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はてなキーワード: 造血幹細胞とは

2020-06-17

anond:20200616202547

ガチバカはなんでも噛んで含めるように説明しないといけないからなんかおらワクワクしてきたぞ。  

  

まず記事のどこにも『精子ドナーDNA』とは言ってない。ドナーDNA発見されたのは『精液』。  

"But perhaps most surprisingly, four years after the procedure, samples of Long’s semen show only his donor’s DNA."

  

それもそのはずで骨髄のレシピアント(Long)はパイプカット済みだからドナーDNAもなにも、そもそも精液に精子が含まれない。

"...[Long]’s surprising semen is likely due to the fact that Long had a vasectomy after his second child was born."

「これを行うと精嚢に精子が貯蔵されなくなり精嚢腺と前立腺から分泌される精液中に精子存在しなくなる。」

ウィキディア不妊手術#男性』:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E5%A6%8A%E6%89%8B%E8%A1%93#%E7%94%B7%E6%80%A7

  

「三人の骨髄移植専門家に聞いたけど、みんなレシピアントがドナーDNAを持つ『精子』をつくることはありえないと言った。」

"Three bone marrow transplant experts consulted by the NYT all agreed that it would be impossible for the procedure to result in a recipient producing sperm containing their donor’s DNA."

  

「骨髄は血液に富み、あらゆる血球系細胞赤血球白血球リンパ球、血小板のもとになる巨核球など)に分化できる造血幹細胞存在する。」

ウィキディア『骨髄』: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AA%A8%E9%AB%84

骨髄を移植するのは健康な血球をつくることが必要からで、これらの血球は当然骨髄ドナーDNAを持つ。この血球のいずれかが『精液に』混入したと考えるのが妥当

  

レシピアントの精液には誰の精子も含まれないし、ドナー由来の血球は誰も妊娠させることはできないので、ドナーDNAを持つ子供は生まれない。

自分理解できないソース持ってきてもあんまり意味いからな。これは英語でも日本語でも一緒。  

2019-10-20

献血をしてくれた人たちへの感謝

30歳になった

29歳になって一ヶ月程たった時に、ジム帰りに肌が赤くなっている事に気がついた

家に帰ると、それは消えていた

特に気にせず翌朝を迎えると、また肌が赤くなっていた

シャワーを浴びると消えていた

そこから2週間後、突然気分が悪くなり病院に行ったところ白血病と診断された

ついこの間、白血病告白した釣りYouTuberと同じ型の急性前骨髄球性白血病だった

そこからは連日の輸血だった

これまでの人生献血を一度もしたことがなかった

理由自分には関係ないという意識だった、集めた血液がどう使われているのかも見えづらい

なので、今回は白血病の闘病中にどのくらいの輸血をしたかを書いておく

まず血と白血病関係だが、

血は骨の中にある造血幹細胞によって作られる

ここが狂い未熟な細胞を生み出してしまうのが骨髄性の白血病である

狂う原因ははっきりとしていないが、確率的な問題で運が悪い人が引くということだ

断じて疲労などでは無い、原発でも無い、ちなみに住んでいる場所東日本大震災に全く気がつかなかった場所

運動は好きで週2でサッカーフットサルをしていた

ちなみに魚は嫌いだ

骨髄が狂うと、未熟な細胞が血管中に溢れ出る

溢れ出た細胞は正常な白血球赤血球血小板などを押しのけてさらに増えていく

そうすると血は使い物にならず人は死んでしま

これが簡単メカニズムである

私のかかった白血病ではどうなるかというと、上記により血小板が0に近くなる、普通の人は17万とかだ

血管の穴を塞ぐ成分が無いのである、つまり出血し放題である

この性質のせいで25年ほど前までは最も最初死ぬ確率が多い白血病であった

今でも20%が診断から2週間以内に脳出血で命を落としている、また診断されず突然死を合わせると30%は死ぬと言われている

しかし、これさえ乗り越えれば、現在では最も完治する白血病となった

ビタミンAの濃縮薬が特効薬として効くことが中国によって発見された為だ

気になる人はATRAで調べると良い

話を戻すとこの出血やすい期間を乗り越えるために、点滴を刺してそこから赤血球血小板血漿を大量にブチ込む必要がある

しかし穴をあければ塞ぐための血小板が無いわけで、そこから血が溢れて止まらない

あっという間に内出血でどす黒くなる、それでも点滴用の針を刺す、刺さなければ死んでしまうから

あの辺りは2日は数時間置きに輸血をしていたと思う

思うと書いたのは意識ほとんど無かったからだ、今考えると馬鹿らしいが意識もうろうとしすぎて夜中に起きて飲み水に毒が入っていると思ってナースコールをしそうになった

またなぜか自分ナルトロック・リーだと思い込んで夜起きたこともあった

そのぐらい状態は悪かった

また、特効薬はあるが、これを使うと一時的に狂った細胞が増殖する現象がある

そうした場合に登場するのが抗がん剤である

これを使うことで一気に血液から悪い細胞を押し流す、ただ同時に白血球赤血球血小板も壊してしま

まりBOMである

血液を作る造血幹細胞まで全てを巻き込んで一度リセットをする

血を作る細胞が再び動き出すまでに2週間はかかる

その期間は何に頼るか、当たり前だが連日の輸血である

輸血できる血液の成分は赤血球血小板血漿である

赤血球酸素を運ぶため

血小板血漿は血を止血をするための成分である

白血球は輸血できない、白血球病原体と戦う細胞である、これが無いとウンコをしてケツを切るだけで敗血症死ぬウンコするのも命がけである

白血球の代わりに熱が出た際は連日の抗生剤で乗り切る

やかんやで特効薬と輸血を繰り返すと、一ヶ月ほどで寛解、つまり白血病細胞が消えてほぼ正常な血液に戻る

ただし、ここで退院してしまうとかすかに残っている白血病細胞が再び盛り返してくる可能性がある

このため、一ヶ月間の入院を三回繰り返して、抗がん剤リセットをしてあげるという治療をする

当たり前だが、ここでも輸血は必要である

無いと、死ぬ

なぜ連日献血のお願いをしている人がいるかというと、一人でもこれだけの量を使うのだ生鮮食品なみに日持ちしない、毎日3パックは使う

たこれだけ輸血を繰り返すと他人の血小板に対して抗体を持つようになるのである

そうなるとどうなるか、他人の血小板を体内に入れてもそれを敵だと思って免疫細胞が壊してしまうのである

いい迷惑だが対処方法はある、HLAという数百人〜数万人に1人合う人の血小板を貰うのだ

血液占いとかそんなレベルではない、相性バッチリの人がマジで必要である

どうやらHALが合う人には電話が行き、そこで日時を決めて採血したものを持ってくるようである

本当にありがたい、その人が誰だか知らないが自分時間を使ってまで血を分けてくれているわけである

それまで患者は壊されると分かっているが、血小板を輸血して、壊される前に次のを輸血するというので命を繋いでいる

献血に行って欲しい、私は輸血を受けたので行うことができない

代わりに日本赤十字寄付はする、お金しか応援できないが患者は血が大量に必要

本当に必要

2017-11-12

骨髄移植の話

骨髄移植話題になっている。

ボランティア骨髄バンク経由で骨髄を提供したドナーさん

https://anond.hatelabo.jp/20171110125209

過去に別のドナーさんから提供された骨髄を移植したレシピエントさん

https://anond.hatelabo.jp/20171110205203

どちらも普通に生活をしていると全く知り得ない出来事で、マンガドラマの中によくある「ドナーさえ見つかれば万事解決」的な描かれ方とは程遠い、圧倒的で重くて細かい現実が良くわかる。

いい機会なのでここで骨髄移植について書いておこうと思う。

まず移植というと腎臓移植とかを思い浮かべるだろうし、コメントにもちらほら手術とあるから誤解を受けやすいのだが、骨髄移植に限っては、手術はしない。

ドナーが見つかったら移植日を設定し、そこに合わせて致死量を超える抗がん剤放射線移植処置)により、レシピエントの免疫を完全にゼロに持ち込む。これは一旦Goとなったら止めることはできない。

そしていよいよその日、day0に移植となる。移植自体はむしろ輸血に近い。血管から提供された幹細胞を輸注するのだ。そして生着を待つ。

ここで幹細胞が入れられないと当然レシピエントは死ぬ移植が受けられなければ、移植処置とは単なる殺人行為からだ。ドナー提供前に危険を伴う行為制限される理由はこのことに他ならない。

ただし、やはりドナーにおける負担は現状、相当重い。自身健康を損なう危険がある上、仕事を休んで検査をし、入院して痛みを伴う処置に耐えなければならない。

また、レシピエント側の問題として、ドナーの上記の準備を待つ時間がない、ということもある。その間、少なくともがん細胞コントロールし続けなくてはならないのだ。

そういう意味骨髄バンク経由の移植というのは最もハードルが高い。

そこで、骨髄のマッチングに関して様々な対策がとられている。

まず知名度もあり、利用も多いのが臍帯血バンクだ。出産ときに廃棄される臍帯血を保管し、移植使用するものだ。骨髄バンクとは違い、もともと捨てるものを保管管理するだけなのでドナー側の負担はほぼゼロだ。(出産前に提供意思表示をするくらい。)

問題点としたら、得られる造血幹細胞が限られており、レシピエントの体格が良いと足りない場合がある、再発した場合効果が期待できるドナーリンパ球輸注が使えない、臍帯血を採取できる施設が限られており、なおかつ出産はいつ何時始まるかわからないため、週末や年末年始など、採取できないケースが結構ある、などだろう。

次にハプロ移植だ。

骨髄移植白血球の型(HLA)が全て合うことが望ましいが、これが一致するのが非血縁者間(骨髄バンク)だと一万分の一以下である

この合致率を下げて、血縁者をドナーとしようではないか、というのがハプロ移植である血縁だけあって、兄弟なら50%の確率で、親子ならほぼだいたいドナーになることが可能である。縁もゆかりもない他人のためにドナーになるのは負担が大きいが、兄弟子どもであればどうだろう。しかも、抗がん剤放射線で叩ききれない残存がん細胞に対する抗腫瘍効果も高いと言われている。

こう書くとまるで夢の治療だが、実際行われているのは日本でも数施設である。なぜか。移植をするということは、他人免疫細胞を招き入れ、定着させるということである。そして、免疫細胞役割とは、自己でないもの攻撃することである

移植された免疫細胞にとって、レシピエントの身体は非自己しかないため、当然攻撃対象となる。これが移植片対宿主病(GVHD)だ。

プロ移植GVHD重症化しやすい。

消化管に出れば1日何リットル単位での下痢になるし、吐き気が出ることもある。皮膚がぼろぼろになったり、肝臓がやられる場合もある。

そして、何より問題なのが、GVHD有効な薬剤があまり市販されていないことだ。免疫反応がその実態であるので、免疫抑制剤が主力になる。当然、移植から全身性の免疫抑制剤は綿密な血中濃度コントロールを行いながら投与されるのだが、強力な免疫抑制感染と表裏一体だ。局所GVHD 制圧のためにはその場所にさえ薬が届けば十分なのだが、なかなかそういう薬はないのだ。

ではどうするか。

作るのだ、病院で。

この、2017年日本において、薬剤師が、カプセルに、手動で粉薬を、つめている!

また、健康な人の腸内細菌移植する、と言えば聞こえは良いがその実態ちょっとここでは書けないような、そんな治療医師が自ら犠牲犠牲?)になって行われていたりもする。

骨髄移植、それもハプロ移植となれば最先端医療であるしかし、最先端であるが故、市場規模が小さすぎ、まだまだ製薬会社を始めとする企業が手を出しにくい状況であり、医療スタッフ手弁当で補わなければならない部分も多々あることは記しておきたい。

レシピエントの方が書いていた、骨髄移植が生きるか死ぬかぐるぐるポン!というのは確かにその通りであるが、移植後の生存率とQ O Lを少しでも上げるために、現場はいろいろ、本当にいろいろ、試行錯誤を重ねている。

ほとんどの人は関係ない話だとは思うが、現場からは以上です。

2015-09-02

工事中

先日会社の受付にエホバの証人伝道者がやってきた。当然お引取り願ったわけである課長から、弊社は全員まとめて学会員なので結構です、と言うようにアドバイスを受けたがそれがなくともお断りしていたのは間違いない。というのもエホバはきっと姉を殺していたかである。姉の病気が発覚したのは去年の1月で、私がそれを知ったのはその1ヵ月後だった。病院へ来て一緒に説明を受けて欲しいと、突然私と両親に連絡があり、遠路はるばる出向いた先は信濃町である担当医師の説明によると姉は急性転化の骨髄性白血病で、早急な移植必要だとのことだった。両親には姉と私しか子供はいない。白血球の型が合う確率についてはABO式の遺伝の表を思い浮かべてもらうと早い。ただしAOAA区別するしABOは実はAAA~ZZZになっている。平たく言えば1/4にかけて血液検査を受けたわけだが、この結果は受けるずっと前から決まっていたわけである。だから私の造血幹細胞を姉に移植できたことについて運がよかったというのは少し違うんだろうと考えている。私はドナーとなるのに倫理的なためらいは無かったし、移植コーディネーターからリスクについて丁寧な説明を受けても、移植意思は揺るがなかった。医師家族患者に寄り添い、患者のために最善を尽くすわけだが、移植コーディネーターは必ずしもそうではない。彼をA氏とする。A氏の私に対する説明は血液検査を受ける前から始まっている、趣旨としてはこうだ。型が一致したからといってドナーには患者移植する義務はないということである

 
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