あれおかしくない?
脱衣所がよくある100円入れて使い終わったら戻ってくるロッカーでさ、
自然と100円を握りしめてるかポケットに入れた状態で通りかかるから、
100円で売ってるのを見て「おっ牛乳飲もうぜ」ってなるんであって、
「あ、牛乳飲みたいな、でも財布出すのめんどいし、小銭なかったらやだし__」
俺は思ったね、たとえ量を減らしても、一本あたりの利益がキツくても、
100円で飲めるという線だけは死守すべきだったと。
「ちょうど100円持ってたしつい__」需要を取り逃がしてしまっては、
早晩自販機の維持もおぼつかなくなるだろうと。
わざわざ十円玉を3つ揃えて牛乳を飲んでくれる奇特な人はいないだろうと。
わざわざ精霊石を3つ揃えて時の神殿を開けてくれる奇特な人はいないだろうと。
奇跡か。
インフレになればロッカーと牛乳の両方が500円玉で済むようになるのでその日を待て