はてなキーワード: アドバイザーとは
2018年の新卒だった。50社ほど就活を行ったけれど、結局自分はどこにも就職できず卒業をしてしまうようだ。
未だにキャリアセンターや大学に出入りする業者が主催する学内イベントに通ってはいるが、どの求人ももちろんのこと魅力的ではなく
IT派遣と派遣を上手く言い換えたような企業ばかりが残っているし、正直就活に疲れてしまった。
自分は確かに人より浪人をしてしまい空白期間が長く書類の段階で出にくいし、喋りが完全にコミュ障の不審者である。
業者の人(新卒コンサルの人)が言うには、ここで内定を手に入れないと既卒として厳しい戦いになる、第二新卒ならまだチャンスがあるという。
プロが言うならそうなんだろうけれど、自分の興味がもてないようなIT派遣に意味があるのだろうか、そしてもし半年でやめてもチャンスはあるのだろうかと
人より遅く大学に入った時に、こういうことになるのは予想していたけれど現実を直視してしまうとやはり消えたくなるな。
俺はどうしたら良いのだろう。
追記:
エントリーできないのは他にも不安があり、ネットや周りで派遣SE・技術職で鬱になってしまっている人をよく観るからです。
あとどうしたいのかが書いてなかった。できれば就活は終わらせたい、けれど正直なところ上記のような不安もあるし、
休みが少ないのも正直なところ嫌である。その為、バイトをしながら不利でも良いからもう1年ぐらい頑張りたいと思っている。
けれど正直こういう生活はバテるたちであるということも、人生そんなに甘くないということも嫌なぐらい知ってるんだけれど。
追々記:
起きたら色々意見がついており、こんな駄文をみていただいたみたいでありがとうございます。
自分はかなり使えない人物であるという自負がすごくあり、確かに職業人生に絶望しているのかもしれません。
エージェント系のところに行きましたが、同じようなことを言われ同じような求人を出されました。
アドバイザーの人はとりあえず数を受けろと言ってきます。それが上手いこと身体が動かなくなってしまいできそうにありません。
とりあえずエージェントから紹介してもらった面接を受けながら、無理な場合もあるためアルバイトとして働く算段をたててきます。
結局、就職先は完全に勤務地と商材と雇用形態(週休完全二日)で決めたなあ。
条件満たせばよくて、できれば大手(というか事業が安定してるとこ)がいいと思った。
とにかく就活での活動コストをとにかく下げたかった(面接とかテストセンターとか嫌だった)から今の会社にした。
平均的な基本給で見込み残業代が手取りに加算されてるけど、これが良いのか悪いのか。
あれ、私って中高一貫校で一流大学出てるのに給与は平均でよかったの???
ふと銀行のHPで今後の人生にかかる費用をシミュレーションしてから、自分の将来がぜんっっぜん明るくなかった。なんでもっと金もらえるとこ志望しなかったのか。志望さえしてなかった自分に失望。
自分は大学に入る前に浪人してる。目標に向けて頑張る力はその時身につけたと思うけど、いかんせん就職に関しては目標設定自体がうまくいってなかった。
結局は頭も良くなければ要領も悪く、先見性についてもこれまではゼロだった。他人の忠告だって聞かない人間だった。そんで自分で勝手に突っ走ってコケて馬鹿だなー、って思う。
具体的には大手メーカーとかでちゃんとボーナス入ってくるとか、住宅補助あるとこにすればよかったな~と今更ながら思う。
なんだか年収が自分の能力とか価値を反映してるような気がしてつらい。
そんで自分でも馬鹿だと思うけど婚活はじめた。取り立てて魅力もない私に敏腕アドバイザーが放ったのは「男性は女性の年齢だけ見てますよ」の一言。
ここに来て、それか~
初産は28までじゃないと出産の危険性が高まるって保健体育で習ったけど、これは確かに仕方ない。
精神的に未成熟な人間は結婚しても未成熟のままだし、そんな人間は子どもを設けたら大惨事。
だけど結局お金があればなんとかなる面もめちゃくちゃ大きい。
まあ自分がそうやって育てられたから自分もそういう風の価値観持ってる。父が癌で死んだとき、母がたまたま公務員だったから一家は路頭に迷わずに済んだ。
取り立てて子ども欲しいとも思わないけど、とにかく産んでから必要なのは金と体力で、産むなら早ければ早いほうがいい。
まあこうやって精神的に未成熟な人間が子ども作っても悲劇になるだけで、
今実際「価値基準価格ブレブレ取り柄ナシナシマン」の私は悲劇を生きている。
私はできれば子ども産みたくないとさえ思うくらい家族に関しては恨みがある。
端的に言えば父親がモラハラDVだったからなんだけど、それを反面教師にできるほどバイタリティーがなく「無気力」「不信感」に繋がっている。
今恋人いるけど、恋人は経済的にあんま自立してないし将来も兼業主夫を希望してる。
頭が良くて、手料理がおいしくて、大好きだ。できる限り相手を尊重したい。
だけど、将来の家計についてシミュレーションしてみたら、お金って私そんなにこだわらなくていいの?って少し思うようになった。
結婚するまでに自分が納得して結婚できる人と30人くらいは会っとかないといけないなと思う。そんなに会社見ずに就活終えてから後悔するみたいに、結婚だって後悔する。そんな事で大切なを巻き込んだら駄目だ。
きちんと条件と期限を設定して、その中で最適なアウトプットを出すように努力しないといけない。
今度の誕生日で私は24になる。出産適齢年齢を28とすると25くらいで結婚しないとマズい。
1年半は交際したいから、1ヶ月で3人くらい「結婚見込み」の人と会って今年のクリスマスには結婚を前提としたお付き合いができてないと駄目だ。
「受かる方法しか」教えようとしないアドバイザーも同様に今すぐ捨てたほうがいい。
君たちの目的は「自分の希望に少しでも沿う職場」に入ることだったはずだ。
その目的達成において面接を「内定を取るためだけにやる」のは全くもってナンセンスだ。
面接は相手の会社が「自分の希望の職場であるか」を確認するための作業でもある事を忘れてはならない。
たとえば君が「サービス残業をさせるような会社で働きたくない」と思っているなら絶対にソレを質問するべきだ。
サービス残業をさせない会社であればその質問に気持ちよく答えてくれるだろうし、させるような会社ならその度合いに応じたはぐらかしかたをするだろう。
君が「根性論を振り回す会社には入りたくない」という思いを持っていて、それを面接でぶつけた結果としてお説教が始まるようなら、君はその会社にはたとえ受かっても絶対に入るべきではないのだ。
「受かるためだけ」の面接対策をするのは、それこそ「親の敵がその会社で働いているから暗殺するための下準備としてその会社に入るしかない」ぐらいの状況でなければやらない方がいい。
君が面接で嘘を付いたり、聞きたいことを聞かなかったり、無理に自分を偽ったりするのならば、それを「その組織に入ってから退職するまでの間ずっと続けていけるか」を考えるべきだ。
あくまで腰掛けで5年程度いるつもりであるならその5年間その嘘を突き通せるか、定年までいるつもりなら40年間ずっとそれを我慢できるかを考えてから自分を偽るべきだ。
でもどこかしら受からなきゃ始まらないじゃんというのはそのとおりだ。
ではその時、どれをどれぐらい妥協したらどの程度受かりやすくなりそうなのかは何によって知ればいいのだろうか?
その答えは、今まで面接で自分がしてきた数々の受け答えに対する相手の答えの中に隠れているはずだ。
正直に受け答えをしなければ、自分の妥協すべき物の正しいコストパフォーマンスは永遠に見えてこない。
なぜなら、業者や仕事の傾向、そして君自身の資質によってそれらは全く持って変化するからだ。
君が自分に正直に就活を続けていれば、適当な就活本が全ての業界を十把一絡げにして雑に語った文章よりも、よっぽど信頼できる情報がこれでもかと蓄積されていくことだろう。
そして、君が何かしら自分を偽るたびに、そうして手に入るはずだった情報の入手機会は失われる。
それで面接に落ちれば手元に残るのはただのお祈りメールだけだ。
何の成果も得られない就活を続けるか、少しずつ情報を手に入れて軌道修正をしていける就活をするか、どちらがいいかは明白だろう。
最後に、これは本当に大切なことなので是非覚えて帰って欲しい。
面接をする側からしても、「嘘をついたり」「背伸びをしたり」「勢いで押し切ろうとしている人間」よりも、「ズケズケした物言いでも」「自分の主張をハッキリ述べてくれる人間」の方が「印象がいい」のだ。
なぜなら一緒に働く人間として「その場しのぎの嘘をつく癖がある」「とりあえず目先目先で誤魔化せればいい」「相手の顔色を伺ってはすぐ言葉を飲み込む」といった特徴のある人間は、「信用できない危険人物」となりやすいのだ。
その場しのぎをしないといけない状況や、とっさに言葉を飲み込むべき状況は仕事では多々ある。
しかし、それを身内に対してすら高頻度でやってくる人間は厄介なことこのうえない。
それならまだそういった事が一切できない人間の方がずっとずっと扱いやすいし、仲間として信用できる。
将来の仲間に対して平気でウソを付くような人間、虚勢を張ってばかりで自分の正体を隠してばかりいる人間、そういった人間と「一緒に働きたい」と思うだろうか?
それをもう一度よく考えて欲しい
婚活パーティー、街コン、アプリ、結婚相談所で約3年ほど婚活してきた。
それを結婚できないままやめようと思っている。
幼稚園の時の将来の夢はお嫁さんだった。小さい頃から漠然と大人になったら結婚できるものだと思っていた。
実際は大学まで共学で男性と関わりがあったにも関わらず趣味に没頭していたせいもあり結婚どころか彼氏もできなかった。
社会人になって周りが女性ばかりの職場になりいよいよ焦って婚活をはじめた。彼氏も欲しかったし、30歳までには結婚したいと思っていたからだ。
友達に紹介や合コンを頼めればよかったけど私含めて友達もまったく浮いた話がなく頼めなかった。フェイスブックの同級生には結婚している人が多いけれど現在も私の周りは誰も結婚していない。
まず婚活パーティーに参加したけれどカップリングできなくて落ち込んだ。そこでカップリングがない街コンに参加した。
何回か参加して何人かとご飯にいったり映画をみたりデートみたいなことができた。ただ、何回か会うと毎回疲れて次に会うのが面倒になりフェードアウトしてしまう。
でも一人だけ本当に会うのが楽しくて好きだなと思える人がいた。
その人と付き合う前にセックスしてしまった。今思えばその人はヤリモクで、だからこそ私に優しくしてくれていたのかもしれない。
セックスした日から段々連絡は少なくなって向こうからフェードアウトされた。こちらから連絡する勇気はなかった。
しばらくは落ち込んでいたけどまた婚活を再開させてアプリで趣味のあう人を見つけて会ってみたりしたけれど、やっぱり会うと疲れてそこから先が面倒になるのは変わらなかった。
それで人の力を借りてみようと思って今年結婚相談所に入った。アドバイザーの人がついて色々相談できるのが魅力だった。
そこでまた何人かと会った。その中の一人が真剣交際を申しこんでくれた。彼はとてもいい人で好印象だったので交際をうけた。
相談所では真剣交際期間が決まっていて期間内に成婚退会か交際中止かを決めなければならない。
真剣交際期間に何回か会うと彼は成婚退会を申し込んでくれた。それは嬉しかったのに全然喜べなかった。
やっぱり前に会った人たちとと同じで会うたびに疲れるし、楽しくない。一緒に映画をみている時もどうやって交際中止を伝えようか考えていて内容が入ってこなかった。
趣味も会うし外見も嫌いじゃないし何が嫌なんだろうと考えていたけれど結局、私は彼を好きじゃないんだと思う。
結婚と恋愛は違うと言うし上をみたらきりがないけれどやっぱり好きな人と結婚したい。
結婚相談所は退会しようと決めた。でも婚活を辞めたら一生結婚できない気がして怖い。
そもそも好きな人とこの先会えるかなとか20代後半になっちゃったのにどうするんだとか不安はつきない。
どうしよう。どうしたらいいんだろう。
知人に誘われて行ってきた。事前に何をするところなのか聞いたがよく分からなかった。
だいたいこんな感じのことを言われた。その知人のことは信頼していたので詳細まで聞かずに同行。
会場はプレハブでご年配の方々で満員御礼状態。会場に入り待機用の椅子で健康アドバイザーを名乗る人の話を聞く。
などなど、違和感を上げれば枚挙にいとまがない状態。あまりの気持ち悪さに一刻も早く帰りたくなった。知人の顔を立てて我慢したが、今思い出しても胃が痛くなる。だいたい、そんなに効果があるものなら医療機関に完備されているはずだし、下手をすれば各家庭に1台普及していてもおかしくない。
どう考えても業者は騙す気満々だし、それを分かっていて「騙されないで健康器具の恩恵だけ受けるぞ」と思っている参加者が半分、本気で信じている参加者が半分といったところか。双方からの悪意が充満している一方で奇妙な一体感のある異様な空間。怖くて仕方なかった。
そもそもの話、電位治療器が全く効果がないとは言わないが、体験者談の効能が「ガンが治った」「難聴が治った」とか眉唾すぎる。そして器具の値段が高すぎる(200万円超)。それでも会場閉鎖間際になると買いたいと申し出る人がそこそこいるらしい。
知人は無料で健康器具を使いたいと思っている派。業者が怪しいのは分かった上で器具の効能は信じている様子。自分は騙さされていないと思っているらしいが、器具の効能を信じて人集めに協力している時点で業者に加担しているし十分騙されていることには気付いていない。本人が幸せならそれでいいやと思っているが、知人の人間関係が壊れてしまうのだけは避けてほしいなと願っている。
うん。僕はそのへんの基礎はわかってる。まあ、基礎は何度も見つめなおすのは大事だから、それはそれで後で見る。
で、あなたの経営学基礎の方で自分の事業を照らし合わすのもひとつだけど、それ以前に起業をしたほうがいいよと薦める立場の方に突っ込みたい。
役所系のコンサル?フリーの中小企業診断士?大学の経営学教員か起業アドバイザー?VC?
でさ、実際にアドバイスしてる?
うけた人聞いてる?
直してる?
反発してこない?
、、、、、、、、、、、、、あなたが指導した人ちゃんと事業軌道に載せれてる?
もちろん、経営にはある程度の素直さが必要だと思う。例えばあなたが聞いたことを元に素直に治せるような人なら事業を円滑にできるでしょう。
でも多くはそうじゃない。愚かなまま失敗する。あなたのような人は素質がなかったと次の素質がありそうな人に行くだけ、
あるいは素質があって起業をする人がいないと嘆く。
逆に、大半は聞かず、失敗して、悲惨なことになる。それは仕方ない。どのみち起業をするのなんてなにか猛烈にこれがしたいという愚か者がするものだ。
ある意味それで良い。
なのに、なんで起業なんか薦めるんよと思う。
ましてや聞かなかったら見捨てるのに、増やそうとするなよと。
と言っても、聞くようになんかできない。むしろプライドばかり高いから聞かないのが日本の特性だから無意味じゃないかと。
まあ、プライド高いのは僕もそうかもしれんけどね。
いや、オレは起業してるんだが。
そして、自分でこういうものを作りたいというやつとも結構関わってきた。
「いいものを作れば買ってくれる人がいるんだ!違うのならそれは理解してくれない世の中が悪いんだ!」みたいなのいっぱい。
とある銀行員も「いやー、普通「わしの技術がわからんのか!」みたいに怒り出す社長とかいるんですけどねー」と嘆いたりしてるの世間話で聞く。
で、僕とは別に、素材はあるがやりようによったらうまく行くかなというやつAがひとりいた。が、聞かないわ、こちらに迷惑をかけてくるわ、
もうただただ関わってくるなとしか感じない。
とある、起業アドバイザーBがいた。元経営者。Aの前でニコニコしてたが、実はAのこと見捨てていたということを知った。
起業が盛んにならないと嘆いてる人でもあったので、さんざん人に起業勧めようとしてたのにあなた無責任でしょう!とオレはアドバイザーBに怒った。
が、こちらにさんざん迷惑をかけられて、Aみたいなああいう人間はどうしようもないんだな。とも感じてる。
と同時に、どうせダメだったら見捨てるしかできないのになんで起業なんかすすめるの?馬鹿が勝手に起こして、痛い目見て成長して生き残るぐらいでいいじゃない?でも、そんなのに薦めるなんて、人を殺して世界のエネルギーになるというまどか☆マギカのキュウベェと同じ連中じゃないの?とも感じてる。
まさにインキュベーターだしな。
まあ、自分のもまだ軌道に乗ってない。起こしたばかりの会社なんて、なんかの拍子であっという間に潰れる瀬戸際になるってのも感じた。
大昔 ゲームが好きだからゲームを作る仕事をしよう。結果、下請けの下請け三流制作会社に務めることに
今 ゲームが好きだからゲーム実況者になろう。結果、人気が出たらプロデュースやアドバイザーに。人気が出なくてもこずかい稼ぎ程度にはなりゲーム代が浮く。
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大学で仕事をしていた時に、文科省からの現役出向者にパワハラを受けていたので、
その時のことを書くよ。特定が怖いからちょくちょくフェイクを入れるので、半信半疑で読んでくれ。
文科から現役出向できていたお偉いさん。
まず、人使いが荒い。例えばいきなり呼びつけて、今まで全然関わってなかった会議に参加させられる。
「〇〇くん大学情報科だよな??(ニコニコ)セキュリティ会議今日から入って、全体をまとめてくれ!」
他の職員めっちゃ困惑してるじゃん‥そんな途中から入って仕切られても絶対うまくいかないじゃん‥
「大学はやる気なくて全然ダメだ!!人がダメなんだ!!××さんを呼ぼう!」とか言い出す。
この人がいる間に新しく高い金で何人かアドバイザーを雇ったけど、全員が能のないイエスマンだった。
あのお荷物、今も困ってるだろうなー。
他にも例えば、やばいお使いをさせられる。
「△△(文科関係者)に言って公募事業の参考資料取ってきてくれ」
それまだ公開になってないやつ?やばいじゃないすか‥その事業の予算うちが取りに行くやつですよね?
「まだ参考資料だし、大学に参考意見聴取したていにすれば大丈夫」
こういうの微妙にうまくて、電話で指示して資料は自分だけが持ってる形にするの。
もうこんなの99%クロだよね(本人はクロに近いグレーと言い張っていた)
他には、自分が言ったことを覚えてない。
「誰がこんなことしろって言った!!」ってキレられるのは日常茶飯事。あなたですよ。
どうしろってんだ。
同僚の優秀な女の子が一人、これで辞めました。
俺ああいうレクしたもん。
「うちの大学にはこうこうしてほしいって、文科省の課長からのご意向です〜」
※大学と文科の課長の関係を、文科と総理の関係に読み替えて読んでくれ※
小役人はもんんのすごい権威主義。上のご意向とか言うとなんにも文句言わずに従う。
文科にはこういう人がゴロゴロいるんだろうな。
こんなやつらばっかじゃ国潰れるから、ごくごく一部のまともな人が仕事して回してるんだけど、
そういう一部のまともな人はだいぶ割食ってるんだろうね。
そういうまともな人のために前川さんは告発したんだろうけど。告発はする側が損するからな、どうなるか。
どんどん膿が出るといいね。
「ああ、やるよ、クマ。最近のクマはネットぐらい嗜むって。あんたら若いのに、そんなことも知らないのか」
僕はその言葉を聞き、先輩と二人で青くなった。
話は二週間前にさかのぼる。僕は先輩と仕事帰りに安い居酒屋で飲んでいた。先輩は仕事面では頼りになるが、飲むといい加減なことしか言わない人だ。赤い顔をした先輩は、僕にスマホの画面をよこす。そこにはあるブログの画面が表示されていた。
「これ見てみろよ、クマだぞ、クマ。クマのくせにブログアドバイザーって、笑っちゃうよな。人間様がクマに教わってブログ運営なんで、二宮金次郎もビックリだな!」
「二宮尊徳は薪を担いでいた人ですよ。クマと関係あるのは、金太郎のほうでしょう。まったくもう、そろそろ帰りますよ」
「いいなー、クマ。巣にこもって一日中ネットやるってさ、最高の生活だよな。ーーああ、なんだか腹が立ってきたぞ」
「クマ、クマって、これは擬人化というか、ただのイラストじゃないですか。実際にクマがブログやっているわけがないでしょう」
「よし、決めた! 今度の土日は暇だよな。俺もお前も彼女いないし。山に行ってクマ退治しよう! ちょうどいい塩梅に、親戚にマタギがいてさ、人が足りないって話を聞いたんだよ。よし、頼もう! クマのくせにネットやるなんて許せないぞ!」
話は今に戻る。先輩の親戚だというマタギの先生は、変わった形をした銃ーーP90という、特殊部隊等で使われる短機関銃らしいーーを僕と先輩に寄越した。
「気ぃ付けなや。最近のクマは強えぇぞ。いいもん食ってるからな」
先生はどっしりとあぐらを組みながら、呵々と笑った。先生の歯はほどんど抜けている。
先生の話によると、最近のクマは市街地に住んでいるらしい。山岳まで開発の手が及んだ影響が大きいが、エアコンの発達により、冬でも冬眠せずに生活できるようになったことが移住の決め手になったそうだ。クマといえども生き物だ。食べなくては生きていけない。街での生活にはお金がかかるが、クマが人間に混ざって働くわけにはいかない。
クマが目を付けたのは、インターネットの世界だ。インターネットではお互いの顔は見えない。手間も時間もかかるし、頭を振り絞る必要があるが、インターネットを使えばクマが必要な生活費ぐらいなら稼ぐことができる。
「……ええっとですね、せんせい? 説明の途中で申し訳ないけれど」
ターゲットの家に向かう車の中で先輩が震えながら、先生に尋ねる。人のことは言えないが、銃の持ち方がサマになっていない。
「どうした。わからないことがあれば、何でも答えるぞ。もっとも、聞いたところで死ぬ奴はすぐ死ぬけどな!」
ひぃと、先輩は小さく悲鳴をあげながら、それでも質問を続ける。
「聞いた話をまとめると、特段人間様に迷惑をかけているわけじゃないですよね。退治なんか止めて、そっとしておいたほうがいいんじゃないでしょうか……」
「馬鹿野郎、野生を忘れた獣は獣じゃねえよ。クマはクマ。人間は人間。獣が人様と同じ暮らしをしちゃいけねえ。野生を思い出させるために、俺らマタギは市街地に押し入って、クマをとっちめるのさ。ーーおい、着いたぞ」
そこは一見普通のマンションであった。ーーとてもクマが住んでいるようには見えない。車を鍵が付いたまま玄関に止めると、先生を先頭に階段を駆け上がり、目的地に向かう。クマが住む部屋の隣の部屋のドアをピッキングで開け、侵入し、ベランダに出る。そしてターゲットが住んでいる部屋のベランダに忍び込み、様子を伺う。中の様子はカーテンが締め切られており、よくわからない。
「おい、構えろ」と先生が呟いた後、先生の合図に従って僕らは窓に向かって銃を乱射した。銃の取り扱い方の訓練は軽く受けていたが、本番とは違う。僕と先輩は悲鳴に近い大声を上げながら、必死に銃を撃つ。
撃ち始めてからしばらく経った後、「もういいぞ」と先生が言った。中の様子は変わらない。とりあえず中に入るぞと、先生がベランダから家の中に足を踏み出した途端に、衝撃波が頬を裂いた。横を見ると先生がいない。空を見上げると吹っ飛ばされる先生の姿が見える。僕は幼児向けのアニメ番組で正義の味方のパンチ一発でやっつけられる悪役の姿を思い出した。
そのクマは巨体だった。全身が茶色の毛に覆われおり、ところどころ弾がめり込んでいるが、攻撃が効いている様子はない。獣の筋肉を震わせながら、眼光鋭くこちらを射抜く。
「ああ、お前達が銃を乱射したせいで、家の中がめちゃくちゃになってしまったじゃないクマ! あれもこれも! 朝食のフルグラも! ブログのネタのため買った本も! ああ、パソコンまで! これから会社に行かなくちゃならないのに、どうしてくれるクマ!!!」
「あああ、寄るな寄るな、寄るなーーー!!」
先輩が銃を放つ。クマは動かない。先輩の放った銃弾は全て筋肉で受け止められる。クマは先輩の姿を冷ややかに眺めている。
「なにしてるクマ。ブログアドバイザーである僕には、銃なんて効かないクマよ」
「ブログアドバイザー? な、なんだよ、あのブログのクマじゃないか。な、仲良くしようぜ、な。お互い長生きしたいだろ? 健康のために、運動と瞑想と野菜350グラムを毎日欠かさずって、えええ!?」
先輩の言葉を待たずに、クマのラッシュが先輩の全身を撃ち抜く。目にも止まらぬ拳で先輩をボロ切れにした後に、先輩の頭をつかんでは振り回し、空へと放り投げる。さきほどの先生の飛翔より、距離は出ているようだ。
「その睡運瞑菜とか抜かす奴に、僕のブログがどれだけケチ付けられているか、知らないのクマかな。ところで、お前」
クマの巨大な黒目がこちらを見る。腰を抜かした僕は、立ち上がることすらできない。
僕は目を閉じ、合掌した。僕の無謀な冒険は、ここで幕を閉じる。二度と幕が上がることはないだろう。ああ、野生の力はおそろしい、おそろしい。