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はてなキーワード: ドナーとは

2020-07-21

追記オタク人格が手術で変わった

追記

コメ色々ありがとう。そういえば手術では大量輸血が必要だったのだがそれで人格が入れ替わったのか…。

よく臓器移植ドナー記憶が、みたいなオカルト話があるけどあながち間違いではない…のか?

推しは本当に急に変わったので加齢ではないとは思う。

変わった人格でも楽しく生きてるよ。

あと、そもそもオタク治療するために手術した訳ではないからね!オタクは治る病気ではありません。



5年前、ある病気入院しそこそこの規模の手術を受けた。産まれて初めての全身麻酔、そこから目覚めて入院生活リハビリをしているうちに色々なもの自分の中で変わっていったので記録しておく。

推しキャラの傾向の変化


まず前提として私はオタクなのだが、推しの傾向が180度変わった。急に。

それこそ小学生くらいから「黒髪・太眉・熱血主人公キャラ」なら無条件に好きになっていたものだったが、術後どうも食指が動かなくなったように思う。代わりに「金髪or銀髪中性的・どっちかというと敵役」に急激にシフトチェンジしていった。コペルニクス的転回ってこういうこと?多分違うな。残念ながら頭の出来は変わらなかったらしい。

Twitterアカウントも変えた。友人からジャンルで何か嫌なことでもあったのか、と心配されたが「手術を受けたら推しキャラが変わったんだよね〜」とは口が裂けても言えないのでなんとなくね、でお茶を濁した。正直に話したところで今度は頭の心配をされかねないので…。

漫画ばかり読んでいたがこれ以降ゲームも出来るようになった。

読書傾向


術後のリハビリは「痛い・グロい・怖い」の三拍子だったが、詳しい内容は気分を悪くする可能性が多分にあるので割愛する。

病気をする前の私は所謂リョナ物が何より好きだったのだが、自分が実際痛い目にあってから全く読めなくなった。

今は多少は平気になったので楽しく購読している。嫌いになったというよりは読んでいて「イテテテテ!!」と当時の痛みを思い出してしまうからだったろう。好みが変わったからといって否定する気は全くなく、一つのフェチに特化した読み物は今でも良いものだと思う。

入院生活の間で実際に死や痛みと闘う患者さんや、それを懸命にケアする医療スタッフの方達を間近でずっと見ていたことも影響を受けたように思う。

それに以前の私はとにかく尖ったサブカル系ばかり読んでいた。流行り物なんてクソだと思っていた。

今では尖ったもの面白く読むが、流行り物も積極的に読んでいる。面白いか流行るんだよね…。

嗜好が変化したというか、受け入れる世界が広がった。

これは病気と一緒に中二病が治ったということになるのだろうか?

服装・その他生活


元気な頃はとにかく体系は細ければ細いほど美しいことに取り憑かれていた。ロリータファッションに傾倒し、毎月結構金額が飛んでいった。軽自動車くらいなら一括で買えるくらいだっただろうが、可愛いものに囲まれ生活は本当に幸せだった。

今にしてみるとまるで他人のことのように思えるのだ。今通う店、GU。そんぐらい。バッグや靴はちょっといい物を買って、あとは周りに浮かない程度にトレンドを追い、ファストファッションを季節ごとに使い回す。

ロリータや裏原系は見るのは未だに大好きだがもう二度と袖を通すことはないだろう。これは加齢や太ったこともあるのかな。「ロリータはまず精神から!」という風潮があるが、精神がガラッと変わってしまったのが一番大きいかもしれない。

ロリータを着始めた切っ掛けにはまず私が熱狂的なバンギャルだったという事もある。

ヴィジュアル系は今でも聴く。これもやはり読書傾向と同じで、以前好きだったものも変わらず好きだが世界が広がりジャニーズ坂道系やEXILE系も好んで聴くようになった。アイドルソングガチガチのその道のプロが創ってプロモーションしている訳で、いい曲なのは当たり前なのである

アニメグッズなんかもそれ程買わなくなった。代わりに画集フィギュア一期一会なので買ってしまうが。

もし、5年前にタイムスリップが出来て、当時の私に「私は未来貴女なんだよ」と告げたら、泡を吹いて倒れるだろう。精神的に脆い人だったので、世を儚んで命を絶ってしまうかもしれない。

からタイムマシンが出来ても私はきっと使わないだろう。当時の私は、本当に幸せで、毎日楽しく過ごしていた。

今の私も、本当に幸せに楽しく気楽に生きている。GUの服を着て、流行りのギャグ漫画を読んで、たまにヴィジュアル系を聞きながら。

書きながら気になったのだが、もしかして知らないうちに臨死体験というものでもしたのだろうか?

とりあえず上記を50倍ほどに希釈した内容を長年の友人に話したら帰って着た言葉が、

麻酔で寝てる間に脳みそいじられたんじゃねえの?」

その発想は、なかったな…

2020-06-23

父が血液ガンになった。まだ42歳なのに。

信じられない。

父はここひと月ほど微熱や倦怠感、食欲不振なんかに悩まされていて、その受診が切っ掛けでこの事がわかった。ちょっと早めの夏バテかな〜とか考えてた自分がアホみたいだ。

骨髄移植必要で、ドナー適合者が見つからなければ、余命は半年だそうだ。この辺りはちょっとよくわかんない、呆然としてて聞き流しちゃったし、怖くて聞き返せなかった。適合率が最も高いのは兄弟間(約25%)で、父には兄と姉がいるため、まだマシ…みたい……………

わけわかんねえ。だってお父さんまだ42だよ?働き盛りの男盛りでまだバリバリ夫婦生活もあるんだぜ?(前間違えて営んでるところに直撃しちゃった)

最悪余命半年って、来年の私の成人式に間に合わないのかもって思い至ったら凄く怖くなった。一緒にお酒を飲むことも出来なくなるのかもしれないし、ウェディングドレスはおろか、晴れ姿を見せることも叶わないのかもしれない。(私は見せたい派の人間)

急すぎてわけがからない。わかりたくもない。私が何したってこの状況は変わらない。辛い。 お父さんを見ていると涙が勝手に出てくる。頑張って本人には分からないようにしているつもりだけど、多分バレてる。私も怖いけど、お父さんの方がずっと怖いだろうに、本当に申し訳ない。

お父さん、死なないでくれ~~~!!!!!頼む~~!!!

2020-06-17

anond:20200616202547

ガチバカはなんでも噛んで含めるように説明しないといけないからなんかおらワクワクしてきたぞ。  

  

まず記事のどこにも『精子ドナーDNA』とは言ってない。ドナーDNA発見されたのは『精液』。  

"But perhaps most surprisingly, four years after the procedure, samples of Long’s semen show only his donor’s DNA."

  

それもそのはずで骨髄のレシピアント(Long)はパイプカット済みだからドナーDNAもなにも、そもそも精液に精子が含まれない。

"...[Long]’s surprising semen is likely due to the fact that Long had a vasectomy after his second child was born."

「これを行うと精嚢に精子が貯蔵されなくなり精嚢腺と前立腺から分泌される精液中に精子存在しなくなる。」

ウィキディア不妊手術#男性』:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E5%A6%8A%E6%89%8B%E8%A1%93#%E7%94%B7%E6%80%A7

  

「三人の骨髄移植専門家に聞いたけど、みんなレシピアントがドナーDNAを持つ『精子』をつくることはありえないと言った。」

"Three bone marrow transplant experts consulted by the NYT all agreed that it would be impossible for the procedure to result in a recipient producing sperm containing their donor’s DNA."

  

「骨髄は血液に富み、あらゆる血球系細胞赤血球白血球リンパ球、血小板のもとになる巨核球など)に分化できる造血幹細胞存在する。」

ウィキディア『骨髄』: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AA%A8%E9%AB%84

骨髄を移植するのは健康な血球をつくることが必要からで、これらの血球は当然骨髄ドナーDNAを持つ。この血球のいずれかが『精液に』混入したと考えるのが妥当

  

レシピアントの精液には誰の精子も含まれないし、ドナー由来の血球は誰も妊娠させることはできないので、ドナーDNAを持つ子供は生まれない。

自分理解できないソース持ってきてもあんまり意味いからな。これは英語でも日本語でも一緒。  

2020-06-16

anond:20200616200424

バカじゃないもん。

抜粋したところも、おそらくパイプカットしたことによる・・・とは書いてあるけどドナーのSpermが精製されてることは変わりないもん

anond:20200616180809

もっと面白いことを教えてやろう。

増田が骨髄移植を受ける。そうすると増田金玉製造する精子ドナーDNAになる。つまり増田が子作りすると生まれてくる子供ドナー遺伝子を持った子供だ。

2020-06-12

anond:20200612111034

実際の精子ドナーって夫の精子異常で不妊夫婦が利用するケースが多いし

その場合ステータスではなく「夫の容姿に近い人」を選ぶ人が多いと聞くが

人種も夫と同じになるだろうが、別に人種差別じゃなくて精子提供だとバレたくないって事だろ)

レアなケースを一般化しすぎじゃね?

anond:20200612110320

精子ドナートラブルって定期的に問題になるよね

弱い立場の人の気持ち理解できているはずのシングルマザーレズカップルも、精子人種ステータスで選り好みをしてしま

エリート精子だと思って提供を受けたら実は遺伝性精神疾患があり、何人もの子供たち(生物学上の異母兄弟)に遺伝して訴訟に発展したケースもある

2020-03-11

anond:20200311123115

あ、あと献血は月2で行ってるし

骨髄ドナー登録もしてる

自分から誇るようなことじゃないけど

空想による決めつけで説教こかれたら事実事実として言わせてもらうよ

そういうあなたは世のため人のために何かしてんの?

2020-01-26

YOYOYOYO~~~

バラク・オバマ

堕落 おまん

アナル ドナー

枯らす 小山

わかる オワタ

で韻踏めるじゃんかYO~~~~~

2020-01-23

臓器移植ドナー意思表示オプトアウト方式にすれば良い

天才の発想!と思ってググったらすでにやってる国があった

世界素人想像より進化してる

日本死生観宗教観と臓器提供ってそれほどコンフリクトしないと思うんで

オプトアウトにして2,30年放置しておけば、死後に臓器を取り出すのは適切な医療行為として当然という空気になる、かも

2019-12-24

[] ルドル

赤鼻のトナカイ名前

その他のトナカイにも名前があり、ルドルフを先頭に、ダッシャーとダンサープランサーとビクセンコメットキューピッドドナーブリッツェンと並ぶ。

原曲歌詞では名前が明記されているが、日本語訳ではこの箇所を省略されたものが広く普及している。

なお、ルドルフ以外のトナカイ名前は、『サンタクロースがきた』という詩が元ネタらしい。

2019-11-07

anond:20191107145301

科学的には血流が途絶えて脳が壊れればそこで意識は無くなる筈で、死後の世界云々は気にする必要無いと思われるがな。

試しようがないのでなんとも言えんし、臓器移植を受けた人が当人が知り得ない筈のドナー記憶を持つ話とかあるので脳だけで片付けていいのかは分からんが。

2019-09-09

anond:20190909071110

かに映画泥棒萌え腐女子なんてのもいるけど

サイレントヒル三角様はデザイナー男性サイレントヒルファン男性からも人気のキャラクター

同作には女の異形頭・バブルヘッドナースも登場する ちなみに薄い本も出ている

異形頭キャラには首から下が男性のものもいれば女性のものもいて

異形頭ファンには男性女性もいる

どちらかに偏っているイメージはなく異形頭と男女問題が結びつかないので増田の主張にいまいちピンと来ない

異形頭は顔(表情)が欠けているからこその美、想像余地高まる萌え燃え)、不気味さを楽しんでるという認識から

女が男の下半身労働力だけ求めてるからまれジャンルのように思われているのならちょっと心外だな

2019-07-19

https://anond.hatelabo.jp/20190719044907

死刑制度廃止本質死刑執行人の精神負担が大きいからやめようって話であって、「人に人の命を奪う権利はない」とかそんな倫理的な話ではないぞ。

自分の知り合いの刑務官もそれでうつ病になったわ。

個人的には角膜とか臓器とか取れるところ全部とって、ドナーとして最後有効活用するのが良いと思うね。

2019-07-12

白血病ドナーは何故ボランティアなの?

おかしいよ

善意ボランティアに頼るなんて

ドナーリスクも大きいんでしょ!

薬を貰うのにだって病院で見てもらうのだって治療費を払ってる

ドナーだって移植提供だって提供者にお金を払うべきだ

薬に払うのに何故臓器や骨髄を提供してくれる人に払えないの?

補助人工心臓は有料じゃん

何でそれが人の臓器になるとボランティアとなるのかなー???

2019-07-11

〇〇ちゃん救う会ドナー募集すればいい

金払って有名人だけ救って貧乏一般人を生贄にしてるたげの奴らが善人を名乗るの本当に吐き気がするんだがなあ。

しろ、何故それで「良いことをした」と思えるのか。

メディア関係者に知り合いがいるだけの人間が、ただそれだけの理由一般人の代わりに自分の子供の命を救えと喚き散らしてるだけなんだぞ?

パニック映画成金が「ミーは他のクズよりも格上ザンス上級国民シェルターを譲ってちょ?今なら100万円あげるザンスよ?なんなら200万円でシルププレ?」と警備員賄賂渡してる光景を見たら、誰もがソイツを軽蔑するだろうし、〇〇ちゃん募金に金払っている層こそがまっさきに映画館で舌打ちしそうなものなのに。

まさか、やってることの意味理解してないのかな?

2019-07-07

https://kaigyou-turezure.hatenablog.jp/entry/2019/07/03/193556

和田移植、という単語は聞いたことがありますか?1968年札幌医科大学和田先生日本で初めて心臓移植を行ったのです。これに日本中が賛否両論まきおこりました。マスコミは騒ぎ立てるし、無関係大阪漢方医裁判をおこしちゃうし、もうめちゃくちゃでした。

その後の移植1999年まで31年間も待たなくてはいけませんでした。最初移植のあと、次々と移植が進めば世界的にもかなり早い段階になったはず。

しかイントロでボロクソに叩かれたため後続はでてこず、移植医療は完全に停滞して周回遅れになってしまったのです。

これよう知らんかったから手始めにwikipediaを見たら、記事が「要出典」だらけの(つまり対立側や検証勢のチェックがある)状態

これらの記述に「要出典」が付かないって相当やばい事案に見えるんだけど医者界隈では騒ぎ立てた側が不当って認識なん?

2019-07-06

ある呟きを読んで、骨髄バンクドナー適合通知を断わろうと思った話

内容をまとめるならクソ長文の一言で終わる話。

https://togetter.com/li/1373336

その呟きは患者さんの視点で、登録者は増えた、でも受ける気がない偽善者登録しないで欲しいというものだった。

これを私が目にしたのは、正に適合通知を受け取って、悩みながら書類を書いている最中だ。

この方の一連の呟きを何度も読んだ。気持ちは私にわかものではないけれど、少しは推し量ることは出来る。

抱えている事情も、ご家族があることもTLを見てわかった。

その上で私はやっぱり今回のことを断ろうと、書類を書くのをやめて、今現在横で放置されている。

断るだけなら電話で出来るからだ。

何故私がそう思うに至ったのか、自分の為に整理したくてこれを書いている。

私は適合通知を受け取ってから、ともかく情報を調べていた。

何故なら事情があり、私が書類を受け取った時点で回答期限が直近だったからだ。

ネットの海を調べると、うんざりする情報で溢れていた。

ともかく第三者不可思議意見が多すぎる。

ドナーとして髄液の提供は素晴らしいことである自己犠牲自分の為になる、するべきという宗教的なべき論。

私は別に崇高なことがしたい訳じゃない。そう思うのは自由だけれど他人に強いるのはやめて欲しい。もししたとしても、そんな目で見ないで欲しい。

あとは偽善者だの自分が良い格好をしたいだけだという、一体誰の為に、何の為になのかわからない言葉達。

善と偽善を一体誰が決めるんだろう。

善悪なんていつだって変わる。時代でも場所でも立場でも。

けれど実際に提供した人のエントリー体験談骨髄バンクのものではなく、生の声が聞きたかった)、実際の患者さんの呟きやブログを見て、リスクを具体的に検討しながらもやる方向で決めかけていた。

休みの目処はなんとか立つ、その後のスケジュール大分変更されるだろう。

カレンダーを眺め、腰の痛みで運動は一ヶ月は出来ないだろうから遊べなくなるが、仕事は出来る。それでも仕方無い。

リストにあった病院のうち近隣なら平日に通えるだろう。

調べる中で、途中で断ることが迷惑になると知り、昼間親に話して同意を先に得た。

この段階では決心を確実にする為に、情報を得ていた。

私的動機は、全然違う病気だけれど病気で薬の手放せない友人がいるからだった。

遠いどこかで彼みたいな人が健康になるなら良いかな。

リスクは確かにあっても、暫く通院したり、入院時に仕事を休まなくてはいけなくてもそれでもと思っていた。

同時に元々あまり身体が強くない私は、そもそも是の返事をしたところで選ばれるかはわからない。

受け取った書類上で条件を確認する限り、健康面は恐らくギリだ。

ちなみに骨髄バンクの冊子で確認する限り、後遺症確率結構ある。0.58%はSSRより全然当たると思うソシャゲである

因果関係が明らかではないが比較重篤な中長期健康異常は2%以上である。これらはドナー承諾しなければガチャらなくて良いリスクだ。


また冊子を読む限りでは、もし重篤状態になって働けなくなっても生活保障はない。

当たり前だが、それでも今普通に働いている人にとって躊躇うには充分な内容だ。

しかも別ページの後遺傷害保険適用ゼロである。(因果関係証明されないか保険の支払いは出来ないということで、当然だろうが辛い)

関連在りそうな短期重篤障害は0.28%。肝機能異常が30日はそれ短期か?と思うし、頭痛4%、骨痛16%、倦怠感5%などはどれか当たるだろという気持ちにもなる。





これらを読みつつ過去医療情報を調べ(古い病歴なんて調べないと出て来ない)、書類を記入してる中、一連の呟きを目にした。

まりにもリアルタイムの話だったかホームまで行って何度も読んだ。

そして溢れる感情が良くわからなくて、一度書類を書く手を止めた。


時間後の今分析してみると、私はミーハー気分の偽善という言葉がすごく引っかかったのだと思う。

事情があって断る人を責める権利はありません。

でも「ミーハー気分の偽善で、本当の善意の方を大多数に埋もれさせないでほしい」とも言う。


患者さんが真実切羽詰まって、感情的になるのは人間から仕方無い。

しかし同様にドナーだって人間なのだ。残念なことに。

少なくとも私は、ミーハー気分の偽善と本当の善意勝手に決められたくはない。

私がドナーになろうとしたのは別に善意じゃない。そんな立派なものではなかった。

ただ検討してみて、出来そうで、そうしたいと自分が思ったから。怖くもあるしリスクもあっても、自分がしたいと思ったからする。それだけのことだった。


第三者がワァワァと安全から騒ぐ時にうんざりする程見た、偽善者という言葉で私は萎えたのだ。

したいからするだったのが、別にしたくないからいいやになってしまった。ちゃん善意があったり崇高な人なら、こんな気持ちにはならない。



決断時間を要したり途中で断ることも、結果としてミーハー気分の偽善扱いになるなら、ドナー登録なんて出来ない。

気軽に登録しただけの人が、実際その立場になってから必死真剣検討することだってきっとある

もちろん、絶対にごめんだって人もいるだろう。そいいう人を弾くシステム必要だと思う。


しかしだ。

そもそもこの、唐突書類のみで初期確認というのがクソシステムなのだ

せめて電話メール書類送るから検討して返事くれと言って欲しい。


私に書類が送られたのは、偶然海外にいるタイミングだった。

帰国後に受け取った時点で回答期限ギリだ。

もちろん待たせることは良くないわかっていたから、その時点から必死に調べ回った。

からこそ「生きる邪魔を、未来を望む邪魔をしないでください」の言葉が刺さったんだと思う。

たまたま海外に行っていたことが邪魔になるなら、もういいやと思った。

断る時に、ドナー登録のものも解除するつもりでいる。私は邪魔をしない。代わりに干渉もしない。

いつ来るかわからないドナー適合通知の為に、いつでも書類を受け取れるように生きるのは私には無理だ。

そしてそれを、断った、返事が遅いという結果だけで"偽善"と決められるのだろうか。

承諾したことで”善意”だと決めつけられるのもうんざりするが、そんな捻くれてる人間は、きっとそんなに多くない。




言いたいのは、これはシステム問題だってことだ。

患者からみて、断られるのがキツいしやめて欲しいのはその通りだ。

健康な方の3週間と、命をかけて待つ人間の3週間は大きく違います」というのは真実だ。あまりにも重さが違う。

からといって、健康な人の3週間が蔑ろにされて良いわけじゃない。

レアケースだからといって、急性C型肝炎になった例を無視して即断出来るわけじゃない。

私のように海外にいる人だっているだろう。外せない重要プロジェクトの途中の人だっている。近親者に何かあったところかもしれない。

断る場合簡単に断れるシステムがあって欲しいし、書面を送る前にせめて連絡が欲しい。

一週間以内の返答は、出張が多いなど家を空けがちな人は無茶が過ぎる。


せめて今断りたい人はwebから意思表示できるようにして欲しい。

断る電話が平日の9時から17時受付って、17時に帰れる人がどれだけいるのか。チャンスは昼休みだけである

ちなみに土日は断る事が出来ないので、彼女が言うところの患者にとって貴重な二日間を浪費させることになる。罪悪感がすごい。

webか少なくとも24時間なんらかの方法ステータス表示をできれば、無理な場合直ぐに次をあたることが出来る。検討中なら検討ステータス表示にも出来る。

家族の説得に私は時間がかからなかったが、ここで時間のかかる人だっているだろう。


ミーハーで殺されたくありません。」

この言葉はきっと真実だ。彼女感情からすれば、彼女を殺すのは無辜の"偽善"ドナーであり、病気ではない。

私は彼女を殺したくないし、誰も殺したくない。

そして10年以上来なかった適合通知がたまたま海外にいる時に来るなんて想像できなかったし、しなくて良いことだ。

それが殺意になるなら、私は登録しておくことが出来ないと思った。



から見れば彼女を殺すのは不完全なシステムだし、救うのもまた、この不完全な骨髄移植システムだ。

その齟齬はいかんともしがたい。あまりに私は無神経で、彼女感情とは隔たりがある。

当事者である彼女自分の苦しみと比べて、あまりにちっぽけで簡単リスクであるドナー鑑みるのは酷な話だ。聖人じゃないんだから



話は飛ぶか、本当に提供意思がある人は善意。する気がないのに登録してるのが偽善

レスや論争に沢山あったこの括りは危険すぎないだろうか。

他人本心なんて、誰もわからない。自分気持ちだって、人は正確に把握してない。

その気が本当にあるのかどうか、何をもって判断するのか。脳波?それだって思い込みがあれば欺けてしまう。

ある人は提供のつもりがあると思い込んで、毎回出来ない理由を探しているかもしれない。

する気はないけど登録だけしてみた人が、たまたまどうしても人助けがしてみたい気持ちの時かもしれない。

情けは人の為ならず的な、人を救うことで救われたい感情タイミング存在する)


善か偽善かの二択を第三者に決められることが、私にはぞっとすることなのだ。

この二つに仕分けられることが、もう嫌だ。

ドナー登録をこんな二択にしてはいけない。

別になんとなく登録して、なんとなく提供したって良い筈なのに。



あの呟きは、社会を動かす切っ掛けになるのかもしれない。

頭の良い人達が、もっと効率的システムを考えてくれるかもしれない。

出来れば、そうであって欲しい。

まとまらない内容だけど、リアルタイムでこんな思考だった話。





投稿を迷っている間に変化があったので追記

これを書いて少し寝て起きて感情の整理が出来たので、今、書類の記入に戻っている。土日でオーバーして間に合わないならもうそれはそれで良い。

しかしやっぱり、善意だの偽善だの、自分の行動が良いだの悪いだのを、他人から決められたくはないままだ。

書き終わった後に投函するかはわからない。けど書き終わらなければ投函は出来ない。

辞退の電話が出来るのは月曜日の9時からなのだ



先ほど更に呟きがあったので追記

論点のズレがなんとなくわかったかもしれない。

提供できないのであれば早めの返事or登録の解除・保留をお願いしたいのです。

現行システムだとこれが出来ない人も多いのに、返答が遅れるのは提供するドナー側の問題と捉えている。違うんだ。そうしたくても出来ない人がいる。

これを望むなら最低限電話24時間対応にして欲しい。自動応答でプッシュボタン式でも断るだけなら出来る。


意思がないのであれば、引いて道を開く優しさを持ってください。

返答が遅れたら優しさがないと判断されるのはプレッシャーだし、様々な事情があるのに遅れたら優しく無いと判断されるの、ドナー登録デメリットが大きすぎる。

本当に意思がない人と、事情があって判断が遅れる人を、第三者区別出来ない。

また返答を急がせるとしたら、どうしたって断る率が高くなってしまう。だから「どっちでも決めたらすぐ連絡して」という方が良いんじゃないだろうか。

彼女はそう言いたかったのかもしれないが、私は一連の表現をそう受け止められなかった。

もっといえば、時間をかけて検討するのは優しさじゃない、さっさと断るのが優しさだと感じる人もいるんじゃないだろうか。



私は深刻な事情がなく最初から優しさはないが、返答まで時間のかかった人は優しさを持ってない(と受け止められる言い方)は違和感がある。

なによりも ”判断すること自体他人患者からまれたり、優しく無いと後ろ指をさされるリスクがある" のを示すのは躊躇う人を増やさないだろうか。

提供すれば自己満足偽善者(本当にこういう人がいる)、登録したら提供すべき(本当にこういう人がいる)、断ればその気のない偽善者、返答が遅ければ優しくないってドナー登録障壁が高すぎる。

ドナー登録の解除を訴える=総数が減る=適合者が減るのだ。

かに適合者に断られることは減るかもしれない。ただ適合機会が減る。それのどちらが手術に至る確率が高いのか、私はわからない。

患者彼女だけではないから、何度断られ続けてもともかく適合機会が欲しい人もいるだろう。貴重な一意見ではあるが、彼女感覚けが全てではない。

無責任に「人生のいつでも提供できないならドナー登録解除すべき!」みたいな意見を大量に見てうんざりたから、これらを見るのも登録者数と手術数の相関データを漁るのも放棄してしまった。

論争するより、書類を埋める方が良い。

ちなみに、ドナー負担が断りの原因であるならばなぜ登録するのか?というのは、大多数の人は具体的なリスクを把握せずに登録しているからだろう。

登録時に70ページを越える資料を読み込み、各種データを把握し、リスク事例を納得するまで調べ、金銭負担や休業補償病院が遠い場合のことを考え、家族同意をとりつけてから登録する人は、恐らくだ殆どいない。

具体的なリスクを把握した人でも、タイミングが合えば提供したいと思っている程度で登録する人も多いだろうと思う。




追記が終わらないので、ここで終わり。

まとまりのない長文を最後まで読んでくれた人、ありがとうございました。

願わくば、今追い詰められてる患者さんに直接酷い言葉を投げないで欲しいし(本当にいた)、感情論でなくデータとして手術数を増やす方向になって欲しい。

追記追記

書類記入後、電話留守電もあるとの記載発見。全部の場所に書いておいてくれ。

こちらをはじめにお読みください」の冊子には電話番号だけで時間すら書いてないぞ。

臓器移植における3重チェックは必要か?臓器移植とコーディネーター

発端はhttps://www.yomiuri.co.jp/national/20190622-OYT1T50157/  

日本の臓器あっせんはJOTが行っている。

t*JOTの臓器あっせんにおける手続き。  

社団は、2014年11月2015年3月あっせん誤りを起こしており、新体制を再発防止と信頼回復に努めてまいりましたが、その一環として取り組んでいた移植希望選択に関する新システムの導入に当たって新たな誤りが発生いたしました。

んで対策がここhttps://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000179378.pdf  

  

調べて見る限りこの手順からE-VS系とJNOS系の作業が分けられているようだ。  

  

  1. Excel 選定リストレシピエント選定グループ専任職員の手作業による順位付けリスト作成。現行において、当該選定リストを主と位置付けてあっせん優先順位付け作業実施している。
  2. E-VAS 選定リスト:現行レシピエント選定システム機能を利用した順位付けリスト作成。当該選定リストは副と位置付けて、Excel 選定リストとみ合わせて確認している。
  3. JNOS 選定リスト:旧レシピエント選定システム機能活用した順位付けリスト作成。当該選定リストは副と位置付けて、Excel 選定リストと読み合わせて確認している。

  

E-VASとJNOSというシステムはどこが作成したのか? 

特に拡張性がなく欠陥品にしか思えない旧JNOSというシステムをどこが作ったのか知りたかった。

これが調べてみてもよくわからない。

  現在この合計3つのリスト職員で手分けして読み合わせを行い、順位差異が生じていないか確認作業を行った上で、候補者への意思確認を行っている 

  

運用として、臓器移植のような生命にかかわる業務ミスは許されないのはわかる。  

ここは信仰問題なので、命にかかわることにかかる労力はいくらかかっても構わないという意見理解できる。

だが、どの程度手間をかけるかというとそれもまた、命にかかわることなのだ。

    

t*移植コーディネーターの待遇について。

移植コーディネーターのタイムスケジュールこち

https://www.jotnw.or.jp/d-coordinator/index2.html

一見して業務は多岐にわたる。  

社内で翌朝までドナー情報対応というものから、社内での事務作業ドナーファミリーへの訪問まで幅広いスキルが求められる。

ドナーファミリーへの精神ケアというのは、カウンセラーが行うべきではないだろうか?(募集案件ではカウンセラー資格項目は無かった。) 

  

じゃあそんなコーディネーターの待遇はというとこち

社団給与規程による。月給制。学歴経験等を考慮して決定。

例)25歳 一般職 基本給+地域手当(東京) 21万~

  25歳 コーディネーター職 基本給+地域手当(東京) 25万~

これは新規採用で、全体で見れば平均給与32万とのこと。かなりの専門性をもった仕事に見合っているかというと少ないのではないかと思う。   

実際移植コーディネーターの離職率は非常に高いようだ。

  

https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000183334.html

  

相川委員 前回のJOT理事をしていた関係発言を申し上げます。今、井内室長からお話があったようにネットワーク人員不足は非常に深刻で、実は昨年の12月から4月までにかなり多数のコーディネーターが離職しており、離職率が非常に高いのです。これは、もちろん、結婚退職もありますが、かなり多数の方が退職されているということで、何とか離職率を下げないと、実際に臓器提供も増えておりますので、ネットワーク運営ができなくなってしまうというおそれがあります。どうして離職率が多いのかということを、きちんと検証すべきだと私は考えます

これから移植が増えるであろう現場でこのような状況でJOTは円滑な臓器あっせん遂行できるのかというと、怪しい。

  

最期に、現在の待機患者と、施術件数の表を張る。

2019年の状況6月現在

移植希望登録者数 ・・・・ 13,619人

脳死下で提供された方 ・・・・ 42人

心臓停止後に

提供された方 ・・・・ 13人

移植を受けた方 ・・・・ 200人

日本臓器移植現場はかなり厳しい状況であると言わざる負えない。 

ここらへん朝日特集でも組んでくれたらなぁ。

  

 

2019-07-05

考える精巣

精巣を移植すると、ドナー記憶が蘇った…

2019-07-04

臓器移植ドナー管理

ホットエントリ化した記事について、日本米国の違いをもう少しだけ詳しく知りたい人向け。  

筆者は専門家でもなんでもないので意見を挟むことはしません。 

  

ちゃんと読みたい人はここhttp://nrichd.ncchd.go.jp/MONTHREPT/bunken/enosawa2_14(2)07.pdf  

  

米国の臓器調達ネットワークを<OPO>というNPO法人が支えている。

全米にOPOは58団体存在する。 

  

流れとしては、ドナーが発生するとその病院に対しOPOが一時金として250万円を支払う。  

OPOはドナーから移植、加工部位を得ると最大1500万円をメディケアから得ることができる。  

この差益でOPOは運営されている。  

  

つのOPOを例にすると、ミッドウェスト移植ネット(OPO)の場合、年間160のドナーから12.8億円から16億円の差益が得られる。これは専従職員90名という規模とつり合った数字である。とされている。

  

日本場合

  

ちゃんと読みたい方はこちhttp://www.asas.or.jp/jst/pdf/factbook/factbook2015.pdf

  

日本の臓器ネットワーク管理公益財団法人JOT(日本臓器移植ネットワーク)によって行われている。 

上記財団ドナーコーディネーター数は21名であり、これを50名に増やさなければならない、(最もこれでも足りない)という記述がある。

  

  

そして手続き面での話。  

2017年に発生した臓器移植あっせん誤りの件から

  

事件内容はここhttps://www.sankei.com/life/news/170127/lif1701270043-n1.html

これをうけた2017年9月27日 第47回厚生科学審議会疾病対策部会臓器移植委員会議事録があった。

  

ちゃんと読みたい方はここhttps://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000183334.html

  

システムで各臓器ごとにあっせんされるべき人が順位として上から出てくるということで、これが新しいシステムで間違ったということもありましたので、現在は3本の、いわゆる3つのやり方で違いがないかということを確認してやっているというものです。

1つ目は、手作業Excel上で対象となる登録者抽出順位付けのリストを作る、もう1つは、改修を行い間違わなくなったという前提の新しいレシピエント選定システムを使う、もう1つは、新システムが去年の10月から動き始めたということですが、旧システムでもこの順位付けを行い、この3つのリスト職員が手分けして確認しているという現状です。腎臓レシピエント選択基準及び肝臓レシピエント選択基準改正については、現在、反映されていない現状です。

小笠原委員 あと、2ページに、新システム11月末に完了してということで、今度は「主」として新システムをやると書かれています。ということは、現在やっている手の作業と旧システムは、ここではもう使わないという意図ですか。

井内移植医療対策推進室長 現在、我々が聞いているのは、手作業は残して、旧システムは止めるという形で、3本立てから2本立てにしたいということがメインの提案だと考えております。ただ、我々として、システム作業班でやっていただきたいのは、実際に3本立てから2本立てにしてリスクがないのかということで、考え方、やり方が、システム専門家から見て常識から逸脱していないのかどうかということを、検証していただきたい、そういう中身についてシステム作業班で検証していただきたいという趣旨です。

小笠原委員 分かりました。

磯部委員長 ほかにいかがでしょうか。私からお伺いします。システムのことはよく分かりましたが、JOTはもとから移植件数が増えてきて人手不足ということを伺っております。今回、新しいシステムを作られて、また、人員をそちらに割かれるということで、その辺りは十分に対応できるのでしょうか。

井内移植医療対策推進室長 今回、特化した部門を作ったということで、あっせん誤りを防ぐという意味では、我々は非常に効果的だと考えております。ただ、実際にコーディネーターのやり繰りは非常に苦しいと聞いております。ですので、臓器移植ネットワークも含めて、コーディネーターの人員体制の強化については、我々も協力しながら取り組んでまいりたいと考えております

相川委員 前回のJOT理事をしていた関係発言を申し上げます。今、井内室長からお話があったようにネットワーク人員不足は非常に深刻で、実は昨年の12月から4月までにかなり多数のコーディネーターが離職しており、離職率が非常に高いのです。これは、もちろん、結婚退職もありますが、かなり多数の方が退職されているということで、何とか離職率を下げないと、実際に臓器提供も増えておりますので、ネットワーク運営ができなくなってしまうというおそれがあります。どうして離職率が多いのかということを、きちんと検証すべきだと私は考えます

  

専門家ではない私がどこに問題がある、というような言い方はできない。  

ただ、なんというか不気味の谷のような、超えられない大きな障害があるように思えてしまう。

デポジット病院ポンポンする

デポジット以外に関係者に謝礼金()が運千万かかるのが渡航費やその他名目でうん千万の内訳

優先順位は適合度や治療度などによる必要程度、待機時間等で決まる。お金では基本変わらない

例外ドナーもしくは遺族が提供先を指定出来る。この場合上記優先順位無視出来る

大々的にドナー募集して優先順位の低い患者が順番をすっ飛ばし移植を受けた例も有り

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