はてなキーワード: ぼくたちは勉強ができないとは
この増田でむちまろ先生がやり玉に挙げられていたけど当然のごとく非難轟々。
雑誌に載っている漫画自体ではなくゾーニングされた場所でやっていることなのだから当然なのだが。
この増田ではじゃあ実際に雑誌に載っている漫画はどうなのかという視点が全く無かったので、独断と偏見でチェックしてみた。読んでいただければ幸い。(別に規制しろとかいう趣旨じゃない)
ジャンプラブコメは冬の時代である。連載中だと書くのがほとんどないので直近2つまで書きます。
センシティブ度 1
多分ラブコメとして読んでる人いないだろうけど、これ含めないとニセコイかToLOVEるまで遡らないとないので入れざるを得ない。
センシティブ描写はほとんどっていうかマジでないのでド級の健全ド健全。
陽キャのリアルな恋愛を見せられているかのような(あくまで漫画であって別にリアルじゃないのはわかるが)しゃらくささを陰キャの増田としては感じざるを得ないがセンシティブに感じる読者はいないだろう。
次世代型の少年漫画の恋愛ものですね。しゃらくせ~~。そこに靴があったからじゃねえんだよ~~。
ラブコメじゃなくエロコメだという声もあるけどまあラブコメの一種でいいと思う。
1話に最低一回は局部かおっぱいに顔ツッコむか全裸か半裸になるので言わずもがな。
ジャンプラに移籍したので少年誌にはいられなかったという実績を考慮して+を加えた。
個人的には女×女より男女のが好きなので残念だった。ただこれに限れば男だとすぐ食われちゃったろうから仕方ない。
センシティブ度 8
大体5話に一回くらいはおっぱい触ったりヒロインの半裸や全裸が描かれるのでなかなかセンシティブ。
こだわりのケツ描写やトイレに2人閉じ込められたまま用を足すヒロインの姿を描くなどフェチい描写も隙なく揃える。
同期にやってたゆらぎ荘には敵わないまでも、これぞ古き良き少年漫画ラブコメって感じの塩梅でしっかりセンシティブしてた。
ただ今どき合宿先の温泉の男女の境の塀に穴開けて覗いてやるぜー。うおー穴空いたー。気づいてた女子に目潰しされたーいてー。ってノリを無邪気に描写してるのはぶっちぎりでセンシティブ。
ここに限ればあやトラなんか目じゃないくらいセンシティブしてた。倫理観昭和か平成初期にでもタイムスリップしたのか?
そこでチキンレースしなくてもいいのよ。違うところで頑張って。
ラブコメのサンデーも今は昔ってことはないけど最近はマガジンに押され気味。でも5作品くらいあるのよ。
センシティブ度 4
エモにより気味なんだけど、ところどころでちっちゃい主人公におっきいヒロインが無意識におっぱい押し付けちゃってるのいいよね。
ツンツンしてる男の子がオロオロしてる女の子意識し始めるのいい……。
あんまりセンシティブって感じはしないけど、それなりに着替え描写くらいはあるので少年誌って感じ。
センシティブ度 5
いやまあセンシティブなんだよ。結構裸とかそれに近いの書くし主人公とヒロイン夫婦だし。でも畑先生なんだよ。絵が。
どうしたってセンシティブにはならないんだよな。ニヤニヤはする。良い。
書くことは書いてるのでそれなりにセンシティブ度を上げないといけないと思うから5。
でもセンシティブには使えないよな……。
センシティブ度 3
可愛さと非センシティブを同居させていてひらかわ先生~~って感じ。大好き。
初期は3姉妹がほとんど男みたいな目つきだったけど、すぐにナーフされたので割と最初から可愛い。
得意分野で飛び抜けてて自信持ってるタイプの女性のふとしたときに見せる女の子らしさ可愛いよねって感じを繰り返す感じ。
センシティブ度は少ないので親御さんがビックリしないタイプの安心して見せられるラブコメ。
センシティブ度 3
初期に比べるとフェチ描写も減ってしまって本当にセンシティブではなくなってしまった。
良き一対一ラブコメかと思ったら急に只野くんが謎ムーブし始めて迷走した時期もあったけど、まあ総じて安定して面白い。
面白いんだけどセンシティブな視点からは残念なところは否めない。
でもまあこういう安定したものがあると雑誌自体読み続けたくなるからいいよねだからあの謎ムーブは何なんだよ只野くんの好感度落ちまくったわ!!
ラブコメが……! ラブコメが多い……!! 大変なので短文にしました。
センシティブ度 8
ようやく発端の生穴る。
まあエロいんだけどフェチな感じの描写とか強くてあんまりセンシティブじゃないんだよな。
いやそれでもフェチ描写もあるし全裸描写もあるしでセンシティブ度は8くらいつけなきゃなって感じで若干麻痺してる感はあるが。
雰囲気の割に足りないセンシティブをSNSで補ってるのはWEBと雑誌の融合だなーって感じで面白くみてる。
もちろんセンシティブなところが魅力の一つでもあるんだけど、それ以外にキャラの人間らしさも魅力なので読んでみて。
センシティブ度 6
描写は間違いなくセンシティブなんだけど本能にはセンシティブに訴えかけるものがないんだよな……。
センシティブは間違いなく大事なんだけど色気もあってこそなんだよ。でもまあやることはやってるので6。
センシティブ度 7
迫ってくる女の子に半裸だったり全裸だったり古き良きハーレムラブコメ。
しっかりとセンシティブしてて好印象。思ったより跳ねないなと思ってたけどようやくアニメ化したので一安心。
アニメ化でナーフされないか若干心配だけどまあてんぷるもやったし平気かな。
センシティブ度 9
センシティブ!!
見事なエロコメ。これぞ少年漫画というにはエグいけどまあ主人公は一途だしな……。
短いページながら毎回爪痕を残していくところは好印象。
でもこういうヒロインの名前入ったやつで後から来たサブヒロインを本気で惚れさすのは胸が痛いよ……?
センシティブ度 5
主人公の気持ち悪い語りが本当に気持ち悪いんだけど、舐めるような視線と解説はともかくセンシティブ描写はそれなり。
センシティブにあまり頼らない女性の美しさみたいなところを徹底して書いてるところは褒められるべきだと思う。
ヒロインのキャラデザが良すぎるのが強い。アニメも力入ってて強すぎる。
センシティブ度 5
寺の跡取りの主人公を誘惑するという初期設定なんだけどまあ実際はそこまでセンシティブではなかった。
ただまあ面白いんだよな。主人公を振り向かせようとするヒロインたちは可愛い。
センシティブじゃないけど可愛くていい。
センシティブ度 2
デコにセンシティブを感じる人なら10点だと思うけど、そこにセンシティブは感じない人なのでこのくらい。
サブヒロインも爽やかに恋を終えて、落ち着いて見れるのはいい。
センシティブ度 6
まあ始まったばっかりでそこまで判断材料もないんだけど、へそ出し制服はなかなかセンシティブ。
五等分以来の大物感を漂わせているので……というか相当五等分のメソッドを取り入れてる感じなのでうまく行けば流行りそう。
先生も同級生も剥くわ揉むわでやりたい放題。現状の週刊少年漫画ラブコメだとおそらくトップのセンシティブ。
どうでもいいけど教師と生徒の恋愛は少年誌じゃ許されないとかいう人いまだにいるけど、ドメカノでもこれでもやってるんだからどう考えてもダメなことないよね。
男教師と女子生徒はダメだとしても女教師と男子生徒ならなんの問題もないわ。歴史が証明している。
あと瀬尾先生の女神のカフェテラスもあるけど瀬尾先生はトラウマなんで読んでないんだ。すまない。
傾向的には
ジャンプ…唯一連載中のアオノハコはド健全だけどセンシティブ打率は高い。いちごToLOVEる辺りの印象もあるかもしれない。
サンデー…基本健全。センシティブ度は低い。昔ので言えば初恋ゾンビはそこそこセンシティブだった気がするけどそれくらい。
マガジン…まずラブコメが多すぎる。その分バラエティに富んでるのでまあ数は正義。
マガジンラブコメ多すぎんよ~。でもどれも個性あるので読んでみて。
何がいいたいかというとむちまろ先生くらいなんてことないのです。というか物足りないのです。
みんなセンシティブなものを読もう。そしてアンケート入れて応援しよう。
読んでないんだ。すまない。(最近面白くなってるらしいことは聞いてる)
休載してるだけじゃなくてうぇぶりに移籍しちゃったので泣く泣く除外した。
ラブコメかな……? まあつけるなら4。フェチいいけどセンシティブではないかな。
プリキュア男子キャラだけ衣装なし...泣き崩れた息子 投稿した母の思い「キュアウィングは子供に手を差し伸べてくれたヒーロー」
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.j-cast.com/2023/08/23467473.html
男子プリキュア「キュアウィング」衣装発売へ 「息子が着られず泣いた」投稿が話題
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.itmedia.co.jp/news/articles/2308/25/news125.html
スカイプリキュアのイベントの変身コーナーでメインキャラの一人であるキュアウィングの衣装だけがなくて、泣いて心を折られた男の子のニュースを見た。
心が痛んだ。私も同じようにメインキャラなのに一人だけハブられた子が好きだったから。
でもこの男の子の思いが伝わったのかバンダイはすぐにキュアウィングの衣装を発売することを予告した。
タイミング的にもしかしたら元々作っていたのかもしれないけどこのタイミングで公表したのはまずこのニュースが原因だろう。
素直に良かったなと思う。この男の子が今からでも衣装が出ることを喜んでくれていて良かったと本当に心の底から思う。
傷ついた心が癒やされてよかったと本当に思う。
思うんだけどキュアウィングは出たけど、あの子のは出ないんだよなってトラウマがどうしても溢れてくる。
あの子が誰かっていうとジャンプでやってたぼくたちは勉強ができないの武元うるかなんだけどさあ。
作者は5人全員メインヒロインって言ってるくせに一人だけ表紙もないしボイスドラマもないしでどの口が言ってんの!?!?!?!??!?!?
普通に考えて意味分かんないんだけど、ヒロイン一人だけ表紙もボイスドラマも作らないってどういう理由なんだろね。何年も考えてるけど全然わかんないや。本当に嫌われてるんだとはさすがに思いたくないしさ。
人気でも作中の扱いでも客観的に見てハブられる立ち位置じゃないんだけど。
別に真冬先生だけ優遇するとかならわかるけど、うるかちゃんだけハブる理由って何????
全然わかんないから当時は泣いてる人もキレてる人も結構いたんだけど※、まあTwitter(当時)でバズらなかったから集英社も筒井先生も見て見ぬふりなんだろな。あれだけエゴサ好きな人だから見てんだろうし。
もし筒井先生が見てなくても問い合わせ送ったから集英社は見てるしな!ていうか筒井先生にも直リプしてた人いたしな!
別にそこまで人気な漫画でもないから今さら出るとは思わないけどさ。バンダイはこんなに早く動くのに集英社は一切動かなかったなって思うとこれが上場企業と非上場企業の差かって思うよね!(関係ない)
いやすまん単純にツラいわ。思い出すだけでまだこんなに気分が沈むとは思わなかった。
あとおんなじ時期に連載してたからどうしてもごとよめと比べちゃうんだよな。
あっちは展開するグッズとかはねぎ先生が「五つ子を同じように扱ってください」と強く希望したらしい。
実際に毎週のように(比喩じゃなく!)出てるグッズは五つ子全員同じように作られてるからホントなんだろね。未だに5人一緒にグッズ出てるから、こうだったらよかったのになってずっと思うわ。
ぼく勉の筒井先生なんか真冬先生のフィギュアが出たときはツイートして宣伝したのにうるかちゃんのフィギュアが出たときは一切触れなかったし、
アニメのキャラデザの人が書いたぼく勉の絵もうるかちゃん以外のは全部RTといいねしてるのにうるかちゃんのだけRTもいいねもしなかったからいっそ笑っちゃう(笑)
全員分のルート作りました~とか全員幸せです~とか言ってキャラクターを大切にしているかのように振る舞う人と、本当にキャラクターを大切にしてる人の違いってこういうことなんだろうな。
吐き出したら少しスッキリした。
もっとちゃんとした作者のキャラ好きになればよかったなー。後の祭りだけど!
(どうでもいいけど最近トラウマってあんまり言わないね。死語?)
誰と思われてるかわかるけどあの増田とは別だよ。まあ証明しようもないけど
表紙になってないことは作者も気にしてて、後に描いて公開してる https://x.com/taishi_tsutsui/status/1367674143341125632
表紙にはなれなかったが表紙イラストは実在するのだ… https://x.com/taishi_tsutsui/status/1367674373092503552
イラストはたしかにあるけど結局それってジャンプでも単行本でも一切紹介されてないから、ジャンプ読んでたり単行本読んでたりするだけの大多数の人知らないしさ。
筒井先生のTwitterフォローしてるかYoutube見たかたまたまフォロイーに筒井先生フォローしてる人がいてそれRTしたかじゃなきゃ見れないじゃない?
今から見つけるのって筒井先生のメディア欄遡るか、ほぼ更新されてないYoutubeをたまたま見つけて過去の動画見るくらいしかないからアクセシビリティほぼゼロだよね。
表紙みたいに何もせずに見つけられて後世に残るものじゃないんだから、表紙かどうかって雲泥の差だよ。実在していても見られなきゃ意味がない。
初めて知る話だけど、品物が作られるかどうかならお金儲けの話だからなんかあるのかもだけども、作者が嫌ってるそぶりを見せてるってなんなの
怖い
ほらあこうやって誤解されるじゃん〜
表紙もボイスドラマもない
→単独ではないけどメインの表紙はある。ただし他のヒロインよりメイン表紙は少ない
→ボイスドラマはないがアニメオリジナルのエンドヒロインになってる。ただし原作通りではないので内容に納得できるかは別
ブクマカにも過不足なく伝わっていたのでさほど誤解を生むものではないと思いますが、誤解を生む可能性はあるのでその批判は受け入れます。
でも元の人誤解してないですよね。
品物が作られるかどうかはお金儲けだから何かあるかもしれないけど、そうではなく作者が嫌ってるそぶりを見せてることを怖いと言ってますよね。
つまりモチーフの表紙やボイスドラマのような品物がなかったことではなく、Twitterで筒井先生がうるかちゃんのフィギュアの宣伝をしないことやうるかちゃんの絵をRTもいいねもしなかったことを、嫌ってるそぶりを見せていると感じて怖いと言っているのだから筒井先生の実際の行動を怖いと言っているのは明らかですよね。
何か誤解あります?
私が丁寧に説明していればこの人は怖いと感じなかったかのように「誤解」させるのはやめてください。
それとボイスドラマがないからといってアニメに触れる必要性を感じません。
まず「ボイスドラマはないがアニメオリジナルのエンドヒロインになってる。ただし原作通りではないので内容に納得できるかは別」とかこれも言葉が足りなくて誤解を生みますよね。
「ただし原作通りではないので」ではなく「ただし原作通りではなくCパートで数分間やっただけで、さらにうるかと成幸は会話することもなく(他のヒロインとは会話してるのにね)、文化祭の花火のときに手が触れていたことを示唆するだけ」ですよね?
ここまで書いて初めてアニメでエンドヒロインになっていても全く嬉しくなく、ボイスドラマがないことが悲しいことが伝わるんじゃないですか? 誤解されませんか?
賛否両論かのように納得できるかは別と書いていますが、「三浦春馬は他殺されたと言われて納得する人もいます」とかいうのと同じレベルで、納得するのってそういう極々少数のレベルですよね。
というかまずご自分でも納得してるんですか?さすがにうるかちゃん好きな人が納得してるとは思わないですけど、ご自分でも納得していないものを代替可能なものかのように並べないでください。
きっとボイスドラマがうるかだけなくてアニメではうるかだけ手を繋いでいたことを示唆したから並べただけでしょうけど、それは等価なんですか?単純に時間だけ見ても十分の一にも足りてませんしストーリー的に見れば天と地ほどの差がありますが。
不満を言わないお行儀のいい立派なファンでいたいのか、コミュニティ内で嫌われたくないのか立場を崩したくないのかそれは知らないですし好きにすればいいですけど、あなたが不満を感じなかろうが(表紙には感じてるって書いてますけどボイスドラマには感じてないですよね?)私は不満を感じているんです。
あなたに限った話ではないですが、ボイスドラマがないのが悲しいというたび当てこすりのようにアニメを持ち出されるのは本当に不快です。
界隈外というかそもそもぼく勉界隈にはいないので本当にどうでもいいですし、他作品を書いたくらいのことで別に増田みたいなところから界隈外に広がるとも思いませんが、ただプリキュアの記事を見て胸が痛んで勢いで書いたので大雑把なところがあったのはおっしゃるとおりですね。そのことはお詫びします。
年末年始暇なんでブックオフで安売りしてたぼくたちは勉強ができない(ぼく勉)を買ってみた。
増田でボロクソに言われてたのは覚えてたけど、漫画を一通り読んでネットの感想も色々読んだうえである程度は言われてもしゃーないなと思った。
全体的に読者の期待を裏切った結果なんだろうなという印象。
せっかくなんで何をどう裏切ったのかについて自分が感じた感想をまとめる。
ぼく勉は見立てと対比を多く使っている。
具体的な手法でいえば緒方理珠が唯我成幸への恋心を明確に認識したシーンでUターン禁止の標識を同じコマに入れるという方法を取っていたり、桐須真冬と唯我成幸の指導方針が真逆であることについて、床の線と足の並びを平行に描いて「(お互いの指導方針が)平行線」などと言わせていたりする。
このような見立ては手法のみならず設定自体にも取り入れられており、例えば主要なキャラは童話やアニメのキャラクターに見立てられている。
キャラ | 童話・アニメ |
緒方理珠 | 親指姫 |
古橋文乃 | 眠り姫 |
武元うるか | 人魚姫 |
桐須真冬 | アナと雪の女王(エルサ) |
小美浪あすみ | ピーターパン(ティンカーベル) |
唯我成幸 | 幸福の王子 |
対比については例えば桐須(キリスト教)←→唯我(仏教)のような指導方針の違いや名前の由来の対比については作者が言及しているが、
その他にも将来の進路についてヒロインごとのグループによる対比が見られる。
将来の進路 | キャラ |
才能と希望が一致せず希望を選ぶ | 緒方理珠、古橋文乃、桐須真冬※1 |
才能と希望が一致せず才能を選ぶ | 武元うるか |
才能と希望が一致 | 小美浪あすみ※2、唯我成幸 |
※1本人の発言。また一生徒であり指導方法を学んでいない唯我成幸ですら達成できた緒方理珠と古橋文乃の成績を向上させることに失敗しているため。
※2小美浪あすみは受験科目の理科分野が苦手であるが、作中で患者の診断については得意であることが示されている。したがって研究側としての才能はないが、現場の医師としての才能はあるものと思われる。
追加ヒロイン枠である桐須真冬、小美浪あすみはそれぞれ同じグループのキャラクターの将来のロールモデルとして見立てられている。
すなわち桐須真冬の存在は緒方理珠と古橋文乃が自分の才能がある分野ではなく、自分が希望する進路を選んでも幸せになるということを示唆しており、
小美浪あすみの存在は父親のいない唯我成幸の代わりに、父親と対立したとしても父親の背を追うことは間違いではないのだということを示唆している。
この漫画のテーマの一つが幸せになることであり、この2つのグループは将来幸せになることが示されている。
では自分の才能と希望が一致しておらず、才能がある分野を進路として選んだ場合のロールモデルのない武元うるかは将来どうなのか、というのがこの漫画の結末に当たる唯我成幸から婚約指輪を送られる部分であり、これを以て将来幸せになるということが示されている。
この点、作者は古橋文乃ルートで武元うるかに失恋ごときで不幸にさせるなと言わせているが、将来ではなく現在での描写であり、また幸せとは言わせていない点に本旨があろう。
ぼくたちは勉強ができないというタイトルの通り勉強ができないというのは前提としてあるが、ここでいうできないこととは勉強以外でキャラクターが抱える問題であり、主として家族に関連する問題である。
キャラ | できないこと |
緒方理珠 | 人の気持ち(特に亡くなった祖母の)がわからない |
古橋文乃 | 父親や親しい人と向き合えない |
武元うるか | 恋愛をうまくすることができない |
桐須真冬 | 家族の反対を振り切って選んだ道が向いていないと思っている |
小美浪あすみ | 子供の頃から憧れた居場所(父親の診療所)を継げない |
唯我成幸 | 周りの幸せを優先して自分の幸せを追い求めることができない |
これらのできないことを各キャラの長編(①など番号を付された連話)で唯我成幸が尽力して克服するというのが基本的な流れになっている。(武元うるかと唯我成幸は長編がない代わりに本編の終盤がその流れに当たる。なお武元うるかは家族ではなく他人との関係であるが、これは将来家族になる相手との問題であることを示唆している)
この点武元うるかの恋愛ができないことについては他のキャラも同じではないかという批判があり、なんなら成就していないのだから他のキャラこそ恋愛ができないのではないかという指摘もあり得る。しかし武元うるかの場合は恋愛的なアプローチに失敗することが多々あるという点で他と差別化されている。
つまり他のキャラクターの場合、唯我成幸の気を引こうとして主体的にアプローチをした際にはドキドキさせたり意識させたりして成功しているが、武元うるかの場合は好きな相手を唯我成幸ではないと言ってしまったりプールで溺れさせたりするなど明確に失敗してしまうことが多々ある。つまり作中での描写の問題であり、そのため恋愛ができないのは武元うるかなのだ。(メタ的に言えば克服できなかったものをそのキャラの問題にするのは最後まで問題を抱えたキャラがいることになるため読後感が悪くなるという問題もあろう)
上記のようにして各キャラが進路を選び、できなかったことを克服することでぼく勉のキャラは幸せになり、その幸せになった将来の姿が本編最終話に当たる150話で書かれている。
この話が卒業後すぐではないのは、緒方理珠と古橋文乃と違って将来像のロールモデルがいない武元うるかにとってはこの最終話こそが将来の幸せを保証するものだからである。
つまり付き合い始めてすぐではなく数年後の将来においても、唯我成幸は他のヒロインたちからの誘惑を振り切って武元うるかを選び、お手製の婚約指輪を渡してプロポーズをする。
このエピソードを以て将来に渡って武元うるかが幸せであることが保証され、同時に将来においても唯我成幸にとって武元うるかを選ぶことが彼自身の幸せであることが保証される。だからこそこの最終話は恋人になってから数年後の話であり、恋人がいるにも関わらず他のヒロインから誘惑されるという一見陳腐な展開が必要なのだ。(あのような陳腐な展開でなければならなかったかは別として)
ぼく勉はこのように緻密な構造で作られている作品である。(構造を元にした話自体が緻密とは言っていないので誤解のないことを望む)
簡潔にまとめるならば、作品全体を通して周囲の人間を幸せにしてきた一方で自分の幸せをないがしろにしていた主人公が、最後の最後で今まで幸せにしてきたキャラに背中を押されて自らの幸せのために好きな相手に告白をして、恋愛がうまくできなかった女の子と共にできないことを克服した、という結末になるように作られている。
また見立てと対比の話に戻れば、人魚姫と幸福の王子という他の4作と対比して不幸な結末で終わった童話をモチーフにした2人が、童話と違って幸せな終わりを迎えたという形にもなっている。
作中のキャラの配置やモチーフなどを考えればこのようなストーリーを作者が想定しており、その結末になるように連載を進めていたことが読み取れる。
さて、ここまでぼく勉という作品の作りを辿ったが、最終的に作者である筒井大志は他のキャラのパラレルストーリーも描くことを選択した。
作者のインタビューを聞くと編集との雑談の中で増刊で描けないかと言ってみたら本誌でやることが決まったとのことであり、連載中に急に決まったことがわかる。
このような形で決まったものであるから当然様々な弊害が生まれている。
例えば物語の構造として今まで幸せにしてきたキャラに背中を押されることができなくなってしまっているため、主人公の告白の重みがなくなってしまっている。(武元うるかには幸せにしてやるという決め台詞を言っておらず、逆に幸せにできないかもしれないけれど自分の幸せのために付き合ってほしいという告白になっている。つまり幸福の王子というロールから脱却するというカタルシスがある)
また武元うるかには恋愛というできないことが残ったままになってしまっているため、上で書いたような克服できなかったものをそのキャラの問題にすると、最後まで問題を抱えたキャラがいることになるため読後感が悪くなってしまうという弊害がそのまま生じている。この点古橋文乃ルートのセリフを反例として挙げられることが予想されるが、上記の通り現在の時間軸であり幸せと言わせていない点に本旨があると考えられ、また結局のところできないままであるという問題は何ら解決していない。
これらの弊害は作中のテーマとしてそれまで書き続けていたことを自ら否定したものであり、それぞれの読者が気づいていたか気づいていないかは別として、無意識的に期待していたものを裏切ってしまった。
無意識的に期待していたものを裏切った上でさらに個々の話でも、特に緒方理珠と桐須真冬について、読者の期待を裏切ってしまった。このように読者の期待を繰り返し裏切ってしまったことが今も批判される原因だろうと感じた。
結果としては自分の考えたストーリーがどのキャラを好きな人にも受け入れられると信じきれなかった作者の敗北だろう。
作中で武元うるかに失恋ごときで不幸にするなと言わせていたが、好きなキャラが失恋したらファンは喜ばない、不幸になると作者自身が思いこんでしまったのは皮肉である。
・最終回で無限の未来があると言い、実際の作中のほとんどの女キャラクターが触れていると恋人になるというジンクスを主人公と成就させているのに、主人公以外の彼氏がいる女キャラクターは主人公に触れていないのは些か逃げ腰ではないかと感じた。
・単行本最終巻の作者コメントの僕(作者)が描いたぼくたちは勉強ができないはこれで終わりというコメントはあまりにも無責任過ぎる。お前以外に本物を描くやつも描けるやつもいないんだよ。
特に後者の点でボロクソに言われるのはしょうがないなって感じがした。あやふやな土台の上に二次創作は実らないんですよね。悪いけど。
もしそういう物語構造なら、うるかは1話から出ているとは思うが、それはともかく、これだけ独自に考察することが、まずもって素晴らしい。/「ボロクソ」は、うるか好きをこじらせた増田がいるから…。
冗談はさておき1話から出ていないというだけで否定することができる強度の構造ではない。あらゆる要素がそう物語っているので。逆に1話から出ていなければならないということもないだろう。
才能がある分野ではなく自分のしたいことをするべきというのがこの作品の主張なのであって、その点はセンター試験合格で緒方理珠と古橋文乃が衝突を繰り返していた桐須真冬を和解するという形で結実するのだから、衝突のない分野に進みその主張とは直接関わらない武元うるかが1話に出ていないのも不自然ではないだろう。
当初勉強と恋愛の二本柱で進めて行くつもりだったが勉強要素が不人気か何かで早々になくなったために、勉強要素を担っていた2人が恋愛要素も担っているという誤読が生まれたのではないだろうか。
後段の件はちょっと調べたけどうるか派はそりゃキレて当然じゃねえかな……。(私が読んでボロクソと言ったのとは違うので必ずしも恨みの結果ではないと思うが)
パラレルは完全に逃げだったけどなぜパラレルやったかって「真冬先生が一番人気になってしまったから」だよ。先生を真エンドにはしにくいので全員分描いて一番最後に真冬編を持ってきて読者の人気に応えた。
パラレルやった理由がそうなのは火を見るより明らか(順番通りなら桐須真冬→小美浪あすみになるはずなのに人気を鑑みて桐須真冬を最後にしているから)なので、この増田でも別になぜしたのかとか言ってないよ……
真エンドにしにくいもなにも、話を曲げて人気が高いキャラのエンドにするようなラブコメはほとんどない。ぼく勉の場合は桐須真冬人気を惜しんだ作者が話を曲げて描くことにして、その結果期待を裏切ってしまったのだろう。
これ(最終巻でヒロイン全員どのルートでも幸せになることを僕(作者)が保証するなどという作者コメントがある)は言われそうだと思っていたが、ではその幸せとは何なのか。
できないことはできないまま残った上で、それでも別の幸せを得られるよという話でしかないだろう。
それが今まで描いてきたこととなにか関係があるかといえば何も関係はない。
幸せになるのはそうなのだろう。でも漫画で書かれてたできないことはできないままだ。それが変わることはないし、代わりに見つけた幸せを得た姿を見ることもできない。
ではその保証にどんな意味があるのだろう? 私はないとしか思わない。
(そういった事情を考慮しないとしても、古橋文乃ルートの最後で唐突に今まで一切書かれていなかった平行世界解釈を語らせるなど言い訳をするような作風を鑑みると、読者に批判された言い訳として書いたものと見るのが妥当だろう。そもそも当然のこととして作中から読み取れないことを考慮する必要はないので本文では触れなかった。もちろんファンが作者コメントに救いを求めるのは自由であるが)
先日かぐや様は告らせたいが最終回を迎えた。
これをもって一時代を築いた貧乏な学生が主人公のラブコメ(貧乏ラブコメ)3作品※が全て完結を迎えたことになる。
※かぐや様は告らせたい、ぼくたちは勉強ができない、五等分の花嫁のこと。
これらは同時期に連載していて同じような設定の主人公で同じような時期にアニメ化したことからまとめて語られることも多く、それでいて全く違う終わり方をしたことからよく比較対象になっている。
各作品の終わり方
ラブコメ漫画はとかく完結後炎上しやすく、どういう終わり方がいいのか議論になることが多い。
同じような時期に同じような設定で始まり全く違う終わり方を迎えた3つの漫画。これほど比べるのにちょうどいい環境もそうそうないだろう。
せっかくの機会なので各作品の軌跡を振り返っていきたい。
ミラクルジャンプで連載開始。好評のためかその後ヤングジャンプに移籍。
ラブコメというジャンル名でありながらほぼラブがメインなことが多いラブコメ漫画の中では珍しく、コメディを中心に据えた作風で人気を博し、貧乏ラブコメ仲間の一つである五等分の花嫁に抜かれるまでの2年以上、全週刊漫画誌で連載中のラブコメで売上No.1の座を守った。
白銀とかぐやが付き合ってからはコメディの割合が減ったり裏主人公である石上メインの話が増えたりしたために若干不評な時期もあったが、白銀たちが1年生のときの生徒会や思わせぶりな新キャラなどで考察好きのファンの間では変わらず盛り上がりを見せ、アニメ化の成功や実写映画化の大ヒットも手伝い最後まで人気のまま完結を迎えた。
シリーズ累計発行部数は1900万部(Wikipediaによるとうち100万部以上はスピンオフ)。仮に原作が1750万部とすると1巻あたり発行部数は約65万部。
週刊少年ジャンプで連載開始。
ラブコメとしてはオーソドックスなヒロインと主人公の交流を繰り返していくタイプであるが、ストーリーの連続性の薄さやヒロイン同士の交流がほぼ皆無であることなど、1話完結を繰り返しストレスなくキャラの可愛さを愛でるという構成はライトなラブコメの一つの究極でもある。
単行本1巻発売時にはあまりの人気に重版が追いつかない事態となり、当時としては異例の紙書籍と電子書籍がほぼ同時に発売するという措置を取られた。(当時は紙書籍から1ヶ月遅れて電子書籍が配信されるのが当たり前だった)
その後アニメ化決定あたりをピークとして徐々に人気が落ち着いていったものの、本編最終回と同時に週間少年漫画としては前代未聞のパラレルストーリーを発表したことで大きな盛り上がりを見せた。
ただそれ以降はあまり話題には上がらず、その影響もあってか最終回でのTwitterトレンド入りを逃すという、アニメ化作品としてはある意味異例の結果を残した。
シリーズ累計発行部数は440万部。仮に原作が420万部とすると1巻あたり発行部数は約20万部。
とかくキャラ人気に引きずられて話が本筋から逸れて冗長になりがち(キャラの魅力が大事なジャンルなので冗長になった部分こそが魅力だという面もあるが)なのがラブコメというジャンルだが、その中で珍しく一切の無駄を省いて本筋だけを通って完結まで走りきった。
元々人気作ではあったがアニメ化をきっかけにさらに人気が爆発。貧乏ラブコメ仲間のかぐや様は告らせたいから全週刊漫画誌で連載中のラブコメで売上No.1の座を奪取した。
原作の完結時には結末に納得の行かないファンたちや駆け足での完結に反発したファンたちでネット上は荒れたものの、引き伸ばしがなく人気絶頂のまま完結したためか一般層の評判はさほど変わらず、完結後も売上が伸び続けるという異例の大ヒット作となった。
シリーズ累計発行部数は1600万部仮に原作が1500万部とすると1巻あたり発行部数は約107万部。
(2022年12月現在2000万部。仮に原作が1900万部とすると1巻あたり発行部数は約135万部)
高クオリティの作画に鈴木雅之の主題歌という話題性も手伝いヒット作となる。
テレビアニメは3期まで放映され、新作アニメーションの劇場先行公開も決定。4期もおそらくやるものと思われる。
声優ユニットを組んでCDを出すなど音楽面には力を入れていたように思うが、アニメ自体はそれなり。ぼく勉の前クールに放映していた超豪華声優陣の五等分の花嫁や高クオリティのかぐや様に食われてしまったためか、ヒットや原作読者の獲得には繋がらなかった。
緩いラブコメが好きな層からはそれなりに好評だったが、アニメ2期最終回で途中から唐突にアニオリ展開が始まり、原作の完結より前に原作の結末が明かされ炎上した。何だったんだこれ。
1期は不安定な作画が、2期は原作の取捨選択がそれぞれ原作ファンからは不評。一方でヒロインは花澤香菜、竹達彩奈、伊藤美来、佐倉綾音、水瀬いのりという超豪華声優陣に恵まれアニメとしてはヒット(もちろん原作の面白さがあってこそではあるが)。
YouTubeでの頻繁な無料公開で若年層の獲得にも成功し、今年上映した映画は小中学生連れの家族や女子高生など幅広い層が見に来たうえ原作ファンも絶賛。上映規模が100館程度の作品としては異例の観客動員数150万人以上、興行収入22億円以上の大ヒットを記録した。
主人公の白銀にジャニーズの平野紫耀、ヒロインのかぐやに橋本環奈を採用した実写映画は興行収入22億円超えの大ヒット。続編も作られそちらも興行収入10億円を超えるヒットとなった。
スピンオフも活発で、かぐや様は告らせたいの二次創作同人を描いていた作家を起用したかぐや様は告らせたい同人版をとなりのジャンプで連載したり、新聞部の2人を主人公にしたかぐや様を語りたいをヤングジャンプで同時掲載するなど幅広い展開を見せた。
その他にノベライズがオリジナルストーリーが1冊。漫画、映画のノベライズが計5冊。
強いて言えば単行本の有償特典として付属したボイスドラマがヒロイン5人中4人分存在する。
スマホゲームとしてごとぱずと呼ばれるゲームが配信されており、その他にコンシューマーゲームとしてADVが2作発売されている。コンシューマーゲームのADVは好評のため3作目も決定していて、さらにごとぱずの1年目のストーリーをまとめたものもコンシューマーゲームとして発売することが決定している。
メディア展開とは異なるが、ごとぱずが公式のDiscordサーバーを設置しておりそちらでもファンの交流が活発。
その他には映画までのアニメをノベライズしたものが5冊。各ヒロインのキャラクターブックが5冊。フルカラー版のコミックスが原作と同数出ている。
ここまで貧乏ラブコメ3作品の辿ってきた軌跡を追った。どれも押しも押されもせぬ人気作品と言って良いだろう。
ただ連載中の売上やアニメ化に伴う売上の増加は終わり方の良し悪しとは関係がない。終わる前の話であるから作品の面白さやアニメの出来に左右されるものである。
では何が終わり方の良し悪しを決めるのかといえば、やはり完結後のメディア展開や語られ方、盛り上がりといった雰囲気から見る他ないだろう。なのでそういった観点から、全く違う完結を迎えた3作品の終わり方はどう評価されたのか見ていきたい。
※終わって間もないが、付き合った時点で終わるのがラブコメのスタンダードのため付き合った後も続いた場合はどうかという視点で考える。
付き合った後も続けるのは蛇足と言われがちだが、かぐや様は付き合ってからも3年以上連載が続いていた。読者からの不評の声がなかったわけでは無いが、人気が落ちたようなことは見受けられなかったため大きな影響はなかったと判断して良いだろう。
付き合った後もアニメは人気で、実写映画化も果たした。かぐや様を語ったり考察したりするファンも大勢いた。最終回を惜しむファンも数多くいて、作者のツイートには27万以上ものいいねがついた。
そもそもハーレム系ラブコメではない、ラブよりはコメよりの作風だった、というのもあったかもしれないが、付き合った後も続けるという手法が悪いと言えないことは明らかだろう。
今ぼく勉について語られるのはパラレルストーリーの是非がそのほとんどを占める。作品の内容自体が語られることは限りなく少ない。
読者が一番見たい主人公とヒロインが結ばれるところとそれまでの話に連続性がないのだから、それまでの話を語る意義がないため当然ではある。実際にパラレルストーリーが始まった後に更新を止めた考察(感想)ブログもあった。
パラレルストーリー発表後の連載中も作品の盛り下がりは顕著で、掲載順はぼく勉史上初の最下位を記録し、単行本も右肩下がりを続けた。最終回では作者が全感想にリプライ返しをするという読者サービスをしていたにも関わらずトレンド入りを逃してしまった。
メディアミックスという点で見ても、ボイスドラマという低予算でできるであろうものすらヒロイン5人中4人で打ち切りと相成った。(作者に嫌われているから残り一人は出なかったのだという過激派も散見されるが、おそらくさすがにそれはないだろう)
これはぼく勉のそれまでの実績から見れば異常と言ってよく、パラレルストーリーによって読者の熱と興味が失われた結果だろう。
発表当時は二次創作需要を取り込んだといわれていたが、むしろファン活動の土壌ごと壊してしまったという印象を受ける。
作品の内容が語られることはなくなり、ファンの熱意が冷め、メディアミックスも打ち切られる。
完結当時から結末に納得の行かないファンや終わり方が駆け足だったことへの批判は少なからずあったものの、同時に考察好きなファンが今までの描写を振り返って数々の伏線を見つけ出すなどファン交流は非常に活発だった。
完結後に配信、発売されたスマホゲームやコンシューマーゲームもヒット続きで、グッズも出せば出すだけ完売するなどファンたちの熱量も衰えず映画の大ヒットへと繋がった。
完結してから2年以上経つ今でもファン同士の交流は活発であり、今も新規グッズが毎週のように発売されて完売している。新しいゲームも発売するなど今もコンテンツとして生き続けている。
原作が本筋だけを描いたために、脇道に当たる部分をゲームが補完している面もあるので一概にこれが正解だということは出来ないが、少なくとも主人公とヒロインが付き合って終了という終わり方が悪いと言えないことは明らかだろう。
ラブコメにおいてオーソドックスな終わり方だが、オーソドックスになったのには理由があったということがわかる。
貧乏ラブコメ三国時代を彩った3作品はそれぞれ人気作であったが、終わり方によってその後の評価に大きな差が出てしまった。
五等分のようなスタンダードな終わらせ方も、かぐや様のような付き合った後も続けるやり方もそれぞれに良い面があるが、ぼく勉のようなイレギュラーは望まれていないと言って良いだろう。
貧乏ラブコメ三国時代は終わったものの、その後もカッコウの許嫁や甘神さんちの縁結びなど貧乏ラブコメの灯火は絶えることなく続いている。
貧乏な主人公が勉強などを通してヒロインと仲を深め、ヒロインはその人間性で主人公を成長させる。王道の類型であり、個人的にも好きな設定だ。今後ともこういった設定の漫画を読みたいと思う。
後に続く貧乏ラブコメたちもこれらの人気作たちの終わり方を参考にして、それぞれがより良い最終回を迎えることをいちファンとして期待している。
それはそうだけどこの増田では同時期に争った三国志の話をしたので始皇帝の話を持ち出されても……(ハヤテが始祖という意味じゃないよ)
時代が違いすぎて受容のされ方もまた異なるだろうし、そもそも最後まで付いていった読者が減りすぎてるので比較対象には適さないかと思う。
すでに言われてるけど古見さんとか高木さんとかトニカクカワイイとか人気よね。最近も帝乃三姉妹あるし。
同じ時期のサンデーラブコメなら"古見さん"かな?メディア展開は最も遅かったけれどコメディ重視で群像劇風かつ未だ継続中。発行部数からいってもハブられる存在じゃないと思うんだけど。
大量投票を重ねたら他ファンも対抗してきて、泥試合になりそうになった最後の最後の投票では目先を変えてガラスの靴を贈ったのはスマートすぎて惚れる。
マリーの見合いの相手になったのはまあマリーファンじゃなかったから個人的には素直におめでとうなんだけど、マリーファン的にはどうなんだろね。楽が嫌われてたからOKなんだろうか。
例えば前にnoteでフェミから叩かれてた「ぼくたちは勉強ができない」って漫画あるけどあれだってほぼほぼ現実世界っぽいのに冷静になるとめちゃくちゃだからな。
フェミが叩いてたやつ
勉強がテーマの漫画だから教育関係のことだけ箇条書きにするけど
・公立高校の校長が特別VIP推薦とかいう大学の学費を免除する制度を餌にして、生活保護レベルに貧乏な主人公に同学年の生徒の家庭教師のようなことをさせる。
・その後特別VIP推薦を蹴って希望の学部を目指す主人公に教師が奨学金などのアドバイスを一切しない。
・主人公が特別VIP推薦を使わず大学に進むことを知った母親が、亡くなった父親の遺産を使っていいから好きな大学に進むようにと諭す。(なおその場に教師も同席している。さすがに奨学金のこと説明しないのは不自然だろ)
・センター試験当日に骨折した主人公に追試験を受けさせず、当日にそのまま試験を受けさせる。
なんというか教育関係の救済制度が驚くほど希薄で、全体的に貧乏人は爪に火を灯すような苦労をしないと目指す進路には行けない、社会はお前を助けないって思想が通底してるんだよね。
貧困家庭の子供がこれ見たら自分は大学行けないなって絶望するだろ。
ネオリベ思想を子供の頃から受け入れさせようとしているとしか思えん。いやネオリベもここまではやらないかもしれんけど。
ここまで貧乏人に冷淡な癖に最終回では、自分のやりたいことも見つかっていない劣等感まみれの高3の秋の主人公に、俺たちの未来は無限にあるとか前向きに言わせるからな。奨学金もなさそうな世界で貧困家庭の自分の夢も持ってない高校3年生にこれ言わせるの残酷すぎるでしょ。
作者は比較するまでもなく裕福な家庭に生まれたっぽいからその辺の機微がわからないのかもわからんが、漫画だからってその辺のエクスキューズはどうにかしておけよと思うわ。
例えば五等分の花嫁は同じ貧乏人の主人公だけど、超絶金持ちのヒロインの家庭教師で日当2万5千円とかいう給料もらってるから学費くらい余裕で稼いだんだろうなとか、全国3位の学力なら給付型奨学金貰ってるんだろうなって想像つくんだけどさ。(学費周りの話が描かれてないから想像だけど、下手に描くよりはむしろ想像に委ねられる分ずっとマシ)
「ぼくたちは勉強ができない」にて推しのヒロインが作者に冷遇されてる事を嘆いていた増田元気にしてるかな
アレみてるとメシが美味くてな、マイオナの不人気好きの苦しみの声って最高なんだわ
上記を始めとして最近いくつかのまとめサイトでジャンプがバトルアニメには力を入れる一方でラブコメアニメには手を抜いているようなことをまとめていた。
挙げられている画像を見ると確かにラブコメアニメとそれ以外のアニメでは力の入れ具合が異なるように見えるが、果たして本当にそうなのか。
気になったのでまとめてみた。
ぼくたちは勉強ができない
キービジュアル https://www.shonenjump.com/j/img/_news/190408bokuben_1.jpg
……確かに手放しに素晴らしいとは言いづらい。(特にあしゅみーの目が隠れてるのなんなの?)
制作会社も実績豊富なわけではなく、特別酷い作品はないが評価の高い作品があるとも言い難い。
評判
アニメになっても原作売上はほとんど伸びなかったので新規ファンの流入はほぼなかったと思われるが、既存のファンからの評判は悪くはない。
あやかしトライアングル
キービジュアル https://ogre.natalie.mu/media/news/comic/2022/0901/ayakashitriangle_teaser.jpg
確かに最近流行りの塗り方と比べると全体的に重たい印象が拭えず、髪の光らせ方など一昔前の趣を感じさせる。
ライトノベル原作を多く手掛けるシルバーリンクの子会社であり実績は豊富。ただ一線級の作品があるとは言い難い。
評判 未放映のため省略
チェンソーマン
キービジュアル https://ogre.natalie.mu/media/news/comic/2022/0729/chainsawman_visual.jpg
壮観の一言。これが動くのであれば約束された成功といっていいだろう。
てーきゅうで名を挙げユーリ!!! on ICE、ゾンビランドサガなどの名作を世に送り出し、呪術廻戦を大ヒットさせた立役者。期待のほどが伺える。
評判 未放映のため省略
呪術廻戦
キービジュアル https://ogre.natalie.mu/media/news/comic/2022/0821/jujutsu_newvisual04.jpg
確かにスタイリッシュなセンスの良さは感じられるがこれで力の入れ具合わかる……? アニメを見れば一目瞭然ではあるが。
同上。
評判 未放映のため省略
このように確かに挙げられていたものだけを見れば、バトルアニメと比べてラブコメアニメには力を入れていないように見える。
呪術廻戦のような圧倒的な売上を誇る作品や、チェンソーマンのように描く作品全てが注目を浴びるようなカリスマ作家の作品であれば力を入れるのは当然のことで、単にチェリーピッキングをしているだけではないか。
僕とロボコ
キービジュアル https://ogre.natalie.mu/media/news/comic/2022/0925/ROBOCO_key.jpg
マッシュル
キービジュアル https://ogre.natalie.mu/media/news/comic/2022/0703/mashle_teaser.jpg
めちゃくちゃ良くない?
アンデッドアンラック
キービジュアル https://ogre.natalie.mu/media/news/comic/2022/0828/UDUL_tsr_0725_ol.jpg
売上によって決めているのではないかという仮説だったんだけど、マッシュルとかオリコンで9万部くらいだし、アンデッドアンラックとかオリコンで2万部くらい。
ぼく勉がアニメ化当時マッシュルと同じくらいでアンデッドアンラックよりは全然上。
あやかしトライアングルは4万5千部くらいでアンデッドアンラック以上マッシュル未満。
ぼく勉は鬼滅前だから仕方ないとしても、あやトラとアンデラを比べてみても売上に力の入れ具合が比例しているとは言い難い。なんならA-1とdavid productionもリコリスリコイルがなかったらと考えるとなあ。
まあもちろんキービジュアルだけを見て力の入れ具合をどうこう言うのは不毛なんだけど、制作会社とか見ると力を抜いているとか言うのは論外にしても、あまり重視していないような感じはする。
かぐや様はラブコメでも凄かったんだけどな。特別に売れてたからなんだろうか。
なんとなく調べてみたら意外な結末だったので書いてみた。
ぼくたちは勉強ができないかなあ。
誰と付き合うのか? で引っ張っておいて最終回でパラレルストーリー開幕とかやってからの盛り下がりとグダグダっぷりは反面教師としては素晴らしかった。
もともとエロ枠なんて常設じゃないし長期連載も少ないだろ。
2000年以降だと「いちご100%」「To LOVEる」「ゆらぎ荘」がガチエロ枠で
・エロ枠なんて常設じゃない
・長期連載も少ない
上の増田は2000年以降としているが、自分は90年代に主に読んでいたので90年代から見ていきたい。
なお、長期連載の基準は人それぞれだが、ここではひとまず「3年程度」を目安にしている。
<90年代>
『電影少女』桂正和 1989.51〜1992.31 【長期連載作品】
『D・N・A² 〜何処かで失くしたあいつのアイツ〜』桂正和 1993.36/37〜1994.29
『地獄先生ぬ〜べ〜』 岡野剛(漫画)真倉翔(原作) 1993.38〜1999.24 【長期連載作品】
『SHADOW LADY』桂正和 1995.31〜1996.02
『I"s』 桂正和 1997.19〜2000.24 【長期連載作品】
90年代の連載作品から「エロかったよな、これ」という作品を抜き出して見たところ、
「エロ枠」があるというよりは桂正和がエロ成分を一手に引き受けていたことが一目瞭然となった。
一方で、アニメで見ていた人は「ぬ〜べ〜」にエロのイメージがあまりないかもしれないが、
連載当時は狂ってるなと思うレベルでエロかった記憶がある。ぶっちゃけ抜いた。
<00年代>
『りりむキッス』 河下水希 2000.48〜2001.21/22
『いちご100%』 河下水希 2002.12〜2005.35 【長期連載作品】
『プリティフェイス』 叶恭弘 2002.24〜2003.28
『To LOVEる -とらぶる-』 矢吹健太朗(漫画)長谷見沙貴(脚本) 2006.21/22〜2009.40 【長期連載作品】
00年代は桂正和から河下水希にバトンタッチする形で「エロ枠」が引き継がれ、
叶恭弘、矢吹健太朗も参戦するに至って2006〜08年ごろは最多3作品のエロ系作品が同時に掲載された。
<10年代>
『ニセコイ』 古味直志 - 2011.48〜2016.36/37 【長期連載作品】
『パジャマな彼女。』 濱田浩輔 - 2012.13〜2012.40
『恋染紅葉』 ミウラタダヒロ(漫画)坂本次郎(原作) 2012.23〜2012.51
『食戟のソーマ』 佐伯俊(作画)附田祐斗(原作)森崎友紀(協力) 2012.52〜2019.29 【長期連載作品】
『i・ショウジョ』 高山としのり 2014.12〜2014.32
『卓上のアゲハ』 古屋樹 2014.51〜2015.22/23
『レディ・ジャスティス』 荻野ケン 2015.25〜2015.41
『ゆらぎ荘の幽奈さん』 ミウラタダヒロ 2016.1〜2020.27 【長期連載作品】
『ラブラッシュ!』 山本亮平 2016.38〜2016.50
『ぼくたちは勉強ができない』 筒井大志 2017.10〜2021.03/04 【長期連載作品】
『神緒ゆいは髪を結い』 椎橋寛 2019.15〜2019.52
プレイヤーが限られていた90年代や00年代に比べて、圧倒的に作品数が増えた印象。
打ち切り作品も多いが、長期連載作品も90年代、00年代に比べて少ないわけではない。
意外にも、つい最近の10年代こそエロ枠黄金期だったのかもしれない。
実際10年代前半は「ラブコメ戦国時代」なるキャッチコピーで語られていたようだ。
・エロ枠なんて常設じゃない
→90年代から約30年にわたってこれだけの作品が列挙できるということは、個人的には「常設だった」と感じる。
・長期連載も少ない
→ジャンプという媒体の性質上、圧倒的に多い「バトル漫画」に比べたらあらゆるジャンルの長期連載作品は少ない。
しかし、他の代表的なジャンルである「スポーツ漫画」や「ギャグ漫画」と比べて長期連載作品が少ないか?というと、そうでもないと思う。
→空白期間という空白期間は、90年代の『電影少女』から『D・N・A² 』までの約1年間と、00年代の『プリティフェイス』から『To LOVEる -とらぶる-』までの約3年間。
そこを除けば、ほぼほぼ「エロ系」の作品が常にジャンプ本誌に掲載されていたと考えると、やはり「エロ枠はあった」と言えるのではないだろうか。
最後に、上記リストについては「この作品が抜けてる」とか「この作品はエロ系とは言えない」などのツッコミがあると思うが、その辺はある程度主観なのでお許しを。
今さら言うことでもないけど、いわゆるボカロ曲は他人がそれを歌ったり替え歌を作ったりすることが許されるような文化がある。
紅白で歌われた「命に嫌われている。」なんかもまふまふさんの歌ってみたが大人気だし、にじさんじの笹木咲が替え歌を歌ったのも有名だと思う。
みんな割と好き放題に作るからどういう替え歌ならいいかなんて基準はないけど、果たしてそれはどこまで許されるべきなのだろうか、ということをこの動画を見つけて考えてしまった。
【替え歌】作者に嫌われている。
タイトルから分かるように「命に嫌われている。」の替え歌で、歌詞としては「ぼくたちは勉強ができない」っていうジャンプでやってた漫画でうp主の推しキャラの扱いが酷かったということを訴えてる。
作者への誹謗中傷というよりは推しキャラの境遇への怒りや悲しみを吐き出してる内容なので、法的にどうこうという感じではないと思うけど、とはいえ攻撃性は結構高い。
替え歌はボカロ文化を豊かにしているものの一つだと思っているので基本的に制限してはいけないと思うけど、他人の曲を使ってこんな動画を作ることは制限しなくていいのかなと考えた。
ぼく勉は単行本全巻持ってるくらいには好き。アンケートも結構入れてた。
命に嫌われている。はまふまふさんから入ったにわかだけど原曲のほうも繰り返し何度も何度も再生したくらいには大好き。
なのでどっちのファンの気持ちも分かるんじゃないかと思ってる。
愛がない二次創作は駄目という格言がある。ではこの動画はどうだろうか。
こう書くとどっちのファンにも叩かれそうだけど、ぼく勉にも命に嫌われている。にもそれなりに思い入れがある身としては、どちらに対しても少なからぬ愛の込められた動画だと感じた。遊び半分で愉快犯的に作ったものではないと思った。
ぼく勉についてだけど、歌詞とか投コメにあるブログのコメントとかを見た感じ、きっとうp主は筒井先生がYouTubeでいつかうるかちゃんのその後のことを描いてくれるんじゃないかって期待してたんだと思う。
だけど半年前からぼく勉のことを描かなくなったからもうダメなんだと気づいて、それでやり場の無い思いを大好きな曲に預けて発表したかったんだと私は感じた。
愛憎半ばっていうのかな。フルで作ってるのにそれでも全然足りそうにないくらいの怨念に満ちた動画だけど、この動画で歌われている恨みはそのまま愛とイコールなんだと思う。
そういう愛憎籠もった歌詞なんだけど、原曲の文字数に合わせてたり歌詞を変えずに使ってるところも結構あったりして、聞いていて意外と違和感は少ない。
MVの再現具合もなかなかしっかりしてて、スクロールの速度もだいたい合わせてるし、文字がランダムで切り替わりながら歌詞が出てくるのとか、他の替え歌動画見てもあんまりやってないことやってる。
動画は作ったことないから詳しくないけど、そこ再現してるのあんまり見ないからきっと再現するの結構大変なんだと思う。それでも手間を惜しまずなるべく原曲に寄せたかったんだろうなと思うと、そこには少なからず愛があるんだろうと私は思う。
こういう動画を作るのはマナーとしてはいただけないことだと思うけど、自分の大好きな作品に対する思いを昇華するために、大好きな曲をどうしても使いたかったんだと思うと理解できる部分は正直少なくない。愛も恨みも大きいから、同じくらいの気持ちで好きな曲でないと釣り合わないのは正直分かる。
個人的には動画が法的に問題あるという感じはしないし、しっかりとした愛があって作られたものだと思う。うp主の怒りも恨みも決して理不尽なものではなく、そう感じて当然のことだと思う。
だけどそれでもこういった攻撃的な替え歌は許されるべきじゃないと私は思う。
もちろん表現の自由とか大切なんだろうけど、そういう法律や規約以前のマナーの問題として、コミュニティの発展のために攻撃的な歌詞は受け入れないとかそのくらいの基準はあってもいいんじゃないかと思う。
自分の曲を面白く替え歌してくれるのが嫌な人はそんなにいないだろうけど、自分の曲を攻撃的な替え歌に使われるのはほとんどの人が嫌なはず。実際単なるファンでしかない私でもこの歌を聞いてうp主に同情するのと同時に悲しい気持ちになった。
それに攻撃的な替え歌を許容するようになってしまうと、そんなふうに使われるのが嫌だと思う人が動画をアップするのをためらうようになってしまうかもしれない。そうするとボカロ文化の衰退にもつながってしまう。
例えば「たべるんごのうた」ブームのときに煽り要素のあったウィーアー!の替え歌をうp主が自主的に削除したことも、ブームが持続した原因の一つと言われてる。
個人の表現の自由も大事だとは思うけど、コミュニティが持続していくためには一定の制限が必要なんじゃないかと思う。他人の曲を使うのであれば、せめて攻撃的な歌詞にはしないという基準があってもいいんじゃないだろうか。
だからもしこの増田をうp主が見ることがあったら、どうか動画を削除して欲しい。
あなたの怒りも恨みも同じ作品と音楽のファンである私には届いた。どうかそれで十分だと思ってもらえないだろうか。
うp主はきっと何か目的があって動画をアップしたわけじゃないと思う。ただただやりきれない気持ちを発散したかっただけなんだと思う。
だからどこかの誰かにではなく、少なくとも私には届いた。それで満足して終わらせてくれないだろうか。
この増田はあなたに届けばいいなと思って書いた面もあります。広まるかも届くかもわからないけど、もしそうして貰えるなら同じ作品と曲のファンとしてこれ以上嬉しいことはないです。
◆はじめに。
まず注意書きから。
この記事には気が狂うような文体や、現行のネットコンプライアンスに相応しくない描写が含まれています。
閲覧して数秒で受け流せる、忘れれると思えるという自信の無い方はここから先の閲覧をお控えください。
なお、この記事のイメージBGMはバハムートラグーンOPテーマ、ヨヨのテーマ、
ライブ・ア・ライブOP曲、SF編移動曲、中世編関連曲となっております。
「男タク向けのラブコメって、どうして男女間に容姿格差なんてあるのだろう。
俺はデブでもボサボサでも構わないと思ってるがそれなのに美人のヒロインと付き合えるとかどうだよ。」
というツイートに対する反応
めっっっっちゃわかる!ヒロインたちは基本的になぜかうっすら主人公を好きな設定(主人公の魅力がマジでわかはん)ついでに主人公は常に受け身なのに物語を引っ張っていくのはその美少女たちに任せっきりな感じ https://t.co/p3cy0fElJl
女オタク向けのそれでも99.9%女は容姿端麗だもんな、、男はイケメンだけどモラも多い、、
私が一昨年秋から男性向け男女間恋愛モノについて似たようなこと思っていました。
ようやく数日前閃いたことは、それが1つのポリティカル・コレクトネスみたいなことが無意識で少年漫画やラノベの特定男女間恋愛案件にて形成されてしまってる事だよ。
男性側がコンプレックスやルサンチマンになるのがいやだからわざと解像度低くして書いてるのか?って思ったよ。
作者の意思なのか?
それだけでなく12年前にアニメ化されたある青年漫画原作ラブコメ(名前非公開)も主人公の男の異様なオーラの無さに違和感を感じた…
昨年秋クールにあるキー局で放送されてた(作品の名前はあえて伏せる、分割2クールの1クール目でもある)も…
それに19年10月にどっかの野党派タカ派ヴェンゴシさんにポスターのこと標的にされた漫画でも…
その様な思ったことが1月後半、1人のネット民の発言により確信を得ることになった…。
の答えについて。
事実上私にとって新規で禁断の蜜となるコンテンツとなる資格の一つです。
「じゃあ男主人公の特技はどうしたらいいんだ?」
そりゃあ、
対戦車用ライフルや暗○拳の扱い(それは危ないッすよ…!スペクタクル路線になりますよぉ)
(欠番)
弱者男性配慮名目としたアリもしない勝手な無意識ポリコレで男主人公を低解像度または目つき悪いとかにしなきゃいけないような新規ラブコメの風潮に敵意を覚えていますよ、マジで。
それを言いたかったんです。
だけど結果は「貴方ののぞみを詰め込んだ禁断の蜜たる作品は出せてもスパン短くても一年に1作ぐらいでしょう」が現実となります。
業界様も数年先まで予約多数あるので。。
◆3章(ここでは2章は欠番) 青虐・奈央虐へのメス
ー青虐編ー
そんなことしたらかっこいいっていうのか?
作品出る事に青髪のキャラ出る度におちょくるとかしなければアニメオタクの称号得られないって言うのか?
青虐についてだが、
10年前に見た某アニメなんて青虐の元凶戦犯アニメだろ、どこが名作だ?
一方で同期に放送されたギルティクラウンやブラックロックシューターは不当な袋叩き受けたのに…
主人公の髪ボサで眼鏡の男が地球の女の子捨ててメガネの異星人の女に付いた、けどメガネの女は故郷の異星に連れ戻され、続編の予感すらなし。
「島崎信長」への強いトラウマを植え付ける原因になりましたよ。
その年の下手なバトル・ホラーアニメより胸くそ悪いものでしたよ
デップー侍世界のサノスさんはデビルーク星じゃなくてあのメガネの女の母星を粉砕して欲しかったのに。。
終始青展開なのにニャル子や氷菓など男女間恋愛強豪台頭と不当な批判のダブルパンチ…
なにがいけなかったんだよ?
コピペブログで青キャラおちょくる記事作られそれを見なくても界隈を淀ませてくれましたよ。
それだけじゃない、ネット上でその年の男女間恋愛アニメにて主人公と結ばれなかったヒロインを
滑り台の画像と合成して「クビを宣告された女たち」だとか悪趣味すぎるじゃねえか!!!
あと「おさ虐」ってのもあったようだな。
ー奈央虐編ー
業界様は今年2年ぶりに奈央虐の準備をしてるんだよな。。
下手なバトルアニメの鬱回・胸糞イベントよりもショックで昼ごはん食べたのは1時半より後になるほどの放心状態だった。
無論強いトラウマに…
ああ・・・
一昨年に「ぼくたちは勉強ができない」原作ラストを複数の編に分けて作りいろいろあったけどぼく勉の作者の取ったことがどれだけ正しかったのかが身に染みるよ。
◆5章(4章はここでは欠番) クリスマス・スクイズへの疑問。
思ったけどさあ、
なぜ毎年クリスマスシーズンのSchoolDays一挙放送に何の疑問も抱かない?
その時期だと男女間恋愛へのルサンチマンやコンプレックスが爆発するので歪んだ結末を迎えるものの方が気が安定するからなのかな?
たまには2日かけてでもいいから腐夢か百合一挙放送すればいいのに、ABEMAさんは。
無論バレンタインやホワイトデー、ジューンブライド、夏休み、狐の嫁入りでも言えることです。
◆6章 茶みらい氏の悲劇。そして批判しづらい世の中になっていく昨今
「出会った女子高生は幼なじみのガキ大将だった」シリーズを展開してたけれど
結婚とクライマックス迎えた最中に、一部のネット愉快犯の荒らしにより
私が今まで知ってきた男女間恋愛コンテンツで最も悲劇の作品ですよ…
『ぼくたちは勉強ができない』と『だから僕は、Hができない。』ってまったくの別作品だったんか…
ぼくたちは勉強ができないとはいわゆるハーレムラブコメ漫画であり、週刊少年ジャンプで連載されていてアニメ化もした作品である。
勉強を通して主人公が美少女たちと仲を深めていくというごく一般的なラブコメだが、週刊少年漫画としては史上初めてヒロイン5人分のルートを描くということで話題になったので知っている人もいるのではないかと思う。
そのぼく勉の作者である筒井先生がジャンプGIGAで読み切りを掲載したので、以前に増田で書かれていたぼく勉の感想を要約とともに紹介する。
作者に嫌われているキャラクターを好きになってつらい
ここで嫌われていると言われているキャラクターはヒロインの1人である武元うるかである。
理由としては以下の通り。
・うるかの話をマルチエンドのサプライズのための前座にされて余韻を台無しにされた。
例:
ところでぼく勉、うどん編ラストが普通にイベントスチル一枚絵だったせいで、花火アップで終わったうるかの悲惨さが増してるの、面白すぎる pic.twitter.com/gVKILw2MSs— タイツマン (@TAICHUMAN) May 25, 2020
・単独表紙の単行本がない。(補足として、元記事が書かれた後に21巻まで出ているが、他のヒロインには単独の表紙がそれぞれ2冊ずつあるにも関わらずうるか単独の表紙は一冊もない)
(参考(日焼けで褐色の子が武元うるか):https://jumpbookstore.com/item_list.html?keyword=%E3%81%BC%E3%81%8F%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AF%E5%8B%89%E5%BC%B7%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84 )
・ヒロイン5人の中でうるかだけナンバリングのある長編回が存在せず、その代わりと言われていた回を他のヒロインのルートで踏み台にされる。
・他のヒロインの最終話はそのヒロインと主人公が結ばれた後の様子を描いているにも関わらず、うるかの最終話は他のヒロインの描写に大部分が割かれている。
・うるかの最終話でわざわざ他のヒロインを象徴する花火にフォーカスを当て、煽り文でもそれを強く強調している。すなわちこいつの話は終わったから次にいこうとあえて示唆している。
・解説コラムでうるかの顔の上に「完了」と書き、他のヒロインのルートが終わった後に「Happy end」に書き換える。
作中の描写についての不満がメインだ。
【追記】作者に嫌われているキャラを好きになったら特典でも冷遇されてつらい
この特典とは音声ドラマ(原作のストーリーをアニメの声優が再現したもの)、単行本の描き下ろし、抽選で当たるプレゼントの抱き枕のことを指している。
理由としては以下の通り
・他の4人のヒロインには音声ドラマが作られたのに、武元うるかだけ音声ドラマが作られていない。
・うるかの音声ドラマが欲しいというファンの要望を作者は軽く笑ってあしらう。
・筒井先生は読者からのリプライにほぼ全リプしているのに、うるかのこういった扱いが悲しいというリプライには一言も返事をしない。
・うるか以外のヒロインは単行本で最終回のその後の姿を描き下ろしているが、うるかだけはない。代わりにあるのが他のヒロインのルートがありますよという告知であり無神経にもほどがある。
・読者プレゼントの抱き枕のイラストであえてうるか以外のヒロインも大きく描かれているイラストが使われている。
作品外での扱いの不満がメインだ。
以上のことについて、元増田の感想部分については争いがあるだろうが、実際の扱いについては全て事実である。
ぼくたちは勉強ができないのヒロインである武元うるかは、このように徹底的に、完膚なきまでに、作品内外含めてありとあらゆる面で冷遇された。
こうした格差が生まれる原因がなにかまでこの増田のように断言はしないが、作者の意向に依るものであることに疑問を挟む余地はない。
だから筒井先生の漫画を楽しむのは最悪いいけど、好きになるのは絶対にやめろ。せめてキャラを好きにはなるな。
好きになったキャラがこんな扱いをされても笑顔でいられる人間なんていないだろう。
この増田みたいに長文は書いていなくてもTwitterで嘆いた人、怒った人はたくさんいた。悲しみでアカウントを消した人も何人もいた。
Twitterにわざわざ投稿する人やアカウントまで消してしまう人がいるのだから、黙って傷ついた人はもっと大勢いたことは容易に想像がつくだろう。
これが筒井先生の漫画を好きになる人の未来だから。もしもあなたがキャラを大切にしたいと思っているならば絶対に好きになってはいけない。
ただまあギャンブルに勝って敗者にマウント取りたいなら好きになってもいいかもしれない。
嘆く人には同情するふりをして、恨みを吐く人はアンチ扱いして蔑むようなファンしか残らなかったから。
酷いのになるとコラでうるかの遺影や黒人にフェラやキスするような画像を量産して盛り上がっていた。気に入らない相手を貶すためならどこまでも品性を失えるという好例だろう。
あなたも筒井先生の描いた新作漫画を好きになればもしかしたらそっち側になれるかもしれない。俺はどっち側にもなりたくないからゴメンだけど。
未完、収まりきらなくなったので分割 anond:20170815223037
「方程式」で歌詞検索して出てきたなかからアニソンの歌詞をいくつかピックアップしてみよう。
どの方程式も当てはまらないこの問は解こうとするたび溶ける まるで魔法にかかったマリオネット
離れたほうがいい 繰り返す呪文のように唱えるほどに落ちてゆくの
「好きだという気持ちを認めたくない」「離れたほうがいいけど近づきたい」といった恋心のジレンマが歌われている。
そもそも「どの方程式も当てはまらない」すなわち「問題の定式化」ができていないのだから元増田の批判には当たらない。
幼き頃の寂しさがまだ絡む方程式 例え明瞭な数式でさえ導けない
この歌は後半では
一人きりじゃないわ 共に行く仲間ができたの
となる。
彼女はセーラー戦士になったことで孤独から抜け出せたのである。
Mathsをうめても解けないTEST
嘘で炎上(もや)してHORRIBLE FEST
社会を変革するために犯罪にも手を染める主人公を描いたアニメ本編を見ればわかるように、
たとえテストの正解が出せなくても「明日を変えてく方程式」を推測でも実行していくことを歌うものである。
元増田の言うとおり近似解を出しているのだから批判には当たらない。
歌詞の後半では「恋はイコールじゃ括れないわ」とも歌っており、「問題の定式化」が不可能であることを示唆している。
Can not? Can not? できないの?
「これから知らない世界に飛び出していく君たちがどんな夢を選んでもきっと叶う」ということを歌っており、受験勉強を描いたアニメ本編に合わせた歌詞となっている。
後半の歌詞では「全てが正解な答えはどこにある? 満点の未来じゃなくてもやりとげるんだ」とも歌われており、
元増田の言うとおり近似解を出そうとしているのだから批判には当たらない。
もうヤ・メ・テ
らしさの押しつけとかヤ・メ・テ
方程式で縛るのはヤ・メ・テ
ここでの「方程式」とは未来の可能性に溢れた若者に対する「こうしたほうがいい」という押し付けの喩えであり、
むしろ「定式化」を拒否して自由に生きていこう、ということが歌われている。
解けない方程式どころか「僕たちにしか解けない」と断言されている。
その他の作品も眺めているとほとんど二つのパターンに当てはまることが見て取れる。
「解けない方程式」として扱われるのは多くこのパターンである。
しかし恋愛における「近似解」となると「彼女とは友達で我慢する」とか「他の似た女性と付き合う」といった話になってしまう。
そうではなく「君じゃなきゃダメ」だから「恋の方程式を解きたい」のであり、近似解ではダメな理由が十分に示されていると言える。
だいたい「きっと解ける=将来は上手くいく」となるか、「方程式なんていらない=自由に生きろ」となることが多い。
以上から「アニソンの歌詞は解けない方程式に固執し、有効な近似解を求めようとしない」とする元増田の批判はまったくの的外れである。
お気持ち長文といえば女オタクが書くものというイメージがあるが、男オタクが書いたお気持ち長文も少なくはない。
簡単な紹介文とともに紹介したい。
ゆるゆり作者が自分の取り巻きばかり優先し、普通のファンを蔑ろにすることで心が折れてしまった増田。
作者と繋がっていなくても作品を好きでいることで愛を証明しようするも、ついに折れてしまう展開は哀愁を誘う。
無償の愛を捧げ続けるだけであれば耐えられたかもしれないが、露骨な扱いの違いに疲れ果てる様は同情するに余りある。
クラウドファンディングの対応のお粗末さは制度自体への信頼を揺らがすものであり、増田ならずとも憤りを感じるであろう。
まとめておいてなんだが読み返したら女性のような気がする。でも紹介したいので許して。
アイカツ! -アイドルカツドウ!-の大空あかりと瀬名翼のカップリングが許せない増田。
ヘテロ同人に対する暴言の切れ味が鋭く小気味良いが、それ以上に公式側の人間が投稿したせなあかを推奨するようなツイートに対しての激怒が凄まじい。
「可能性を生み出しただけでアウトなんだよ」はけだし名言であるが、原典以外でこれほどこの言葉が似合う文章を私は知らない。
女の子同士の友情を描いてきた作品で急に恋愛を入れるなというのは一種の正論であり、素人が言うのと公式サイドの人間が言うのはわけが違うから立場を考えろというのは完全な正論である。怒りを覚えるのも当然だ。
最後に冷静に自身を省みる辺りに増田の人間性が伺えどこか微笑ましさを感じられる。
続き(anond:20200817181345)にあるブクマカへの返信も愛を感じられて必見。
実写とアニメを融合させたアイカツプラネットに引導を渡された増田。
今までアニメでしかなかった作品の名前を使って突然実写ドラマ化を発表されて戸惑うのは当然であるし、作品への愛ゆえに感情を爆発させるのもまた当然だ。
「うるせえでございます。黙ってろでございます。」から続く冷笑系へ向けての罵倒と、わかっているがその上で怒っているのだという下りは名文。
「俺たちは数字で動いてるわけじゃない」とはオタクであれば誰もが一度は思ったことがあるだろう。抑えきれない感情とはこのことをいうのだ。
そうしてひとしきり怒りを吐き出した後、最後に改めてアイカツプラネットへの期待を綴って終わる。爽やかな読後感を残す稀代のお気持ち長文。これぞオタクだ。
こちらも続き(anond:20200813130432)が投稿されている。
DCDの方は今ひとつダメなようだが、実写パートがありガワが変わってもやっていることはアイカツなのだと楽しめているよう。
本人が楽しめているなら何よりであり、アイカツプラネットは増田の期待に応えてくれたようだ。
このような後日談を読むこともまたお気持ち長文を読む楽しみの一つである。
作者に嫌われているキャラクターを好きになってつらい
ぼくたちは勉強ができないの武元うるかの扱いが不遇で作者に愛されていないと嘆く増田。
原作の展開をつぶさに追いながら感想を書いていて、憤怒と憎悪と愛情がありありと伝わる。
上の2人のアイカツ増田からはある種の爽やかさを感じるが、こちらから感じられるのはドロドロとした激情だ。
ハンロンの剃刀であって好き嫌いというよりは無能と想像力の欠如の合わせ技に思えるが、当事者にとってはどちらも変わらないのだろう。
煮えたぎる怒りを文章にして、叩きつけるように書き殴る。これもオタクだ。
上の続編。ボイスドラマと各ルートの最終話後の後日談がヒロインの中で武元うるか一人だけなかったことが許せない増田。
ヒロイン全員が並列、平等を謳った作品での推しキャラへの仕打ちであり、増田の心情は察するに余りある。
作中以外での扱いの違いは無能ではなく無配慮と無神経の産物であり、実情がどうあれその格差に悪意を見出すのはそれほど難しいことではない。
無限に死体蹴りされると書いたら現実になったとはまさしく増田の実感なのだろう。
愛が報われるとは限らない。公式に切り捨てられたファンの恨みつらみが詰まっている。
【追記③】女児アニキャラに乳を盛る馬鹿と賛美するアホ全員死ね【続き有】
anond:20210210183005(削除済)
魚拓:https://megalodon.jp/2021-0211-1903-52/https://anond.hatelabo.jp:443/20210210183005
webarchive:https://web.archive.org/web/20210211040932/https://anond.hatelabo.jp/20210210183005
アイカツフレンズ!の友希あいねにブルーアーカイブのエイミの衣装を着せる二次創作が許せない増田。
豊富な語彙の鋭い罵倒にキレのある文章で人気を博したものの身バレして削除。脇が甘い。
ブログで増田を投稿したとアピールするとかここをなんだと思っているのか。
もっとも女児アニメキャラに乳を盛ること、露出度の高い衣装を着せることに嫌悪感があるファンがいるのは当然であるのでその気持ちは尊重すべきだろう。
それを理由に二次創作をやめる必要がないこともまた当然であるし、発端の絵は性的魅力より可愛らしさが全面に出ているようには思うが。
公式に殴りかかる男オタクがほとんどな中、二次創作界隈に向けて書いた点で希少性が高い。
男オタクのお気持ち長文は女児アニメや百合関係が多かった。というかアイカツが多かった。一体何が彼らを狂わせるのか。
男が好きで炎上しやすいジャンルといえばラブコメだが意外にもぼく勉以外は見当たらない。あれだけ言われている五等分にないのは予想外だった。
サンプル数が少ないものの、二次創作や同人界隈に向けてではなく公式に向けて呪詛を吐くのが男オタクの傾向といえそうか。
アイマスやFGO関係もありそうだが増田を見始めた時期のためか、見かけたことがなく紹介できなかった。
余談だが!や?が多いとカラッとした印象になり、それが少ないとドロドロとした印象になる。
隠す意味ないから最初に言うけどジャンプでやってる「ぼくたちは勉強ができない(以下ぼく勉)」の「武元うるか」ね。
ぼく勉がどういう漫画かっていうのはこの前(anond:20200724234926)書いたから省略するけどまあヒロイン5人分のエンド描いたラブコメ漫画ってことだけわかってくれればそれでいい。
ぼく勉は去年の年末に連載が終わったんだよ。最終巻の21巻は3月4日に発売されて、特装版には20巻と同じくヒロインの個別ルートのボイスドラマが付いてんの。一人25~50分くらいの。
これはまあいいファンサービスだと思うよ。俺もまあ普通なら普通に喜べたと思うよ。
ヒロイン5人のうち、うるか一人だけボイスドラマがないとかいうふざけたことがなければ。案の定だよね。
まあ別にわかってたんだよ。ジャンプの告知で21巻が最終巻って書いてたのに4人分しか発表されてないし、ファンブックが出るような人気作でもないからああそういうことなんだなって。
ただ最終回の後、作者へのお疲れ様のリプライの中に、「お疲れさまです、何か機会があればうるかの単独カラーかアニメか音声が欲しい、それとできればファンブックも見たい」って感じのリプがあったんだよ。作者はほぼ全リプしてたからそれにもリプしてたんだけど、それがこれ。
ありがとうございます!
そのへんはぼくの一存ではなんとも…(笑)— 筒井 大志@ぼく勉20巻発売中! (@Taishi_Tsutsui) December 22, 2020
これだけ軽く言うんだからもしかしたらサプライズ的にファンブックとその特典とかで発表されるかもくらいの期待があったんだよ。
頭の中の冷静な部分はそんなサプライズする意味ないからありえねえとか言ってたけどでもまあ多少の期待はしたよね。そこまでじゃないだろうとは思ってたよね。期待した俺が馬鹿だったけど。
それでまあ本当になかったということで改めてなんだけどさ。
(笑)って何? (笑)ってつける必要ある? どういう反応なわけ? うるかだけ表紙での単独カラーもボイスドラマもないからうるかのも見たいですって要望の一体どこに笑える要素があんの?
自分から5人ともヒロインですとか言い出したくせに、そのうちたった一人だけボイスドラマが出ないことに対する葛藤や痛痒を微塵も感じさせないこの軽さ。人の気持ちがわからねえのかな。逆にわかってやってんのかもしれねえけどさ。
作者にリプライしてない、ただツイートしただけの最終回に対する批判的な意見はエゴサしてまで「勉強になります」とかリプライして晒し上げるくせに、こういう要望とかうるかの扱いが悲しいって感想には一切まともに向き合わねえの。ごまかすか無視。こういう不誠実さがマジで無理。
というかマジで理解できないんだけど5人ともヒロインですって作品で一人だけボイスドラマ出さないとかどういうプロセスをたどればそういう結論になんの? ひと言も説明ねえんだぜこれ。
CDじゃなく配信だから容量の問題じゃない。各ヒロインのルートの巻にあわせて特典に付けてるわけでもない。他のヒロインのルートでうるかの台詞もあるらしいから構成や声優の問題でもない。
これ嫌いだから出しません以外に解釈のしようある? 俺にはとても思いつかねえんだけど。
一存ではなんともとかまるで他人事のようにほざいてるけど、5人ともヒロインですって作品で4人だけボイスドラマ作りましょうなんて狂った企画誰が提案できるんだよ。
もし仮にそういう企画が出されたとして、原作者以外に最終的なゴーサイン出せるやつがいるわけねえんだからお前の決断だろ。
したり顔でアニメでやっただろとか言われそうだから先に言っておくけど、アニメでやったのは原作とは似ても似つかない何かでしかないからな。出来不出来の話じゃなく単純に原作と全く違う展開のアニオリだから。
原作は卒業式当日に天気が大荒れで飛行機が遅れるから、うるかはオーストラリアで水泳の大会に出るために卒業式に行かないで空港に行くの。そんで成幸が卒業式抜け出して空港まで行ってうるかに告白するの。
アニメでやったのは
・原作をなぞった文化祭の後、最後の5分で突然数ヶ月時間が飛んで受験に合格して卒業式が始まり、また数ヶ月時間が飛んで空港でうるかの留学を見送る。
・他のみんなはすで集まってる中、空港に遅刻した成幸が慌てて転び、その手をうるかが取って文化祭の花火の瞬間で手をつないでいたジンクス(花火が上がった瞬間に手をつないでいた相手と恋人になる)の相手がうるかだと明かされる。
・飛行機の中でうるかが、空港で成幸が、それぞれ繋いでいた自分の手を見つめる。
これを5分でやっただけだから。告白なんて当然ないし、付き合っていることが示唆されるような描写もないから恋人にもなってない。頬を赤らめたりするような明確な好意の描写もない。いちゃつくどころか会話すらない。好意的に見て将来付き合うんだろうなって想像できるくらいだよ。
こんなもんが付き合うまでと付き合ってからを描いた原作のボイスドラマの代わりになるわけねえだろ。
アニメがあるからっていうやつは作者が何話もかけて描いたストーリーと数分でやっつけたこれを作者は同レベルだと思ってるって言ってるようなもんだけどわかってんのかな。作者に対する最大級の侮辱だろ。
うるかだけないといえば、ぼく勉って単行本だと1話毎にその回のその後的なものをおまけで描いてて、当然各ヒロインの最終回の後にも最終回のその後みたいなカット描いてんの。結ばれた後はこんな生活を送ってます的な。
これもうるかだけねえの。代わりにあるのがパラレル始まりますよ、他のヒロインのルートもありますよって告知。これもう喧嘩売ってんだろ。無神経で済むレベルじゃねえわ。
あと特典じゃないけど、ジャンプでぼく勉最終回のとき各ヒロインのミニ抱き枕を抽選でプレゼントしてたの。まあ俺は当たらなかったんだけどそれはそれとして。
https://www.shonenjump.com/p/sp/2020/tekigentei_bokuben-dakimakura/
このページ見ればわかるけど他の4人は各キャラ単独のカラー絵だけ使ってるのにうるかだけ裏面全部集合絵なの。
ああ、うるかだけ単独カラー絵なかったんだなって思うじゃん? まあ確かにないんだよ。本当に単独なのは表に使われてるこの1枚だけだったはず。その時点でムカつくんだけどさ。
準単独みたいなうるかがメインのカラーはあるんだよ。うるかがサンタの格好してて他のヒロインはSD絵のやつとか、15巻の表紙で成幸と肩組んで走ってるやつとか。雨の中傘さして成幸と2人でバス待ってるのもそうかな。
それ使わないでわざわざ他のヒロインも大きく描かれてる絵使ってんの。15巻の表紙はうるかだけ切り抜いて使ってるけど、切り抜きがありならあえて貴重なうるかが大きく描かれてる絵を切り抜かねえで他のカラー絵から切り抜けよ。
これ別に好きなキャラ以外が当たるような懸賞じゃないんだよ。好きなキャラを選んで応募する形式だからそのヒロインのファンしか応募しないの。だから他のキャラのファンが当たってもみたいな気遣いは必要ないし、実際他のキャラの抱き枕はそうなってんの。なのにうるかだけ他のキャラも大きく描かれた絵使われて割食ってんの。なんでこういうことすんのかな。どういうつもりなんだろうなほんと。
この前無限に死体蹴りされるとか書いたけどまさかこの作品でまたブチ切れることになるとは思わなかったわ。比喩のつもりだったのに現実になるからいっそすげえよ。
最終巻も出て何の告知もないから今後の展開もまずないし。普通にきつい。
ちなみにうるかのカラーイラストはこの間作者がTwitterで上げてたよ。いい絵だから見るといいよ。でも他のヒロインは単行本の表紙で手に取れるのにうるかは画像で見れるだけってさあ。
まあ見れた事自体は嬉しいからこれ以上言わねえけどさあ。描いた時期的に無理なんだろうけど、でもせめて抱き枕のイラストには使ってほしかったよ。
作者はうるか嫌ってないでしょ。
前も言ったけど人の心の中なんかそりゃわかんねーよ。
ただ作者がやってることは嫌いだと判断するのに十分だろ。
え、この作者のやってることが創作上の規範に反してるから怒ってると思ってんの?
ボイスドラマ一人だけハブられてたり幕間がなかったり色んな面で損してるから切れてるんだけど。そのくらいわかんない?
それともハブっちゃいけないという規範はないから怒るなって言ってるのかな。法の奴隷か何か?
つーか規範以前に作者自身が平等だとか言ってるのに露骨に扱い違うんだから普通怒るわ。
右ページに幕間入れたら左には何を入るのかな……みたいな。
作者様に名前を覚えられているぼく勉を代表するファンの方の想像するうるかの幕間がない理由。
人の神経を逆なでする目的ならセンスある。だいぶイラッときた。
万が一仮に、作者はこういう理由で入れられなかったんだからしょうがないって擁護するつもりで言ってるならサイコパスの素質あるよ。
8割くらい「音楽用語は分からんがいい曲なのだけはわかる……!」ってなったけど俺が書くにはあまりに音楽知識に乏しい。
しかし付随したコメントに惹かれた増田リスペクトで自分なりに頑張って感想を書いた。書き終わってから見直すと背伸びしてる感もある。
トラバやブコメで出てるものは抜いたつもり。好きな曲がいっぱいあがっててうれしい。
愉快な雰囲気の楽器たちにウィスパーボイスがマッチしてるお洒落曲
渋谷系の流れだと思う。小気味よいDJサウンドに空元気を感じる歌詞。夜の七時に湾岸走りながら聞きたい
間奏のガムランっぽい音。一方、ドラムは東北の祭りのような響きもある
転調もころころ有るし、歌ってみるとリズムも取りにくいテクニカルな印象の曲
アニソンっぽくないと思ったんだよな。サビのメロディも歌謡曲の流れだよね
ラスサビのどこまでも上っていく感じが、健康的に(?)エロティックな歌詞と相まってエンドレステープのように高まっていって好き
夏の高揚感がいっぱいに詰まった曲。なのに寂しさの予感を感じさせるのがどういう仕組みなのか
サビのはねるようなメロディで、SoLaMi SMILEのみんなと一緒にけんぱっけんぱっしたくなる動きたい曲
EDMみたいな、不穏な雰囲気が溜まって溜まってきっちり解消されて、そのあと残るのが爽やかさという不思議曲
AメロBメロのドラムもベースもかっこよくて洒落てる。サビの裏で鳴ってる金管楽器っぽい音もツボ
アルペジオが波のように聞こえてきて怒濤のサビから間奏の静けさにつながっていくのがいい
男性アイドル特有のキラキラってあると思うんだよな。デビューしたてのジャニーズのようなまっすぐさを感じる
最初は音程をなぞってるだけなのに、徐々に歌詞になっていくのがアンドロイド感出てていいよね。初音ミクというか
若い夏の輝きの思い出って感じがとても好き。みつあみとウェーブした髪で成長が感じられる
ハイトーンを出すところの歌い方がきれいで好きなんだと思う。「誰も探してる夢はきっとある」の「ゆ」とか
サビの伸びるところが心地いい。「思い出ひとつ持たずに」っていう歌詞を心地よく感じたと思う
「戦う勇気を支えてあげるよ」って歌詞の距離感だよね。おジャ魔女どれみ好きなのと結構近い感覚だと思う
静謐な朝のようなイントロからホーンがパッパッと入ってくるキャッチーなAメロ
眠そうな女の子を思い浮かべたいんだがどうしても前山田健一の顔がちらつく歌詞。だんだんひらがなだらけになるってねむけをかんじる
中塚武と土岐麻子の原曲の方が好きではある。ジャジーなアニソンに弱いのは俺だけじゃないはず
どこを切り出してもノリノリになれるこの感じ。
イントロのバスドラムからギターの音も格好いいけど、声質がかなり好き
OPのイントロの映像にやられたのが正直なところかもしれない。サビ後の鐘も学校っぽさが印象づけられて世界感にどっぷり
なんで好きって言われるとよくわかんないんだけど。声質なのかな
ざっと上げてみると音楽な面白さよりは歌詞に着目して聞いている、
作品への思い入れが一番のポイントのような気もする、といろいろ発見があった。
他の人も書いてみて欲しいな。
今年の3月頃、ジャンプで連載中の漫画、「ぼくたちは勉強ができない」がパラレルストーリー方式を採用して話題になり、先日無事完結を迎えました。
パラレルストーリー方式とは150話までを無印、151話からをRoute:ifとして、150話で結ばれたヒロインとは別に、各ヒロインと結ばれる結末を描くというものです。
ラブコメ漫画には誰と結ばれるかという結末を楽しむタイプのマルチヒロインラブコメと、どう結ばれるかを楽しむという過程を楽しむタイプの固定ヒロインラブコメがありますが、150話までをマルチヒロイン、151話からを固定ヒロインとして1つの作品で2つのタイプをやろうという方式です。
発表当時はネット上の一部で賛否両論侃々諤々の騒ぎ※1になりましたが、肝心のジャンプ読者には受け入れられたのでしょうか。
マルチヒロインと固定ヒロインはジャンルが全く別物であって、付き合ってからも続けるのは読者がついてこないというのが個人的な持論ではありますが、ヒロインを変えて結ばれるまでを繰り返す場合はどうなのか。
ジャンプ読者は受け入れたのかを掲載順と売上から見ていきたいと思います。
※1 参考
ジャンプラブコメ「ぼく勉」まさかのマルチエンド全5ルート連載決定に賛否両論の大反響【公式発売後版】まとめました。 https://togetter.com/li/1478920
『ぼく勉』問150:[x]=… 人類はマルチEND方式を生み出したがセーブする場面があるのだろうか… https://yamakamu.net/bokuben150
「ラブコメ漫画」でのマルチエンドはありなのか https://anond.hatelabo.jp/20200309211602
エロゲと少年漫画とラブコメと https://furanskin.hatenablog.jp/entry/2020/03/10/001941
「物語はそもそも誰のものか」を問う「ジャンプ漫画が複数結末を公式掲載」の話 https://m-dojo.hatenadiary.com/entry/2020/03/10/100146
マルチエンドの是非ばっかでうるかちゃんルートの感想を見かけないのが悲しいので書いた https://togetter.com/li/1479823
【ぼく勉】マルチエンドはどのように描かれるのか? https://talepop.hatenablog.com/entry/bokuben_multiend
作者に嫌われているキャラクターを好きになってつらい https://anond.hatelabo.jp/20200724234926
ジャンプでは主にアンケートの人気順で掲載順を決めるという文化があります。
掲載順はある一定の8週間のアンケート平均プラス商業的事情(似たジャンルは離す、お色気枠は一定以上上には行かない等)を元にいくつかのグループ(台割)が決められ、次の8週間はその台割の中で掲載されると言われています。
※8週ごとに区切っています。概ね左の8週のアンケート結果が右の回の台割に反映されていると思われます。
太字(150話)はパラレル発表回。*の付いた掲載順はセンターカラー回。ぼく勉の場合各ヒロインで2回程度センターカラーをやることはアンケートの人気と関係なく決まっているものと思われますので、8週平均からは除いています。
ヒロイン | 話数 | 掲載順 | 8週平均 | | | ヒロイン | 話数 | 掲載順 | 8週平均 | | | ヒロイン | 話数 | 掲載順 | 8週平均 | | | ヒロイン | 話数 | 掲載順 | 8週平均 | | | ヒロイン | 話数 | 掲載順 | 8週平均 | | | ヒロイン | 話数 | 掲載順 | 8週平均 | | | ヒロイン | 話数 | 掲載順 | 8週平均 |
なし | 134 | 10 | | | うるか | 142 | 12 | 10.16 | | | うるか | 150 | 6* | 11.8 | | | 理珠 | 158 | 11 | 8.66 | | | 文乃 | 166 | 14 | 16.66 | | | あすみ | 174 | 10 | 14.85 | | | 真冬 | 182 | 15 | 13.83 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
なし | 135 | 8 | | | うるか | 143 | 7* | 10.6 | | | 理珠 | 151 | 4* | 11.8 | | | 理珠 | 159 | 14 | 9.42 | | | 文乃 | 167 | 15 | 16.83 | | | あすみ | 175 | 15 | 14.85 | | | 真冬 | 183 | 12 | 13.33 | |
なし | 136 | 4* | | | うるか | 144 | 16 | 11.5 | | | 理珠 | 152 | 12 | 11 | | | 文乃 | 160 | 11* | 9 | | | 文乃 | 168 | 16 | 16.71 | | | あすみ | 176 | 14 | 14.57 | | | 真冬 | 184 | 14 | 13.33 | |
なし | 137 | 7 | | | うるか | 145 | 15 | 12.83 | | | 理珠 | 153 | 7 | 9.4 | | | 文乃 | 161 | 16 | 10.5 | | | あすみ | 169 | 16 | 16.71 | | | あすみ | 177 | 14 | 14.28 | | | 真冬 | 185 | 12 | 13 | |
なし | 138 | 10 | | | うるか | 146 | 4* | 13.4 | | | 理珠 | 154 | 8 | 9.16 | | | 文乃 | 162 | 19 | 12.33 | | | あすみ | 170 | 16 | 16.28 | | | 真冬 | 178 | 6* | 14 | | | 真冬 | 186 | 11 | 12.71 | |
なし | 139 | 9* | | | うるか | 147 | 9 | 12.66 | | | 理珠 | 155 | 8* | 9.2 | | | 文乃 | 163 | 10* | 12.33 | | | あすみ | 171 | 15 | 16.12 | | | 真冬 | 179 | 14 | 13.83 | | | なし | 187 | 6* | 12.5 | |
なし | 140 | 12 | | | うるか | 148 | 6 | 11.66 | | | 理珠 | 156 | 9 | 9.8 | | | 文乃 | 164 | 19 | 14 | | | あすみ | 172 | 16 | 15.75 | | | 真冬 | 180 | 11 | 13 | | | |||||
なし | 141 | 12 | 9.83 | | | うるか | 149 | 13 | 11.83 | | | 理珠 | 157 | 5 | 8.2 | | | 文乃 | 165 | 18 | 16.16 | | | あすみ | 173 | 9* | 15.42 | | | 真冬 | 181 | 6* | 13 | | |
最下位の掲載順は紙面の状況により流動的ですが、18~20の間であることが多いです。パラレル発表後にぼく勉史上初の最下位を何度も記録していました。
このように見ると台割が変わったタイミングが明らかで、パラレル発表前、物語の終盤でのアンケート結果が好調で、150話のパラレル発表後に急落したことが見て取れると思います。
掲載順はパラレル発表後の理珠ルート、文乃ルート反映では下位グループですが、文乃ルート終盤からあすみルート反映では若干上がっています。これはあすみルート自体の評判がいいのもありますが、今のジャンプは鬼滅を始めとした人気連載が円満や逮捕で次々と終わり※2、今年始まった連載が紙面の3分の2程度を占め、かつそれらも中々奮わないという異常事態になっていますのでそれに押し上げられた影響もあると思われます。
ただいずれにせよ評判や紙面状況で掲載順が変わってますので、打ち切られないからアンケートを送らないとか評判に関係なく掲載順が決まっているとかいうわけではないのは明らかかと思います。
※2 参考 今年終わった人気連載。括弧内は終了日。
鬼滅の刃(5/18)、ゆらぎ荘の幽奈さん(6/8)、約束のネバーランド(6/15)、ハイキュー(7/20)、アクタージュ(8/11)、チェンソーマン(12/14)
初動 (日) | 2週計 | 累計 (日数) | 発売日 | タイトル |
37806 (3) | 74563 | 74,563 (*10) | 2019/11 | ぼくたちは勉強ができない 14 |
43002 (2) | 84394 | 84,394 (**9) | 2020/01 | ぼくたちは勉強ができない 15 |
----------本誌でパラレル発表-----------
33533 (3) | 66776 | 66,776 (*10) | 2020/04 | ぼくたちは勉強ができない 16 |
53622 (4) | ------ | 53,622 (**4) | 2020/06 | ぼくたちは勉強ができない 17 |
----------単行本でパラレル発表----------
52258 (6) | ------ | 52,258 (**6) | 2020/08 | ぼくたちは勉強ができない 18 |
38132 (3) | 68115 | 68,115 (*10) | 2020/10 | ぼくたちは勉強ができない 19 |
※14巻、16巻はBD特装版が別に出ているのでその分売上が少なく出ています。20巻以降は未発売かつミニ冊子、ボイスドラマ付き特装版が出るので割愛。
パラレル発表後は集計日数の影響や鬼滅の刃の既刊爆撃などもありなかなか2週目の売上が出ませんでしたが、19巻でようやく出ました。
発表前後で比較できる15巻と19巻を比較すると約1万6千、集計日数も考慮すると約2万部弱減少していると思われます。
アンケート結果、売上推移から見るに本誌でアンケート入れるくらいのファンからは超絶大不評、単行本を買うくらいのファンも4,5人に1人は離れたといった感じでしょうか。
掲載順から見ても売上から見ても概ね不評ですから、結論としてはあまり受け入れられなかったと言っていいと思います。
一ラブコメ好きとしては今後しばらくはこのような方式はやらなくなるでしょうから喜ばしい結果ですが、一ぼく勉ファンとしては悲しい結果ですね。
筒井先生が今後ラブコメを描かれたときに、またパラレルやるんでしょという色眼鏡で見られるということと引き換えにするほどのものだったのかなと個人的には思います。
ジャンプラブコメでは珍しく終盤もアンケートが好調だったのでもったいないなと思いました。
サイト名 | 発表当初 | → | パラレル連載後 |
賛否両論(賛成多め) | → | 賛否両論 | |
はてな | 賛否両論(賛成多め) | → | 不明(そもそも話題になってない) |
5ch(週漫) | 賛否両論 | → | 賛否両論 |
5ch(なんJ) | 賛否両論(否定多め) | → | 否定多め |
ふたば(ぼく勉感想スレ) | 賛成多め | → | 賛成多め |
ふたば(ぼく勉感想スレ以外) | 賛成多め | → | ほぼ否定 |
まとめサイトのコメ欄(5ch系) | 否定多め | → | 否定多め |
まとめサイトのコメ欄(ふたば系) | 賛成多め | → | 賛成多め |
5ch(週漫)は文乃アンチとうるかアンチがやりあい、ふたば(ぼく勉感想スレ)はうるかアンチが集まりスレを管理してるのでそれぞれその辺りは差し引いてください。
男女差ですがTwitter見た感じ女性は反対多そうでした。他は性別わからないのですが男性読者がほとんどでしょうからまあ上のと変わらないかなと。
主観ですが濃い目のファンや読んでない人は賛成する人が多く、流し読みする人やライトファン、考察勢は否定や呆れたのが多い感じでしょうか。
うるか推しはどうでもいいという人も多いですし発表方法に怒ったり嘆いたりした人もいますが賛成という人は少ないですね。当たり前ですが。
ちなみにネット上で一番冷静に語られていたのはニコニコ大百科だったと思います。ここはレスが残る仕様で検索するのも容易ですので主観は載せません。
隠す意味ないから最初に言うけどジャンプでやってる「ぼくたちは勉強ができない(以下ぼく勉)」の「武元うるか」ね。
ぼく勉がどういう漫画かっていうといわゆるハーレムラブコメで、唯我成幸という主人公と周りの美少女が勉強を通して仲良くなってく話。
うるかがどういうキャラクターかっていうと中学校の頃からずっと主人公のことが好きでいっつも元気だけど恋愛には奥手なタイプ。まあいわゆる幼馴染枠で、よく敗北ヒロインって言われるタイプの子。
この子もご多分に漏れず敗北者扱いされて、なんかある度ネットで敗北者敗北者言ってネタにされたわけよ。
まあネットでネタにされたところで気にするようなことでもないし、ラブコメで好きになるようなタイプの子は大体振られちゃってるし、まあ髪型褒められて泣き笑いしてるところが最高に可愛かったからこの子を応援していこうくらいの気持ちで読んでたわけ。
そんでまあ紆余曲折あったけど、成幸に好かれようと色々努力してきた、そんな彼女が長年の恋を成就させたわけよ。まあ喜んだよ。嬉しかったよ。大好きなタイプのキャラクターで、絶対無理だろうなって思ってて、でも3年間見守ってきたんだから。
センター試験で怪我した成幸を助ける話とか、バレンタインで5年間伝わっていなかった気持ちが全部伝わったところとかいい話もあって良かったよ。そりゃもうこの上なく幸せだったよ。
まあその次の週にパラレルストーリーやります!!全ヒロインのルート描きます!!って発表されたけど。
は? ってなったし日和ってんなとは思ったけど、まあ作品自体も好きだしとりあえず読もうかくらいの気持ちではいたよ。
うるかの最終回で最後の余韻を台無しにされてサプライズの前座扱いされたことはまあ不愉快だったけど、まあ落ち着いたから読んでみようかくらいの気持ちではいたよ。
それでまあ始まった理珠ルート。うるかのときは成幸が悩む話がほとんどであまりコメディ色がなかったから、この感じも久々だなと思ってそれなりに楽しんで読んでたよ。で、個別ルート最後の9話目の最終ページがこれだよ。
ところでぼく勉、うどん編ラストが普通にイベントスチル一枚絵だったせいで、花火アップで終わったうるかの悲惨さが増してるの、面白すぎる pic.twitter.com/gVKILw2MSs— タイツマン (@TAICHUMAN) May 25, 2020
……まあ。まあまあ。まあまあまあ。あ、この演出うるかだけなんだなとわかったときに怒らなかったかどうかといえばキレたけど。だからってまあ作者がうるかが嫌いだとかそこまでは思わなかったよ。
最終ページを擁護できる余地は欠片もないけど、それでもまあ読んできた話を全て台無しにするほどではないからまあさすがにそこまでは思わなかったよ。
うるか、やっぱ共通ルートやんけ!!! pic.twitter.com/FlYtCyzZiC— タイツマン (@TAICHUMAN) July 29, 2020
追記終わり
次に始まったのが文乃ルートね。
うるかのイベントに重ねるようにセンター試験では成幸をかばって文乃が代わりに怪我をして、バレンタインではうるかが同じチョコを渡しても成幸は5年間渡されていたチョコが誰からのものか気づかず、うるかが告白しても迷うことなく即振られる。
………………………………………………うん。
一応言っとくと公式自体もうるかと対比させてパラレルストーリーの解説作ってるからわざわざ重ねてんのは間違いない。あとうるかのチョコが気づかれなかった理由も描かれてるのはわかってる。
ぼく勉って各ヒロインに長編回というナンバリングがついてる回があって、そこで過去にあった不幸な出来事を振り返ってそのトラウマを主人公が手助けして乗り越えさせるみたいな構成してるんだ。
それでじゃあうるかがいつ長編やったかっていうとやってねえの。一人だけやってねえの。
一応過去振り返ったと言えなくもないのが最後の個別の9話でやった成幸が中学時代を振り返ってうるかに助けられたことを思い返すとこだよ。他のヒロインは長編と別に個別ルートで9話やんのにうるかは個別しかないの。もしくは最後の9話でまとめられてんの。
んで長編なかったけどセンターとかバレンタインとかが一応うるかがメインだからそれが代わりなんじゃないかって言われてたのね。それ踏み台にされてんの。バカにしてんのか?
別にルートが違うんだから単に同じイベントやるくらいならどうとも思わねえよ? これで例えば文乃がなんか好かれようと行動してたんならいいよ別に。うるかのときに他のヒロインにも告白させてたらそれでも何も言わねえよ。
でも文乃は怪我して以降好かれるまで何もしてねえの。受験直前の大事な時期だけど怪我したら好きな人が毎日家に通って介護してくれて、バレンタインのチョコ渡せなくって川に捨てようとしたら風に流されてほんとに落ちたところを好きな人が拾ってくれて、特に自分から何もしなかったけど一緒にいる間にいつの間にか好きになってくれて、「成幸くんがいいんだよ」の一言で惚れられましたって。
これだけうるかとイベント重ねといて、好かれようと色々努力してたうるかより何もしてない文乃を好きになりました、うるかに告白されても一瞬も迷わず振りました、好きになった理由はただ一緒にいたからですってまあ素敵なお話ですね。うるかの努力を何だと思ってんだ。
これで好きになるんならうるかのときでも文乃が告白してりゃそっち選ぶんだろ? 同じように努力してるうるかを秒で振って、何もしてない文乃を好きになってんだから。読んできた話自体も台無しされたらさすがにキレるわ。
まあここまでやられるといっくらバカでも察するよね。ここまでやらないと気がすまないのってくらいやられるとさすがに理解するよね。ありとあらゆる面でうるかを蔑ろにしやがるんだからまあそういうことなんだとわかるよね。
話戻すけど最終回ほんっっっっっっっっっっっっっっとうにクソだったからな。
留学から久々に帰ってきたうるかのために歓迎会開く話なんだけど、うるかが遅刻してくるから他のヒロインと話すの。その流れでヒロインたちは酔った勢いで成幸に胸押し付けたりそれに嫉妬してくっついたりしてんの。彼女いるのに。これから彼女来るのに。怖っ。最終回の半分以上がこれ。
そんでまあ案の定うるかがそれ見て嫉妬して成幸がプロポーズして、上にある最終ページで花火に焦点当てて1/5ドーン! 煽り文で「キミの笑顔のその先に--」。
意味分かんないと思うから説明するけどこの漫画って文化祭の花火が上がったときに手を繋いでる相手と恋人になる設定なのね。そんで別々の5人と手を繋いでましたって感じで分岐させてるの。
つまり花火は他のヒロインの象徴なの。キミの笑顔の先に他のヒロインの象徴である花火があるの。
武元うるかの話の締めくくりでこいつの話は終わったからさっさと次に行こうってわざわざ描いてんの。欠片でも愛情があったら描けねーよこれ。どんな顔して描いたんだよ。
この最低最悪の締めをしたあとに、サプライズでパラレルストーリーやりますって余韻すらぶち壊しの発表だぜ。悪意しか感じねえわ。
当たり前だけどその後の理珠ルートだと最終回はちゃんと付き合った後のカップルの様子描いて最後は成幸と理珠の幸せそうな顔で締めてるからね。最低限とすら言えない当然の前提のレベルだからあえて言うまでもないはずなんだけど。
最終ページの前に何か描いてんじゃないのって言われそうだから先に言うけど描いてねえからな。せいぜい描いてんの花火バックにした引き絵だから。大して表情も見えねえやつ。描きたくなかったんだろうな。
5人分のエンド描きます! どれが本当の結末かは読者が決めてねとか言ってるけどどう見たってうるかに一番損させてんだろ。どの面下げてほざいてんだ。
最終回をサプライズのだしにする。最終ページをうるかのためでなく他のヒロインのために使う。他ヒロインのルートでうるかのイベントを踏み台にする。
別にネットでネタにされてようがアンチが何言おうが他人の物差しなどクソくらえって感じで大して気にならないけど、作者がここまで嫌ってると思うとさすがに応えるよね。描いてるのこいつだもん。どうせまたなんかネットで言われたらてめえの言い訳を都合よくキャラに言わせるんでしょ?
パラレルストーリーとかやってる人間が一番被害受けてる子に、振られたルートで「失恋ごときで不幸にさせるな」って言わせるのマジでどんな邪悪さしてんの。性格悪すぎだろ。
いやわかるよ? ネットで敗北者とか言ってはしゃぐ風潮ほんとクソだと思うよ? 不幸扱いしてんじゃねえって思うよ? これ自体は正論だよ?
でもパラレルストーリーとかやってる漫画が言えることだと思ってんのかお前。「この子が一番幸せになるのはこの子と成幸が恋人になるルートです」ってつもりで5人分も個別ルート描くのにどう両立させてんのこれ。
この漫画に限っては「失恋ごときで不幸にさせてる」のは読者じゃねえよ作者だよ。作者自身が失恋してもそれが幸せの全てじゃないってことを否定してんだよ。ここまで空々しいとほんと笑える。
加えていえばこの漫画では他のヒロインには恋愛以外に幸せになる目標が設定されてるし各ヒロインの長編でそれは達成されてるの。けどうるかは目標自体が成幸の一番になることなんだよ。それを達成させねえくせになにが「不幸にさせるな」だ白々しい。
ぼく勉は「幸せになるために頑張ること」をテーマにした作品なんだよ。主人公の「唯我成幸」って名前からしても物語全体通して「幸せ」がキーワードなことからしても間違いなく。
そんな作品で唯一他ルートでは「幸せ」になる目標を達成できないキャラクターにあえて言わせるとか作為しか感じねえわ。
別にうるかはこういうこと言う子だよ? 当然言うしキャラ崩壊とは言わねえよ? 作者自身はこういう考えじゃないかもしれないよ?(いや失恋したら不幸だって考えてたらそっちのがヤバいから本心だと思うけど)でもこれ言わせるようなシチュエーションにすること自体がほんと無理。よくまあここまで無神経に扱えるわ。
無神経で思い出したけどパラレルやり始めてからパラレルストーリーとはどういうものかみたいな解説を毎回ジャンプでやってんだけど、そのときうるかの顔の上にわざわざ「完了」とか描いてんの。タスク処理か何か? どんだけ雑に扱おうとしてんだろうなこいつ。
それで理珠ルートが終わった後には「完了」やめて「Happy end」にしてんの。はーそうですか。そんなに嫌いですか。そんな細かいところでもわざわざやるかお前。いっそ笑えるくらいになればいいけどただただムカつくわ。
こんな感じに作者が嫌いなキャラ好きになると無限に死体蹴りされるからな。お前らも気をつけろよ。
ゲスパー言われそうだから先に言っとくけど人の心の中なんかそりゃわかんねーよ? まして会ったこともないんだし。
だからもしかしたら本当は嫌ってないかもしれないよ? でも1個2個なら誤魔化されてもいいけどこれだけ続いたらもう無理だわ。こんだけやってりゃ本当がどうであれもう作者の意図だろ。
こいつは漫画家で、こいつが嫌ってんのは自分で描いてる漫画のキャラクターなんだから漫画での扱い見りゃ想像つくよ。これだけ嫌いなんだと見なせる要素があんのにどうやって好きだと思えってんだよ。
「愛がなければ視えない」とかいって滅茶苦茶に荒れた作品あったけどあれですら作中作に対してだからキャラに対しての愛だからな。こんだけふざけた仕打ちしてるやつ本人の意図を好意的に見られるわけねえだろ。つーかミステリーじゃあるまいし誰にでも視えない時点で論外だわ。
まあ仮に好きですなんて言ったところで寝ぼけてんのかとしか思わんけど。DVしながら愛してるって言ってるようなもんだから。言うわけないけどね。ああ、どのキャラも好きですよとかは言いそう。ははは。
単行本のキャラクター紹介でうるかの留学先がアメリカになっていたことについて。
ご指摘ありがとうございます。
これは…めちゃくちゃ誤植ですね。
オーストラリアが正しいです!
僕の確認不足で申し訳ありません…。— 筒井 大志@ぼく勉18巻発売中! (@Taishi_Tsutsui) August 8, 2020
子供の頃は恋愛物ってあんま興味なかったけど年取ってから読むようになり最近では男女居るならある程度入ってて当たり前かな、みたいな感覚に。
この前「重過ぎず軽過ぎずな恋愛物が見たい」って書いたんだけど恋愛要素がしっかりしてれば異世界物でも良いから読みたいね。
異世界物割と好きなんだけど「奴隷:ご主人さま♡」「チートで助けた女:勇者様ステキ!」みたいな感じで恋愛過程が薄いのよね、残念。
最近TwitterとかPixive連載からの商業化恋愛物とか「○○さんは××できない」みたいな作品が沢山有るけどどうにも上手く自分に刺さってくれない。
徒然チルドレンとか好きだから行けそうな気もするんだけどなー、おっかしーなー。逆にドロドロ過ぎる作品も無理。
とりま最近買った作品とか挙げておくから、みんなちょっとだけオラに恋愛物漫画を分けてくれー!
青の島とねこ一匹
リネンの春
繋がる個体
僕の心のヤバイやつ
君のお母さんを僕に下さい!
その着せ替え人形は恋をする
昔は二宮ひかる・犬上すくね・志村貴子なんかをよく読んでたけど最近のは全然読んでないや…。基本男性向け雑誌に載ってる系が好きなんよね。
少女漫画も読んでたから耐性は有るんだけどいかにもな女性向けは絵柄が好みでないことが多い。
あとさ、ヒロイン多数物で推しが負けると買いにくくない?5等分とか2が勝ってたら買うんだけどなー。自分の中でヒロインに優劣が付くとつらい。
「妄想テレパシー」良かったので買った、ありがと。やっぱ試し読みが大量にできるのはありがたいねぇ。秋★枝、吉田基已は何冊か買ってる。
「100人の彼女」はそのうち買うと思うがもう少し方向性を観察中。「かぐや様」ってコメディー要素の方が強うそうに見えるんだよなぁ…。