はてなキーワード: 入院とは
https://x.com/yuruhuwa_kdenpa/status/1710182688035127754?s=20
入院していた時に、強制入院しているチビデブが警察に電話をして怒られていたのを見た
馬鹿だね
そんなこと考えないでしょ。別にうみたい人はうめばいいし、理由考えなくてよくね。幸せの感じ方が違っただけなんだし。
私もDINKSだけど実際の生活の面倒もだけどあらゆる手続きの書類の連帯保証人欄にサインしてくれる人すら居なくなるんだけど、、保証会社に連帯保証人いるような地域もあるし。姪とかにお願いするのかな?このあたりじゃん?子なしがやばいの。今のうち家かマンションか買わないと。自分がおばあになったときの入院費用の連帯保証人どうするかねぇ。後継者制度みたいなやつも第三者信用出来るんかな?現時点で信用出来ないのにおばあになって信用できないわな。老人になるのが怖いわ
アスペ(診断済み)ワイ、ワイに教育虐待を繰り返した学歴厨パッパのことを考えてた。
なおワイは教育虐待の甲斐もあり、なんとか旧帝院卒の学歴を得たが、在学中からうつ病で入院したり自宅療養したりで、常に具合が悪く、父が望むようなキャリアは歩めていない。それもあって勘当されている。
父は寡黙で口数が少なく、友人が居ない。口を開けば空気の読めない発言をする。例えばワイの母の母、父にとっての義母が急死した葬儀で、父は悲しむ母方の親族の集まる中で「ピンピンコロリで元気なうちに死んでくれてありがたいっすわー」などと臆面もなく言い放って顰蹙を買っていた。本音だとしても、言ってはいけないタイミングと相手があるということが父には理解できないのだった。
アスペのワイがそうであったように、おそらくアスペの父にとっても社会や人間関係というものは良くわからず、怖いものだった。
そんな中で、良い大学や大企業に入ることで生活が保証されるストーリーは、アスペの父でも「わかりやすい」貴重な社会のルールだった。
アスペは一度こだわりを持てば愚直なまでにそれを遵守しようとする。
教育の重要性に気づいたところまでは良かったが、虐待の末に高学歴になれてもうつ病になるまで追い詰めたら意味がないというところまでは父は思い至れなかった。
一度こだわり始めたら目的と手段が入れ替わってもひたすらそれを追い求めてしまう。
そうだとしても私が父の望む成績を軽々と取れるほど優秀なら虐待はされなかっただろうが、残念ながら私は出来が悪かったのでひたすら「教育」されていた。
子供の頃は父はなぜこうなのか全くわからなかったが、自分が自閉症と診断されて、父もそうだったのだろうと考えると、色々と納得がいく。
今足骨折して長期入院してるんだけど、隠れてお菓子食う糖尿病患者多すぎて引いてる
最悪な人なんて毎日夜中にお菓子食べて、血糖値上がってでかい声でうなされて、血薄めるために水ガバガバ飲んで、空のペットボトル投げ捨てて爆音鳴らして、トイレに行きたくなって大部屋のドアをガラガラと開けてトイレに行って、ちょっと歩くだけで疲れるから部屋に戻ってまたお菓子食べて…を無限ループしてた
その結果、騒音耐性が高くかつノイキャンイヤホン持ってる俺以外の患者が全員別の部屋へ逃げる事態になった
まぁ、ここまで最悪な例はこのおじさんだけだったが、他の相部屋で毎食前に血糖値測ってる患者さんも、ほぼ100%看護師さんに隠しおやつ没収されている
で、没収されるとき大体「飯がまずいのが悪い(糖尿病食だから仕方ない)」とか「夜眠れなくて辛い(隠れておやつ食べるから)」みたいな小学生みたいな駄々こねたり暴言吐いたりみっともない醜態を晒していた
しかもその声がデカいから自分の病室以外の状況も大体把握できた
そりゃそんな自己管理できない自制できない奴は糖尿病になるわ、と
そして看護師だってたくさんいるわけではないのに、他にもっと重い病気で苦しんでいる患者がいるのに、おやつ隠し持ってる患者を叱るというしょうもないことにリソースを割かないといけないなんて酷いとも
もちろん糖尿病は遺伝が原因だったり不摂生だからなるものではないと知っているし、不摂生な患者自身の自業自得という偏見は良くないと思ってきたが、実際に糖尿病患者と同じ空間で生活したらそういう偏見が生まれても仕方ないな、と思ってしまったし自分も少しその偏見を持ってしまった
同時に1型や遺伝のせいで糖尿病になった人が受けている偏見による苦しみは計り知れないな、と可哀想に思った
まぁ、そういう人たちを見れたおかげで食生活見直そうとか、仮に糖尿病になったときにおやつ依存症にならないように今から間食も減らそうと思える良い機会になったので個人的にはプラスの経験にはなったと思う
自分の中で生まれてしまった偏見を病室のベッドに置いていき、さっさと退院して旨いもの食べたい(当初は二郎のつもりだったがそれはやめてもっとヘルシーなものを食べに行く予定)
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(´ω`)「…ひゃー、こ~れは凄い!作者さんはよくこんがらがらないなぁ、もしマンガや映像化するならキャラの横に元キャラ?の顔も出しといてほしい… でもこれどうなるんだろう?!ってかんじで入院中も退屈を忘れられました!」まだ未完結よん
よっぽどのアホでなければ日中の授乳は規則的・計画的にやるので、外出時に緊急で授乳させなければならない、という事態になることはほぼあり得ない。
半日とか外出するなら外で1~2回の授乳をしなければならなくなるため、どこでするか≒どこの授乳室を使うか、無ければケープなり何なり持っていくか、というのはよっぽどのアホでなければ事前にリサーチするし、リサーチするからにはそれなりにちゃんとした授乳室を普通は選ぶ。
逆説的に言えば、例えば身内が緊急入院して病院行かなきゃいけないとか、そういうマジな緊急事態で事前のリサーチする暇もなく外出し、そして赤ちゃんが腹減らしてギャン泣きしてる、というような状況でならああいう段ボール授乳室でもマジで無いよりはマシというか使えるだけありがたい。
ただし親に事前のリサーチを強いているという側面もあり、そういう労力を赤ちゃん育ててる親から省いてあげる、という意味でどこにでも授乳室がある方が望ましい社会だよね、と言われれば、まあそうかなと思う。
(;-Д-) 四泊五日で三万八千円、他に着替えなんかの入院セットパックや、院内自販機で毎食ごとに買ってた飲料水もあるから、四万六千円くらいになるんか?
テレビはカード買わんかったけどWi-Fiはあったからネットいけるし持参のイヤフォンで動画は視れた
初日の昼過ぎが手術だったので朝と昼メシは無しで夕食から、最終日は朝メシのみ、あとはオヤツ無しの一日三食(一度も同じメニューは無かった!おかわりはできない)
風呂なしがいちばんツラかったかも、院内と廊下までは涼しいんだが病室が暖かいめにしてあるので暑かった、シャワーはあったけど割り当て日が週に二回だけで予約が通らないと入れない、三日目の日中に入れたけど更年期障害のホットフラッシュのバイオリズムがアタって入浴後にも汗だくなってた…仕方なく売店で身体拭きウェットティッシュのデカいやつを買ってワキやら膝裏やら耳裏首筋やらチンやら拭きまくってしのいでた
…まぁ最短日で退院できてよかった、けど二週間後に尿路に入れたチューブ抜く手筈が始まるからまだオワってないんだなコレが
マンドクセ
(;-Д-) …暑い。更年期障害のホットフラッシュが出てくる程度には身体が通常に戻った?院内生活も三日目だが、二晩もシャワーと洗髪なしは気になってしまう、ワキ臭いし… けど二日目に着替えたとき、一日目に着替えさせられた手術着と血塗れパンツからは汗の臭いしなかった!高機能性生地と超強力脱臭滅菌薬だったのに違いないッ
なお二日目から着てる入院レンタルパックのパジャマは普通にワキ臭
※今朝も様子見にきてくださった執刀医に、排尿の最後に切るときだけ血が出るというと、「お腹にチューブ入っとるからねぇ」とのこと、どないしたらええねんな(o´・ω・`o)
あ、そういう人は外資に行くんだよ。
小中学校は変わってるけど、勉強ができる人ってのを扱う方法を知らないなとは思う。多分、元増田はそういう時代に悲しい思いをしたのかなと思った。
ある程度進学して、教員が「〇〇大学〇人」みたいなことを意識するところまで来ると、そういう子たちを金の卵を生む鵞鳥だと思って保護する人たちが出てくるんだけどね。
一定レベル以上の大学はそれなりにそういうやつらがいるし、共感もそっち系だから、変わってても浮くことなく楽しく過ごせるんじゃないかな。そのまま入院しても楽しく過ごせるだろう。
学位を取って企業に入ると、打って変わって普通を求められる。JTCだとね。
外資だといろんな国の人がいて当たり前なので基本的にローコンテキストカルチャー。
むしろ、オーバーコミュニケーションが求められるので、顔色が読めないでも全然困らない。
私の所属していた法人課税部門の話ではあるが、直接関わったわけではない。どちらかというと、もっと上の方の、課税全体の企画や調整・取りまとめを行う部署の話になる。
当時も、国税庁が掲げるところの「内国税の適正かつ公平な賦課及び徴収の実現」をめざして、日々勉強の毎日だった。世の中は変わり続けている。税の勉強に終わりはない。当時の仕事を平たくいうと、税制改正の内容を関係者・関係部局にわかりやすく伝えて質問相談苦情に答える、といったところか。管理職が近づいた当時は、そんな仕事をしていた。
40代が近づいても、税の世界は深かった。税理士資格は若い時分に取得したが、それでもマニアックな税分野とか、諸外国の税制度になると不案内だった。
そんな折、とある会議の最中だった。ある人が、たしか個人課税の徴収部門の責任者だったか、ビットコインの話を始めた。納税の方法がわからない人や、脱税の疑いがある人が増えており、(内閣府まで通じて)国レベルの対応を考えているという。
ビットコインのことは何となく知っていた。どんな形であれ、収益を得たのであれば納税するのが当たり前である。だが、事情があってできない者や、あえてそうしない者もいる。私の思い違いは、後者が思いのほか多かったということだ。
国の関係機関は、ビットコインほか暗号資産に関する文書を多数発行している。国税庁もそのひとつだ。それは6,7年前だったか、取り掛かったのはさらにその数年前になるが――上の会議の後で、主に若手職員が中心となって暗号資産の税務上の取扱いに関する文書(納税ガイドライン)を起草した。国税庁のページに今でも載っている。
ガイドラインを作るにあたり、各部署からは若手数人(YoungなAdultを含む。40代でもOK!!)が抜擢された。うち1人は私の同僚だった。あの頃、仕事帰りに個室の飲み屋で話をしたのを憶えている。彼は、ビットコイン(暗号資産)に対して恨みの感情をいだいていた。
・ただでさえ忙しいのに。ガイドラインの下準備だけでも難しい
・国際反社の資金源を絶とうと思えば、暗号資産を違法化してもよいのでは
・でも、それでは他国との足並みが揃わない。国力にとってデメリットがある
・暗号資産がどの国でも一般的な存在になれば、俺達のこの仕事は報われるかもしれん
・上司は評価をくれると言っていたが、貸し借りにすらなっていない感がある
・実は、「優秀な若手を」と言いつつ、優先順位の低い職員を駆り出しているのでは?
・こんなことが続くようなら、転職を考えた方がいいかもしれない
このような愚痴をもらしていた。この人は、高卒枠で国税庁に採用され、若い頃は地方税務署を転々とした。その後、実力を評価されて国税庁の現場寄りの部門で働くようになった。叩き上げというやつだ。普通に幹部候補である。このあたりの考え方は、省庁によって違う。※後述。
私だって彼のように、当時は「よくわからないもの」「社会に必要性がないもの」「反社の資金源」とされるものを扱う仕事に抜擢されたとしたら、どんな気持ちになっていただろう。憂鬱になっていたかもしれないし、反対にワクワクしていたかもしれない。おそらくはその中間だ。
ところで、件のガイドラインは相当に練られている。人件費で換算するなら、軽く数千万はかかっている。本来の部署でさえ仕事に忙殺されているのに、彼らはよく作ったものだと感心した。
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《後述の内容》
中央省庁は大卒しか採らない印象があるかもしれないが、高卒採用は私が知る限り全省庁で実施している。省庁によって雰囲気は異なるが。私が若い頃だと、毎年何十人も採用しているところもあれば、実質的に高卒者を採用していないところも当然あった。覚えている限りでは、次のような印象だった。
(総務省)
たくさん採用する。男女比は同じくらいか。データの取りまとめや解釈など、政策の基本になる数字を拾う仕事が多い。実力が認められると政策立案も担当できる。地方自治体への幹部待遇での出向も。
(国土交通省)
たくさん採用する。男性が多い。本庁に採用されても、ダム管理関係など現場作業をするポジションになる可能性があるからだろうか。工事用の図面作成なんかも当然あるだろう。
(財務省)
ほどほどの数を採用する。高卒枠だと、ほぼ女の子しか採用してなかった。もちろん顔採用だ。たまに業務で寄ることがあったが、当時の先輩が「俺も財務省の子と合コンしたい……」と呟いていた。当然ながら、銀行の一般職みたいに、大卒採用の男性とくっつけるためにやっている。
(国税庁)
高卒採用はしているが、数はとても少ない。公務員試験には受かっても、税務大学校での勉強についていけずに辞めていく子が多いのが理由だ。代わりに、会計といった専門学校卒の子を多く採用している。
(厚生労働省)
たくさん採用する。男女比は半々だ。労働環境が厳しいこともあるのだろう、私が知っている子は、ガタイがいい人ばかりだった。総じて言えることだが、高校3年生の時点で中央省庁の面接官の眼鏡にかなうわけだから、指折りの人材だ。特に「役職持ちの高卒者を見たら刮目せよ」のイメージは正解だ。
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かくいう私も、当時はこの仕事を続けるべきか迷っていた。実際、数年後には転職することになるのだが、正直やりがいを感じられなかった。
実際、あの彼の言うとおりだったと思う。あのガイドラインは、いわゆる『火消し』の仕事に近い。すぐにバブルが弾けてなくなると思われたビットコインが生き残ったことで、脱税者(善悪を問わない)が多く存在することが予想された。事前の対策を打とうにも、そんな余剰人材は配置されていない。
実際、暗号資産関係の脱税者がいたとして、まともに取り締まることができていなかったのではないか? 現金で数千万円を国内口座に出金、みたいな愚か者はすぐに摘発されただろうが、もう少し小さい金額とか、取引所にずっと利益を預けていたとか、そういう人は対応ができていないはずだ。他部門の私ですらわかるほど、それくらい国税庁はマンパワーが足りていない。
加えて、思い出②で説明したストリートレベルの行政職員の観点もある。海外の取引所や、すでに潰れた取引所で売買をしていた場合、納税者も行政庁も課税情報の証明ができない。そういう面倒かつ費用対効果の低い案件――それでいて該当者が数千人に上るであろう案件は、あえて手をつけないこともある。
さて、こうした想定外の事態が起こった場合、上で説明したように臨時のタスクフォースが編成される。今回の火消しチームだと、指揮を取る者が選り抜きであったのは言うまでもないが、ほかのメンバーを見る限りだと、各課がイマイチなメンバーを人柱にしていた感がある。正直、エースは残して温存させているように見て取れた。
そんな理不尽でも耐えられるほどに組織が魅力的で、職員にとってやりがいのある仕事内容や職場環境を用意できればいいのだが――こういうわけで、近年の若手官僚大量離職問題が起こっている。
ちょっと路線変更をする。思えば、このあたりの時期は私も病んでいた。過重労働で心が沈んでいた。
一応マイホームは買っていた。ただ、数年前から妻が病気で入院していて、子どもふたりは実家にしばらく預けてあった。つまり単身だった。
かつては、いろいろと堪え切れずにデリバリーヘルスを呼んでいた時期もあるが、穴があったら入りたい気分だ。煉獄さん……。
その日々では、深夜に誰もいないマイホームに帰宅して、独身時代が懐かしいと思いながらテレビを点けていた。ある時だったか、今時風のアニメが流れた。
♪ わんわんわん猫が好き 夢中で何も見えない
ほぼ終電+徒歩の関係で、自宅に帰る時間は固定だった。ダイニングの食卓の上に、コンビニのおにぎりと綾鷹を置いてから、大匙1杯の味覇を小鍋に入れて沸騰させ、菜箸で溶き卵を回し入れていた。最後にテーブルコショーを振りかける。ネギは買い忘れることが多かった。
食事の支度ができて、テレビを点けると上のアニメがやっていた。女の子が出てくるやつ。
サブカルチャーについては、若い頃に少し嗜んだだけの私でもわかった――これは三級品のアニメだ。放送枠を埋めるためにひとまず作られたような、1話につき実質4分間だけの5分もの作品。それが正体だった。
かわいそうに。作者はどんな想いだったろう。悔しいと思わなかっただろうか。残念ながら、番組製作者にとって優先順位が低いアニメだったのだ。※当時はそう思っていたが、今は違う。
内容だが、女の子同士が仲良くするようなものだった。はっきりいって中味はない。ただ単に、女子高生が仲良くしているか、仲良くしようとアプローチしているだけの。そういうやつだった。だが、観ている最中に何も考えなくていい。それがいいと思って、つい毎回見てしまっていた。
別に興味はない。なんとなく見ているだけだ。深夜帯だから、それ以外に選択がなかった。前後の時間帯にほかのアニメが放送されることもあったが、観ることはなかった。この齢になると、特に30分枠のアニメは見るのがしんどい。子どもと一緒に土日朝のアニメを観るのであれば、まだなんとかなるのだが。
愚痴が長くなった。この章は仕舞いにする。これ以外にもパワハラ職員とか、やる気のない職員とか、省庁間のいがみ合いとか嫌がらせとか、議員と行政との癒着・密着とか、嫌なことはいくつもあったが、本題ではない。
そういうのが知りたい人は、元キャリア官僚が書いた書籍やブログを探して読んでみるといい。意外とみんな、けっこうぶっちゃけている。生々しい。
その人達に比べれば、当記事の内容というのは、やはりベジタブルに違いない。冷静に考えて、野菜よりも肉の方がハイパワーだろう。そういうことだ。
「官僚から政治家になりたい」という想いを抱く人は、一応は存在している。そして、そういう人が政治側から求められる場面もある。
30代に入る頃の話だ。具体的にいつ頃だったかは失念したが、自由民主党で地方自治を担っているグループが各官庁にチラシを配っていた。要するところ、「官僚の皆さんの中で政治家になってみたい人、手を挙げて。ハーイ、ハーイ!!」と、ここまで軽いノリではないが、かくして官僚から政治家へ……というルートを希望する人は一定数いる。
そういう説明会に参加したことがある。「興味本位でいい。年齢関係なし」といったことがチラシに書いてあったが、会場に同年代はほぼいなかった。
説明会の流れは月次だった。自民党のそこそこ偉い人が挨拶をして、後は別の人達に交代して政治家への転身ルートの大まかな説明(国政コースと地方自治コース)があって、最後に簡単なグループ討議だった。
なお、これはずっと昔の話だ。今がどういうシステムかはわからない。
私がいた席の隣には、一回り年上の国土交通省(の前身)の技官であるIさんがいた。体格は小柄だったが、その割には大きく見えた。頭の回転が速くて、こっちが話しても0.5秒でレスポンスが飛んでくる。
Iさんとはグループ討議の後で連絡先を交換して、一度だけ飲みに行った。頭の回転だけじゃなく、教養のある話し方だった。人としてのスペックの違いを感じた。
Iさんが上の説明会に参加した動機は、出世や昇進に関係していた。上に行けないのであれば、いっそ政治の世界で活躍してみたい――そんなことを話していた。
Iさんは、東大でも京大でも筑波大でも東工大でもなく、一般的な国立大学だった。偏差値でいうと50ちょっと。私と同じくらいの。その大学名では正直、立身出世の見込みはなかった。よくて審議官、民間でいうと次長~部長ほどか。今はどうかわからないが、当時は学歴が問われる時代だった。国交省でも、上級管理職は東大が基本だった。
Iさんのキャラクターというのは、古い語彙になるが、ザ・自民党といった雰囲気だった。政治的に保守というやつだ。頭の回転が速いというよりは、物事の道理がわかるというか。いざという時には清濁併せ吞むことができる。そんな具合だ。
かくいう私は、政治家ルートは無理だと感じ、その後にあった面接を受けることはなかった。国会議員になるには地盤も看板も鞄も足りないし、かといって地方自治体に出向して市町村の助役(今でいう副市長)になるのはリスクが高すぎる。もし地場に合わなければどうすればいいのか。どの面を下げて霞が関に帰ればいいのか? いや、というか帰れない。片道切符だ。
でも、本当に政治家になりたい人であれば、不安に打ち勝ってしまえるのだろう。当時の私は、転職を考えはじめていたけれども、今と違って転職市場は整備されていなかった。インターネットでの転職活動も始まったばかりだ。リクナビ黎明期になる。
まあ、それらも言い訳に過ぎない。本気で転職したい人だったら、そんな事情は関係なく転職エージェントに架電していることだろう。心の底では、そこまで転職したいとは思ってなかったのだ。
その後も、厳しい日々が続いた。職責はどんどん増えていくけれども、やりがいは減っていった。給料も見合っていない。時給換算だと千数百円ほどか。上でいう40才になる頃には、自分がなんのために働いているのかわからなくなった。行政ロボットのようだった。
ひたすら政策課題に対して向き合い、法律や常識に照らして世間でいうところの正解と思われる回答を見つけ出し、複数の上司に忖度とやらをしながら仕事を回していた。税制を維持していくためのロボットになっていた。
あと数年以内には、おそらく課長補佐から課長級になる。もっと忙しくなるだろう。子どもを2人育てるなど不可能だ。
もやもやした気分で深夜に帰宅した時、やはり、あのアニメ――『犬神さんと猫山さん』が流れていた。たった三ヶ月の付き合いだったが、少しばかりの息抜きになった。コンビニおにぎりとお茶と、味覇のスープを飲みながら、ほとんど何も考えずに観ていた。
女性同士が仲良くすることに主眼を置いていたのはわかる。メインふたりの関係だけでなく、ほかの女性同士の関係性も描いている。
犬神さんは積極タイプだった。猫山さんのことが大好きだ。ほかの女の子とはいざこざがありながらも、最後には仲良しになっていた気がする。
強いていえば、犬神さんの猫山さんに対するアプローチには、セクシャルハラスメントを構成する要素があった。いきなり抱きついたり、薬物を飲み物に混ぜようとしたり、髪型を自分好みにさせようとしたり、猫山さんの反応が気に入らないとキレたり、ハラスメントし放題だった。デートDVに通じるものがある。人権という観点からは、現代社会で許容されるべきものではない。
この日記を書き始めた頃、ニコニコ動画に登録して全話パックを購入した。順番に話数を巡ったところ、第9話にこういうやり取りがあった。以下、犬神さんを「犬」とし、猫山さんを「猫」とする。
犬「あの~、今なんて……?」
犬「バッカなんですか猫山さん!」
猫「そこまでいうの犬神さん!?」
犬「だって、素晴らしいその猫っ毛を矯正するとか、そんなのって、そんなのって、コーヒーからコーヒー抜くようなものですよ!?」
リアルの高校生ならこういう会話をするのかもしれないが、中年の私には厳しい描写だった。若い人向けの作品なのだからと思いつつ、読者が真似をしたら相手が苦しいことになる――と当時は考えていた。こちら以外にも、若い人なりの情動(リビドー)が爆発するようなシーンがあったのを思い出す。
思えば、若い人向けの作品なのだから、少しオーバーなのがちょうどいいのかもしれない。作者が若年だったのもあるだろう。梶原一騎(巨人の星)にしても、雁屋哲(野望の王国)にしても、巻来功士(メタルK)にしても、CLAMP(聖伝)にしても、荒木飛呂彦(バオー来訪者)にしても、板垣恵介(バキシリーズ)にしても、作者が若いと、エログロやスプラッタや、恋愛的確執や社会的価値観との対峙など、青春期ならではのリビドーに溢れている。反対に、作者が齢を取ってくると確執的関係が雪解けするような、そんなシーンを描くようになる。『バキ親子ケンカ編』などが顕著だ。
あの人達が若かりし頃のマンガというのは、基本線として反社会的だ。反社会的といっても、若者にとっての抑圧を打ち破るという意味での反社会性だ。うまく料理できれば、マンガの魅力として存分に活きてくる。あの人達は、若者のそんな感情を搔き立てるのが抜群にうまかった……と、元若者が振り返ってみる。
追記 Iさんはその後、大成した。少しではあるが本人に馴染みのある地域で、市町村の助役として迎え入れられた。その後、国会議員や職員団体や地元からの応援を受けて市長選に立候補し、並み居る解放同盟の勢力を圧倒して市長になった。
あれから調べてはいないが、きっと長い間お勤めになったのだろう。ああいう人がもっと多くなれば、地方はもっと活性化するに違いない。
Part3/3
(;-Д-) いやー、夕べからお腹が緩くて大をしたかったけど一晩ガマンしててさー、今朝の起床時刻に起きてウロウロしていーよトイレも可!って言ってもらえたんだけど
「チンチンに管はいってるのに大だけ出せんのか?!」
…やってみました、デマシタワー
てかトイレ行くまでどこにどうブッ刺さってるのか見てなかったから初めて検分できたけど、入院前にいろいろ予想して履いてきたヨレヨレぱんつ筆頭の中が血塗れでちょいビビ「それでか夕べやら夜中やら時々なんかシミてるような痛みがしてたの」、ほんでイキんだらワイの皮なしウイニーくん色した皮ありくんの管でてるとこから鮮血が垂れてきて「ええんかこれ!」まあ続行して絞り出しましたけどね大のほう(尻やらチンやら拭くトレペの準備と順序が忙しいかった)
…ほんでさっき執刀医と診察医と両先生が様子見に来てくれはって「よさそうですね、じゃあ抜く手配させます」ゆうていただけたのでこれが最終回?