2024-09-09

最愛家族が亡くなった

最愛家族が亡くなった。享年5歳だった。

コロナが逸り始める前にペットショップひとめぼれして、一時間くらい眺めてたら見かねた店員さんが抱っこさせてくれて、即決した。

可愛かった。あの時も、今も。茶色と白の毛並みがとってもきれいだった。

普通なら1キロ以上の体重になるはずなのに、うちの子はずっとずっと小さかった。ごはんを食べさせてもおやつを食べさせても、ずっと赤ちゃんみたいな顔と身体をしていた。

たまにペットショップ弟君が欲しいね、って他の子を見に行ったりしたときに、うちの子の小ささに毎回驚愕していた。

の子が、もう、いない。

寿命はだいたい5年から10年だから、早すぎる。本当に、早い。全然そんなそぶりなんてなかったのに。

つい先日までとっても元気で、ボールに向かって腰振ってマウンティングまでしていたはずなのに。

いつも足元にうずくまってうとうと船をこいでいたあの子は、机の下に潜り込んでおいで、と手招きしたらがう!と邪魔するなとでも言うように怒っていたあの子は、

私の足の周りをくるくる楽しそうに駆けずり回っていたあの子は、もういない。

私の腕の中で亡くなって、そのまま硬く冷たくなって、お空に旅立っていった。

火葬もした。骨も拾った。高いベッドに軽々と昇って来ていたあの足を支えていた大腿骨が、こんなに小さくて細くて頼りなかったんだなって初めて知った。

の子に会いたい。会いたくて、ペットショップHPを見たり足を運んだりしているけれど、どこにもいない。

また来てくれるって信じているけれど、まだ時期じゃないのかも。わかっているけど、探してしまう。

他の家族は、あの子と似ていない子のほうがいいよ、重ねてしまうから、って言っている。それはとてもわかる。理解はできる。重ねて見てしまうだろうな、と自分でも思うけれど、

私は新しい子に来て欲しいんじゃなくてあの子に帰って来てほしいから。

また会えますように。だいすきだよ、今も、未来も。ずっと。

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