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2018-10-07

キズナアイ燃えてるのネットだけなんだなあと

世田谷区イベント担当者不手際報道してもキズナアイのことはスルー。同じネット発の話題なのに。テレビ番組作ってるリア充は興味ないんだろうな。キモオタ御用達キャラクターがどうなろうと知ったこっちゃない、と。日本技術の粋を集めたキャラがいわれのない批判をされていてフェミ資質が問われてるってのに。

anond:20181007112538

多分増田

フェミ女子アナポルノとは見なしてないだろうからキズナアイポルノ認定女子アナにも敷衍してやればやりこめられるだろう」と踏んだらしいが、

もともとフェミニストは女子アナポルノ認定してきたわけで

容姿の美しさを女子アナVtuberなど露出の多いメディア人を測る基準に入れる事の是非に踏み込まないと駄目

フェミニストは、容姿の美しさを基準に入れると「美しさ『のみ』で判断するから差別」などとして

容姿『のみ』を重視していると排他的限定形にさりげなくすり替え

そしてそのまま「差別認定の決め技コース

ここに彼(女)らのさりげないテクニックがある

言うまでもなく当たり前の話だが、大半の人間にとって、はなから容姿の美しさは能力人格など数多ある基準の内、重要でないことはない基準の一つではあるが、あくま基準の一つの域を出ることはなかったし、これからもない

良い印象を与えるため、表に出る人間必要資質の一つとして容姿の美しさが求められているに過ぎない

容姿の美しさのみならず、発話力も求められるのが女子アナであり加えてSNSでのコミュニケーション能力も求められるのがVtuber

これを「容姿『のみ』で人を測る『差別』」と言う事は出来ない

なぜなら「容姿以外の条件」によっても女子アナVtuber価値は測られているか

容姿による印象の良さは、人柄や話し方による印象の良さと同列のもの。話し方や人柄の良し悪しも見た目の良し悪しと同様能力のものには関係ないが、

職場雰囲気をよくして居心地をよくする恩恵があるので採用基準にはなり得る。これは理解可能ものだろう。

これは容姿の美しさでも同じ恩恵があり、それもまた十分理解可能ものである。よって「差別」ではない

人柄や容姿、話し方による恩恵を人を採用する基準から排除するなら今度は「能力『のみ』で人を測る差別」という別の過ちを犯すことになる。

加えて言うと、桜井翔のようなジャニタレニュース司会者採用された事例を見ても分かる通り、「男性容姿で測られる」事例もあるのであり

女性『だけ』が容姿で測られているか女性差別」という論理も成り立たない

容姿の美しさによる基準を「差別」とするならば、人柄や話し方による基準も「人柄『のみ』で人を測る差別」「話し方『のみ』で人を測る差別」となり得る

もちろんこのような揚げ足取りの上に成り立つ反差別の在り方は社会の受け入れる所とはならないものと思いたい

2018-10-02

anond:20181002033349

なんというか、関心が自分の内側に向き過ぎている文章だと感じた。

合格している人達は何をしているのか、もっと精査すべきだと思う。

それと、落ち込んだ時それだと教師として壁が立ちはだかった際も同じような状態になってしま

自分の事ではなく他人の事を考えられるのが教師に相応しい資質だと考えている

2018-09-30

anond:20180930201357

マックス・ウェーバーは言いました。

政治家必要資質は、正義への情熱社会への責任感、現実への判断力の3つであると。

そして、それらを損なう最大のものが、虚栄心や利益を求める心であると。

つまるところ、「自己利益のために頑張る優秀な奴」は、試験で選別された官僚がするのであって。試験でなく選挙で選ばれる政治家は、少々無能でもいいから、誠実で正義を追う奴がすればいいんだ。

選挙無意味だ、という理由若者無視する政治家を、我々は選挙で落とさないといけない。

(かといって、選挙いかにして勝つかということを正確に把握する判断力がないのは問題で、いま日本野党をやってるのはそういう人たちなのだが)

2018-09-29

anond:20180929133548

漢字の読み間違いはあのブックマークトップコメントに多くの方が賛同しているように、総理大臣としての資質を問うものである

すなわち、自らの責任をもって国際社会発言するにおいて、自らが内容を理解しないまま読んでいることが、あの言い間違いにより明確に露呈したわけである

これは重大な問題であり、その重大性が明らかだからこそ、言い間違いを指摘された側は過剰なる反応を見せてしまっているのだと理解できる。

2018-09-18

ふと思う

日本人はどの業界に行っても、求道者気取りで二言目には能力のないものは淘汰淘汰と言い出す人間が多い

しかし考えてみれば自然淘汰とは「遺伝子の残しやすさ」に優劣がつくことで後の世に残って行くことであり、

一世代パイの奪い合いで勝者となったものが後の世にも影響を与えて行けないのであればそれは淘汰というより共倒れである

個人資質で奪い合ったパイを残して行くための後進育成に力を注げないワンマン求道者こそが淘汰されていくのである

いわんや、自らの厳しさについて来れない若者は淘汰されよと言わんばかりの老害をや、である

他人を淘汰しているつもりで自分が淘汰されてるんだから世話あない

2018-09-16

仕事をしたいと思ったことが一度もない

一度もというと大げさだけど、主観的にはそれほどに、仕事をしたいと思ったことがない

漫画家とか作家になりたい、という気持ちはあった

が、漫画を創りたい、小説を書きたい、ではなく、褒められたい、社会的ステータスが欲しい、有名になりたい、権利収入で楽したい、という動機だった

金銭欲や名誉欲で志望してもいいだろう

資質はなかったから相応の努力必要だったのだが、どちらの欲求もそこまで強くなかった

社会人になっても、生活費と娯楽に必要金銭を得るために、仕方なく仕事をしているんだという気持ちは変わらなかった

仕事を通じて社会貢献とか、この仕事やりがいを感じてますとか言う人もいるし、その気持ち尊い

でも、自分には全く持ち合わせていない感覚

まして、ブラック企業とか、そこまででなくとも残業休出、新忘年会とか、まっぴら御免

なぜ俺様の貴重な人生時間を、そんなことに使わせられなければならんのだ、としか考えられない

などと思って生きてきたが、同年代と比べて低収入結婚どころか恋愛も出来ず友人もおらず、受け取れる年金も少なくなる

あれこれと御託を並べて生きてきたが、仕事をしたくなかった、というより人並みの仕事ができるほどの人間じゃなかったということだった

2018-09-07

anond:20180907194306

>そのあたりはクリエイター側の資質によるだろう。

クリエイター方針を決めてるわけじゃなくて、

運営権限を持つのプロデューサーディレクターなんだが。

妄想ゲーム制作者はチンコシコって心筋梗塞にでもなってろ。

anond:20180907182133

普通に考えて「全肯定する信者」の周りには「全肯定はしない程度のファン」がいるし、そういう奴らが数千人でもいれば商売は成り立つ。

信者肯定されることでコンテンツが先鋭化するのを危惧してるのかもしれんが、そのあたりはクリエイター側の資質によるだろう。

クリエイター側に十分な才能があるなら、危惧すべきはコンテンツの変質よりもモチベーションが枯渇することだから信者による肯定プラスに働く。

何やっても肯定してくれるファンってクリエイターにとってはめちゃくちゃ心強いぞ。

2018-09-02

anond:20180902003243

残り少ない毛髪に依存する奴はあかんよ。

それならいっそ丸刈りにしていたほうが気持ちよい。そういう決断力もリーダー資質に関わってくると思うよ。

2018-09-01

anond:20180830181714

孤独資質があるかどうかだよね

僕はちょうど50歳だけど

ずっと6畳のアパート一人暮らし

彼女が居たのは20年前くらいが最後

趣味はとくになし、サウナに行くくらい

でもこの増田のような悩みを抱いたことない

2018-08-25

anond:20180825083543

そうなんだろうなあという感じ

母親でないと対応できないことが多いのもその通りだろうし

下方だからこそと期待した家事平等以上、男性側の家事負担を大きくし収入が大きい女性側の社会復帰を図る…

という運営方針の当てが外れてしまって、効率の悪さにやきもきするのも そうなんだろうなあと

けどまあ家事育児手伝う男性上方下方限らないし

下方がダメというよりは、増田旦那さんの資質かなとは思う

子供ができた時に双方納得して働き方も変えて、家庭生活を一緒に切りもりしていけたら良かったんだろうに

増田旦那さんはそこがまだちゃんと話し合えて納得できる形に出来ていないのかな

2018-08-13

できないことを個性表現

できることをもって生まれ資質、周囲に分け与えるのは強く生まれた者の責務と言う

それは大変美しい価値観だけれど

強い者は強さを肯定してくれる社会に逃げ出していく

うちの会社は今そういう状況

2018-08-04

anond:20180804192634

警察消防自衛隊あたりしか思い浮かばんが、その他に「これは?」って例があれば言ってくれ。

それらと医者の違いは、(傲慢に聞こえるかもしれないが)医者の方が圧倒的に「なることが難しい」「一人前になるのに時間がかかる」ことだ。

個人レベルで見るとこのことは、それなりの資質を持つものがそれなりの時間人生から投じるわけだから、当然、それなりの見返りが求められる。

人件費の高騰は(労働者保護という面を考えれば)不可避に近いと俺は思う。

また、集団レベルでみれば単純に人材調達自体が難しい。特に田舎では。

これらが、他の業界と比べてBCP運用が難しい理由だと俺は考えている。

男性医師は無敵じゃない。

から、これ以上の負担増は避けたいのよ。

2018-08-03

医者になれなかった(元)女子ぼやき

はじめに

大学(※1)の医学部入試問題について、どうしてもぼやきたくなった。

あくまでも個人意見ではあるが、随分と乱暴意見だとも自覚しているので、その所予めご了承ください。

あと、これは個人の雑感なので、読み易さは期待しないで下さい(※2)。

最後に、二重括弧で脚注付くって言うからせっせとつけたけど何故か脚注付かないので、手打ち脚注を付けました。もしもミスを見付けても、この間抜けについてはどうか(鼻で)笑って許して下さい。

※1:伏せる意味は欠片も無いが、様式美だと思ったので付けた。他意はない

※2:(意訳)クソ長ェ意味の無い文章が続くけど素人感想文だから許して下さい

増田について

ごく普通田舎(※3)生まれ田舎育ち。

基本的には親戚含め概ね一般家庭であるが、父親とイトコと義大叔父とがそれぞれ医者という、何故か不思議な縁がある。(※4)

タイトルの通り、本人の性別は女で、そして医者では無い。既に女子と名乗る年齢は過ぎたので、(元)女子コメント一言

※3:七大都市圏外に生息。県庁所在地ではあるが、当県には新幹線が通っておらず、未だに女子は親元にいて当然、みたいな思考がまかり通る程度の田舎

※4:何故か世代ごとに一人医者がいる。所謂、偶然の産物

ニュース(※5)についての感想第一声)

「まぁ当然じゃない?何で叩かれてるの?」

※5:伏せる意味は欠片も無いが、様式美だと思ったので付けた。他意はない(二回目)

増田医者になれなかった理由

入試を受ける許可が降りなかった』ので『医学部受験が出来ず』に『医者になれなかった』『元女子である

因みに偏差値は何とか足りてた。まぁ何とか、レベルだったのでもしかしたら国試に受からずに医者になれなかった未来もあるかもしれないが、そこは今は割愛する。

入試を受ける許可が降りなかった話

ただの自慢だが、高校二年の頃までは、随分と増田の成績は良かった(※6)。

高校一年までは、まだどうなるか分から模試の結果にも志望校にも何も口を出さなかった親が、二年最初模試の結果を渡した時、初めて話し合いの場、というものを設けられた。

結論から言うと、増田はその話し合いを経て『医学部を受けない』事を確定した、という話である。(※7)

事の次第はこうだ。

その模試の結果が返って来たその週末、『模試の事で話したい事があります』と親子三者面談が行われることとなった。

滅多に家に居ない父親がわざわざ昼から家に帰って来ての三者面談であったので、非常に緊張もしたし、内心『エライコッチャ』と思った。

先の通り、まだその頃(※8)は別段叱られる様な成績を取っていたと思っていないので、何故呼び出しを受けたのか分からない、という混乱もあった。

「こないだの模試の事なんだけど」と、母親が口火を切った。

「この志望校は、どういうつもりで書いたの?」

その時まで、得点偏差値といった所について怒られるものとばかり思っていたから、返答が「へぁっ?」という間抜け極まった返事になった。この面談が何の為に行われているのか、全く理解が追いつかなかったのもある。

娘の間抜けな返答にに、両親は特に叱るでもなく、母は言葉を重ねた。

増田あなた医者になりたいの?」

母の指先が示していたのは、志望校の欄に書かれた、地元医学部の欄であった。

「いや、そういう訳では…」

それまでのほほんと『まぁ今の偏差値ならこの辺りの学部書いとけばいいだろ』と志望校を書いていた増田は、母親言葉で『自分が本当に医者になりたいのか』という事を初めて、真面目に、考える事になった(※9)。

我が家勤務医であったので『実家病院を継ぐ為に、何が何でも医者にならなければならない』という家庭の事情も無ければ、『パパみたいにおいしゃさんになるのー!』みたいな可愛らしい夢も無く、『医者になりたいのか』という問いに悶々と悩んだが、すぐに答えが降って湧いて出る訳も無い。

いつまで経っても(※10)返答をしない増田に、母は再度口を開いた。

「じゃあ先に、私達の意見を、聞きなさい」

うろうろとテーブルの片隅に置かれていたコップの辺りで彷徨っていた視線をふっと上げると、母の強い視線に当てられた。残念ながらスローモーションにならなかったが、それでも随分と怖い顔をしていると思った。

「定年まで勤める覚悟が無いならば、医学部受験は認めません」

それまでずっと黙っていた父親は、やっぱり黙っていたけど、母の言葉追従する様にうんうん、と首を縦に振っていた。

※6:大見得を切った。自慢して歩ける程良くは無かったが、教師や親から叱られる程悪くも無かった

※7:(意訳)クソ長ェ意味の無い文章が続くけど素人感想文だから許して下さい(二回目)

※8:何の反動か知らないが、この話し合いの後一切勉強をしなくなったので、その後当然成績は真っ逆さまに落ちた。高校二年の頃まで、と書いたのはそのせいであ

※9:人生舐め過ぎである

10:とはいえ、今考えても三分も経っていない。カップラーメンは待てても娘の返答は待てないらしい

医者になるには、という話

両親の主張は、主に二点であった。

借金と返済の問題

医学部、それも国立医学部に入る、という事は、日本国民から借金をする(≒投資を受ける)と同義である

これは防大についても同じ事が言えるが、極論、医学部学生というのは『将来的には国益になる』と信じられているから、通常よりも多く『投資を受けている身分である

原資は何か?当然、国民血税である。その投資を受けた以上は、医者になったならば、労働を通して国民へ返さねばならない。

医学部に入って6年、専門を決め、安定した独り立ちをするまで更に数年。

10年近く投資を受けるのだから、同一年数は働かないと、その投資に見合った返済が出来たとは言えない。

最低でも46歳、そこまで働く気がないなら、税金泥棒になるのだと自覚しろ、と締め括られた(※11)。

資質問題

『どこでも眠れる』『すぐに眠れる』『すぐに起きれる』『寝溜めが出来る』の何にもかすっていない増田には向いていない。増田はどれも欠落しているか資質が無い。とばっさり切られた

何を想定しているか?無論、当直時、あるいは緊急時即戦力として対応出来るか否か、という事である

尚、緊急時には『有事』も含むからな、国立大卒なんだから当然、とも言われて、己の命の使い方も本気で考える羽目になった。

11:据わった目で『国益』という単語が出た時に、九州女性の腹の括り具合怖ェ、って思いました(感想文)。尚、両親は特定の党も支持していなければ、右の話も左の話もした事が無かったので、余計ビビりった

試みた細やかなる反論と、切り捨てられた回答

・私よりも成績の悪い医者が生まれるかもしれない(※12

→最低限の国資を通った以上、四十歳半ばで辞める優秀な医者よりも、定年まで働く普通医者の方が国益に勝る

看護師女性が大半だけど回ってる

→総数比を考えろ。数が少ないという事は、医師一人に対しての負担看護師比率分だけ上がると自覚しろ

別に定時で帰れる様な小さな病院に勤めれば良くない?例えばアルバイト医師(※13)とかさぁ

→甘 え ん な 阿 呆 (※14)

12自分がドベの成績で国試に受かるかもしれない、という思考を持たない愚かな小娘の僅かばかりの抵抗

※13:その当時、我が家の父は副業で日勤のアルバイト医師もしていたのでそういう発想に至ったのだが、若い頃はアルバイト医師として当直ばっかりしていた為、余計家に帰って来れなかったそうである。そりゃ人が居ない時間を埋める為のアルバイトであるんだから当然である

※14:地雷を踏んだ

終始大半を黙っている父親と、それを取り巻く家族の話

さて、以上の話は全て母親が話をした。

父親はずーっと『そうだぞ』とか『お母さんの言う通りだ』とか、合いの手しか入れなかった。

口下手、というのもあるが、彼は『父親ではない』というのが大きな理由である

一行で起こったこ矛盾であるが、彼は『生物学上における父親であるが『家族構築関係上における父親』でない、という人なのである

私が幼い頃、まだ医局という所は随分と力があり、若手医師の勤務先は医局の鶴の一存で決まる様なレベルであった。ペーペー医師である父は一週間の大半は家にいなかったし、弟は帰ってきた父親父親だと理解出来ず、抱かれた瞬間火の点いた様に泣いた、という古典的エピソードである程、家に帰ってこなかった。

ペーペーを脱しても主流医師でない(※15)父は、時には単身赴任も交えながら、随分と家から遠いあちらこちらの病院転々としていた。

結局、父親我が家根城に出来る様になる頃(※16)には子供達は反抗期を迎え、ちっとも父親として接していなかった父親は、子供とどんな話をして良いのか分からない、という状態に陥っていた、そんな時期がこの事件の頃合いである。

所謂、『仕事人間家族と関わって来なかったお父さんが定年を迎え、家族との接し方が分からない』という状態になっていた為、結果娘に何と言えば良いのか分からなかった、というやつである

彼がそうなった原因の一つに『田舎医者が少ない』という点がある。

圧倒的に『全体数が足りて無い』が故に、『一人当たりの当直数が多く』なり、またそういう人数が少ない病院ばかり転々としていた(※17)のも相まって、父親はいだって住まい病院です』みたいな生活を送っていた(※18)。

たまに家に帰って来て『今日はお父さんが帰ってきたから、家族四人で外食に行こう!』となっても、たった二時間もしない食事最後に彼のポケベル(※19)がけたたましく鳴り、家族団らんが解散になった事は数えきれない程あった(※20)。

当然、盆暮れ正月関係無く、少なくとも我が家帰省冠婚葬祭も含め父親を交えて一泊二日以上の旅行に行った事が無い(※21)。

そういう訳で、我が家は常に『母子家庭』と同等であった。何せ基本的家族行事に、父親はいだって居ないのである入学式卒業式も発表会も、父親がいた記憶が無い。

幸いにして母親専業主婦ではあったが、代わりに田舎ならではの『旦那(=増田父親実家の面倒』を見るという仕事はあり、最近流行り(?)のワンオペを当時より当然の如く強いられてきた。

別段その事については特に思う事は無かったそう(※22)だが、そういう母を間近に見ていながら『私の仕事の穴を他の人が埋めてくれれば良くない~?』みたいなニュアンス発言を娘が行った(※23)のは、流石に看過出来なかったらしい。

という事で、此処からは若干説経と、あと当初の想定通り偏差値について幾ばくかの説経が入ったので、ここで一端幕を降ろす。

※15:と父親本人が言っていた。本当の所は知らない

※16:医局の力が弱くなってきた事と、勤務先について本人の希望を汲んで貰える程度には中流層に入った頃合い

17:「していた」のか「させられていた」のかは、今はもう分からない

※18:一度だけ父がインフルエンザに罹った時に、『入院していい?』と聞いたら、師長さんに『(いつも病院生活してるんだから、)病気先生の面倒まで見たくありません』と断られ、そのまま家にいた母親に迎えの要請電話が来た(実話)

※19:少なくとも、私が小学校を上がる頃まではポケベルが主流であった

20とある店に行くと、なぜか謀った様に毎回毎回鳴るので、仕舞いには弟と『今日ポケベルが鳴るか鳴らないか』という賭け事(掛け金:翌日のオヤツ)をやっていた(※現金の絡む賭博行為違法です)

※21:いわんや海外旅行をや

※22:父と結婚するにあたり、ワンオペ育児を行う事になると重々言い含められ、了承の上の結婚だった、と後に語る

23自分の穴埋めをしてくれる人(=他の医師)を全力でバックアップする人間(=その医師家族)に対して軽視し過ぎであり、礼を失した態度である、というお怒り

後日談

その後、別日ではあったが、もう一度話をされた。

その時に言われたのは、

増田が本当に医者になりたくて且つ子供も欲しいなら、孫(=増田の子供(※24))が一人で留守番が出来る年齢になるまでは私がフォローする。私の体力が追いつかなくなったらシッター代も出す。だからそれも踏まえた上で、自分が『医者』になりたいのか、『母親』になりたいのか考えろ

・ただし、その場合増田就職は(地元)県一択になるだろうから、そこを前提に考えろ

田舎から出ていきたいと思うなら、専業主夫になってくれる男性結婚か、或いは子供を持たない夫婦二人暮らし選択する事になるが、家事労働を金で買うかのどれかだが、そういう考えに賛同してくれる相手は数が少ないと心得よ

医者になる幸せと、(増田)の人生幸せ(※25)と、よく考えてから志望校は決めなさい

そういう話をされ、『そこまでして医者になりたいか?』と考えた結果、以降増田志望校から医学部名前を書かなくなった。

24:結果として、母親の想定年齢を超えても増田は一人身だし当然の様に孫も産んで無い為、このくだりを書きながら無駄な気苦労をさせてすまない…、という気持ちで一杯である

※25:生活力の無さを見抜かれた上での発言であり、別に子供を産むことを推奨はしていない。30歳を超えたある日、電話口で母に『孫いなくてごめん』と謝ったら『子供なんて、居たら居た形の幸せがあるし、居なきゃ居ない形の幸せがあるんだから比較も出来ないし、(母)に謝る事ではない』と叱られた。本当にすみません

第一声について

此処まで書いてこんな事を言っても信じて貰えないだろうが、別段増田は『女性医者になるな』と主張したい訳ではない。

ただ、医者になりたいのであれば『自分が誰に投資をされたのか』という事を忘れないで欲しいし、その投資に対して最低限ペイをする気が最初から無いならば、その道は他に譲ってくれないだろうか。(或いは、現場医師ではなく、研究職といったルート選択するとか、兎角ペイを出来る道筋を立てて欲しい)

そして、医者の総数が少ない以上、途中で辞めてしまう優秀な医師よりも定年まで働いてくれる平々凡々な医師の方が有難い、と思う程に、医師の少ない地域があるのだ、という事実に少しで良いから目を向けて欲しい。

産休・育休をしても尚女性医師が長く働ける職場を、と言うならば、お互い様精神で、男性医師だって同じ様に休ませて欲しい。女性医師休みは認めろと声高に叫ぶならば、同じ様に男性医師にも同じ期間だけ育休を取得する権利を声高に叫んでくれ。

女性妊娠出産するから優遇されて当然でしょ!』ではなく、女性であろうが男性であろうが同じ様に当直を行い同じ様に休みを取り同じ様に昇給して同じ様に家族との時間を持てる様にと主張して欲しいだけである

が、現状、当然比較論ではあるが妊娠出産を機に投資に見合ったペイもせぬまま医者を辞める女性は多く、その穴埋めを男性医師が当然の如く行っている以上、男性下駄を履かせたり、女性を少なく取ったりしたって『当然だよなぁ』と思うのである

少なくとも、医者になりたいし母親にもなりたいの!と思うならば、実家フォローパートナーフォロー(※26)/民間(例:シッター)のフォローなど、両立出来るだけの道筋を立てられるかどうかを、一度考えてみて欲しい。

※26:我が家場合は『奥さんに丸投げ=パートナーフォロー』なので、真面目に女医を成立させるならで自分の代わりに家庭を全て回してくれる人を探す案をおすすめしたいし、現状それで男性医師の家庭は回っているのだから女性医師が真似ても上手く回る例なのでは?と本気で思っている

当該の迫害されている女性医者(或いは医学部志願女性)では無くて、けれど『女性差別だ!』と怒れる方へ

まずは一人一人が己の健康を顧みて、医師負担を減らす事で、医師仕事量の総数が減り、結果男女共に産休・育休を取りやすくする事を目指しませんか?

具体的には

・無茶なアルコール飲酒をしない(急性アル中患者を減らす)

・無茶な運転をしない(交通事故患者を減らす)

・日々歩く、と言った最低限の健康管理を行う(成人病リスクを下げる)

・(今のシーズンだと)熱中症予防をきちんと行う(急患の数も減らし、重篤熱中症患者を出さない)

予防接種を受ける(風疹騒ぎ、よもやお忘れではあるまいな…?)(※27)

健康診断を受ける(数年に一度脳ドッグオプションを付けたり、市町村区フォローしてくれるガン検診を受けたり、早期発見早期治療を目指す)

みたいな。

少なくとも、そういうフォローの仕方もあると思うので、ご一考頂ければ幸いです(※28)。

※27:予防接種については、医学的に受ける事も出来ない人(例:妊婦風疹ワクチン)もいるのだから、少なくとも飛沫感染・蚊を媒体にした血液感染系の予防接種医学的に問題が無いなら受けて欲しい。接触型感染である子宮頸がん、みたいな類のワクチン医師家族相談の上自己判断で良いと思うけど、少なくとも不可抗力他人うつしてしま可能性があるならば、皆で予防する、というのは基本的な事ではないか

28:これ、医者に限らず例えばサービス業に対しても同じだと思うのですが。と申し添えておく。お金も払わずサービスだけを求めるのを止めて、サービスに見合った対価を払うか、或いは対価を払いたくないのであればサービス求めないとか。まずは等価交換が基本でしょう?

おわりに

この間、実家に帰ったら父親にぼそりと『(増田)を医学部にやれば良かった』とか言われた。

オメェ、あの時散々反対したじゃねーかよ。と殴ろうかと思ったけどやめた。

属性医者』をようやく辞める事が出来た彼は、ようやく『属性父親』の練習を始めたばかりであり、目下家族との対話練習中なのであり、まだまだ足りない日本語(※29)をフォローし、行間を読む日々は続きそうである

※29:我が父は日本語も下手だし自力で読解出来ない文字を書く為、転々

2018-07-31

anond:20180731171623

議員としての資質なんて高尚な話じゃないよ。

人として議論をする最低条件の話。

2018-07-23

オカマキャラって便利だよね

マツコ・デラックスとかみてて思う。

オカマ発言ってだけで、なにか含蓄があるように受け取って、納得しちゃう奴が多いもん

世の女性に対して苦言を呈するようなことを、男が言ったら女性たちは怒る。でもオカマが言えば「確かに~」みたいな感じになる。

マツコはこれを上手く利用して今の地位を築いた。


オカマって教祖に向いてる資質だと思う。日本ではね。

2018-07-19

その人の発想力が

その人の限界

あこがれて美しく装っても

本質までは変わらない。

持って生まれ資質

名前意味

2018-07-18

家事は余裕。主婦ヌルゲー。

よく主婦主夫家事子育てが大変だとか、時給に換算すると、なんて話題が挙がる。けど、それがどうしても理解できない。

人それぞれ性質が異なるから「人による」と言われればそれで終わりだけれども。

私は新卒入社した会社に9年ほど勤めて、知人に声をかけられて転職して、そこで3年働いた。

その後いろいろと経緯があって主婦になった。

朝はお弁当と朝食を作り、家族を車で送り届け、洗い物をして、掃除洗濯アイロンがけや買い物を済ませる。夜は夕飯の準備をして家族を迎えに行き、夕飯を済ませたら片付ける。

庭の植物ペットの世話もある。子供ができれば子育てが加わる。意外と雑多な用事が生まれ時間を取られることが多い。特に子育てが加わると。

こうした一連の家事をしていて、経験して思うのは、とにかく働くことに比べると天と地ほど差があって、とにかく楽だということ。

子育ては常に流動的で、柔軟な対応が求められるので少し気疲れする。何か他のことをしていてもほっぽっていかないといけない。夜中も気が抜けない。

でも仕事に比べたら本当に楽だ。

子育てに関しては子供好き(ただかわいがるだけじゃなくて、実際に経験しないとわからない大変な世話を含めて)かどうかで大きく分かれると思う。本当なら子供好き以外は子供を持つと消耗するから持たない方がいいんだと思う。

主婦としての時間はどれくらいかかっているかと言われると難しい。

なぜなら項目としてあげられないような細かい作業も多いし、待ち時間も生まれしまうから。ただ朝は6時ころから、夜は24時ころまで何かしら手がかかる。子供が小さい時は夜中も。

それでも仕事に比べたらとにかく楽で、相手には申し訳ない気持ちが常にどこかにあった気がする。

仕事との一番の違いは、子供の世話も含めて基本的には自分ですべて時間タスクコントロールして効率的に進められる点。

そして、何よりプレッシャーがない点が大きい。

元いた職場は、ホワイト企業だったと思う。

外資系で、オフィス設備もきれいで最新だった。休みは前日でも当日でもいつでも好きにとれたし、私服OK。自宅勤務OKフレックスタイム制はいわゆるコアタイムもなく、個人裁量でいつどのようにとってもOKだった。

ただ仕事をしていると、とにかく失敗=会社顧客の損失であり、少なくとも表立ってはわからないできないが許されない。周りには基本的に敵(利害関係者)しかいない。

1つ1つの案件お金を出す顧客からすると重大事で、仕事が始まる前と終わった後にしか和やかな雰囲気は生まれない。

職種にもよるだろうが、少なくとも管理職になればこのような苦労が大なり小なりあると思う。

おそらく労働時間でいえば、主婦の方が長いとは思う。

でも、利害関係者に振り回されずに自分ですべてコントロール出来て、強いプレッシャーがない家事は、例え家事子育てでろくに睡眠時間がとれなくても、私にとっては楽で楽で仕方がなかった。たまに面倒くさくはなるけれど。

ある程度こなれてきて、空き時間を好きに使えるようになるとなおさら楽になった。

子供も二人目が中学生になって手がかからなくなってきた。

会社員として社会復帰しようかとも思ったけど、家族相談して自宅で事業を始めてみることにした。

まだ今後も家事はすべてやっていくけれど、振り返ってみても、仕事よりはらくちんだなぁという感想しかかばない。大変なことも楽しいこともあったけど、圧倒的に楽しかたことの方が多い。

から、なんで家事がつらいとか、家事いかに大変かをアピールしたがる人がいるか理解ができない。

よっぽど不器用なのか、生まれ持った資質として家事子育てに適性がないだけなんだろうか?それなら理解できる。

あるいは自分がしていることが大変だと周りに認められることで満足感を得ることが目的だろうか?それも理解できる。

でもそれだけでは済まないほどに、こうした意見を目にする機会が多い。

その一方で、ガーデニング手芸習い事カフェ巡り、お菓子作りなどの趣味を楽しむ余裕のある主婦も多い。

単純に辛そうにしている人は家事適性が低くて、そうじゃない人は家事適性が高かったっていうだけなのかな?

anond:20180718004457

個人資質は置いておいてワクチン自体なんでぐちゃぐちゃ言われてんのかさっぱり

2018-07-10

点滴異物混入事件で思い出したこと

かなり個人的感想だけど、患者不審死事件を初めてニュースで見た時から犯人はその病院勤務看護師しかいないだろと思っていた。

数年前、たまたまあの病棟みたいな終末期医療患者さんばっかりのところに一ヶ月ほど入院してた事がある。そこは救急も受け入れていたので突然の大怪我で運ばれてそのまま入院になったんだけど、退院する前に耐えられなくなって転院した。

とにかく病棟雰囲気殺伐としていた。看護師ヘルパーが無愛想なだけならまだいい。

仕事殆どが寝たきりのお年寄りの世話のせいかスケジュール通りの仕事以外は面倒って感じを隠そうともしない。何か頼みたくてナースコールしてもまともに来てくれた記憶がない。日々の処置も乱雑でモラハラに近いものがあった。看護師全員がそうじゃないにしても誰かに何か頼むのがすっかり嫌になってしまった。

病院じたいもあまり良くなかった。病室は狭く設備も古くて食事の内容もいくら病院食といってもこれはないわと思うぐらいの粗食。担当医師暴言多いし勤務時間の合間に病院の裏口で医師同士が喋りながらタバコ吸ってる(家族が何度か見たらしい)。

でも何より毎日世話になる看護師たちのやる気のなさが一番きつかった。看護師同士の仲もあまりよくないのか、引き継ぎの連絡もうまくいってなかった。

こっちは思うように体動かせないし立場が弱いか我慢してたけど、最後はもうこれ以上は無理ってなって泣きながら訴えたら旦那理解してくれた。

転院先のごく普通の小さな総合病院天国に感じた。

私のはやや極端な例かもしれないけど、事件看護師本人の資質に加え、その病院全体の雰囲気経営方針とかも関係あるだろと思う。自分の勤務時間中に亡くなると説明が面倒とか言ってたらしいし。

あの時大勢入院してた終末期の患者さんたちのご家族はどう感じてたかはわからない。寝たきりの祖父母や親を預けるだけなら問題は感じてなかったかもしれない。でも入院してた患者立場からするとただでさえ憂鬱入院が更に憂鬱になるような、かなり殺伐とした場所だった。今回の看護師逮捕ニュースを見て久しぶりにまたそのことを思い出した。

2018-07-06

例の痴漢の話見てて思ったんだけど、周りの人への依頼内容って「痴漢された人を助ける」じゃなくて「犯人を捕まえる」なんですよね。

文を読んでいくと、ことが終わった後で筆者の頭の中で前者にすり替わってしまったようなんだけど、前者と後者では心理的ハードルが段違いじゃないかな。

あと、痴漢された人を助ける社会にしたいっていうのに、助けなかった個人糾弾に関心が向いてるのがつらいな。個人資質よりも、助けることがどれだけ肯定されているか(間違いが起きることも含めて)っていう、環境大事だと思うんですよ

2018-07-02

マクロ経済学世界観一種の救いだった

マクロ経済視点を欠いた人間は、全てを個人努力とか資質還元して物を考えしま

せいぜい、いい家に生まれたとか、いい友達に恵まれたとか、考慮してくれる外部要因といえばそれぐらいだろう

から、そうした人間人生設計に失敗した人間に対して厳しい

全部あなた自己責任努力が足りなかった所為でしょうと思われてしま

しかし、人生には本人の努力など関係なく周りの外部要因で決まってしまう部分がかなり大きい

同じ能力を持っていても、世の中が好況か不況かでどんな人生を歩むかは大きく左右される

これは一種の救いとも言える世界観だった

全てが自分責任ではないのなら、自分のクソみたいな人生も運が悪かったんだな。とちょっと気が楽になる。

時間をかけて努力するより

元々の資質や才能でいきなり無双する物語のほうが好まれるようになったのはいからだろう?やっぱりジャンプ漫画功罪が大きいのかな?

乃木坂46で、5年間ずーっと選抜に選ばれず不遇だった子が、次のシングル選抜入りすることが発表された。アニメ好きやラノベ好きには受けないのかもしれないけど、せめてドルヲタくらいはこういう物語を愛したいと思う。おめでとう、絢音ちゃん

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