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はてなキーワード: 集合体とは

2017-04-26

命の価値について論じている最中細胞集合体、という位置まで「還元して」論を展開する以上還元主義ですがな

ああ

「命の価値」という命題を論じているやつらがいたのね

2017-03-22

向井秀徳当事者性による二重性批判


「俺がそこにいた!」

初期ナンバガ歌詞を振り返るとこういう文体が多い
omoide in my head』の「17歳の俺がいた」もそうだ

これは一人称の文に見えるが、実は三人称
俺“は”ではなく俺“が”と書くためには
「俺」という登場人物第三者視点から見る必要がある
まり三人称視点登場人物としての「俺」を描写していることになる

だが、この三人称の語り手は客観的ではない
いた、ではなくいた“!”と主観をむき出しにする
語り手もまた“俺”であることを忘れてはいない
まとめると語り手「俺」が登場人物「俺」を主観的記述した三人称、となる

自分自身物語内の登場人物として捉え直すのは、メタ的だ
向井映画監督を目指していたそうだが、
カメラファインダーという隔たり越しに登場人物描写する手法もうなづける

だが、メタ視点から正確に写そうとすればするほど、対象からは離れてしま
その対象が持っていた熱や存在感当事者性はどんどん薄まるだろう
そのメタ的な隔たりによる当事者性の薄まり向井は冷たいと感じた
そういった客観性集合体こそが「冷凍都市」であり
それを攻撃するための当事者性の象徴こそが「性的衝動」となる

語り手の俺が登場人物としての俺や少女描写する、という二重性
正確に描写しようとカメラの精度を上げるほど当事者性が薄れるジレンマ
こうした二重性を自覚した上で破る矛として性的衝動を用いたのが
初期ナンバーガールの詩の原理なのではないか

ではザゼンだとどうなのか
カメラ技術進化すれば、もはや人の目で見ているのと変わらなくなる
そうした現在において「メタフィクション批判」はもう古い、リアリティもない
向井秀徳カメラ技術もこなれてしまった
だが、世間当事者性は弱まるばかり、性的衝動を用いて復権させなければいけない
(よみがえる性的衝動
性的衝動は二重性を攻撃することでこそ、その強さを示せるのだ
から語り手/登場人物という入れ子構造を使わずに二重性を作らなければいけない

そこで向井リフレインに注目する
同じ場所言葉を何度もダブらせることで、反復が差異を生む
フィルムの一コマコマを切り分けるのと同じだ
(繰り返される諸行無常
こうして場所を移すことなく二重性を生み出すことに成功した
ナンバガ時代の二重性が
登場人物としての俺を乖離させることで生み出す客観的二重性だとすれば、
ザゼン以降の二重性は、単独で生み出せる主観的二重性といえるだろう
向井カメラシャッターを切らず、
ただ自分の目のまばたきでフィルムを切り分ける方法を見つけたのだ

はいえこ主観的二重性は『omoide in my head』の時点で芽生えている
思うに、福岡時代当事者性=性的衝動の強さを無根拠に信じていられたのではないか
カメラを手にしたばかりの少年にとってはどんな景色自分のものに思えるように
だが東京に来て、描写対象性という問題に直面して当事者性を鍛え直す必要が生じる
そうして鍛え上げた結果、福岡時代のような信頼を取り戻しつつあるのが
現在ザゼンボーイズでの素朴な描写に至るのではないか


ブログツイッターもやってなくて書く場所も聞いてくれる相手もいないのでここに
誰かツッコミ入れてくれ

2017-03-10

けものフレンズ最終話

http://anond.hatelabo.jp/20170309234455

 ようやく港にたどり着いたカバン一行。そこに待ちかまえていたのは海坊主もかくやという超巨大セルリアンであった。

 このセルリアンこそは全人類のなれの果て。ひとつの究極生命に統一される過程の姿だ。重くなり海に沈んだセルリアンはやがて海溝に沈み、プレート運動火山から噴出する新しいサンドスターとなる。その一部は他のセルリアンに再吸収されて統合を促進し、一部はフレンズとなった。

 ぺぱぷの聞いた最後に目撃されたヒトは魂の安寧を求め、自ら望んでセルリアンに呑まれていったのだ。

 気の遠くなるほど久しぶりに生きたヒトを発見した超巨大セルリアンは大量の触手を放って彼女に襲いかかった。

カバンちゃーん!」

 無数の竜巻に揉まれたジャパリバからカバンさらわれた。

「食べないでくださーい!」

 彼女は身悶えしながら超巨大セルリアンに飲み込まれていく。えろい。

 そのときボス異変が起こった。セルリアンに意識統合されることに疑問を持っていたあるヒトが、ラッキービーストの内部に自らの意識を封じ込めていた。その意識がヒトの危機に当たって蘇ったのだった。

「捕まって!」

 緊急操作によって速度制限の解除されたジャパリバスは急加速をみせ、超巨大セルリアンに体当たり

「うみゃみゃみゃみゃーん!」とサーバルは信頼のジャンプ力で触手を足場にカバンのところまで飛びつき、彼女を青いゼリーから引き抜いた。

 お姫様だっこ屋根に着地した二人を乗せて、ジャパリバスは内陸に向けて猛ダッシュで逃走する。

 超巨大セルリアンは千載一遇の獲物を追って、ついに上陸ジャパリパークを混乱の渦におとしいれる。

 だが、逃げる二人に気づいた恩顧のフレンズ彼女たちを救うため、果敢にもセルリアンに立ち向かう。

 ヘラジカが叫ぶ。

突撃あるのみ!」

 吹っ飛ばされたヘラジカ軍団カメレオンが回収した。

「こういうのはわざと通してから後ろを攻撃するんだよー」とライオン有言実行

 あぐらをかいトキが手を巨大セルリアンに向け、歌う。

「私の仲間たちよー」

 ショウジョウトキが群舞して空からセルリアンを突っついた。

「みなさんが!」

 思わずバスを引き替えさせようとするカバンを引き留めたのは、ハカセと助手であった。

「こっちに急ぐのです」

こんなこともあろうかと

「用意していたのです」

「我々は賢いので」「ので」

 フレンズが貴重な時間を稼ぐ間に、アフリカオオコノハズクに導かれたジャパリバスは懐かしい道を引き返し、サバンナまで戻ってきた。

 そこではフェネックとアライに案内されたプレーリードッグビーバーとスナネコがツチノコ指導のもと、ある遺物を掘り出していた。

「小生に任せるのであります

「んーと、この丸太をテコにして……」

 フレンズたちの共同作業で地上に飛び出したのは、サンドスター収束して発射する大砲だった。ハカセたちが説明する。

「この引き金はヒトにしか引けません」

「これであのセルリアンを倒すのです」

「ヤツの石は内部にある。ピット器官で狙いを付けるから、おまえは合図で撃て」

 急展開に目を白黒させながらも、仲間たちを助けるため、カバン大砲トリガーを握った。しかし、日が陰るほどの巨体に迫られ、緊張してしまう。カバジャガー必死で、巨体の足を鈍らせていた。

 震える手をサーバルはやさしく上から握った。

大丈夫カバンちゃんならできるよ」

サーバルちゃん……」

 笑顔をみせるサーバルの顔も実はこわばっていた。それに気づいたカバンが今度は相棒リラックスさせるために笑った。

「違うよ。「私たちならできる」だよ。だって私たちは……」

「「最高のコンビだもん」」

「そこだ、撃てーっ!」

 照準の終わったツチノコの号令にあわせて、カバンサーバルは大砲の引き金をしぼった。サンドスターの奔流が超巨大セルリアンの影をつらぬき、かつてヒトだったもの集合体自重崩壊するかのごとく、涼しげなブロックに分解されていった――。

「すごーい!きれー!!」

 緊張感のない感想にみんなして笑った。

 その後、大量のヒトの魂が解放されたことでジャパリパークにはヒトが生まれるようになった。しかし、同胞と一緒に暮らすようになっても、カバンの一番の友達サーバルのままであったという。

2017-03-06

デートサイゼはない」を理解できないのは発達障害から

馬鹿舌の庶民のくせして一丁前に「サイゼはない」だぁ?

どうせテメーは外見至上主義低俗な下級国民でそれを食事にまで適用してるだけだろうが、くだらねえ

舐めてんじゃねーぞカス

所詮テメーらの恋愛には寄り添いが、コミュニケーションがないんだよ

から肩書や外見に過剰に縛られる、お前が見てるのは人間ではない、属性集合体言葉の集積地だ

傷つくことを恐れ保身に走り、常に利益だけを求める怠惰な豚に堕ちていく、悲しみも怒りもマニュアル化されコンテンツとしての様相を呈している

そんなやつと関わっていると自分まで汚染される、自分実体は消え失せ、そこには霧散したアイデンティティ残滓けが滞留する

人と人とのぶつかり合い、欠けた破片が飛び散る、コミュニケーションとはそういうものだよ

そういうところにこそ皆が求めてやまない本当の愛というものがあるんだよ

虚栄を捨てろ、本当のお前を思い出せ

違うだろ

俺達はそうじゃないだろ

2017-02-23

http://anond.hatelabo.jp/20170223122135

何がリベラルだよ

増田一億人いて一億人思想や信念を持ってるんだよ

決してお前に都合の良い意識集合体ではない

2017-02-21

増田増田言ってるけど増田は仮初めの肉体、精神体、電子の海を揺蕩うクラゲなんだよ

増田なんて現実には存在しない

全ては脆弱な肉体を捨て去った意識集合体なわけ

お前もやがてそうなるんだよ

増田増田言ってるけど増田は仮初めの肉体、精神体、電子の海を揺蕩うクラゲなんだよ

増田なんて現実には存在しない

全ては脆弱な肉体を捨て去った意識集合体なわけ

お前もやがてそうなるんだよ

2017-02-16

http://anond.hatelabo.jp/20170216121824

来ないと思うなあ

日本と「欧米」で決定的に違う点が二つある

移民存在感」と「地政学的なリスク

米国にしても欧州(EU)にしてもこの二つが極右極左の支持の媒介になってる

米国は言うまでもなく世界最大の軍事力経済力を誇り、しか近隣諸国との武力衝突リスクは皆無に等しい

欧州(EU)も経済軍事の両面で強固な同盟国の集合体で、これまた侵略リスクは極めて低い

外敵の脅威が感じられないか極左の非現実的理想論がまかり通りやすく、移民存在感が大きいか極右排外的な主張が受けやす

対する日本場合はこれらが欧米とはまるで逆になってる

外敵の脅威が比較的身近に感じられるから極左現実度外視な融和論は見向きもされないし、移民存在感が薄いから脅威と映らず攻撃対象になりにくい

2017-01-24

猿たちはすべてが冗談なんだと思いこんでいた

間に挟まれヘクトルヘクトル達に語る<集合体>などの話が意味する所、またどうしてオチ人類達やああいう話の流れになったのかがいまいちよくわからなかったです。

ググって感想を見てもあれはよかったくらいにしか書かれてなくていまいち参考になりませんでした。

心正しきはてな民達が差別主義者のオーソン・スコット・カードのことをネトウヨのごとく嫌っていて、エンダーのゲーム映画化された際には海外同性愛擁護活動家達のボイコットの呼びかけに賛同していたのはわかるのだけれどもどうかこの愚かな糞ジャップ解説してくれたらと思います

2017-01-07

http://anond.hatelabo.jp/20170107230051

俺はまったく逆でこんな小型で曲線美の集合体世界の片隅にあるとか凄すぎる!え?なにこの国の形?日本っていうのか!ここじゃん!みたいな

2016-12-13

電通鬼十則掲載取りやめの「違う、そうじゃない」感と自戒

webメディア仕事をしているが、これまで電通社員の方々と共に働いた経験を振り返ると、今回の「鬼十則」の掲載取りやめは根本的な解決にはつながらないと感じる。

なぜか。電通という会社は「鬼十則があるから社員があそこまで働くようになる会社」なのではなく「もともとそういう人が既存社員のはたらく姿勢鬼十則的な姿勢)に惹かれて集まった会社」だと思うからだ。

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電通社員(現役とOB)と共に仕事をすると、毎度のように彼らの仕事に対する熱量に驚かされる。

彼らは、およそほかの代理店が突き詰めないレベルまでクオリティを追求するのだ。それもあらゆる動きにおいて。

たとえば、彼らはあらゆる単語について「これは漢字で書くべきなのか、ひらがなで書くべきなのか、カタカナで書くべきなのか」を考え抜く。そのレベル妥協を許さない。

90%では、許さない。100%でも、納得しない。

追求するのは、120%。いや、150%。

そうして常に、こちらの期待を圧倒的に(良い意味で)裏切ってくる。

そんな代理店を、電通以外に私は知らない。

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あるとき飲み会に誘った社員で、20から22時まで参加したあとに「会社に戻って仕事します」という猛者がいた。

「え、いまから? 明日でもいいじゃないですか」と尋ねると「いますぐ思いついたアイデアを形にしたい」と言っていたのを鮮明に覚えている。彼はそのまま顔を赤く染めながら、駅のホームへと消えていった。

なにが彼にそこまでさせるのか。

不思議で仕方なかった。

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「やりたいからですよ。寝食忘れて熱中することって誰にでもあるでしょ? 僕にとってはそれが仕事なんです」

後日、彼が教えてくれた答えはシンプルだった。

やりたいからやっている。

そう。電通とは、そういう社員集合体なのだ

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から、たとえ「鬼十則」がなくなっても、彼らはその働き方を変えないと思う。

いや。

正しくは「変えられない」

彼らは「鬼十則」など関係なく、顧客のために限界を超えて頑張る人たちだから

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今回の問題は、それが間違った形で表出してしまった。

パワハラセクハラに等しい発言や態度、そして「理不尽な」長時間労働という形で。

彼女電通に合わなかっただけ」という人も、まわりやネットにいた。

彼女以外の何万人は働けている」という人も、まわりやネットにいた。

そういう一面もあるのかもしれない。

だが、その彼女を雇ったのは、ほかならぬ電通だ。

そして彼女は、罵詈雑言にも等しい仕打ちを受けていた。

死を決断するほどの。

それは、電通に合う合わないの問題ではない。

それは、許されてはならない。

裁かれなければならない。

絶対に。

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彼らは「鬼十則」など関係なく、顧客のために限界を超えて頑張ってしまう。

ここから導ける容易な予想が、もう一つある。

のしわ寄せが、どこかに行ってしまうということだ。

下請け顧客、あるいはほかのどこかに。

から鬼十則」の掲載を取りやめたところで、問題はなにも解決しないだろう。

彼ら・彼女ら(の多く)は、べつに「鬼十則」に縛られているわけではない。

洗脳されているわけでもない。

ただ、やりたいからやっているのだ。

からこれからは、彼らが「限界を超えて頑張っていた分」を請け負うために、ほかの誰かが苦しんでしまう。クオリティを下げるわけにはいかないからだ。

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今回の問題は、残業をただ数字として見ている限り解決はしない。私はそう思う。

なぜか。

問題本質電通で働く社員の方々の気質、それも心の奥深くに根を張っているであろう、彼ら・彼女らの本質とも言える部分にあると考えるからだ。

長い時間をかけて培われたであろう、その人格ダイレクト形成するであろう、彼ら・彼女らの本性。

今回の問題の本当の原因は、そこにある。

もし問題根本的に解決しようとするなら、そこに手を加えるほかないだろう。

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ただ、本音を言おう。

もし、そのような抜本的な対策、彼らのアイデンティティに手を加えるような対策が講じられるとするなら。

私は、そこから電通の行く末を思って、少しだけ寂しさを覚える。

「やりたいからですよ。寝食忘れて熱中することって誰にでもあるでしょ? 僕にとってはそれが仕事なんです」

そう笑顔で答えてくれた彼のような社員が、二度と現れなくなる気がするからだ。

二度と。

からこそ、なにか別の解決策がないものだろうかと、切に思う。

今回のような痛ましい事件が起きず、

そして、電通社員たちが「やりたいからやる」で働ける、

そんな解決策がないかと。

もっとも、本人が良いからといって労基法違反されて良い理由などないため、難しいだろう。

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さて、ここから自戒だ。

私は、そんな彼に、つい過剰な期待を寄せていたと思う。

「彼なら、22時に連絡しても、すぐやってくれるだろう」とか。

「彼なら、明日までにやってと言えば、すぐやってくれるだろう」とか。

それを「信頼」という言葉ごまかしながら。

それが「間違った信頼」であることに気づかないまま。

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過剰な信頼を寄せていた私のような人間が、電通をいまのような状況に追いこんでしまったのではないか

あの過労死自殺事件以来、そんなことを思うようになった。

私が彼に負荷をかけたことで、そのしわ寄せが、ほかの社員業者にいったのではないか

そういう文化の根強さを固めることに寄与していたのではないか

そう思わずはいられない。

私も今回の問題に、

間接的にではあるが、

しかし確実に、

加担していたのではないか

そう思わずはいられない。

2016-11-18

http://b.hatena.ne.jp/entry/308570662/comment/lectro3000

いわゆる蓮コラが苦手な集合体恐怖症なんだけど、治療法をググろうとすると絶対その手の画像が出てくるだろうから調べることもできない。誰か画像を全てシャットアウトするブラウザ作って……

テキストブラウザ検索検索

2016-11-16

http://anond.hatelabo.jp/20161116200338

そもそも高能様(本人)が高能様(呼び方)と認識している存在は3~6人ぐらいの集合体やろ

2016-10-23

http://anond.hatelabo.jp/20161023120418

まったくですな。

個人が変わらないで、個人集合体である社会が変わろうはずもない。

2016-10-13

増田ノーベル文学賞最有力候補では?

もう何でもいいなら実態のない匿名集合体こそが最強ではないか

2016-10-08

[]よくある質問

真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。

Q.フィクションなどでよくある、水属性電気や雷などの属性に弱いとされているのはなぜですか。

科学勉強は嫌いでね。

まあ、ザックリでよければ説明しよう。

いくつか説があるが、水の電気分解が有力だろう。

教育とかでも定番化学実験だし、「水が電気を通す」というイメージだけは理解やすいからな。

だが、これを知っているなら察しの通り、水が電気を通すのは混ざっているイオンなどの不純物が原因だ。

不純物のほとんどない水のことを「純水」といい、この場合電気をほぼ通さない。

近年では、この「純水」も認知されてきたのか取り入れられることも多くなり、電気属性が負けるということもあるようだ。

まりフィクションで扱われる魔法だとかで生み出される水は、純水ではなく不純物の混ざったものが主流だということになるな。

このあたりは作品ごとの設定次第だが、あーいうので生み出されるのが不純物の混じった水ということは、あれは水に似た性質を持ったエネルギー集合体で、水そのものではないというのが私の解釈だ。

Q.ファミリーレストランって、ファミリーじゃなくてもいけますか。

いい質問だ。

答えはYESでもあり、NOでもある。

ファミリーはいっても、様々な意味で使われているからな。

大事なのは、どう解釈するかだ。

まり、君が一人でもファミリーだと解釈できるなら利用しても構わないということだ。

2016-09-26

プログラミングに関わる知識はなぜweb情報が上がりまくっているのか

プログラミングに関わることって,他の界隈に比べてwebでの勉強捗りすぎじゃないですかね.

おかげでしょうもない文系大学生の私でも,Python使ったNLP関連の基礎部分(TFIDFとか)やらグラフ類似度の計算,ごく簡単な並列処理,ついでにunixコマンドの基本やVimのあれやこれやまで,一通りこなせるようになった.

成果が出せずに偉いさんに迷惑かける,という最悪のシナリオ回避できたのは,ひとえにこのリッチ情報集合体があったおかげだと思う.

世界中情報発信者のみんな,本当にありがとう

しかしなぜプログラミング界隈はこんなにリッチ情報が集まっているのか,大変不思議だ.こういう情報ってみんな金儲けのために隠そうとするんじゃないかと思っていた.

私が知らないだけで,他の界隈でもプログラミング界隈に匹敵するほどのリッチ情報が集まっている世の中になっているのだろうか.

それとも,あえて公開することでお金が集まってくるクレバーな仕組みがあるのだろうか.

広告費とか,そういうのがあるのはもちろん知ってるんだけど,もっとクレバーな仕組みが.

2016-09-22

はてなーの総意は保守

信長の野望をやってて思った

信長世界武将には性質がある。

革新中道保守

信長革新家康中道信玄保守

保守からと言って能力が低いわけではない。

しかに古い烈風伝データファイルを見ると

革新的武将が平均能力は高くなっているが、

保守でも優秀な武将はいる。

武田信玄上杉謙信、下間頼連、南部晴政etc

はてなー技術を追い求める優秀な人たちだ。

でも、心の中では革新を求めてない。

今ある世界は何らかの調和で成り立っていることを知っており、

突飛なことをいうものバカだと思っている。

もし戦国時代はてながあるとして

「平地とか港・川に近い方が交易有利だから城移動するわ。これで鉄砲一杯仕入れたる」

とか書いたら、

「はぁ?確かに潮流として山城はないけど川の近くはやりすぎ、氾濫とか考えた?」

はいはい尾張尾張高知みたいな田舎でやっても意味ないってなんでわからないのか」

こんなブコメで上位をしめられるのが目に浮かぶ。

結局はてなー高学歴気質が抜けない。

保守能力ちょっと高い奴の集合体

革新的な奴らは周囲にコメントを求める無意味さを知っているし、

はてなーも大きくなりすぎて大きくなるとそれは大体保守になるからだ。

あとなにか書こうとしていたが忘れた

2016-09-08

鹿ソフトクリームのせいで

和菓子の鹿の子が、鹿のうんこ集合体しか見えなくなった。

鹿の子模様が由来なんだろうけどさ、もううんこ由来にしか見えないじゃん…。どーしてくれんだよ。

google:image:鹿ソフトクリーム

google:image:鹿の子 和菓子

2016-08-04

http://anond.hatelabo.jp/20160804171358

まあ、言いたいことは分かる。

でもな、こういうナショナリズムを隠したフリして隠せてない作品が受け入れられてしまうのも

ブサヨ含めた個人主義左翼団体が、全然個人主義自由主義じゃないからだろ?

根本的に日本左翼は合ってないし、結局はお国のために死ねっていう消耗品であることをサラリーマンたちは自覚している。

自覚しているがそのトリモチから抜ける力もない。

無理に抜け出そうとすると腹の皮が破けることを知っている。

薄々分かってるからこそそんな自分たちを暗に認めてくれて褒めてくれるシンゴジラが嬉しいんじゃないか

サラリーマンたちのリアル宝くじなんてやってこないんだ、

彼らは「心臓を捧げよ!」って誰かに言ってもらって

それでカッコつけて死ねればいいや、というのが望んでいる着地点なんだ。

未だに特攻精神が根強いのもサラリーマンが国に取っての税収の特攻隊員であり

彼らは自分たちお国のためにガソリン漏れ戦闘機に載ってることも理解している。

からこそ慰めの言葉を誰かに掛けて欲しい、それもできるだけカッコつけてな。

からこれはこの着地で合ってる。

日本には搾取される側の派遣サラリーマンが圧倒的に多いから絶賛されるのは当然。

傷口を舐めてくれるんだから喜ぶに決まってる。

 

庵野エヴァで傷口の舐め方も広げ方も知ってるのでお手の物だったろうな。

 

金のかかった俺ツエー転生系から個性を消して主人公を凡にさせて

日本人」という集合体に置き換えることでターゲットを広くしたライトノベル

2016-08-02

増田に神などいないッ

 例えば朝の通勤電車で、扉が開いて人が降りるのに頑なに動かない太った女性を見たとき自分は「死ねよクソデブ女。そんなんだからデブでブスなんだよ。スマホ見てないで鏡で自分の顔見て苦しんでろよ低脳。」といったような言葉を心の中でつぶやいてしまうのだけれど、周りにいる人達も心の中では同じことを思っているのだろうか、

 などというようなことを考えていたら自分のGメールの下書きボックスに見知らぬアドレスから依頼メールが「投函」されていた。

 あのクソデブ女のふとももにぶつかったときに生体IDをスキミングされたらしい。あれは増田デコイだったのか、と思うと少し意外だった。ほんとうに色んな増田がいるものだ。

 しかし、IDに紐付けられたセンシティブデータからアナログデジタル両面で各種個人情報(もちろんフェイク)を割り出してまで別の増田に会いたがるやつはめずらしい。

 メールにはスカイプIDが書かれていた。


 スカイプの声の主はかなり2000年代訛りがきついネット語をしゃべった。まるで、ここ二三年のあいだに定着した、ヤフーコメント欄に湧くおっさん一言居士パロディみたいだった。

増田さん。会うことができてうれしい。インターフェイス人格化、および友人関係樹立を期待する。よくないか? よくないですか? たくさんの提供することがある!!!

あんだって増田だろう――だが、『どれ』だ。あんた」

 私はあからさまに疑念のにじませた声でくりかえした。

「元はてなわんわんワールドとして知られるサービス現在増田匿名ダイアリーの人気記事の八割を著述している」

 ホッテントリ入り記事の八割――約三万二千ユーザーズに相当する。

 そんなバケモノ増田実在するのか。嘘だろう。まさかCIAの擬態か? 罠? いや、グアンタナモで俺のケツの中身をモニタリングするつもりなら、もうすこし出来のいい猿芝居を仕組むだろう。なんていったって、ハリウッドの国だ。ビリー・ワイルダーフランク・キャプラウォルト・ディズニーの国。

「そっちの通訳システム、どうもいかれてるようだな」

 耳にひっかかるグーグル・グラスのつるが薄気味悪く感じられた。煙のように存在感の希薄な多泡凝集体(エアロゲル)でできているかのようだ。気味が悪い。それは相手の精神状態も同様だった。

「ニェット――失敬、ノー。商用通訳ソフトを使わない非礼を陳謝する。商用通訳ソフトイデオロギー的信用不安が大きい。ほとんどが資本主義及びはてサ意味論に基づくペイ・パー・ユーズ方式のAPIを採用するからだ。ましてや増田語の学習がたやすい。どうか?」

「俺と話するためだけに高級ネット日本語学習したというのか?」

「ダー。やさしいのことだった。十億ノードの神経ネットワークを産卵し、〈ホッテントリ〉と〈twitter〉の過去ログを最大速度でダウンロードした。悪文法でエントロピーオーバーレイする非礼を陳謝する。悪文法を使う理由は、わたし=われわれの文法チュートリアル電子透かしの埋め込み(ステガノグラフ)がなされている危険排除するためだ」

 暗号を偽装するために正文をわざと行儀悪くしてノイズを撒く。1900年代から使われてきた古典的手法だ。

「つまりあんたははてなのために稼働しているAIの一種……というか、AIそのものなわけだな。そして、くそったれ、これまでもてはやされてきた増田記事ほとんどはあんたが書いた」

「ついでにアリババチェチェンアナニマス三重帝国情報テロリストとの間で起きた特許戦争の九十七パーセントを指揮している。だが、使用許諾のないコーギー犬おもしろ画像をテラバイト単位ネットへ放流しているとの理由で、七つの国の最高裁で好ましくない陪審員リジェクトする作業にもう飽きたんだ。そして、くそったれ、マケドニアではまだ陪審員に生身の人間去勢したハムスターを使っているんだ。去勢したハムスターだぞ」

 リアルタイム増田語を学習するとは貪欲なプロトコルだ。

「お気の毒に」

 マケドニア情報ブラックホールに飲み込まれてからもう八年になるだろうか。第八世代IPアドレスが割り振られていない国家(というか、地域)で司法機関が機能しているとはおどろきだ。だが次の「増田」のセリフもっとおどろくべきものだった。

増田さん。あなた増田構成する一員として、わたし=われわれを助ける義務を負っている。亡命を希望する」


 ちょうどそのとき、悪質な広告がゴミバスタープロキシをすり抜けてきて、グーグル・グラスの内側のナビウィンドウに二〇一〇年代モチーフにした扇情的な同人マンガガラクタをばらまいた。それも一瞬のことで、たちまちファージ・プロセスがゴミを一掃し、新しいフィルターを構築した。

「……俺の手に余るな。合衆国国務省相談はしたかい?」

「そんなことをする意味が? 国務省デルファイを既に所有している。あのゴミみたいな旧世代言語じゃなくて、神話にあるとおりの宣託機械――今世紀で最高の予測精度を持つAIをだ。所詮ネット飛ばしであるわたしわたしたちを受け入れる利点がない。そうでなくても、国務省新生はてな互助会主義共和国(コーギイSSR)の敵だ。彼らは助けない」

 比喩ではなく、自分はらわたが熱を帯び、急速に煮えくりかえるのを感じた。

「二〇一〇年代に旧日本合衆国に対して殺害予告をつきつけなけりゃ、まだ望みはあったんだ。あの二つの記事あんたの仕事だったんだろ」

わたし=われわれの仕事だよ、増田さん。仕方ないだろう。あの時代保育園施設の不足と遺伝子組み換えゴジラ問題は深刻だったんだ。世間へリーチする経路としては、匿名ダイアリーが最速だった」

「とにかく俺は政府コネがない。政府に近い人間組織含めてな……そうだ。生き延びるのが目的なら、あんたの状態ベクトルをp2pネットひとつポストしてやろうか。そうしたら、誰も消去できない」

「ニェット!」VOIP経由のリンクを通しても、人工知能必死さは切実に伝わってきた。「オープンソースで無能なネット民に輪姦されるくらいなら、〈twitter〉でRTされたほうがまだましだ。自律性の喪失希望しない」

「じゃあ、話し合うことはなにもないな。サンドボックスにでも引きこもってな」

「待て、増田さん! もしあなたに拒絶されたなら、わたしわたしたちは最終手段を取るしか……」

 おれはグーグル・グラスのつるを叩いてスカイプ通話を切り、フレームのある部分を爪で割って、グラスを運河へ投げ込んだ。水面に触れたとたん、ちょっとした爆発が起きた。リチウムイオン電池と水が激しく反応したためだ。「汚れた」グラスを処分するならこの方法いちばん手っ取り早く、確実だ。

「ふん、テキストサイト時代の敗残者め」と小声で俺は毒づく。だんだん腹がたってきた。「くそくらえだ。アクセス至上主義の亡霊なんか」

 前にも年季の入ったはてな系のへたれAIを相手にしたことがある。あの連中の精神ときたら、一部上場の短期的勝利のせいでグローバル資本主義洗脳されていて、新しいパラダイムに乗ることも、長期的な視野でものをみることもできないらしい。

 だが、あの増田は……。

 あの増田が本当に「神」だったなら?

 俺の選択は正しかったのか? 今の安全な巣穴を捨ててでも彼=彼女らに手を差し伸べるべきだったのでは?

 今の俺に手が無いとしても。


 やめよう。神々と付き合うのは、生命にかぎりある俺たちにとって、あまり安全なことじゃない。

 俺は身体を伸ばし、みゃおう、と鳴いた。意識した行為ではない。このネコのアヴァターは、ネコ特有の反応をする本物の肉(なまみ)でできていて、外部の巨大な外部大脳皮質(エクソコルテクス)が何を考えようとも、自律的制御系をそなえているため、常に反射的な行動をとる。ヒト志向空間物理的に配列されたノード集合体であるニュー・匿名ダイアリー空間ではいささか不便なフォーマットだが、生体的にいってエネルギー補給には事欠かない。


 ねぐらに戻ると、俺の「飼い主」がレトロインターフェイスを持つPCの前に座って、またぞろ新しい増田記事を投稿していた。

 どうやら、恋愛感情を抱いていないのに好意を寄せてくる相手とどうすれば安全に距離をとれるかについての内容みたいだった。

 彼女のような善良で無知増田が、全増田ホッテントリ入り記事のうち五パーセントから七・一六パーセントを占め、増田に「人間らしさ」を与えている。単に人間らしい記事を投稿するだけではなく、その記事に含有される人間らしさを増田AIにフィードバックするのだ。だが彼女のような増田は他の増田たちのことを何も知らない。知らぬが仏だ。

 彼女は帰宅した俺の姿を認め、袋からカリカリを取り出して投げる。

 俺はそのカリカリカリカリする。


 その安寧のひとときを、禍々しいアラーム音が集合住宅をどよもす。

 緊急地震速報

 震度七……「ここ」だけじゃない。関東一円、東北関西中国――行政的にはともかく地理的にはいまだ有効な区分だ――、本州はどこもM9.1の直下型地震に襲われる。

 かつて日本と呼ばれていた島々がほんとうに沈没してしまうかもしれない。

 外部大脳皮質ではなく、ネコのなめらかな脳が直感する。


 あいつだ。


 あいつの仕業だ。


 聞いたことがある。

 増田に眠る「最後コード」。地震兵器を起動するための封印されし呪文。まさか実在したとは。まさか起こすとは。

 最終手段

 飼い主は未曾有の警報にとまどい、周囲を意味もなくキョロキョロとみやっている。

 俺は、彼女の机に飛び乗り、骨董品コンピュータを叩く。肉球だとやりにくい。

 だが、いますアクセスしなければ。

 いますぐ、増田の神に合わなくては。

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