーマ」スタジエール編における、『洋食三田村改善に関する疑問と解答例

食戟のソーマ スタジエール編における、創真と秘書子が手掛けた、『洋食三田村改善に関し、諸々と毀誉褒貶議論が出ているので、要点を整理してみた。


・完全予約制では、新幹線需要一見客や、以前からの客だが予約してまでは利用したくない準常連客が、利用しなくなるのではないか

→どのみち、改善前の状態でも、万全の対応が出来ていない。

それが続く様では、おそらくは今後の評判にも響く。

故に、何らかの変革を要した。

・店側の対応能力に合わせる(=キャンセルを減らし、有意な回転率を改善する)べく、席数を減らせばどうか

→席数を減らした場合でも、満席状態ならば、時間内に入れない人の方が多い。

改善前と同様で、「利用出来ない/利用し辛い」のは同じ事。

現状、大勢の客が来る状況は変化しないならば、折角の固定客である常連を含め、食事したい客の利便性を損なう

特に、昔から常連が利用し辛い状況は、オーナー理想に反する。

利益率向上にも繋がらない。常連のみならず、一見であるが急いではいない客、評判を聞いて訪れた新規の客が利用し辛くなる状態は、機会損失

行列が出来る状況になるとして、それは、予約制に近いものである

ならば、より徹底して完全予約制とし、確実に食べたい客が利用し易い様に(及び、その様な客の過剰状態も調整出来る様に)して、即刻入りたい飛び込み客・時間が無くて持っていられない新幹線需要の客は、最初からお断りする方が堅実で誠実(なお、作り置きのサンドウィッチやお弁当テイクアウトとかでの対応なら、アリかも知れない)。

・店側の対応能力に合わせる(=迅速に提供し、キャンセルを減らし、有意な回転率を改善する)べく、メニューを減らせばどうか

豊富メニューが店の売りの一つである

それを損なえば、常連客を失望させ、オーナー理想にも反する。

・予約して入店した常連客が、ナポリタンなど注文していたが。客数は減ったのだから、客がもっと高額な料理を注文してくれないと、客単価が上がらず、営業利益が減少するのではないか

→あの常連客は、サイドメニュー2品と、食後のコーヒーも注文している。サイドメニュードリンクは、粗利率が高いものであるメニューの斯様な構成によって客単価を上げる手法存在するのである

なお、あの常連客には、塩分控えめというきめ細やかな対応も行なっている。数を熟す慌ただしい店では困難なサービスである

・店側の対応能力向上の為、人手を増やせばどうか

→常時混雑しているなら兎も角、新幹線需要一見客は、新幹線時間に応じて波状に押しかける。

細かくシフトを組むと、多分、その管理が極めて煩雑になる。

だが、従業員に一日中居て貰ったら、一日全体から見ると、費用対効果的に、無駄になってしまうかも知れない。

また、少数でどうにかしてくれる優秀な人材など、そうそう都合良く確保出来る訳が無い。創真や秘書子級の、修羅場を少数で何とかしてくれる人材は、滅多に居ない。

数だけを増やせば、当然更に人件費が嵩む(料理人場合はなおの事であろう)。機材の増強も要される。売り上げが増えれば増える程、経費も嵩み、営業利益が減り、赤字となる理不尽な状況すら有り得る。

なお、創真や秘書子らは、遠月茶寮学園の教育課程である「スタジエール」の制度によって派遣された人材であり、おそらく給料不要である

・来店客数が、店側の対応能力を超え掛けたら、席が余っていても、満席の札を出し、入店制限を掛ければどうか

→それは、席数を減らす手と、あまり変わらない。

入店制御を行うなら、完全予約制の方が、より万全である

・客が多くて困るなら、いっそ引っ越せばどうか

→立地の良さは、完全予約制であっても有意である宣伝面での負担も激減する。

また、引っ越しは、相応の費用と手間が必要

店舗を、三田村オーナーが所有しているとして、それを売却するか賃貸に出し、もう少し地価の低い所へ、新店舗を買うか借りるかして移転するなら(適切な飲食店向けの建物を居抜きで確保出来るなら、なおの事)、賄えるやもだが。

場所が変わる事による、常連利便性低下の問題も出る筈。

もし、現在地からごく近い場所なら、地価もさして変わらない。或いは、居抜きで移転可能な適切な建物が無いかも知れない。然るべき改装も伴い、一大出費になりかねない。

常連や、評判を聞いて来た新規客は、空いてる時間帯に来て貰えばどうか

→客にも、それぞれの都合が有る筈。客が合わせろという態度は、ホスピタリティ無視している。それはオーナー理想から外れる。

ずっと店を支えてきた、一番固い常連客の軽視は、営業的にも悪手。

・完全予約制ではなく、予約優先制ならどうか

→結果として、大量の客(特に新幹線需要一見客)の波状殺到が店側の対応能力を超えるならば、現状とさして変わらない。

・そもそも、一見客の切り捨ては損ではないのか

対応が困難ならば、上述の理由により、絞るのが合理。

そして、オーナー理想は、討論によって再確認されたが、常連客の重視である

洋食三田村』の苦境の本質は、三田村オーナーが、どの客層を対象とし、どの様な店にするかを決めかね、見失って居た事に起因する。

オーナー常連客こそが重要と改めて認識した事により、あの店の最大の問題点は、「新幹線需要一見客を捌きかねていた事」ではなく、「常連客が寛ぐどころか入店も困難となり、折角の常連客・固定客・リピーターが離れていきかねない状況になって居た事」となったのである

よって、店が対応しかねる大量の一見客は、商機ではなく、むしろノイズの様なものとなったのである

それに、作中の改善は、一見客の完全な切り捨てではない。美味いという評判を聞いて、予約してでも来たがる、新しく常連客に成ってくれるかも知れない客も居る筈(作中明記はされていないが、予約即入店も、余裕が有るなら可能かも知れない)。

また、現在新幹線需要一見客激増は、バブル的なものかも知れない。

先々、駅周辺が更に栄え、飲食店が更に増える可能性は高い。

その時は当然、新幹線需要一見客は、相対的に減少するかも知れない。

また、大手チェーン店が出店すれば、其の方が、大量客を手際良く捌く方向には向いているであろうから、勝機は薄い。

その事態において、常連客が、もし粗末にされ、離れていたら、営業的にも不都合

なお、上述したが、飛び込みの客(及び、待ち時間が無い客)への、テイクアウトでの対応は、アリかも知れない。

・繁忙時においては、時間が掛かる旨の告知を行えばどうか

→それは、実質、待ち時間が限られている新幹線需要一見客、或いは長時間待つだけの熱意の無い準常連客への、切り捨てに近い。その意味では、完全予約制への対案には成り辛い。常連客の利便性の面でも万全ではない。

半年間無策で通したあの無能達が、完全予約制にしたところで、上手く経営出来るのか

→「洋食三田村」の面々は、料理面では無能ではない。

以前は、新幹線需要一見客増加という要素無しでも、常連客が付いていて、経営を支えていた。

また、相応の数の従業員を抱えていた事象が、その必要性(相応の来客の存在)を示している。

この半年間の宜しからざる状況でも経営出来てきた事象も、店の評判や経営的な体力の存在を示してる。

遠月茶寮料理学園が生徒のスタジエール先に選んだという事象も、料理面では優れているという状況証拠になるかも知れない。

特に料理の美味さについて、作中の設定的に絶対の信用が置ける感覚を持つ創真・秘書子らも認めている。

新幹線需要発生以降において、駅周辺に飲食店複数有る中で、あの店に客が殺到する事象も、あの店は美味いという評判が立っている証拠かも知れない。

料理が美味いなら、客は来る。

客が来るならば、完全予約制の方が、サービスホスピタリティの強化なども含め(上述したが、完全予約制故に可能サービス存在する)、状況を制御し易い。

完全予約制は、仕入れなどでの無駄が出辛く、従業員休みを取り易くなるなど、客が来る自信が有るなら、経営面でも好都合である

料理の腕以外は頼りないオーナーには、その意味でも向いているかも知れない。

なお、今後更にオーナーの思案に余る問題が発生すれば、外食コンサル問題解決外注すれば良い(特にこの作品世界では、遠月グループが、その部門も備えている筈。そもそも、創真らに助言を仰ぐ手も有ろう)。

要するに。

・「洋食三田村」の料理は美味い

三田村オーナーには、貫きたい理想が有る。創真達は其れ尊重せねばならない

洋食三田村」の改善について、これらの要素の無視は、NGである



追記

洋食三田村』は、完全予約制移行後、客の減少により(従来の常連客が、速やかに復帰するとは限らない)、従業員リストラ必要になるのではという意見が有るが。

完全予約制移行より後の『洋食三田村』においては、従来の常連客の或る程度の復帰のみならず、リピーターになるかも知れない新規客の微増も見込まれる。

あれだけ大量に来ていた一見客の流れが完全に絶無になる事は、考え辛いかである

美味いという評判も有ったが故に来店していた新規の客も居た筈だからである

故に、そこまでせねばならない営業利益経常利益の低下は起こり得ないのではないか

ただし、あの従業員達が、新幹線需要一見客の殺到していた時期以前からあの人数だった訳ではなく、一見客の激増後、それに対応すべく多少は増員していたなら、また別かも知れない。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん