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2016-12-14

[] #9-2「映画ミカタ

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映画の内容は、たぶん面白かった。

俺はそこまで映画を観るわけではないので相対的にどうかは分からないが、映像は綺麗だし、アクションシーンも盛り上がっていた。

ストーリーも設定の割に意外と分かりやすい。

オサカがどう感じたかは分からないが、感想を言いたくてウズウズしているようなので、直に分かるだろう。

俺たちは映画館近くの喫茶店に入る。

席についた途端、オサカはまくし立てるように語り始めた。

しかし、監督個性が色濃く出てたな。彼の既存作品と似ている演出散見される」

「そうなのか?」

「まあ、元々あの監督映像作品ルーツ特撮といえるからな」

正直いうと、俺はその監督をよく知らない。

なぜ映画ストーリーだとか内容ではなく、いきなり監督の話をし始めるのか、俺にはよく分からなかった。

監督一人で映画ができているわけじゃないし、映画に出ているわけでもないんだから、他に話すことはありそうなものだが。

スタッフスタジオなどの体系から作品を読み取るってのは重要なんだ。特に監督はその作品の核なんだよ。制作途中で監督が変わって、グダグダな出来になった映画を数え切れないほど観てきたからな」

「すまん、ピンとこない」

「例えるなら、ゼルダでいう宮本茂なんだよ」

「ああ、絵本でいう西野みたいなものか」

「それはちょっとよく分からないが……」

「まあ、監督の話はほどほどに、ストーリーとか構成の話をしようぜ」

「そうだなあ、アクションシーンは盛り上がっているけれども意外に動的じゃなく、静的な構成だったな……」

「へえ」

「だから登場人物が今回の出来事を経ての精神的な成長は、実のところそこまでじゃないんだ。それぞれが自分の元の人格から構成された言動と、その中で出来ることをやっている」

オサカは喜々として語り始める。

俺は適当に相槌を打ちながら、オサカに奢らせるメニューをどうするか考えていた。

すると突然、後方から妙な怒号が飛び交いはじめる。

その人たちは、恐らく先ほど俺たちと同じ映画を観ていた人だろう。


「なぜ主要人物が男だったところを女ばっかりにしたのか」

「なんだと、女性蔑視だ!」

領民の扱いもおかしい」

時代背景や、設定、演出戦争を蜂起させる」

チキンホーク、故にターキー!」

おいおい、何だか俺たちとはあまりにも別ベクトルなことになっているぞ。

映画の話ではなく、もはや政治の話だ。

オサカはオサカで気にせず感想を述べようとしていたが、徐々に不機嫌になっていくのが見て取れる。

こりゃあ、オサカが爆発する前に、ここから離れたほうがいいかもしれない。

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2016-12-12

間男をやってた

ネットが今よりもずっとゆるかった頃に好事家たちの所で知り合った人妻と遊んでた。

間男ってやつだ。

彼女はその好事家たちのいる辺りで俺と出くわすまでに50人以上と遊んできたという(そしてほとんどがハズレだったそうだ)。

すごいテクの持ち主のおっさんめっちゃ開発されたらしく、指でポイントを突いたら水芸みたくなってた。

深く大きくイクのではなく、浅く何度もイクという体質らしかった。

そのおっさんとは結婚を機に連絡先を消してしまったそうで、後悔をしていた。

ちなみに彼女ルックスクラスで三番目くらいに可愛い位置で、普通にしてれば素敵な若奥様といった感じ。

遅漏な俺は気に入られたらしく、出産を挟んだ後もなんとなく続いた。

もっとも、自分以外にも新規に遊んでいたと思う。

会わない期間もあったけど、何だかんだで10年ほど続いた。

彼女のこどももだいぶ大きくなった。

そんな折、「好きな人ができた」と言われた。

もちろん旦那ではない。こりゃ潮時かなと思い、次のお誘いを10年目で初めて断った。

二回断ったら声がかからなくなった。


彼女やその他の人妻共通してたのは、旦那セックスで手抜きをするという事だった。口でさせるだけとか。

男女の性についてのエントリは多いが、間男エントリがないので書いてみた。もう時効だし。

フィクションかもしれないし、そうではないかもしれない。

2016-12-07

http://anond.hatelabo.jp/20161207005809

つか、完全無人にしてしまうとセキュリティ問題が出て来るだろうから

結局常時店員をおかなければならないのは変わらないだろうし

混む店なら店員減らせて人件費節減出来るだろうけど、大多数は元から店員は一人二人程度だし

アマゾンアカウント持ってないと使えない店、って時点で客減るわけで

限られた店にしか導入のメリットなさそう

あと常時誰がどの商品を買ったか監視されてる、ってのも何だか気持ち悪い

2016-12-06

最近ネットで対戦できるカードゲームの新作がよく出る

日本でも沢山出ている。

海外でも沢山出ている。

そしてレビューが沢山書かれる。

あんまり沢山あってどれをやればいいのか分からいかレビューを読む。

どれも決まって出てくる言葉が「ハースストーン」「パクり」だ。

まあそれはいい。

大本を辿れば全てのカードゲームMTGのパクりだ。

そんな事を今更考えても仕方ない。

から他の文字を読む。

よく出てくる言葉がもう一つある「レアカード」「バランス」だ。

確かにそこは自分も気になる部分だ。

バランスの悪いカードゲーム面白くない。

カードを組み合わせて戦うゲームでいつも同じ組み合わせで戦っていては楽しくない。

強いと分かっている組み合わせがあるのにあえてそれを使わないというのも何だか茶番のようで楽しくない。

強すぎるデッキはいない方がいい。

だが同時に思う強すぎるカードぐらいならいてもいいんじゃないかと。

レビューでよく見るフレーズのようなものに「レアカードが強すぎて課金ゲー(意訳)」という物がある。

だけど強いカードが沢山あってもいいじゃないかと思う。

強いデッキが1つか2つだけあってほかは皆弱いデッキというんじゃなければ良いんじゃないだろうか。

デッキの力じゃなくてカードの力で勝ててしまうというのは確かに組み合わせて勝つというカードゲーム面白さを奪っているのかも知れない。

でもTCGってのはトレーディングカードゲームだ。

ゲームのGを抜けば残るのはトレカだ。

キンキラレアカード友達に自慢しあう文化の中で生まれものTCGだ。

レアで強くて誰もが欲しがるようなカード

そういうのがあってもいいんじゃないかと思う。

出されたらずるいと感じるようなカードがあってもいいんじゃないかと思う。

トレーディングカードゲームは元々そういう俺はこんな凄いカードを持ってるんだぜと自慢する遊びだったんじゃないかと。

遊戯王漫画カードゲームが始まりだした頃の青眼の白龍が強すぎてバランスなんて滅茶苦茶だったあの状態もまたTCGの在り方として間違っていないんじゃないかと。

そう自分は考える。

なんだか皆ピリピリしすぎている。

強すぎるカードがいてもいい、レアカードが強くてもいい、自分はそう考える。

でも強いデッキの数は絞られないで欲しい。

相手がどんなカードを出してくるのかが分からない遊びをしたいから。

相手が切ったカードに対して「引きが悪かったからこっちを出したのか」なんてエスパーをしたくはないから。

[] #8-5「おにぎりの具」

≪ 前

事態収束し、弟たちと合流する。

シロクロはあのままどこかに行ってしまったようだが、それを気に留める者はいない。

改めて捕まえた店員を皆で観察する。

意外にも制服を着こなした何の変哲も無い店員だった。

まり記憶には残っていないが、恐らく以前よりあそこで働いていた店員だと思う。

「私、超能力者だけど、この人も超能力者のようね。性質は違うようだけれど」

タオナケは店員の頭に手を当てると、そう語った。

ああすると超能力者同士なら分かるらしい。

そうか、おにぎりが消えて客のカゴに入っていたのは、超能力アポートだったのか。

「どうしておにぎり昆布を入れたんだ」

「試したかったんだよ、自分超能力を」

「私、超能力者だけど、力を持つものが陥りがちなことね」

まるで達観したようなことを言ったので俺たちはタオナケに視線を向けるが、発言者本人もしっくりこなかったようで目を逸らした。


「それにしても、予想以上の展開だったな。まさかおにぎり昆布需要の謎が、一人の超能力者によって長年操作されていたとは」

「いや、俺が超能力に目覚めたのはつい数ヶ月前のことだぞ」

「え?」

全員が固まる。

アポートも試し試しで、おにぎりを移動させたのも今回が初めてだし」

「じゃあ何であんなに必死に逃げたんだよ」

「いや、悪の超能力機関とかがあって、実験台にするために狙ってきたのかなあ、と」

そんなのあるわけないだろう。

超能力があるからといって、超能力者機関があるとまで考えるとは、フィクションに触れすぎである

俺たちは脱力して、疲れが今になって出てきたのか、その場にへたり込んでしまった。

ちょっと待てよ、結局おにぎり昆布の謎が解明できていないんだが」

「あ~? そりゃあ、オメエ。昆布日本で昔からしまれている食材からじゃねえの。同じ具ばっかりじゃ何だか次点として選ばれやすいけど、そこまで好きじゃないから残されやすい、とか」

店員のそれっぽい答えに否定肯定もする気が起きないほど、俺たちは徒労感にやられていた。

かくして、おにぎりの具問題は俺たちの息切れによって幕切れとなった。

(#8-おわり)

2016-12-05

ダウントンアビー見終わった

ロバート吐血してたけど病気どうなった?カーソンよりロバート大丈夫

コーラバリキャリモードロバートいじけるも現場見た夫の理解を得て病院運営に携わることに

メアリー:レーサーの旦那が友人の事故トラウマに陥り無職になるも復活でハッピーエンド

イーディス:恋人元鞘コブ付き承諾ハッピーエンド 義母とも悶着乗り越える 出版社経営順調

ヴァイオレット:病院コーラに任す 何だかんだでイザベルと良い感じの凸凹コンビ関係続く

ロザムンド:イーディスを表と裏からサポート そして完遂

ザベル:熟年再婚ハッピーエンド 旦那病気は軽いものと判明 しかし義息子夫婦との関係微妙

ローズ:なんか印象なかったけどとりあえずハッピーエンド 戦争と平和にも出てたな

カーソン:手の震えから執事引退もうあかんヨナ宣言ロバートの慰留を受けアドバイザー就任

ヒューズ:カーソンと結婚新婚旅行にもいく 最終回でカーソンをチャーリーと呼ぶ

バロー自殺未遂を経て性格が軟化 ダウントンでカーソンが退いた執事の席に就くことに

トム:シビルの死を乗り越えメアリーの夫と中古車販売業を共に開業し夢いっぱい 子供も順調に育っている

ベイツ:警察から嫌疑解消しアンナとのすれ違いも乗り越え子宝に恵まれハッピーハッピーエンド

アンナ結婚後も終始Mr.Batesと呼び続けていたが最終回でついにジョンと呼ぶ

モールリー:学識を認められ教師採用され新たな住処も得る 最後には報われて良かった

バクスター精神的な自立を獲得 モールリーとは付かず離れずも良好な関係が続いてる

パットモア:宿屋始めて巻き込まれ波乱も乗り越えハッピー デイジーの義父となんか良い感じ

デイジーアンディーとどう接すればいいか良く分からんけど少しずつ心開く 髪切ってドライヤー使う

アンディー:字が読めない劣等感自暴自棄にもなったがバローサポートなど受け徐々に自己肯定感を高めデイジー距離縮める

クラークソン医師微妙に重い責任のある微妙ストレスフルな立ち位置が続く イザベルとは友人関係のまま

スプラット:イーディスの発行する雑誌コラムを書く仕事兼業する 同僚にチクられるもヴァイオレット曰く全然かめへんでー

ブライエン:シーズン途中で役柄のせいでリアル嫌がらせを受け降板 ひどい話である

2016-12-02

妊娠しておめでとうと言われて

妊娠した。

あたり前のように「おめでとう」と言われる。

ありがとうと答える。

しかし一方で、これは一体何がめでたいのだろうと不思議だ。

ちなみに不妊治療の末に妊娠した。

治療のことは誰にも言ってない。

私としてはとても前向きに、ほとんど悩まず治療してたのに

人に話して大変な体験扱いされるのが嫌だったからだ。

確かに子供は欲しかった。

でもいなくても幸せだった。

ただ年齢的に厳しくなる前にやるだけのことをやろうと思ったのがメインで

子供を産まないと自分人生が完成しないとか、そんなことは思わなかった。

自分の中だけで考えれば

不妊治療というプロジェクトが実っておめでとう、なのかもしれないが

周りの人や社会から見ておめでたい理由は一体何なのだろうか。

夫婦にとって子供がいることがおめでたいという固定概念なのだろうか。

子供が居ないとき幸せで、居ないなりのおめでたさもあったのに?

おめでとうと言われることに違和感を覚え続けて数か月。

こう納得することにした。

おめでとうと言われなきゃやってられない。

なんなんだつわりって。

毎日毎日ひたすら気持ち悪い。

意味もなくだるい

自分がとんでもない怠け者になったような気がする。

家事仕事もできない。

私はこんな役立たずだったのかと絶望的になる。

幸い旦那ができた人なのでそんな私をひたすら励ましてくれて

「いま凄い仕事をしてるんだからそれでいいんだよ」と言ってくれる。

つわり期間に彼の家事スキルも素晴らしく向上したので

自分の不甲斐なさにウンザリしながら横になって過ごしてる。

ドラマとかで見る「妊娠したよ!やったね!」なんて

病院から家に帰る30分で終わった。

旦那と親にメールして終わった。

「これからどうなるんだろう」という不安がむくむく大きくなった。

愛おしそうにお腹をなでて「楽しみだねぇ」なんて今のところない。

だた気持ち悪くて、何だか知らんがブクブク太るばかりだ。

医者さんに話したら

妊婦さんは5か月までみんなそうですよ~。胎動が分かるようになるまで頑張ろう」

とのことだったから、そんなもんかと思っている。

そんな感じの妊婦生活なので、おめでとうと言われなきゃやってれらない。

から「良かったね!」と言われて「あ、良かったんだ」と思わなきゃ無理。

いま良いことが起きてるし、これから起こるのはめでたいことだと暗示をかけてる感じ。

あの「おめでとう」はその為にあると思うことにした。

まだ安定期に入ってないので、ごく限られた人にしか妊娠を伝えてない。

これからいろんな人にこの話をして「おめでとう」のラッシュがくるのかと思うと少し気が重い。

中には子供を望んでいてうまくいってない友達もいる。未婚の友達もいる。

「おめでとう」の裏にひっそり「あぁ貴女もなの」という落胆も感じる。

ちくしょー、何なんだ。

そんなの私一人に何とかできるわけもないので

せめて精一杯こころから「ありがとう」と答えて

彼女たちの人生におこる色んなこと、妊娠以外のことも、しっかり祝っていきたい。

2016-12-01

自分のまわりで右派私鉄オタクがいたらすぐ逃げろ!断つ勇気ではなく逃げろ!!

もし将来自分の周りで右翼共感した人や若い私鉄オタクが出たら、すぐに逃げろ。本当に友人だと思ってるならいじめられてこい。彼らの行き着く先は3つある。一番幸運なのがカルト宗教、中ぐらいの幸運右派組織、最悪なのが地下社会か土の中。

というか、この手にはまる人は、コミュニティやら何やらぶっ壊されて、「やさぐれないと精神的に気絶する」状態になってるから、やることなすこと形振り構わずなはずなんだよなあ…そういう状態の人相手に通常の手段で「抵抗」は無理だから全力で逃げろ、という話なんだ。

危険薬物と同じように右派私鉄オタクは断る勇気を持て、じゃなくとにかく逃げろって話で、思い出したのはむかし妹の友人に聞いた話。相手右派の手下に仕立てようとしている場合右派やるやらないじゃなく既に右派を助けている危険性があるって。私の鉄オタ友のうち一人は行動する保守に取り込まれたらしい。

知らない間に右派を助ける怖さについて。彼女の言ってた手口では、(時と場合にもよるみたいだけど)最初トリップするほど話を盛らないけど、テンションが上がるくらいの量を話してくる。それで「何だかこの人に会うと元気になるな」って相手が思っているうちに話をきつくして気づいた時には右派予備軍か右派

果物って怖いね

動物に食べさせるために

甘くおいしい部分を発達させた、その生物意思何だか怖い

2016-11-28

売れる映画を作るのは簡単なのか?

邦画大ヒットの年に是枝裕和監督が「日本映画への危機感」を抱く理由(立田 敦子) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)

是枝裕和監督によると、シン・ゴジラ君の名は。がヒットした理由は、とても理解できて、売れる要素が満載の作品かららしい。

是枝監督の『そして父になる』は、ヒットする要素を入れた作品じゃないのに売れて意外だったらしい。

何だか、「その気になればいつでも売れる映画を作れるぜ」みたいな口ぶりだけど、日本映画監督はそれを知ってて敢えて売れない映画ばっかり作ってるのか。

2016-11-26

大人版「耳をすませば」が始まるかもしれない

耳をすませば」というスタジオジブリ製作劇場アニメをご存知だろうか。

時折金曜ロードショーで放映され、その度に大きいお兄さん達を鬱に追い込んでいる悪名高き作品である

知らない人は、申し訳ないが説明が面倒なのでググってほしい。

映画が公開されたとき1995年で、僕は当時高校1年生だった。

ちょっと恥ずかしいのだが、僕は死ぬほどこの映画にハマった。

あの頃、自分雰囲気天沢聖司に近づけたり、言動ちょっと彼を意識していた。今思うと痛い奴だと思う。

そうして、図書館に通いつめた。それまであまり本を読まなかったのに。

最初ポーズだったけれど、本は読んでみると面白くて、すっかり読書家になった。

今は、少し本に関わる仕事をしている。人生というのは不思議ものだ。

僕は引越しが好きだ。そして、引越し先の近くに図書館があるというのが譲れない条件のひとつになっている。

一年ほど前に今の家に越してきて、休日仕事の後に近所の図書館に通い始めた。都会の図書館というのはかなり遅くまで開いているのだ。

そのうち、ある女の人にいつも遭遇することに気が付いた。二週間に一回ほどの頻度で彼女の姿を見た。

館内を長時間うろうろして本を選び、いつもどっさり借りていく。

彼女の年齢はよくわからなかった。二十歳~三十歳の間のどれでもおかしくはない。

長い髪をひとつにくくって、素朴な感じで化粧っ気のない人だ。

でも、いつも分厚い本を抱えてちょっと嬉しそうにしていて、何だかシンパシーを覚えた。

知り合いというわけじゃないし、そもそも彼女は僕を認識しているとは思えないから、当然挨拶なんかしない。

が、図書館に行く準備をしているとき何だかそわそわするようになってきた。

でも、僕は声をかけることができないでいた。

ところで、僕は図書館が好きだが書店も好きなので、よく行く。

目利きの店員がいるこじんまりとした書店も好きだが、やっぱり全国区レベルのでかい書店が便利で好きだ。

僕の一番好きな本屋は近くにないのでそんなに頻繁には行かないが、ときどき訪れていた。

ちょっと前、久々にその本屋に行ったら、なんと、例の女の人を見かけた。文芸書コーナーで。

彼女もこの本屋によく来るのだろうか?

きっと彼女はあの図書館からそう遠くない場所に住んでいるだろうから、もしかしたら僕と行動パターンが似ているのかもしれない。

そう思って、ますます親近感を覚えた。

だけど、やっぱり僕は声をかけることができなかった。

だってストーカーみたいじゃないか

だいたい何て話しかければ良いんだ。

気持ち悪く思われるだけならいいかもしれないが、僕のせいで彼女図書館本屋に行きづらくなったら可哀相だ。

僕は「大人版・耳をすませば」を始めたくてしょうがない。

でも、ここは昔の学校図書室ではないので、貸し出しカードのような魔法アイテムはない。

どうやって物語を始めたらいいのだろう?

2016-11-21

この世界の片隅に」を観て、眠れる狸が目を覚ました



この世界の片隅に

何となく評判が良さそうなのと、こうの史代原作だというのとで、

北海道じゃ知る限り今のとこ札幌の1つの映画館しかやってないけど、観に行ってきた。

もう言葉も出なかった。

帰り道の途中、あーでもないこーでもないと、頭の中で感想をひねり出そうと頑張ったんだけど、とにかく上手く表現できない。

ただただ、素晴らしい。この「素晴らしい」という言葉も何か陳腐ものに聞こえて、却って作品を貶めてしまってる気がする。そんな感じ。

もちろん、個々に素晴らしい要素を取り出すことはできる。

背景がとにかく綺麗で、建物や草花、人々の描写が緻密で、登場人物たちも何か温かな感じで、

物語も、すずさんという主人公を中心に、戦時中市井の人々の暮らしが丹念に描かれていて、

それでいて、あの時代、あの戦争というものに、いわゆる普通の人々がどう向き合っていたのかを考えさせられる。

さら自分が言わなくても、もういろんなところで考察感想があがっているから、これ以上言及する必要はないだろう。

それでもどうしてこの映画がこんなにも心を打ち抜いたのか、説明できない。

自分表現力が乏し過ぎるから上手いこと言えないだけなんだろうけども、何とか自分言葉感想を言いたいなぁ~と考えて考えて、

そこで思いついた!

そういえば自分の中で同じくらい心を打ち抜いた映画があったなぁ~と。

それと「この世界の片隅に」で、なにか共通するものがあるんじゃないかなぁ~と。

それは…「平成狸合戦ぽんぽこである

はぁ?「この世界の~」と「ぽんぽこ」を一緒にするんじゃねぇぞカス

とどちらのファンにも言われるかもしれないけど、言われても仕方ないんだけど、

少なくとも自分はこの映画を語るのに、「ぽんぽこ」という“触媒”が必要だった。

平成狸合戦ぽんぽこ」は高畑勲監督が手がけたご存知スタジオジブリ作品だ。

内容をごくごく簡単に言えば、ニュータウンの開発で自分達の住処を失う危機に面した狸たちが、必死の抵抗を試みて敗れる物語である

でもここに出てくる狸たちは、そんな深刻な事態なのにどこか暢気でズレていて、人間との「戦争中」だけど恋も遊びも楽しんでいる。

そしていよいよ追い詰められていく中で、ある者は徹底抗戦を唱え玉砕し、ある者は自分たちを受け入れてくれるこの世の楽園(そんなものはないのだが)を目指して旅立ち、

主人公を含むその他の者は、人間社会への同化を試みることを決意するのである

この作品、たくさんの風刺メッセージが込められていて、解釈も様々ある。

そして自分が感じたのは、「(それでも)生きていく」というものだった。

ニュータウンの開発。それはそこに暮らす狸たちにとって、自分たちを取り巻く環境価値観を一変させる脅威だったに違いない。

からこそ必死に抵抗するのだが、しかし圧倒的な力の差に敗れ去ってしまう。ただ、それでも―

主人公を含む一部狸たちは、人間社会の中で、人間価値観の中で、「(それでも)生きていく」ことを選んだ。

映画最後の方で、主人公はかつて豊かな森であったろうゴルフ場の片隅で、小さな宴会を楽しむ昔の仲間を発見し、再会を祝う。

その小さな幸せを楽しむ向こう側には、絶望的なほどに圧倒的支配者となった人間の暮らす街が広がっていた―。

なんだか救いがないように見えるけど、でも、不思議希望も持てるラストだと思った。

きっと狸たちは、もう今までの自分たち世界は取り戻せないけども、それでも新しい世界のどこか片隅に自分たちの居場所を見つけて、

しなやかにしたたかに生きていくだろうから

さて、「この世界の片隅に」はもちろん「ぽんぽこ」とは全然違うんだけど、

でも根っ子の部分で重なるんじゃないかなぁ~と、少なくとも個人的には感じた。

自分たちを取り巻く社会価値観環境が変化する中で、それに戸惑ったり抵抗したり適応したりしながら、それでも生きていくということは、人間普遍的テーマだと思うから

この映画はその普遍的テーマを直接言及するわけでなく、戦時中市井の人々の日常という形で描いてるものから

何か上手く捉えられず表現できないんだけど、心を深く揺さぶるんだと思う。

余談だけど、今まさにこの現代にこの映画が出たことは、タイミング的に奇跡なんじゃないかな。

というとオーバーだけど…でも、世の中が激変し過ぎて、正直自分不安を感じてるよ。

テロの多発、英国EU離脱トランプ大統領誕生等々…。あん政治的な話を持っていくとこじれるからこれ以上はやめとくけど、

いったいこれからどんな世界が訪れるんだろうか、全然からない。

からないんだけど、考えるのを止めて狸寝入りしちゃ駄目なんだろうな。

からないなりに現実と向き合って、「(それでも)生きて」いかなくちゃならない。

何だかやっぱり上手く言えないけど、そんなことをあらためて感じさせられた。

2016-11-20

変にストイックだった頃のNHKはどこへ

ポストに入っていたチラシに「NHK あさイチ放送されました!」とあって、そういえばいつからNHKはこんなに宣伝的なものを許すようになったのだろう、とふと考えてしまった。

マッサン」 なんて、ウイスキーハイボール宣伝以外の何物でもなかった。今度の朝ドラファミリアでしょう? 一つ前は、『暮らしの手帖』だし。朝ドラだけに限らず全般的にだいぶ緩くなっている印象。

昔のNHKといえば、 自分中学生の頃、音楽教師が言っていたことを思い出す。

コンサートで使われるピアノはたいてい、ヤマハスタインウェイって会社のなんだけど、NHK企業名出せないから、ロゴ部分が黒いテープで覆われているのね。でも、横幅が全然うから、そのテープの長さでわかっちゃう(笑)

これもも過去の話だな。山口百恵の「プレイバックPart2」の歌詞の「真っ赤なポルシェ」を「真っ赤な車」にしたのはやり過ぎだとは思うけど、何だかなあ。

しかしたら、現会長が嫌いだから、何か文句を言いたいだけなのしれないけど。

化粧の話題で度々荒れるのを見るけど

肌が弱いから化粧はしない何が悪い洒落してたらすっぴんでも素敵女とか、化粧した顔とすっぴんを見分ける力はないけどスッピン美人しか認めないオタ男とか、マウント化粧女とかが入り乱れて、ネットで化粧は荒れる鉄板ネタとして地獄様相

大人は化粧が当たり前すぎて化粧をしない女は何だか異様な印象だとは思う

しか子供を産んでからここ数年私は面倒だから時々しか化粧をしていない

子供につくのを意識すんのが面倒だったのがきっかけで、ここしばらくは早朝に準備させて幼稚園バス乗り場まで連れていくのに忙しくて、ちょっとから出て歩くために早起きして化粧をするのが面倒だから

他のお母さん方も皆すっぴんだ、綺麗に化粧をしているお母さんも居たが、最近すっぴんになってしまった

色んなタイプすっぴんのおばさんが揃うと、おっさんすっぴんでも何とも思わないのと同じように自然に受け入れられる

めっちゃ

2016-11-18

親が嫌い

これは多分親と仲の良い人には決して分からない気持ちだと思う。

実際に周りの友達は誰一人わかってくれなかった。

何だかんだ仲良いんでしょ?」なんて事を言われる。

仲が良いわけあるか!あんな人と仲の良いと思われてることすら苦痛だ。

私の親は私に産まなかったらよかったと言ってくる。

そんなことを子供に言うなら産まなかったら良かったのではないか

だってそんな事を言われたらじゃあ産むなよ、何で産んだんだよと言いたくなる。

それから〇〇をしてあげたんだから〇〇ぐらいしなさいよ!と言ってくる。

どうして子育てに見返りを求めるのかが分からない。

そんな事他の家庭の親はやっている。

偉そうにするな!

子供は親を選べない。

からこそ自分母親父親で、自分一言子供へ影響を与えるという事を知って欲しい。

親がこれがいいんじゃない?と言ったらそれを選ばないといけなくなるような恐怖があるのだ。

の子供の頃はそうじゃなかったなんて言うかもしれないが、そんなの違うに決まってい。

お前の子供の頃と私を比べるな。

私はこんな親になりたくない。

なりたくないけれど親に似てきている自分に気付いている。

親元から離れたいために早く結婚したいと思っているが、正直あんな親からまれた育てられた自分がまた私が産んだ子供に同じ事をするのではないか不安不安でたまらない。

親に対してこれまで育ててくれたんだから、なんて思わない。

一緒にいて精神的苦痛を感じていただけだ。


ああ、こんな思いをするなら産まれなければ良かったのに。

2016-11-15

http://anond.hatelabo.jp/20161115191525

「笑」の使い方が古臭い

このタイプの人が相談先に増田を選ぶとも思えない。

最近、作り物っぽい長文増田自分のなかで目につく

こう、チャットレディとか小道具的に使っちゃう扇情的な芸風っていうか。

創作でも全然いいんだけど何かこう… 

妄想だね。ごめんね。何だかな。

間食は本当にヤバイ。太る。絶対に食うな。

自覚症状がないから気にはしてなかったけど、自分は太ってるので高血圧高血糖がなかなかヤバく、つい最近医者から細木数子ばりに「あんた痩せないとあと10年位で死ぬよ」と宣告されてしまいました。あと、体重を見るから毎月来いと医者にも言われることに。

毎月減らしていかないと医者にも色々いやみったらしく言われるだろうなと思い、しぶしぶダイエットをはじめました、

とりあえず間食をすべて止め、甘い飲み物を一切飲まず、週2のペースでジョギングを始めると、1ヶ月で5キロ以上体重が減った。ちなみにダイエット中でも3食はガッツリ食べるし、この1ヶ月で2回飲み会に行ったりもしたけど、それもこれだけ減るんだから、間食&ジュースいかに太りやすいのかってのが、本当によく分かった。

ただ、あまりにもあっさり減ったおかげで、自分が今までやってきたダイエットは一体何だったんだろうなとふと思うことに。今までもダイエットはやってたけど、何だかんだでジュースを飲んだりとか、ジム帰りにマクドに寄ったりとかは普通にしてたからな……。

まだ減ってる最中なので、最終的にどこまで減るのかわかりませんが、とにかく間食は絶対にするなと自分の心の中に強く印象付けられました。

2016-11-14

増田くーん! この世界の片隅に どうだった?

増田くんたちの感想が聞きたいな~

ちなみに私の感想は良かったんだけど何か良く分からん、です

ほんとに何だかわからんねん、上手く消化できない、良かったけどどう良かったのって聞かれてもわからん

映画館出て謎の喪失感を抱えながら家に帰ってきたところ

というわけでみんなの感想を教えてよー!

あとどうでもいいけど私の中で青葉にネトリ失敗属性がついた

2016-11-13

しかしたらトランプの登場で人工子宮実用化は遠ざかったのかも知れないな。

何だかんだで共和党候補である以上、キリスト教倫理的にアウトなものには手を出さないだろうし。

アメリカ人は余計なことをしてくれたものだ。

マスダとマスダ

結婚

結婚することを『ゴールイン』みたいに表現することあるだろ?」

「あるね」

「でも、その後の生活もあるわけで、それをゴールと表現するのはどうかと思うわけ」

「じゃあ、ゴールはどこだ?」

「うーん……離婚?」

離婚するために結婚するわけじゃないだろ」

ゴール

結婚がゴールでないという以上、別の地点をゴールにしなければならない」

「いっそゴールなんてないと考えてもいいんじゃない

「いや、人生永遠に続くわけではない以上、確実にゴールは存在すると考えたほうがいい」

「うーん、となると、やっぱり死ぬことがゴールになるのかなあ」

死ぬために人は生まれてきたのか」

「何か哲学的な感じになってきた」

輪廻

「冷静に考えてみたんだが。ゴールをどう解釈するかがキモなんじゃないか

「例えばゴールは無数にあるとか?」

「そう。現実陸上競技だって、一つのレースだけ出て、そこでゴールしたら他のレースには出れないってわけじゃない」

「つまり結婚するというレース』と考えるなら、そこをゴールに定めることは間違いではないかもしれない?」

「それだ。仮にそのレースにゴールしても、その他のレースには出場できるし、しなくても別のレースに出場できる」

「数多あるレースを『人生』で一括りにして、ゴールを一つにするから齟齬をきたしていたのかあ」

何だかんだでそれっぽい結論が出たな」

「けど、結婚することをゴールと定めてもいいとして、それはそれで新たな問題が」

「ああ、スタートをどこにするかだ」

今知ったばかりの知識で叩くのは何だかなと思うところ

直近の例だと、レディー・ガガによるトランプ批判誤訳問題とか。

それを誤訳だ!と自分知識で自信を持って批判できる人は、まさにマスコミ監視役として素晴らしい人なのでじゃんじゃん批判して欲しいところ。

でも、その知識をたった今知ったばかりの第三者が、その批判意見に乗っかって叩き始めるのは、何かなーと思うところ。

だって、今まさに「間違ったもの放送してはならないテレビでも間違いがある」ってことを目の当たりにしているはずなのに、何でそれを批判する意見には間違いがないって、安易に信じ込めるのか。

それが正しいという根拠を持ち合わせていないのにさ。日常生活だったら、~が言うから信用できるってのはあるかもしれないけど、ネットだと素性不明な人の意見を見ることになるから、もう少し警戒してもいいんじゃないかと。

マスコミテレビは斜めに構えて見る人が多いんだから、この手の批判ももう少し斜めに構えて見てもいいんじゃないかと思う。

2016-11-11

[]

今回はモアイ

二世『years (モーニングゼロ2016年9月奨励賞)』

主人公の今の人格生き方形成されていくエピソード詰め込んだ感じ。

詰め込んでいるが故に、ゾンザイに感じる部分があったり全体的にとっ散らかっている印象が拭えない。

でも、単純に絵のレベルもそうだけれども、コマ割とか演出とか唸る部分があるんだよね。

個人的に感心したのは、電灯にカメラを向けるシーン。

堀たまき『自殺しちゃったともだち (モーニングゼロ2016年9月期佳作)』

こういうストーリーで、明確な是非や結論を出さないってのはいいね

まり理屈を捏ねすぎないようにしつつ、受け手理解共感を与えるのって難しいだろうから

回想が度々挟まれるのにそこまで読みにくいと感じないのは、ちゃんと全体的な構成だったりテーマ意識し続けているからなんだろうか。

かやま ゆう『皇帝陛下蝋人形師 (モーニングゼロ2016年9月期佳作)』

何だか全体的に堅苦しさを感じるなあ。

演出コマ割だといった表現方法が型に嵌まっている。

ストーリー構成自体は出来ているから、余計にそういう部分が悪目立ちしているように見えてしまうのだろうか。

あんまりエキセントリックなことをやりすぎても趣旨がブレるかもしれないから、これ位のほうが丁度いいのかなあ。

おおたつむる『よっちゃんモーニングゼロ2016年9月奨励賞)』

独自感性、心情といったものを描く作品は『自殺しちゃったともだち』もそうだったけれども、こちらはより刺々しい感じ。

厄介なのは、主要人物が二人とも独特な価値観なのに、読者に寄り添うような配慮ほとんどないことかなあ。

まあ、テーマにも繋がる部分だったりもするから、一概に欠点はいえないんだけれども。

2016-11-10

ガラス天井」って言葉がすべてを物語ってるよね

あのババァしか見てねえわ。

自分が上に登ることしか考えてない。

そしてその事によって他の人間が救われる、なぜなら自分が上にいくのだからって考えてやがる。

サイコだわ。

まりきったエゴイストだわ。

こんな奴が大統領にならなくて本当に良かった。

トランプ何だかんだ言っても下の方を見ることが出来た。

それが利用するためであっても目線を下に向けた。

だけどヒラリーはずっと上や横だけ見ていた。

その差が数字にハッキリ現れた。

その幕切れとしてこの「ガラス天井」というフレーズある意味素晴らしい。

すべての政治家反面教師としてほしいぐらいだ。

2016-11-09

[]よくある質問

真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。

Q.以前「イレギュラー反論材料として弱い」と回答していましたが、どういった理屈なのでしょうか。

いい質問だ。

私がイレギュラー反論材料としての有用性についてナンセンスだと判断するときというのは、テーマ趣旨基本的には「蓋然性」で考えている事柄ときだ。

可能性」との違いを厳密に説明することは難しい概念なのだが、噛み砕いていうならばある程度は確実性があると思える事柄について使われる。

例えば、「競争率の高い、1名のみの抽選自分当選すること」は“可能性としてはある”が、“かなり低い確率”ということは分かるだろう?

まり、「可能性」で考えられることはあっても、「蓋然性」では考えられないということだ。

その時の質問のお題はよく覚えていないが、蓋然性で考えているとき可能レベルのもの考慮しても仕方がない、本筋からズレると考えているので「イレギュラー反論材料として弱い」と回答したんじゃないかな。

統計学とかでも、かなりの低確率で起こりうるものに関しては、ないものとして扱われる場合があるしな。

……いや、その回答を書いてからそれなりの時が経っているので、本当はどういうつもりかだったのかは、その時の私にしか分からんよ。

絶対と言い切れるものはない。

まり今回の私の回答含めて「蓋然性」で判断するのも一興、ということだ。

……何だか私自身「蓋然性」の使い方が分からなくなってきたぞ。

2016-11-08

めんどくさいなぁ

http://anond.hatelabo.jp/20161031134842

我が家の父のトリセツ」のエントリ書いた者です。

たくさんのトラバブコメありがとうございました。

小さいときから父はああだったので、自分でどうにかはできませんが「やっぱりおかしいよねコレ」って思えて少しスッキリしました。

ずっとそういう父と暮らしていると感覚がマヒしそうで怖かったので、おかしいよ!って言ってもらえて嬉しかったです。

さて、長年積もり積もった我慢が爆発し、来月中旬に家を出る事になりました。

家を出ること自体は親にも話していたんですが、12月中旬から1月中旬の間には出ますので、と言っていたのですが

どうやら1月中旬のところだけ抜き取って聞いていたのか、何かすごくぶつくさ言われてて面倒くさい状況になってます

父にはまだ引越しの日取りは言えていないのですが、母が「父の機嫌を損ねないよう12月中に引越しが決まったというのよ」と。

家を出るよと言ったとき「(家を出ることに関して、親は口出ししないので頑張って自分の力でやっていけ」と言われ

できるだけ早めにと不動産屋を見て回っていただけなのに何で「1月中旬と言っていたのに何で!!」と言われなきゃいけないのかと。

っていうかたかだか2週間近く早くなったところで、何で機嫌を損ねる何かがあると?

何かもうすんっっっっごい面倒くさい気持ちで何もやる気が起きません…。

まあ、実家に住まわせてもらってる以上超えなきゃいけない壁なんだと思いますけど…。

何かもう面倒臭すぎて、CMみたいにわーーーー!!とか叫びながらチャリで走り回りたい気分です。

余談ですが…

昨日、母がほうれん草ささみパスタサラダ野菜スープを出したんですけどまだ「何か食うもんはないのか。食い足りん」というので

苦肉の策冷奴を出したんですけど(冷蔵庫は常に空っぽにしとけと父に言われてるので食べ物がなかったのです…)

豆腐野菜じゃねええええ!!!!と怒られてて「んなことわかってるわ!」と珍しく言い返してました。

それを見ながら、あーめんどくせえ早く家でたい…と気持ちつのらせた私です。

別に…思春期からってお父さん気持ち悪いって口に出すこともなく我慢していたし

高校生の時、友達ちょっと遠出してくるねって出ていって18時過ぎたら電話がかかりまくることも嫌だったけど従っていたし

どっちかというと嫌っていることを隠して二人で本屋に行ったりとか買い物行ったりとか、

家族夏祭りに行くよう誘ってみたりとか、できるだけ家族間の仲を改善するように頑張っていたんだけどなぁ…

その結果が、毎日食事に飽き足らず引っ越すときにまで気を揉まなきゃいけないこの現実かぁ、と思うと何だか元気が出ません。

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