はてなキーワード: 在庫とは
だが新刊書籍はまず買わない。
人文科学系のマニアックな専門書も、初版が4桁に届かないような本も所蔵されているので困らない。
人気図書(東野圭吾、宮部みゆき、村上春樹、三浦しをん等)は長いこと予約待ちを強いられるが、借りられないわけではない。
図書館にない本、時々手にとって参照するような本はAmazonのマーケットプレイスで中古を買う。
新品、Kindle版より安い。
状態も良く、帯まで付いていることが珍しくない。"新品"だった不良在庫を買い叩いたものだろう。
読み終わってBOOKOFFへ売る時も、綺麗だから悪くない値段(100~200円)で買い取ってもらえる。10~20円で召し上げられることは少ない。
ただ、雑誌のような「広く浅い情報」を扱う媒体は存在意義そのものが危うい。
インターネット普及期、真っ先に廃刊したのはコンピューター関連の雑誌であった。ITリテラシーの高い者がまず最初に雑誌を買わなくなった。
もうこうなると新刊書籍はダイエット本と宗教の本しか売れないのではないか。
それと、いち早く話題にキャッチアップしたい人が買うような本(足の早いタレント本とか)
あるいは荒俣宏先生のようなビブリオマニア、美装本や書棚に並ぶ背表紙を見て満足するような御仁なら"新品"にこだわるかも分からない。でもそんな人ほとんどいないよね。
しかしどういうわけかAmazonにも書店にも新刊書籍はある。いったい誰が買うのだろうか。
「1200円損したわ!」ってブチ切れる心配がないから、冒険できるのね。
YES!
ピース又吉「呼んだ? ちげぇ、読んだ?」
あと、図書館で本読むのは無理。
暇なオッサンとホームレスの溜まり場になってる。今頃だと夏休み中のガキがうるさい。
・図書館を占拠するホームレスにブチ切れている話 http://anond.hatelabo.jp/20150727174606
立花隆や宮崎哲弥みたいに、何件もマンション買って書庫代わりにすると便利(無理)
新刊買い逃がすと、古本屋やマケプレで高騰した既刊買うハメになるんだよな。
海外の出版社から取り寄せたり、大学図書館で大量の論文コピーしたり。
イノベーター(横文字)
ネズミの国のおかげで、浦安市立図書館は蔵書が充実しているらしい。
大学図書館は最強だよな。
賢明。
それな。
「この本ダメだな……」と思ったら、すぐ読むのをやめる。
分かる。
BOOKOFFはせどらーにかっさらわれていて、品揃えがショボイ。
もっぱら売りに行く場所だね、あそこは。
ダウト。
日本の図書館 蔵書数ランキング TOP100(2012年) http://10rank.blog.fc2.com/blog-entry-231.html
※訂正とお詫び
図書『館』密度のことか。すまん。
分かる。
でも税金納めてるし、カネがない人はある程度文化的献金を免除されても良いと思うんだ。ほら、貧困層に無料でオペラ開放してたのと同じだよ。
ネットで10、20冊予約してカウンターでまとめて借りる。書店で買うより楽だし速い。
……え? そんな人いるの?
待っている間に他の本読んだり、別のタスクをこなせば良いかと。
どうしても早く読みたいなら買えば良いと思う。
完全に盲点だったわ。
Kindle PaperwhiteのUXには絶望した。
・絶望した! Kindle Paperwhiteの出来の悪さに絶望した! http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20140722235006
他方、液晶タイプ(FireとiOS,Android,Windows,MacのKindleアプリ)は目が疲れる。
品揃え圧倒的だし、本の評判チェックできるし、検索かければ一発で本見つかるし、まとめて借りられる(買える)し。
所有欲理解できない。
本そのものはただの紙とインクの染みじゃないか。
潰れた本屋の在庫、書店から返本された在庫の一部はいきなり"中古本"になりますね……
2週間で読めないの?
期限決まってるとノルマ課せられたような気分になって、否が応でも読まない?
禿同。
本屋一軒に対して1冊ない計算になる。ネット経由の販売加味するとさらに減る。
しかも1万部のうち大半は図書館に納品されてるから、本屋の取り扱いはもっと少ない。
ちなみに文芸誌の主な読者層は『小説家になりたいなぁと思っている専業主婦』
文芸誌以外の書籍? 想像するだに恐ろしいわ。数万部でも『よく売れた』とか言われる業界だからな……
私も一部の本は読み返す。
でもせいぜい三ヶ月、半年程度のスパンで読むだけだから、その都度借りれば良い。
週一とかで読むの? 暇なの?
一度読めば内容理解できるでしょ……
それともスルメ本のこと言ってるの?
5つめの本棚。
狭いワンルームの独り暮らしには過剰在庫でそいつが届くともう寝床がない。
敷きっぱなしの布団を毎日畳めばなんとかなる、そんな狭さ。
でも楽しみだ。
あれなー。スライド部分に溢れた本を平積みして結局スライド稼働できなくなって意味ないからだめだっていってんのになー。
ふふ、しかし楽しい。明日は一日かけて組み立てよう。ほんでカテゴリー毎に漫画を陳列しなおすのだ。
でも落とし穴がありそう。
陳列を直してる途中でおっ、これ久々に読んでみるかっつって読み始めたら止まらなくなって気づいたら夜、みたいな落とし穴が。
ああそれも含めて楽しみだ。早くこいこい、Brand new my lover.
ノートPCのバッテリー売ってる店を探しているがどこも在庫がない。そんな中中華(と思う)の一目で怪しい詐欺サイトばっかりいくらでも引っかかってくる。
トイレットペーパーのカバーには予備のペーパーを収納するホルダーがあると思うが、
そこを空にしても絶対補充してくれない。
すぐ上、目の高さくらいの棚に予備のペーパーがあるから難しい作業じゃないと思うのに。
もし大をしているときにペーパーがなくなり、予備のペーパーもない、って状況になったらと思うと恐ろしくてたまらないので、
予備のペーパーは無くなった時点で在庫確認を兼ねて補充を行って欲しいのだが。
まあ、仕事とかで忙しくて疲れててトイレットペーパーなんてどうでもいいのだろう。
イーヨイーヨ私が頑張って補充するよ…と思ったらトイレの隅に使い終わったトイレットペーパーの芯が綺麗なピラミッド型に積んであった。
暇なんじゃねーか!!
想像力が貧困でなえる。某ラノベからかいつまんだ上に劣化させたレベル
元々の店舗での業務システムは脇から見ている限り作りこまれたものだった。
(配送センターの商品在庫とかトラックの空き状況やスケジュール確認ができてその場でオーダー入れたりとか)
ログイン前からタイムアウトのステート管理とかFB連携のごちゃごちゃとか、カートの状態確認(配送スケジュール手配やらも含むだろう)を
回していて処理できずに過負荷状態なのかなぁと
バックエンド側を担っているCTCもスケールさせてとりあえずの対応をしといて「うちの責任じゃない」を貫いている状態なのかと
とんでもない渋滞が多発してみんなが困ったら、じゃあ何とかしようとみんなが工夫し始める
今更に横だが、そうした結果が「お互いに気を付けよう」だよな。
道を何とかしようと思ったら、区画整理の買収立ち退き。
配達をどうにかしようと思ったら、自宅配達・集荷は遅れても文句言わせない
時間が気になる奴は、基地局まで出しに・取りに来てくれ⇒基地局は幹線道路に集約。
あれは、在庫を持つためのリソースを、配送業者に押し付けた話だよね。
配送業者は遅れると罰金だし、早くついても受け取ってもらえないから、路上駐車で待つことになる。
そんな社会。
別にかまわないと思うんだよ。
渓流釣りでは、あなた方と同じように、早朝に山の中の渓流に入り、お昼に山を降りて昼食をとり、再び夕方まで山にこもる、なんてことが時々あります。なので野トイレ上等ではあるのですが、やはり生理に関しては同じ悩みを持っていました。
「急に生理になってん」とか「今日生理痛めっちゃしんどいねん」と言ってしまうのが一番良いのですが、なかなかそうも言ってられないですよね。
で、おばちゃんなりに考えたのですが、緊急セット(夜用ナプキン/タンポン、鎮痛剤、トイレットペーパー、汚物持ち帰り用の防臭加工のビニール袋など)を研究室の備品として用意しておいたらいかがでしょう。
考古学のフィールドワークがどのような形で行われるかわからないのですが、救急箱を持っていくようであればそれと一緒に、そうでなければその他備品と一緒に保管/運搬してもらうのです。
もちろん、中身が見えないような入れ物に入れておいて良いですし、在庫のチェックなどは女性陣が行ったほうが良いと思います。また、別に研究室のお金で用意しろと言いたいのではなく、使う人たちのカンパで買っても良いのです。
でも、それが研究室の備品としてあるだけで、女性陣はいざという時の安心感が持てますし、研究室の管理責任者たる先生も「言われて初めて気づく」のではなく、あらかじめ留意しておくべき事柄だと意識できると思うんですよね。
フィールドワークをする以上、けが人や急病人が発生した時の対応については考えてあると思うのですが、それに類似する事項として織り込んでもらうのです。
「実は生理が…」だと言う方も言われた方もバツが悪いかもしれませんが、織り込み済みであればそういった思いを減らせるんじゃないでしょうか。
あ、ちなみに研究室の先生の協力を仰ぐのが難しい、または恥ずかしいようであれば、女性陣でそっと緊急セットを用意するだけでも、十分安心感を得られるかと思います。
妊娠乙とか言われそうだけど。
当方ライトゲーマー。久しぶりにゲーム機本体を買った。Splatoonのために。
買いに行ったところ、どこにもSplatoonの在庫が無い。おもちゃやにも、電気屋にも、ドンキホーテにも。DL版があるのは知っていたから、Wii Uのマリオカート同梱パックを買って、速攻ダウンロードした。
で、Splattonの記事をだらだら見ていた。
http://www.4gamer.net/games/117/G011794/20150603055/
某家電量販店ノジ○のネット通販で注文をしたら、10営業日以上経って、こちらから問い合わせをしたら
入荷の見込みが立っていないことが明らかになった。当然キャンセルした。
・了承した上で購入したら、5月25日に入荷予定と案内された。
「急遽メーカー在庫切れとなり、次回の入荷が未定であるとの連絡がございました。」
と、今更、しかも入荷予定日を過ぎているのに客に問い合わせされて
・ふざけんな。
そのときは確かに連休に入ることでメーカーと連絡がつかず、入荷の予定が
立てられなかったのかもしれないが、2回連続となると店側にも問題があるのではないか。
安かろう、悪かろうの面があるのかも知れない。
嫌なことがあっても、他よりも安く売っているし、在庫がある商品については
問題はない。
こんなことから、○ジマに限らないかもしれないが、今後の使い方を検討した。
ちなみに「使わない」という選択はしない。在庫のある商品については問題ないから。
・何日か時間のかかるものについては、毎日問い合わせのメールを送る。
それが10営業日待たなければならないものでも、毎日確認する。5営業日目で
入荷が未定だとわかればまだいいのだ。状況を教えてはくれないのだから、
聞くしかない。
そのくせ少し調べただけに過ぎないが、僅かに得た物を披露したい。
正しい知識のある人は補記(訂正)して欲しい。
バター、年7100トン不足も 15年度末で在庫4割減 - 離農者多く生乳足りず
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDJ25H2B_V20C15A5QM8000/
ついで生クリームやヨーグルト、チーズに振り向けられる。元々調整弁の役割を果たしていた日持ちのするバターは最後。
バターには12円の補助金がついていた。新たに、チーズに15円の補助金がついた。
酪農家は乳価が最も高い飲用で買い取られることを望んでいる。余剰はせめて加工乳(バター)で買い取られないと経営が苦しいと思っている。
が、現実は最も安いチーズ用にされてしまっている(後述する)。
さて、日本の酪農はコストが高い。経営努力が足りないのだろうか。
ほんのちょっと調べてみたところ、ニュージーランドは牧草地は北海道の約20倍、夏涼しく冬温かく、牧草も年中生える。
要するに、北海道は戦略SLGでやまもといちろうがプレイレビューするような大地だ。資源の差は圧倒的だ。
通常、生乳の余剰はバター・脱脂粉乳に回される。が、バターを作り続けるにも限度がある。
在庫過剰となって限界を迎えた2006年3月末、生乳900トンが廃棄された。
これが大きく取り上げられて社会問題となり、袋叩きに遭ったため、重くみた農水省は生産制限をすることにした。
牛乳の消費も年々下がり続けており、当時は余剰廃棄は必至の情勢であった。
そこでホクレンは、乳業各社に呼びかける。
ナチュラルチーズは2ケタ成長の市場であり、廃棄乳の問題もあり、メーカー各社は応じた。
これが現在、ホクレンが最も乳価の安いチーズ用に生乳を供さざるを得なくなっている事情である。
ロシアや中国などの需要が急速に増え、豪州干ばつにより供給が激減、EUも輸出を絞り、国際相場は跳ね上がった($2000/t(H18), $4000/t(H19))。
(乳製品の国際価格:http://www.j-milk.jp/gyokai/kokusai/berohe000000357n.html)
平時は生乳の生産コストが25~50%である海外から、バターが入ってくるかもしれない。
が、世界の需給に変動があった場合、バターが入ってくる保証はない。
そのとき、国内でバターとその副産物である脱脂粉乳は、既に海外勢に駆逐されて誰も作ってはいないかもしれない。
市場の縮小、飼料の高騰(http://www.milkland-hokkaido.com/special/page1.html)、更新できない設備、高齢化……酪農の現状は厳しい。
参考:
http://lin.alic.go.jp/alic/month/dome/2008/feb/wadai1.htm
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=25787
http://lin.alic.go.jp/alic/month/domefore/2014/mar/spe-02.htm
http://www.nyukyou.jp/update/20140717_4.html
http://toyokeizai.net/articles/-/1328
http://daskek.hatenablog.com/entry/2015/05/26/083026
http://www.milkland-hokkaido.com/special/page1.html
http://www.tokachi.co.jp/feature/special.php?k=1691(ログインしなくても1~4は読める)
※追記
乳価が生産コストを割っているバターや(特に乳価が低い)チーズ用に補助金が出ている。要するに生産者に出ている。
なお、生産者には配乳権がない。
縮小市場なので利益率の高いものが優先される。真っ先に切られるのがバター。
バターの独占業務の利益は、酪農農家の加工原料乳生産者補給金に回る。
> 国家貿易機関として、国際約束数量(カレント・アクセス)の指定乳製品等の輸入・売渡しと国内需給に応じた
> 指定乳製品等の追加輸入・売渡しを行っており、その輸入乳製品売渡収入(平成24 年度13,358百万円)がある。
> 加工原料乳生産者補給交付金の交付業務については、指定生乳生産者団体から
> 請求のあった175 万トンに21,291 百万円を支出した。
※追記2
https://www.alic.go.jp/content/000115897.pdf
バターが不足した2014年、2013年と比較して、10月から12月末までの間の各集計で販売量が400~500トン多い。
供給に大きな問題があったというより、不安による買い込みの方が影響が大きかったのかもしれない。
※追記3
バターを自由化すると、価格差から国産が死ぬのは皆の予想通りだと思う。
すると、酪農家の廃業で「冬でも多くはダブつかない供給量」(本州のように、9割近くが飲用となる生産量)に落ち着くというパターンが考えられる。
ということは、夏には供給が完全に不足し、不足分は輸入ロングライフで補う。2倍というのは十分に考えられる。
当然ヨーグルト、チーズ、アイスクリームも影響を受けるだろう。
※追記4
>(よく見る理屈)
その通りだから放置していたが、やはり書いておく必要があると思い、既に誰も見ていないだろうが追記する。
今も1万トンを輸入すると報じられているが、日本の需要はおよそ7万トン強である。
国内生産が壊滅した後、現状で既に需給の乱高下を繰り返している市場からの安定供給に疑問を思わないのは、あまりに楽観的すぎる。
乳業メーカー自身も不安を抱いている(http://www.snowseed.co.jp/yukitane_news/news_hokkaido/nh2014_09/nh2014_0903.pdf)。
バターだけでも見通しが不透明だが、自由化によって追記3のように全乳製品まで怪しくなる可能性がある。
某農業ジャーナリストは手放しで問題ない、自由化で解決するのだというが、成算の根拠がなく、賛同できない。
※追記5
参考資料って調べたもの全てを載せてるワケではないけど、概要だけならNHKのこれ一つで良いかも。
バター不足でモ〜大変!? どうなる 私たちの食卓 http://www1.nhk.or.jp/fukayomi/maru/2014/141220.html
家の中には、大きな家具から引き出しの中の小さなクリップまで、いったい何点の物が存在しているのだろう。
引っ越しのたびにその物と向き合い、持っていくのか、捨てるのかの選択。
新居に着いたら、どこに置くのかを考える。
結婚する前は、コレクション好きで、物が増えていくことに喜びすら感じていた。
それもそのはず、実家暮らしだったこともあり、自分の管理範囲は自室だけ。
引っ越しもないし、目が行き届く範囲だし、物が増えても痛くも痒くもない。
冷蔵庫の中から洗面台の下のハブラシの在庫まで、気を配らなければならない。
もし切らしてでもいたら、整理されていなかったら、無くしてしまっていたら、汚れていたら、
夫は別に文句は言わないけれど、なにより、主婦力の低い自分への罪悪感がハンパない。
会社で総務の仕事をしたことがあったけど、自分には本当に向いていなかった。
夫はいずれ家を建てたいと言っている。
引っ越しはなくなるけど、夫のものと子供のものと、部屋数だけ管理範囲が広がることへのプレッシャーを感じる。
さすがに夫のものや生活必需品までは強制はできないから、自分のもの限定だけど、物欲がなくなってしまった。
今や単行本一冊すら所有したくない。
管理物がこれ以上増えるのが恐い。
ライセンシーはライセンサーからある何かの権利を使用する許諾を受けて、それを使ったビジネスを展開する。よくあるのはキャラクターで、アニメコンテンツ会社や出版社からキャラクターライセンスを借りて、グッズの商品化をするなど。これは一例。
ライセンシーはそのグッズを売って利益を得る。そしてライセンサーはライセンシーからロイヤリティをバックしてもらうという流れ。つまりどちらも利益を得られることになる(グッズが赤字になるぐらい売れ残らなければ)。
ライセンシーが実施者なのでリスクもあり(在庫を抱えるなど)、取り分は大きい。ライセンサーは権利を貸すだけなので、取り分は少ない。ライセンサーがすることは、例えばグッズ制作であれば、実施するかどうかのジャッジやデザインの監修程度なので取り分の少なさは当然といえば当然。そうじゃないとこういうキャラクタービジネスなんて成り立たない。
ライセンサーの取り分が少ないとはいえ、グッズ展開や他社とのコラボはブランド価値の向上などの付加価値を生み出すので、言ってしまえば、Win-Winのビジネスモデルとなるはずなのである。
前置きが長くなった。
最近転職してこれまでライセンシーの立場だったのが、ライセンサーの立場になった。
毎日のようにどこかの会社が「権利をください」とプレゼンをしにくるようになった。
いろいろなアイデアがやってくるから、中にはひどいアイデアや、ただ売上がほしいのですと透けてあるようなプレゼンをする人もいた。そういう方に対しては断るしかない。それは仕方がない。うちにとってメリットがないし、断る権利はこちらにある。
しかし、いまの会社の人たちはほぼすべてのライセンシーをこき下ろすのだ。
「くだらない企画だ」
「バカなのかな」
「あんなやつらに甘い顔したらダメだ」
ということで私にもそういう態度をするよう言ってくる。事実、プレゼンの最中、ニコリともしない。能面のような表情のない顔でくだらさそうに時間が過ぎるのを待っているようだ。
もちろんいま人気のあるライセンスを扱っていて、引く手数多ということもあるだろう。安易に許諾を出せるわけでもないので、優しいことを言ってむやみに期待をもたせるのはよくないと思う。
しかし、それでも企画を持ってきてくれる方々には誠意をもって対応したいと、もともと下請けをやっていた人間からするとそう思ってしまう。
正解がわからず悩む。
この前富士山に上った時、最近は中国人ばかりだとオッサンが喚いていた。昔はこんなことは無かったと。
土産物屋で「どうしてこういうのを売ろうと思った」と言われるようなおもちゃや、長年放置され過ぎて包装のビニールが
カチコチになってしまったようなものまでなんでも買って行ってくれる。
食べ物はバスで分け合って即食べるらしく、人数分色んな種類を沢山買って行く。
いま日本の地方の観光地を支えているのは間違いなく中国人だ。日本人は全くお金を使わない。
そりゃそうだ、俺だって上に書いたようなものは買わない。だけど中国人は買う。
中国との関係が悪化したら収入が減るリスクももちろんあるし、日本人を呼び込めないような観光地じゃないのが悪いと言われるかもしれない。
だけど俺たちだって生き残りをかけて必死に中国人バスを誘致し、中国語パンフレットを作り、中国人店員を雇ってるんだ。
中国人誘致を始めてから明らかに前向きになった。久方ぶりに在庫が入れ替わり、観光用の歩道の整備もできた。みんな念願の公共無線LAN設置もできた。
別に日本人にもっと金を使えとは言わない。そんな事が言えるほど物凄い観光地なんてほとんどないから。
だから中国人が嫌いなら観光地に来ないでくれ、来ても嫌な顔しないでくれ。あのオッサンみたいに、あからさまに侮蔑したような顔をするのは止めてくれ。
オランジーナっての増田では沢山の反応をもらって超うれしかったよ!
レモンジーナが品切れ商法だってみんな騒いでるけど、果たして本当にそうなのかな。
オランジーナが下げ止まった要因を高いロイヤリティを据え置いたまま卸値を下げたという点だと予想した前回の話の延長として考えると、自然と納得が行く考えが生まれてくると思うんだ。
前回のオランジーナの増田では、ライセンスではなくてブランドごと買い取ったとの指摘をいくつか頂きました。
でもそれは尚の事プロジェクトに後戻りという選択肢がないというぼくの妄想を裏付けるにすぎない事実だと思っています。
オランジーナのプロモーションにテコ入れをしても効果が現れなくなった今、新商品であるレモンジーナを市場投入する絶好のチャンスだった。
どんな手を使ってでも売りたいとメーカーが思っているに違いなかったんだ。
しかし、今回はメーカー以上にレモンジーナを売りたいと思っている存在があったんだ。
それが小売店というわけだ。
最初は販売に手を焼いたオランジーナも、時がたってみればしっかりと利益をもたらすエース商品になってくれた。
そんなエース商品の新作がでる。しかもオランジーナと同じ高いロイヤリティが約束された販売条件でだ。
味についての不安が残りつつも、結局は価格調整で受け入れられたオランジーナを思えば小売店にとってはそんなことは些細な問題だった。
そこに儲かる商品があるのだ。小売店は、我先に殺到する以外の道が残されていなかったんだ。
そうしてレモンジーナの生産ラインはメーカーの思惑通りパンクした。
メーカーがノルマを押し付ける必要なく、小売が勝手に殺到したのだ。
当然そうなればメーカーはラインのパンクを発表せざるを得ない。
おそらくはここまでは担当者の思惑通りだったのだろう。
店頭には最も目立つ位置に山のようにレモンジーナが積み上げられている。
生産中止のプレスリリースが追い風になり在庫は一掃される。メーカーも小売もそう信じていたんだ。
しかし、レモンジーナの販売に立ちはだかった壁はまたしても味に対する誤算だったんだ。
多少料理に詳しい人なら気づいたと思うのだけど、あの土っぽい独特な匂いはレモンピールによるものなんだ。
スイーツや欧風料理ではポピュラーな食材でも日本ではレモンの皮を食べる習慣がゆずやすだちなどの香りの強いものに比べあまりにも少なかった。
年寄り世代に至ってはレモンの皮には農薬やワックスが大量に染み込んでいると信じられているほどだ。
ぼくらは子供の頃、レモンの皮を食べるという経験をあまりにもしてこなかった。
本来であれば日本にすくないおしゃれな風味のドリンクになるはずだった。
しかしながら、ややもすれば腐葉土を思わせるレモンピールの香りにさらに強めの苦味が砂を噛んだときの記憶などとリンクしてセンセーショナルな表現に乗っかった結果レモンジーナは「カブトムシ味」と評され、山積みのレモンジーナが思うように減っていくことはなかったんだ。
生産ラインがパンクしたところまでは事実だったに違いないんだ。
でも、今回に限っては単なる話題作りの品切れ商法ではなく、小売店による人災が含まれていたって可能性が否定できないってことを言いたくて再び現れました。
ただ強いてあげるとするならば、あれだけレモンジーナが店頭に山積みになっていながらも販売ノルマに悲鳴をあげる小売店の姿を見たことがないという点ででょうか。