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はてなキーワード: Cdとは

2024-02-25

推し活で調子に乗ってる奴ら見ると「君は何も偉くないからね」と言いたくなる

消費ばかりのオタ活全般がそうではあるんだが、ここまで醜いのはラーメンオタク鉄道オタクアイドルオタクぐらいのものだと思うわ。

何を生み出すでもなくただただ消費するだけの癖に、一家言あるかのように驕り、自分が優先されるべきだと思い込み、我が事のように騒ぎ立てることを正義であるかのように振る舞う

実に気味が悪いよ。

食ってるだけの癖に偉そうなラーメンオタクや、写真を撮ってるだけなのに他人を押しのける鉄道オタク、それに増してアイドルオタクが醜いのはその感情を生身の人間に向けている所だ。

他者の一挙手一投足に対していちいち感情を揺さぶられてみせる態度というのは、メンヘラ恋人と大差がない。

結局のところ主張したいのは「朕の思い通りに振る舞い給え」でしかない癖に、見かけ上だけは相手を上に置いているのが実に卑怯だ。

自分の思い通りに振る舞って欲しいという欲望をただ向けているだけ、そこに真っ当な対人関係はない。

そもそもアイドルというものが売っているのはそういった関係だということが、水商売一種であるということが薄まっているのが実に厄介だ。

金という対価を払って初めて成立する関係を構築していながら、それをさも真っ当に芸術活動を支えているかのように装う業界構造自体が嫌らしい。

ラオタ鉄オタはつまるところはノイジーマイノリティであり、それ故に一部異常者以外はまあまあに大人しい。

だがドルオタ他所の界隈では異常である行為こそがスタンダードとなっているため、茹でガエル式に頭がおかしくなるスピード尋常でなく、結果として肥大化した自意識に飲まれた異常者が大量発生する。

目を覚まして欲しい。

ライブ会場でタイガーサイバー騒いで一本千円のUOを両手に三本ずつ挟んで振り回した所で、お前は何も立派な存在になっていないということを。

ステージ上のアイドルが輝いていればそれでいいと主張しおきながらその実、「こんなに必死推し活してる自分カッケエ」というちんけな承認欲求に溺れている自分に気づいて欲しい。

君は何も偉くない。

凄いのはプロデューサーアイドルだ。

君は何も偉くない。

ぶっている自覚さえないのだろう。

から、何かが発表されるたび、すぐに喚き散らして反対を叫ぶのだ。

CD破壊した画像インターネットアップロードしたり、怪文書SNS投稿してみせるのだ。

人間として対等の関係だと思っていないから、相手選択尊重できないのだ。

君は何も偉くないからね。

2024-02-24

anond:20170716102421

この増田以外にもSNKに関するブログにも触発されて、何年も前のちょっとしたエピソードだけどずっと心に残っている話を書いてみた。

彼女と知り合ったのは今から(※)年以上前、私が学生だった頃だ。当時、私は毎週のように近所の繁華街クラブバーで飲み歩いていた。いくつかあるなじみの店で私は彼女出会った。お互い常連だったのでそのうち顔見知りになって会話も交わすようになった。特に連絡先を交換していた訳ではないし、ニックネームで呼び合ってたか本名も分からない上に、今となってはニックネームも忘れてしまってすごく残念。でも今でも顔はハッキリ覚えている。

そして、顔よりもハッキリ覚えている彼女とのエピソードがある。ある日とあるクラブにてイベントがあったので遊びに行った。大音量音楽が流れている中で酒を飲んでいたんだけど、ふとステージに目を向けるとそれが生歌であると分かって驚いた。てっきりCD(当時はCD音楽媒体の主流だった)を流しているのかと思ったぐらいとてもクオリティーの高い歌声だった。そしてそれを歌っていたのがその彼女だと分かりさらに驚いた。彼女と話すことはあったけど、こんなプロ級の歌が歌えるとはまったく知らなかった。彼女歌声にとても感動した。

彼女の歌を聞いた後、座っている彼女を見つけた。この感動を是非伝えたいと思ったので話しかけた。「歌めっちゃうまいね!こんなすごい歌が歌えるなんて知らなかった!感動した!」と話して言葉をいくつか交わしたと思う。その会話の中で彼女は私にこう話してくれた。「私、歌のトレーニングのために(※)へ行こうと思ってる。歌手になりたいんだ。」と自分の夢を教えてくれた。

彼女とはそれを最後に会っていない気がする。でも(※)へ行ってまで歌手になりたいという大きな夢を語ってくれたこエピソードはずっと忘れることはなかった。その後、私自身の夢について考える時、学生時代を思い出す時、(※)に関するコンテンツを見た時、など何かきっかけがある度に私は彼女の事を思い出し、彼女は(※)へ行けたんだろうか?歌手になれたんだろうか?などと思いを馳せていた。でも私はすでに引っ越していたし、彼女の連絡先も分からないし、その問いの答えを得る術はなく、歌手になれてたら良いなとただ願うだけだった。

そして彼女最後に会ってから十数年後のある日、私は何気なくテレビを見ていた。歌番組だ。曲名歌手名前が紹介され、今から歌が始まろうとしている。私は音楽に疎いので初めて聞く名前だ。そしてイントロが流れ、間もなく歌い始めようというタイミング歌手が映し出された。ここまで書くともうバレてしまうが、そう、テレビの中に映し出されたのはあの彼女だった。顔はハッキリ覚えている。一目で彼女と分かった。とても胸が熱くなった。そしてそれは曲名も分からない私でも聞いたことがあるヒット曲だった。

私の知らない十数年の間、彼女努力を続けていて、そしてあの大きな夢を私が想像した以上に大きく叶えていた。私の心の奥でずっと漂っていた問いは、突然に答えを得た。そして「夢って叶うんだ」と思った。強く感じたというより、十数年という重みをもって私の心の奥深くに届いた。彼女ぐらい歌が上手い人はほとんどいない。でもそれ以上に、彼女ほど私を感動させてくれた歌手は他にはいない。たまたま昔の彼女を知っていたという個人的理由だが、この感動は彼女から勝手にもらった私の人生の宝物だ。

私もそれなりに子供の頃の夢に近い職業に就けた。それでも自分失望したりすることは多い。残念なことに、もう今から大きな夢を語るような歳でも地位でもない。それでもまだ小さな夢を持っていて、それに向かって努力をしている。彼女ほど大きな夢でもないし、彼女ほどの努力でもないとは思うけど、こうやって私がまだ夢に向かって進んでいけるのは、彼女からもらったこの宝物のおかげだと思う。彼女にはとても感謝している。本当にありがとう

勝手にもらって勝手感謝しているので良い迷惑かもしれないが、この感謝増田がどこかへ流れ着いて彼女の目に届いてくれたらうれしいと思う。十数年後に届くかもしれないと実は本気で思ってる。そんな彼女紅白歌合戦にも複数回出演するなど、今も活躍を続けている。そして彼女からもらった宝物も輝きを増している。

※本文中に彼女自身公表していない経歴を含んでいるため、特定を防ぐため伏字とした。もったいぶるようでごめんなさい。

2024-02-23

昭和平成は良かった?

昭和生まれのおじさんだけど今の時代楽しいじゃん派です

 

音楽聴くためにテープCD馬鹿みたいに所持する必要もなく、

本で書棚がパンパン邪魔くさくなる事もなく、

調べものひとつするにも書籍か知ってる人から聞かないとダメって事もなく、

エロをゲットするために深夜コソコソ自販機エロ本を買う必要もなく、

昔みたいに繁華街に輩が溢れてて目があったという理不尽まりない理由で絡まれる事もなく、

残業代?なんでそんなの払わないとダメなの?みたいな労働条件で働かされる事もなく、

パワハラセクハラまみれの上司から家に帰りたくないという理由だけで深夜までつきあわされる事もなく、

たまに旅行行ったら旅館の飯がゲロマズって事もない

そう考えたら、いい時代じゃない?

 

つらい思い出も単に時間過ぎたから楽しかった様に感じるだけで今現在、同じ事起きたらクソだなと感じるのは間違いないもの

過ぎ去った日々を懐かしむのはいいけど「良かった」はさすがに思い出補正強過ぎだと感じるのですよ

今が楽しくないのは単に環境変化についていけてないだけじゃないのかと

だって嫌なこと沢山あったはずだけど今はいい思い出なんでしょう?

だったら今の楽しくない状況だっていずれは思い出になるし、環境変化に適応出来たら楽しめるんじゃないかなと思うのですよ

anond:20240223001226

他者賞賛必要な何者病の子必要なのは基本的精神科医カウンセラーアドバイスか親との和解だと思うけど、

 

最近推してるアーティストが『何者にも〜』+『地を這う感覚が消えない』って言ってるのとか見て、

かにアーティスト場合は、有名になって、とにかく聴いたり・見たりしてもらわないと、何も始まらないので、

何者かになりたいと熱望するのはそりゃそうだなって思いました

 

でも、自分作品を知ってもらうために、本業とは違うことして仮に大成功収めても、果たして幸せなのかな?って思う

ヒカキンなんぞ、もう常人10周分以上のお金稼いでるのに、『僕って何者なんですかね?』とかやってるぞ

理想は、YouTubeでの偉業を褒め称えられつつ、HBB・ボイパの人と認知される(アリアナともコラボしてたよね)

最低限限でも、CD出しているので歌手もやっているYouTuberとして認知して欲しかったんやろなぁ・・・

2024-02-21

anond:20240221154327

YOASOBIは配信ばかりでほとんどレコードCD)を出してないんだから当然ですよね

歴代最強女性アイドル声優を挙げろ

実力がどうとかは置いといて、男子人気があったいわゆる「アイドル声優」ってことで。

グランプリ高山みなみちゃん

次点林原めぐみ

この二人はCD売れまくってたし、もちろん声優としても活躍中で異論は無いな。

優秀賞は椎名へきる岩男潤子ちゃん笠原弘子

アイドル声優としての走りだったような気がする。

ただの好みかもしれない

異論は認める

平野綾茅原実里とかも最強に近かったか

現代は人気声優がいっぱいいすぎて突出してる人はいない

anond:20240221004124

あと、こんなのもあるな

Amazon躍進 → 「いいぞいいぞ、技術について来れずに潰れていく商店街ざまぁwww」

Apple躍進 → 「いいぞいいぞ、CD屋なんて潰れろ、他のガジェットも消えてしまえwww」

ChatGPT・Copilot → 「我々の職業が奪われる!こんな事が許されるのか!?

2024-02-19

最近ミュージシャンって名前覚えてもらえないよね

CDレコード時代歌詞カードインナースリーブ

作詞作曲編曲者名が必ず書かれてたか

おのずと松本隆筒美京平はすごいなあ

みたいな意識が醸成されていった

アルバムなんかだと曲ごとに参加ミュージシャン

書いてあったりもした

ネット配信が主流になってそういうことが無くなった

自発的作家名を調べない限り頭にすりこまれない

Adoとか自分で曲書いてないけど曲は有名でも

誰が書いたかいちいちわからないでしょ

俺はフルーツジッパーのわたかわのヤマモトショウが

あちこちで曲書きまくってることを

最近知ったよ

アニメOPEDCDがいよいよ手に入らない

ヨドバシ通販では殆ど入手不能

アニメイト店頭もごっそり減ってる

amazon政治的理由により見ない(どうせ見ても即ポチしづらく買いづらい)

そもそも発売されないのも多いんだろうけど

カーオーディオに突っ込んどきたいのもあってまだ数年ぐらいCD欲しいんだけど…

2024-02-14

ライブCD音源

往年の名曲を客と合唱してるのは百歩譲って許せたとして、サビの部分が客のカラオケになるの誰が得してるの?

2024-02-12

anond:20240211025850

これってただ単に人であれ作品であれ純粋に好きってだけの気持ちビジネス還元されていってるのが嫌なのかも。今までもグッズやCDで使ったお金作品還元されていってたけどより大規模になってて怖くない?っていう

2024-02-11

anond:20240211230804

一昔前だとCD握手券投票券ドルヲタ以外からドン引きされてたけど、推し活の肯定の人から見ると、こういう商法も今は肯定ちゃうんだろうか

推しキモい

(60) 【完全隔離韓国KPOPスターが、米ビルボードの授賞式で次々に受賞!だが中身を精査してみると実は……  【ずんだもん】【ずんだもん解説】 - YouTube https://www.youtube.com/watch?v=oOUlhhx0sQ0

これが嘘じゃないことは知り合いがK-POP好きだから知っている。

謎の組織があったりがっつりと指示しているわけでもないみたいだがこういうことをしているのは間違いない。だってしてるの見たもの

スポティファイで回転数をあげるために「流しっぱなし」にしてなおかつカウントがつくようになっている(同じ曲をリピートされるとカウントされない)プレイリストがある。これを1日中再生しているとカウントされる。

厳密に言うと不正ではないけど聞いてないからね。プレイリスト再生して音量を下げているから。

CD複数枚買うことも含めて、「その音楽は聞かれない」ことを前提としている。

こういうの音楽に対する冒涜だなあと思える。

「それのなにが悪い」って言われると何も悪くないけど、聞かないための音楽に金とヒマと手間を投入しまくる推し活ってキモいと思うのです。

人間生きてるうちに誰かを推し活しているところある。親は子の推し活してるともいえるかもしれない。

でもなあ、、、、

(なお、KpopだけじゃなくてジャニーズAKB的なのも同様ですよ)

2024-02-10

男性声優はなぜあんなにプロ意識が低いの?

呪術廻戦』五条悟“超人声優中村悠一(43)オンラインゲーム配信で“下ネタ連発”にファンドン引き《「覗くよ」と言って女性アバタースカートの中を…》

https://bunshun.jp/denshiban/articles/b7979

中村悠一下ネタ発言がひどいという記事話題になってるけど、SNSでは擁護意見ばかりで引いてしまった。

声優ならもう少しプロ意識を持つべきではと思うのは私だけ?

ほとんどの女性声優ライブ配信だとしても男性ファンが嫌がるような下ネタ発言をしたりBL発言をしたりせず、可愛いイメージを崩さないように気を配っているし、女性声優同士でも百合営業に勤しんだり、男性ファンが喜ぶファンサービスを心掛けていると思う。一方男性声優はというと、中村悠一のように女性性的な目で見る下ネタを言ったり、関智一のように女性声優にひどいセクハラをしたり、間島淳司ブログでの「BLAVみたいなもの発言寺島拓篤添い寝CDフリートークでの「このCDだけでなく早くそういう相手を見つけてください」発言のように、自分の客に喧嘩を売るようなことを言ったり、プロ意識に欠けている人が多いと思う。

そして、そんな男性声優を甘やかすファンの多さにもうんざりしてる。

男性声優はなぜあんなにプロ意識が低い人が多いんだろう?

2024-02-07

anond:20240207114227

からマジレスするとCDプレーヤーなんてそもそも動きながら聞くようにできてないしイヤフォンで聴いて問題になる事態が想定されてなかった

悪いという感覚が出てきたのはかなり後期の話

anond:20240207031234

アラフィフならWカセットCDラジカセノスタルジー感じないほうがウソだろ

…え、まだ子供部屋で現役?!こりゃまた失礼いたしました~😅

2024-02-05

数年前に購入した光学ドライブ内蔵のBTOパソコン

ドライブが異音を発するようになり、もうDVDCDも使うこともないかBIOS的な何かで無効化できないかと思って調べたが無理だった

買い替えるしかいかと思っていたが、叩いたら音が治まった

2024-02-02

Bang Dream! It's MyGO!!!!!』から数ヶ月でバンド箱推し沼に落ちつつある

バンドリ、正確にはBang Dream!プロジェクトは、ガールズバンドを題材にブシロードが展開するメディアミックスコンテンツだ。

とこのあたりはチャキチャキ行きたいのであとは各自調べてください。

スマホゲーを中核にしつつ、アニメ化とか音楽かいろいろあるわけだが、一番のキモリアルバンドということになると思われる。

文字通りというか何というか、リアルバンドであるキャラクター担当する声優さんたちが楽器練習してバンドを組んでライブをするという、そういう感じだ。

この流れの中で、昨年リアルバンド活動開始とともにテレビアニメシリーズBang Dream! It's MyGO!!!!!』が放映されたのがMyGO!!!!!(以下マイゴ)というバンドである

It's MyGO』については、もう全員見ているであろうから話の大筋は割愛する。平たく言えば「気まずい『けいおん!』」である

ともかく、今にして思えばこのテレビシリーズが始まりだった。バンドリのアニメシリーズ自体は以前にも3シーズンばかり放送されており、目を通してはいた。が、ハマるということはなかった。「ふーん、いいじゃん。」と渋谷凛程度のテンションで受け流していた。

ところが今度の『It's MyGO』は違った。端的に言えば、わかる。これに尽きる。劇中で次から次へと起こるいざこざは、バンド経験者であれば、馴染み深いとまでは言わなくとも身に覚えのあることばかりだ。そもそもバンドマンなんて人格問題を抱えた人間の方が多い。それが群れてひとつ目的に向かおうというのだから、揉めるこじれるは必然と言える。現実には、結束バンド放課後ティータイムのように円満関係バンドのほうが珍しいはずだ。

そして何より、バンドは終わる。99.9%のバンドは、とくに売れることもなく、ライブ成功させる(何を成功とするかは難しいが)こともなく終わる。マイゴだって一度は最悪の形で終わりを迎える。だがそこからだ。大きく話題になった10話のライブ回。「終わったバンド」の先を描くファンタジー。泣いた。泣き散らかした。なんというか、過去の私が救われたような思いがしたのだ。『ラ・ラ・ランド』のクライマックスのようだった。

It's MyGO』の放送終了後である

youtubeのマイゴチャンネル情報をチェックするようになった。新規楽曲MVチャンネル上で公開されていたのがきっかであるアニメ終わったのに新曲出るんだ、と思ったのを憶えている。

そうやって過去楽曲MVまで漁っているうちに、画面端に目が留まった。

話が逸れるようだが、ここでインターネットのコツについて書く。youtubeの関連動画を見るな。というのがそれである。猫動画を見ていたら関連動画ハムスターの共食い動画が現れたことがあった。関連動画を見ていいことなんてひとつもないのである。私が数ヶ月前の自分に何かアドバイスできるなら、youtubeの関連動画を見るな、と必ず言うだろう。

というわけだから、実際には見たわけである

同じバンドプロジェクトの別バンドの、リアルライブ映像だった。RAISE A SUILEN。以下、RAS

音楽的には全く好みでなかった。マイゴがクリーンヒットするくらいだから、私が好きなのは直球のギターロックなのであるアジカンとかイースタンユースとかアンディモリとか、そういうバンドなのである

RAS音楽は、好みと全く違った。が、好みでないがゆえに、俯瞰分析的に見られた。そして思った。演奏力、ヤバい

特にドラム。全員巧いが、特にドラム。叩くマスキング役夏芽氏のドラムは、完全にパワータイプであるビスケット・オリバとか花山薫とか好きな人なら多分好きである。四つ打ちのシンプルリズム我慢ならんとばかりに無限フィルが入ってくる。打点がよほどいいところを抜いているのか、バンドとしては重心低めの音像にも関わらず、ドラムの音が小気味いいほど抜けてくる。かつ重さもある。そして常に笑顔普通あんドラムを叩いていれば虚無顔か仁王顔になってしまうと思うのだが、めちゃくちゃ抜けのいい笑顔で叩いている。怖い。あと髪型がかっこいい。東京リベンジャーズに出てきそうな髪型である。怖い。

しばらくはRASにハマり、ブックオフオンラインアルバムを買った。当然、特典ブルーレイ付の初回盤である

ここで、バンドシリーズCD特殊形態について少し説明しておく必要がある。CDには、たいてい【通常盤】とブルーレイ付の【初回盤】が存在している。なんだ普通じゃんと思われるかもしれないが、特殊なのは、このブルーレイの方が「本体であるという点だ。ブルーレイには、基本的バンドライブ公演が一公演まるごと収録されている。そのブルーレイの分、通常盤と初回盤の間には価格差がある。たとえば、シングル盤だとCDのみの通常盤では1,760円(税込)。これに対してブルーレイ付の初回盤は7,810円(税込)である。これがアルバムになると、付属ブルーレイは二公演ぶん二枚となり、価格通常盤3,520円(税込)に対して初回盤11,000円(税込)となる。この価格差が、ブルーレイが「本体であると書く理由である

MyGOのアルバムを購入した時点では、ブルーレイ本体であるということを見抜けていなかったため、私は通常盤を購入してしまっている。今では、中古盤を漁る際でも、必ず初回盤を狙うようにしている。

それはさておきRASである付属ライブブルーレイ二枚を鑑賞して、参ってしまった。ドラム音源よりライブのほうが三十倍かっこいいではないか

といったところで、脱線脱線を重ねることにはなるが、バンドリとプロメンバー、ということについて少し書く。

バンドリにおいてキャラクターを演じる声優さん演奏するのがリアルバンドであると先に書いた。掘り下げると、このあたりは少し込み入った事情がある。RASについていえば、はじめはバンドプロジェクト専属バックバンドとして組まれものであり、ドラムベースギターというバンドの核を成すパートを受け持つメンバーはもともとスタジオミュージシャンとして活躍されていたようである。いわば演奏プロ演奏うまいのは当たり前と言ったら失礼になるが、むべなるかな、である

このあたりの事情について、もうひとつ、注目すべきことがある。こうした、スタジオミュージシャン出身メンバーも、自身担当パートキャラクターに声をあてるのである。私としては、ここのところをとても面白いと感じている。彼女らは演奏プロであるが、声優としては(はじめの時点では)アマチュアである。翻って、本業声優メンバーについて考えると、彼女らは声優プロであるが、演奏についてはアマチュアである。この交差が面白い声優メンバー演奏技術の向上と、ミュージシャンメンバー演技力の向上。後者についてはスマホゲームアニメシリーズでよく確認することができる。再三触れているRASの夏芽氏などは、もはやキャラクターとしても堂に入ったものである

RASライブ映像にどっぷりと浸かった私は、気付けば他のバンドライブ映像アーカイブを掘って追うようになっていた。

見ていて、面白いことに気づく。バンドリのリアルバンドでは、技術的な要点はリズム体に置かれているということである

一応のシリーズの顔であるPoppin Partyで全体の演奏リードするのはバンドマン上がりのベーシスト西本であるベースをかなり低めに構えた独特のフォームで激しいパフォーマンス披露して客席を強烈に煽る姿は、演じるキャラクターとのギャップに少し笑ってしまう。

Poppin Partyと対になるRoseliaでその役を担うのはドラムの櫻川氏だ。ツーバスを主軸にした手数の多いド派手なスタイルで、バンド全体を牽引する。最初見て「この人もスタジオミュージシャン出身なのかな」と思っていたら普通声優さんだったので、少し引いた。

バンドというものは、リズム体さえしっかりしていればそれなりに聴けるものになる。そういう点を押さえた上で、どのバンドにおいてもリズム体には力を入れるディレクションを行っているのではないだろうか。

という流れで、もっとも後に触れたリアルバンド、Morfonica(以下モニカ)の話をする。

モニカについては、番外編除くアニメシリーズには未登場だったのもあり、ここに至るまで知らずにいたバンドであった。

ライブ映像をまず見ての感想は、なんだかちぐはぐなバンドである

特徴となるバイオリンバイオリンについては恥ずかしながら知識がなく、技術的なことの細部については分からない。ただ、だからこそ、バイオリニストAyasa氏が凄まじく巧い、ということは分かる。いや、モニカライブ映像を見れば、誰もがそう思うはずである。どんな素人でも分かる凄さである。それぐらいに並外れている。パート的にはリードギター役割を担い聴かせる激しい演奏は、間違いなくこのバンドの華であろう。ミラ・ジョボヴィッチか?と言いたくなるようなビジュアルも含め、強烈な引きを持ったスタープレイヤーである

それにドラム。叩くmika氏は夏芽氏とは別ベクトルの超絶ドラマーである。繊細でテクニカルタイプで、刃牙では烈海王が好きだという人などは恐らくピンとくる音なのではないだろうか。mika氏のプレイにあって、ことにスネアにおけるニュアンス付けは卓抜している。スネアロールの中でのアクセント位置付け、クレッシェンドタッチ自在であり、音だけ聴けば口径も材質も違うスネアが四つも五つも並んでいるのかと錯覚するほどであるスタンダードスクエアリズムの中に三連系や五連符のフィルさりげなく滑り込ませるようなプレイも多く、いわゆる「うたう」タイプドラムとして実に聴きどころが多い。

やはりというか、この二名はもともとプロミュージシャンであったようだ。演奏彼女らが引っ張っていく形になるが、ライブ映像の印象は、ギターボーカルベースはそこに必死についていっているというものだった。演奏がよれたり躓いたりするのを見て失礼ながら「本当に演奏しているんだなあ」と改めて感じた、とそんなような演奏である

プロジェクト内の他バンドに比べてやけにこなれていないこのバンドに、なぜだか興味が湧いた。

youtubeバンドチャンネルを掘っていて見つけたのが、モニカ活動初期ドキュメンタリーシリーズ、「Morfonical」であるバンドの結成から練習、はじめてのイベント出演、単独ライブまでを追う。これが順風満帆はいかないスターである。初ライブではライブの開始時にイヤモニにトラブルギター直田氏は自らの音が聴こえない状態一曲目を演奏していたようである。これは目隠しをして絵を描かされるに等しい。演奏に慣れない中、いきなりの大舞台でそれなのだから、恐ろしすぎる。トラウマになってもおかしくない。そんなこともあって、この初ライブメンバーにとって悔いの残るものになったようだ。ことに悔し涙を流すベース西尾氏と、「自分が全体を見る立場なのにメンバー不安に気づいてやれなかった」と語るmika氏が印象に残った。それを経ての猛練習と、続く単独ライブ。そこにはドラマがあった。そうした物語込みで見ながら、モニカに対する印象は変わっていった。当時、ギター直田氏とベース西尾氏は「モニラジ」としてyoutubeラジオ放送しており、これのライブ前後の回、及びにAyasa氏とmika氏のゲスト回にて、ライブにかかる心境を詳しく語っている。

この頃、私はバンドプロジェクトの中心となるスマホゲームガールズバンドパーティ』にも手を出し始めていた。マイゴのストーリーイベントが公開され、アニメシリーズの先の物語が語られ始めたためである。このゲーム内ではモニカストーリーも詳しく語られることになるのだが、これを語り始めるとまた際限なくなってしまうので、詳しくは触れない。ただ感じたのは、モニカストーリーは、バンドリにおける特殊物語構造──キャラクターたちの物語リアルバンド物語の交差──を強く推し進めたものだということであるミュージシャンであるAyasa氏とmika氏のキャラクターを演じるという意味での成長、声優である藤氏、直田氏、西尾氏のミュージシャンとしての成長、これが交差しモニカという存在の強度を増していく──そういう物語である。少なくとも私にはそのように感じられた。

エンターテインメントを止めない!~バンドリ! コロナ禍の軌跡~』という特番youtubeバンドチャンネルにて全編視聴することができる。

特に2021年から22年にかけては、ライブの規模縮小、イベントキャンセルなどかなり活動制限されたようである

最近になって、コロナ禍を経ての直近のライブ映像が幾つかアップされている。その中でモニカの最新のライブも見ることができた。

実によくまとまった演奏であった。声優組のパフォーマンスは見違えて堂々とし、演奏ミスほとんどない。ミュージシャン組のふたりの音もより自由にのびのびと奏でられていた。

そこまでにあった物語を思って、すこし涙した。

CD初回盤付属ライブ映像もそれなりの数を見てしまって、あとは実際に見るしかいかなと思い始めている。

場の雰囲気を思うと、怖くもあるが、なんだか楽しみでもある。

2024-02-01

本日趣味プログラミング

第3回 さくらインターネットスタンダードプラン環境にnpmをインストールする

第2回頓挫したので、その原因を取り除くためにnpmとやらをインストールする。

全然プログラミングじゃない。

参考文献を元に進める。

まず新しいバージョンOpenSSLコンパイルするらしい。あと新しいバージョンを使うにはPython必要らしい。

もうゲンナリしてきた。今のバージョン確認する。

openssl version
OpenSSL 1.1.1k-freebsd  24 Aug 2021

python --version
Python 3.8.12

いきなりnpm(⇔Node.js?)のコンパイルが行けそうな気がしたので、とりあえずやってみる。

参考にしたサイトにはOpenSSL云々に関することが書いてあるが、その辺は全部問題ないことを祈って、関連するオプションを全部取っ払う。

curl -sSf https://nodejs.org/dist/v20.11.0/node-v20.11.0.tar.gz -O
tar zxf node-v20.11.0.tar.gz
cd node-v20.11.0
./configure

とすると、

Node.js configure: Found Python 3.8.12...
WARNING: C++ compiler (CXX=g++, 9.4.0) too old, need g++ 10.1.0 or clang++ 8.0.0
WARNING: warnings were emitted in the configure phase
INFO: configure completed successfully

「successfully」なら問題ないよな?

続いてmakeだ。makeってなに?もちろんconfigureもよくわかってない。大規模なプログラムコンパイルするとき必要なヤツというボンヤリとした認識だ。

当然コンパイルがなんなのかもよくわかってない。

nohup make install DESTDIR=/home/*****/local PREFIX=

ここから30分経っても応答が無いので飽きる。

はい、もう無理。飽きた! 次回があるとしたら「npmをインストールする②」である

もっと新しい情報があったようだ。こっち見てやればよかった。

いまだに「ディスクトップパソコン」とか言うやつ

最近ミニPCCDに載るくらいに小さくなってるからあながち間違いとも言い切れなくなってしまった。

ディスクの上に置いて使用する人がいるかもしれない。

2024-01-31

anond:20240131134510

サスケ 青いベンチ 歌詞

この声が枯れるくらいに 君に好きと言えばよかった

会いたくて仕方なかった どこにいても何をしてても

この声が枯れるくらいに 君に好きと言えばよかった


サスケという歌手解散した理由は何ですか?

土屋2009年解散を発表されたと思うのですが、解散の背景を教えてください。

清水:当時ちょうど30歳で、デビューから5年の節目だったのですが、なかなか思うような活動ができなくてCDも出せませんでした。

事務所契約更新タイミングもあったので、一旦解散することにしました。

2024-01-29

HMVヲタショップ化してる

HMVといえばタワレコとかと並んでCDをたくさん売っている、音楽好きに愛された店だったと記憶している

特に90年代若者として過ごした人たちには、ある種、憧れのようなワクワク感もあったのではなかろうか

しかし、もはや音楽ネットで買うのが当たり前、それどころか定額サービス個別に買うことすらあまりない時代になり、CDショップの実店舗最近足を運んだ人はどれくらいいるだろう?

うちは地方都市で、イオンの中にHMVがある

先日久しぶりに行ってみると、売り場の1/4くらいしか真面目なCDDVDはおいていなかった

残り3/4は、いわゆるネットアイドルのような人たちのグッズや一番くじが売られていたのである

えっ、今のHMVってこうなっているの?と結構な衝撃をうけた

売り場には、にじさんじのグッズ、すとぷりのグッズ、ホロライブ一番くじ、などなど

にじさんじグッズが、フェアだったのか知らないけど、めちゃくちゃ面積をしめていた

90年代CDブームは古すぎるにせよ、2010年代なら、これがAKBとかジャニーズだったのかもしれない

会いに行けるアイドルもいまや昔、いまやアイドルリアルは避けられているのだろうか

インターネットは薄暗い世界だったのが、もはやリアルより尊いメインカルチャーになり、Vtuber実存アイドルを超える日もそう遠くないのかもしれない

2024-01-28

「あ!そのタイツ安いタイツ

そう、このタイツは3足698円のタイツ

衣類の主張のないもの下着類は安く手に入れることが最善だと思っていた見栄っ張りオタクの私の粗を突き止められた。だって推し(笑)CD買わなきゃだから

そう言い放った元バイトメンバーモテ女が結婚するそうだ。

私のタイツを安いと見抜きみんなの前で言い放ったこと覚えてるかな?

そこからタイツドンキで買うのやめたこと知ってるかな?

UNIQLOは親指がすぐ破れたからジルシチュアートのやつ買ってること知らないだろうな。

「あ!そのタイツジルシチュアートだ!」

ってならないな。

SNIDELのコートDIORカバンを持ってイキってた私の粗を見つけた女の1回しか着ない結婚式の服。

プチプラだとバレるだろうな。同じ時給で働いていたじゃない私たち別にいいけど。

2024-01-27

劇場版ガンダムSEEDから思う「今のアニメ作画」※ネタバレ無し

劇場版ガンダムSEEDから思う「今のアニメ作画」※ネタバレ無し

ガンダムSEEDは、DESTINY終盤が放送されている時期に友人から勧められてハマった。私は当時小学生人生で初めて買ったCD玉置成実の『Reason』だった。

…こんな書き出しだが、「ガンダムSEEDシリーズは私の世代にとって革新的で思入れが強くて〜」といった話ではなく、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を見て感じた「近年のアニメ作画」に対する率直な思いについてまとめたもので、作品評価は含まない。

できれば拡散されたい。

人の意見が聞きたい。


劇場版SEED情報が解禁されるにつれ、SPOT映像も順々に公開された。

そのうちのひとつ海辺で語らうキララスクのシーンで、キャラクターの動き・表情が機械的で実に不気味だと感じた。特にラクスが顕著だった。人が手で描いたはずなのに、瞬きなどはまるで3Dモデルに見える。例えるならVtuberのモーションに近い。

結論から言うと、劇場版SEEDは全編をとおしてほぼそのような絵でできていた。

昨今のデジタル作画特有の「完璧に均一で色に溶け込むほどの極細な線」が、画面内をなめらかに動き続ける。

メカ類は基本的3Dなので、ピタリと止まることなく常に画面内を揺蕩っていた印象だ。


直行って、絵(?)が動き過ぎだと感じた。

やたらに動くだけでその動作意味を伴わないため、少し酔うほどだった。

これは果たして作品演出として本当に必要な手間なのだろうか?とつい考えてしまった。

ただし「SEEDシリーズ作画」に関しては、テレビシリーズの頃よりオタクからよく指摘を受けていた。

週ごとに絵柄が変わったり、バンクを多用して展開上違和感のある映像になったり…(ムウのヘルメットの話ではない)。

これらを今の技術改善し、あの頃からファンへ自信を持って作品を発表することも、製作陣の課題ひとつだったのだろうと想像している。

ネットに触れていれば「ヌルヌル動く作画」といった表現はよく目にするだろう。昨今の制作サイドにおける流行りの表現方法であり、今の視聴者層に響く華のある映像なのだろう。

ただ、劇場版SEEDはいわば「ニュルニュル動く作画」で、私にその手の専門知識はないが、全ての絵に凄まじいコマ数を詰め込んだ映像なのだろうと思わされた。

おそらく手で描いていない部分もある。きっと今の技術を使えばそれもできてしまうのだろう。

少し大袈裟に言えば、3Dロボットデジタル効果ニュルニュルと動くキャラクター映像流れる中で、たまに手描きっぽく思える絵が混じって目立つ感じだ。

私が幼少期に見たデジモンゾイドのような、手描きの絵の中にゴリゴリ3Dが混ざっていた時代からは見事に逆転したような印象を受ける。


芸術分野のことばに「不気味の谷」というものがある。簡単にいうと「決して3次元ではないが2次元の域は超えつつあるリアル創造物」のことで、例えばAI生成の人物画像に対して抱く感情のことだ。

私がラクス映像に感じたものもきっとコレだろう。

ヌルヌル作画」を超えつつある昨今のアニメ映像薄給と聞くアニメーターにとって本当に必要な手間なのか?手描き丸出しのアニメはもう古いのか?それとももうできないのか?それは技術人員時間、どれが原因か?

これは「アニメ」が次のステップに進む狭間なのか?


以上、劇場版SEEDを見て思ったアニメ作画の話でした。

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